JP5975204B2 - 液体噴射装置 - Google Patents
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Description
かかる態様では、共通流路に残留したインク中の沈降物などを除去する際に、バイパス流路に残留した沈降物が共通流路側に逆流することを防止することができる。これにより、沈降物などによりノズルの目詰まりを起こすなど液体の噴射不良が生じることを防止することができる。
また、本発明の他の態様は、液体を吐出するノズルに連通した圧力室、該圧力室に連通して液体が流通する共通流路を有するヘッド本体と、液体供給手段から前記共通流路に液体を供給する供給路及び前記共通流路から液体を回収する回収路と、前記供給路を横断するように設けられたフィルターと、前記供給路の前記フィルターよりも上流側と前記回収路とを連通したバイパス流路と、前記回収路の前記バイパス流路と合流する位置よりも前記共通流路側に設けられ、前記回収路側から前記共通流路側に液体が流れることを抑制する逆止弁と、前記供給路側から液体を圧送する加圧ポンプと、を備え、前記逆止弁は、前記回収路を閉止するように前記共通流路側に付勢され、かつ、前記加圧ポンプの圧送により前記共通流路側の液体の圧力が前記逆止弁の付勢力に抗したときに前記回収路を開放するように構成されていることを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、共通流路に残留したインク中の沈降物などを除去する際に、バイパス流路に残留した沈降物が共通流路側に逆流することを防止することができる。これにより、沈降物などによりノズルの目詰まりを起こすなど液体の噴射不良が生じることを防止することができる。
また、前記逆止弁は、前記回収路を閉止するように前記共通流路側に付勢され、前記共通流路側の液体の圧力が前記逆止弁の付勢力に抗したときに前記回収路を開放するように構成されていることが好ましい。これにより、バイパス流路側から共通流路側への沈降物等の逆流を、自己封止機能を有する逆止弁により防止することができる。自己封止機能により、逆止弁を開閉するための動力や機構などを設けることが不要となり、コストを削減することができる。
また、前記制御部は、前記ヘッド本体に液体を噴射させる際には、前記逆止弁に前記回収路を開放させることが好ましい。
上記課題を解決する本発明の他の態様は、上記課題を解決する本発明は、液体を吐出するノズルに連通した圧力室、該圧力室に連通して液体が流通する共通流路を有するヘッド本体と、液体供給手段から前記共通流路に液体を供給する供給路及び前記共通流路から液体を回収する回収路と、前記供給路を横断するように設けられたフィルターと、前記供給路の前記フィルターよりも上流側と前記回収路とを連通したバイパス流路と、前記回収路の前記バイパス流路と合流する位置よりも前記共通流路側に設けられ、前記回収路側から前記共通流路側に液体が流れることを抑制する逆止弁とを備えることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる態様では、共通流路に残留したインク中の沈降物などを除去する際に、バイパス流路に残留した沈降物が共通流路側に逆流することを防止することができる。これにより、沈降物などによりノズルの目詰まりを起こすなど液体の噴射不良が生じることを防止することができる。
かかる態様では、流路に堆積した液体の沈降物を確実に除去することができる液体噴射装置が提供される。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。インクジェット式記録ヘッド(以下、単に記録ヘッドとも言う)は、液体噴射ヘッドの一例であり、インクジェット式記録装置は、液体噴射装置の一例である。
記録ヘッド10は、インク滴を吐出するノズル11が設けられ、ノズル11に連通する個別流路(図示なし)が、マニホールド16(共通流路)に連通している。マニホールド16には、インクが貯留された液体貯留部20からのインクが供給される供給路13と、マニホールド16内のノズル11から吐出されなかったインクが液体貯留部20に回収される回収路14とが連通するように設けられている。
実施形態1に係る逆止弁60は、機械的な軸部62の作動により回収路14を開放・閉止したものであるが、このような態様に限定されない。図7及び図8を用いて、逆止弁の他の態様を例示する。図7は、本実施形態に係る逆止弁の断面図であり、図8は、逆止弁の動作を示す断面図である。なお、実施形態1と同一のものには同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の基本的な構成は上述したものに限定されるものではない。例えば、逆止弁は、実施形態1及び実施形態2に説明したような構成に限定されない。逆止弁は、回収路14のバイパス流路170と合流する位置よりもマニホールド16側に設けられ、回収路14側からマニホールド16側にインクが流れることを抑制できるような構造であればよい。
Claims (4)
- 液体を吐出するノズルに連通した圧力室、該圧力室に連通して液体が流通する共通流路を有するヘッド本体と、
液体供給手段から前記共通流路に液体を供給する供給路及び前記共通流路から液体を回収する回収路と、
前記供給路を横断するように設けられたフィルターと、
前記供給路の前記フィルターよりも上流側と前記回収路とを連通したバイパス流路と、
前記回収路の前記バイパス流路と合流する位置よりも前記共通流路側に設けられ、前記回収路側から前記共通流路側に液体が流れることを抑制する逆止弁と、
前記ノズルが開口する吐出面に当接するように移動自在に設けられたキャップ部材と、
前記吐出面に前記キャップ部材を当接させ、前記逆止弁が閉止した状態で、前記供給路側から液体を吸引させる制御部と、を備える
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 液体を吐出するノズルに連通した圧力室、該圧力室に連通して液体が流通する共通流路を有するヘッド本体と、
液体供給手段から前記共通流路に液体を供給する供給路及び前記共通流路から液体を回収する回収路と、
前記供給路を横断するように設けられたフィルターと、
前記供給路の前記フィルターよりも上流側と前記回収路とを連通したバイパス流路と、
前記回収路の前記バイパス流路と合流する位置よりも前記共通流路側に設けられ、前記回収路側から前記共通流路側に液体が流れることを抑制する逆止弁と、
前記供給路側から液体を圧送する加圧ポンプと、
を備え、
前記逆止弁は、前記回収路を閉止するように前記共通流路側に付勢され、かつ、前記加圧ポンプの圧送により前記共通流路側の液体の圧力が前記逆止弁の付勢力に抗したときに前記回収路を開放するように構成されている
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1に記載する液体噴射装置において、
前記逆止弁は、前記回収路を閉止するように前記共通流路側に付勢され、前記共通流路
側の液体の圧力が前記逆止弁の付勢力に抗したときに前記回収路を開放するように構成されている
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1から請求項3の何れか一項に記載する液体噴射装置において、
前記制御部は、前記ヘッド本体に液体を噴射させる際には、前記逆止弁に前記回収路を開放させる
ことを特徴とする液体噴射装置。
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JP2012042432A JP5975204B2 (ja) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | 液体噴射装置 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012042432A Active JP5975204B2 (ja) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | 液体噴射装置 |
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