JP3185192U - 横断表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】横断歩行者のスイッチ操作により横断中表示灯を発光表示させることにより、誤報を解消して車両の運転者に横断の意思を的確に伝えることができる横断表示装置を提供する。
【解決手段】横断歩行者が横断する車道の側部に設置される横断表示装置は、車道の側部に支柱3が立設され、横断歩行者4や横断歩道2を照明する横断者用照明灯5,6と、横断歩行者が横断することを車両に報知するための横断中表示灯7と、横断歩行者が横断前に操作するスイッチ10と、このスイッチの操作により横断者用照明灯、横断中表示灯の動作を制御するコントローラと、支柱に設けられた太陽電池パネル8からの電力を充電するバッテリーとを備える。
【選択図】図1
【解決手段】横断歩行者が横断する車道の側部に設置される横断表示装置は、車道の側部に支柱3が立設され、横断歩行者4や横断歩道2を照明する横断者用照明灯5,6と、横断歩行者が横断することを車両に報知するための横断中表示灯7と、横断歩行者が横断前に操作するスイッチ10と、このスイッチの操作により横断者用照明灯、横断中表示灯の動作を制御するコントローラと、支柱に設けられた太陽電池パネル8からの電力を充電するバッテリーとを備える。
【選択図】図1
Description
本考案は、横断歩行者が横断歩道を横断することを走行中の車両に伝えるための横断表示装置に関するものである。
従来、特に信号機設備のない横断歩道においては、一般に照明装置が内蔵された、いわゆる内照式の横断歩道道路標識が設置されている。そしてこの照明装置を夜間中点灯させることにより、夜間横断歩道に向かって走行してくる車両に対して横断歩道の存在を認識させている。ところが、内照式の横断歩道道路標識であっても、走行中の車両に横断歩道の存在を認識させることはできても、横断する歩行者等の存在をドライバーに対して注意を喚起させることは困難であった。このため、内照式の横断歩道道路標識が設置されているものの、横断歩道での事故が絶えないのが現状である。
このような問題を解決するため、横断歩道に向かって走行してくる車両のドライバーに対して、横断歩道を横断している歩行者や自転車等の存在を認識させると共に注意を喚起させることを目的とした交通安全システムが提案されている。特開2009−32260号公報(特許文献1)、特開2006−113659号公報(特許文献2)及び、特許第4097144号公報(特許文献3)には、歩行者センサーを設け、このセンサーが横断もしくは接近中の歩行者の動きを感知したとき、歩行者および横断歩道を照明する発光灯を点灯させ、車両の運転者に歩行者の存在を知らせる装置が提案されている。また、特開2001−109995号公報(特許文献4)及び、特開平11−209929号公報(特許文献5)には、歩行者センサーが歩行者を検出したとき、横断歩道の路面に敷設した発光部を発光させ、車両の運転者に歩行者の存在を知らせる装置が提案されている。
上記各特許文献に開示された交通安全のための装置は、歩行者をセンサーにより感知して照明灯を発光させ、歩行者や横断歩道を照明することにより、車両の運転者に歩行者の存在を知らせるようにしている。しかしながら、横断歩道の端に設置されたセンサーを通過するのは、横断しようとする歩行者に限らず、単に歩道等を通過する歩行者もセンサーが感知して照明灯を発光させることがあり、車両の運転者に誤報を知らせる結果となることから、交通に支障を来す問題がある。
本考案が解決しようとする課題は、横断歩行者のスイッチ操作により横断中表示灯を発光表示させることにより、誤報を解消して車両の運転者に横断の意思を的確に伝えることができる横断表示装置を提供することにある。
そこで、本考案は、横断歩行者が横断する車道の側部に設置される横断表示装置であって、前記車道の側部には支柱が立設され、この支柱には横断歩行者や横断歩道を照明する横断者用照明灯と、前記横断歩行者が横断することを車両に報知するための横断中表示灯と、前記横断歩行者が横断前に操作するスイッチと、前記スイッチの操作により前記横断者用照明灯、前記横断中表示灯の動作を制御するコントローラと、前記支柱の設けられた太陽電池パネルからの電力を充電するバッテリーとを備えることを要旨としている。
また、支柱には光センサーを設け、コントローラの制御により昼間は横断者用照明灯の点灯を停止させることが望ましい。
さらに、支柱にはスピーカを設け、制御ユニット内の音声ガイドコントローラにより、スイッチを操作したとき、横断歩行者に音声で注意事項をガイドすることが望ましい。
本考案によれば、横断歩行者が横断前にスイッチを操作することにより、横断中表示灯を点灯するので、車両の運転者に対して、横断歩行者が横断する意思を的確に伝えることができる。また、横断者用照明灯によって横断歩行者及び横断する横断歩道を照明するので、夜間でも横断歩行者の存在を運転者に認知させることが可能となる。さらに、太陽電池パネルからの電力を充電するバッテリーを備えているので、信号機のない道路など電力供給を受け難い場所にも設置することが可能となる。
また、光センサーを設けて、昼間の明るい時間帯には横断者用照明灯の点灯を停止させることにより、電力消費を抑制することが可能となる、
さらに、スピーカを設け、スイッチを操作したときに音声ガイドによって横断歩行者に音声で注意事項をガイドすることにより、横断歩行者の急な飛び出しによる事故を未然に防止することができ、しかも、視覚障害者に対しても安全を確保することが可能となる。
横断歩行者が横断する車道の側部には、横断表示装置が設置される。車道の側部には支柱が立設され、この支柱には、横断歩行者や横断する横断歩道を照明する横断者用照明灯と、前記横断歩行者が横断することを車両に報知するための横断中表示灯と、前記横断歩行者が横断前に操作するスイッチと、前記スイッチの操作により前記横断者用照明灯、前記横断中表示灯の動作を制御するコントローラと、前記支柱の設けられた太陽電池パネルからの電力を充電するバッテリーとが備えられている。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。図3に示すように、横断歩行者が車道1を横断するための横断歩道2が設けられ、この横断歩道2の両側に位置する道路の側部には、各々横断表示装置Dが設けられている。
図1に示すように、車道1の側部には支柱3が立設され、この支柱3の上方には、横断歩行者4を照明する横断者用照明灯5と、横断歩道2を歩行する横断歩行者4を照明するための横断歩道照明灯6と、横断歩行者4が横断することを車両に報知するための横断中表示灯7と、太陽電池パネル8が設けられている。さらに、支柱3の上側には、内照式の横断歩道道路標識9が設置され、支柱3の中間には、押しボタン型のスイッチ10が設けられている。また、支柱3の上側の横断歩道道路標識9近傍には、スピーカ11が設けられている。さらに、支柱3の上側には、昼夜の照度を検出するための光センサー(図示しない)が取り付けられている。
支柱3の上方には、クロスバー12が取り付けられ、横断中表示灯7と横断歩道照明灯6は、クロスバー12の横断歩道側の先端に取り付けられ、反対側には横断者用照明灯5が取り付けられている。横断者用照明灯5は、下方に向けたシェードが設けられ、横断表示装置Dの近傍に立った横断歩行者4を照射するようにしている。また、横断歩道照明灯6も傾斜させたシェードが設けられ、横断歩道2のほぼ全体を照射するようにしている。
横断中表示灯7は、図1に示すように、例えば「横断します」のような文字が光を透過するように構成され、内部に電球や蛍光灯或いはLED等の発光源が配設されている。なお、横断中表示灯7の文字は、LEDを文字となるように配列しても良い。
断歩道道路標識9は、図2に示すように背面側にボックス9aが取り付けられ、このボックス9aには、道路標識照明用のバックライト13、コントローラ14、及び、バッテリー15が内蔵されている。
コントローラ14は、図4に示すように、制御ユニット15と、この制御ユニット15によって制御されて照明灯や表示灯の点滅を駆動制御する照明灯コントローラ16、表示灯コントローラ17が設けられている。また、音声ガイドコントローラ18も内蔵されている。
そして、制御ユニット15の入力端には、スイッチ10及び光センサーLSが接続されている。また、照明灯コントローラ16の出力端には、横断者用照明灯5及び横断歩道照明灯6が接続され、表示灯コントローラ17の出力端には、横断中表示灯7が接続されている。さらに、音声ガイドコントローラ18の出力端には、スピーカ11が接続されている。これらの制御ユニット15、照明灯コントローラ16、表示灯コントローラ17、及び、音声ガイドコントローラ18の電源端子にはバッテリー15が接続され、電力を供給している。また、バッテリー15には太陽電池パネル8が接続され、発電した電力を充電するようにしている。
次に、横断表示装置Dの動作について説明する。図5(A)は、横断歩行者4が存在しない状態を示し、スイッチ10から信号が入力されないことから、横断者用照明灯5及び横断歩道照明灯6はOFFの状態であり消灯している。また、横断中表示灯7もOFFの状態であり消灯している。このとき、道路標識照明用のバックライト13も消灯するようにしても良い。
図5(B)は、昼間のときに、横断歩行者4が横断歩道2を横断する前の状態を示している。横断歩行者4が横断するためにスイッチ10を押すと、制御ユニット15の指令によって表示灯コントローラ17が作動して横断中表示灯7がONとなって点灯する。これにより、道路を走行中の車両の運転者に対して、横断歩行者4が横断する意思を的確に伝えることができる。このとき、音声ガイドコントローラ18も作動して、例えば、「左右を確認して、車が停止してから横断して下さい。」などのメッセージをスピーカ11から注意事項を音声で横断歩行者4に伝えてガイドすることにより、横断歩行者の急な飛び出しによる事故を未然に防止する。なお、昼間のために、光センサーLDの信号により、横断者用照明灯5及び横断歩道照明灯6はOFFの状態であり消灯している。このとき、道路標識照明用のバックライト13も消灯するようにしても良い。
図5(C)は、夜間のときに、横断歩行者4が横断歩道2を横断する前の状態を示している。横断歩行者4が横断するためにスイッチ10を押すと、光センサーLDの信号により、制御ユニット15の指令によって表示灯コントローラ17が作動して横断中表示灯7がONとなって点灯する。さらに、横断者用照明灯5及び横断歩道照明灯6がONとなって点灯し、横断歩行者4及び横断歩道2を照明する。これにより、道路を走行中の車両の運転者に対して、横断歩行者4が横断する意思を横断中表示灯7と、横断者用照明灯5及び横断歩道照明灯6による照明によって的確に伝えることができる。このとき、音声ガイドコントローラ18も前述と同様に作動して、メッセージをスピーカ11から音声で横断歩行者4に伝えてガイドする。この結果、横断歩行者の急な飛び出しによる事故を未然に防止することができる。なお、夜間は、道路標識照明用のバックライト13を点灯するようにしても良い。
以上、本考案を実施例に基づき具体的に説明したが、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。前述した実施例は、道路の路面にゼブラ模様などを標示した横断歩道としたが、ゼブラ模様の標示がない道路であっても、横断表示装置を設置した場所を横断歩道と見なしても良い。また、横断中表示灯は、文字ではなく、運転者が横断歩行者の存在を認識できるものであれば、イラストなどの図形に変更しても良い。
1 車道
2 横断歩道
3 支柱
4 横断歩行者
5 横断者用照明灯
6 横断歩道照明灯
7 横断中表示灯
8 太陽電池パネル
9 横断歩道道路標識
10 スイッチ
11 スピーカ
14 コントローラ
15 制御ユニット
18 音声ガイドコントローラ
D 横断表示装置
LS 光センサー
2 横断歩道
3 支柱
4 横断歩行者
5 横断者用照明灯
6 横断歩道照明灯
7 横断中表示灯
8 太陽電池パネル
9 横断歩道道路標識
10 スイッチ
11 スピーカ
14 コントローラ
15 制御ユニット
18 音声ガイドコントローラ
D 横断表示装置
LS 光センサー
Claims (3)
- 横断歩行者が横断する車道の側部に設置される横断表示装置であって、
前記道路の側部には支柱が立設され、
この支柱には横断歩行者や横断歩道を照明する横断者用照明灯と、
前記横断歩行者が横断することを車両に報知するための横断中表示灯と、
前記横断歩行者が横断前に操作するスイッチと、
前記スイッチの操作により前記横断者用照明灯、前記横断中表示灯の動作を制御するコントローラと、
前記支柱の設けられた太陽電池パネルからの電力を充電するバッテリーとを備えた横断表示装置。 - 支柱には光センサーが設けられ、コントローラの制御により昼間は横断者用照明灯の点灯を停止させる請求項1に記載の横断表示装置。
- 支柱にはスピーカが設けられ、制御ユニット内の音声ガイドコントローラにより、スイッチを操作したとき、横断歩行者に音声で注意事項をガイドする請求項1に記載の横断表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013002894U JP3185192U (ja) | 2013-04-15 | 2013-04-15 | 横断表示装置 |
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JP2013002894U JP3185192U (ja) | 2013-04-15 | 2013-04-15 | 横断表示装置 |
Publications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017212006A (ja) * | 2017-08-03 | 2017-11-30 | 京セラ株式会社 | ウェアラブル端末及び制御プログラム |
KR102021079B1 (ko) * | 2018-11-13 | 2019-11-04 | 기동안전(주) | 차량의 흐름을 원활하게 유지하면서 보행자와 차량의 충돌 사고를 방지하기 위한 안전표시기. |
-
2013
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