JP6934970B2 - 通信容量管理装置、通信容量移管方法およびコンピュータプログラム - Google Patents
通信容量管理装置、通信容量移管方法およびコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Description
(2)本発明の一態様は、前記判定部は、さらに前記第2無線通信回線が他の無線通信回線に通信容量を移管することが可能になる設定を行っているか否かを判定し、前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線のいずれもが前記設定を行っている場合に、前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線との間で通信容量の移管が可能であると判定する、上記(1)の通信容量管理装置である。
(3)本発明の一態様は、前記残容量管理部は、前記第1無線通信回線及び前記第2無線通信回線それぞれにおける通信容量の残容量に含まれる他の無線通信回線から移管された通信容量の管理を行う、上記(1)又は(2)のいずれかの通信容量管理装置である。
(4)本発明の一態様は、前記第1無線通信回線のユーザの識別情報及び前記第2無線通信回線のユーザの識別情報に基づいたメッセージの送受信により、前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線との間の通信容量の移管の要求を受付ける移管要求受付部をさらに備える、上記(1)から(3)のいずれかの通信容量管理装置である。
(5)本発明の一態様は、前記判定部は、前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線とが関係付けられているか否かを判定し、前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線とが関係付けられている場合に、前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線との間で通信容量の移管が可能であると判定する、上記(1)から(4)のいずれかの通信容量管理装置である。
(6)本発明の一態様は、前記判定部は、前記第1無線通信回線を利用する第1ユーザの属性情報と、前記第2無線通信回線を利用する第2ユーザの属性情報とを取得し、取得した前記第1ユーザ及び前記第2ユーザの属性情報が示す前記第1ユーザと前記第2ユーザの関係に基づいて通信容量の移管が可能かどうかを判定する、上記(5)の通信容量管理装置である。
(7)本発明の一態様は、前記判定部は、前記第1無線通信回線を利用する第1ユーザの請求グループ情報と、前記第2無線通信回線を利用する第2ユーザの請求グループ情報とを取得し、取得した前記第1ユーザと前記第2ユーザの請求グループ情報とが同一である場合に、通信容量の移管が可能であると判定する、上記(5)または(6)の通信容量管理装置である。
(8)本発明の一態様は、前記判定部は、さらに所定の移管プランに基づいて通信容量の移管が可能かどうかを判定し、前記通信容量移管部は、前記移管プランに基づいて自動的に通信容量の移管を行う、上記(1)から(7)のいずれかの通信容量管理装置である。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信容量管理装置1の構成を示すブロック図である。
図1において、通信容量管理装置1は、残容量管理部11と、判定部12と、通信容量移管部13と、課金処理部14と、移管要求受付部15と、移管通信容量管理部16と、通知部17と、通信部18と、管理データ記憶部19と、自動移管管理部20とを備える。
例えば、判定部12は、第1無線通信回線を利用する第1ユーザの属性情報と第2無線通信回線を利用する第2ユーザの属性情報とが示す第1ユーザと前記第2ユーザの関係に基づいて、第1無線通信回線から第2無線通信回線への移管が可能かどうかを判定する。また、例えば、判定部12は、第1ユーザと第2ユーザの請求グループ情報が同一である場合に、第1無線通信回線から第2無線通信回線への通信容量の移管が可能であると判定する。なお、無線通信回線を利用するユーザとは、そのユーザが当該無線通信回線の契約を行っていることを示している。
課金処理部14は、通信容量の移管に対する移管手数料を徴収する処理を行う。
移管要求受付部15は、第1無線通信回線から第2無線通信回線へ通信容量を移管する場合に、その移管の要求を受け付ける。
移管通信容量管理部16は、移管された通信容量の合計と移管を行った回数とを無線通信回線ごとに管理する。
通信部18は、後述するユーザ契約情報管理装置114、決済装置116、通信制御装置112などと通信を行う。
管理データ記憶部19は、無線通信回線ごとの通信容量の残容量、移管が行われた記録等を記憶する。
自動移管管理部20は、設定された移管プランに基づいて移管処理をスタートさせる。
図4で例示したデータテーブルは、残容量管理部11が無線通信回線ごとの通信容量の残容量を管理するために用いるデータテーブルの一例である。図4で例示したデータテーブルの1行目は、ユーザ「001」は、無線通信回線「090−1234−5678」を契約して利用しており、無線通信回線「090−1234−5678」に割り当てられた通信容量の残容量のうち、定期付与通信容量の残容量は7GB、追加購入通信容量の残容量は500MBであることを示している。また、2行目は、ユーザ「001」は、2つ目の無線通信回線「080−1234−5678」を契約して利用しており、無線通信回線「080−1234−5678」に割り当てられた通信容量の残容量のうち、定期付与通信容量の残容量は5GB、追加購入通信容量の残容量は200MBであることを示している。また、3行目は、ユーザ「002」は、無線通信回線「090−1234−5679」を契約して利用しており、この無線通信回線に割り当てられた通信容量の残容量のうち、定期付与通信容量の残容量は1GB、追加購入通信容量の残容量は1GBであることを示している。
図5に例示した画面は、ユーザが自分が契約している無線通信回線に割り当てられた通信容量からその一部を、他の無線通信回線に移管する設定を行う画面の一例である。この画面は、例えばユーザが自分が契約する無線通信回線の契約情報を確認したり、その無線通信回線に割り当てられた通信容量の使用状況を確認するために用いる、通信サービス事業体が提供するユーザ専用のポータルサイトなどに設けられている。
符号41は、ユーザが契約している無線通信回線の一覧が表示された領域である。領域41には、移管元となる無線通信回線ごとに、残容量が、定期付与通信容量と追加購入通信容量とに分けて表示されている。ユーザは、これらの中から移管元の無線通信回線を選択する。符号42は、移管する通信容量について、定期付与通信容量から通信容量を移管するか、追加購入通信容量から通信容量を移管するかを選択する選択欄である。符号43は、通信容量の移管先となる無線通信回線の識別番号の入力欄である。移管元ユーザは、例えば自分の家族の誰かが契約している無線通信回線の識別番号「090−XXXX−XXXX」を入力欄43に入力する。符号44は、入力欄43に入力した無線通信回線を契約しているユーザの名称やIDを入力する入力欄である。入力欄44に入力された値は、例えば、入力欄43に入力された無線通信回線が、入力欄44に入力されたユーザが契約している無線通信回線であるか否かのチェックに用いる。また、移管先が同一請求グループに限定されている場合には、入力欄43には、同一請求グループに属する無線通信回線の識別番号がプルダウンで一覧表示されその中から選択できるようにし、同様に、入力欄44には、同一請求グループに属するユーザの名称等がプルダウンで表示されその中から選択できるようにしてもよい。また、入力欄43で既に無線通信回線が選択されている場合、入力欄44には、その無線通信回線を契約しているユーザの名称等が自動で表示されるようにしてもよい。符号45は、移管する通信容量を入力する入力欄である。ユーザが、これらの項目を入力して登録ボタン46を押下すると、入力した情報が管理データ記憶部19に書き込まれ、通信容量の移管処理が実行される。具体的には移管要求受付部15が、この移管の要求を受け付け、判定部12が移管の可否の判定を行い、移管可能と判定された場合、通信容量移管部13が移管処理を行う。移管処理の詳細については後述する。
この画面には、これらの項目以外にも、当月における移管回数、移管した通信容量や移管された通信容量の累積を表示させたり、移管の履歴を表示させてもよい。また、これら移管回数や移管に係る通信容量の累積、移管の履歴などについては、別途管理画面を設け、その管理画面にて表示させるようにしてもよい。
図6は、本発明の一実施形態に係る通信容量の移管の可否の判定に用いるデータテーブルの一例を示す図である。
図6で例示した移管可否判定データテーブルにおいて、「移管サービス契約」欄は、その無線通信回線が通信容量の移管サービスの契約を行っているかどうかを示している。本実施形態では、通信容量の移管を行うためには、移管元の無線通信回線と移管先の無線通信回線とが、共にこの契約を行っていなければならないものとする。「家族ID」は、ある無線通信回線を契約しているユーザが所属する家族を示す属性情報である。例えばユーザ「001」とユーザ「002」が親子である場合、この家族IDには同じ値が設定されている。「請求グループID」は、無線通信回線にかかる通信料等の料金の支払いを行う単位を示すIDである。例えばある家族において、父親が支払いを行う場合、その家族の契約する無線通信回線については、請求グループIDに同じ値が設定されている。「移管グループID」は、ある無線通信回線を契約しているユーザが所属する移管グループを示す属性情報である。移管グループとは、ユーザが契約する無線通信回線同士が互いに通信容量の移管を行うことができるグループである。例えば友人同士で1つのグループを形成し、通信容量の残量が足りなくなったときにはその友人同士で通信容量の移管を行いたい場合に、そのグループを1つの移管グループとして登録すると、そのグループのメンバが契約する無線通信回線の移管グループIDに同じ値が設定され、そのグループのメンバ間で通信容量の移管が可能になる。
図7は、本発明の一実施形態に係る通信容量の移管処理のフローチャートの一例である。通信容量の移管は無料で実行することも可能であるが、通信サービス事業体が移管手数料を徴収してもよい。図7では、移管手数料を徴収する課金処理を行う場合を例に説明を行う。
まず、移管要求受付部15が、移管元ユーザによる移管の要求を受け付ける(ステップS1)。具体的には、移管元ユーザが、図5で例示した画面にて、移管元及び移管先の通信回線、移管する通信容量など移管に必要な情報(移管要求情報)を入力し登録ボタン46を押下する。すると移管要求受付部15は、入力された情報を受け付け、管理データ記憶部19に書き込んで記憶させ、通信容量移管部13に移管処理の実行を指示する。
次に移管の回数や移管した通信容量の実績に基づいて、移管を制限する機能について説明する。
図8は、本発明の一実施形態に係る移管履歴ログデータテーブルの一例を示す図である。通信容量移管部13は、移管処理を行うと、移管処理を行った日時、移管元及び移管先の無線通信回線、移管する通信容量の情報を図8で例示した移管履歴ログデータテーブルに書き出す。移管履歴ログデータテーブルは、管理データ記憶部19が記憶しているものとする。例えば、図示しない移管履歴管理画面等で、このデータテーブルに記録された情報に基づいて、そのユーザが契約している無線通信回線ごとの移管の実績を表示させてもよい。
図9は、本発明の一実施形態に係る移管実績管理データテーブルの一例を示す図である。移管通信容量管理部16は、図8で例示した移管履歴ログデータテーブルに書き出された移管処理の履歴から、各無線通信回線ごと、所定の期間ごと(例えば1ヶ月)に移管した回数、移管された回数、移管した通信容量、移管された通信容量のそれぞれを集計し、図9で例示した移管実績管理データテーブルに書き込んで記憶させる。なお、移管実績管理データテーブルは管理データ記憶部19が記憶しているものとする。
また、移管された回数や移管された通信容量合計値が所定の閾値を超えている場合、移管の制限を行うのではなく、移管通信容量管理部16が、課金処理部14に課金処理の実行を指示してもよい。例えば、移管処理の回数等が閾値以下ならば手数料を無料とし、閾値以上になると移管回数や移管する通信容量に応じて課金を行うようにしてもよい。また、移管回数等が閾値以下でも手数料を徴収する場合、回数等が閾値以上になるとさらに高額の手数料を徴収するようにしてもよい。
次に自動移管処理について説明する。自動移管処理とは、所定の条件を満たしたことをトリガーにして自動的に移管処理を行う機能である。本機能によれば、例えば、ある家族において、親から子供へ毎月決まった日に通信容量の移管を行うような状況において、毎回、移管に必要な情報を入力する手間を省いて、毎月決まった日になると自動的に移管が行われる。
図10は、本発明の一実施形態に係る通信容量の自動移管に用いる画面の一例を示す図である。
図10において、領域51、選択欄52、入力欄53〜55については、図4で例示した画面と同様である。つまり、領域51にはユーザが契約している無線通信回線とその残容量が表示されている。選択欄52は、定期付加通信容量と追加購入通信容量とのうちどちらから通信容量を移管するかを選択する項目である。入力欄53には、移管先の無線通信回線を入力する。入力欄54には、移管先の回線と契約しているユーザ名などを入力する。なお、移管先が同一請求グループに限定されている場合には、入力欄53、入力欄54には、それぞれ同一請求グループに属する無線通信回線の識別番号、ユーザ名をプルダウンで一覧表示し、その中から選択できるようにしてもよい。入力欄55には、1回の移管処理において移管する通信容量を入力する。
ユーザが登録ボタン60を押下すると、移管要求受付部15は、この画面で入力された情報(移管プラン)を管理データ記憶部19に書き込んで記憶させる。
例えば、自動移管日が設定された場合、自動移管管理部20は、毎月自動移管日になると、管理データ記憶部19から移管プランを読み出し、読み出した情報を通信容量移管部13に出力するとともに、移管処理の実行を指示する。通信容量移管部13は、判定部12に移管の可否判定を要求する。判定部12は、移管元と移管先の無線通信回線の契約情報やユーザの属性情報をユーザ契約情報管理装置114から取得し、移管の可否を移管サービス契約の有無と、移管元及び移管先の無線通信回線と契約しているユーザが同じ家族に所属しているか否か等によって判定する。また、判定部12は、残容量管理部11から移管元の無線通信回線の残容量の情報を取得し、移管プランに設定された移管する通信容量以上の通信容量が残っているか否かを判定する。判定部12の判定の結果、移管処理が可能な場合、通信容量移管部13は、移管プランに基づく移管処理を実行する。
図5、図10では、移管元ユーザが、ポータルサイトの画面などで移管処理の設定を行う例を説明したが、移管先ユーザから移管元ユーザへ通信容量の移管要求を行い、それに対して移管元ユーザが承認すると、移管要求受付部15がその承認操作を受け付け、通信容量移管部13が、移管先ユーザによる要求情報に基づいて通信容量の移管を行うことも可能である。
図11は、本発明の一実施形態に係る通信容量の移管要求処理の一例を説明する図である。
図11(a)は、移管リクエストメールの送信設定画面の一例である。この画面は、例えば、移管要求を行う依頼元のユーザのポータルサイトや依頼元ユーザが所有する端末が備える通信容量移管サービス用のアプリケーションプログラムが表示する画面である。 通信容量が足りなくなった依頼元ユーザは、この図11(a)で例示した画面にて、移管元無線通信回線を入力欄61、移管元ユーザ名を入力欄62、移管先無線通信回線を入力欄63、移管する通信容量を入力欄64に入力し、メール送信ボタン65を押下する。すると、移管要求受付部15が、依頼元ユーザによるリクエストメールの作成操作を受け付けて、これらの情報を取得し、判定部12に出力するとともに、取得した情報に基づく移管処理が可能かどうかの判定を要求する。判定部12が移管可能と判定すると、移管要求受付部15は、通知部17に、移管元回線を契約しているユーザのメールアドレスにリクエストメールを送信するよう指示する。通知部17は、ユーザ契約情報管理装置114から移管元ユーザのメールアドレスを取得し、移管リクエストメールを送信する。また、移管要求受付部15は、移管リクエストメール設定画面にて設定された情報を管理データ記憶部19に書き込む。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の無線通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
Claims (10)
- 通信容量に制限がある無線通信回線である第1無線通信回線及び第2無線通信回線について、前記第1無線通信回線における通信容量の残容量の中から所望の通信容量を、前記第2無線通信回線へ移管する通信容量移管部と、
前記第1無線通信回線及び前記第2無線通信回線それぞれにおける通信容量の残容量の管理を行う残容量管理部と、
前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線との間で通信容量の移管が可能かどうかを判定する判定部と、を備え、
前記通信容量移管部は、前記判定部の判定に基づき通信容量の移管を行い、
前記判定部は、前記第1無線通信回線が他の無線通信回線に通信容量を移管することが可能になる設定を行っているか否かを判定し、前記第1無線通信回線が前記設定を行っている場合に、前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線との間で通信容量の移管が可能であると判定する、通信容量管理装置であって、
前記第1無線通信回線及び前記第2無線通信回線は、各無線通信回線に通信容量が付与される通信契約が無線通信回線毎に締結された無線通信回線であり、
前記残容量管理部は、前記第1無線通信回線が締結した前記通信契約により前記第1無線通信回線に付与された通信容量と、前記第2無線通信回線が締結した前記通信契約により前記第2無線通信回線に付与された通信容量と、を区別して管理し、
前記通信契約により前記第1無線通信回線に付与された通信容量と、前記通信契約により前記第2無線通信回線に付与された通信容量とが移管の対象である、通信容量管理装置であり、
前記第1無線通信回線及び前記第2無線通信回線は、通信容量の制限外である場合には、無線通信回線の通信は許可されるが無線通信回線の通信速度が通信容量の制限内である場合よりも低下するものであり、
前記残容量管理部は、通信容量の残容量を、定期付与通信容量と追加購入通信容量とに区別して管理し、
前記通信容量移管部は、ユーザが定期付与通信容量から通信容量を移管するか又は追加購入通信容量から通信容量を移管するかを選択した結果に従って、定期付与通信容量又は追加購入通信容量から通信容量の移管を行う、
通信容量管理装置。 - 前記判定部は、さらに前記第2無線通信回線が他の無線通信回線に通信容量を移管することが可能になる設定を行っているか否かを判定し、前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線のいずれもが前記設定を行っている場合に、前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線との間で通信容量の移管が可能であると判定する、
請求項1に記載の通信容量管理装置。 - 前記残容量管理部は、前記第1無線通信回線及び前記第2無線通信回線それぞれにおける通信容量の残容量に含まれる他の無線通信回線から移管された通信容量の管理を行う、
請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の通信容量管理装置。 - 前記第1無線通信回線のユーザの識別情報及び前記第2無線通信回線のユーザの識別情報に基づいたメッセージの送受信により、前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線との間の通信容量の移管の要求を受付ける移管要求受付部をさらに備える、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の通信容量管理装置。 - 前記判定部は、前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線とが関係付けられているか否かを判定し、前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線とが関係付けられている場合に、前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線との間で通信容量の移管が可能であると判定する、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の通信容量管理装置。 - 前記判定部は、前記第1無線通信回線を利用する第1ユーザの属性情報と、前記第2無線通信回線を利用する第2ユーザの属性情報とを取得し、取得した前記第1ユーザ及び前記第2ユーザの属性情報が示す前記第1ユーザと前記第2ユーザの関係に基づいて通信容量の移管が可能かどうかを判定する、
請求項5に記載の通信容量管理装置。 - 前記判定部は、前記第1無線通信回線を利用する第1ユーザの請求グループ情報と、前記第2無線通信回線を利用する第2ユーザの請求グループ情報とを取得し、取得した前記第1ユーザと前記第2ユーザの請求グループ情報とが同一である場合に、通信容量の移管が可能であると判定する、
請求項5または請求項6に記載の通信容量管理装置。 - 前記判定部は、さらに所定の移管プランに基づいて通信容量の移管が可能かどうかを判定し、
前記通信容量移管部は、前記移管プランに基づいて自動的に通信容量の移管を行う、
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の通信容量管理装置。 - 通信容量管理装置が、通信容量に制限がある無線通信回線である第1無線通信回線及び第2無線通信回線について、前記第1無線通信回線における通信容量の残容量の中から所望の通信容量を、前記第2無線通信回線へ移管する通信容量移管ステップと、
前記通信容量管理装置が、前記第1無線通信回線及び前記第2無線通信回線それぞれにおける通信容量の残容量の管理を行う残容量管理ステップと、
前記通信容量管理装置が、前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線との間で通信容量の移管が可能かどうかを判定する判定ステップと、を含み、
前記通信容量移管ステップは、前記判定ステップの判定に基づき通信容量の移管を行い、
前記判定ステップは、前記第1無線通信回線が他の無線通信回線に通信容量を移管することが可能になる設定を行っているか否かを判定し、前記第1無線通信回線が前記設定を行っている場合に、前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線との間で通信容量の移管が可能であると判定する、通信容量移管方法であって、
前記第1無線通信回線及び前記第2無線通信回線は、各無線通信回線に通信容量が付与される通信契約が無線通信回線毎に締結された無線通信回線であり、
前記通信容量管理装置は、前記第1無線通信回線が締結した前記通信契約により前記第1無線通信回線に付与された通信容量と、前記第2無線通信回線が締結した前記通信契約により前記第2無線通信回線に付与された通信容量と、を区別して管理し、
前記通信契約により前記第1無線通信回線に付与された通信容量と、前記通信契約により前記第2無線通信回線に付与された通信容量とが移管の対象である、通信容量移管方法であり、
前記第1無線通信回線及び前記第2無線通信回線は、通信容量の制限外である場合には、無線通信回線の通信は許可されるが無線通信回線の通信速度が通信容量の制限内である場合よりも低下するものであり、
前記残容量管理ステップは、通信容量の残容量を、定期付与通信容量と追加購入通信容量とに区別して管理し、
前記通信容量移管ステップは、ユーザが定期付与通信容量から通信容量を移管するか又は追加購入通信容量から通信容量を移管するかを選択した結果に従って、定期付与通信容量又は追加購入通信容量から通信容量の移管を行う、
通信容量移管方法。 - コンピュータに、
通信容量に制限がある無線通信回線である第1無線通信回線及び第2無線通信回線について、前記第1無線通信回線における通信容量の残容量の中から所望の通信容量を、前記第2無線通信回線へ移管する通信容量移管機能と、
前記第1無線通信回線及び前記第2無線通信回線それぞれにおける通信容量の残容量の管理を行う残容量管理機能と、
前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線との間で通信容量の移管が可能かどうかを判定する判定機能と、を実現させるためのコンピュータプログラムであり、
前記通信容量移管機能は、前記判定機能の判定に基づき通信容量の移管を行い、
前記判定機能は、前記第1無線通信回線が他の無線通信回線に通信容量を移管することが可能になる設定を行っているか否かを判定し、前記第1無線通信回線が前記設定を行っている場合に、前記第1無線通信回線と前記第2無線通信回線との間で通信容量の移管が可能であると判定する、コンピュータプログラムであって、
前記第1無線通信回線及び前記第2無線通信回線は、各無線通信回線に通信容量が付与される通信契約が無線通信回線毎に締結された無線通信回線であり、
前記残容量管理機能は、前記第1無線通信回線が締結した前記通信契約により前記第1無線通信回線に付与された通信容量と、前記第2無線通信回線が締結した前記通信契約により前記第2無線通信回線に付与された通信容量と、を区別して管理し、
前記通信契約により前記第1無線通信回線に付与された通信容量と、前記通信契約により前記第2無線通信回線に付与された通信容量とが移管の対象である、コンピュータプログラムであり、
前記第1無線通信回線及び前記第2無線通信回線は、通信容量の制限外である場合には、無線通信回線の通信は許可されるが無線通信回線の通信速度が通信容量の制限内である場合よりも低下するものであり、
前記残容量管理機能は、通信容量の残容量を、定期付与通信容量と追加購入通信容量とに区別して管理し、
前記通信容量移管機能は、ユーザが定期付与通信容量から通信容量を移管するか又は追加購入通信容量から通信容量を移管するかを選択した結果に従って、定期付与通信容量又は追加購入通信容量から通信容量の移管を行う、
コンピュータプログラム。
Priority Applications (2)
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