JP6496364B2 - 冷却制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷却液を冷却対象部に送る冷却制御装置に関する。
冷却液を冷却対象部に送る冷却制御装置の例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された冷却制御装置は、エンジンを冷却対象部としている。特許文献1に記載された冷却制御装置は、ウォータポンプ、サーモスタッド、ラジエータ、電子制御装置及び切替バルブを有する。切替バルブは、シリンダ部、シリンダ部に設けた入力ポート及び出力ポートを有する。入力ポートは、エンジンのウォータジャケットを介して、ウォータポンプの吐出ポートに接続されている。出力ポートは、ウォータポンプの吸入ポートに接続されている。また、収容室がシリンダ部に設けられ、弁体が収容室に移動可能に配置されている。弁体を弁座シート部から離れる向きで付勢するスプリングが設けられている。弁体をスプリングの弾性力に抗して弁座シート部に押し付ける電磁コイルが設けられている。弁体を貫通する流通部が設けられている。
特許文献1に記載された冷却制御装置は、エンジンの温度が暖気温度より低い場合、エンジンのウォータジャケットから出る冷却水は、切替バルブ、サーモスタッドを経由してウォータポンプに吸い込まれる。エンジンの温度が暖気温度以上である場合、エンジンのウォータジャケットから出る冷却水は、ラジエータを経由してサーモスタッドに送られることが許容される。
そして、電磁コイルのコアの表面に堆積する異物の量が推定される。異物の堆積量が閾値以下であると、電磁コイルへの通電が行われる。このため、弁体は電磁コイルの吸引力で弁座シートに押し付けられる。このため、入力ポートの冷却水は、弁体の流通部を通過して出力ポートに流れる。
異物の堆積量が閾値を超えていると電磁コイルへの通電を遮断して弁体を弁座シートから離れさせる。このため、シリンダ部内を流れる冷却水の流通面積が拡大され、切替バルブを通過する冷却水の流量及び水圧が増大する。したがって、コアに堆積している異物を押し流すことができる。
特開2014−9668号公報
しかし、特許文献1に記載されている切替バルブは、内部を通過する冷却液で異物を押し流すため、異物の除去機能が不足する問題があった。
本発明の目的は、切替バルブにおける異物の除去機能を向上することの可能な、冷却制御装置を提供することにある。
本発明は、冷却液が流れる複数の冷却液出口を有する切替バルブと、前記切替バルブに接触して設けられ、かつ、前記複数の冷却液出口に対して接続または遮断される複数の冷却液輸送部と、前記切替バルブを作動させることにより、前記複数の冷却液出口と前記複数の冷却液輸送部との接続及び遮断を切り替える電動モータと、を備えた冷却制御装置であって、前記切替バルブの作動機能が低下しているか否かを判断する機能判断部と、前記機能判断部により前記切替バルブの作動機能が低下していると判断された後、前記切替バルブを作動させる際に前記電動モータに印加する第1電流値を、前記機能判断部により前記切替バルブの作動機能が低下していないと判断された後、前記切替バルブを作動させる際に前記電動モータに印加する第2電流値よりも高く設定する第1制御部と、を有し、前記複数の冷却液輸送部は、前記冷却液を冷却対象部に送り、前記冷却対象部は、車両の駆動輪にトルクを伝達するエンジンを含み、前記複数の冷却液輸送部から送られる前記冷却液を、前記エンジンに送るポンプが設けられ、前記冷却液輸送部の何れか1つは、前記冷却液を冷却して前記エンジンに送るラジエータに接続されており、前記機能判断部により前記切替バルブの作動機能が低下していると判断された後、前記第1制御部が前記切替バルブを作動させる前に、前記複数の冷却液出口の何れか1つと、前記ラジエータに接続された前記冷却液輸送部とを接続するように、前記切替バルブを作動させる第3制御部が更に設けられている。
本発明によれば、切替バルブの作動機能が低下していると判断された後に、切替バルブを作動する力は、切替バルブの作動機能が低下していないと判断された後に、切替バルブを作動する力よりも大きくなる。したがって、異物により切替バルブの作動機能が低下している際に、異物を除去可能である。
本発明の冷却制御装置を有する車両の模式図である。 冷却制御装置が有する切替バルブの側面図である。 切替バルブの平面断面図である。 切替バルブの弁体の作動を示す展開図である。 弁体の作動角度とポートの開口率との関係を示す線図である。 冷却制御装置の電動モータに印加する電流の変化例を示すタイムチャートである。 冷却制御装置で実行可能な制御例を示すフローチャートである。
以下、本発明の冷却制御装置を車両に設けた場合の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1に示す車両10は、エンジン11、ウォータポンプ12、切替バルブ13、ラジエータ14、ヒータコア15、電動モータ16、モータ駆動回路17及びコントローラ18を有する。
エンジン11は、車両10の駆動輪に伝達するトルクを発生する動力源であり、エンジン11は、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、液化プロパンガスエンジンの何れでもよい。エンジン11は、燃焼室で燃料を燃焼させ、燃料の燃焼時の熱エネルギを、クランクシャフトの運動エネルギに変換する。エンジン11は、シリンダブロック用ウォータジャケット19、シリンダヘッド用ウォータジャケット20、排気ポート用ウォータジャケット21を有する。シリンダブロック用ウォータジャケット19は、エンジン11のシリンダブロックに設けられ、シリンダヘッド用ウォータジャケット20は、エンジン11のシリンダヘッドに設けられている。
燃焼室に通じる排気管が設けられ、排気管を支持する筒部がシリンダヘッドに設けられている。排気ポート用ウォータジャケット21は、筒部に設けられている。シリンダブロック用ウォータジャケット19、シリンダヘッド用ウォータジャケット20及び排気ポート用ウォータジャケット21は、共に冷却液の通路である。
ウォータポンプ12は、吸引ポート22及び吐出ポート23を有し、クランクシャフトから伝達される回転力で駆動されて、冷却液を吸引及び吐出する。吐出ポート23は、3つの冷却流路24,25,26に分岐して接続されている。冷却流路24は、シリンダブロック用ウォータジャケット19の入口27に接続されている。冷却流路25は、シリンダヘッド用ウォータジャケット20の入口28に接続されている。冷却流路26は、排気ポート用ウォータジャケット21の入口29に接続されている。
シリンダブロック用ウォータジャケット19の出口30は、冷却流路31に接続されている。シリンダヘッド用ウォータジャケット20の出口32は、冷却流路33に接続されている。排気ポート用ウォータジャケット21の出口34は、冷却流路35に接続されている。
電動モータ16は、電流が印加されて図3に示す回転軸83を回転可能であり、電動モータ16は、例えば、3相交流形のステッピングモータを用いることが可能である。電動モータ16は、ステータ及びロータを有し、ステータは通電用の巻線を有する。ロータは回転軸83に取り付けられている。車両10は、電源36を有する。電源36は、充電及び放電が可能な二次電池である。モータ駆動回路17は、電源36と電動モータ16とを電気的に接続及び遮断する。モータ駆動回路17は、複数のスイッチング素子を有するインバータにより構成されている。スイッチング素子は、半導体素子である。
コントローラ18は、電源36から印加される電流により起動し、モータ駆動回路17を制御する信号を出力する。コントローラ18は、入力ポート、出力ポート、記憶部、演算処理部及びタイマーを有するマイクロコンピュータ、すなわち、電子制御装置である。コントローラ18からモータ駆動回路17に入力される信号のデューティ比を制御することにより、電動モータ16の巻線に印加される電圧及び電流が制御される。電動モータ16の巻線を流れる電流の向きを切り替えることにより、電動モータ16の回転軸83の回転方向が切り替えられる。モータ駆動回路17のスイッチング素子のオン割合、すなわち、デューティ比を制御することにより、単位時間当たりにおける電動モータ16の回転数及びトルクを制御することが可能である。
冷却液温度センサ37の信号、ヒータスイッチ38の信号、イグニッションスイッチ39の信号、角度センサ40の信号は、コントローラ18に入力される。冷却液温度センサ37は、シリンダブロック用ウォータジャケット19、シリンダヘッド用ウォータジャケット20、排気ポート用ウォータジャケット21に供給される冷却液の温度を検出して信号を出力する。ヒータスイッチ38は、車両10の乗員の操作によりオン・オフが切り替えられる。イグニッションスイッチ39は、車両10の乗員の操作、または、車両10の状況に応じてオン・オフが切り替えられる。イグニッションスイッチ39がオンされていると、エンジン11のクランクシャフトが回転し、車両10の駆動輪にトルクを伝達することが可能である。イグニッションスイッチ39がオフされていると、エンジン11は停止する。
角度センサ40は、電動モータ16の回転軸83に図示しないギヤを介して接続される弁体57の回転角度を検出して信号を出力する。角度センサ40としては、例えば磁気センサを用いることが可能である。故障警告灯41は車両10の室内に設けられ、車両10の乗員は故障警告灯41を目視可能である。故障警告灯41は、切替バルブ13が故障していると点灯し、切替バルブ13が正常であると消灯する。
切替バルブ13は、冷却液が流入する1つの入力ポート42と、冷却液が流出する3つの出力ポート43,44,45と、を備えている。入力ポート42は3方向に分岐して出力ポート43,44,45に接続されている。冷却流路31,33,35は、入力ポート42に対して互いに並列に接続されている。
コントローラ18により駆動及び停止が制御されるブロワモータ46が設けられている。ブロワモータ46により輸送される空気の通路にヒータコア15が設けられている。ヒータコア15は、空調用の空気を暖めるための熱交換器であり、ヒータコア15は冷却液の通路を形成する。ヒータコア15の入口47は、冷却流路48を介して切替バルブ13の出力ポート43に接続されている。ヒータコア15の出口49は、冷却流路50を介してウォータポンプ12の吸引ポート22に接続されている。
ラジエータ14は、車両10のエンジンルームの前部に配置されている。ラジエータ14は、冷却液と空気との間で熱交換を行って冷却液の温度を低下させるものである。ラジエータ14の入口51は、冷却流路52に接続され、ラジエータ14の出口53は冷却流路54を介してウォータポンプ12の吸引ポート22に接続されている。
切替バルブ13の具体的な構造を、図2及び図3を参照して説明する。切替バルブ13は、円筒形状のハウジング56と、ハウジング56内に設けた円柱形状の弁体57と、を有する。ハウジング56及び弁体57は、金属製または合成樹脂製である。ハウジング56は、エンジンルーム内のブラケット、フレーム等により回転しないように支持されている。弁体57は、電動モータ16の回転軸83に図示しないギヤを介して接続されている。電動モータ16の回転力が弁体57に伝達されると、弁体57は図3で軸線A1を中心として時計回り及び反時計回りで回転可能である。軸線A1は、弁体57の中心線である。
図3のように、ハウジング56を径方向に貫通する取り付け孔58,59,60が設けられている。取り付け孔58,59,60は、ハウジング56の円周方向で互いに異なる位置に配置されている。図3は、取り付け孔58,59,60を互いに90度間隔で配置した例である。また、図2に示すように、取り付け孔58,59,60は、ハウジング56の軸線A1方向で、互いに異なる位置に配置されている。図2は、取り付け孔58を、取り付け孔59と取り付け孔60との間に配置した例である。
図4に示すように、弁体57の外周面68に出力ポート43,44,45が設けられている。出力ポート43,44,45は、弁体57の回転方向で所定の領域に亘ってそれぞれ設けられた溝である。出力ポート43,44,45は、軸線A1方向における配置位置が異なり、かつ、弁体57の回転方向における配置領域の一部が異なる。弁体57を側面視すると、出力ポート43,44,45は、軸線A1に対して傾斜する箇所を含む。弁体57は、入力ポート42を出力ポート43,44,45にそれぞれ接続する通路を有する。
図3のように、接続管64が取り付け孔58内に挿入され、かつ、ハウジング56に対して固定されている。また、ハウジング56と接続管64との間をシールするシール部材が設けられている。接続管64に輸送管65が接続され、輸送管65内に冷却流路48が設けられている。接続管64内にシール部材66が配置されている。シール部材66は、合成ゴム製であり、かつ、円筒形状を有している。スプリング67が接続管64内に配置され、スプリング67は、シール部材66を弁体57の外周面68に押し付けている。シール部材66内にポート69が形成され、ポート69は冷却流路48につながっている。
弁体57の軸線A1方向で、図4に示すポート69の配置領域と、出力ポート43の配置領域とは少なくとも一部が重なる。また、シール部材66の内径は、出力ポート43の軸線A1方向の幅よりも大きい。そして、弁体57が回転すると、ポート69は出力ポート43に対して接続または遮断される。
図3に示すように、シール部材66は、弁体57の外周面68に接触してシール面を形成する。シール部材66は、入力ポート42からポート69に送られる冷却液が、シール部材66と弁体57の外周面68との間から漏れることを防止する。シール部材66、接続管64及び輸送管65は冷却液輸送部80を構成する。
接続管70が取り付け孔59内に挿入され、かつ、ハウジング56に対して固定されている。また、ハウジング56と接続管70との間をシールするシール部材が設けられている。接続管70に輸送管71が接続され、輸送管71内にバイパス流路55が設けられている。接続管70内にシール部材72が配置されている。シール部材72は、合成ゴム製であり、かつ、円筒形状を有している。スプリング73が接続管70内に配置され、スプリング73は、シール部材72を弁体57の外周面68に押し付けている。シール部材72内にポート74が形成され、ポート74はバイパス流路55につながっている。軸線A1方向において、図4に示すポート74の配置領域と、出力ポート45の配置領域とは少なくとも一部が重なる。また、シール部材72の内径は、出力ポート45の軸線A1方向の幅よりも大きい。そして、弁体57が回転すると、ポート74は出力ポート45に対して接続または遮断される。
図3のように、シール部材72は、弁体57の外周面68に接触してシール面を形成する。シール部材72は、入力ポート42からポート74に送られる冷却液が、シール部材72と弁体57の外周面68との間から漏れることを防止する。シール部材72、接続管70及び輸送管71は冷却液輸送部81を構成する。
接続管75が取り付け孔60内に挿入され、かつ、ハウジング56に対して固定されている。また、ハウジング56と接続管75との間をシールするシール部材が設けられている。接続管75に輸送管76が接続され、輸送管76内に冷却流路52が設けられている。接続管75内にシール部材77が配置されている。シール部材77は、合成ゴム製であり、かつ、円筒形状を有している。スプリング78が接続管75内に配置され、スプリング78は、シール部材77を弁体57の外周面68に押し付けている。シール部材77内にポート79が形成され、ポート79は冷却流路52につながっている。軸線A1方向において、図4に示すポート79の配置領域と、出力ポート44の配置領域とは少なくとも一部が重なる。また、シール部材77の内径は、出力ポート44の軸線A1方向の幅よりも大きい。そして、弁体57が回転すると、ポート79は出力ポート44に対して接続または遮断される。
図3のように、シール部材77は、弁体57の外周面68に接触してシール面を形成する。シール部材77は、入力ポート42からポート79に送られる冷却液が、シール部材77と弁体57の外周面68との間から漏れることを防止する。シール部材77、接続管75及び輸送管76は冷却液輸送部82を構成する。
図1に示す車両10の機能を説明する。イグニッションスイッチ39がオンされてエンジン11のクランクシャフトが回転すると、クランクシャフトの回転力でウォータポンプ12が駆動する。ウォータポンプ12は吸引ポート22から冷却液を吸引し、かつ、冷却液を吐出ポート23から吐出する。吐出ポート23から吐出された冷却液の一部は、冷却流路24、シリンダブロック用ウォータジャケット19及び冷却流路31を経由して切替バルブ13の入力ポート42に送られる。吐出ポート23から吐出された冷却液の一部は、冷却流路25、シリンダヘッド用ウォータジャケット20及び冷却流路33を経由して切替バルブ13の入力ポート42に送られる。吐出ポート23から吐出された冷却液の一部は、冷却流路26、排気ポート用ウォータジャケット21及び冷却流路35を経由して切替バルブ13の入力ポート42に送られる。
コントローラ18は、イグニッションスイッチ39のオンオフに関わりなく起動する。コントローラ18は、入力される信号、及び記憶装置に記憶されている情報に基づいて切替バルブ13を制御する。具体的には、モータ駆動回路17に与える信号、例えば、PWM信号のデューティ比を制御し、切替バルブ13の弁体57の位置を第1位置乃至第3位置の間で変更及び停止する。コントローラ18は、角度センサ40の信号を処理して、弁体57の回転方向における位置を判断可能である。
コントローラ18は、イグニッションスイッチ39がオンされてエンジン11が始動され、かつ、ヒータスイッチ38がオフされ、かつ、冷却液温度センサ37により検出される冷却液の温度が所定温度以下である場合のように、エンジン11を暖機する条件が成立している場合に第1位置を選択する。コントローラ18が、切替バルブ13の弁体57を図4の上段に示す第1位置で停止すると、ポート69と出力ポート43とが遮断され、ポート74と出力ポート45とが遮断され、ポート79と出力ポート44とが遮断される。つまり、切替バルブ13に送られる冷却液は、ラジエータ14、ヒータコア15及びバイパス流路55の何れにも送られない。
図5は、弁体57の作動角度と、ポート69,74,79の開口率との関係の例を示す線図である。ポート69の開口率は、ポート69が出力ポート43に接続されている面積の割合である。ポート74の開口率は、ポート74が出力ポート45に接続されている面積の割合である。ポート79の開口率は、ポート79が出力ポート44に接続されている面積の割合である。作動角度0度は、弁体57の第1位置に相当する。弁体57の作動角度が0度であると、ポート69,74,79の開口率は全て0%である。
コントローラ18は、ヒータスイッチ38がオンされていることを検出すると、切替バルブ13を制御して、弁体57を第1位置から作動させ、かつ、第2位置で停止することが可能である。弁体57は図3において例えば時計回りに作動するものとする。この場合、弁体57は図4において左側に移動し、ポート69と出力ポート43とが接続され、かつ、ポート74と出力ポート45とが接続される。弁体57が第1位置から作動を開始後、弁体57の位置が作動角度θ1に到達するまでの間、ポート69の開口率及びポート74の開口率が増加する。作動角度θ1は、弁体57の第2位置に相当する。
コントローラ18は、冷却液温度センサ37の信号を処理して、冷却液の温度上昇を抑制する条件が成立したと判断すると、切替バルブ13を制御して、弁体57の位置を、第2位置から第3位置に切り替えることが可能である。弁体57の第3位置は、図5の作動角度θ2に相当する。弁体57が第2位置から第3位置に作動する途中で、図4の中段に示すように、ポート69と出力ポート43とが接続され、かつ、ポート74と出力ポート45とが接続され、かつ、ポート79と出力ポート44とが接続される。また、ポート74の開口率は、弁体57の作動角度θ1以降で減少する。
さらに、弁体57の位置が、図5に示す作動角度θ2に到達する前に、ポート74と出力ポート45とが遮断され、弁体57の位置が作動角度θ2に到達すると、図4の下段に示すように、ポート69は出力ポート43に接続され、ポート79は出力ポート44に接続されている。つまり、ポート69,79は、図5のように共に開いている。なお、コントローラ18が、弁体57を図3で反時計回りに作動すると、弁体57は第3位置から第2位置を経て第1位置に戻る。さらに、コントローラ18は、弁体57を第1位置と第2位置との間に停止すること、または、弁体57を第2位置と第3位置との間に停止すること、も可能である。
また、コントローラ18が切替バルブ13を制御して、停止している弁体57を作動させる際、コントローラ18への突入電流を抑制するため、電動モータ16に印加する電流を制限することが可能である。図6は、電動モータ16に印加する電流の一例を示すマップである。時刻t1から電動モータ16に電流を印加する際に、時刻t1から時刻t2までの間における印加電流が所定値B1未満となるように、例えば、破線で示すように制御する。所定値B1は、例えば7.1アンペアである。このため、モータ駆動回路17に信号を与えるコントローラ18への突入電流を抑制でき、コントローラ18を保護できる。なお、時刻t2以降は、印加電流は、略一定で推移する。時刻t3で電動モータ16を停止する信号が出力されると、電動モータ16に印加する電流は、時刻t4で最低値になる。
停止している電動モータ16を回転させる際に、電動モータ16に印加する電流を制限しない場合、時刻t1から時刻t2までの間、電動モータ16に印加する電流は、例えば、実線のように変化する。電動モータ16に印加される電流の最大値は、所定値B1を超える所定値B2になる。
ところで、切替バルブ13は、冷却液中に含まれる異物により機能が低下する可能性がある。例えば、異物が、シール部材66,72,77の少なくとも1つと、弁体57の外周面68との間に挟まると、弁体57の作動応答性が低下する可能性がある。
コントローラ18は、弁体57の作動応答性が低下することを抑制するため、図7の制御例を実行可能である。コントローラ18は、ステップS1において、切替バルブ13が故障しているか否かを判断する。コントローラ18は、経過時間と目標時間とを比較することで、切替バルブ13が故障しているか否かを判断する。経過時間は、弁体57を作動させる信号を出力した時点から、弁体57の位置が目標位置に到達するまでの実際の所要時間である。目標時間は、弁体57の作動角度の変化量に応じて、コントローラ18に予め記憶されている。
コントローラ18がステップS1でYesと判断するということは、切替バルブ13の弁体57の作動機能が、異物により低下していることを意味する。そこで、コントローラ18は、ステップS1でYesと判断するとステップS2に進み、切替バルブ13の故障に対処する制御を行う。この制御は、各種の条件、例えば、冷却液温度センサ37の信号、ヒータスイッチ38の信号に関わりなく、弁体57の位置を第3位置とする制御である。
コントローラ18は、ステップS3において、切替バルブ13が故障していると検知した回数が1回であるか否かを判断する。コントローラ18は、ステップS3でYesと判断すると、ステップS4において、切替バルブ13をクリーニングする制御を実施するフラグを立てる。
コントローラ18は、ステップS5でイグニッションスイッチ39がオフされていることを検出すると、ステップS6に進み、“電動モータ16に対する印加電流を制限する制御”を解除し、かつ、ステップS7において、切替バルブ13をクリーニングする制御を実施する。切替バルブ13をクリーニングする制御は、電動モータ16の回転軸83の回転方向を交互に切り替えて、弁体57を第1位置と第3位置との間で所定時間に亘って往復させた後、弁体57を第3位置で停止する制御である。つまり、弁体57は図3において時計回りの回転と、反時計回りの回転とが交互に切り替えられる。すると、シール部材66,72,77の少なくとも1つと、弁体57の外周面68との間に挟まっている異物、または、シール部材66,72,77の少なくとも1つに固着している異物、弁体57の外周面68に固着している異物を除去できる。特に、コントローラ18は、“電動モータ16の印加電流を制限する制御を解除”した状態で、ステップS7の制御を実施する。このため、コントローラ18が、ステップS7で弁体57を作動させる際に、電動モータ16の印加電流は制限されない。例えば、電動モータ16の印加電流は、図6の時刻t1から時刻t2の間に実線で示すように制御される。このため、電動モータ16の回転軸83のトルクは、印加電流を制限する場合の回転軸83のトルクに比べて高くすることができる。したがって、弁体57の作動速度は、印加電流を制限する場合における弁体57の作動速度よりも高くなり、異物を除去し易くなる。
ステップS7において、電動モータ16の印加電流を制限しないクリーニング制御を実施しても、挟みこまれた異物が除去できない等の理由で弁体57を指示通りに往復させることができない場合がある。この時、電動モータ16に印加される電流が、最大値である所定値B2で継続的に供給されると、電動モータ16に断線等の二次被害が起きる恐れがある。
このため、コントローラ18は、ステップS7に次ぐステップS8において、切替バルブ13の故障が継続しているか否かを判断する。このステップS8の判断は、例えば、電動モータ16の印加電流を制限する制御を解除した状態で、ステップS7のクリーニング制御を所定時間継続して実施すると、弁体57が回転するか否かで判断する。コントローラ18は、弁体57が回転するとステップS8でNoと判断してステップS9に進み、イグニッションスイッチ39がオンされていることを検出してステップS1に進む。
コントローラ18は、ステップS8の判断時点で弁体57が回転しなければ、ステップS8でYesと判断し、ステップS10において故障警告灯41を点灯し、図7の制御例を終了する。また、コントローラ18は、ステップS10において、弁体57を第3位置に停止する制御を維持する。このため、ラジエータ14で冷却された冷却液が、ウォータポンプ12を介してエンジン11に送られる。さらに、コントローラ18は、ステップS3でNoと判断すると、ステップS10に進む。
なお、電動モータ16の印加電流を制限する制御を解除した状態でクリーニング制御を所定時間継続しても弁体57が回転しない場合には、電動モータ16に印加する電流は図6に破線で示すように、最大値である所定値B2が所定時間継続された後、シャットダウンされる。
コントローラ18はステップS1でNoと判断すると、ステップS2乃至ステップS9の処理及び判断の何れも行わず、図7の制御例を終了する。つまり、コントローラ18は、停止している弁体57を作動させる場合に、電動モータ16の印加電流を所定値B1未満に制限する。
コントローラ18は、イグニッションスイッチ39がオフされてエンジン11が停止している場合に、切替バルブ13をクリーニングする制御を実施する。このため、エンジン11の冷却性能、ヒータの暖房機能に及ぼす影響を抑制でき、車両10のドライバビリティの低下を抑制できる。
切替バルブ13は、弁体57を第1位置と第3位置との間で作動させる場合、つまり、図3で弁体57を時計回り及び反時計回りに交互に回転する場合、弁体57の作動角度は、弁体57の回転方向におけるポート69,74,79のそれぞれの位置、弁体57の回転方向における出力ポート43,44,45のそれぞれの配置範囲等により定まる。
実施形態で説明した事項の意味を記載すると、出力ポート43,44,45は、冷却液出口の一例であり、エンジン11は、冷却対象部の一例であり、角度センサ40及びコントローラ18は、機能判断部の一例である。コントローラ18及びモータ駆動回路17は、第1制御部、第2制御部及び第3制御部の一例であり、コントローラ18は、回数判断部である。ウォータポンプ12は、ポンプの一例であり、冷却液輸送部82が、ラジエータに接続された冷却液輸送部である。弁体57の回転機能は、切替バルブの作動機能の一例である。
図6の時刻t1から時刻t2の間において、電動モータ16に印加される実線で示す電流値が、第1電流値の一例である。図6の時刻t1から時刻t2の間において、電動モータ16に印加される破線で示す電流値が、第2電流値の一例である。故障の検知回数1回は、所定回数の一例である。出力ポート44は、複数の冷却液出口の何れか1つの一例である。切替バルブ13の故障が、切替バルブ13の作動機能が低下、具体的には弁体57の作動応答性が低下していることに相当する。また、切替バルブ13の作動機能が低下していても、弁体57は作動可能である。
冷却液制御装置及び切替バルブは、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。切替バルブに設ける冷却液出口の数、冷却液輸送部の数は、任意に変更可能である。また、入力ポート42の冷却液をバイパス流路55のみに送り、冷却流路48,52には送られないように、弁体57の作動位置を設定可能である。さらに、入力ポート42の冷却液を、冷却流路48のみに送り、冷却流路52及びバイパス流路55には送らないように、弁体57の作動位置を設定可能である。さらに、入力ポート42の冷却液を、冷却流路52及びバイパス流路55に送り、冷却流路48には送らないように、弁体57の作動位置を設定可能である。
また、複数の冷却液出口は、円柱形状の弁体の外周面の他、弁体の軸線に対して垂直な端面に設けられていてもよい。この場合、複数の冷却液出口は、弁体の軸線を中心とする異なる円周上に、それぞれ配置される。また、複数の冷却液輸送部は、弁体の軸線に対して対直な端面に接触する。
さらに、弁体は、弁体の軸線を中心として回転可能であればよく、円柱形状の弁体の他、ボール形状の弁体でもよい。さらに、図7のステップS3の判断に用いる故障の検知回数は、任意に変更可能である。第1制御部、第2制御部、第3制御部、判断部及び回数判断部は、電気部品または電子部品の単体でもよいし、複数の電気部品または複数の電子部品を有するユニットでもよい。電気部品または電子部品は、プロセッサ、制御回路及びモジュールを含む。
11 エンジン
12 ウォータポンプ
13 切替バルブ
14 ラジエータ
16 電動モータ
17 モータ駆動回路
18 コントローラ
40 角度センサ
43,44,45 出力ポート
57 弁体
68 外周面
80,81,82 冷却液輸送部
A1 軸線
B1 所定値

Claims (6)

  1. 冷却液が流れる複数の冷却液出口を有する切替バルブと、
    前記切替バルブに接触して設けられ、かつ、前記複数の冷却液出口に対して接続または遮断される複数の冷却液輸送部と、
    前記切替バルブを作動させることにより、前記複数の冷却液出口と前記複数の冷却液輸送部との接続及び遮断を切り替える電動モータと、
    を備えた冷却制御装置であって、
    前記切替バルブの作動機能が低下しているか否かを判断する機能判断部と、
    前記機能判断部により前記切替バルブの作動機能が低下していると判断された後、前記切替バルブを作動させる際に前記電動モータに印加する第1電流値を、前記機能判断部により前記切替バルブの作動機能が低下していないと判断された後、前記切替バルブを作動させる際に前記電動モータに印加する第2電流値よりも高く設定する第1制御部と、
    を有し、
    前記複数の冷却液輸送部は、前記冷却液を冷却対象部に送り、
    前記冷却対象部は、車両の駆動輪にトルクを伝達するエンジンを含み、
    前記複数の冷却液輸送部から送られる前記冷却液を、前記エンジンに送るポンプが設けられ、
    前記冷却液輸送部の何れか1つは、前記冷却液を冷却して前記エンジンに送るラジエータに接続されており、
    前記機能判断部により前記切替バルブの作動機能が低下していると判断された後、前記第1制御部が前記切替バルブを作動させる前に、前記複数の冷却液出口の何れか1つと、前記ラジエータに接続された前記冷却液輸送部とを接続するように、前記切替バルブを作動させる第3制御部が更に設けられている、冷却制御装置。
  2. 請求項1記載の冷却制御装置において、
    前記切替バルブは、前記電動モータの動力で回転する弁体を有し、
    前記複数の冷却液出口は、前記弁体の外周面に設けられ、
    前記複数の冷却液輸送部は、前記弁体の外周面に接触し、
    前記機能判断部が判断する前記切替バルブの作動機能は、前記弁体の回転機能を含む、冷却制御装置。
  3. 請求項2記載の冷却制御装置において、
    前記機能判断部により前記弁体の回転機能が低下していると判断された後、前記第1制御部が前記弁体を回転させる際に、前記弁体の回転方向を交互に切り替える第2制御部が更に設けられている、冷却制御装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項記載の冷却制御装置において、
    前記第1制御部は、前記機能判断部により前記切替バルブの作動機能が低下していると判断された後、前記エンジンが停止している状態で前記切替バルブを作動させる、冷却制御装置。
  5. 請求項1乃至3の何れか1項記載の冷却制御装置において、
    前記第3制御部が前記切替バルブを作動させた後であり、かつ、前記第1制御部が前記切替バルブを作動させる前に、前記切替バルブの作動機能が低下していると判断される回数が所定回数以下であるか否かを判断する回数判断部が更に設けられ、
    前記第1制御部は、前記切替バルブの作動機能が低下していると判断される回数が所定回数以下であると、前記第1電流値を前記第2電流値よりも高く設定して前記切替バルブを作動させる、冷却制御装置。
  6. 請求項5記載の冷却制御装置において、
    前記第3制御部は、前記切替バルブの作動機能が低下していると判断される回数が所定回数を超えていると、前記複数の冷却液出口の何れか1つと、前記ラジエータに接続された前記冷却液輸送部とを接続した状態を維持する、冷却制御装置。
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