JP3530090B2 - 交差点横断歩行者監視システム - Google Patents

交差点横断歩行者監視システム

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JP3530090B2 JP31587599A JP31587599A JP3530090B2 JP 3530090 B2 JP3530090 B2 JP 3530090B2 JP 31587599 A JP31587599 A JP 31587599A JP 31587599 A JP31587599 A JP 31587599A JP 3530090 B2 JP3530090 B2 JP 3530090B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数の道路が交差
する交差点の横断歩道を横断する歩行者の安全を図る交
差点横断歩行者監視システムに関する。 【0002】 【従来の技術】交通量が多い幹線道路どうしの交差点に
おいては、各道路の交差点に対する進入位置に車両用の
信号機が設けられている。さらに、歩行者の安全を確保
するために、各進入位置にはそれぞれ横断歩道が設けら
れている。各横断歩道には、前記車両用の信号機に連動
する歩行者用の信号機が設けられている。 【0003】さらに、盲人の歩行者の安全を確保するた
めに、歩行者用の信号機が青期間において音楽を流すよ
うにしている。したがって、盲人の歩行者は安全に横断
歩道を渡ることができる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに歩行者に対する安全を配慮した交差点の信号システ
ムにおいても未だ改良すべき次のような課題があった。 【0005】すなわち、交差点の各横断歩道を渡る歩行
者にとっては、右折して自己が渡っている横断歩道を横
切る車両(右折車両)が死角になるので、安全性が低下
する。また、横断歩道を渡る歩行者は、前述した盲人の
他に、車椅子、杖、ベビーカー、子供を連れた母親、妊
婦、老人等の社会的弱者が含まれる。したがって、盲人
以外の社会的弱者に対しての配慮がなされていない。 【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、各歩行者に現在位置を含む歩行者情報を電
波出力する発信器を取付けることにより、交差点に進入
しようとする車両の運転手に対して、横断歩道に歩行者
がいることを車内で報知でき、歩行者の安全をより向上
できる交差点横断歩行者監視システムを提供することを
目的とする。 【0007】さらに、歩行者の歩行能力に関する属性に
応じて横断歩道の信号機の青期間が自動調整され、歩行
者の安全をより一層向上できる交差点横断歩行者監視シ
ステムを提供することを目的とする。 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、各道路の交差点に設けられた複数の信号
機と、各歩行者に取付られ、該当歩行者の現在位置を検
出しこの現在位置及び該当歩行者の歩行能力に関する属
性を含む歩行者情報を電波出力する複数の発信器と、交
差点近傍に設置され、複数の信号機を駆動制御するとと
もに、各発信器から出力された歩行者情報を受信して交
差点に進入しようとする各車両に送信する制御装置と、
各車両に搭載され、該当車両の現在位置を検出して表示
器に表示出力するとともに、制御装置から受信した歩行
者情報に含まれる歩行者の現在位置と属性を表示器に表
示出力する複数の車載装置とを備えた交差点横断歩行者
監視システムである。さらに、制御装置は、各発信器か
ら受信した各歩行者情報を受信時刻とともに累積記憶す
るトランザクションファイルと、このトランザクション
ファイルに累積された各歩行者情報から各属性毎の横断
歩道に対する横断所要時間を統計的に算出する分析手段
と、この分析結果に基づいて信号機の青期間の延長時間
を定める延長時間設定手段と、受信した歩行者情報に含
まれる属性が予め定められた属性の場合、この属性を有
する歩行者の現在位置が位置する横断歩道に対応する信
号機の青期間を定められた延長時間だけ延長する信号時
間調整手段とを有する。 【0015】このように構成された交差点横断歩行者監
視システムにおいては、歩行者には例えばGPS電波を
受信して自己の現在位置を検出して、この現在位置を含
む歩行者情報を電波出力する発信器が取付けられてい
る。制御装置は各歩行者の発信器から受信した歩行者情
報をこの交差点に進入しようとする各車両に転送する。
各車両に搭載された車載装置は、例えばカーナビゲーシ
ョンの表示画面に歩行者位置を表示する。よって、交差
点に進入しようとする各車両の運転者は自己の車内にお
いて、横断歩道の歩行者を確認できる。また、例えば車
椅子の歩行者や盲人の歩行者等の横断所要時間が長くな
ることが予め予測される場合は、横断歩道の信号機の青
期間が自動的に延長される。 【0016】したがって、歩行が不自由な社会的弱者に
対して、より配慮が行き届いたシステムとすることがで
きる。 【0017】 【0018】さらに、歩行能力に関する属性毎に、横断
所要時間が統計的に求まるので、歩行が不自由な社会的
弱者に対して最大限の配慮を行うとともに、交差点にお
ける車両の流れを円滑にすることができる。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1は実施形態に係る交差点横断歩
行者監視システムが適用される交差点の見取図である。
交差点1に対して4本の道路1a、1b、1c、1dが
接続されている。各道路1a、1b、1c、1dの交差
点1に対する進入位置には横断歩道2a、2b、2c、
2dが設けられている。さらに各進入位置にはそれぞれ
車両用の信号機3a、3b、3c、3dが設置されてい
る。また、各横断歩道2a、2b、2c、2dの両側に
は歩行者の信号機4a、4b、4c、4dが配設されて
いる。 【0020】各歩行者5には発信器6が取付られてい
る。この発信器6は例えば腕時計程度の大きさのICチ
ップで構成されており、該当歩行者5の現在位置をGP
S衛星7からのGPS電波を用いて算出し算出した現在
位置と該当歩行者5の歩行能力に関する属性を含む歩行
者情報を電波出力する。この発信器6の歩行者5に対す
る取付方法は、各歩行者5の状態によって様々である。
例えば、歩行者5が盲人の場合は、盲人用の杖に組込ま
れており、車椅子を利用する歩行者5の場合は、車椅子
のハンドルに組込まれている。また、ベビーカーを引い
た母親にはこのベビーカーに組込まれている。その他の
歩行者5は例えば腕時計のように腕に装着されている。
また、腰のベルトに取付けられている場合もある。 【0021】各歩行者5の発信器6から電波出力された
歩行者情報は、この交差点1の近傍に配設された制御装
置8で受信される。制御装置8は車両用の各信号機3a
〜3d及び歩行者用の各信号機4a〜4dを駆動制御す
ると共に、各歩行者5から受信した各歩行者情報をこの
交差点1に進入しようとする各車両9に送信する。 【0022】前記各歩行者5に取付けられた各発信器6
は例えば図2に示すように構成されている。GPS信号
受信部11はアンテナ10を介してGPS衛星7からの
GPS電波を受信してGPS信号として現在位置算出部
12へ送出する。現在位置算出部12はGPS信号に基
づいて該当歩行者5の現在位置を算出して編集部13へ
送出する。 【0023】属性メモリ14内には、この発信器6が取
付けらた歩行者5の歩行能力に関する属性が記憶されて
いる。具体的には、図示するように、属性[1]が盲
人、属性[2]が車椅子、属性[3]がベビーカー、属
性[4]が子連母親、属性[5]が妊婦、属性[6]が
老人、属性[7]が健常者(大人)である。これらの属
性はボタン操作等を用いた属性設定部15で歩行者(使
用者)が簡単に設定変更できる。 【0024】編集部13は、現在位置算出部12で算出
された現在位置と属性メモリ14から読出した属性とを
歩行者情報に編集して送信部16へ送出する。送信部1
6はこの歩行者情報をアンテナ17を介して電波放出す
る。この歩行者情報の電波強度はこの交差点1の近傍に
配設された制御装置8で受信できる程度の強度である。 【0025】図3は、道路1a〜1dを走行する各車両
9に搭載された車載装置18の概略構成を示すブロック
図である。この車載装置18にはカーナナビゲーション
の機能が組込まれている。 【0026】GPS信号受信部20はアンテナ19を介
してGPS衛星7からのGPS電波を受信してGPS信
号として現在位置算出部21へ送出する。現在位置算出
部21はGPS信号に基づいて該当車両9の現在位置を
算出して位置表示部22及び地図表示部26へ送出す
る。地図表示部26は現在位置算出部21で算出された
現在位置周辺の地図を地図メモリ25から読出して、表
示器23の表示画面24上に表示する。位置表示部22
は表示器23の表示画面24に表示された例えば交差点
1の地図上に自己車両9の現在位置を表示する。 【0027】一方、歩行者情報受信部28は、アンテナ
27を介して制御装置8から各歩行者情報を受信して位
置抽出表示部29及び属性抽出表示部30へ送出する。
位置抽出表示部29は、各歩行者情報に含まれる各歩行
者5の現時位置を抽出して、表示器23の表示画面24
に表示された地図上にプロット(表示)する。同時に、
位置抽出表示部29は、抽出した各歩行者5の現時位置
を右折方向歩行者判定部31へ送出する。 【0028】また、属性抽出表示部30は、各歩行者情
報に含まれる各歩行者5の属性を抽出して、表示画面2
4に表示された各歩行者5の現在位置近傍に表示する。
属性の表示方法として、図示するように属性の番号を表
示する手法と、属性の名称自体を表示する手法とがある
が、表示画面24のサイズに応じて運転手が任意に選択
可能である。 【0029】さらに、この車載装置18には、右折方向
歩行者判定部31が組込まれている。この右折方向歩行
者判定部31には、前述した各歩行者5の現時位置の他
に、地図メモリ25からの現在時点の交差点の地図情
報、及び車両9に取付けられた右折ウインカー32の点
灯情報が入力される。この右折ウインカー32の点灯情
報を検出することは自己車両が交差点1内で右折しよう
とすることを検出する右折検出手段を構成する。 【0030】そして、この右折方向歩行者判定部31
は、パターン認識機能を有しており、右折ウインカー3
2が点灯された状態において、地図上の交差点1におけ
る自己車両9の右折方向の横断歩道2a〜2d上に歩行
者5が存在するか否かを判定する。歩行者5が存在する
と、警報出力部32を介してスピーカ34で「横断歩行
者有り注意」の音声警告を出力させる。 【0031】なお、場合によっては、属性抽出表示部3
0から該当横断歩行者5の属性を取込んで、「交差点の
横断歩道に車椅子の歩行者がいます。注意して下さ
い。」等の音声警告を出力させることも可能である。 【0032】図4は制御装置8の概略構成を示すブロッ
ク図である。この制御装置8は一種のコンピユータで構
成されており、信号機駆動部35を介して各信号機3a
〜3d、4a〜4dをシーケンス制御するシーケンス制
御部36、アンテナ37、42、受信部38,入力バッ
ファ39、送信部41、トランザクションファイル4
0、統計値ファイル46等が設けられている。さらに、
アプリケーションプログラム上には、属性判定部43、
信号時間調整部44、分析処理部45が設けられてい
る。 【0033】各歩行者5に取付けられた発信器6から電
波出力された歩行者情報はアンテナ37を介して受信部
38で受信されて一旦入力バッファ39へ書込まれる。
送信部41は入力バッファ39に書込まれた各歩行者情
報を読出してアンテナ42を介してこの交差点1に進入
しようとする各車両9に対して電波出力する。この歩行
者情報を電波出力する電波の周波数と各歩行者5に取付
けられた発信器6から電波出力された歩行者情報の周波
数とは異なる周波数である。 【0034】次に、この制御装置8の全体動作を図5の
流れ図を用いて説明する。 【0035】例えば、0.5秒等の所定時間T0が経過
すると(S1)、受信部38が起動して各歩行者5に取
付けられた発信器6から電波出力された歩行者情報を受
信して入力バッファ39へ書込む(S2)。そして、歩
行者情報が正常に受信されると、交差点1近傍に歩行者
5が存在すると判断して(S3)、この受信した現在位
置と属性とを含む各歩行者情報を受信時刻(現在時刻)
を付して、トランザクションファイル40へ書込む(S
4)。また、送信部41が起動して、受信した現在位置
と属性とを含む各歩行者情報を交差点1近傍へ電波出力
する(S5)。 【0036】次に、入力バッファ39に一時記憶されて
いる各歩行者情報の属性を抽出して、その各属性を判定
する(S6)。そして、その判定された各属性が[1]
の盲人や[2]の車椅子の歩行者5の場合(S7)、シ
ーケンス制御部36を介して歩行者用の信号機4a〜4
dの点灯時間の調整を行う(S8)。具体的には、属性
が[1]の盲人や[2]の車椅子の歩行者5の現在位置
が位置する横断歩道2a〜2dの歩行者用の信号機4a
〜4dの今回の青期間を通常の青期間より、統計値ファ
イル46内に記憶された該当属性の延長時間だけ延長す
る。当然、一つの信号機4a〜4dの青期間を延長する
と、隣接する他の信吾機3a〜3dの赤期間を延長する
必要がある。 【0037】なお、それでも属性が[1]の盲人や
[2]の車椅子の歩行者5が横断歩道2a〜2dを渡り
きらないうちに、信号機4a〜4dの青期間が終了し
て、赤期間に変化しようとする場合は、該当歩行者5が
横断歩道2a〜2dを渡りきるまで青期間を維持する信
号制御を実施する。 【0038】また、操作者が、操作パネルを介してデー
タ解析指令を入力すると(S9)、分析処理部45が鼓
動して、トランザクションファイル40の現在位置と属
性とからなる歩行者情報と時刻(受信時刻)を読出す。 【0039】そして、1日24時間の各時刻における該
当交差点1を渡る歩行者数の分析を行う。また、[1]
〜[7]までの各属性の歩行者5毎に、該当歩行者5が横
断歩道2a〜2dを渡るに要する横断所要時間の分析を
行う。具体的には、各属性毎の平均横断所要時間を算出
して、属性[7]の健常者の平均横断所要時間との比較
において、信号機4a〜4dの通常の青期間に対する延
長時間を算出する(S12)。 【0040】さらに、操作者が毎日天候情報を入力する
ことによって、天候による歩行者数の分析を行う(S1
3)。また、必要に応じて1週間の曜日毎に歩行者数の
統計を算出することもできる。さらに、歩行者数は歩行
者全体の数の他に各属性毎の歩行者数を算出することも
可能である。このように統計解析した各分析結果を統計
値ファイル46へ格納する(S14)。 【0041】このように構成された交差点横断歩行者監
視システムにおいては、図1に示すように交差点近傍を
歩行する各歩行者5にGPS衛星7のGPS電波を用い
て検出された現在位置と該当歩行者の歩行能力に対応し
た[1]〜[7]の属性を含む歩行者情報を電波出力す
る発信器6が取付けられている。 【0042】そして、制御装置8は各歩行者5から受信
した歩行者情報をこの交差点1に進入しようとする各車
両9に転送する。各車両9に搭載されたカーナビゲーシ
ョン機能を有する車載装置15は、例えばカーナビゲー
ションの表示画面24に歩行者5の位置及び該当歩行者
5の属性を表示する。 【0043】よって、各道路1a〜1dからこの交差点
1に進入しようとする各車両9の運転者は、自己の車内
において、横断歩道2a〜2dの歩行者5及び該当歩行
者5の盲人、車椅子、ベビーカー、子連母親、妊婦、老
人、健常者の属性、すなわち、歩行者5が健常者か又は
どのような社会的弱者であるかを一瞥して把握できる。
よって、歩行者5の安全をより一層向上できる。 【0044】また、各道路1a〜1dからこの交差点1
に進入して右折しようとする各車両6の運転者は、右折
方向の横断歩道2a〜2dに歩行者5がいる場合は車内
において、音声で右折方向に歩行者がいる旨の警告が発
せられるので、歩行者5の存在を見逃すことはなく、歩
行者5の安全がさらに向上する。 【0045】さらに、例えば車椅子の歩行者5や盲人の
歩行者5等の横断所要時間が長くなることが予め予測さ
れる場合は、該当歩行者5が渡ろうとする横断歩道2a
〜2dの信号機4a〜4dの青期間が自動的に延長され
る。それでも該当歩行者5が横断歩道2a〜2dを渡り
きらないうちに、信号機4a〜4dの青期間が終了し
て、赤期間に変化しようとする場合は、該当歩行者5が
横断歩道2a〜2dを渡りきるまで青期間を維持する。
したがって、歩行が不自由な社会的弱者に対して、より
配慮が行き届いたシステムとすることができる。 【0046】また、交差点1近傍の各歩行者5の挙動に
対する統計解析を実施し、その統計解析を交差点の信号
機3a〜3d、4a〜4dのシーケンス制御に利用して
いる。例えば、歩行者5が多い横断歩道2a〜2dの信
号機4a〜4dの青期間を長くして、歩行者5が少ない
横断歩道2a〜2dの信号機4a〜4dの青期間を短く
する。したがって、歩行が不自由な社会的弱者に対して
最大限の配慮を行うとともに、交差点1における車両の
流れを円滑にすることができる。 【0047】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の交差点横
断歩行者監視システムにおいては、各歩行者に現在位置
を含む歩行者情報を電波出力する発信器を取付けてい
る。したがって、交差点に進入しようとする車両の運転
手に対して、横断歩道に歩行者がいることを車内で報知
でき、歩行者の安全をより向上できる。 【0048】さらに、歩行者の歩行能力に関する属性に
応じて横断歩道の信号機の青期間が自動調整される。よ
って、歩行者の安全をより一層向上できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態の交差点横断歩行者監視シ
ステムが適用される交差点の見取図 【図2】同実施形態視システムにおける各歩行者に取付
けられた発信器の概略構成を示すブロック図 【図3】同実施形態視システムにおける各車両に搭載さ
れた車載装置の概略構成を示すブロック図 【図4】同実施形態視システムにおける制御装置の概略
構成を示すブロック図 【図5】同実施形態視システムにおける制御装置の全体
動作を示す流れ図 【符号の説明】 1…交差点 1a,1b.1c,1d…道路 2a,2b,2c,2d…横断歩道 3a,3b,3c,3d,4a,4b,4c,4d…信
号機 5…歩行者 6…発信器 7…GPS衛星 8…制御部 9…車両 14…属性メモリ 18…車載装置 23…表示器 25…地図メモリ 31…右折方向歩行者判定部 33…警報出力部 36…シーケンス制御部 40…トランザクションファイル 43…属性判定部 44…信号時間調整部 45…分析処理部 46…統計値ファイル

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 各道路の交差点に設けられた複数の信号
    機と、 各歩行者に取付られ、該当歩行者の現在位置を検出しこ
    の現在位置及び該当歩行者の歩行能力に関する属性を含
    む歩行者情報を電波出力する複数の発信器と、 前記交差点近傍に設置され、前記複数の信号機を駆動制
    御するとともに、前記各発信器から出力された歩行者情
    報を受信して前記交差点に進入しようとする各車両に送
    信する制御装置と、 各車両に搭載され、該当車両の現在位置を検出して表示
    器に表示出力するとともに、前記制御装置から受信した
    歩行者情報に含まれる歩行者の現在位置と属性を前記表
    示器に表示出力する複数の車載装置とを備えた交差点横
    断歩行者監視システムであって、 前記制御装置は、 前記各発信器から受信した各歩行者情報を受信時刻とと
    もに累積記憶するトランザクションファイルと、 このトランザクションファイルに累積された各歩行者情
    報から前記各属性毎の前記横断歩道に対する横断所要時
    間を統計的に算出する分析手段と、 この分析結果に基づいて信号機の青期間の延長時間を定
    める延長時間設定手段と、 前記受信した歩行者情報に含まれる属性が予め定められ
    た属性の場合、この属性を有する歩行者の現在位置が位
    置する横断歩道に対応する信号機の青期間を前記定めら
    れた延長時間だけ延長する信号時間調整手段とを有する
    ことを特徴とする交差点横断歩行者監視システム。
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