JP6494069B2 - 通信容量管理装置、通信容量移管方法およびコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る通信容量管理装置1の構成を示すブロック図である。
図1において、通信容量管理装置1は、残容量管理部11と、判定部12と、通信容量移管部13と、課金処理部14と、移管要求受付部15と、移管通信容量管理部16と、通知部17と、通信部18と、管理データ記憶部19と、返却通信容量決定部20、返却処理管理部21とを備える。
例えば、判定部12は、第1無線通信回線を利用する第1ユーザの属性情報と第2無線通信回線を利用する第2ユーザの属性情報とが示す第1ユーザと前記第2ユーザの関係に基づいて、第1無線通信回線から第2無線通信回線への移管が可能かどうかを判定する。また、例えば、判定部12は、第1ユーザと第2ユーザの請求グループ情報が同一である場合に、第1無線通信回線から第2無線通信回線への通信容量の移管が可能であると判定する。なお、無線通信回線を利用するユーザとは、そのユーザが当該無線通信回線の契約を行っていることを示している。
課金処理部14は、通信容量の期限付き移管に対する移管手数料を徴収する処理を行う。
移管要求受付部15は、第1無線通信回線から第2無線通信回線へ通信容量を期限付きで移管する場合に、その期限付き移管の要求を受け付ける。
移管通信容量管理部16は、期限付きで移管された通信容量の合計と移管を行った回数とを無線通信回線ごとに管理する。
通信部18は、後述するユーザ契約情報管理装置114、決済装置116、通信制御装置112などと通信を行う。
管理データ記憶部19は、無線通信回線ごとの通信容量の残容量、期限付き移管が行われた記録等を記憶する。
返却通信容量決定部20は、第1無線通信回線から第2無線通信回線に期限付きで移管された通信容量に対し、第2無線通信回線から第1無線通信回線へ返却する通信容量を決定する。
返却処理管理部21は、期限付き移管処理に対する通信容量の返却処理を実行させる。
図4で例示したデータテーブルは、残容量管理部11が無線通信回線ごとの通信容量の残容量を管理するために用いるデータテーブルの一例である。図4で例示したデータテーブルの1行目は、ユーザ「001」は、無線通信回線「090−1234−5678」を契約して利用しており、無線通信回線「090−1234−5678」に割り当てられた通信容量の残容量のうち、定期付与通信容量の残容量は7GB、追加購入通信容量の残容量は500MBであることを示している。また、2行目は、ユーザ「001」は、2つ目の無線通信回線「080−1234−5678」を契約して利用しており、無線通信回線「080−1234−5678」に割り当てられた通信容量の残容量のうち、定期付与通信容量の残容量は5GB、追加購入通信容量の残容量は200MBであることを示している。また、3行目は、ユーザ「002」は、無線通信回線「090−1234−5679」を契約して利用しており、この無線通信回線に割り当てられた通信容量の残容量のうち、定期付与通信容量の残容量は1GB、追加購入通信容量の残容量は1GBであることを示している。
追加購入通信容量管理データは、追加購入毎に、追加購入を識別する購入番号と、該追加購入された分の残容量を示す情報と、追加購入された分の使用期限を示す情報を有する。あるユーザが追加購入を行うと、残容量管理部11は、図4で例示したテーブルを更新するとともに図5で例示した追加購入通信容量管理データを更新する。例えば、ユーザ「001」が、無線通信回線「090−1234−5678」について、500MBの追加購入を行うと、残容量管理部11は、購入番号と、残容量として当該新規の追加購入分の500MBと使用期限を示す情報とを追加購入通信容量管理データに追加する。これにより、図5における2行目のデータが追加される。
図4、図5で例示したデータテーブルは、管理データ記憶部19が記憶しており、残容量管理部11は、これらのデータテーブルを用いて無線通信回線ごとに定期付与通信容量及び追加購入通信容量通信容量の残容量を区別して管理する。
符号41は、ユーザが契約している無線通信回線の一覧が表示された領域である。領域41には、移管元となる無線通信回線ごとに、残容量が、定期付与通信容量と追加購入通信容量とに分けて表示されている。ユーザは、これらの中から移管元の無線通信回線を選択する。符号42は、期限付きで移管する通信容量について、定期付与通信容量から通信容量を移管するか、追加購入通信容量から通信容量を移管するかを選択する選択欄である。符号43は、通信容量の移管先となる無線通信回線の識別番号の入力欄である。移管元ユーザは、例えば自分の家族の誰かが契約している無線通信回線の識別番号「090−XXXX−XXXX」を入力欄43に入力する。
この画面には、これらの項目以外にも、当月における期限付き移管回数、移管した通信容量や移管された通信容量の累積を表示させたり、移管の履歴を表示させてもよい。また、これら期限付き移管に係る回数、通信容量の合計、履歴などについては、別途管理画面を設け、その管理画面にて表示させるようにしてもよい。
図7は、本発明の一実施形態に係る通信容量の期限付き移管の可否の判定に用いるデータテーブルの一例を示す図である。
図7で例示した移管可否判定データテーブルにおいて、「期限付き移管サービス契約」欄は、その無線通信回線が通信容量の期限付き移管サービスの契約を行っているかどうかを示している。本実施形態では、通信容量の期限付き移管を行うためには、移管元の無線通信回線と移管先の無線通信回線とが、共にこの契約を行っていなければならないものとする。「家族ID」は、ある無線通信回線を契約しているユーザが所属する家族を示す属性情報である。例えばユーザ「001」とユーザ「002」が親子である場合、この家族IDには同じ値が設定されている。「請求グループID」は、無線通信回線にかかる通信料等の料金の支払いを行う単位を示すIDである。例えばある家族において、父親が支払いを行う場合、その家族の契約する無線通信回線については、請求グループIDに同じ値が設定されている。「移管グループID」は、ある無線通信回線を契約しているユーザが所属する移管グループを示す属性情報である。移管グループとは、ユーザが契約する無線通信回線同士が互いに通信容量の移管を行うことができるグループである。例えば友人同士で1つのグループを形成し、通信容量の残量が足りなくなったときにはその友人同士で通信容量の移管を行いたい場合に、そのグループを1つの移管グループとして登録すると、そのグループのメンバが契約する無線通信回線の移管グループIDに同じ値が設定され、そのグループのメンバ間で通信容量の移管が可能になる。
図8は、本発明の一実施形態に係る通信容量の期限付き移管処理のフローチャートの一例である。
まず、移管要求受付部15が、移管元ユーザによる期限付き移管処理の要求を受け付ける(ステップS1)。具体的には、移管元ユーザが、図6で例示した画面にて、移管元及び移管先の通信回線、移管する通信容量など期限付き移管に必要な情報(移管要求情報)を入力し登録ボタン49を押下する。すると移管要求受付部15は、入力された情報を受け付け、管理データ記憶部19に書き込んで記憶させ、通信容量移管部13に期限付き移管処理の実行を指示する。
移管先のユーザが、この承諾ボタンを押下すると、アプリケーションプログラムが、承諾ボタンが押下されたことを示す情報を通信容量管理装置1へ送信し、通信容量管理装置1では、移管要求受付部15がその情報を取得する。移管要求受付部15は、受け取った情報を通信容量移管部13へ出力する。
また、期限付き移管には手数料がかかり、手数料の徴収に際しては、その都度、ユーザの同意を得るようにしてもよい。その場合、例えば、手数料を徴収するユーザが使用する端末の表示画面に先行付与手数料の負担を承諾するか否かを選択できるような画面を表示し、そのユーザが承諾した場合のみ期限付き移管処理を行うようにする。
また、通信容量移管部13は、管理データ記憶部19からさらに返却期限、利子率、移管する通信容量などの情報を取得し、当該期限付き移管処理の内容を後述する移管返却履歴データテーブルへ記録する。
この移管返却履歴データテーブルは、管理データ記憶部19が記憶している。例えば、図6で例示した画面等で、このデータテーブルに記録された情報に基づいて、そのユーザが契約している無線通信回線ごとのレンタルの実績を表示させてもよい。
返却処理には返却期限になると自動的に返却する処理と、移管されたユーザが返却期限内に自主的に返却処理を行う場合がある。まず、自動的に返却を行う処理について図10を用いて説明する。
図10は、本発明の一実施形態に係る期限付きで移管された通信容量の返却処理のフローチャートの一例である。
まず、返却処理管理部21が、例えば毎日24時に移管返却履歴データテーブルを検索し、返却期限が前日のレコードを抽出する(ステップS11)。次に、返却処理管理部21は、抽出したレコードの情報を1件ごとに返却通信容量決定部20へ出力する。返却通信容量決定部20は、取得したレコードに含まれる「通信容量」と「利子率」を乗算して得られた値に「通信容量」を加算して返却通信容量を決定する。例えば「通信容量」が「1.0GB」で、「利子率」が「10%」の場合、返却通信容量決定部20は、以下の演算を行い、返却通信容量=1.1GBを決定する(ステップS12)。
1.0(GB)×10(%)/100+1.0(GB)=1.1(GB)
返却通信容量決定部20は、返却期限を迎えたレコード1件ずつについて返却通信容量を算出してその結果を返却処理管理部21に出力する。
また、返却処理が完了すると通信容量移管部13は、移管返却履歴データテーブルの「返却状況」欄の値を「済」で更新する。
また、移管先の無線通信回線から通信容量の返却ができない場合、移管元の無線通信回線については、通信容量が一切返却されないままとしてもよいし、例えば50%だけ返却されるようにしてもよい。また、期限付き移管時に設定した利子率に応じて、返却通信容量を決定してもよい。
以上の処理により、返却期限が到来すると自動的に通信容量の移管処理が行われる。
図11は、本発明の一実施形態に係る期限付きで移管された通信容量の返却に用いる画面の一例を示す図である。
この画面は、通信容量の期限付きの移管を受けたユーザが、その通信容量の返却を行うときに返却指示を行う画面である。
符号31の領域には、他のユーザが契約する無線通信回線から移管を受けたユーザが契約する無線通信回線に対して行われた移管処理の履歴のうち返却が行われていない期限付きの移管処理の履歴が表示されている。この画面は、図9で例示した移管返却履歴データテーブルに基づいている。この例では、無線通信回線「090−1234−5678」から、3回移管処理が行われており、上の行から順に、その返却期限がそれぞれ「YY/MM/DD−1」、「YY/MM/DD−2」、「YY/MM/DD−3」であり、返却しなければならない通信容量が「530MB」、「1.1GB」、「550MB」であることを示している。なお、「返却通信容量」欄の下段の括弧内の数値は、実際に移管された通信容量(実移管通信容量)であり、利子分を含まない値である。1行目についてみると、返却通信容量は530MBで、移管通信容量は500MBである。これは、図6で例示した画面において入力欄45に入力した値が「500」(MB)で、期限付きの移管を行った日から入力欄47(利子率)に入力した利子率と移管されてからの期間とに基づいて返却通信容量決定部20が算出した利子分の通信容量が30MBであることを示している。利子率に基づく移管されてからの期間に応じた返却通信容量の計算には、例えば日割り計算を用いる。
また、所定の期間内に返却期限が到来する移管については、背景色を通常時とは異なる色で表示して移管先ユーザに返却期限が近付いていることを通知する。さらに、所定の期間内に返却期限を迎える移管のうち、現在、移管先の無線通信回線に返却通信容量分以上の残容量が残っていない場合は、赤字等で表示して移管先ユーザに残容量が足りないことを通知する。また、返却期限を過ぎた移管については、更に目立つように点滅表示や警告メッセージの表示を行う。
また、第一無線通信回線のユーザにおいても、そのままであれば使用期限を迎えて無駄になっていたかもしれない通信容量を、第二無線通信回線にレンタルすることで、後に十分な使用期限を伴い利子分だけ増加した通信容量として得ることができる。また、通信サービス事業体にとっても、ユーザのデータ通信の利用の促進、返却分の通信容量の購入、期限付き移管にかかる手数料などによって収入の増加が見込める。
なお、図6で例示した画面において設定した利子率を、返却する通信容量に用いる例を説明したが、返却する通信容量は、レンタルした通信容量と同量とし、返却後の通信容量の使用期限を利子率の分だけ延長するようにしてもよい。この場合、残容量管理部11が、図5で例示した追加購入通信容量管理データに返却された通信容量のレコードを追加し、そのレコードの使用期限に、利子率の分だけ延長した使用期限を設定する。
また、上記の例では、定期付与通信容量と追加購入通信容量のどちらからでも期限付き移管が可能な場合を用いて説明を行ったが、期限付きの移管は、追加購入通信容量からのみ実行することができるようにしてもよい。
次に期限付き移管の回数や移管した通信容量の実績に基づいて、期限付き移管処理を制限する機能について説明する。
図12は、本発明の一実施形態に係る移管実績管理データテーブルの一例を示す図である。移管通信容量管理部16は、図9で例示した移管返却履歴データテーブルに書き出された移管処理の履歴から、各無線通信回線ごと、所定の期間ごと(例えば1ヶ月)に期限付きで移管した及び移管された回数、移管した及び移管された通信容量のそれぞれを集計した値、期限付きで移管された場合に返却期限内に通信容量の返却ができたかどうかをこの移管実績管理データテーブルに書き込んで記憶させる。なお、移管実績管理データテーブルは管理データ記憶部19が記憶しているものとする。
また、移管された回数や移管された通信容量合計値が所定の閾値を超えている場合、期限付き移管の制限を行うのではなく、移管通信容量管理部16が、課金処理部14に課金処理の実行を指示してもよい。
次に期限付き移管プランに基づく移管処理について説明する。この処理は、予め利子率や期限を移管先のユーザに提示しておいて、通信容量を移管される側のユーザは必要に応じて、条件に合った期限付き移管プランを選択して通信容量のレンタルを行うサービスである。
図13は、本発明の一実施形態に係る期限付き移管プランに基づく移管処理に用いる画面の一例を示す図である。
図13(a)は、移管元のユーザが期限付き移管プランの移管条件を入力する画面である。この画面は、例えば、ユーザ専用のポータルサイトに設けられる。入力欄51には、移管元となる無線通信回線を入力する。選択欄52には、定期付加通信容量と追加購入通信容量とのうちどちらから通信容量を移管するか、あるいは特に指定しないかを選択する項目である。入力欄53には、移管先の無線通信回線を入力する。入力欄54には、移管先の回線と契約しているユーザ名などを入力する。なお、移管先が同一請求グループに限定されている場合には、入力欄53、入力欄54には、それぞれ同一請求グループに属する無線通信回線の識別番号、ユーザ名をプルダウンで一覧表示し、その中から選択できるようにしてもよい。入力欄55には、返却期限を入力する。入力欄56には、利子率を入力する。入力欄57には、返却される通信容量に対して要求する使用期限を入力する。入力欄58には、移管できる最大の通信容量を入力する。移管元ユーザは例えば、利子率等の条件に応じて、この最大移管通信容量を設定する。例えば、大きな利子率を設定する場合は、入力欄58にも大きな通信容量を入力する。移管元のユーザが上記の項目を入力し、登録ボタン59を押下すると、移管要求受付部15は、この画面で入力された情報(期限付き移管プラン)を管理データ記憶部19に書き込んで記憶させる。
符号61は、この移管先ユーザ向けに図13(a)の画面で登録された期限付き移管プランの一覧を表示する領域である。また、1行目に表示されている「期限付き移管プラン001」を押下すると、図13(a)で設定された内容が表示され、移管先ユーザは各プランのレンタル条件を確認することができる。移管先のユーザは、領域61の期限付き移管プランの中から、無理なく返却できそうで且つレンタルする通信容量をレンタルできるプランを選択する。移管先のユーザは、入力欄62に必要な通信容量を入力する。入力欄62に入力する通信容量は、領域61で選択した期限付き移管プランで設定された最大移管通信容量よりも小さな値でなければならない。なお、移管先ユーザが必要な通信容量を把握できるように、例えば「XX動画を1時間閲覧するのにXXMBが必要」などの目安を表示してもよい。移管先のユーザが上記の項目を入力し、申請ボタン63を押下すると、移管先ユーザの端末がこれらの情報を通信容量管理装置1へ送信し、通信容量管理装置1では、移管要求受付部15がその情報を取得する。移管要求受付部15は、通知部17を介して、移管先ユーザの選択した移管プランとレンタルする通信容量とこの申請を承諾するかどうかの確認を要求するメッセージを、移管元ユーザが使用する端末に送信する。次に、移管元ユーザが、例えば、移管申請を承認する操作を行うためのWebページで承諾ボタンを押下するなどの操作を行うと、移管要求受付部15が、承諾があったことを示す情報を取得し、通信容量移管部13に期限付き移管処理の実行を指示する。以降の処理は、図8で説明したのと同様に実行される。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の無線通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
Claims (11)
- 通信容量に制限がある無線通信回線である第1無線通信回線及び第2無線通信回線それぞれに割り当てられた通信容量の残容量の管理を行う残容量管理部と、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に通信容量の移管が可能かどうかを判定する判定部と、
前記判定部の判定に基づき、前記第1無線通信回線に割り当てられた無線通信回線の通信容量の残容量の中から所望の通信容量を、前記第2無線通信回線へ期限付きで移管する通信容量移管部と、
を備え、
前記残容量管理部は、無線通信回線ごとに所定の期間毎に所定の量だけ付与された使用期限付きの通信容量である定期付与通信容量と、追加購入された使用期限付きの通信容量である追加購入通信容量とを区別して記憶し、
前記通信容量移管部は、前記第1無線通信回線の前記追加購入通信容量の残容量の中から、所望の通信容量を、前記第2無線通信回線へ期限付きで移管する、
通信容量管理装置。 - 通信容量の期限付き移管に対する料金を徴収する課金処理を行う課金処理部
をさらに備え、
前記課金処理部は、前記通信容量移管部が前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に通信容量を期限付きで移管した際に、前記第1無線通信回線を利用する第1ユーザの識別情報と、前記第2無線通信回線を利用する第2ユーザの識別情報とを取得し、取得した前記第1ユーザと前記第2ユーザの識別情報のうち少なくとも一方について課金処理を行う
請求項1に記載の通信容量管理装置。 - 通信容量に制限がある無線通信回線である第1無線通信回線及び第2無線通信回線それぞれに割り当てられた通信容量の残容量の管理を行う残容量管理部と、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に通信容量の移管が可能かどうかを判定する判定部と、
前記判定部の判定に基づき、前記第1無線通信回線に割り当てられた無線通信回線の通信容量の残容量の中から所望の通信容量を、前記第2無線通信回線へ期限付きで移管する通信容量移管部と、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に期限付きで移管された通信容量に対し、前記第2無線通信回線から前記第1無線通信回線へ返却する通信容量を決定する返却通信容量決定部
を備え、
前記返却通信容量決定部は、前記第2無線通信回線に期限付きで移管されてからの期間に応じて前記返却する通信容量を決定し、
前記通信容量移管部は、前記期限付き移管に係る期限内における前記第2無線通信回線を利用するユーザの指示操作に基づいて、前記返却通信容量決定部が決定した通信容量を前記第2無線通信回線から前記第1無線通信回線へ移管する
通信容量管理装置。 - 通信容量に制限がある無線通信回線である第1無線通信回線及び第2無線通信回線それぞれに割り当てられた通信容量の残容量の管理を行う残容量管理部と、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に通信容量の移管が可能かどうかを判定する判定部と、
前記判定部の判定に基づき、前記第1無線通信回線に割り当てられた無線通信回線の通信容量の残容量の中から所望の通信容量を、前記第2無線通信回線へ期限付きで移管する通信容量移管部と、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に期限付きで移管された通信容量に対し、前記第2無線通信回線から前記第1無線通信回線へ返却する通信容量を決定する返却通信容量決定部
を備え、
前記通信容量移管部は、前記期限付き移管に係る期限が到来すると、前記返却通信容量決定部が決定した通信容量を前記第2無線通信回線から前記第1無線通信回線へ移管する
通信容量管理装置。 - 通信容量に制限がある無線通信回線である第1無線通信回線及び第2無線通信回線それぞれに割り当てられた通信容量の残容量の管理を行う残容量管理部と、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に通信容量の移管が可能かどうかを判定する判定部と、
前記判定部の判定に基づき、前記第1無線通信回線に割り当てられた無線通信回線の通信容量の残容量の中から所望の通信容量を、前記第2無線通信回線へ期限付きで移管する通信容量移管部と、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に期限付きで移管された通信容量に対し、前記第2無線通信回線から前記第1無線通信回線へ返却する通信容量を決定する返却通信容量決定部と、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に通信容量が期限付きで移管された場合であって、前記第2無線通信回線から前記返却通信容量決定部が決定した通信容量を期限内に返却できない場合、前記第2無線通信回線を利用する第2ユーザに通信容量の追加購入を促す通知を行う通知部
を備える通信容量管理装置。 - 通信容量に制限がある無線通信回線である第1無線通信回線及び第2無線通信回線それぞれに割り当てられた通信容量の残容量の管理を行う残容量管理部と、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に通信容量の移管が可能かどうかを判定する判定部と、
前記判定部の判定に基づき、前記第1無線通信回線に割り当てられた無線通信回線の通信容量の残容量の中から所望の通信容量を、前記第2無線通信回線へ期限付きで移管する通信容量移管部と、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に期限付きで移管された通信容量に対し、前記第2無線通信回線から前記第1無線通信回線へ返却する通信容量を決定する返却通信容量決定部と、
通信容量の期限付き移管に対する料金を徴収する課金処理を行う課金処理部と、
を備え、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に通信容量が期限付きで移管された場合であって、前記第2無線通信回線から前記返却通信容量決定部が決定した通信容量を期限内に返却できない場合、
前記課金処理部は、前記第2無線通信回線を利用する第2ユーザの識別情報について課金処理を行う
通信容量管理装置。 - 通信容量に制限がある無線通信回線である第1無線通信回線及び第2無線通信回線それぞれに割り当てられた通信容量の残容量の管理を行う残容量管理部と、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に通信容量の移管が可能かどうかを判定する判定部と、
前記判定部の判定に基づき、前記第1無線通信回線に割り当てられた無線通信回線の通信容量の残容量の中から所望の通信容量を、前記第2無線通信回線へ期限付きで移管する通信容量移管部と、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に期限付きで移管された通信容量に対し、前記第2無線通信回線から前記第1無線通信回線へ返却する通信容量を決定する返却通信容量決定部、
を備え、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に通信容量が期限付きで移管された場合であって、前記第2無線通信回線から前記返却通信容量決定部が決定した通信容量を期限内に返却できない場合、
前記残容量管理部は、前記第2無線通信回線に割り当てられた残容量を0にする
通信容量管理装置。 - 通信容量に制限がある無線通信回線である第1無線通信回線及び第2無線通信回線それぞれに割り当てられた通信容量の残容量の管理を行う残容量管理部と、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に通信容量の移管が可能かどうかを判定する判定部と、
前記判定部の判定に基づき、前記第1無線通信回線に割り当てられた無線通信回線の通信容量の残容量の中から所望の通信容量を、前記第2無線通信回線へ期限付きで移管する通信容量移管部と、
を備え、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に通信容量を期限付きで移管する場合に、
前記通信容量移管部は、前記第1無線通信回線を利用する第1ユーザが予め登録した1つ又は複数の期限付き移管の条件の中から、前記第2無線通信回線を利用する第2ユーザが選択した期限付き移管の条件に基づいて通信容量の期限付き移管を行う
通信容量管理装置。 - 通信容量に制限がある無線通信回線である第1無線通信回線及び第2無線通信回線それぞれに割り当てられた通信容量の残容量の管理を行う残容量管理部と、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に通信容量の移管が可能かどうかを判定する判定部と、
前記判定部の判定に基づき、前記第1無線通信回線に割り当てられた無線通信回線の通信容量の残容量の中から所望の通信容量を、前記第2無線通信回線へ期限付きで移管する通信容量移管部と、
移管された通信容量の合計と期限付き移管を行った回数とを無線通信回線ごとに管理する移管通信容量管理部、
を備え、
前記移管通信容量管理部が管理する前記第2無線通信回線に期限付きで移管された通信容量または期限付き移管回数が所定の閾値を超えると、前記通信容量移管部は、所定の期間、前記第2無線通信回線への通信容量の期限付きの移管を禁止する
通信容量管理装置。 - 通信容量に制限がある無線通信回線である第1無線通信回線及び第2無線通信回線それぞれに割り当てられた通信容量の残容量の管理を行う通信容量管理装置が、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に通信容量の移管が可能かどうかを判定するステップと、
前記判定に基づき、前記第1無線通信回線に割り当てられた無線通信回線の通信容量の残容量の中から所望の通信容量を、前記第2無線通信回線へ期限付きで移管するステップと、を有し、
前記通信容量管理装置は、無線通信回線ごとに所定の期間毎に所定の量だけ付与された使用期限付きの通信容量である定期付与通信容量と、追加購入された使用期限付きの通信容量である追加購入通信容量とを区別して記憶し、
前記移管するステップでは、
前記第1無線通信回線の前記追加購入通信容量の残容量の中から、所望の通信容量を、前記第2無線通信回線へ期限付きで移管する、
通信容量移管方法。 - 通信容量に制限がある無線通信回線である第1無線通信回線及び第2無線通信回線それぞれに割り当てられた通信容量の残容量の管理を行う通信容量管理装置のコンピュータを、
前記第1無線通信回線から前記第2無線通信回線に通信容量の移管が可能かどうかを判定する手段、
前記判定に基づき、前記第1無線通信回線に割り当てられた無線通信回線の通信容量の残容量の中から所望の通信容量を、前記第2無線通信回線へ期限付きで移管する手段、
として機能させ、
前記コンピュータは、無線通信回線ごとに所定の期間毎に所定の量だけ付与された使用期限付きの通信容量である定期付与通信容量と、追加購入された使用期限付きの通信容量である追加購入通信容量とを区別して記憶し、
前記移管する手段は、
前記第1無線通信回線の前記追加購入通信容量の残容量の中から、所望の通信容量を、前記第2無線通信回線へ期限付きで移管する、
コンピュータプログラム。
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