JP6495154B2 - 動作実行制御サーバ、ルール生成サーバ、端末装置、連携システム、動作実行制御サーバの制御方法、ルール生成サーバの制御方法、端末装置の制御方法、および制御プログラム - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施の一形態について図1から図5に基づいて詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る連携システムの概要を図2に基づいて説明する。図2は、連携システム7の概要を示す図である。連携システム7は、複数のサービスを連携させる連携サービスを提供するシステムである。
次に、連携システム7で使用される連携ルールの例を図3に基づいて説明する。図3は、連携システム7で使用される連携ルールの例を示す図である。同図に示す連携ルールAおよびBには、2つのトリガ(イベント)と1つのアクションが含まれている。また、これら2つのトリガイベントには、順番が設定されていると共に、1つ目のトリガイベント発生から2つ目のトリガイベント発生までの上限の時間が設定されている。このように、連携ルールは、複数のイベントと、少なくとも1つのアクションと、それらの順序とを示す、シナリオのような情報である。さらに、各連携ルールには、優先度が設定されている。
次に、連携サーバ1と操作端末3の装置構成を図1に基づいて説明する。図1は、連携サーバ1と操作端末3の要部構成の一例を示すブロック図である。ここでは、まず連携サーバ1について説明し、その後、操作端末3について説明する。
図示のように、連携サーバ1は、連携サーバ1の各部を統括して制御するサーバ制御部10、連携サーバ1が使用する各種データを記憶するサーバ記憶部11、および連携サーバ1が他の機器と通信するためのサーバ通信部12を備えている。なお、同図では、1つのサーバ通信部12にて、機器制御サーバ2、操作端末3、および情報提供サーバ5と通信する例を示しているが、通信相手機器に応じて異なる通信部(通信インターフェース)を介して通信してもよい。
操作端末3は、連携ルールを登録するユーザの操作を受け付けて、該操作の内容に応じた連携ルールを連携サーバ1に生成させる装置である。操作端末3の機能は、例えばスマートフォンのような情報処理装置であってもよい。図1に示す操作端末3は、操作端末3の各部を統括して制御する端末制御部30、操作端末3が使用する各種データを記憶する端末記憶部31、操作端末3が他の機器と通信するための端末通信部32を備えている。また、操作端末3は、端末制御部30の制御に従って画像を表示する表示部33、およびユーザの入力操作を受け付ける入力部34を備えている。なお、入力部34は、表示部33の表示面に対するユーザの入力操作を受け付けるタッチパネルであってもよい。
次に、連携サーバ1が実行する処理の流れを図5に基づいて説明する。図5は、連携サーバ1がトリガイベントを検出してアクションを実行させる処理(動作実行制御サーバの制御方法)の一例を示すフローチャートである。
本発明の他の実施形態について、図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。これは実施形態3以降においても同様である。本実施形態の連携サーバ1は、1つのトリガの検出によって、複数の連携ルールに規定された各アクションを実行させるべき状態となったときの制御内容に特徴がある。これについて図6に基づいて説明する。図6は、複数の連携ルールに規定された各アクションを実行させるべき状態となったときの制御例を示す図である。
a:何れか一方のアクションを実行させる
b:何れのアクションも実行させない
c:双方の連携ルールのアクションを実行させる
上記aの処理を実行する場合、アクション実行制御部105は、任意の方法で何れかのアクションを選択し、そのアクションを実行させる。例えば、アクション実行制御部105は、各連携ルールに設定された優先度を参照して、より優先度の高い連携ルールを特定し、その連携ルールに設定されたアクションを実行させてもよい。また、例えば、アクション実行制御部105は、使用回数(図4参照)のより多い連携ルールを特定し、その連携ルールに設定されたアクションを実行させてもよい。さらに、例えば、アクション実行制御部105は、ランダムに選択したアクションを実行させてもよい。
本発明のさらに他の実施形態について、図7に基づいて説明する。本実施形態では、連携ルールのトリガとして、該連携ルールによって所定のアクションが実行された(あるいは実行されなかった)というイベント(アクションイベント)を設定する例を説明する。また、本実施形態では、上記所定のアクションが実行されなかった場合に、該所定のアクションが実行されなかったことを補うためのアクション(代替アクション)を実行させる例についても説明する。
本発明のさらに他の実施形態について、図8〜図11に基づいて説明する。本実施形態では、連携ルールの生成について説明する。まず、連携ルールを生成する際に操作端末3が表示するUI画面について、図8に基づいて説明する。図8は、連携ルールを生成する際のUI画面の一例を示す図である。なお、同図では、上記実施形態で説明した連携ルールCを設定する際の画面遷移例を示している。
次に、連携ルールを生成する際の操作端末3および連携サーバ1の処理の流れを図11に基づいて説明する。図11は、連携ルールを生成する際の操作端末3および連携サーバ1の処理(端末装置の制御方法およびルール生成サーバの制御方法)の一例を示すフローチャートである。なお、同図では、操作端末3のルール設定部301が、表示部33に連携ルール生成のためのUI画面(図8参照)を表示し、該UI画面に対するユーザの入力操作を受け付けた後の処理を示している。
上記各実施形態では、1つの連携サーバ1を用いる例を説明したが、連携サーバ1の有する各機能が、個別のサーバにて実現されていてもよい。そして、複数のサーバを適用する場合においては、各サーバは、同じ事業者によって管理されていてもよいし、異なる事業者によって管理されていてもよい。これは、機器制御サーバ2等の上述の各サーバについても同様である。
連携サーバ1および操作端末3の各ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、連携サーバ1および操作端末3のそれぞれを、図12に示すようなコンピュータ(電子計算機)を用いて構成することができる。
本発明の態様1に係る動作実行制御サーバ(連携サーバ1)は、動作実行サービスに実行させるアクションと該アクションを実行させるトリガとを示す連携ルールに従って、上記動作実行サービスに上記アクションを実行させる動作実行制御サーバであって、上記連携ルールでは、複数のイベントの発生が1つの上記アクションに対応するトリガに設定されており、上記動作実行制御サーバは、イベント検出部(103)と動作実行制御部(アクション実行制御部)とを備え、上記イベント検出部は、情報提供サービスから受信した情報に基づいて複数の上記イベントのそれぞれの発生を検出し、上記動作実行制御部は、上記イベント検出部が、複数の上記イベントの1つの発生を検出した後、所定時間内に複数の上記イベントの残り全ての発生を検出した場合に、上記動作実行サービスに上記アクションを実行させる。
100 設定受付部(受付部)
101 候補通知部
102 ルール生成部
105 アクション実行制御部(動作実行制御部)
2 機器制御サーバ
3 操作端末(端末装置)
300 情報通知部
301 ルール設定部
4 機器(制御対象機器)
5 情報提供サーバ
7 連携システム
Claims (14)
- 動作実行サービスに実行させるアクションと該アクションを実行させるトリガとを示す連携ルールに従って上記動作実行サービスに上記アクションを実行させる動作実行制御サーバであって、
上記アクションの指定と、複数のイベントの指定と、複数の該イベントの1つの発生を検出した後、複数の該イベントの残り全ての発生を検出するまでの上限の時間の指定とを端末装置から受け付け、上記アクションの指定と、上記複数のイベントの指定と、上記上限の時間の指定とが上記連携ルールとして設定されており、
上記動作実行制御サーバは、イベント検出部と動作実行制御部とを備え、
上記イベント検出部は、情報提供サービスから受信した情報に基づいて複数の上記イベントのそれぞれの発生を検出し、
上記動作実行制御部は、上記イベント検出部が、複数の上記指定されたイベントの1つの発生を検出した後、上記指定された時間内に複数の上記指定されたイベントの残り全ての発生を検出した場合に、上記動作実行サービスに上記指定されたアクションを実行させる。 - 請求項1に記載の動作実行制御サーバでは、
上記連携ルールでは、3以上の上記イベントの発生順が規定されており、
上記動作実行制御部は、上記イベント検出部が、上記指定された時間内で且つ上記発生順で3以上の上記イベントが発生したことを検出した場合に、上記動作実行サービスに上記アクションを実行させる。 - 請求項1または2に記載の動作実行制御サーバでは、
上記動作実行制御部は、複数の上記連携ルールに規定された各アクションを実行させるべき状態となった場合に、当該各アクションのうち何れか1つを実行させるか、または何れも実行させない。 - 請求項1から3の何れか1項に記載の動作実行制御サーバでは、
複数の上記イベントには、上記アクションとは異なるアクションを実行させるイベントであるアクションイベントが含まれており、
上記動作実行制御部は、上記アクションイベントの上記アクションを上記動作実行サービスまたは他の動作実行サービスに実行させ、
上記イベント検出部は、上記動作実行制御部が上記アクションイベントの上記アクションを実行させたことを、当該アクションイベントの発生として検出する。 - 動作実行サービスに実行させるアクションと該アクションを実行させるトリガとを示す連携ルールに従って上記動作実行サービスに上記アクションを実行させる動作実行制御サーバであって、
上記連携ルールでは、複数のイベントの発生が1つの上記アクションに対応するトリガに設定されており、
複数の上記イベントには、上記アクションとは異なるアクションを実行させるイベントであるアクションイベントが含まれており、
上記動作実行制御サーバは、イベント検出部と動作実行制御部とを備え、
上記イベント検出部は、情報提供サービスから受信した情報に基づいて複数の上記イベントのそれぞれの発生を検出し、
上記動作実行制御部は、上記イベント検出部が、複数の上記イベントの1つの発生を検出した後、所定時間内に複数の上記イベントの残り全ての発生を検出した場合に、上記動作実行サービスに上記アクションを実行させ、
上記動作実行制御部は、上記アクションイベントの上記アクションを上記動作実行サービスまたは他の動作実行サービスに実行させ、
上記イベント検出部は、上記動作実行制御部が上記アクションイベントの上記アクションを実行させたことを、当該アクションイベントの発生として検出し、
上記動作実行制御部は、上記イベント検出部が、複数の上記イベントのうち上記アクションイベントの発生を検出せず、該アクションイベントを除く残り全ての発生を検出した場合に、上記アクションイベントの上記アクションの代替アクションを上記動作実行サービスまたは他の動作実行サービスに実行させる。 - 連携ルールに従って動作実行サービスにアクションを実行させる動作実行制御サーバが使用する上記連携ルールを生成するルール生成サーバであって、
上記連携ルールには、上記アクションを実行させるトリガとして、情報提供サービスから上記動作実行制御サーバに送信される情報に基づいて発生が検出されるイベントを複数規定することが可能であり、
上記ルール生成サーバは、受付部とルール生成部とを備え、
上記受付部は、上記アクションの指定と、複数の上記イベントの指定と、複数の該イベントの1つの発生を検出した後、複数の該イベントの残り全ての発生を検出するまでの上限の時間の指定とを、上記連携ルールを登録する端末装置から受け付け、
上記ルール生成部は、上記受付部が受け付けた、上記指定されたアクションと複数の上記指定されたイベントと上記時間とを対応付けた上記連携ルールを生成する。 - 請求項6に記載のルール生成サーバは、さらに候補通知部を備え、
上記候補通知部は、上記受付部が、複数の上記イベントの1つの指定を受け付けた場合に、該イベントと共に上記トリガとすることのできるイベント、および該トリガにより実行させることのできるアクションの少なくとも何れかを上記端末装置に通知する。 - 連携ルールに従って動作実行サービスにアクションを実行させる動作実行制御サーバが使用する上記連携ルールをルール生成サーバに生成させる端末装置であって、
上記連携ルールには、上記アクションを実行させるトリガとして、情報提供サービスから上記動作実行制御サーバに送信される情報に基づいて、該動作実行制御サーバにて発生が検出されるイベントを複数規定することが可能であり、
上記端末装置は、ルール設定部と情報通知部とを備え、
上記ルール設定部は、上記アクションの指定と、複数の上記イベントの指定と、複数の該イベントの1つの発生を検出した後、複数の該イベントの残り全ての発生を検出するまでの上限の時間の指定とを、上記連携ルールを登録するユーザから受け付け、
上記情報通知部は、上記ルール設定部が受け付けた、上記アクションと複数の上記イベントと上記時間とを上記ルール生成サーバに通知して、上記アクションと複数の上記イベントと上記時間とを対応付けた上記連携ルールを生成させる。 - 請求項8に記載の端末装置では、
複数の上記イベントには、上記アクションとは異なるアクションを上記動作実行サービスまたは他の動作実行サービスに実行させるイベントであるアクションイベントを少なくとも1つ含めることが可能であり、
上記ルール設定部は、上記アクションイベントの指定を受け付けた場合に、該アクションイベントと共に上記トリガとすることのできるイベント、および該トリガにより実行させることのできるアクションの少なくとも何れかを上記ユーザに提示する。 - 情報提供サーバと、機器制御サーバと、動作実行制御サーバと、制御対象機器とを含む連携システムであって、
上記動作実行制御サーバは、上記制御対象機器に実行させるアクションと該アクションを実行させるトリガとを示す連携ルールに従って上記アクションを実行させるものであり、
上記アクションの指定と、複数のイベントの指定と、複数の該イベントの1つの発生を検出した後、複数の該イベントの残り全ての発生を検出するまでの上限の時間の指定とを端末装置から受け付け、上記アクションの指定と、上記複数のイベントの指定と、上記上限の時間の指定とが上記連携ルールとして設定されており、
上記情報提供サーバは、上記イベントに関する情報を上記動作実行制御サーバに送信し、
上記動作実行制御サーバは、上記情報提供サーバから送信される上記情報に基づいて複数の上記指定されたイベントの1つの発生を検出した後、上記指定された時間内に複数の上記指定されたイベントの残り全ての発生を検出した場合に、上記機器制御サーバを介して上記制御対象機器に上記指定されたアクションを実行させる。 - 動作実行サービスに実行させるアクションと該アクションを実行させるトリガとを示す連携ルールに従って上記動作実行サービスに上記アクションを実行させる動作実行制御サーバの制御方法であって、
上記アクションの指定と、複数のイベントの指定と、複数の該イベントの1つの発生を検出した後、複数の該イベントの残り全ての発生を検出するまでの上限の時間の指定とを端末装置から受け付け、上記アクションの指定と、上記複数のイベントの指定と、上記上限の時間の指定とが上記連携ルールとして設定されており、
上記動作実行制御サーバの制御方法は、イベント検出ステップと動作実行制御ステップとを含み、
上記イベント検出ステップは、情報提供サービスから受信した情報に基づいて複数の上記イベントのそれぞれの発生を検出するステップであり、
上記動作実行制御ステップは、上記イベント検出ステップにて、複数の上記指定されたイベントの1つの発生を検出した後、上記指定された時間内に複数の上記指定されたイベントの残り全ての発生を検出した場合に、上記動作実行サービスに上記指定されたアクションを実行させるステップである。 - 連携ルールに従って動作実行サービスにアクションを実行させる動作実行制御サーバが使用する上記連携ルールを生成するルール生成サーバの制御方法であって、
上記連携ルールには、上記アクションを実行させるトリガとして、情報提供サービスから上記動作実行制御サーバに送信される情報に基づいて発生が検出されるイベントを複数規定することが可能であり、
上記ルール生成サーバの制御方法は、受付ステップとルール生成ステップとを含み、
上記受付ステップは、上記アクションの指定と、複数の上記イベントの指定と、複数の該イベントの1つの発生を検出した後、複数の該イベントの残り全ての発生を検出するまでの上限の時間の指定とを、上記連携ルールを登録する端末装置から受け付けるステップであり、
上記ルール生成ステップは、上記受付ステップにて受け付けた、上記アクションと複数の上記イベントと上記時間とを対応付けた上記連携ルールを生成するステップである。 - 連携ルールに従って動作実行サービスにアクションを実行させる動作実行制御サーバが使用する上記連携ルールをルール生成サーバに生成させる端末装置の制御方法であって、
上記連携ルールには、上記アクションを実行させるトリガとして、情報提供サービスから上記動作実行制御サーバに送信される情報に基づいて、該動作実行制御サーバにて発生が検出されるイベントを複数規定することが可能であり、
上記端末装置の制御方法は、ルール設定ステップと情報通知ステップとを含み、
上記ルール設定ステップは、上記アクションの指定と、複数の上記イベントの指定と、複数の該イベントの1つの発生を検出した後、複数の該イベントの残り全ての発生を検出するまでの上限の時間の指定とを、上記連携ルールを登録するユーザから受け付けるステップであり、
上記情報通知ステップは、上記ルール設定ステップにて受け付けた、上記アクションと複数の上記イベントと上記時間とを上記ルール生成サーバに通知して、上記アクションと複数の上記イベントと上記時間とを対応付けた上記連携ルールを生成させるステップである。 - 請求項8または9に記載の端末装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記ルール設定部および上記情報通知部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
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