JP6496634B2 - 建設機械の排風構造 - Google Patents

建設機械の排風構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6496634B2
JP6496634B2 JP2015156234A JP2015156234A JP6496634B2 JP 6496634 B2 JP6496634 B2 JP 6496634B2 JP 2015156234 A JP2015156234 A JP 2015156234A JP 2015156234 A JP2015156234 A JP 2015156234A JP 6496634 B2 JP6496634 B2 JP 6496634B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
engine room
exhaust gas
exhaust
exhaust port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015156234A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017036538A (ja
Inventor
聡 田淵
聡 田淵
山口 善三
善三 山口
木下 伸一
伸一 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co Ltd, Kobe Steel Ltd filed Critical Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2015156234A priority Critical patent/JP6496634B2/ja
Publication of JP2017036538A publication Critical patent/JP2017036538A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6496634B2 publication Critical patent/JP6496634B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

本発明は、エンジンルームに、エンジン、エンジンの周囲に冷却風を流通させるファン、およびエンジンからの排気ガスを処理する排気ガス処理装置が設けられた建設機械の排風構造に関する。
従来より、建設機械のエンジンルームにファンを配置し、ファンで冷却風をエンジンの周囲に流通させることによって、エンジンの冷却が行われている。このとき、エンジンを冷却した後の冷却風がエンジンルームに滞留したままだと、エンジンルーム内の温度が上昇するおそれがあるので、冷却風を排出するための排気口が必要となる。このような排気口は、エンジン等の騒音発生源からの騒音がエンジンルームの外部に漏れる際の経路となり得る。特に、排気口をエンジンルームの側面に設けると、騒音が建設機械の側方に漏れやすくなり、騒音問題が顕著となりやすい。このため、騒音低減という観点からは、排気口をエンジンルームの上面に設けることが好ましい。
特開2014−80776号公報 特開2013−224542号公報 特開2014−148858号公報
しかしながら、例えば特許文献1、2に開示されているように、エンジンからの排気ガスを処理する排気ガス処理装置がエンジンルームの上部に配置されている場合、エンジンルームの上面に排気口を設けると、排気口へ向かう冷却風の流れが排気ガス処理装置によって阻害されてしまい、冷却風を円滑に排出することができない。また、特許文献3では、排気ガス処理装置が配設されたフレームに導風路を形成することにより冷却風の流れを確保しているが、これをそのまま側方に排出すると騒音が問題となるし、これを上方に排出しようとすると、やはり排気ガス処理装置が冷却風の流れを阻害してしまう。
そこで、本発明においては、排気ガス処理装置がエンジンルームの上部に配置されている場合でも、冷却風の円滑な排出と騒音の低減とを両立させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、エンジンルームに、エンジン、前記エンジンの周囲に冷却風を流通させるファン、および前記エンジンからの排気ガスを処理する排気ガス処理装置が設けられた建設機械の排風構造であって、機体左右方向において一方側から他方側へと、前記ファン、前記エンジンおよび前記排気ガス処理装置がこの順番で配置されるとともに、前記排気ガス処理装置が前記エンジンルームの上部に配置されており、前記エンジンルームの前壁および後壁の少なくともいずれか一方の、前記排気ガス処理装置の下方且つ機体左右方向において前記排気ガス処理装置と少なくとも一部が重複する範囲に、前記エンジンルームから冷却風を排出するための排気口が形成されていることを特徴とする。
本発明では、冷却風を排出するための排気口が、エンジンルームの前壁または後壁のうち、排気ガス処理装置の下方且つ機体左右方向において排気ガス処理装置と少なくとも一部が重複する範囲に形成されている。このため、冷却風がエンジンルーム内を排気口へ向かって流れる際に、冷却風は主に排気ガス処理装置の下方を流れることになり、排気ガス処理装置が冷却風の流れを阻害することを抑えることができる。また、排気口が側壁ではなく前壁または後壁に設けられているため、騒音の影響が顕著となりやすい機体側方での騒音を低減することができる。したがって、冷却風の円滑な排出と騒音の低減とを両立させることが可能となる。
第1実施形態にかかる建設機械の部分斜視図である。 第1実施形態のエンジンルームの内部を後方から見た模式断面図である。 第1実施形態のエンジンルームの内部を右方から見た模式断面図である。 第1実施形態のエンジンルームの内部を上方から見た模式断面図である。 第2実施形態のエンジンルームの内部を後方から見た模式断面図である。 第2実施形態のエンジンルームの内部を右方から見た模式断面図である。
本発明にかかる建設機械の排風構造の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。説明に際しては、各図に示した方向を適宜参照する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態にかかる建設機械の部分斜視図である。建設機械1は、例えば油圧ショベル等の作業機械であり、下部走行体10と、上部旋回体20とを有して構成される。下部走行体10は、建設機械1を走行させる部分であり、例えばクローラ式である。上部旋回体20は、下部走行体10に対して旋回可能に、下部走行体10に搭載される。
上部旋回体20は、アッパーフレーム21に、キャブ22、エンジンガード23、カウンタウェイト24、アタッチメント25および燃料タンク26等が搭載されて構成されている。キャブ22は、アッパーフレーム21の左前部に取り付けられる運転室である。エンジンガード23は、エンジンを内部に収容する構造体であり、アッパーフレーム21とエンジンガード23とで囲まれた空間がエンジンルーム31(図2参照)となる。カウンタウェイト24は、エンジンガード23の後方に取り付けられるおもりである。アタッチメント25は、アッパーフレーム21の前部中央に取り付けられており、建設機械1が油圧ショベルの場合、アタッチメント25は、ブーム、アームおよびバケット等からなる。燃料タンク26は、直方体形状を有する容器であり、アッパーフレーム21の右前部、換言するとエンジンガード23の前方右側に取り付けられている。
図2は、第1実施形態のエンジンルームの内部を後方から見た模式断面図であり、図3は、第1実施形態のエンジンルームの内部を右方から見た模式断面図であり、図4は、第1実施形態のエンジンルームの内部を上方から見た模式断面図である。アッパーフレーム21とエンジンガード23とで囲まれたエンジンルーム31には、エンジン32、ファン33、ラジエータ34、油圧ポンプ35および排気ガス処理装置36等が配設されている。
図2に示すように、エンジンルーム31は、ラジエータ34によって、エンジン32等が収容されるメインルーム31aと、冷却用の空気を取り込むための吸気室31bとに分けられる。メインルーム31aの上面は、吸気室31bの上面よりも上方に凸状に突出した突出部23aとなっている。また、吸気室31bの上面には、冷却用の空気をエンジンルーム31の外部から取り込むための吸気口23bが形成されている。冷却風をエンジンルーム31から排出するための排気口23cについては、後で詳細に説明する。
エンジンルーム31のメインルーム31aには、機体左右方向において左側から右側へと、ファン33、エンジン32および排気ガス処理装置36がこの順番で配置されている。なお、エンジン32と排気ガス処理装置36とは、左右方向において一部が重複するような位置関係であっても構わない。この場合、エンジン32の上方において、排気ガス処理装置36がエンジン32と左右方向において一部重複することになる。また、エンジン32の右方に連結された油圧ポンプ35は、排気ガス処理装置36の下方に配置されている。
エンジン32は、そのクランク軸を左右方向に向けた状態で配設されている。ファン33は、エンジン32の左方においてエンジン32に連結されており、エンジン32によって駆動される。ただし、ファン33は電動式等の他のタイプのものでもよい。ラジエータ34は、ファン33のさらに左方に設けられており、エンジン32を冷却するための冷媒が流れている。油圧ポンプ35は、アタッチメント25を駆動させるための油圧を供給するポンプであり、エンジン32の右方においてエンジン32に連結されており、エンジン32によって駆動される。
エンジン32からの排気ガスを処理する排気ガス処理装置36は、アッパーフレーム21に固定された架台37に載置された状態で、エンジンガード23の突出部23aの内側の空間に配置されている。詳細には、架台37は、排気ガス処理装置36を載置するための天板37aと、天板37aを支持する複数の脚部37bを有して構成されている。また、排気ガス処理装置36は、排気ガスの処理を行う本体36aと、排気ガスを排出するための排ガス管36bとを有する。排ガス管36bは、エンジンガード23(突出部23a)の上面から上方に突出しており、排気ガスをエンジンルーム31の外部に排出する。
燃料タンク26は、図4に示すように、エンジンルーム31の前方の右端部に、前壁に隣接して配置されており、図3に示すように、エンジンルーム31よりも高さが低くされている。また、燃料タンク26の上面26a(上端)は、排気ガス処理装置36を支持する架台37の天板37aよりも低い位置に位置する。
エンジンルーム31から冷却風を排出するための排気口23cは、エンジンルーム31の前壁(エンジンガード23の前面)のうち、図2に示すように、排気ガス処理装置36よりも下方(天板37aよりも下方)且つ油圧ポンプ35よりも上方であって、さらに、左右方向において排気ガス処理装置36(天板37a)と重複する範囲に形成されている。本実施形態では、左右方向における排気口23cの全域が排気ガス処理装置36(天板37a)と重複するようにしているが、排気口23cの一部のみが排気ガス処理装置36(天板37a)と重複するようにしてもよい。また、燃料タンク26との関係においては、図3、図4に示すように、排気口23cは、燃料タンク26の上面26aよりも上方であって、左右方向において燃料タンク26と重複する範囲に形成されている。
エンジンルーム31内における冷却風の流れについて説明する。図2〜図4に記載の矢印は、冷却風の流れを模式的に示すものである。ファン33が回転すると、図2に示すように、吸気口23bを介して吸気室31bに冷却用の空気が外部から取り込まれ、この空気が冷却風としてエンジンルーム31内を流れる。冷却風がファン33によって吸い込まれてラジエータ34を通過することで、ラジエータ34を流れる冷媒が冷却風によって冷却される。
ラジエータ34を通過した後の空気は、エンジン32の周囲を主に軸流方向(左方から右方に向かう方向)に沿って流れ、最終的に排気口23cに至る。このとき、エンジンルーム31を流れる冷却風には、エンジン32の周囲を旋回するような旋回流も生じている(図3の破線矢印参照)。つまり、冷却風はエンジン32の周囲を概ね螺旋状に流れながら、排気口23cへと向かう。この過程で、エンジン32および油圧ポンプ35が冷却風によって冷却される。
(効果)
本実施形態によれば、冷却風を排出するための排気口23cが、排気ガス処理装置36の下方且つ機体左右方向において排気ガス処理装置36と少なくとも一部が重複する範囲に形成されている。このため、冷却風がエンジンルーム31内を排気口23cへ向かって流れる際に、冷却風は主に排気ガス処理装置36の下方を流れることになり、排気ガス処理装置36が冷却風の流れを阻害することを抑えることができる。また、排気口23cが側壁ではなく前壁または後壁に設けられているため、騒音の影響が顕著となりやすい機体側方での騒音を低減することができる。したがって、冷却風の円滑な排出と騒音の低減とを両立させることが可能となる。
また、本実施形態では、エンジン32に連結された油圧ポンプ35が、排気ガス処理装置36の下方に配置されており、排気口23cが、油圧ポンプ35の上方に形成されている。このように、排気口23cをより上方に設けることで、地面近くにおける騒音の影響を低減することができる。また、排気口23cを排気ガス処理装置36(天板37a)に近い位置に設けることによって、排気ガス処理装置36(天板37a)に衝突して上方に抜けることができない冷却風を、円滑に排気口23cから排出することができる。
また、本実施形態では、図4に示すように、エンジンルーム31の側壁(エンジンガード23の側面)の後部に、前方に向かうほど側方へと広がる湾曲部23dが設けられている。このため、エンジンルーム31内を軸流方向に沿って流れてきた冷却風が、湾曲部23dによって前方へと向かう流れに変換されやすく、排気口23cからの排気を促進することができる。なお、同じ効果を得るために、湾曲部23dの代わりに、前方に向かうほど側方へと広がる傾斜部とすることも可能である。
また、上述のように、エンジン32の周囲を流れる冷却風には、エンジン32の周囲を旋回するような旋回流が生じている。そこで、図3において破線矢印で示すように、排気口23cに向かって冷却風が下方から上方へと向かうように、つまり、図3において反時計回りの旋回流が生じるようにファン33を回転させると好適である。こうすることで、エンジンルーム31の下部に冷却風が滞留することを回避し、エンジンルーム31の下部から排気口23cに向かって円滑に冷却風を排出することができる。
[第2実施形態]
図5は、第2実施形態のエンジンルームの内部を後方から見た模式断面図であり、図6は、第2実施形態のエンジンルームの内部を右方から見た模式断面図である。以下では、第1実施形態と共通する構成(同じ符号を付してある)および当該構成によって奏される効果については説明を省略し、主に第1実施形態と異なる点について説明を行う。
第1実施形態の排風構造は、排気ガス処理装置36を燃料タンク26に対して十分上方に配置できる場合には有効である。しかしながら、例えば機体の低背化の要求が厳しく、エンジンガード23(突出部23a)の上面位置を低くする必要がある場合には、これに応じて、排気ガス処理装置36をより低い位置に配置せざるを得ず、排気ガス処理装置36の下方且つ燃料タンク26よりも上方の範囲に排気口23cを設けることが困難となる。また、排気ガス処理装置36が大型である場合や、燃料タンク26の高さが高い場合にも、同様の問題が生じるおそれがある。
そこで、本実施形態では、図6に示すように、排気口23cに対向する位置に配置された燃料タンク26に切欠部26cを形成することによって、排気口23cを燃料タンク26の上面26aよりも下方に設けることができるようにしている。切欠部26cは、燃料タンク26の排気口23cに面する後面26bと上面26aとの間の角部を三角形状に切欠くことで形成されており、上方に向かうほどエンジンルーム31の前壁(エンジンガード23の前面)からの離間距離が大きくなる傾斜面となっている。
排気口23cは、排気ガス処理装置36よりも下方(本実施形態では、さらに、燃料タンク26の上面26aよりも下方)で、且つ切欠部26cに面する位置に設けられている。エンジンルーム31の前壁と切欠部26cとの間には、排気口23cから排出された冷却風が上方へ流通可能な排出流路27が形成される。この排出流路27は、排気口23cから上方に向かって徐々に流路が広がっており、最終的に燃料タンク26の上面位置で上方に向かって開口している。
排気口23cおよび切欠部26cは、エンジンルーム31に配置されている各種装置の中で大きな騒音発生源となりやすいエンジン32および油圧ポンプ35を、エンジンルーム31の外部から排気口23cを介して直視できないように設けられている。具体的には、切欠部26cの上端と排気口23cの上端とを結ぶ仮想面(図6の一点鎖線)が、エンジン32および油圧ポンプ35と交差しないように、排気口23cおよび切欠部26cの位置や形状が決められている。
以下、第2実施形態の効果について説明する。なお、第1実施形態と共通する効果については、ここでの説明を省略する。
(効果)
本実施形態によれば、エンジンルーム31の外部であって、前壁に隣接し且つ排気口23cに対向する位置に燃料タンク26が搭載されており、燃料タンク26の角部に切欠部26cを設けることによって、排気口23cから排出された冷却風が上方へ流れることを可能とする排出流路27が形成されている。したがって、排気口23cの位置を燃料タンク26の上面26aよりも低くすることができ、エンジンルーム31の高さが低い場合、排気ガス処理装置36が大型である場合、あるいは燃料タンク26の高さが高い場合等にも、冷却風の円滑な排出と騒音の低減とを良好に両立させることができる。
また、本実施形態では、切欠部26cは、上方に向かうほどエンジンルーム31の前壁からの離間距離が大きくなる傾斜面となっているため、排気口23cから排出された冷却風が切欠部26cに沿って滑らかに上方へと向かうことができる。つまり、排出流路27における圧力損失を低減することができ、冷却風をより円滑に排出することができる。なお、同じ効果を得るために、切欠部26cを傾斜面とする代わりに、上方に向かうほどエンジンルーム31の前壁からの離間距離が大きくなる湾曲面としてもよい。
また、本実施形態では、エンジンルーム31の外部から排気口23cを介してエンジン32および油圧ポンプ35を直視できないように、切欠部26cが設けられている。このため、比較的大きな騒音源であるエンジン32および油圧ポンプ35からの騒音が、排気口23cおよび排出流路27を通ってエンジンルーム31の外部へ漏れることを一層低減することができる。
(その他の実施形態)
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上記実施形態の要素を適宜組み合わせまたは種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、エンジンルーム31の前方に配置される機器として、燃料タンク26が搭載されているものとした。しかしながら、エンジンルーム31の前方に配置される機器は、燃料タンク26に限定されない。例えば、所定の装置を収容するための筐体や作動油タンク等を、機器として搭載することも可能である。
また、上記実施形態では、エンジンルーム31の前壁に排気口23cを設けるものとしたが、前壁に代えてあるいは併せて後壁に排気口23cを設けてもよい。
また、上記実施形態では、排気口23cを油圧ポンプ35の上方に設けるものとしたが、排気口23cをこのように配置することは必須ではない。例えば、上下方向において排気口23cの一部が油圧ポンプ35と重複してもよい。
本発明の変形例として、エンジンルーム31の前壁または後壁に隣接配置された燃料タンク26等の機器やカウンタウェイト24に貫通孔を形成し、この貫通孔を排気口23cに連通させるようにしてもよい。
第2実施形態では、燃料タンク26に形成される切欠部26cを傾斜面または湾曲面としたが、切欠部26cの形状はこれに限定されない。例えば、燃料タンク26の角部を矩形状に切欠き、側方から見たときの形状がL字状となるような切欠部としてもよい。また、上記実施形態では、燃料タンク26の左右全域に切欠部26cを形成するものとしたが、燃料タンク26の左右方向の一部のみに切欠部26cを形成するようにしてもよい。
1 建設機械
23 エンジンガード
23c 排気口
23d 湾曲部
26 燃料タンク(機器)
26a 上面
26b 後面
26c 切欠部
27 排出流路
31 エンジンルーム
32 エンジン
33 ファン
35 油圧ポンプ
36 排気ガス処理装置
37 架台

Claims (6)

  1. エンジンルームに、エンジン、前記エンジンの周囲に冷却風を流通させるファン、および前記エンジンからの排気ガスを処理する排気ガス処理装置が設けられた建設機械の排風構造であって、
    機体左右方向において一方側から他方側へと、前記ファン、前記エンジンおよび前記排気ガス処理装置がこの順番で配置されるとともに、前記排気ガス処理装置が前記エンジンルームの上部に配置されており、
    前記エンジンルームの前壁および後壁の少なくともいずれか一方の、前記排気ガス処理装置の下方且つ機体左右方向において前記排気ガス処理装置と少なくとも一部が重複する範囲に、前記エンジンルームから冷却風を排出するための排気口が形成されていることを特徴とする建設機械の排風構造。
  2. 機体左右方向において前記エンジンの他方側に連結された油圧ポンプが、前記排気ガス処理装置の下方に配置されており、
    前記排気口は、前記油圧ポンプの上方に形成されている請求項1に記載の建設機械の排風構造。
  3. 前記エンジンルームの外部であって、前記前壁または前記後壁に隣接し且つ前記排気口に対向する位置に機器が搭載されており、
    前記機器の角部に切欠部を設けることによって、前記排気口から排出された冷却風が上方へ流れることを可能とする排出流路が形成されている請求項1または2に記載の建設機械の排風構造。
  4. 前記切欠部は、上方に向かうほど前記前壁または前記後壁からの離間距離が大きくなる傾斜面または湾曲面となっている請求項3に記載の建設機械の排風構造。
  5. 前記エンジンルームの外部から前記排気口を介して前記エンジンを直視できないように、前記切欠部が設けられている請求項3または4に記載の建設機械の排風構造。
  6. 前記排気口は前記エンジンルームの前記前壁に形成されており、
    前記エンジンルームの側壁の後部に、前方に向かうほど側方へと広がる湾曲部または傾斜部が設けられている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の建設機械の排風構造。
JP2015156234A 2015-08-06 2015-08-06 建設機械の排風構造 Active JP6496634B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015156234A JP6496634B2 (ja) 2015-08-06 2015-08-06 建設機械の排風構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015156234A JP6496634B2 (ja) 2015-08-06 2015-08-06 建設機械の排風構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017036538A JP2017036538A (ja) 2017-02-16
JP6496634B2 true JP6496634B2 (ja) 2019-04-03

Family

ID=58048438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015156234A Active JP6496634B2 (ja) 2015-08-06 2015-08-06 建設機械の排風構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6496634B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024143191A1 (ja) * 2022-12-26 2024-07-04 株式会社クボタ 作業機

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7030435B2 (ja) * 2017-07-18 2022-03-07 株式会社クボタ 作業機
CN107542120A (zh) * 2017-10-08 2018-01-05 湖南匡楚科技有限公司 一种污染土壤开挖设备装置
JP6850753B2 (ja) * 2018-03-13 2021-03-31 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 作業車両

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4418260B2 (ja) * 2004-03-03 2010-02-17 キャタピラージャパン株式会社 建設機械のエンジン空冷構造
JP2011064133A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械
JP5996449B2 (ja) * 2013-02-01 2016-09-21 住友建機株式会社 建設機械

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024143191A1 (ja) * 2022-12-26 2024-07-04 株式会社クボタ 作業機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017036538A (ja) 2017-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101923759B1 (ko) 건설 기계
US10352279B2 (en) Construction machine
JP5831111B2 (ja) 建設機械の排気構造
JP6496634B2 (ja) 建設機械の排風構造
EP2103746B1 (en) Engine room for construction equipment
US10156059B2 (en) Construction machine including engine
US9347202B2 (en) Construction machine
EP3103929B1 (en) Construction machine with engine
JP2017198143A (ja) 低騒音型発電装置
JP2005016321A (ja) 建設機械のエンジンフード,建設機械のエンジンルーム構造及び建設機械のエンジン冷却装置
JP5850024B2 (ja) 作業機械
US9359931B2 (en) Gas release apparatus for construction machine
JP2004353265A (ja) 建設機械のボトムガード,建設機械のエンジンルーム構造及び建設機械のエンジン冷却装置
JP2010247553A (ja) 旋回式建設機械
JP2012207490A (ja) 建設機械
JP2005029146A (ja) 建設機械
JP2009144511A (ja) 建設機械の騒音低減構造
JP2017072095A (ja) 建設機械の排風構造
JP6660173B2 (ja) 作業機械
JP2004353539A (ja) 建設機械のエンジンルーム構造及び建設機械のエンジン冷却装置
JP2017227158A (ja) エンジン装置
JP2005145114A (ja) 建設機械のエンジンフード、建設機械のエンジンルーム構造及び建設機械の冷却装置
JP2005125951A (ja) 建設機械のエンジンフード、建設機械のエンジンルーム構造及び建設機械の冷却装置
JP2017115317A (ja) 作業機械
JP2013181323A (ja) 建設機械

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6496634

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250