JP6494582B2 - 凍結血漿解凍装置 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記上部融解プレート及び前記下部融解プレートのうちの少なくとも一方の融解プレートは、複数並設さており、複数の前記一方の融解プレートのそれぞれは、互いに独立して、前記上蓋又は前記本体に上下方向に移動自在に支持されており、複数の前記一方の融解プレートのそれぞれと前記上蓋又は前記本体との間には、前記一方の融解プレートを他方の融解プレートに向かって付勢する付勢体が介装されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記一方の融解プレートは、前記下部融解プレートであり、前記他方の融解プレートは、前記上部融解プレートであることを要旨とする。
また、凍結血漿バックのサイズの異なるものを同時に解凍する場合は、前記加熱処理だけを所定時間経過後に上蓋を揺動させることに加えて、上部融解プレート及び下部融解プレートのうちの少なくとも一方の融解プレートは、複数並設さており、複数の一方の融解プレートのそれぞれは、互いに独立して、上蓋又は本体に上下方向に移動自在に支持されており、複数の一方の融解プレートのそれぞれと上蓋又は本体との間には、一方の融解プレートを他方の融解プレートに向かって付勢する付勢体が介装されている。そして、上部融解プレートと下部融解プレートとの間に異なるサイズの複数の凍結血漿バッグを上下方向に挟み込んだ状態で、各融解プレートを加熱して上蓋(即ち、上部融解プレート)を水平軸回りに揺動させることで、複数の凍結血漿バッグに貯蔵された凍結血漿が解凍される。これにより、上部融解プレートと下部融解プレートとの間に挟み込まれる複数の凍結血漿バッグの間で高さに大きなばらつきがあっても、複数の一方の融解プレートのうちの適当な融解プレートが付勢体の付勢力に抗して上下方向に移動することで、複数の凍結血漿バッグの間の高さの大きなばらつきが吸収されて、凍結血漿バッグの滑り移動やずれが抑制される。その結果、異なるサイズの複数の凍結血漿バッグの間で高さに大きなばらつきがあっても、複数の凍結血漿バッグの成分や組織を破壊することなく雑細菌の付着を抑えながら簡単に短時間に解凍を正確に遂行することができる。
さらに、前記一方の融解プレートが、前記下部融解プレートであり、前記他方の融解プレートが、前記上部融解プレートである場合は、複数の下部融解プレートのそれぞれは、互いに独立して、本体に上下方向に移動自在に支持され、複数の下部融解プレートのそれぞれと本体との間には、下部融解プレートを上部融解プレートに向かって付勢する付勢体が介装される。
本実施形態に係る凍結血漿解凍装置は、本体(2)と、本体の上面側を覆う状態で本体に対して水平軸回りに揺動可能に設けられる上蓋(3)と、上蓋の下面側に設けられる上部融解プレート(5a、5b)と、本体の上面側に設けられる下部融解プレート(6a、6b)と、を備え、上部融解プレートと下部融解プレートとの間に複数の凍結血漿バッグ(7a、7b)を上下方向に挟み込んだ状態で、上部融解プレート及び下部融解プレートを加熱して上蓋(3)を水平軸回りに揺動させることで、複数の凍結血漿バッグに貯蔵された凍結血漿を解凍する凍結血漿解凍装置(1)である(例えば、図1〜図2等参照)。そして、上記上部融解プレート(5a、5b)及び下部融解プレート(6a、6b)のそれぞれを加熱してから所定時間(T1)の経過後に上蓋(3)を水平軸回りに揺動させる制御部(40)を備える(例えば、図6及び図7等参照)。なお、上記所定時間(T1)としては、例えば、1〜10分(好ましくは3〜7分)等が挙げられる。また、上述の形態の場合、例えば、上部融解プレート(5a、5b)及び下部融解プレート(6a、6b)のうちの少なくとも一方の融解プレートは、複数並設さていることができる。これにより、複数の凍結血漿バッグをより効果的に解凍できる。
本実施例に係る凍結血漿解凍装置1は、図1〜図2に示すように、本体2と、本体2の上面側を覆う状態で本体2に対して水平軸回りに揺動可能に設けられる上蓋3と、上蓋3の下面側に設けられる上部融解プレート5a、5b(本発明に係る「他方の融解プレート」として例示する。)と、本体2の上面側に設けられる下部融解プレート6a、6b(本発明に係る「一方の融解プレート」として例示する。)と、を備えている。この凍結血漿解凍装置1は、上部融解プレート5a、5bと下部融解プレート6a、6bとの間に複数の凍結血漿バッグ7a、7bを上下方向に挟み込んだ状態で、上部融解プレート5a、5b及び下部融解プレート6a、6bを加熱して上蓋3(即ち、上部融解プレート5a、5b)を水平軸回りに揺動させることで、複数の凍結血漿バッグ7a、7bに貯蔵された凍結血漿を解凍するものである(図5参照)。
次に、上記構成の凍結血漿解凍装置1の作用について説明する。上蓋3の開放状態において、下部融解プレート6a、6bの凹部31上に複数の凍結血漿バッグ7a、7bを載せる。次に、上蓋3を被覆状態とすると、各凍結血漿バッグ7a、7bは、上部融解プレート5a、5bと下部融解プレート6a、6bとの間に上下方向に挟み込まれてセットされる。
本実施例では、図8の(a)の構造となる凍結血漿解凍装置において、上部融解プレート5a、5b及び下部融解プレート6a、6bのそれぞれを加熱してから所定時間T1の経過後に上蓋3を水平軸回りに揺動させる制御部40を備える。これにより、複数の凍結血漿バッグ7a、7bを挟み込んだ状態で各融解プレート5a、5b、6a、6bの加熱だけを所定時間行うことにより、凍結血漿バッグ7a、7bの表面側が融解されて各融解プレート5a、5b、6a、6bとの接触面積が多くなり、複数の凍結血漿バッグ7a、7bの間の高さH1、H2のばらつきが十分に吸収される。そして、加熱だけの所定時間T1の経過後に上蓋3を揺動させることにより、複数の凍結血漿バッグ7a、7bは、滑り移動やずれを効果的に抑制されて解凍される。その結果、複数の同サイズの凍結血漿バッグ7a、7bの間で高さにばらつきがあっても、複数の凍結血漿バッグ7a、7bの成分や組織を破壊することなく雑細菌の付着を抑えながら簡単に短時間に解凍を正確に遂行することができる。
Claims (3)
- 本体と、前記本体の上面側を覆う状態で前記本体に対して水平軸回りに揺動可能に設けられる上蓋と、前記上蓋の下面側に設けられる上部融解プレートと、前記本体の上面側に設けられる下部融解プレートと、を備え、前記上部融解プレートと前記下部融解プレートとの間に複数の凍結血漿バッグを上下方向に挟み込んだ状態で、前記上部融解プレート及び前記下部融解プレートを加熱して前記上蓋を水平軸回りに揺動させることで、複数の前記凍結血漿バッグに貯蔵された凍結血漿を解凍する凍結血漿解凍装置であって、
前記上部融解プレート及び前記下部融解プレートのそれぞれを加熱してから所定時間の経過後に前記上蓋を水平軸回りに揺動させる制御部を備えることを特徴とする凍結血漿解凍装置。 - 前記上部融解プレート及び前記下部融解プレートのうちの少なくとも一方の融解プレートは、複数並設さており、
複数の前記一方の融解プレートのそれぞれは、互いに独立して、前記上蓋又は前記本体に上下方向に移動自在に支持されており、
複数の前記一方の融解プレートのそれぞれと前記上蓋又は前記本体との間には、前記一方の融解プレートを他方の融解プレートに向かって付勢する付勢体が介装されている請求項1記載の凍結血漿解凍装置。 - 前記一方の融解プレートは、前記下部融解プレートであり、前記他方の融解プレートは、前記上部融解プレートである請求項2に記載の凍結血漿解凍装置。
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