JP6494834B1 - 電力変換装置 - Google Patents

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【課題】半導体スイッチング素子を有する電力変換装置において、雰囲気温度又は冷却水温度の上昇による影響を受けても、継続的に電力変換を行いながら電力変換装置を保護する。
【解決手段】複数の半導体スイッチング素子1a〜1dを有したインバータ回路1と、インバータ回路により出力された電圧を昇圧または降圧するトランス2と、トランスの後段に設けられた整流回路3と、半導体スイッチング素子を制御するスイッチング制御部5と、トランスのコア温度を測定するコア温度測定部62と、コア温度測定部62により測定されたコア温度が所定の第一閾値以上か否かを判定するコア温度判定部51とを備え、コア温度判定部51がコア温度を第一閾値以上と判定した場合、スイッチング制御部5は半導体スイッチング素子の駆動周波数を上昇させる。
【選択図】図1

Description

本願は、半導体スイッチング素子を有する電力変換装置に関し、特に半導体スイッチング素子の駆動周波数を変化させることができる電力変換装置に関するものである。
電力変換装置においては、入力が交流である場合にはダイオードで整流し、コンデンサで平滑した後段にトランスを設けて昇圧または降圧する。また、入力が直流である場合にはスイッチング素子で交流に変換した後段にトランスを設けて昇圧または降圧する。このような電力変換装置に関し、例えば、ハイブリッド自動車(HEV)および電気自動車(EV)等に搭載される電力変換装置には、限られた狭い車両搭載スペースへの配置が対応可能となるように、小型化及び高電力密度化が求められている。
電力変換装置の中でも、特に小型化された電力変換装置においては熱密度が高くなることから、冷却水温度又は雰囲気温度が上昇するなどの外的要因により、電力変換装置を構成する部品が破損しやすい。電力変換装置を構成する部品の中でも、一般的にトランスのコアの熱伝達率は低く、特に内鉄形方式を採用しているトランスにおいては、コアが巻線に覆われているため冷却面積が小さく、温度上昇が顕著である。
そこで、電力変換装置の入出力部分に設けられた電圧センサ、電流センサの値から求めた電力変換効率に基づき入力電流または出力電流を制限し、電力変換装置を構成するパワー素子およびトランスなどの磁性部品の熱破壊を回避する手法が知られている(特許文献1参照)。
また、スイッチング素子を有するインバータと、インバータの出力を昇圧する昇圧トランスと、昇圧トランスの外側に設けられ漏洩磁束を遮蔽する遮蔽部に取り付けられた温度サーモを備え、温度サーモが昇圧トランスの異常加熱を検出するとスイッチング素子の動作を停止させる手法も知られている(特許文献2参照)。
特開2014−225972号公報 実開平2−71994号公報
しかしながら、これらの手法では一時的に電力変換を停止または電力変換量を減少させるため、一定量の電力変換を安定して行えず、継続的な電力変換が行えていなかった。
一方、トランスのコアにおける鉄損を下げようとエアギャップを広げて磁束密度を下げた場合、トランスの大型化・コスト増に繋がる。
本願は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、トランスのコアの温度が閾値以上となった場合、電力変換装置における半導体スイッチング素子の駆動周波数を上昇させることで、入出力を制限すること無く、継続的に電力を変換するようにした電力変換装置を提供することを目的とするものである。
本願に係る電力変換装置は、複数の半導体スイッチング素子を有したインバータ回路と、インバータ回路により出力された電圧を昇圧または降圧するトランスと、トランスの後段に設けられた整流回路と、半導体スイッチング素子を制御するスイッチング制御部と、トランスのコア温度を測定するコア温度測定部と、コア温度測定部により測定されたコア温度が所定の第一閾値以上か否かを判定するコア温度判定部とを備え、コア温度判定部がコア温度を第一閾値以上と判定した場合、スイッチング制御部は半導体スイッチング素子の駆動周波数を上昇させるようにしたものである。
本願の電力変換装置によれば、トランスのサイズを拡張することなく、電力変換装置の入出力電力を制限もしくは電力変換を停止することなく、電力を変換することができる。
実施の形態1による電力変換装置を示す回路構成図である。 実施の形態1による電力変換装置の駆動信号と電圧との関係図である。 実施の形態1による電力変換装置の駆動周波数切り替え判定処理のフローチャート図である。 実施の形態1による電力変換装置の駆動周波数を基本と上昇させた場合を比較して示す波形図である。
実施の形態1.
以下、本願の実施の形態1における電力変換装置を図1から図4に基づいて説明する。
図1は実施の形態1による電力変換装置のDC―DC回路の一例を示す回路構成図である。
図1に示す電力変換装置は、複数の半導体スイッチング素子1a〜1dで構成されるインバータ回路1の後段にトランス2を備え、トランス2の二次巻線側にブリッジダイオード3a〜3dをフルブリッジ構成にした整流回路3を備えている。整流回路3は高電圧の負荷装置4に接続される。半導体スイッチング素子1a〜1dは、例えばMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)又はIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の自己消弧型半導体、ダイヤモンド系を用いた半導体スイッチング素子でもよい。
インバータ回路1を制御するスイッチング制御部5は、駆動信号50a〜50dを出力して、ドライバIC10a〜10dを介して半導体スイッチング素子1a〜1dのゲートに入力する。
半導体スイッチング素子1a〜1dには温度センサ61が設けられ、トランス2のコア及び巻線部には温度センサ62が設けられ、ブリッジダイオード3a〜3dには温度センサ63が設けられている。各温度センサ61、62、63により計測された素子温度などの情報はスイッチング制御部5に伝達され、スイッチング制御部5内の温度判定部51により、予め設定された閾値以上か否か判定される。スイッチング制御部5は、例えばマイコンで構成される。
半導体スイッチング素子1a〜1dの温度を測定する温度センサ61は、半導体スイッチング素子温度測定部として機能し、その時温度判定部51は半導体スイッチング素子温度判定部として機能する。また、トランス2のコア及び巻線部の温度を測定する温度センサ62は、トランス2のコア温度測定部及びトランス2の巻線温度測定部として機能し、その時温度判定部51はコア温度判定部及び巻線温度判定部として機能する。さらに、ブリッジダイオード3a〜3dの温度を測定する温度センサ63は、ブリッジダイオード温度測定部として機能し、その時温度判定部51はブリッジダイオード温度判定部として機能する。
スイッチング制御部5によるパルス幅(PWM)制御により、ドライバIC10a〜10dを介して半導体スイッチング素子1a〜1dを駆動する。スイッチング制御部5では、入力電圧Vin及び出力電圧Voutをモニタし、出力電圧Voutが目標電圧になるように半導体スイッチング素子1a〜1dの駆動信号50a〜50dを出力する。
このように構成されるDC―DC回路の動作を、図2を用いて説明する。駆動信号50a〜50dがHighの時、半導体スイッチング素子1a〜1dはオンする。インバータ回路1は半導体スイッチング素子1a、1dの同時オンと、半導体スイッチング素子1b、1cの同時オンを交互に同時間txで行う。この期間にトランス2が一次側から二次側に電力を電送することで、トランス2の二次側に電圧が生じる。この時の一周期あたりのオン期間を示すdutyは次式(1)で表現できる。
Figure 0006494834
半導体スイッチング素子1a、1dの同時オンと、半導体スイッチング素子1b、1cの同時オンとの間には、アーム短絡を防止するためにデッドタイムtdを設ける。一周期をTとする時、dutyの最大値 duty_maxは次式(2)で表される。
Figure 0006494834
また、出力電圧Voutは、トランス2の巻数比をnとすると、次式(3)で表現できる。
Figure 0006494834
トランス2における鉄損は主にヒステリシス損と渦電流損に分けられる。この内、Bmを最大磁束密度、周波数をfとすると、ヒステリシス損Whは次式(4)で算出される。
Wh=α・Bmβ・fγ ・・(4)
この時、αは最大磁束密度Bmの係数、βは最大磁束密度Bmの指数、γは周波数fの指数を示す。
また、電圧をV、トランス2のコアの断面積をS、トランス2の巻数比をn、周期をT、一周期あたりのオン期間の割合をdutyとすると、最大磁束密度Bmは次式(5)で表現できる。
Bm=(V・T・duty)/(S/n) ・・(5)
この時、最大磁束密度Bmは、電圧Vに比例し、トランスコアの断面積Sとトランスの巻数比nと周波数fに反比例する。ヒステリシス損Whを算出する式(4)において、周波数fの係数γよりも最大磁束密度Bmの指数βの方が大きいコア材料の場合には、周波数fを上昇させることで、鉄損であるヒステリシス損Whを減少させることができる。
トランス2のコア材には例えば、結晶軟磁性材料またはフェライト性材料を用いる。
次に、実施の形態1による電力変換装置における、半導体スイッチング素子1a〜1dの駆動周波数切り替え判定フローを、図3のチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップS101で、半導体スイッチング素子1a〜1dの温度、トランス2のコア温度および巻線温度、ブリッジダイオード3a〜3dの温度を、それぞれ温度センサ61、62、63で測定して検出する。次に、ステップS102にて、トランス2のコアに接続された温度センサ62により測定された温度情報がスイッチング制御部5内の温度判定部51に伝わり、トランス2のコア温度が第一閾値以上か否かを判定し、半導体スイッチング素子1a〜1dの周波数を変化させる状況であるかを判定する。
トランス2のコア温度が第一閾値以上であった場合(Yes)は、次のステップS103に進む。トランス2のコア温度が第一閾値未満であった場合(No)は、ステップS108に進み、現状のスイッチング周波数である、基本周波数で半導体スイッチング素子1a〜1dを駆動するよう、スイッチング制御部5からゲート信号を出力する。第一閾値は、例えばトランス2のコアの耐熱温度、もしくは耐熱温度にマージンを設けた値としても良い。
ステップS103では、トランス2の巻線に接続された温度センサ62により得られた巻線温度が第二閾値以上か否かを判定する。巻線温度が第二閾値未満であった場合(No)、次のステップS104に移行する。第二閾値は、例えばトランス2の巻線の耐熱温度、もしくは耐熱温度にマージンを設けた値としても良い。
ステップS104では、ステップS103と同様、半導体スイッチング素子1a〜1dに接続された温度センサ61で半導体スイッチング素子1a〜1dの温度を測定し、その温度情報をスイッチング制御部5内の温度判定部51に伝える。この温度判定部51では、温度センサ61からスイッチング制御部5内の温度判定部51に入力された半導体スイッチング素子1a〜1dの温度が第三閾値以上か否かを判定する。半導体スイッチング素子1a〜1dの温度が第三閾値未満であった場合(No)、次のステップS105に移行する。第三閾値は、例えば半導体スイッチング素子1a〜1dの最大接合部温度、もしくは最大接合部温度にマージンを設けた値としても良い。
ステップS105では、ステップS103およびステップS104と同様、ブリッジダイオード3a〜3dに接続された温度センサ63でブリッジダイオード3a〜3dの温度を測定し、その温度情報をスイッチング制御部5内の温度判定部51に伝える。この温度判定部51では、温度判定部51に入力されたブリッジダイオード3a〜3dの温度が第四閾値以上か否かを判定する。ブリッジダイオード3a〜3dの温度が第四閾値未満であった場合(No)、次のステップS106に移行する。第四閾値は、例えばブリッジダイオード3a〜3dの最大接合部温度、もしくは最大接合部温度にマージンを設けた値としても良い。
ステップS103〜S105において、トランス2の巻線温度、半導体スイッチング素子1a〜1dの温度、ブリッジダイオード3a〜3dの温度が、それぞれの閾値以下であることを確認できた場合(No)、ステップS106において半導体スイッチング素子1a〜1dの駆動周波数を上昇させる。駆動周波数の上昇に伴いトランス2の鉄損が低下し、トランス2のコアの温度を低下させることが可能となる。
一方、ステップS103〜S105において、トランス2の巻線温度、半導体スイッチング素子1a〜1dの温度、ブリッジダイオード3a〜3dの温度が、それぞれの閾値以上であった場合(Yes)、ステップS107に移行し、スイッチング制御部5が半導体スイッチング素子1a〜1dの動作を停止させることで、トランス2および半導体スイッチング素子1a〜1dおよびブリッジダイオード3a〜3dを保護できる。こうして電力変換装置を構成する部品を保護しながら、電力変換動作を継続できる。
半導体スイッチング素子1a〜1dの駆動周波数を変更または停止する閾値において、第一閾値から第四閾値まで説明したが、これらの閾値はどちらが大か小かの関連性は特になく、各構成部品(半導体スイッチング素子、トランス、ブリッジダイオード)によって個別に決められるものである。
半導体スイッチング素子1a〜1d、トランス2のコアおよび巻線部、ブリッジダイオード3a〜3dにそれぞれ接続される温度センサ61、62、63は、例えばサーミスタを用いる。サーミスタは極僅かな温度変化に対しても電気抵抗の変化量が大きいため、正確に温度を観測でき、時間変化に対する温度変化量の分解能が高く、温度変化に対して制御開始時期を早期化できることから、素子の温度上昇に早急に対応できる。
図3のステップS106における半導体スイッチング素子1a〜1dの駆動周波数を上昇させる際の動作について、図4を用いて説明する。
半導体スイッチング素子1a〜1dの駆動周波数は、PWM制御を用いて、デューティ比固定のままオン期間を短縮することで上昇させる。図4において、基本周波数で半導体スイッチング素子1a〜1dを駆動させた場合の周期をT_reg、オン期間をtx_regとし、駆動周波数を上昇させた際の周期をT_up、オン期間をtx_upとした時、駆動周波数を変更する前後のデューティ比に関して、下式(6)の関係が成立する。
Figure 0006494834
トランス2のコアの温度が第一閾値を下回った際の動作を説明する。トランス2のコアに接続された温度センサ62により測定された温度情報がスイッチング制御部5内の温度判定部51に伝わり、トランス2のコア温度が第五閾値以下か否かを判定する。トランス2のコア温度が第五閾値以下であった場合、スイッチング制御部5が、半導体スイッチング素子1a〜1dの駆動周波数を基本周波数で駆動させる。トランス2のコア温度が第五閾値を超える温度であれば、駆動周波数の上昇を継続する。この時、第五閾値の判定には上限・下限それぞれにヒステリシスとして閾値を設ける。ヒステリシスを設けることで、温度変化に対する過剰な周波数変更を予防できる。第五閾値は、例えば、第一閾値以下とする。
半導体スイッチング素子1a〜1dは、MOSFETまたはIGBT等の自己消弧型半導体、ダイヤモンド系を用いた半導体に限らず、GaN(Gallium Nitride)またはSIC(Silicon Carbide)などのワイドバンドギャップ半導体を使用しても良い。これらのような高速スイッチング素子を使用することで、より高い周波数を設定することができるため、トランス2のコアにおける鉄損がより減少し、コア温度を低下させ易くなるため、冷却水温度又は雰囲気温度がさらに上昇しても充電動作を継続できる。
実施の形態1の電力変換装置は、トランス2のコアの温度を測定し、コア温度が閾値以上になった場合、電力変換装置におけるインバータ回路1の半導体スイッチング素子1a〜1dの駆動周波数を上昇させ、トランス2の鉄損を低下させることで、入出力を制限すること無く、継続的に電力を変換しながら電力変換装置を構成する電子部品を熱破壊から保護することができる。
実施の形態2.
次に実施の形態2の電力変換装置について説明する。実施の形態2は、トランス2の巻線温度、半導体スイッチング素子1a〜1dの温度、ブリッジダイオード3a〜3dの温度の検出を、いずれか1つまたは全部を省略したものである。
即ち、実施の形態2の電力変換装置は、図3に示すフローチャートにおいて、ステップS103のトランス2の巻線温度の判定、ステップS104の半導体スイッチング素子1a〜1dの温度の判定、ステップS105のブリッジダイオード3a〜3dの温度の判定の、いずれか1つまたは全部を省略する。
実施の形態1の電力変換装置は、トランス2のコア温度が閾値以上になった場合、電力変換装置におけるインバータ回路1の半導体スイッチング素子1a〜1dの駆動周波数を上昇させると共に、トランス2の巻線温度、半導体スイッチング素子1a〜1dの温度、ブリッジダイオード3a〜3dの温度のいずれか1つが閾値以上になった場合は半導体スイッチング素子1a〜1dの駆動を停止させていたが、実施の形態2のようにトランス2のコア温度のみに基づいて半導体スイッチング素子1a〜1dの駆動周波数を上昇させるだけでも、継続的に電力を変換しながら電力変換装置を保護する効果が得られる。
本開示は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1:インバータ回路、1a、1b、1c、1d:半導体スイッチング素子、
2:トランス、3:整流回路、3a、3b、3c、3d:ブリッジダイオード、
4:負荷装置、5:スイッチング制御部、
10a、10b、10c、10d:ドライバIC、
51:温度判定部(半導体スイッチング素子温度判定部、コア温度判定部、巻線温度判定部、ダイオード温度判定部)、
61:温度センサ(半導体スイッチング素子温度測定部)、
62:温度センサ(コア温度測定部、巻線温度測定部)、
63:温度センサ(ダイオード温度測定部)。

Claims (10)

  1. 複数の半導体スイッチング素子を有したインバータ回路と、前記インバータ回路により出力された電圧を昇圧または降圧するトランスと、前記トランスの後段に設けられた整流回路と、前記半導体スイッチング素子を制御するスイッチング制御部と、前記トランスのコア温度を測定するコア温度測定部と、前記コア温度測定部により測定された前記コア温度が所定の第一閾値以上か否かを判定するコア温度判定部とを備え、前記コア温度判定部が前記コア温度を前記第一閾値以上と判定した場合、前記スイッチング制御部は前記半導体スイッチング素子の駆動周波数を上昇させることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記電力変換装置は、前記トランスの巻線温度を測定する巻線温度測定部と、前記巻線温度測定部により測定された前記巻線温度が所定の第二閾値以上か否かを判定する巻線温度判定部とを備え、前記巻線温度判定部が前記巻線温度を前記第二閾値以上と判定した場合、前記スイッチング制御部は前記半導体スイッチング素子のスイッチング動作を停止させることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記電力変換装置は、前記半導体スイッチング素子の温度を測定する半導体スイッチング素子温度測定部と、前記半導体スイッチング素子温度測定部により測定された前記半導体スイッチング素子の温度が所定の第三閾値以上か否かを判定する半導体スイッチング素子温度判定部とを備え、前記半導体スイッチング素子温度判定部が前記半導体スイッチング素子の温度を前記第三閾値以上と判定した場合、前記スイッチング制御部は前記半導体スイッチング素子のスイッチング動作を停止させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記電力変換装置は、前記整流回路を構成するダイオードの温度を測定するダイオード温度測定部と、前記ダイオード温度測定部により測定された前記ダイオードの温度が所定の第四閾値以上か否かを判定するダイオード温度判定部とを備え、前記ダイオード温度判定部が前記ダイオードの温度を前記第四閾値以上であると判定した場合、前記スイッチング制御部は前記半導体スイッチング素子のスイッチング動作を停止させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  5. 前記コア温度測定部または前記巻線温度測定部は、サーミスタであることを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  6. 前記半導体スイッチング素子温度測定部は、サーミスタであることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
  7. 前記ダイオード温度測定部は、サーミスタであることを特徴とする請求項4に記載の電力変換装置。
  8. 前記スイッチング制御部は、PWM制御によりデューティ比固定のままオン期間を短縮することで周波数を上昇させることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  9. 前記スイッチング制御部は、前記半導体スイッチング素子のスイッチング周波数を上昇させた場合において、前記コア温度が前記第一閾値よりも小さい値の第五閾値以下であると前記コア温度判定部が判定した場合、前記半導体スイッチング素子のスイッチング周波数を上昇する前の周波数で動作させることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  10. 前記半導体スイッチング素子がワイドバンドギャップ半導体であることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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