JP6492816B2 - 弁装置及びその制御方法、並びに液体噴射装置及びその制御方法 - Google Patents
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かかる態様では、弁体と弁座との当接回数に基づいて所定の流速で貫通口を介して液体を流すことで、弁体と弁座との当接によって堆積した堆積物を所定の流速の液体によって排除することができる。
ここで、前記当接回数計測手段により計測された前記当接回数に応じて、所定の流速で前記貫通口を介して前記液体を流すとともに、前記当接回数をリセットすることが好ましい。これによれば、弁体と弁座との当接によって堆積した堆積物を確実に所定の流速の液体によって排除することができる。
また、前記所定の流速は、前記弁座と前記弁体とが当接する当接面に堆積した堆積物が流される流速であることが好ましい。これによれば、所定の流速で液体を流すことで、堆積物を下流に流して排除することができる。
また、前記所定の流速で前記液体を流す前記当接回数は、前記貫通口を流れる前記液体の種類により異なることが好ましい。これによれば、堆積物の成長速度に合わせて当接回数を異ならせることで液体の無駄な消費を抑制することができる。
また、前記所定の流速で前記液体を流す前記当接回数は、前記貫通口を流れる前記液体と、前記弁座と前記弁体とが当接する当接面と、の組み合わせにより異なることが好ましい。これによれば、堆積物の成長速度に合わせて当接回数を異ならせることで液体の無駄な消費を抑制することができる。
また、前記当接回数計測手段により計測された前記当接回数の累積値の増加に合わせて前記所定の流速で前記貫通口を介して前記液体を流す頻度は漸減することが好ましい。これによれば、所定の流速で液体を流す頻度を低減して、液体の無駄な消費を抑制することができる。
また、前記当接回数計測手段により計測された前記当接回数に応じて、前記貫通口を介して流れる前記液体の流速を、第1流速から前記所定の流速である第2流速に切り替える流量制御手段を備え、前記第2流速は、前記第1流速よりも速いことが好ましい。これによれば、常に第2流速で液体を流すことなく、当接回数に基づいて第2流速とするため、液体の無駄な消費を抑制することができる。
また、前記第2流速は、最も速い流速であることが好ましい。これによれば、最も速い第2流速で液体を流すことで、堆積物を下流に流して排除することができる。
さらに、本発明の他の態様は、上記態様の弁装置と、被噴射媒体に前記液体を噴射する記録ヘッドと、を備える液体噴射装置にある。
かかる態様では、弁体と弁座との当接によって堆積した堆積物を所定の流速の液体によって排除することができ、液体のリークによるノズル開口からの液体垂れを抑制することができる。
ここで、前記当接回数計測手段は、印刷ジョブの回数を計測することを特徴とすることが好ましい。これによれば、弁体と弁座との実際の当接回数に相関のある印刷ジョブの回数を計測することで、センサー等が不要となる。
また、前記当接回数計測手段は、前記印刷ジョブの回数に加えて、前記印刷ジョブの印刷が一時中断された回数を計測することが好ましい。これによれば、弁体と弁座との実際の当接回数に近い値を計測することができる。
また、前記当接回数計測手段は、前記印刷ジョブの回数に加えて、印刷以外で前記液体が消費された回数を計測することが好ましい。これによれば、弁体と弁座との実際の当接回数に近い値を計測することができる。
また、本発明の他の態様は、液体を流す貫通口が設けられた弁座と、前記弁座と当接して前記貫通口を閉じる状態と、前記弁座と離間して前記貫通口を開く状態とを、前記弁座に対する相対移動により切り替える弁体と、前記弁座と前記弁体との当接回数を計測する当接回数計測手段と、備えた弁装置の制御方法であって、前記当接回数計測手段により計測された前記当接回数に応じて、所定の流速で前記貫通口を介して前記液体を流すことを特徴とする弁装置の制御方法にある。
かかる態様では、弁体と弁座との当接回数に基づいて所定の流速で貫通口を介して液体を流すことで、弁体と弁座との当接によって堆積した堆積物を所定の流速の液体によって排除することができる。
また、本発明の他の態様は、液体を流す貫通口が設けられた弁座と、前記弁座と当接して前記貫通口を閉じる状態と、前記弁座と離間して前記貫通口を開く状態とを、前記弁座に対する相対移動により切り替える弁体と、前記弁座と前記弁体との当接回数を計測する当接回数計測手段と、被噴射媒体に前記液体を噴射する記録ヘッドと、を備えた液体噴射装置の制御方法であって、前記当接回数計測手段により計測された前記当接回数に応じて、所定の流速で前記貫通口を介して前記液体を流すことを特徴とする液体噴射装置の制御方法にある。
かかる態様では、弁体と弁座との当接回数に基づいて所定の流速で貫通口を介して液体を流すことで、弁体と弁座との当接によって堆積した堆積物を所定の流速の液体によって排除することができる。
他の態様は、液体を流す貫通口が設けられた弁座と、前記弁座と当接して前記貫通口を閉じる状態と、前記弁座と離間して前記貫通口を開く状態とを、前記弁座に対する相対移動により切り替える弁体と、前記弁座と前記弁体との当接回数に応じて、前記貫通口を介して流れる液体の流速を、第1流速から第2流速に切り替える流量制御手段と、を備え、前記第2流速は、前記第1流速よりも速いことを特徴とする弁装置にある。
かかる態様では、弁体と弁座との当接回数に基づいて第1流速から第2流速に切り替えることにより、弁体と弁座との当接によって堆積した堆積物を第2流速によって排除することができる。また、常に第2流速で液体を流すことなく、当接回数に基づいて第2流速とするため、液体の無駄な消費を抑制することができる。
かかる態様では、弁体と弁座との当接回数に基づいて第1流速から第2流速に切り替えることにより、弁体と弁座との当接によって堆積した堆積物を第2流速によって排除することができる。また、常に第2流速で液体を流すことなく、当接回数に基づいて第2流速とするため、液体の無駄な消費を抑制することができる。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置の平面図である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の基本的な構成は上述したものに限定されるものではない。
Claims (13)
- 液体を流す貫通口が設けられた弁座と、
前記弁座と当接して前記貫通口を閉じる状態と、前記弁座と離間して前記貫通口を開く状態とを、前記弁座に対する相対移動により切り替える弁体と、
前記弁座と前記弁体との当接回数を計測する当接回数計測手段と、
前記当接回数計測手段により計測された前記当接回数に応じて、前記貫通口を介して流れる前記液体の流速を、第1流速から前記第1流速よりも速い第2流速に切り替える流量制御手段と、
を備えることを特徴とする弁装置。 - 前記当接回数計測手段により計測された前記当接回数に応じて、前記第2流速で前記貫通口を介して前記液体を流すとともに、前記当接回数をリセットすることを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
- 前記第2流速は、前記弁座と前記弁体とが当接する当接面に堆積した堆積物が流される流速であることを特徴とする請求項1又は2に記載の弁装置。
- 前記第2流速で前記液体を流す前記当接回数は、前記貫通口を流れる前記液体の種類により異なることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の弁装置。
- 前記第2流速で前記液体を流す前記当接回数は、前記貫通口を流れる前記液体と、前記弁座と前記弁体とが当接する当接面と、の組み合わせにより異なることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の弁装置。
- 前記当接回数計測手段により計測された前記当接回数の累積値の増加に合わせて前記第2流速で前記貫通口を介して前記液体を流す頻度は漸減することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の弁装置。
- 前記第2流速は、最も速い流速であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の弁装置。
- 請求項1〜7の何れか一項に記載の弁装置と、
被噴射媒体に前記液体を噴射する記録ヘッドと、
を備える液体噴射装置。 - 前記当接回数計測手段は、印刷ジョブの回数を計測することを特徴とする請求項8に記載の液体噴射装置。
- 前記当接回数計測手段は、前記印刷ジョブの回数に加えて、前記印刷ジョブの印刷が一時中断された回数を計測することを特徴とする請求項9に記載の液体噴射装置。
- 前記当接回数計測手段は、前記印刷ジョブの回数に加えて、印刷以外で前記液体が消費された回数を計測することを特徴とする請求項9又は10に記載の液体噴射装置。
- 液体を流す貫通口が設けられた弁座と、
前記弁座と当接して前記貫通口を閉じる状態と、前記弁座と離間して前記貫通口を開く状態とを、前記弁座に対する相対移動により切り替える弁体と、
前記弁座と前記弁体との当接回数を計測する当接回数計測手段と、
を備えた弁装置の制御方法であって、
前記当接回数計測手段により計測された前記当接回数に応じて、前記貫通口を介して流れる前記液体の流速を、第1流速から前記第1流速よりも速い第2流速に切り替える
ことを特徴とする弁装置の制御方法。 - 液体を流す貫通口が設けられた弁座と、
前記弁座と当接して前記貫通口を閉じる状態と、前記弁座と離間して前記貫通口を開く状態とを、前記弁座に対する相対移動により切り替える弁体と、
前記弁座と前記弁体との当接回数を計測する当接回数計測手段と、
被噴射媒体に前記液体を噴射する記録ヘッドと、
を備えた液体噴射装置の制御方法であって、
前記当接回数計測手段により計測された前記当接回数に応じて、前記貫通口を介して流れる前記液体の流速を、第1流速から前記第1流速よりも速い第2流速に切り替える
ことを特徴とする液体噴射装置の制御方法。
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JP2015051805A JP6492816B2 (ja) | 2015-03-16 | 2015-03-16 | 弁装置及びその制御方法、並びに液体噴射装置及びその制御方法 |
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JP2016168818A JP2016168818A (ja) | 2016-09-23 |
JP2016168818A5 JP2016168818A5 (ja) | 2018-05-24 |
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JP2015051805A Active JP6492816B2 (ja) | 2015-03-16 | 2015-03-16 | 弁装置及びその制御方法、並びに液体噴射装置及びその制御方法 |
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