JP6493849B1 - 流路開閉部交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】既設の流路開閉部から別のものに取替る時に、配管から排出される流体の量を低減できる流路開閉部交換装置を提供する。
【解決手段】第1開口212及びシャッタ222を有する第1包囲部201であって、流体が通過する合流管39の端部391、及び端部391に取り付けられるバルブ101を、シャッタ222が第1開口212を閉じた状態で包囲する第1包囲部201と、バルブ101を着脱可能な着脱部材330、及び着脱部材330を出し入れ可能であり、第1開口212と連続可能な第2開口340を有する第2包囲部301であって、バルブ101を、第1開口212と第2開口340とが連続された開口連続状態で第1包囲部201と共に包囲する第2包囲部301と、を備え、第2包囲部301が流路開閉部101を開口連続状態で第1包囲部201と共に包囲した状態において着脱部材330によってバルブ101を交換可能である。
【選択図】図3

Description

本発明は、流体が通過可能な配管の端部に取り付けられて配管の流路を開閉する流路開閉部を交換する流路開閉部交換装置に関する。
マンション等の建物においては、水道水を建物の各階へと引き上げる構成が設けられており、このような構成に関する文献として特許文献1が開示されている。特許文献1には、受水槽に供給された水道水が揚水ポンプにより建物の各階へと引き上げられる構成が開示されている。また、この特許文献1には、交換されるポンプユニットと接続された配管(合流管、中段並列管)が開示されると共に、このような配管に接続された流路開閉部(バルブ)が開示されている。このような流路開閉部は、ポンプユニットを交換する水道工事のときに一緒に交換するように要請される場合がある。
特許6399376号公報
しかしながら、流路開閉部が配管内の流体(水道水)を排出しないように止めているので、流路開閉部の取り外しと同時に流体(水道水)が無駄に排出されることになる。
従って、本発明は、流路開閉部が配管内の流体を排出しないように止めている状態において、既設の流路開閉部から別の流路開閉部に取り替えるときに、配管から排出される流体の量を低減させる流路開閉部交換装置を提供することを目的とする。
(1)本発明は、第1開口(212)、及び前記第1開口(212)を開閉可能なシャッタ(222)を有する第1包囲部(201)であって、流体が通過可能な配管(39)の端部、及び前記配管(39)の前記端部(391)に取り付けられて前記配管(39)の流路(151)を開閉する流路開閉部(101)を、前記シャッタ(222)が前記第1開口(212)を閉じた状態で包囲する第1包囲部(201)と、前記流路開閉部(101)を着脱可能な着脱部材(330)、及び前記着脱部材(330)を出し入れ可能であると共に前記第1開口(212)と連続可能な第2開口(340)を有する第2包囲部(301)であって、前記流路開閉部(101)を、前記第1開口(212)と前記第2開口(340)とが連続された開口連続状態で前記第1包囲部(201)と共に包囲する第2包囲部(301)と、を備え、前記第2包囲部(301)が前記流路開閉部(101)を前記開口連続状態で前記第1包囲部(201)と共に包囲した状態において、前記着脱部材(330)によって前記流路開閉部(101)を既設のものから別のものに交換可能な、流路開閉部交換装置(500)に関する。
(2) (1)の流路開閉部交換装置(500)において、前記流路開閉部(101)は、流路(151)と、前記流路(151)を開閉する弁体(152)と、を有し、前記着脱部材(330)は、筒部(350)と、前記筒部(350)の内部に挿入されて前記筒部(350)の先端部からの突出距離を増大可能な軸部(360)と、を有し、前記筒部(350)が前記流路(151)に固定されると共に、前記軸部(360)が前記筒部(350)の前記先端部から突出する突出距離を増大させて前記軸部(360)が前記弁体(152)を押圧している間に、前記着脱部材(330)及び前記流路開閉部(101)が一体的に回転すると前記流路開閉部(101)を前記配管(39)から外すことが可能なものでもよい。
(3) (2)の流路開閉部交換装置(500)において、前記流路(151)の内面には、第1雌ねじ部(154)が設けられ、前記筒部(350)の前記先端部の外面には、前記第1雌ねじ部(154)と螺合可能な第1雄ねじ部(355)が設けられ、前記筒部(350)の後端部の内面には、第2雌ねじ部(354)が設けられ、前記軸部(360)の後端部の外面には、前記第2雌ねじ部(354)と螺合可能な第2雄ねじ部(361)が設けられてもよい。
(4) (1)乃至(3)のいずれかの流路開閉部交換装置の使用方法であって、前記端部(391)及び前記流路開閉部(101)を、前記シャッタ(222)が前記第1開口(212)を閉じた状態の前記第1包囲部(201)により包囲する包囲工程と、前記第2開口(340)と前記第1開口(212)とを連続させてから前記シャッタ(222)を開き、前記着脱部材(330)の先端側を前記第2包囲部(301)の内部から前記第1包囲部(201)の内部へと移動させて、既設の前記流路開閉部(101)を前記配管(39)の前記端部(391)から前記着脱部材(330)に移すことにより前記配管(39)の端部(391)から前記流路開閉部(101)を取り外す流路開閉部の取り外し工程と、開放された前記配管(39)を通過する流体によって前記第1包囲部(201)及び前記第2包囲部(301)の内部が充填された状態で、既設の前記流路開閉部(101)及び前記着脱部材(330)の先端側を前記第2包囲部(301)に退避させて既設の前記流路開閉部(101)及び前記第2包囲部(301)を前記第1包囲部(201)から離脱させ、前記第1包囲部(201)の内部から外部へと既設の前記流路開閉部(101)を取り出す流路開閉部の取り出し工程と、前記流路開閉部(101)と互換性を有する別の流路開閉部(101)を前記着脱部材(330)又は前記着脱部材(330)と互換性を有する別の着脱部材(330)の先端側に取り付け、前記第2開口(340)と前記第1開口(212)とを連続させてから前記シャッタ(222)を開き、前記第2包囲部(301)の内部から前記第1包囲部(201)の内部へと前記別の流路開閉部(101)を挿入する挿入工程と、前記配管(39)の前記端部(391)に前記別の流路開閉部(101)を取り付ける流路開閉部の取り付け工程と、前記着脱部材(330)の先端側を前記配管(39)の端部(391)から退避させて前記第1包囲部(201)及び前記第2包囲部(301)を取り外すことにより包囲を解除する包囲解除工程と、を備えてもよい。
(5)本発明は、流体が通過可能な配管(39)の端部(391)、及び前記配管(39)の前記端部(391)に取り付けられて前記配管(39)の流路(151)を開閉する既設の流路開閉部(101)を、仮設作業をするための空間を有する包囲部(201)で包囲する包囲工程と、前記配管(39)の端部(391)から前記流路開閉部(101)を取り外す流路開閉部の取り外し工程と、開放された前記配管(39)を通過する流体によって前記包囲部(201)の内部が充填された状態で、前記包囲部(201)の内部から外部へと既設の前記流路開閉部(101)を取り出す流路開閉部の取り出し工程と、前記包囲部(201)の内部を前記流体により充填したまま前記包囲部(201)の内部に既設の流路開閉部(101)と互換性を有する別の流路開閉部(101)を挿入する流路開閉部の挿入工程と、前記配管(39)の前記端部(391)に前記別の流路開閉部(101)を取り付ける流路開閉部の取り付け工程と、前記包囲部(201)を取り外すことにより包囲を解除する包囲解除工程と、を備える流路開閉部の交換方法に関する。
本発明によれば、流路開閉部が配管内の流体を排出しないように止めている状態において、既設の流路開閉部から別の流路開閉部に取り替えるときに、配管から排出される流体の量を低減させる流路開閉部交換装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る流路開閉部交換装置を使用する対象となる給水システムを示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る流路開閉部交換装置を使用する直前の給水システムを示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る流路開閉部交換装置の構成を示す断面図である。 (A)は、流路開閉部交換装置の第2包囲部を示す断面図である。(B)は、第2包囲部の筒部の側面図である。(C)は、第2包囲部の軸部の側面図である。 流路開閉部交換装置の分解斜視図である。 (A)は、配管及びバルブの断面図である。(B)は、配管及びバルブを第1包囲部で包囲した状態を示す断面図である。 (A)は、第1包囲部に第2包囲部を取り付けた状態を示す断面図である。(B)は、シャッタを移動させて第1開口を開いた状態を示す断面図である。 (A)は、第2包囲部の筒部をバルブの流路に嵌合させた状態を示す断面図である。(B)は、第2包囲部の軸部がバルブの弁体を押圧している状態を示す断面図である。 (A)は、図8(B)の拡大断面図である。(B)は、第2包囲部の筒部を回転させて流路開閉部を取り外す工程を示す断面図である。 (A)は、第2包囲部及び流路開閉部を配管から遠ざかる方向に移動させた状態を示す断面図である。(B)は、シャッタを移動させて第1開口を閉じた状態を示す断面図である。 (A)は、第2包囲部を第1包囲部から取り外した状態を示す断面図である。(B)は、新しい流路開閉部が取り付けられた第2包囲部を第1包囲部に取り付ける工程を示す断面図である。 (A)は、第2包囲部に取り付けられた流路開閉部をバルブの流路に嵌合した状態を示す断面図である。(B)は、第2包囲部の軸部をバルブの弁体から離間させた状態を示す断面図である。 (A)は、図12(B)の拡大断面図である。(B)は、流路開閉部を配管から取り外した状態を示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態の流路開閉部交換装置を使用する対象となる給水システムについて説明する。
〔給水システムの全体構成〕
図1は、本発明の一実施形態に係る流路開閉部交換装置500を使用する対象となる給水システム100を示す概略図である。図1に示すように、給水システム100は、貯水槽としての受水槽1と、ポンプ群600と、制御部50と、前段給水管群10と、後段給水管群40と、分岐管121〜125、水栓131〜135を備える。本実施形態では、ポンプ群600、後段給水管群40、及び制御部50がユニット化されて、ポンプユニット60を構成している。
〔受水槽〕
受水槽1は、水道引き込み管8から引き込んだ水道水を貯水するタンクである。受水槽1には、建造物110の1日の水使用量の1/3〜1/2の水量の水が貯水されている。
〔ポンプ群〕
ポンプ群600は、並列して設けられる複数のポンプとしてポンプ61、62、63、64を有する。ポンプ61、62、63、64は、マンションの住人が使用する水量に応じて稼働する。例えば、最も少ない水量が使用されるときは1つのポンプが駆動し、最も多い水量が使用されるときは3つのポンプが駆動する。ポンプ61、62、63、64は、ローテーションで駆動し、4つのうちの1つは、予備として駆動しない状態になるように制御されている。ポンプ群600は、高架水槽を用いずに受水槽1から水栓131〜135へと水を直接的に供給する給水システム100(加圧給水方式)に適用されるものであるから、加圧給水ポンプとも言う。
制御部50は、複数のポンプ61〜64の駆動を制御することにより、複数のポンプ61〜64を通過する水道水の量を調節する部位である。制御部50は、動力分電盤92に配線によって接続されると共に、複数のポンプ61〜64それぞれに配線によって接続されている。なお、動力分電盤92は、複数のポンプ61〜64に供給する電源の機能も有している。
〔前段給水管群〕
前段給水管群10は、受水槽1から複数のポンプ61〜64への水を流通させる構成部材(管、バルブ等)の集合体をいう。前段給水管群10は、上流側から順に、連結管9と、複数の前段並列管11〜14と、複数の前段バルブ21〜24と、複数の中段並列管31〜34と、を備える。
連結管9は、複数の前段並列管11〜14の上流側の端部を連結している管である。
複数の前段並列管11〜14は、複数のポンプ61〜64それぞれに対応して並列する管である。前段並列管11〜14の上流側の端部は連結管9に連結され、前段並列管11〜14の下流側の端部は前段バルブ21〜24に連結されている。前段並列管11〜14は、連結管9から分岐した水道水を、複数のポンプ61〜64それぞれに流れ込むように、通過させる。
複数の前段バルブ21〜24は、前段並列管11〜14の下流側の端部に配置される。複数の前段バルブ21〜24は、手動によって複数の前段並列管11〜14それぞれを開閉するように、操作される。
複数の中段並列管31〜34は、複数のポンプ61〜64それぞれに対応して並列する管である。中段並列管31〜34の上流側の端部は複数の前段バルブ21〜24それぞれと連結され、中段並列管31〜34の下流側の端部はポンプ61〜64の導入口と連結されている。中段並列管31〜34は、前段バルブ21〜24に対して着脱可能に構成されている。ポンプユニット60が取り外されるときには、ポンプユニット60の中段並列管31〜34と前段バルブ21〜24との間が分離される。
〔後段給水管群〕
後段給水管群40は、複数のポンプ61〜64から複数の水供給先としての各階の空間区画部111〜115への水を流通させる構成部材(管、バルブ等)の集合体をいう。後段給水管群40は、複数の後段並列管41〜44と、複数の後段バルブ51〜54と、合流管39と、を備える。
複数の後段並列管41〜44は、複数のポンプ61〜64それぞれに対応して並列する管である。後段並列管41〜44の上流側の端部は複数のポンプ61〜64の排出口に連結され、後段並列管41〜44の下流側の端部は合流管39に連結されている。
複数の後段バルブ51〜54は、後段並列管41〜44の途中に配置される。複数の後段バルブ51〜54は、手動によって複数の後段並列管41〜44それぞれ開閉するように、操作される。
配管としての合流管39は、複数の後段並列管41〜44を通過した流体としての水が合流して通過可能な管である。合流管39は、ポンプユニット60の内外に配置されて連通されている。従って、ポンプユニット60が取り外されるときには、合流管39は、ポンプユニット60の内外で分離される。ポンプユニット60の外に配置される合流管39には、後段迂回管72(図2参照)が取り付けられることになる。また、合流管39は、分水栓取付部位139よりも下流側において、建造物110の1階から上方の階へと上下方向に延びる部位を有する。この合流管39の上下方向に延びる部位の中では、水は複数のポンプ61〜64により水圧を掛けられて上方に向かって流れる。
〔分岐管〕
分岐管121〜125は、合流管39から建造物110の複数の空間区画部111〜115に向けて分岐している。なお、複数の空間区画部111〜115は、建造物110の中で鉛直方向に並んでいる。空間区画部111〜115は、床、壁及び天井板により囲まれる構成を言い、人が住む居住空間を囲む壁、床及び天井により囲まれる構成、人が居る居所空間を囲む壁、床及び天井により囲まれる構成、人が住む家屋全体の構成等を言う。空間区画部111〜115は、一つの部屋であっても複数の部屋で構成されてもよい。
〔水栓〕
水栓131〜135は、分岐管121〜125の端部に取り付けられる。水栓131〜135は、図示しない蛇口を有し、蛇口を一方向にひねることにより水が出され、蛇口を他方向にひねることにより水が止まる。
〔給水システムの位置〕
なお、前述の給水システム100は、例えば、建造物110の1階部分に、空間区画部111に隣接されて配置されている。図1中では、給水システム100の構成を主に説明するために給水システム100が建造物110の外部に記載されているが、実際には給水システム100は建造物110の内部に配置されている。
以上のような給水システム100において、図2に示されるように、作業者がポンプユニット60を取り外した状態で、作業者は流路開閉部交換装置500を使用することになる。図1の状態から図2の状態に移行する過程を、以下の特定ポンプ取り外し工程、仮設ポンプ接続工程、第1ポンプユニット取り外し工程に基づいて説明する。
〔特定ポンプ取り外し工程〕
図2は、本発明の一実施形態に係る流路開閉部交換装置500を使用する直前の給水システム100を示す概略図である。図2に示されるように、作業者は、複数のポンプ61〜64のうちの特定のポンプ61を特定ポンプ(仮設ポンプ)として選択する。作業者は、ポンプ61用の前段並列管11、中段並列管31及び後段並列管41の水の流通を停止させるようにポンプ61用の前段バルブ21及び後段バルブ51を閉じる。作業者は、ポンプ61及び中段並列管31を、ポンプ61用の前段バルブ21及び後段並列管41から取り外す。
〔仮設ポンプ接続工程〕
作業者は、ポンプユニット60の位置とは別の位置に仮設ポンプとしてのポンプ61を配置する。仮設ポンプとして用いられるときのポンプ61の電源は、ポンプ62〜64用の電源とは異なる電源に接続される。仮設ポンプ用には、仮設インバータ102及び仮設電源103(図2参照)が用いられる。なお、仮設電源103に代えて仮設発動機が用いられてもよい。動力分電盤92の近くに消火栓用等の別の電源がある場合には、そのような電源が仮設ポンプに用いられてもよい。
作業者は、前段迂回管71により、ポンプ61用の前段バルブ21と、仮設ポンプとしてのポンプ61の導入口との間を接続する。作業者は、後段迂回管72により、仮設ポンプとしてのポンプ61の排出口と、合流管39における後段並列管41〜44よりも下流の部位(すなわち分水栓取付部位139)との間を接続する。
〔第1ポンプユニット取り外し工程〕
作業者は、図2に示されるポンプ62〜64を有するポンプユニット60を取り外す。
〔流路開閉部、及び流路開閉部交換装置〕
図3は、流路開閉部交換装置500の構成を示す断面図である。図4は、流路開閉部交換装置500の第2包囲部301を示す断面図である。図5は、流路開閉部交換装置500の分解斜視図である。図3に示される流路開閉部交換装置500は、作業者が図2の状態において合流管39から既設のバルブ101を取り外して合流管39に新しい別のバルブ101を取り付けることによってバルブ101を交換するための用具である。
〔流路開閉部〕
流路開閉部としてのバルブ101は、図3に示されるように、合流管39の端部391に取り付けられて合流管39の流路を開閉する部位である。バルブ101は、流路151と、流路151を開閉する弁体152と、弁体152を操作する操作部153と、を有する。
流路151の内面には、第1雌ねじ部154が設けられている。
弁体152は、作業者が操作部153を右に回せば流路151を閉じるように回転する。弁体152は、作業者が操作部153を左に回せば流路151を開くように回転する。弁体152は、図2のようにポンプユニット60が取り外される前に流路151を閉じており、合流管39の内部の水を外部に排出させないようにしている。
〔流路開閉部交換装置〕
流路開閉部交換装置500は、図3に示されるように、第1包囲部201と、第2包囲部301と、を備える。第1包囲部201と第2包囲部301とは別体で構成されている。
なお、既設のバルブ101を取り外した第2包囲部301(着脱部材330)と同じ第2包囲部301(着脱部材330)によって新しい別のバルブ101を合流管39の端部391に取り付けることにより、バルブ101を交換することができる。
また、既設のバルブ101を取り外した第2包囲部301(着脱部材330)とは別の第2包囲部301(着脱部材330)によって新しい別のバルブ101を合流管39の端部391に取り付けることにより、バルブ101を交換することもできる。
〔第1包囲部〕
第1包囲部201は、図5に示されるように、側板部202と、上板部203と、下板部204と、側板部205と、側板部206と、側板部207及び側板部208と、を有する。第1包囲部201は、それらの板部(202,203,204,205,206,207,208)によって囲まれた仮設作業をするための空間を有する。本実施形態における第1包囲部201は、仮設ポンプとしてのポンプ61の吐出側(下流側)に設けられている。その位置は高圧となるため、本実施形態における第1包囲部201には、例えば1Mpa程度の耐圧性が要求される。高い耐圧性を確保するために、本実施形態における第1包囲部201は、箱型で、且つアルミニウムやアルミニウム合金などの金属を主体として、構成されている。
まず、側板部202に対して上板部203及び下板部204が固定される。
すなわち、側板部202の厚み面に形成された孔701に対して上板部203の端部に形成された孔601及び下板部204の端部に形成された孔601が重ね合わせられ、ボルト501がそれらの孔601,701に締め付けられる。
それから、側板部202、上板部203及び下板部204に対して側板部205及び側板部206が固定される。
すなわち、側板部202の厚み面に形成された孔702、上板部203及び下板部204の厚み面に形成された孔703に対して、側板部205及び側板部206の端部に形成された孔602,603が重ね合わせられ、ボルト502,503がそれらの孔602,603,702,703に締め付けられる。
最後に、上板部203、下板部204、側板部205及び側板部206に対して側板部207及び側板部208が固定される。
すなわち、上板部203、下板部204、側板部205及び側板部206の厚み面に形成された孔704に対して、側板部207及び側板部208の端部に形成された孔604が重ね合わせられ、ボルト504がそれらの孔604,704に締め付けられる。
側板部202は、板本体210と、第1開口212と、シャッタ222と、を有する。
板本体210は、下方からシャッタ222を挿入可能な筐体である。
第1開口212は、シャッタ222が板本体210から引き出されている状態では開いており、シャッタ222が板本体210の内部に収納されている状態では閉じている。
シャッタ222は、第1開口212を開閉可能な部材である。
上板部203は、第1包囲部201に貯水される水の状態を確認するための窓213を有する。窓はアクリルで形成されている。上板部203は、空気を抜くための空気抜きバルブ223を有する。
下板部204は、第1包囲部201に貯水される水の状態を確認するための窓214を有する。窓はアクリルで形成されている。下板部204は、水を抜くための水抜きバルブ224を有する。
側板部205、側板部206は、第1包囲部201に貯水される水の状態を確認するための窓215,216を有する。窓はアクリルで形成されている。
側板部207及び側板部208は、これら2枚で他の側板部と同様に一方向から覆う部位である。上側の側板部207は、配管挿入部217を有する。下側の側板部208は、配管挿入部218を有する。配管挿入部217及び配管挿入部218が合流管39を挟持することにより、合流管39が側板部207,208に固定される。
第1包囲部201は、シャッタ222が第1開口212を閉じた状態で、合流管39の端部391、及びバルブ101を包囲する。
〔第2包囲部〕
第2包囲部301は、有底筒体310と、鍔部320と、着脱部材330と、を有する。第2包囲部301は、バルブ101を、第1開口212と第2開口340とが連結された開口連結状態で第1包囲部201と共に包囲する部位である。
〔有底筒体〕
有底筒体310は、底を有する筒状の部材であり、後述する着脱部材330を挿通させる挿通孔311、及び着脱部材330の先端側を出し入れ可能である第2開口340を有する。また、第2開口340は第1開口212と連続可能な開口である。
〔鍔部〕
鍔部320は、有底筒体310の端部から、軸部360の軸方向とは直交する方向の外側に広がるように設けられている。鍔部320は、前述の第1包囲部201の側板部202の板本体210に連結可能に構成されている。
〔着脱部材〕
着脱部材330は、バルブ101を着脱可能な部材である。着脱部材330は、筒部350と、軸部360と、を有する。
〔筒部〕
筒部350は、挿通部351と、先端部352と、ハンドル部353と、を有する。
挿通部351は、有底筒体310の挿通孔311に挿通されて有底筒体310に対する位置を変更可能に有底筒体310に支持されている。
先端部352は、挿通部351の先端に配置されている。先端部352の外面には、バルブ101の第1雌ねじ部154と螺合可能な第1雄ねじ部355が設けられている。先端部352は、有底筒体310の内部に退避した退避位置に配置することが可能であり、また、有底筒体310の外部へと突出した突出位置に配置することも可能である。
ハンドル部353は、挿通部351の基端に配置されている。ハンドル部353は、先端部352の第1雄ねじ部355がバルブ101の第1雌ねじ部154に接触した状態で右回りに回転することにより、筒部350をバルブ101に固定させる。ハンドル部353を含む後端部の内面には、第2雌ねじ部354が設けられている。
〔軸部〕
軸部360は、筒部350の内部に挿入されて筒部350の先端部からの突出距離を増大可能な部位である。軸部360の後端部の外面には、第2雌ねじ部354と螺合可能な第2雄ねじ部361が設けられている。
軸部360が右回りに回転させられると、軸部360の第2雄ねじ部361が筒部350の第2雌ねじ部354に対して前進してゆき、軸部360の先端が筒部350の先端部352から突出する突出距離が増大する。
軸部360が左回りに回転させられると、軸部360の第2雄ねじ部361が筒部350の第2雌ねじ部354に対して後退してゆき、軸部360の先端が筒部350の先端部352から突出する突出距離が減少する。
次に、図6〜図13を参照しつつ、流路開閉部交換装置の使用方法に関して説明する。
図6(A)に示されるように、合流管39の端部391にバルブ101が取り付けられている。バルブ101の弁体152は、流路151を閉じて水の流れを止めている。
〔包囲工程〕
作業者は、図6(B)に示されるように、合流管39の端部391及び既設のバルブ101を、第1包囲部201により包囲する。このとき、シャッタ222は第1開口212を閉じている。第1包囲部201の内部には、空気が充填されており、まだ水が充填されていない。
〔流路開閉部の取り外し工程〕
図7(A)に示されるように、作業者は、第2包囲部301の鍔部320を第1包囲部201の板本体210に連結することにより、第2開口340と第1開口212とを連続させる。それから、図7(B)に示されるように、作業者は、シャッタ222を移動させて第1開口212を開く。これにより、開口連続状態が形成される。
図8(A)に示されるように、作業者は、ハンドル部353を把持して着脱部材330の先端側を第2包囲部301の内部から第1包囲部201の内部へと移動させる。作業者は、筒部350を右回りに回転することにより、筒部350の先端部352の第1雄ねじ部355を、バルブ101の流路151の第1雌ねじ部154に螺合させていく。これにより、筒部350が流路151に固定されていく。
図8(B)及び図9(A)に示されるように、作業者は、軸部360を把持して右回りに回転させる。軸部360が筒部350の先端部から突出した突出距離が増大するに従って、軸部360が弁体152に当接し、軸部360が弁体152を押圧する圧力が増大していく。
図9(B)に示されるように、作業者は、軸部360が弁体152に圧力を加えた状態のまま、筒部350を左回りに回転させる。着脱部材330及びバルブ101が一体的に左回りに回転する。バルブ101が合流管39の端部391から外れていく。
このように、作業者は、既設のバルブ101を合流管39の端部391から着脱部材330に移すことにより合流管39の端部391から着脱部材330を取り外す。同時に、合流管39の内部の水が第1包囲部201及び第2包囲部301の内部を充填する。
〔流路開閉部の取り出し工程〕
図10(A)に示されるように、作業者は、開放された合流管39を通過する水によって第1包囲部201及び第2包囲部301の内部が充填された状態で、既設のバルブ101及び着脱部材330の先端側を第1包囲部201の内部から第2包囲部301の内部に退避させる。
図10(B)に示されるように、作業者は、シャッタ222を押して第1開口212を閉じる。
図11(A)に示されるように、作業者は、既設のバルブ101及び第2包囲部301を第1包囲部201から離脱させ、第1包囲部201の内部から外部へと既設のバルブ101を取り出す。
〔流路開閉部の挿入工程〕
図11(B)に示されるように、作業者は、既設のバルブ101と互換性を有する新たな別のバルブ101を着脱部材330の先端側に取り付ける。
図12(A)に示されるように、作業者は、第2開口340を第1開口212に連続させてからシャッタ222を移動させて第1開口212を開く。作業者は、第2包囲部301の内部から第1包囲部201の内部へと新しいバルブ101を挿入する。
〔流路開閉部の取り付け工程〕
そして、作業者は、新しいバルブ101を移動させて合流管39に近づけていき、ハンドル部353を右回りに回転させることによって筒部350を右回りに回転させる。これにより、作業者は、合流管39の端部391に新しいバルブ101を取り付けていく。
〔包囲解除工程〕
図12(B)及び図13(A)に示されるように、作業者は、軸部360を左回転させて、軸部360を筒部350の先端から退避させていく。そして、弁体152に対する軸部360の圧力が解除されていく。
図13(B)に示されるように、作業者は、バルブ101を回転させることなく、筒部350を左回りに回転しつつ筒部350を流路151から外していく。それから、作業者は、着脱部材330の先端側を合流管39の端部から退避させていく。作業者は、水抜きバルブ224を開いてから水を抜いていく。そして、作業者は、シャッタ222を移動させて第1開口212を閉じる。なお、シャッタ222を閉じなくてもよい。
作業者は、最後に、第1包囲部201及び第2包囲部301を取り外すことにより包囲を解除する。これにより、図6(A)においてバルブ101を新しくした状態になる。
本実施形態の流路開閉部交換装置500によれば、例えば、以下の効果が奏される。
本実施形態の流路開閉部交換装置500は、第1開口212、及び第1開口212を開閉可能なシャッタ222を有する第1包囲部201であって、流体が通過可能な合流管39の端部、及び合流管39の端部391に取り付けられて合流管39の流路151を開閉するバルブ101を、シャッタ222が第1開口212を閉じた状態で包囲する第1包囲部201と、バルブ101を着脱可能な着脱部材330、及び着脱部材330を出し入れ可能であると共に第1開口212と連続可能な第2開口340を有する第2包囲部301であって、バルブ101を、第1開口212と第2開口340とが連続された開口連続状態で第1包囲部201と共に包囲する第2包囲部301と、を備え、第2包囲部301がバルブ101を前記開口連続状態で第1包囲部201と共に包囲した状態において、着脱部材330によってバルブ101を既設のものから別のものに交換可能である。
そのため、バルブ101が合流管39内の水を排出しないように止めている状態において、既設のバルブ101から別のバルブ101に取り替えるときに、合流管39から排出される水の量を低減させることができる。
また、本実施形態の流路開閉部交換装置500において、バルブ101は、流路151と、流路151を開閉する弁体152と、を有し、着脱部材330は、筒部350と、筒部350の内部に挿入されて筒部350の先端部からの突出距離を増大可能な軸部360と、を有し、筒部350が流路151に固定されると共に、軸部360が筒部350の先端部から突出する突出距離を増大させて軸部360が弁体152を押圧している間に、着脱部材330及びバルブ101が一体的に回転するとバルブ101を合流管39から外すことが可能である。そのため、作業者は、第1包囲部201及び第2包囲部301の中に水が充填されていても、第1包囲部201及び第2包囲部301の中に手を入れずに、バルブ101を交換することができる。
さらに本実施形態の流路開閉部交換装置500において、流路151の内面には、第1雌ねじ部154が設けられ、筒部350の先端部の外面には、第1雌ねじ部154と螺合可能な第1雄ねじ部355が設けられ、筒部350の後端部の内面には、第2雌ねじ部354が設けられ、軸部360の後端部の外面には、第2雌ねじ部354と螺合可能な第2雄ねじ部361が設けられてもよい。そのため、作業者は、ねじのピッチにより筒部350の先端部から突出する軸部360の長さを微調節することができ、軸部360が弁体152に加える圧力を微調節することができる。
〔変形例〕
以上、本発明の実施形態について説明した。本実施形態では、バルブ101は合流管39がねじ込まれるねじ込み式であった。この実施形態に限定されることなく、バルブにフランジが設けられ、配管にフランジが設けられ、バルブのフランジと配管のフランジとがボルト等により接続される構成であってもよい。流路開閉部は、バルブ以外であってもよい。
本実施形態では、バルブ101を合流管39から取り外す方法に関して説明した。この実施形態に限定されることなく、前段バルブ21〜24を前段並列管11〜14から取り外す方法にも流路開閉部交換装置500を用いてもよい。第1包囲部201を、仮設ポンプとしてのポンプ61の吸い込み側(上流側)に設けることができる。その位置は比較的低圧であるため、第1包囲部201には、高い耐圧性は要求されない。例えば、第1包囲部201は、テント生地のような柔軟性を有する素材で袋状に形成され、第1包囲部201の内部へ作業者の手を入れて作業できるように構成されることができる。その場合、第1包囲部201の製造コスト及び作業コストを低減できると共に、作業を速く行うことができる。
本実施形態では、流体としての水を例示して説明した。この実施形態に限定されることなく、水以外の他の液体が流体として用いられてもよい。また、気体が流体として用いられてもよい。
39 合流管
101 バルブ(流路開閉部)
151 流路
152 弁体
153 操作部
154 第1雌ねじ部
201 第1包囲部
210 板本体
212 第1開口
222 シャッタ
223 空気抜きバルブ
224 水抜きバルブ
301 第2包囲部
310 有底筒体
320 鍔部
330 着脱部材
340 第2開口
350 筒部
351 挿通部
352 先端部
353 ハンドル部
354 第2雌ねじ部
355 第1雄ねじ部
360 軸部
361 第2雄ねじ部
391 端部
500 流路開閉部交換装置

Claims (5)

  1. 第1開口、及び前記第1開口を開閉可能なシャッタを有する第1包囲部であって、流体が通過可能な配管の端部、及び前記配管の前記端部に取り付けられて前記配管の流路を開閉する流路開閉部を、前記シャッタが前記第1開口を閉じた状態で包囲する第1包囲部と、
    前記流路開閉部を着脱可能な着脱部材、及び前記着脱部材を出し入れ可能であると共に前記第1開口と連続可能な第2開口を有する第2包囲部であって、前記流路開閉部を、前記第1開口と前記第2開口とが連続された開口連続状態で前記第1包囲部と共に包囲する第2包囲部と、
    を備え、
    前記第2包囲部が前記流路開閉部を前記開口連続状態で前記第1包囲部と共に包囲した状態において、前記着脱部材によって前記流路開閉部を既設のものから別のものに交換可能な、流路開閉部交換装置。
  2. 前記流路開閉部は、流路と、前記流路を開閉する弁体と、を有し、
    前記着脱部材は、筒部と、前記筒部の内部に挿入されて前記筒部の先端部からの突出距離を増大可能な軸部と、を有し、
    前記筒部が前記流路に固定されると共に、前記軸部が前記筒部の前記先端部から突出する突出距離を増大させて前記軸部が前記弁体を押圧している間に、前記着脱部材及び前記流路開閉部が一体的に回転すると前記流路開閉部を前記配管から外すことが可能な、
    請求項1に記載の流路開閉部交換装置。
  3. 前記流路の内面には、第1雌ねじ部が設けられ、
    前記筒部の前記先端部の外面には、前記第1雌ねじ部と螺合可能な第1雄ねじ部が設けられ、
    前記筒部の後端部の内面には、第2雌ねじ部が設けられ、
    前記軸部の後端部の外面には、前記第2雌ねじ部と螺合可能な第2雄ねじ部が設けられる、
    請求項2に記載の流路開閉部交換装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の流路開閉部交換装置の使用方法であって、
    前記端部及び前記流路開閉部を、前記シャッタが前記第1開口を閉じた状態の前記第1包囲部により包囲する包囲工程と、
    前記第2開口と前記第1開口とを連続させてから前記シャッタを開き、前記着脱部材の先端側を前記第2包囲部の内部から前記第1包囲部の内部へと移動させて、既設の前記流路開閉部を前記配管の前記端部から前記着脱部材に移すことにより前記配管の端部から前記流路開閉部を取り外す流路開閉部の取り外し工程と、
    開放された前記配管を通過する流体によって前記第1包囲部及び前記第2包囲部の内部が充填された状態で、既設の前記流路開閉部及び前記着脱部材の先端側を前記第2包囲部に退避させて既設の前記流路開閉部及び前記第2包囲部を前記第1包囲部から離脱させ、前記第1包囲部の内部から外部へと既設の前記流路開閉部を取り出す流路開閉部の取り出し工程と、
    前記流路開閉部と互換性を有する別の流路開閉部を前記着脱部材又は前記着脱部材と互換性を有する別の着脱部材の先端側に取り付け、前記第2開口と前記第1開口とを連続させてから前記シャッタを開き、前記第2包囲部の内部から前記第1包囲部の内部へと前記別の流路開閉部を挿入する挿入工程と、
    前記配管の前記端部に前記別の流路開閉部を取り付ける流路開閉部の取り付け工程と、
    前記着脱部材の先端側を前記配管の端部から退避させて前記第1包囲部及び前記第2包囲部を取り外すことにより包囲を解除する包囲解除工程と、
    を備える流路開閉部交換装置の使用方法。
  5. 流体が通過可能な配管の端部、及び前記配管の前記端部に取り付けられて前記配管の流路を開閉する既設の流路開閉部を、仮設作業をするための空間を有する包囲部で包囲する包囲工程と、
    前記配管の端部から前記流路開閉部を取り外す流路開閉部の取り外し工程と、
    開放された前記配管を通過する流体によって前記包囲部の内部が充填された状態で、前記包囲部の内部から外部へと既設の前記流路開閉部を取り出す流路開閉部の取り出し工程と、
    前記包囲部の内部を前記流体により充填したまま前記包囲部の内部に既設の流路開閉部と互換性を有する別の流路開閉部を挿入する流路開閉部の挿入工程と、
    前記配管の前記端部に前記別の流路開閉部を取り付ける流路開閉部の取り付け工程と、
    前記包囲部を取り外すことにより包囲を解除する包囲解除工程と、
    を備える流路開閉部の交換方法。
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