JP6823092B2 - 携帯電子機器、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

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本出願は、電子機器に関する。
従来、所定のタイミングで自機または他機への報知を行う電子機器がある。
特開2013−239853号公報
従来、電子機器には改善の余地がある。
1つの態様に係る携帯電子機器は、コントローラを備える。コントローラは、モーションセンサの測定値に基づいて、自機のユーザが停止状態であると判定した場合には、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であるかを判定するための測定値の監視を開始する。コントローラは、監視中の測定値が所定の閾値を超える場合には、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定する。
1つの態様に係る制御方法は、携帯電子機器に実行させる制御方法である。制御方法は、モーションセンサの測定値に基づいて、自機のユーザが停止状態であると判定した場合には、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であるかを判定するための測定値の監視を開始するステップを含む。制御方法は、監視中の測定値が所定の閾値を超える場合には、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定するステップを含む。
1つの態様に係る制御プログラムは、携帯電子機器に、モーションセンサの測定値に基づいて、自機のユーザが停止状態であると判定した場合には、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であるかを判定するための測定値の監視を開始するステップを実行させる。制御プログラムは、携帯電子機器に、監視中の測定値が所定の閾値を超える場合には、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定するステップを実行させる。
1つの態様に係る路側機は、上記の携帯電子機器と通信する路側機である。

図1は、実施形態に係るスマートフォンの機能構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係るスマートフォンにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図3は、実施形態に係るスマートフォンにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図4は、他の実施形態に係るスマートフォンの機能構成の一例を示すブロック図である。 図5は、他の実施形態に係るスマートフォンにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図6は、他の実施形態に係るスマートフォンにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図7は、他の実施形態に係るスマートフォンにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図8は、他の実施形態に係るスマートフォンにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図9は、他の実施形態に係るスマートフォンの機能構成の一例を示すブロック図である。 図10は、他の実施形態に係るスマートフォンにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図11は、他の実施形態に係るスマートフォンにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本出願に係る電子機器、制御方法、及び制御プログラムを実施するための複数の実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
以下では、本出願に係る電子機器の一例として、スマートフォンを取り上げて説明する。携帯電子機器は、ユーザが携行可能であって、加速度及び気圧の測定機能を備える電子機器であれば、スマートフォン以外の機器であってもよく、例えば、モバイルフォン、タブレット、携帯型パソコン、デジタルカメラ、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、歩数計、活動量計、ヘッドマウントディスプレイ、補聴器、イヤホン、又はゲーム機等の機器であってよい。
図1は、実施形態に係るスマートフォン1の機能構成の一例を示すブロック図である。以下の説明において、同様の構成要素について同一の符号を付すことがある。以下の説明において、重複する説明は省略することがある。以下の説明において、スマートフォン1を「自機」と表記する場合がある。
図1に示すように、スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、レシーバ7と、マイク8と、ストレージ9と、コントローラ10と、スピーカ11と、カメラ12と、カメラ13と、コネクタ14と、加速度センサ15と、方位センサ16とを含む。
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2A及びタッチスクリーン2Bは、例えば、重なって位置してよいし、並んで位置してよいし、離れて位置してよい。ディスプレイ2Aとタッチスクリーン2Bとが重なって位置する場合、例えば、ディスプレイ2Aの1ないし複数の辺は、タッチスクリーン2Bのいずれの辺とも沿っていなくてもよい。
ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro−Luminescence Display)、又は無機ELディスプレイ(IELD:Inorganic Electro−Luminescence Display)等の表示デバイスを含む。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、及び図形等のオブジェクトを画面内に表示する。ディスプレイ2Aが表示するオブジェクトを含む画面は、ロック画面と呼ばれる画面、ホーム画面と呼ばれる画面、アプリケーションの実行中に表示されるアプリケーション画面を含む。ホーム画面は、デスクトップ、待受画面、アイドル画面、標準画面、アプリ一覧画面又はランチャー画面と呼ばれることもある。
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーン2Bに対する指、ペン、又はスタイラスペン等の接触又は近接を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、ペン、又はスタイラスペン等がタッチスクリーン2Bに接触又は近接したときのタッチスクリーン2B上の位置を検出することができる。以下の説明において、タッチスクリーン2Bが検出する複数の指、ペン、及びスタイラスペン等がタッチスクリーン2Bに接触又は近接した位置を「検出位置」と表記する。タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーン2Bに対する指の接触又は近接を、検出位置とともにコントローラ10に通知する。タッチスクリーン2Bは、検出位置の通知をもって接触又は近接の検出をコントローラ10に通知してよい。タッチスクリーン2Bが行える動作を、タッチスクリーン2Bを有するタッチスクリーンディスプレイ2は実行できる。言い換えると、タッチスクリーン2Bが行う動作は、タッチスクリーンディスプレイ2が行ってもよい。
コントローラ10は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触又は近接、検出位置、検出位置の変化、接触又は近接が継続した時間、接触又は近接が検出された間隔、及び接触が検出された回数の少なくとも1つに基づいて、ジェスチャの種別を判別する。コントローラ10が行える動作を、コントローラ10を有するスマートフォン1は実行できる。言い換えると、コントローラ10が行う動作は、スマートフォン1が行ってもよい。ジェスチャは、指を用いて、タッチスクリーン2Bに対して行われる操作である。タッチスクリーン2Bに対して行われる操作は、タッチスクリーン2Bを有するタッチスクリーンディスプレイ2に行われてもよい。コントローラ10が、タッチスクリーン2Bを介して判別するジェスチャには、例えば、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、及びピンチアウトが含まれるが、これらに限定されない。
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。
ボタン3は、ユーザからの操作入力を受け付ける。ボタン3の数は、単数であっても、複数であってもよい。ボタン3は、操作ボタンの一例である。
照度センサ4は、照度を検出する。照度は、照度センサ4の測定面の単位面積に入射する光束の値である。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。
近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、磁界の変化又は超音波の反射波の帰還時間の変化等に基づいて物体の存在を検出する。近接センサ5は、例えば、ディスプレイ2Aと顔とが接近したことを検出する。照度センサ4及び近接センサ5は、1つのセンサとして構成されていてもよい。照度センサ4は、近接センサとして用いられてもよい。
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によってサポートされる無線通信規格には、例えば、2G、3G、4G、5G等のセルラーフォンの通信規格と、近距離無線の通信規格とが含まれる。セルラーフォンの通信規格としては、例えば、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、WiMAX(登録商標)(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、CDMA2000、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。近距離無線の通信規格としては、例えば、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)、WPAN(Wireless Personal Area Network)等が含まれる。WPANの通信規格には、例えば、ZigBee(登録商標)が含まれる。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。実施形態の1つの例において、通信ユニット6は、交差点付近に設置される路側機との通信を可能とするための複数の通信規格をさらにサポートする。実施形態の1つの例において、通信ユニット6は、交差点を含む所定の通信エリア内にある機器が受信可能な電波を発信する路側機から発信された電波を受信できる。
レシーバ7は、コントローラ10から送出される音信号を音として出力する。レシーバ7は、例えば、スマートフォン1にて再生される動画の音、音楽の音、及び通話時の相手の声を出力することができる。マイク8は、入力されるユーザの声等を音信号へ変換してコントローラ10へ送信する。
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。ストレージ9は、コントローラ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域として利用されてもよい。ストレージ9は、半導体記憶媒体、及び磁気記憶媒体等の任意の非一過的(non−transitory)な記憶媒体を含んでよい。ストレージ9は、複数の種類の記憶媒体を含んでよい。ストレージ9は、メモリカード、光ディスク、又は光磁気ディスク等の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。ストレージ9は、RAM(Random Access Memory)等の一時的な記憶領域として利用される記憶デバイスを含んでよい。
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する支援プログラム(図示略)とが含まれる。アプリケーションは、例えば、フォアグランドで実行される場合、当該アプリケーションに係る画面を、ディスプレイ2Aに表示する。支援プログラムには、例えば、OSが含まれる。プログラムは、通信ユニット6による無線通信又は非一過的な記憶媒体を介してストレージ9にインストールされてもよい。
ストレージ9は、制御プログラム9A、加速度データ9B、移動判定データ9C、閾値データ9D、及び設定データ9Zなどを記憶できる。制御プログラム9Aは、各種機能を提供するに際し、各種アプリケーションと連携できる。制御プログラム9Aは、通信ユニット6を介してクラウドストレージと連携し、当該クラウドストレージが記憶するファイル及びデータにアクセスしてもよい。クラウドストレージは、ストレージ9に記憶されるプログラム及びデータの一部又は全部を記憶してもよい。
制御プログラム9Aは、スマートフォン1の動作に関する機能を提供できる。実施形態の1つの例において、制御プログラム9Aは、次の各機能を提供できる。
制御プログラム9Aは、加速度センサ15の検出結果である加速度に基づいて、自機のユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であるかを判定する機能を提供できる。具体的には、制御プログラム9Aは、加速度センサ15の検出結果である加速度の方向及び大きさに基づいて、自機に作用する振動及び動きを測定できる。制御プログラム9Aは、測定した振動及び動きの測定結果を、移動判定データ9Dに照らし合わせて、自機のユーザが歩行状態であるかを判定できる。制御プログラム9Aは、ユーザが歩行状態であると判定した場合には、加速度の監視を開始できる。制御プログラム9Aは、監視中の加速度が閾値データ9Dに含まれる所定の閾値を超える場合には、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定できる。制御プログラム9Aは、所定の閾値として、例えば、ユーザの歩行中の平均加速度を利用できる。この場合、制御プログラム9Aは、監視中の加速度がユーザの歩行中の平均加速度を超える場合に、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定できる。制御プログラム9Aにより提供される機能によって、監視中の加速度がユーザの歩行中の平均加速度を超えるかを判定することにより、例えば、ユーザが、突然走り出す行動を捉えることができる。
あるいは、制御プログラム9Aは、自機に作用する振動及び動きの測定結果を、移動判定データ9Dに照らし合わせて、自機のユーザが停止状態であるかを判定することもできる。制御プログラム9Aは、ユーザが停止状態であると判定した場合には、加速度の監視を開始できる。さらに、ユーザが歩行状態であると判定した場合と同様に、制御プログラム9Aは、監視中の加速度が閾値データ9Dに含まれる所定の閾値を超える場合には、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定できる。
制御プログラム9Aは、自機のユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定した場合には、ユーザに対する注意喚起の報知を実行する機能を提供できる。
制御プログラム9Aは、加速度センサ15の代替として、あるいは補助として、方位センサ16、マイク8、カメラ12、カメラ13、あるいはGPS受信機(図示略)などのうち少なくとも一つを用いて、自機のユーザが歩行状態であるか、もしくは停止状態であるかを判定することもできる。
加速度データ9Bは、加速度センサ15により取得された加速度の値を含む。加速度データ9Cは、加速度センサ15により取得された加速度の方向及び大きさを含む。加速度データ9Cは、加速度センサ15により測定された全ての測定結果を含んでよい。
移動判定データ9Cは、例えば、スマートフォン1のユーザの移動状態を判定する際に利用される判定条件の情報を含む。判定条件の情報は、自機に作用する加速度の方向及び大きさ、加速度の方向及び大きさの時系列変化で構成される加速度パターン、又はX軸、Y軸およびZ軸の3軸の加速度を合成した合成ベクトルを含んでよい。判定条件の情報は、少なくとも、加速度センサ15の検出結果から、ユーザが歩行状態であるか、もしくは停止状態であるかを判定するための情報を含む。
閾値データ9Dは、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であるか判定するための所定の閾値の情報を含む。閾値データ9Dは、所定の閾値の情報として、例えば、予め測定された自機のユーザの歩行中の平均加速度の情報を含む。
設定データ9Zは、スマートフォン1の動作に関する各種設定の情報を含む。実施形態において、設定データ9Zは、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定したときに実施される注意喚起の報知態様に関する情報を含む。報知態様は、音、画像、光、振動などの少なくとも1つを用いたパターンを含んでよい。
コントローラ10は、演算処理装置を含む。演算処理装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、SoC(System−on−a−Chip)、MCU(Micro Control Unit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、およびコプロセッサを含むが、これらに限定されない。コントローラ10は、スマートフォン1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。コントローラ10は、制御部の一例である。
具体的には、コントローラ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行する。そして、コントローラ10は、データ及び命令に応じて機能部を制御し、それによって各種機能を実現する。機能部は、例えば、ディスプレイ2A、通信ユニット6、マイク8、及びスピーカ11を含むが、これらに限定されない。コントローラ10は、検出部の検出結果に応じて、制御を変更することがある。検出部は、例えば、タッチスクリーン2B、ボタン3、照度センサ4、近接センサ5、マイク8、カメラ12、カメラ13、加速度センサ15、及び方位センサ16を含むが、これらに限定されない。
コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、加速度センサ15の検出結果である加速度に基づいて、自機のユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であるかを判定する処理を実現できる。具体的には、コントローラ10は、加速度センサ15の検出結果である加速度の方向及び大きさに基づいて、自機に作用する振動及び動きを測定できる。コントローラ10は、測定した振動及び動きの測定結果を、移動判定データ9Dに照らし合わせて、自機のユーザが歩行状態であるかを判定できる。コントローラ10は、ユーザが歩行状態であると判定した場合には、加速度の監視を開始できる。コントローラ10は、監視中の加速度が閾値データ9Dに含まれる所定の閾値を超える場合には、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定できる。コントローラ10は、例えば、監視中の加速度がユーザの歩行中の平均加速度を超える場合に、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定できる。
あるいは、コントローラ10は、自機に作用する振動及び動きの測定結果を、移動判定データ9Dに照らし合わせて、自機のユーザが停止状態であるかを判定することもできる。この場合、コントローラ10は、ユーザが停止状態であると判定した場合には、加速度の監視を開始できる。さらに、ユーザが歩行状態であると判定した場合と同様に、コントローラ10は、監視中の加速度が閾値データ9Dに含まれる所定の閾値を超える場合には、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定できる。
コントローラ10は、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定した場合には、ユーザに対する注意喚起の報知を実行できる。
スピーカ11は、コントローラ10から送出される音信号を音として出力する。スピーカ11は、例えば、着信音及び音楽を出力するために用いられる。レシーバ7及びスピーカ11の一方が、他方の機能を兼ねてもよい。
カメラ12及びカメラ13は、撮影した画像を電気信号へ変換する。カメラ12は、ディスプレイ2Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ13は、ディスプレイ2Aの反対側の面に面している物体を撮影するアウトカメラである。カメラ12及びカメラ13は、インカメラ及びアウトカメラを切り換えて利用可能なカメラユニットとして、機能的及び物理的に統合された状態でスマートフォン1に実装されてもよい。
コネクタ14は、他の装置が接続される端子である。コネクタ14は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)、ライトピーク(サンダーボルト(登録商標))、イヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子であってもよい。コネクタ14は、Dockコネクタのような専用の端子でもよい。コネクタ14に接続される装置は、例えば、外部ストレージ、スピーカ、及び通信装置を含むが、これらに限定されない。
加速度センサ15は、スマートフォン1に作用する加速度の方向及び大きさを測定できる。加速度センサ15は、加速度センサの一例である。方位センサ16は、例えば、地磁気の向きを検出し、地磁気の向きに基づいて、スマートフォン1の向き(方位)を測定できる。
スマートフォン1は、上記の各機能部の他、GPS受信機、及びバイブレータを備えてもよい。GPS受信機は、GPS衛星からの所定の周波数帯の電波信号を受信する。GPS受信機は、受信した電波信号の復調処理を行って、処理後の信号をコントローラ10に送出する。GPS受信機は、スマートフォン1の現在位置の演算処理をサポートする。スマートフォン1は、GPS衛星以外の測位用人工衛星の信号を受信可能な受信機を備え、現在位置の演算処理を実行してもよい。バイブレータは、スマートフォン1の一部又は全体を振動させる。バイブレータは、振動を発生させるために、例えば、圧電素子、又は偏心モータなどを有する。スマートフォン1は、バッテリなど、スマートフォン1の機能を維持するために当然に用いられる機能部、及びスマートフォン1の制御を実現するために当然に用いられる制御部を実装する。なお、スマートフォン1は、自機の現在位置を測位するために、GPS衛星以外の測位用人工衛星からの電波信号の受信機を実装してもよい。GPS衛星以外の測位用人工衛星は、例えば、GLONASS(Global Navigation Satellite System)の人工衛星、IRNSS(Indian Regional Navigational Satellite System)の人工衛星、COMPASSの人工衛星、GALILEOの人工衛星、等を含む。
図2及び図3を参照しつつ、実施形態に係るスマートフォン1により実行される処理の流れを説明する。図2及び図3は、実施形態に係るスマートフォンにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。図2及び図3に示す処理は、コントローラ10が、ストレージ9に記憶されている制御プログラム9Aを実行することにより実現される。
図2を用いて、スマートフォン1が、ユーザが歩行状態である場合に自機に作用する加速度の監視を開始し、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えるかを判定することにより、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高いかを判定する例を説明する。
図2に示すように、コントローラ10は、加速度センサ15の検出結果を取得する(ステップS101)。
続いて、コントローラ10は、加速度センサ15の検出結果に基づいて、スマートフォン1のユーザが歩行状態であるかを判定する(ステップS102)。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザが歩行状態である場合(ステップS102,Yes)、加速度センサ15の検出結果である加速度の監視を開始する(ステップS103)。
続いて、コントローラ10は、監視中の加速度が、自機のユーザの歩行中の平均加速度を超えているかを判定する(ステップS104)。
コントローラ10は、判定の結果、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えている場合(ステップS104,Yes)、自機のユーザに対して注意喚起の報知を実行する(ステップS105)。
続いて、コントローラ10は、処理を継続するかを判定する(ステップS106)。
コントローラ10は、判定の結果、処理を継続する場合(ステップS106,Yes)、上記ステップS101の処理手順に戻る。これとは反対に、コントローラ10は、判定の結果、処理を継続しない場合(ステップS106,No)、図2に示す処理を終了する。
上記ステップS104において、コントローラ10は、判定の結果、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えていない場合(ステップS104,No)、上記ステップS106の判定に移る。
上記ステップS102において、コントローラ10は、判定の結果、ユーザが歩行状態ではない場合(ステップS102,No)、上記ステップS106の判定に移る。
図3を用いて、スマートフォン1が、ユーザが停止状態である場合に自機に作用する加速度の監視を開始し、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えるかを判定することにより、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高いかを判定する例を説明する。
図3に示すように、コントローラ10は、加速度センサ15の検出結果を取得する(ステップS201)。
続いて、コントローラ10は、加速度センサ15の検出結果に基づいて、スマートフォン1のユーザが停止状態であるかを判定する(ステップS202)。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザが停止状態である場合(ステップS202,Yes)、加速度センサ15の検出結果である加速度の監視を開始する(ステップS203)。
続いて、コントローラ10は、監視中の加速度が、自機のユーザの歩行中の平均加速度を超えているかを判定する(ステップS204)。
コントローラ10は、判定の結果、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えている場合(ステップS204,Yes)、自機のユーザに対して注意喚起の報知を実行する(ステップS205)。
続いて、コントローラ10は、処理を継続するかを判定する(ステップS206)。
コントローラ10は、判定の結果、処理を継続する場合(ステップS206,Yes)、上記ステップS201の処理手順に戻る。これとは反対に、コントローラ10は、判定の結果、処理を継続しない場合(ステップS206,No)、図3に示す処理を終了する。
上記ステップS204において、コントローラ10は、判定の結果、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えていない場合(ステップS204,No)、上記ステップS206の判定に移る。
上記ステップS202において、コントローラ10は、判定の結果、ユーザが歩行状態ではない場合(ステップS202,No)、上記ステップS206の判定に移る。
上記の実施形態では、スマートフォン1は、ユーザが歩行状態、あるいは停止状態にあるときに自機の加速度の監視を開始し、監視中の加速度が自機のユーザの歩行中の平均加速度を超えることを契機として、ユーザに対して注意喚起の報知を行う。このため、上記の実施形態によれば、突然走り出すユーザの急な行動を、交通事故を誘発する蓋然性の高い行動として捉えて、注意喚起の報知を行うことができ、電子機器により行われていた報知を改善できる。
上記の実施形態において、スマートフォン1は、例えば、ユーザの現在地又は現在時刻が所定の条件を満足する場合に、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高いかを判定する処理を実行してもよい。この場合の実施形態について、以下に説明する。
図4は、他の実施形態に係るスマートフォン1の機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示すスマートフォン1の機能構成は、以下に説明する点が図1に示すスマートフォン1の機能構成とは異なる。
ストレージ9は、判定実行条件データ9Eをさらに記憶する。判定実行条件データ9Eは、自機のユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であるかの判定を実行するための判定実行条件が記録されたデータに該当する。判定実行条件データ9Eは、交通量が閾値を超える領域の情報、及びユーザの登下校の時間帯の情報を含む。
制御プログラム9Aは、自機のユーザの現在地及び現在時刻の少なくとも一方が判定実行条件を満足することを条件に、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であるかを判定する機能を提供できる。具体的には、制御プログラム9Aは、GPS受信機(図示せず)から取得する信号、若しくは通信ユニット6を介して取得する無線基地局の情報に基づいてユーザの現在地を特定できる。制御プログラム9Aは、内部クロック(図示せず)から現在時刻を特定できる。制御プログラム9Aは、ユーザの現在地を特定すると、特定したユーザの現在地が判定実行条件を満足するか、すなわち、交通量が閾値を超える領域内に位置するかを判定できる。制御プログラム9Aは、現在時刻を特定すると、特定した現在時刻が判定実行条件を満足するか、すなわち、ユーザの登下校の時間帯に含まれるかを判定できる。制御プログラム9Aは、特定した現在地及び現在時刻の少なくとも一方が、判定実行条件を満足する場合には、上記の実施形態と同様の方法により、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であるかを判定できる。
コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、自機のユーザの現在地及び現在時刻の少なくとも一方が判定実行条件を満足することを条件に、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であるかを判定する処理を実現できる。
図5及び図6を参照しつつ、他の実施形態に係るスマートフォン1の処理の流れを説明する。図5及び図6は、他の実施形態に係るスマートフォンにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5及び図6に示す処理は、コントローラ10が、ストレージ9に記憶されている制御プログラム9Aを実行することにより実現される。
図5を用いて、ユーザの現在地及び現在時刻の少なくとも一方が判定実行条件を満足することを条件に、加速度を取得してユーザが歩行状態にあるかの判定を行い、ユーザが歩行状態である場合に自機に作用する加速度の監視を開始して、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えるかを判定することにより、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高いかを判定する例を説明する。
図5に示すように、コントローラ10は、ユーザの現在地及び現在時刻の少なくとも一方が判定実行条件を満足するかを判定する(ステップS301)。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザの現在地及び現在時刻の少なくとも一方が判定実行条件を満足する場合(ステップS301,Yes)、加速度センサ15の検出結果を取得する(ステップS302)。
続いて、コントローラ10は、加速度センサ15の検出結果に基づいて、スマートフォン1のユーザが歩行状態であるかを判定する(ステップS303)。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザが歩行状態である場合(ステップS303,Yes)、加速度センサ15の検出結果である加速度の監視を開始する(ステップS304)。
続いて、コントローラ10は、監視中の加速度が、自機のユーザの歩行中の平均加速度を超えているかを判定する(ステップS305)。
コントローラ10は、判定の結果、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えている場合(ステップS305,Yes)、自機のユーザに対して注意喚起の報知を実行する(ステップS306)。
続いて、コントローラ10は、処理を継続するかを判定する(ステップS307)。
コントローラ10は、判定の結果、処理を継続する場合(ステップS307,Yes)、上記ステップS302の処理手順に戻る。これとは反対に、コントローラ10は、判定の結果、処理を継続しない場合(ステップS307,No)、図5に示す処理を終了する。
上記ステップS305において、コントローラ10は、判定の結果、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えていない場合(ステップS305,No)、上記ステップS307の判定に移る。
上記ステップS303において、コントローラ10は、判定の結果、ユーザが歩行状態ではない場合(ステップS303,No)、上記ステップS307の判定に移る。
上記ステップS301において、コントローラ10は、判定の結果、ユーザの現在地及び現在時刻が共に判定実行条件を満足していない場合(ステップS301,No)、上記ステップS307の判定に移る。
図6を用いて、ユーザの現在地及び現在時刻の少なくとも一方が判定実行条件を満足することを条件に、加速度を取得してユーザが停止状態にあるかの判定を行い、ユーザが停止状態である場合に自機に作用する加速度の監視を開始して、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えるかを判定することにより、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高いかを判定する例を説明する。
図6に示すように、コントローラ10は、ユーザの現在地及び現在時刻の少なくとも一方が判定実行条件を満足するかを判定する(ステップS401)。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザの現在地及び現在時刻の少なくとも一方が判定実行条件を満足する場合(ステップS401,Yes)、加速度センサ15の検出結果を取得する(ステップS402)。
続いて、コントローラ10は、加速度センサ15の検出結果に基づいて、スマートフォン1のユーザが停止状態であるかを判定する(ステップS403)。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザが停止状態である場合(ステップS403,Yes)、加速度センサ15の検出結果である加速度の監視を開始する(ステップS404)。
続いて、コントローラ10は、監視中の加速度が、自機のユーザの歩行中の平均加速度を超えているかを判定する(ステップS405)。
コントローラ10は、判定の結果、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えている場合(ステップS405,Yes)、自機のユーザに対して注意喚起の報知を実行する(ステップS406)。
続いて、コントローラ10は、処理を継続するかを判定する(ステップS407)。
コントローラ10は、判定の結果、処理を継続する場合(ステップS407,Yes)、上記ステップS402の処理手順に戻る。これとは反対に、コントローラ10は、判定の結果、処理を継続しない場合(ステップS407,No)、図6に示す処理を終了する。
上記ステップS405において、コントローラ10は、判定の結果、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えていない場合(ステップS405,No)、上記ステップS407の判定に移る。
上記ステップS403において、コントローラ10は、判定の結果、ユーザが停止状態ではない場合(ステップS403,No)、上記ステップS407の判定に移る。
上記ステップS401において、コントローラ10は、判定の結果、ユーザの現在地及び現在時刻が共に判定実行条件を満足していない場合(ステップS401,No)、上記ステップS407の判定に移る。
スマートフォン1は、通信ユニット6を介して、クラウド上の記憶サーバに定期的にアクセスして、最新の判定実行条件に関するデータをダウンロードし、ストレージ9に記憶されている判定実行条件データ9Eが最新の状態に保たれるようにしてもよい。判定実行条件データ9Eは、交通量が閾値を超える領域の情報、及びユーザの登下校の時間帯の情報以外を判定実行条件として含んでもよい。判定実行条件データ9Eは、例えば、交通事故の発生件数が所定の件数を超える地域の情報、排気ガスの濃度が所定の割合を超える地域の情報、車両において急ブレーキ、急ハンドルなどの急な運転操作の実行された回数が所定の閾値を超える地域の情報などを含んでもよい。
上記の実施形態において、スマートフォン1は、外部からの要求に基づいて、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高いかを判定する実行してもよい。この場合の実施形態の一例について、以下に説明する。
制御プログラム9Aは、通信ユニット6を介して、判定実行要求を受信したことを契機として、上記の実施形態と同様の方法により、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高いかを判定できる。判定実行要求は、SMS(Short message Service)、MMS(Multimedia Message Service)、電子メールなどの種々の形式を利用して送受信できる。
コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、通信ユニット6を介して、判定実行要求を受信したことを契機として、上記の実施形態と同様の方法により、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高いかを判定する処理を実現できる。
図7及び図8を参照しつつ、他の実施形態に係るスマートフォン1の処理の流れを説明する。図7及び図8は、他の実施形態に係るスマートフォンにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7及び図8に示す処理は、コントローラ10が、ストレージ9に記憶されている制御プログラム9Aを実行することにより実現される。
図7を用いて、判定実行要求の受信を契機として、ユーザが歩行状態であるかを判定し、ユーザが歩行状態である場合に自機に作用する加速度の監視を開始し、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えるかを判定することにより、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高いかを判定する例を説明する。
図7に示すように、コントローラ10は、判定実行要求を受信したかを判定する(ステップS501)。
コントローラ10は、判定の結果、判定実行要求を受信した場合(ステップS501,Yes)、加速度センサ15の検出結果を取得する(ステップS502)。
続いて、コントローラ10は、加速度センサ15の検出結果に基づいて、スマートフォン1のユーザが歩行状態であるかを判定する(ステップS503)。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザが歩行状態である場合(ステップS503,Yes)、加速度センサ15の検出結果である加速度の監視を開始する(ステップS504)。
続いて、コントローラ10は、監視中の加速度が、自機のユーザの歩行中の平均加速度を超えているかを判定する(ステップS505)。
コントローラ10は、判定の結果、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えている場合(ステップS505,Yes)、自機のユーザに対して注意喚起の報知を実行する(ステップS506)。
続いて、コントローラ10は、処理を継続するかを判定する(ステップS507)。
コントローラ10は、判定の結果、処理を継続する場合(ステップS507,Yes)、上記ステップS502の処理手順に戻る。これとは反対に、コントローラ10は、判定の結果、処理を継続しない場合(ステップS507,No)、図7に示す処理を終了する。
上記ステップS505において、コントローラ10は、判定の結果、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えていない場合(ステップS505,No)、上記ステップS507の判定に移る。
上記ステップS503において、コントローラ10は、判定の結果、ユーザが歩行状態ではない場合(ステップS503,No)、上記ステップS507の判定に移る。
上記ステップS501において、コントローラ10は、判定の結果、判定実行要求を受信していない場合(ステップS501,No)、上記ステップS507の判定に移る。
図8を用いて、判定実行要求の受信を契機として、ユーザが停止状態であるかを判定し、ユーザが停止状態である場合に自機に作用する加速度の監視を開始して、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えるかを判定することにより、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高いかを判定する例を説明する。
図8に示すように、コントローラ10は、判定実行要求を受信したかを判定する(ステップS601)。
コントローラ10は、判定の結果、判定実行要求を受信した場合(ステップS601,Yes)、加速度センサ15の検出結果を取得する(ステップS602)。
続いて、コントローラ10は、加速度センサ15の検出結果に基づいて、スマートフォン1のユーザが停止状態であるかを判定する(ステップS603)。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザが停止状態である場合(ステップS603,Yes)、加速度センサ15の検出結果である加速度の監視を開始する(ステップS604)。
続いて、コントローラ10は、監視中の加速度が、自機のユーザの歩行中の平均加速度を超えているかを判定する(ステップS605)。
コントローラ10は、判定の結果、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えている場合(ステップS605,Yes)、自機のユーザに対して注意喚起の報知を実行する(ステップS606)。
続いて、コントローラ10は、処理を継続するかを判定する(ステップS607)。
コントローラ10は、判定の結果、処理を継続する場合(ステップS607,Yes)、上記ステップS602の処理手順に戻る。これとは反対に、コントローラ10は、判定の結果、処理を継続しない場合(ステップS607,No)、図8に示す処理を終了する。
上記ステップS605において、コントローラ10は、判定の結果、監視中の加速度が歩行中の平均加速度を超えていない場合(ステップS605,No)、上記ステップS607の判定に移る。
上記ステップS603において、コントローラ10は、判定の結果、ユーザが停止状態ではない場合(ステップS603,No)、上記ステップS607の判定に移る。
上記ステップS601において、コントローラ10は、判定の結果、判定実行要求を受信していない場合(ステップS601,No)、上記ステップS607の判定に移る。
スマートフォン1は、特定の機器から判定実行要求を受信した場合にのみ、上記図7及び図8に示す処理を実行してもよい。例えば、スマートフォン1は、特定の機器のメールアドレスを予め登録しておき、電子メールで受信した判定実行要求の送信元メールアドレスが、登録されたメールアドレスと一致する場合に、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高いかを判定する処理を実行してもよい。想定されるケースには、スマートフォン1のユーザが学童であり、特定の機器のユーザが当該学童の親である場合が考えられる。
上記の実施形態では、スマートフォン1が、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高いかを判定する処理に、内部に備える加速度センサ15の検出結果を利用する例を説明した。この例に限定されず、スマートフォン1は、例えば、自機のユーザが装着するウェアラブル端末のセンシング結果を利用して、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高いかを判定する処理を実行してもよい。この場合の実施形態について、以下に説明する。
図9は、他の実施形態に係るスマートフォン1の機能構成の一例を示すブロック図である。図9に示すスマートフォン1の機能構成は、図1に示すスマートフォン1の機能構成とは以下に説明する点が異なる。
ウェアラブル端末100は、ネットワーク200を介して、スマートフォン1と通信可能に接続される。ウェアラブル端末100は、ウェアラブル端末100は、時計型、メガネ型、靴型、髪留め型、鍵型、ネックレス型、首輪型、指輪型、腕輪型、鞄型、衣類型などの各種装着形式の装置を含む。
ウェアラブル端末100は、記憶部110と、モーションセンサ120と、制御部130と、通信部140とを含む。
記憶部110は、制御部130により実行される処理に用いられるプログラムおよびデータを記憶する。
モーションセンサ120は、ウェアラブル端末100を装着するユーザの動作を判定するためのデータを測定する。モーションセンサ120は、加重センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、筋電位センサの少なくとも1つを含むセンサユニットとして構成されてよい。ウェアラブル端末100が、例えば、腕輪型の端末である場合、モーションセンサ120を加速度センサ及びジャイロセンサの2つのセンサからなるセンサユニットとして構成できる。
制御部130は、記憶部110に記憶されるプログラム及びデータを用いて、ウェアラブル端末100の動作を制御する。実施形態において、制御部130は、通信部140を介して、モーションセンサ120の検出結果(測定データ)をスマートフォン1に送信する。
通信部140は、ネットワーク200を介して、スマートフォン1との間でやり取りされる各種データの送受信を制御する。ネットワーク200は、Bluetooth(登録商標)及びIEEE802.11などの近距離無線通信の規格を利用したワイヤレスネットワークを含む。
制御プログラム9Aは、ウェアラブル端末100が備えるモーションセンサ120の検出結果を取得し、モーションセンサ120の検出結果を、移動判定データ9Dに照らし合わせて、自機のユーザが歩行状態であるかを判定できる。制御プログラム9Aは、ユーザが歩行状態であると判定した場合には、モーションセンサ120の検出結果の監視を開始できる。制御プログラム9Aは、監視中であるモーションセンサ120の検出結果が閾値データ9Dに含まれる所定の閾値を超える場合には、ユーザの急激な行動変化として検出し、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定できる。制御プログラム9Aは、モーションセンサ120が加速度センサ及びジャイロセンサの2つのセンサからなるセンサユニットとして構成される場合、所定の閾値として、例えば、加速度及び角速度のそれぞれに対応する個別の閾値を利用できる。加速度に対応する閾値には、例えば、ユーザの歩行中の平均加速度を採用できる。角速度に対応する閾値には、例えば、ユーザの歩行中の平均角速度を採用できる。
あるいは、制御プログラム9Aは、モーションセンサ120の検出結果を、移動判定データ9Dに照らし合わせて、自機のユーザが停止状態であるかを判定することもできる。制御プログラム9Aは、ユーザが停止状態であると判定した場合には、モーションセンサ120の検出結果の監視を開始できる。さらに、ユーザが歩行状態であると判定した場合と同様に、制御プログラム9Aは、監視中であるモーションセンサ120の検出結果が閾値データ9Dに含まれる所定の閾値を超える場合には、ユーザの急激な行動変化として検出し、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定できる。
制御プログラム9Aは、モーションセンサ120の検出結果に基づいて、自機のユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定した場合には、ユーザに対する注意喚起の報知を実行する機能を提供できる。
移動判定データ9Cは、スマートフォン1のユーザの移動状態を、モーションセンサ120の検出結果から判定する際に利用される判定条件の情報を含む。判定条件の情報は、少なくとも、モーションセンサ120の検出結果から、ユーザが歩行状態であるか、もしくは停止状態であるかを判定するための情報を含む。
コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、モーションセンサ120の検出結果を、移動判定データ9Dに照らし合わせて、自機のユーザが歩行状態であるかを判定する処理を実現できる。コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、ユーザが歩行状態であると判定した場合には、モーションセンサ120の検出結果の監視を開始する処理を実現できる。コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、監視中であるモーションセンサ120の検出結果が閾値データ9Dに含まれる所定の閾値を超える場合には、ユーザの急激な行動変化として検出し、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定する処理を実現できる。
あるいは、コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、モーションセンサ120の検出結果を、移動判定データ9Dに照らし合わせて、自機のユーザが停止状態であるかを判定することもできる。コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、ユーザが停止状態であると判定した場合には、モーションセンサ120の検出結果の監視を開始できる。さらに、ユーザが歩行状態であると判定した場合と同様に、コントローラ10は、制御プログラム9Aを実行することにより、監視中であるモーションセンサ120の検出結果が閾値データ9Dに含まれる所定の閾値を超える場合には、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定できる。
コントローラ10は、モーションセンサ120の検出結果に基づいて、自機のユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定した場合には、ユーザに対する注意喚起の報知を実行できる。
図10及び図11を用いて、他の実施形態に係るスマートフォン1により実行される処理の流れを説明する。図10及び図11は、他の実施形態に係るスマートフォンにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。図10及び図11に示す処理は、コントローラ10が、ストレージ9に記憶されている制御プログラム9Aを実行することにより実現される。
図10を用いて、スマートフォン1が、ウェアラブル端末100が備えるモーションセンサ120の検出結果からユーザが歩行状態であると判定した場合に、モーションセンサ120の検出結果の監視を開始し、監視中であるモーションセンサ120の検出結果からユーザの急激な行動変化を検出して、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高いかを判定する例を説明する。
図10に示すように、コントローラ10は、ウェアラブル端末100が備えるモーションセンサ120の検出結果を取得する(ステップS701)。
続いて、コントローラ10は、モーションセンサ120の検出結果に基づいて、スマートフォン1のユーザが歩行状態であるかを判定する(ステップS702)。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザが歩行状態である場合(ステップS702,Yes)、モーションセンサ120の検出結果の監視を開始する(ステップS703)。
続いて、コントローラ10は、モーションセンサ120の検出結果に基づいて、ユーザの急激な行動変化があったかを判定する(ステップS704)。コントローラ10は、モーションセンサ120の検出結果が閾値データ9Dに含まれる所定の閾値を超える場合には、ユーザの急激な行動変化として検出し、急激な行動変化があったものと判定する。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザの急激な行動変化があった場合(ステップS704,Yes)、自機のユーザに対して注意喚起の報知を実行する(ステップS705)。
続いて、コントローラ10は、処理を継続するかを判定する(ステップS706)。
コントローラ10は、判定の結果、処理を継続する場合(ステップS706,Yes)、上記ステップS701の処理手順に戻る。これとは反対に、コントローラ10は、判定の結果、処理を継続しない場合(ステップS706,No)、図10に示す処理を終了する。
上記ステップS704において、コントローラ10は、判定の結果、ユーザの急激な行動変化がない場合(ステップS704,No)、上記ステップS706の処理手順に移る。
上記ステップS702において、コントローラ10は、判定の結果、ユーザが歩行状態ではない場合(ステップS702,No)、上記ステップS706の処理手順に移る。
図11を用いて、スマートフォン1が、ウェアラブル端末100が備えるモーションセンサ120の検出結果からユーザが停止状態であると判定した場合に、モーションセンサ120の検出結果の監視を開始し、監視中であるモーションセンサ120の検出結果からユーザの急激な行動変化を検出して、ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高いかを判定する例を説明する。
図11に示すように、コントローラ10は、ウェアラブル端末100が備えるモーションセンサ120の検出結果を取得する(ステップS801)。
続いて、コントローラ10は、モーションセンサ120の検出結果に基づいて、スマートフォン1のユーザが停止状態であるかを判定する(ステップS802)。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザが停止状態である場合(ステップS802,Yes)、モーションセンサ120の検出結果の監視を開始する(ステップS803)。
続いて、コントローラ10は、モーションセンサ120の検出結果に基づいて、ユーザの急激な行動変化があったかを判定する(ステップS804)。コントローラ10は、モーションセンサ120の検出結果が閾値データ9Dに含まれる所定の閾値を超える場合には、ユーザの急激な行動変化として検出し、急激な行動変化があったものと判定する。
コントローラ10は、判定の結果、ユーザの急激な行動変化があった場合(ステップS804,Yes)、自機のユーザに対して注意喚起の報知を実行する(ステップS805)。
続いて、コントローラ10は、処理を継続するかを判定する(ステップS806)。
コントローラ10は、判定の結果、処理を継続する場合(ステップS806,Yes)、上記ステップS801の処理手順に戻る。これとは反対に、コントローラ10は、判定の結果、処理を継続しない場合(ステップS806,No)、図11に示す処理を終了する。
上記ステップS804において、コントローラ10は、判定の結果、ユーザの急激な行動変化がない場合(ステップS804,No)、上記ステップS806の処理手順に移る。
上記ステップS802において、コントローラ10は、判定の結果、ユーザが停止状態ではない場合(ステップS802,No)、上記ステップS806の処理手順に移る。
本明細書では、添付の請求項に係る技術を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施形態に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記の実施形態に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成により具現化されるべきである。
1 スマートフォン
2A ディスプレイ
2B タッチスクリーン
3 ボタン
4 照度センサ
5 近接センサ
6 通信ユニット
7 レシーバ
8 マイク
9 ストレージ
9A 制御プログラム
9B 加速度データ
9C 移動判定データ
9D 閾値データ
9E 判定実行条件データ
9Z 設定データ
10 コントローラ
11 スピーカ
12 カメラ
13 カメラ
14 コネクタ
15 加速度センサ
16 方位センサ
100 ウェアラブル端末

Claims (7)

  1. モーションセンサの測定値に基づいて、自機のユーザが停止状態であると判定した場合には、前記ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であるかを判定するための前記測定値の監視を開始し、
    監視中の前記測定値が所定の閾値を超える場合には、前記ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定するコントローラを備える、携帯電子機器。
  2. 請求項1に記載の携帯電子機器であって、
    前記コントローラは、前記ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定した場合には、注意喚起の報知を実行する、携帯電子機器。
  3. 請求項1及び請求項2のいずれか一つに記載の携帯電子機器であって、
    前記モーションセンサは、加重センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ及び筋電位センサの少なくとも1つを含む、携帯電子機器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の携帯電子機器であって、
    前記コントローラは、前記測定値に基づいて、前記ユーザが歩行状態であると判定した場合には、前記ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であるかを判定するための前記測定値の監視を開始する、携帯電子機器。
  5. 請求項1及び請求項2のいずれか一つに記載の携帯電子機器であって、
    前記モーションセンサは、加速度センサを含み、
    前記測定値は、前記加速度センサが測定する加速度を含み、
    前記コントローラは、監視中の前記加速度が、前記ユーザの歩行中の平均加速度を超える場合には、前記ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定する、携帯電子機器。
  6. 携帯電子機器に実行させる制御方法であって、
    モーションセンサの測定値に基づいて、自機のユーザが停止状態であると判定した場合には、前記ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であるかを判定するための前記測定値の監視を開始するステップと、
    監視中の前記測定値が所定の閾値を超える場合には、前記ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定するステップと
    を含む制御方法。
  7. 携帯電子機器に、
    モーションセンサの測定値に基づいて、自機のユーザが停止状態であると判定した場合には、前記ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であるかを判定するための前記測定値の監視を開始するステップと、
    監視中の前記測定値が所定の閾値を超える場合には、前記ユーザの行動が交通事故を誘発する蓋然性が高い行動であると判定するステップと
    を実行させる制御プログラム。
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