JP2016159565A - 開閉弁及び液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体の成分の堆積を抑制して液体のリークを抑制すると共に、気泡核となるのを抑制した開閉弁、液体噴射装置を提供する。
【解決手段】液体が流れる流路となる貫通孔514を有する弁座と、前記弁座との間で相対移動を行い、前記貫通孔を開閉する弁体55と、を備え、前記貫通孔を閉口する際の前記弁座と前記弁体とが互いに当接する当接面において、一方の当接面は弾性部560を有し、他方の当接面は液体により溶出する犠牲部52を有する。
【選択図】 図6
【解決手段】液体が流れる流路となる貫通孔514を有する弁座と、前記弁座との間で相対移動を行い、前記貫通孔を開閉する弁体55と、を備え、前記貫通孔を閉口する際の前記弁座と前記弁体とが互いに当接する当接面において、一方の当接面は弾性部560を有し、他方の当接面は液体により溶出する犠牲部52を有する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、流路の途中に設けられて当該流路を開閉する開閉弁及び開閉弁を具備する液体噴射装置に関する。
被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射装置には、例えば、液体としてインクを噴射させて被噴射媒体である紙や記録シート等に印刷を行うインクジェット式記録装置が知られている。
このようなインクジェット式記録装置には、インクタンクなどの液体貯留手段からチューブ等の供給管を介してインクジェット式記録ヘッドにインクが供給され、インクタンクから供給されたインクをインクジェット式記録ヘッドのノズル開口からインク滴として噴射するものがある。また、液体貯留手段から供給されたインクがインクジェット式記録ヘッドに所定の圧力で供給されるように、流路の途中に開閉弁を設けたものが提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
開閉弁は、弁座と弁体とを具備し、弁体が弁座に当接することにより流路を閉弁し、弁体が弁座から離反することで流路を開弁するようになっている。
このような開閉弁では、弁座と弁体とが繰り返し当接することにより、インクに含まれる成分が弁体と弁座とが当接した際に形成される微少空間に溜まり、圧縮脱水されることにより凝集して、凝集したインクが弁体や弁座に付着して堆積することで堆積物が発生するという問題がある。そして、堆積物が成長すると、弁体と弁座との当接面に隙間が生じ、閉塞不良が発生する。特に液体噴射装置において開閉弁の閉塞不良が発生すると、開閉弁から液体がリークすることによってノズル開口から液体垂れが生じ、被噴射媒体を汚してしまうことや、液体噴射装置を汚してしまうという問題がある。このため、弁座と弁体とが当接する領域を撥水処理することでインクの堆積を抑制している。
しかしながら、弁座と弁体とが繰り返し当接することによって撥水膜が剥がれ、撥水膜が機能しなくなって堆積が再発してしまうという問題がある。
また、撥水膜が剥離すると、剥離した撥水膜が気泡核として機能し、気泡が成長することによってインク噴射不良が発生するという問題がある。
なお、このような問題はインクジェット式記録装置に代表される液体噴射装置に用いられる開閉弁に限定されず、他の装置に用いられる開閉弁においても同様に存在する。
本発明はこのような事情に鑑み、液体の成分の堆積を抑制して液体のリークを抑制すると共に、気泡核となるのを抑制した開閉弁、液体噴射装置を提供することを目的とする。
[態様1]本発明の態様は、液体が流れる流路となる貫通孔を有する弁座と、前記弁座との間で相対移動を行い、前記貫通孔を開閉する弁体と、を備え、前記貫通孔を閉口する際の前記弁座と前記弁体とが互いに当接する当接面において、一方の当接面は弾性部を有し、他方の当接面は液体により溶出する犠牲部を有することを特徴とする開閉弁にある。
かかる態様では、弁体と弁座とが繰り返し当接した際に液体に含まれる成分が堆積しても、犠牲部が液体に溶出することで犠牲部上の堆積物を除去することができる。
かかる態様では、弁体と弁座とが繰り返し当接した際に液体に含まれる成分が堆積しても、犠牲部が液体に溶出することで犠牲部上の堆積物を除去することができる。
[態様2]ここで、態様1の開閉弁において、前記犠牲部は、前記液体に対して親水性を有することが好ましい。これによれば、犠牲部が液体に含まれる気泡を捕捉するのを抑制することができる。
[態様3]また、態様1又は2の開閉弁において、前記液体はアルカリ性であり、前記犠牲部は、酸化シリコンを主成分とすることが好ましい。これによれば、アルカリ性を有する液体によって犠牲部を確実に溶出させることができる。
[態様4]また、態様1〜3の何れかの開閉弁において、前記犠牲部は、単結晶シリコン基材を含むことが好ましい。これによれば、犠牲部を容易に且つ高精度に形成することができる。
[態様5]また、態様1又は2の開閉弁において、前記液体はアルカリ性であり、前記犠牲部は、酸化アルミニウムを主成分とすることが好ましい。これによれば、アルカリ性を有する液体によって犠牲部を確実に溶出させることができる。
[態様6]また、態様1〜5の何れかの開閉弁において、前記弾性部は、エラストマー、シリコーンゴム、可撓性フィルムの何れかであることが好ましい。これによれば、弾性部によって弁座と弁体との密着性を向上して、液体のリークを抑制することができる。
[態様7]また、態様1〜6の何れかの開閉弁において、前記犠牲部の液体への溶出速度は、前記当接面の繰り返し当接による液体に含まれる成分の堆積物の堆積速度よりも速いことが好ましい。これによれば、犠牲部上に形成された堆積物を確実に除去することができる。
[態様8]さらに、本発明の他の態様は、上記態様の開閉弁を具備することを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、液体のリークを抑制して、被噴射媒体や装置の液体による汚染を抑制すると共に気泡の成長を抑制して液体の噴射不良を抑制した液体噴射装置を実現できる。
かかる態様では、液体のリークを抑制して、被噴射媒体や装置の液体による汚染を抑制すると共に気泡の成長を抑制して液体の噴射不良を抑制した液体噴射装置を実現できる。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置の平面図である。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置の平面図である。
図1に示すように、インクジェット式記録装置1は平面視矩形状をなす本実施形態の装置本体である本体フレーム2を備えている。この本体フレーム2内には被噴射媒体(図示略)を支持する媒体支持部材3が主走査方向となる第1の方向Xに沿って延設されている。媒体支持部材3上には、図示しない紙送り機構により紙などの被噴射媒体が副走査方向となる第1の方向Xに直交する第2の方向Yに沿って給送されるようになっている。また、本体フレーム2内における媒体支持部材3の上方には、媒体支持部材3の第1の方向Xと平行に延びる棒状のガイド軸4が架設されている。
ガイド軸4には、キャリッジ5がガイド軸4に沿って第1の方向Xに往復移動可能な状態で支持されている。キャリッジ5は、本体フレーム2に設けられた一対のプーリー6a間に掛装された無端状のタイミングベルト6を介して本体フレーム2に設けられたキャリッジモーター7に連結されている。これにより、キャリッジ5は、キャリッジモーター7の駆動によってガイド軸4に沿って往復移動される。
キャリッジ5は、本実施形態の液体噴射ヘッドユニットの一例であるインクジェット式記録ヘッドユニット15(以下、単にヘッドユニット15とも言う)を保持する。本実施形態のヘッドユニット15は、インクジェット式記録ヘッド20(以下、単に記録ヘッド20とも言う)と、液体貯留手段であるインクタンク8からのインクを記録ヘッド20に供給する開閉弁50と、を具備する。
詳しくは後述するが、ヘッドユニット15の媒体支持部材3に相対向する面には、複数のノズル開口が設けられており、ヘッドユニット15内に設けられた図示しない圧力発生手段を駆動することにより、各ノズル開口から媒体支持部材3上に給送された被噴射媒体にインク滴が噴射されることでインク滴によるドットの着弾、すなわち、印刷が行われるようになっている。
本体フレーム2の第1の方向Xの一端側にはタンクホルダー9が設けられており、タンクホルダー9には液体貯留手段であるインクタンク8が着脱可能に装着されている。本実施形態ではインクタンク8は、1個設けられている。もちろん、インクタンク8の数は特に限定されず、2個以上の複数が設けられていてもよい。
タンクホルダー9に装着されたインクタンク8は、内部に供給路が設けられたチューブ等の供給管10を介して本実施形態の開閉弁50に接続されている。開閉弁50は、インクタンク8から各供給管10を介して供給されるインクをそれぞれ一時貯留するようになっており、一時貯留したインクは記録ヘッド20に供給される。なお、本実施形態では、特に図示していないが、タンクホルダー9又は供給管10の途中等には、インクタンク8のインクをヘッドユニット15に向かって圧送する圧送手段が設けられている。圧送手段としては、例えば、インクタンク8を外部から押圧する押圧手段や、加圧ポンプ等が挙げられる。なお、圧送手段として、ヘッドユニット15とインクタンク8との鉛直方向の相対位置を調整して発生する水頭圧差を用いるようにしてもよい。
本体フレーム2内における第1の方向Xの一端部寄りの位置であって、キャリッジ5のホームポジション領域には、記録ヘッド20のクリーニング等のメンテナンスを行うためのメンテナンスユニット11が設けられている。このメンテナンスユニット11は、記録ヘッド20の各ノズル開口を囲うように該記録ヘッド20に当接したり各ノズル開口からフラッシングによって吐出されるインクを受容したりするためのキャップ12と、キャップ12内を吸引可能な吸引ポンプ(図示略)とを備えている。
そして、記録ヘッド20の各ノズル開口を囲うように記録ヘッド20にキャップ12を当接した状態でキャップ12内を吸引ポンプ(図示略)によって吸引することで、各ノズル開口から増粘したインクや気泡などをキャップ12内に強制的に排出させる、いわゆるクリーニングが行われるようになっている。
また、図1に示すように、本体フレーム2には、本実施形態の制御手段である制御装置14が設けられている。制御装置14は、外部から入力された印刷信号に基づいて、印刷を制御する。
ここで、このようなインクジェット式記録装置1に搭載されるヘッドユニット15について図2及び図3を参照して説明する。なお、図3は、本発明の実施形態1に係る液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドの断面図であり、図4は、ヘッド本体の要部断面図である。
図2に示すように、本実施形態のヘッドユニット15を構成する記録ヘッド20は、インク滴を噴射するヘッド本体30と、ヘッド本体30にインクを供給する流路部材40と、を具備する。
ヘッド本体30は、図3に示すように、アクチュエーターユニット31と、アクチュエーターユニット31を内部に収容可能なケース32と、ケース32の一方面に接合された流路ユニット33と、ケース32の他方面に固定された配線基板34と、を具備する。
本実施形態のアクチュエーターユニット31は、複数の圧電アクチュエーター310がノズル開口334の並設方向に沿って並設された圧電アクチュエーター形成部材311と、圧電アクチュエーター形成部材311の先端部(一端部)側が自由端となるようにその基端部(他端部)側が固定端として接合される固定板312とを有する。
圧電アクチュエーター形成部材311は、圧電材料313と、電極形成材料314及び315とを交互に挟んで積層することにより形成されている。
この圧電アクチュエーター形成部材311には、例えば、ワイヤーソー等によって複数のスリット316が形成され、その先端部側が櫛歯状に切り分けられて圧電アクチュエーター310が並設されている。本実施形態では、圧電アクチュエーター310の並設方向は、ノズル開口334の並設方向であって、上述したインクジェット式記録装置1に搭載された際に、第1の方向Xとなるように配置される。したがって、以降、ノズル開口334の並設方向を第1の方向Xと称し、第1の方向Xに直交する方向をインクジェット式記録装置1と同様に第2の方向Yと称する。もちろん、記録ヘッド20は、インクジェット式記録装置1に搭載された際に、ノズル開口334の並設方向が第1の方向Xと一致する方向ではなくてもよく、特に限定されるものではない。また、本実施形態では、第1の方向X及び第2の方向Yの両方に直交する方向を第3の方向Zと称する。
ここで、圧電アクチュエーター310の固定板312に接合される領域は、振動に寄与しない不活性領域となっており、圧電アクチュエーター310を構成する電極形成材料314及び315間に電圧を印加すると、固定板312に接合されていない先端部側の領域のみが振動する。そして、圧電アクチュエーター310の先端面が、後述する振動板331に固定される。
また、アクチュエーターユニット31の各圧電アクチュエーター310には、当該圧電アクチュエーター310を駆動するための駆動IC等の駆動回路317が搭載されたCOF等の回路基板318が接続されている。
流路ユニット33は、流路形成基板330、振動板331及びノズルプレート332を具備する。
流路形成基板330には、複数の圧力発生室333が並設され、流路形成基板330の両側は、各圧力発生室333に対応してノズル開口334を有するノズルプレート332と、振動板331とにより封止されている。また、流路形成基板330には、圧力発生室333毎にそれぞれインク供給路335を介して連通されて列毎に複数の圧力発生室333の共通のインク室となるマニホールド336が形成されている。
そして、流路形成基板330の振動板の各圧力発生室333に対向する領域にそれぞれ圧電アクチュエーター310の先端が固定されている。
また、振動板331のマニホールド336に対応する領域は、コンプライアンス部337が設けられている。なお、このコンプライアンス部337は、マニホールド336内に圧力変化が生じた時に、このコンプライアンス部337が変形することによって圧力変化を吸収し、マニホールド336内の圧力を常に一定に保持する役割を果たす。
ケース32は、流路ユニット33に接合されて、インクタンク8に接続された開閉弁50からのインクをマニホールド336に供給するインク導入路321が設けられている。本実施形態では、マニホールド336の各々に対して1つずつ、合計2つのインク導入路321が設けられている。そして、インクタンク8から開閉弁50及び流路部材40を介してインク導入路321に供給されたインクは、マニホールド336に供給され、インク供給路335を介して各圧力発生室333に分配される。
また、ケース32には、圧力発生室333に対応して、収容部322が設けられている。収容部322内にアクチュエーターユニット31が固定されている。
さらに、ケース32の流路ユニット33とは反対側には、配線基板34が設けられており、アクチュエーターユニット31に一端が接続された回路基板318の他端部が配線基板34に接続されている。
このようなヘッド本体30では、圧電アクチュエーター310及び振動板331の変形によって各圧力発生室333の容積を変化させて所定のノズル開口334からインク滴を吐出させるようになっている。
また、流路部材40は、図2に示すように、一方面に開閉弁50が固定されて、他方面に固定されたヘッド本体30に開閉弁50からのインクを供給するものである。
具体的には、流路部材40には、インク連通路41が設けられており、インク連通路41が開口する一方面には、インクに含まれるゴミや気泡などの異物を除去するフィルター42と、フィルター42上に設けられた供給針43とが設けられている。
供給針43は、詳しくは後述する開閉弁50に挿入されるものである。開閉弁50からのインクは、供給針43の内部を通過してフィルター42で異物が除去された後、インク連通路41を介してヘッド本体30に供給される。
このような流路部材40に接続されてインクタンクからのインクを記録ヘッドに供給する開閉弁50についてさらに図4〜図6を参照して説明する。なお、図4〜図6は、開閉弁の要部を拡大した断面図である。
本実施形態では、図2に示すように、1つの記録ヘッド20に対して1種類のインクが供給されるため、流路部材40には、1つの開閉弁50が固定されている。なお、本実施形態では、流路部材40の各方向について、インクジェット式記録装置1に搭載された際の方向、すなわち、第1の方向X、第2の方向Y及び第3の方向Zに基づいて説明する。もちろん、流路部材40のインクジェット式記録装置1内の配置は以下に示すものに限定されるものではない。
図4〜図6に示すように、開閉弁50は、インクが流れる流路の途中に設けられて当該流路を開閉するバルブである。具体的には、本実施形態の開閉弁50は、ハウジング51と、ハウジング51内に設けられた弁体55と、を具備する。
ハウジング51内には、液体貯留手段であるインクタンク8に供給管10を介して連通してインクタンク8からインクが供給される1次室511と、記録ヘッド20のインク連通路41に連通する2次室512と、が設けられている。これら1次室511と2次室512とが隔壁513によって隔てられている。そして1次室511と2次室512とは、隔壁513を貫通して設けられた貫通孔である連通流路514を介して連通している。
1次室511は、ハウジング51の一方面に形成された凹部を蓋部材515で封止することで形成されている。また、1次室511には、流入路516の一端が連通して設けられている。この流入路516の他端には、供給管10を介してインクタンク8が接続されている。
2次室512は、ハウジング51の1次室511とは反対側の側面に開口する凹形状を有する。また、ハウジング51の2次室512が開口する面には、受圧膜体であるフィルム517が貼付されており、2次室512の開口はフィルム517によって封止されている。また、2次室512には、流出路518の一端が連通しており、流出路518の2次室512と連通する一端部とは反対側の他端部にはシール部材519(図2参照)が設けられている。なお、流路部材40の供給針43は、シール部材519に挿入されて流出路518と接続されている。
ここで、受圧膜体であるフィルム517は、2次室512に供給される液体(インク)に対して耐性を有する可撓性材料を用いることができる。また、フィルム517としては、水分透過率や酸素や窒素等のガス透過率の低い材料を用いるのが好ましい。フィルム517の材料としては、例えば、高密度ポリエチレンフィルムあるいはポリプロピレン(PP)フィルムに、塩化ビニリデン(サラン)をコーティングしたナイロンフィルムを接着ラミネートした構成が挙げられる。また、他の材料として、ポリエチレンテレフタレート(PET)などを使用してもよい。また、フィルム517の接合方法は、特に限定されず、熱溶着、振動溶着、接着剤による接着などを用いることができる。
このようなフィルム517の2次室512の壁面の一部を構成する部分は、ダイヤフラム517aとなっている。また、ダイヤフラム517aの2次室512側の面には、受圧板520が設けられている。本実施形態の受圧板520は、ダイヤフラム517aよりも小さな外形の円盤形状を有する。このような受圧板520は、連通流路514を開閉する弁体55が直接フィルム517に当接するのを避けるために設けられたものであり、フィルム517よりもよりも剛性の高い材料、例えば、樹脂や金属等を用いることができる。本実施形態では、受圧板520をダイヤフラム517aよりも小さな外形としたが、特にこれに限定されず、受圧板520の一端が、2次室512の外側においてフィルム517とハウジング51との間に固定されていてもよい。
2次室512の底面、すなわち、ハウジング51のダイヤフラム517aに相対向する隔壁513には、1次室511と2次室512とを区画する方向である厚さ方向に貫通して2次室512と1次室511とを連通する連通流路514が設けられている。1次室511からのインクは、連通流路514を介して2次室512に流入される。
このようなハウジング51は、耐液体性(耐インク性)を有する材料が用いられる。なお、ハウジング51として、液体(インク)に溶出する材料を用いると、インクが外部に漏出するなどの耐久性に問題が生じると共に、例えば2次室512の形状が安定せずに、2次室512内のインク圧力とフィルム517の外側の大気圧との圧力差が安定せず、弁体55による連通流路514の開閉動作を安定して行うことができなくなってしまう虞がある。また、ハウジング51は、1次室511、2次室512、連通流路514等を有する複雑な形状を有するため、樹脂材料を成形により容易に且つ低コストで形成することができる。もちろん、ハウジング51の材料は樹脂材料に限定されず、例えば、金属材料やセラミック材料等を用いることもできる。
このようなハウジング51の連通流路514が設けられた隔壁513の1次室511側の開口の周囲は、弁体55が当接する弁座となっている。
この弁体55が当接する弁座には、インクに溶出する犠牲部52が設けられている。犠牲部52は、インクに溶出する材料で形成されており、インクに表面が溶出することで、表面に付着した堆積物を剥離、いわゆるリフトオフさせることができる。また、犠牲部52は、インク(液体)に対して親水性(親液性)を有する材料を用いるのが好ましい。このように犠牲部52を親水性(親液性)とすることにより、インクに含まれる気泡が犠牲部52に付着して成長するのを抑制することができる。すなわち、犠牲部52として撥水性(撥液性)を有する材料を用いた場合、インクに含まれる気泡が犠牲部52に付着し、気泡が成長して予期せぬタイミングで下流側に流れ、下流に流れた気泡によってノズル開口334からのインクの噴射不良が発生する場合があるからである。
このような犠牲部52としては、例えば、アルカリ性を有する水系インクを用いる場合には、当該インクに溶出する材料、例えば、酸化シリコンを主成分とする材料や酸化アルミニウムを主成分とする材料を用いることができる。なお、犠牲部52として酸化シリコンを主成分とする材料を用いる場合には、例えば、単結晶シリコン基板を基材として、表面に酸化シリコンが設けられたものであってもよい。ちなみに、単結晶シリコン基板を基材とするとは、例えば、犠牲部52の基材として単結晶シリコン基板を用いたものも、ハウジング51の全体又は一部として単結晶シリコン基板を用いたものも含むものである。また、このような単結晶シリコン基板を基材とした酸化シリコンからなる犠牲部52は、例えば、単結晶シリコン基板を熱酸化することによって形成してもよく、単結晶シリコン基板の表面にCVD等の成膜によって形成してもよい。このように、犠牲部52の基材として、単結晶シリコン基板を用いることで、犠牲部52を形成し易く、また犠牲部52の加工精度を向上することができる。また、酸化アルミニウムを主成分とする犠牲部52は、例えば、ALD(Atomic Layer Deposition)等によって成膜してもよく、固体バルク状のものを用いてもよい。ちなみに、例えば、ハウジング51として樹脂材料を成形したものを用いた場合には、犠牲部52の形成方法はハウジング51に熱による影響が少ない方法、例えば、ゾル−ゲル法やALD法等を用いるのが好ましい。これにより、犠牲部52を形成する際の熱によってハウジング51が変形するのを抑制することができる。
なお、犠牲部52は、インクへの溶出速度(エッチングレート)が、弁体55の繰り返し当接によってインクに含まれる成分の堆積物の堆積速度よりも速い材料を用いるのが好ましい。これにより、堆積物の堆積速度よりも速く犠牲部52がインクに溶出(エッチング)し、堆積物の残留を抑制することができる。
また、犠牲部52の厚さは、記録ヘッドの耐用年数とインクに対するエッチングレートから設定することができる。例えば、特定のインクを使用する記録ヘッドにおいて、常温で5年の耐用年数と設定した場合、インクに対する酸化シリコンの常温でのエッチングレートが、0.5μm/年とすると、最低2.5μmの厚さで犠牲部52を設けるようにすればよい。ちなみに、設計値として用いる犠牲部52のエッチングレートは、新液置換状態で計測した値が好ましい。
また、上述した例では、アルカリ性を有する水系インクに対して溶出しない材料で形成されたハウジング51と、溶出する材料で形成された犠牲部52とを例示したが、ハウジング51及び犠牲部52の材料は、インクの種類、例えば、油性インクや溶剤系インクに応じて適宜選択すればよい。
このような犠牲部52は、本実施形態では、連通流路514の開口の周囲に亘って連続して環形状に設けられている。なお、犠牲部52は、少なくとも詳しくは後述する弁体55の弾性部560が当接する領域に設けられていればよく、連通流路514が開口する隔壁513の1次室511側の面の全面に亘って設けるようにしてもよい。
また、ハウジング51の連通流路514には、弁体55が挿通されている。弁体55は、連通流路514に挿通された軸部551及び軸部551の1次室511内の端部に設けられたフランジ部552を有する弁体本体550と、弁体本体550のフランジ部552に固定された弾性部560と、を具備する。
弁体本体550の軸部551は、ハウジング51の連通流路514よりも若干小さな外径を有し、2次室512内の一端部が受圧板520の中央部に当接する。また、軸部551の受圧板520に当接する一端部とは反対側の他端部は、1次室511内に配置されており、1次室511内の他端部には、フランジ部552が一体的に形成されている。このような弁体本体550は、軸部551の軸方向である第1の方向Xの方向に沿って移動可能となっている。すなわち、弁体55の移動方向とは、第1の方向Xである。
フランジ部552は、円形の板状部材からなる。また、フランジ部552には、弾性部560が固定されている。弾性部560は、エラストマー、シリコーンゴム、可撓フィルム等の弾性材料で形成されており、軸部551の周囲に亘って連続して設けられた環形状を有する。また、弾性部560は、弁座に向かって先端が突出した形状を有する。具体的には、弾性部560は、フランジ部552の弁座側の面に軸部551の周囲に亘って連続して設けられており、軸部551の径方向において弾性部560の厚さは弁座側に向かって徐々に漸減する形状を有する。つまり、弾性部560の径方向の断面形状は略三角形状を有し、三角形状の頂点が弁座に相対向して設けられている。
なお、本実施形態では、弾性部560は、フランジ部552に固定するようにしたが、これに限定されず、例えば、弾性部560は、フランジ部552を覆う形状に形成して、フランジ部552に嵌着させるようにしてもよい。さらに、弁体本体550と弾性部560とは、例えば、一体成形によって一体化するようにしてもよい。このように弁体本体550と弾性部560とを一体成形によって一体化することで、弾性部560の弁体本体550への取り付け時の位置ずれや偏って変形した状態で取り付けられるのを抑制することができると共に、弾性部560が弁座に繰り返し当接することによる位置ずれを抑制することができる。したがって、弾性部560と弁座とを安定して当接させて、シール性を向上することができる。
また、このような弁体55のフランジ部552と1次室511を画成する蓋部材515との間には、コイルバネ56が介装されており、コイルバネ56の付勢力によって弁体55は軸部551の軸方向を移動軸方向として2次室512側に付勢されている。すなわち、フランジ部552は、コイルバネ56の一端が当接されるバネ受けとして機能する。
ここで弁体55に働く力には、フィルム517の反力と、2次室512のインク圧を受けて受圧板520とダイヤフラム517aとに働く力と、コイルバネ56の付勢力と、インクの供給圧を受けて弁体55に働く力と、がある。
フィルム517の反力とは、撓み変形したダイヤフラム517aが元の形状に復元しようとする力である。ダイヤフラム517aの変形量、すなわち、撓み量が大きいほど、フィルム517の反力は大きくなる。このようなフィルム517の反力は受圧板520を介して軸部551に伝達される。
2次室512のインク圧を受けて受圧板520とダイヤフラム517aとに働く力とは、インク圧を受ける受圧板520とダイヤフラム517aとの受圧面積とインク圧との積で表される。2次室512内の液体が流出路518から下流に流されて、2次室512内のインクが減少すると、インク圧と大気圧との差圧が大きくなり、受圧板520とダイヤフラム517aとに働く力は大きくなる。この受圧板520とダイヤフラム517aとに働く力は、軸部551を介して弁体55に開弁方向の力として働く。
コイルバネ56の付勢力は、弁体55を閉弁方向に付勢する力である。このように、本実施形態では、弁体55は、コイルバネ56によって、2次室512のインクの圧力によって受圧板520とダイヤフラム517aとに働く力とは反対向きの力を受圧板520に与えるので、受圧板520を弁体55が開弁位置に達するまで変位させるためには、コイルバネ56の付勢力に相当する分だけ、2次室512内のインクをより低い圧力まで減圧させる必要がある(動作圧)。
このような開閉弁50では、図5に示すように、2次室512内のインクが下流に流されて2次室512内が大気圧よりも負圧に減圧されることで、ダイヤフラム517aが2次室512の底面側に移動し、受圧板520が弁体55をコイルバネ56の付勢力に抗して押圧することで弁体55の弾性部560と弁座(犠牲部52)との間に隙間が生じて、連通流路514が開口、すなわち開弁する。
また、この開弁によって1次室511から2次室512内にインクが供給されることで、2次室512内の減圧が解消されると、図4に示すように、ダイヤフラム517aがコイルバネ56の付勢力によって元の位置に戻り、連通流路514が弁体55によって塞がれて閉弁する。
ここで、インクに含まれる顔料粒子は、弁体55と弁座とが当接した際に形成される微少空間に溜まり、圧縮脱水されることにより凝集して、凝集したインクが弁体55及び弁座に付着、堆積する。このように凝集したインクが弁体55及び弁座に堆積すると、閉弁が確実に行われずにインクのリークが発生する。
本実施形態では、図6に示すように、弁座となるハウジング51に犠牲部52を設けることで、犠牲部52がインクに溶出して、犠牲部52の表面に堆積した堆積物60が剥離される。したがって、堆積物60によって弁体55と弁座とが当接した際に隙間が発生してインクがリークするのを抑制することができる。
また、本実施形態では、犠牲部52を設けることで、コイルバネ56の付勢力を弱めて、弁体55と弁座(犠牲部52)とが互いに当接する圧力を低減させて堆積物が堆積される速度を低減する必要がない。したがって、コイルバネ56の付勢力の低下による反応性の低下、インクのリークの発生を抑制することができる。
さらに、犠牲部52として、インク(液体)に対して親水性(親液性)を有する材料を用いることで、インクに含まれる気泡が犠牲部52に付着して成長するのを抑制することができる。したがって、気泡が成長して、予期せぬタイミングで下流側に流れ、ノズル開口334からのインクの噴射不良等の不具合が発生するのを抑制することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の基本的な構成は上述したものに限定されるものではない。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の基本的な構成は上述したものに限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態1では、弁体55に弾性部560を設け、弁座に犠牲部52を設けるようにしたが、特にこれに限定されず、弁体55に犠牲部52を設け、弁座に弾性部560を設けるようにしてもよい。すなわち、弁体55と弁座との一方に弾性部560を設け、他方に犠牲部52を設けるようにすればよい。
また、上述した実施形態1では、圧力発生室333に圧力変化を生じさせる圧力発生手段として、圧電材料313と電極形成材料314、315とを交互に積層させて軸方向に伸縮させる圧電アクチュエーター310を用いて説明したが、圧力発生手段としては、特にこれに限定されず、例えば、電極及び圧電材料を成膜及びリソグラフィー法により積層形成した薄膜型、グリーンシートを添付する等の方法により形成される厚膜型などの撓み振動型の圧電アクチュエーターを用いることができる。また、圧力発生手段として、圧力発生室内に発熱素子を配置して、発熱素子の発熱で発生するバブルによってノズル開口から液滴を吐出するものや、振動板と電極との間に静電気を発生させて、静電気力によって振動板を変形させてノズル開口から液滴を吐出させるいわゆる静電式アクチュエーターなどを使用することができる。
また、上述したインクジェット式記録装置1では、ヘッドユニット15がキャリッジ5に搭載されて第1の方向Xに移動するものを例示したが、特にこれに限定されず、例えば、ヘッドユニット15が固定されて、被噴射媒体を第2の方向Yに移動させるだけで印刷を行う、所謂ライン式記録装置にも本発明を適用することができる。
また、上述した例では、インクジェット式記録装置1は、液体貯留手段であるインクタンク8が本体フレーム2のタンクホルダー9に搭載された構成であるが、特にこれに限定されず、液体貯留手段であるインクカートリッジがキャリッジ5に搭載されていてもよい。また、開閉弁50は、キャリッジ5に搭載されたものに限定されず、開閉弁50とヘッドユニット15とがチューブ等の供給管を介して接続されていてもよい。
さらに、本発明は、広く液体噴射ヘッドを具備する液体噴射装置全般を対象としたものであり、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種のインクジェット式記録ヘッド等の記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(電界放出ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等を具備する液体噴射装置に用いることが可能である。
また、開閉弁50は、上述した実施形態1の下流側の流路の圧力によって開閉する開閉弁に限定されず、順方向のインクの流れを許容し、逆方向のインクの流れを拒絶する逆止弁等であってもよい。すなわち、本発明の開閉弁は、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置に用いられる開閉弁に限定されず、他のデバイスに用いられる開閉弁にも広く適用することができる。
1 インクジェット式記録装置(液体噴射装置)、 2 本体フレーム(装置本体)、 3 媒体支持部材、 4 ガイド軸、 5 キャリッジ、 6 タイミングベルト、 7 キャリッジモーター、 8 インクタンク(液体貯留手段)、 9 タンクホルダー、 10 供給管、 11 メンテナンスユニット、 12 キャップ、 14 制御装置、 15 インクジェット式記録ヘッド(液体噴射ヘッド)、 30 ヘッド本体、 31 アクチュエーターユニット、 32 ケース、 33 流路ユニット、 34 配線基板、 40 流路部材、 50 開閉弁、 51 ハウジング、 52 犠牲部、 55 弁体、 56 コイルバネ、 60 堆積物、 310 圧電アクチュエーター(圧力発生手段)、 321 インク導入路、 331 振動板、 332 ノズルプレート、 333 圧力発生室、 334 ノズル開口、 335 インク供給路、 336 マニホールド、 511 1次室、 512 2次室、 513 隔壁、 514 連通流路、 515 蓋部材、 516 流入路、 517 フィルム(受圧膜体)、 517a ダイヤフラム、 518 流出路、 519 シール部材、 520 受圧板、 550 弁体本体、 551 軸部、 552 フランジ部、 560 弾性部
Claims (8)
- 液体が流れる流路となる貫通孔を有する弁座と、
前記弁座との間で相対移動を行い、前記貫通孔を開閉する弁体と、
を備え、
前記貫通孔を閉口する際の前記弁座と前記弁体とが互いに当接する当接面において、一方の当接面は弾性部を有し、他方の当接面は液体により溶出する犠牲部を有する
ことを特徴とする開閉弁。 - 前記犠牲部は、前記液体に対して親水性を有することを特徴とする請求項1記載の開閉弁。
- 前記液体はアルカリ性であり、
前記犠牲部は、酸化シリコンを主成分とすることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉弁。 - 前記犠牲部は、単結晶シリコン基材を含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の開閉弁。
- 前記液体はアルカリ性であり、
前記犠牲部は、酸化アルミニウムを主成分とすることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉弁。 - 前記弾性部は、エラストマー、シリコーンゴム、可撓性フィルムの何れかであることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の開閉弁。
- 前記犠牲部の液体への溶出速度は、前記当接面の繰り返し当接による液体に含まれる成分の堆積物の堆積速度よりも速いことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の開閉弁。
- 請求項1〜7の何れか一項に記載の開閉弁を具備することを特徴とする液体噴射装置。
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JP2015042098A JP2016159565A (ja) | 2015-03-04 | 2015-03-04 | 開閉弁及び液体噴射装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2016159565A true JP2016159565A (ja) | 2016-09-05 |
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-
2015
- 2015-03-04 JP JP2015042098A patent/JP2016159565A/ja active Pending
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