JP5975204B2 - 液体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体噴射装置に関し、特に液体としてインクを吐出するインクジェット式記録装置に関する。
液体噴射装置に搭載される液体噴射ヘッドの代表例であるインクジェット式記録ヘッドとしては、例えば、圧力発生室が形成された流路形成基板と、流路形成基板の一方面側に設けられる圧電素子を具備し、この圧電素子の変位によって圧力発生室内に圧力を付与することで、ノズルからインク滴を噴射するものがある。
このようなインクジェット式記録ヘッドでは、周囲の環境温度の変化等に伴ってインクの増粘や沈降等に起因して、ノズルの目詰まり等の噴射不良が発生する虞がある。このため、例えば、インクジェット式記録ヘッドとインクタンクとを繋ぐ循環路にポンプを設け、このポンプによってインクジェット式記録ヘッド内のインクを循環路内に循環させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。これにより、液体が循環することになるので、インクの増粘や沈降が生じることを防止できる。
一方、インクジェット式記録ヘッドにインクを供給する供給路と、該ヘッドからインクを回収する回収路から構成される循環路とは別に、これを迂回するバイパス流路が設けられたものがある(例えば、特許文献2参照)。このバイパス流路は、循環流路においてインクジェット式記録ヘッドの手前に配置されたフィルターよりも上流に設けられている。インク中の気泡がフィルターでトラップされていないときはバイパス流路にインクが流れにくく、フィルターに気泡がトラップされフィルターに気泡が溜まった場合には、気泡がバイパス流路から回収路に流入でき、気泡を排出することができる。これにより、気泡がフィルターの上面を完全に閉塞してしまうことを防止でき、インクを良好に循環させることができる。
特開2006−088492号公報 特開2011−212896号公報
特許文献2のように、バイパス流路を有するインクジェット式記録ヘッドにおいて、インクを循環させることで流路中の沈降物を除去することができる。しかしながら、バイパス流路中の沈降物などがインクジェット式記録ヘッド側に流入してしまう虞がある。このため、循環流路によるインクの循環を行っても、インクジェット式記録ヘッドに沈降物等が残留してしまい、ノズルの目詰まりを起こすなどインクの噴射不良が生じ得る。
なお、このような問題は、インクジェット式記録ヘッドだけではなく、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドにおいても同様に存在する。
本発明は、このような事情に鑑み、流路に堆積した液体の沈降物を確実に除去することができる液体噴射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の態様は、液体を吐出するノズルに連通した圧力室、該圧力室に連通して液体が流通する共通流路を有するヘッド本体と、液体供給手段から前記共通流路に液体を供給する供給路及び前記共通流路から液体を回収する回収路と、前記供給路を横断するように設けられたフィルターと、前記供給路の前記フィルターよりも上流側と前記回収路とを連通したバイパス流路と、前記回収路の前記バイパス流路と合流する位置よりも前記共通流路側に設けられ、前記回収路側から前記共通流路側に液体が流れることを抑制する逆止弁と、前記ノズルが開口する吐出面に当接するように移動自在に設けられたキャップ部材と、前記吐出面に前記キャップ部材を当接させ、前記逆止弁が閉止した状態で、前記供給路側から液体を吸引させる制御部と、を備えることを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、共通流路に残留したインク中の沈降物などを除去する際に、バイパス流路に残留した沈降物が共通流路側に逆流することを防止することができる。これにより、沈降物などによりノズルの目詰まりを起こすなど液体の噴射不良が生じることを防止することができる。
また、本発明の他の態様は、液体を吐出するノズルに連通した圧力室、該圧力室に連通して液体が流通する共通流路を有するヘッド本体と、液体供給手段から前記共通流路に液体を供給する供給路及び前記共通流路から液体を回収する回収路と、前記供給路を横断するように設けられたフィルターと、前記供給路の前記フィルターよりも上流側と前記回収路とを連通したバイパス流路と、前記回収路の前記バイパス流路と合流する位置よりも前記共通流路側に設けられ、前記回収路側から前記共通流路側に液体が流れることを抑制する逆止弁と、前記供給路側から液体を圧送する加圧ポンプと、を備え、前記逆止弁は、前記回収路を閉止するように前記共通流路側に付勢され、かつ、前記加圧ポンプの圧送により前記共通流路側の液体の圧力が前記逆止弁の付勢力に抗したときに前記回収路を開放するように構成されていることを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、共通流路に残留したインク中の沈降物などを除去する際に、バイパス流路に残留した沈降物が共通流路側に逆流することを防止することができる。これにより、沈降物などによりノズルの目詰まりを起こすなど液体の噴射不良が生じることを防止することができる。
また、前記逆止弁は、前記回収路を閉止するように前記共通流路側に付勢され、前記共通流路側の液体の圧力が前記逆止弁の付勢力に抗したときに前記回収路を開放するように構成されていることが好ましい。これにより、バイパス流路側から共通流路側への沈降物等の逆流を、自己封止機能を有する逆止弁により防止することができる。自己封止機能により、逆止弁を開閉するための動力や機構などを設けることが不要となり、コストを削減することができる。
また、前記制御部は、前記ヘッド本体に液体を噴射させる際には、前記逆止弁に前記回収路を開放させることが好ましい。
上記課題を解決する本発明の他の態様は、上記課題を解決する本発明は、液体を吐出するノズルに連通した圧力室、該圧力室に連通して液体が流通する共通流路を有するヘッド本体と、液体供給手段から前記共通流路に液体を供給する供給路及び前記共通流路から液体を回収する回収路と、前記供給路を横断するように設けられたフィルターと、前記供給路の前記フィルターよりも上流側と前記回収路とを連通したバイパス流路と、前記回収路の前記バイパス流路と合流する位置よりも前記共通流路側に設けられ、前記回収路側から前記共通流路側に液体が流れることを抑制する逆止弁とを備えることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる態様では、共通流路に残留したインク中の沈降物などを除去する際に、バイパス流路に残留した沈降物が共通流路側に逆流することを防止することができる。これにより、沈降物などによりノズルの目詰まりを起こすなど液体の噴射不良が生じることを防止することができる。
ここで、前記逆止弁は、前記回収路を閉止するように前記共通流路側に付勢され、前記共通流路側の液体の圧力が前記逆止弁の付勢力に抗したときに前記回収路を開放するように構成されていることが好ましい。これにより、バイパス流路側から共通流路側への沈降物等の逆流を、自己封止機能を有する逆止弁により抑制することができる。これにより、逆止弁を開閉するための動力や機構などを設けることが不要となり、コストを削減することができる。
また、本発明の他の態様は、上記態様の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、流路に堆積した液体の沈降物を確実に除去することができる液体噴射装置が提供される。
ここで、前記ノズルが開口する吐出面に当接するように移動自在に設けられたキャップ部材を有し、前記吐出面に前記キャップ部材を当接させ、前記逆止弁を閉止させ、前記供給路側から液体を吸引させる制御部とを備えることが好ましい。これにより、フィルターを逆洗する液体の圧力は、回収路を開放した状態で行うよりも高くなる。これにより、フィルターの逆洗による異物の除去をより確実なものとすることができる。
実施形態1に係る記録装置の概略構成を示す斜視図である。 実施形態1に係る記録装置の要部を示す断面図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの断面図である。 実施形態1の逆止弁の構造を説明する断面図である。 実施形態1の逆止弁の動作を示す断面図である。 実施形態1のクリーニング動作時の記録ヘッドを示す断面図である。 実施形態2の逆止弁の動作を示す断面図である。 実施形態2のクリーニング動作時の記録ヘッドを示す断面図である。
〈実施形態1〉
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。インクジェット式記録ヘッド(以下、単に記録ヘッドとも言う)は、液体噴射ヘッドの一例であり、インクジェット式記録装置は、液体噴射装置の一例である。
図1は、本実施形態に係るインクジェット式記録装置の概略構成を示す斜視図であり、図2は、インクジェット式記録装置の要部を示す断面図である。
図示するように、インクジェット式記録装置1は、記録ヘッド10を具備する。
記録ヘッド10は、インク滴を吐出するノズル11が設けられ、ノズル11に連通する個別流路(図示なし)が、マニホールド16(共通流路)に連通している。マニホールド16には、インクが貯留された液体貯留部20からのインクが供給される供給路13と、マニホールド16内のノズル11から吐出されなかったインクが液体貯留部20に回収される回収路14とが連通するように設けられている。
このような記録ヘッド10には、液体貯留部20からのインクが供給路13を介してマニホールド16に供給され、マニホールド16に充填されたインクは、回収路14を介して液体貯留部20に回収される。
また、記録ヘッド10には、特に図示していないが、ノズル11に連通する流路に圧力変化を生じさせる圧力発生手段が設けられている。圧力発生手段によって流路内に圧力変化を生じさせることでノズル11からインク滴が吐出される。なお、圧力発生手段としては、例えば、圧電材料と電極形成材料とを交互に積層させて軸方向に伸縮させる縦振動型のアクチュエーター装置や、電極及び圧電材料を成膜及びリソグラフィー法により積層形成した薄膜型、グリーンシートを添付する等の方法により形成される圧膜型などの撓み振動型のアクチュエーター装置などを用いたものが挙げられる。また、圧力発生手段としては、流路内に発熱素子を配置して、発熱素子の発熱で発生するバブルによってノズル11から液滴を吐出するものや、振動板と電極との間に静電気を発生させて、静電気力によって振動板を変形させてノズル開口から液滴を吐出させるいわゆる静電式アクチュエーターなどを用いたものなどが挙げられる。
このような記録ヘッド10は、キャリッジ3に搭載され、キャリッジ3は装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に沿って移動可能に設けられている。
そして、駆動モーター6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達されることで、記録ヘッド10を搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿って移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ軸5に沿ってプラテン8が設けられており、図示しない給紙ローラーなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラテン8に巻き掛けられて搬送されるようになっている。
また、インクジェット式記録装置1には、装置本体4に固定されて内部にインクが貯留された液体貯留部20が設けられている。この液体貯留部20には、記録ヘッド10にインクを供給する流路となる供給管21と、記録ヘッド10からのインクを回収する流路となる回収管22とからなる循環流路が接続されている。これらの液体貯留部20、供給管21、回収管22、後述する加圧ポンプ30及び吸引ポンプ31から液体供給手段が構成されている。
供給管21は、フレキシブルチューブ等の管状部材からなり、内部に流路が設けられている。供給管21は、一端部が液体貯留部20に接続され、他端部が記録ヘッド10の供給路13に接続されている。これにより液体貯留部20のインクが供給管21及び供給路13を介してマニホールド16に供給される。
回収管22は、フレキシブルチューブ等の管状部材からなり、内部に流路が設けられている。回収管22は、一端部が液体貯留部20に接続され、他端部が記録ヘッド10の回収路14に接続されている。これによりマニホールド16内のインクが回収路14及び回収管22を介して液体貯留部20に回収される。
また、液体貯留部20には、内部に貯留されたインクを負圧にする減圧手段が設けられている。本実施形態では、減圧手段として、液体貯留部20の内部のインクが貯留された空間の気体を吸引して外部に排出する吸引ポンプ31を設けた。
このように構成された液体供給手段によれば、吸引ポンプ31の負圧により、マニホールド16から各ノズル11に供給されなかったインクは、回収路14及び回収管22を介して液体貯留部20に回収される。また、詳細は後述するが、記録ヘッド10の供給路13からバイパス流路170を経由して回収路14にインクが流通するようになっており、このインクも回収路14及び回収管22を介して液体貯留部20に回収される。そして、液体貯留部20に回収されたインクは、再度、供給路13を経て記録ヘッド10に供給されることでインクが循環される。
また、図1に示すように、インクジェット式記録装置1の非印刷領域には、記録ヘッド10のノズル11から流路内のインクや気泡等を吸引する吸引手段40が設けられている。吸引手段40は、記録ヘッド10のノズル11を覆うキャップ部材41と、キャップ部材41に吸引管42を介して接続された例えば真空ポンプ等の吸引部材43とを具備する。
このような構成の吸引手段40は、キャップ部材41を記録ヘッド10の吐出面に当接させて、吸引部材43に吸引動作を行わせることでキャップ部材41の内部を負圧として、ノズル11から流路内のインクを気泡と共に吸引して吸引動作を行う。このような吸引動作によれば、記録ヘッド10内に生じた沈降物などをノズル11から排出することができる。また、吸引動作を行わず、非印刷時には、キャップ部材41によってノズル11を封止することによりノズル11の乾燥を抑制するようにしてもよい。さらに、詳細は後述するが、流路のクリーニング時には、このキャップ部材41によって記録ヘッド10の吐出面を覆った状態で行う。
なお、キャップ部材41は、所望のタイミングで、ノズル11の開口する吐出面に当接して、ノズル11を覆うため、キャップ部材41は、本実施形態では、鉛直方向に移動自在に設けられている。そして、キャップ部材41の移動は、例えば、図示しない駆動モーターや電磁石等の移動手段によって行うことができる。
また、インクジェット式記録装置1には、当該インクジェット式記録装置1の動作を制御する制御装置50(制御部)が設けられている。制御装置50は、記録ヘッド10と、吸引手段40等の動作を制御するものである。
図3は、記録ヘッドの断面図である。記録ヘッド10は、ノズル11、ノズル11に連通する圧力室12、及び圧力室12に連通する共通流路であるマニホールド16が形成されたヘッド本体Iと、ヘッド本体Iに接合された流路部材IIとから構成されている。
流路部材IIには、その上面に開口した上部供給路130と、上部供給路130に連通し、上部供給路130よりもその内径が拡幅されて形成されたフィルター室131と、フィルター室131の下流側に設けられた下部供給路132とを有する。上述した供給路13は、これらの上部供給路130、フィルター室131、下部供給路132とから構成されている。
上部供給路130は、その上面の開口に、図1及び図2に示した供給管21が接続される。下部供給路132は、ヘッド本体Iに接続してヘッド本体Iにインクを供給する。即ち、下部供給路132は、ヘッド本体Iに設けられた開口44を介してヘッド本体Iのマニホールド16に連通する。
フィルター室131には、フィルター120が設けられている。フィルター120は、気泡等によるドット抜けや、インク中のゴミによるノズル詰まり等の吐出不良を抑制すべく、インク内の気泡やゴミ等を除去するために設けてある。即ち、フィルター120を設けることで、インク内の気泡やゴミ等がフィルター120よりも下流側に流入することを抑制している。このフィルター120としては、細孔を有するシート状のものであればよく、例えば、金属を細かく編み込むことで複数の微細孔が形成されたシート状のものや、金属板に微細工を形成したものを用いることができる。このフィルター120によりトラップされた気泡は、フィルター室131内に留まって集成され成長する。すなわち、本実施形態では、フィルター室131は、上部供給路130よりもその内径が拡幅されて形成されており、フィルター室131の天井部分には浮力により鉛直方向上側に移動した気泡が溜まることができるように形成されている。
マニホールド16は、共通流路の一例である。マニホールド16には、ノズル11に連通する個別流路としての圧力室12が共通して接続している。また、ヘッド本体Iにはマニホールド16に連通した開口45が設けられており、回収路14はこの開口45を介してマニホールド16に連通している。
また、流路部材IIには、上部回収路140と、下部回収路141とから構成された回収路14が設けられている。上部回収路140と下部回収路141とは連通した流路であり、その間に逆止弁60が介装されている。逆止弁60については後述する。
上部回収路140は、その上面側の開口に、図1及び図2に示した回収管22が接続される。下部回収路141は、ヘッド本体Iに接続してヘッド本体Iにインクを供給する。即ち、下部回収路141は、ヘッド本体Iに設けられた開口45を介してヘッド本体Iのマニホールド16に連通している。
このように、本実施形態に係る記録ヘッド10では、供給路13、マニホールド16及び回収路14により流路が構成されている。そしてこれらの記録ヘッド10の流路に、供給管21及び回収管22が接続されることで循環流路が構成されている。
さらに、記録ヘッド10には、バイパス流路170が設けられている。バイパス流路170は、供給路13のフィルター120よりも上流側(供給管21側)に連通している。さらに、バイパス流路170は、回収路14の逆止弁60よりも下流側(回収管22側)に連通している。すなわち、上部供給路130に供給されたインクは、バイパス流路170を介して逆止弁60よりも下流側の回収路14に流通可能となっている。
バイパス流路170は、気泡がフィルター室131に溜まった場合に、このバイパス流路170から気泡が回収路14に抜けるために設けられたものである。すなわち、フィルター室131に気泡が溜まると、気泡は浮力によりフィルター室131の天井部に徐々に溜まっていき、次第にフィルター120の近くまで成長して、気泡によりフィルター120が閉塞され始める。このままの状態であると、フィルター120が気泡により完全に閉塞されてしまい、インクの循環が妨げられることになる。
しかしながら、フィルター室131にバイパス流路170を設けていることから、フィルター室131に溜まった気泡は、完全にフィルター120を閉塞する前にバイパス流路170に流入し通過して回収路14へ流入するので、フィルター120を完全に閉塞することがなく、インクの循環が完全に妨げられることを防止できる。また、気泡がバイパス流路170を通過して回収路14からインクと共に回収されるので、気泡を排出するためにノズル11からクリーニングを行う頻度が低減される。
このように、記録ヘッド10では、インクを循環させることで、マニホールド16(共通流路)内に沈降物が残留することが防止されるとともに、バイパス流路170を設けることで気泡によるフィルター120の目詰まりを防止してインクの循環を良好なものとすることができる。
しかしながら、循環流路のクリーニング時において、バイパス流路170内に沈降物が残留していると、インクの流れに伴って回収路14を経由してマニホールド16内に移動し、残留する虞がある。そこで、回収路14に逆止弁60を配設してこれを防止した。以下、逆止弁60の構成を詳細に説明する。
図4は、逆止弁の構造を説明する断面図である。図示するように、上部回収路140と下部回収路141との間には、上部回収路140及び下部回収路141よりも幅が狭い第1連通路143が設けられている。第1連通路143は、上部回収路140及び下部回収路141の内面から流路中心側に突出した第1突部144により形成されている。
また、第1連通路143よりも下部回収路141側には、上部回収路140及び下部回収路141よりも幅が狭い第2連通路145が設けられている。第2連通路145は、上部回収路140及び下部回収路141の内面から流路中心側に突出した第2突部146により形成されている。
逆止弁60は、弁本体61、軸部62、シール部63及びコイルばね64を備えて構成されている。弁本体61は、第1突部144及び第2突部146の間に配設され、第1連通路143の開口形状よりも大きな開口形状を有している。弁本体61には、上部回収路140側に柱状の軸部62が設けられている。軸部62は、回収路14の流路内でそのインクが流れる方向(図中の上下方向)に移動可能に構成されている。すなわち、軸部62の上下動にともない、弁本体61が第1突部144及び第2突部146の間で移動可能となっている。
さらに、第2突部146と弁本体61との間にはコイルばね64が設けられている。コイルばね64は、弁本体61を第1突部144に当接する側に常時付勢するものである。また、弁本体61の第1突部144側の表面には、第1連通路143の開口縁部に当接するシール部63が設けられている。これにより、コイルばね64により第1連通路143側に付勢された弁本体61は、シール部63を介して第1連通路143の開口縁部に密着することが可能となっている。
特に図示しないが、軸部62の弁本体61とは反対側の端部は、記録ヘッド10の外部に露出しており、その露出した軸部62の端部を上下動させることで、弁本体61による第1連通路143の開閉が可能になっている。また、この軸部62の移動は上述した制御装置50により行われるように構成されている。すなわち、制御装置50は、軸部62を上下動させ、弁本体61により第1連通路143を開放させ、又は閉止することが可能となっている。
また、逆止弁60は、回収路14において回収路14とバイパス流路170とが合流する位置よりもマニホールド16側に設けられている。すなわち、バイパス流路170よりもマニホールド16側で第1連通路143(回収路14)の開放・閉止をすることが可能となっている。
図5及び図6を用いて、このような構造の逆止弁60が、バイパス流路170側の沈殿物などの異物がマニホールド16側に逆流することを防止することについて説明する。図5は、逆止弁の動作を示す断面図であり、図6は、クリーニング動作時の記録ヘッドを示す断面図である。
図5(a)に示すように、流路のクリーニングを行わないとき、例えば、インクの吐出時などでは、逆止弁60が回収路14を開放した状態を維持する。具体的には、制御装置50は、弁本体61が第1突部144から離間した状態を維持するように軸部62の位置を制御し、固定する。
このように逆止弁60を制御することで、回収路14(第1連通路143)が開放され、マニホールド16からのインクが下部回収路141、第2連通路145、第1連通路143及び上部回収路140を介して回収されるようになっている。したがって、インクの吐出時などにおいては、インク中の沈降物90は、インクの流れとともに回収される。
図6に、クリーニング時の態様を説明する。ここでいうクリーニングとは、ヘッド本体Iのノズル11が設けられた吐出面をキャップ部材41で覆い、供給管21側から負圧でマニホールド16内のインクを吸引する動作をいう。
このクリーニング動作時には、まず、制御装置50(図1参照)は、駆動モーター6を動作させて、記録ヘッド10の位置をキャップ部材41まで移動させ、該キャップ部材41を記録ヘッド10側に移動させ、記録ヘッドのノズル11が設けられた吐出面を覆う。
次に、制御装置50は、逆止弁60で回収路14を閉止する。具体的には、逆止弁60の軸部62を作動させ、弁本体61を第1連通路143の開口縁部に当接させる。そして、供給路13側が負圧となるように吸引ポンプ31を制御してインクの吸引を行う。このインクの供給路13側への吸引により、マニホールド16からフィルター120を介して上部供給路130にインクが流入する。すなわち、フィルター120はインクにより逆洗されることになる。このようにフィルター120がマニホールド16側から逆洗されるので、フィルター120表面(上部供給路130側の表面)に付着した異物などを除去することができる。
ここで、図5(b)に示すように、逆止弁60は、回収路14(第1連通路143)を閉止している。このため、バイパス流路170に残留した沈降物90は、バイパス流路170からフィルター室131側に吸引され記録ヘッド10の外に排出される。すなわち、下部回収路141やマニホールド16側に沈降物90が逆流することを防止することができる。万が一、沈降物90が回収路14側に流入しても、弁本体61で遮られるので下部回収路141等に沈降物90が流入することを防止することができる。なお、記録ヘッド10の外に排出された沈降物90は、液体貯留部20に設けられたフィルター(図示せず)により捕集されるようになっている。
仮に、回収路14(第1連通路143)が開放された状態で、吸引ポンプ31で供給路13側を負圧としたとき、マニホールド16、下部回収路141も負圧となる。これにより、バイパス流路170、特にバイパス流路170の回収路14周辺においては、フィルター室131側ではなく下部回収路141側にインクが吸引される。この結果、マニホールド側などにインクとともに沈降物90が流入してしまう。
また、本実施形態に係る記録ヘッド10では、回収路14を閉止した状態で吸引ポンプ31により供給路13側を負圧にする。したがって、フィルター120を逆洗するインクの圧力は、回収路14を開放した状態で行うよりも高くなる。これにより、フィルター120の逆洗による異物の除去をより確実なものとすることができる。
なお、逆止弁60は、制御装置50により第1連通路143の開放・閉止を制御したが、このような態様に限定されない。例えば、逆止弁として電磁弁を用いてもよい。さらに、機械的に開放・閉止を切り替えられるようにし、クリーニング時に人手により逆止弁60で第1連通路143を閉止させてもよい。
以上に説明したように、本実施形態に係る記録ヘッド10によれば、共通流路であるマニホールド16に残留した沈降物90をクリーニングにより除去する際に、バイパス流路170に残留した沈降物90がマニホールド16側に逆流することを防止することができる。これにより、沈降物90によりノズルの目詰まりを起こすなどインクの噴射不良が生じることを防止することができる。
〈実施形態2〉
実施形態1に係る逆止弁60は、機械的な軸部62の作動により回収路14を開放・閉止したものであるが、このような態様に限定されない。図7及び図8を用いて、逆止弁の他の態様を例示する。図7は、本実施形態に係る逆止弁の断面図であり、図8は、逆止弁の動作を示す断面図である。なお、実施形態1と同一のものには同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図7に示すように、逆止弁60Aは、実施形態1と同様に、回収路14において、回収路14とバイパス流路170とが合流する位置よりもマニホールド16側に設けられている。すなわち、バイパス流路170よりもマニホールド16側で第2連通路145(回収路14)の開放・閉止をすることが可能となっている。
具体的には、逆止弁60Aは、弁本体61、シール部63及びコイルばね64を備えて構成されている。弁本体61は、第1突部144及び第2突部146の間に配設され、第1連通路143の開口形状よりも大きな開口形状を有している。特に図示しないが、第1突部144及び第2突部146の間には、弁本体61の一方面が第2連通路145に面した状態で、第1突部144及び第2突部146の間を平行移動可能なようにガイドが設けられている。
第1突部144と弁本体61との間にはコイルばね64が設けられている。コイルばね64は、弁本体61を第2突部146に当接する側に常時付勢するものである。また、弁本体61の第2突部146側の表面には、第2連通路145の開口縁部に当接するシール部63が設けられている。これにより、コイルばね64により第2連通路145側に付勢された弁本体61は、シール部63を介して第2連通路145の開口縁部に密着することが可能となっている。
逆止弁60Aが回収路14を閉止した状態、すなわち弁本体61が第2連通路145を閉止した状態において、マニホールド16にインクが供給されると、マニホールド16や下部回収路141内のインクの圧力が高まる。そして、その圧力がコイルばね64の付勢力に抗すると、弁本体61は第2連通路145から離間し、第2連通路145が開放される。すなわち、逆止弁60Aは、上部回収路140と下部回収路141との圧力差により開閉する自己封止弁として機能するものである。
なお、本実施形態においては、液体貯留部20に吸引ポンプ31を設ける代わりに、液体貯留部20のインクを供給管21に圧送する加圧ポンプ(図示せず)を用いている。
図8を用いて、逆止弁60Aにより沈降物90のマニホールド16側への逆流が防止される態様を説明する。図8(a)に示すように、下部回収路141側のインクの圧力が高まり、コイルばね64の付勢力に抗すると、弁本体61が第2連通路145から離間して、第2連通路145が開放される。これにより、供給路13、マニホールド16、下部回収路141のインクは、第2連通路145及び第1連通路143を経由して上部回収路140に流入する。このインクの循環に伴い、マニホールド16内の沈降物90は、上部回収路140を介して記録ヘッド10外部に排出される。
図8(b)に示すように、下部回収路141から上部回収路140にインクが流入すると、次第に下部回収路141及び上部回収路140のインクの圧力差が小さくなる。この圧力差がコイルばね64の付勢力を下回ると、逆止弁60Aにより回収路14が閉止される。
このように逆止弁60Aが再び閉止されたとき、沈降物90が記録ヘッド10外部に排出しきれず、上部回収路140に一部残留していることがある。また、バイパス流路170にも沈降物90が残留しており、インクの循環と共に上部回収路140に一部残留することがある。このような沈降物90は自重により下部回収路141側に沈降する。
しかしながら、逆止弁60Aは、第2連通路145を閉止しているので、沈降物90は下部回収路141側には沈降せず、弁本体61等に残留する。この弁本体61等に残留した沈降物90は、次に逆止弁60Aが開放されるときに、インクの循環に伴って記録ヘッド10外部に排出される。
以上に説明したように、本実施形態に係る記録ヘッド10では、逆止弁60Aにより、インク中の沈降物がマニホールド16側に逆流することが防止される。インクの循環により共通流路であるマニホールド16に残留した沈降物90を回収路14側に排出する際に、バイパス流路170に残留した沈降物90などがマニホールド16側に逆流することを防止することができる。これにより、沈降物90によりノズルの目詰まりを起こすなどインクの噴射不良が生じることを防止することができる。
また、逆止弁60Aは、自己封止機能を有するので、この逆止弁60Aを開閉するための動力や機構などを設けることが不要となり、コストを削減することができる。
〈他の実施形態〉
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の基本的な構成は上述したものに限定されるものではない。例えば、逆止弁は、実施形態1及び実施形態2に説明したような構成に限定されない。逆止弁は、回収路14のバイパス流路170と合流する位置よりもマニホールド16側に設けられ、回収路14側からマニホールド16側にインクが流れることを抑制できるような構造であればよい。
また、上述したインクジェット式記録装置1では、記録ヘッド10がキャリッジ3に搭載されて主走査方向に移動するものを例示したが、特にこれに限定されず、例えば、記録ヘッド10が固定されて、紙等の記録シートSを副走査方向に移動させるだけで印刷を行う、所謂ライン式記録装置にも本発明を適用することができる。
なお、上記各実施形態においては、液体噴射ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッドを、また液体噴射装置の一例としてインクジェット式記録装置を挙げて説明したが、本発明は、広く液体噴射装置全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射する液体噴射装置にも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(電界放出ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられ、かかる液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置にも適用できる。
I ヘッド本体、 II 流路部材、 1 インクジェット式記録装置(液体噴射装置)、 10 記録ヘッド(液体噴射ヘッド)、 11 ノズル、 12 圧力室、 13 供給路、 14 回収路、 16 マニホールド(共通流路)、 20 液体貯留部、 21 供給管、 22 回収管、 41 キャップ部材、 50 制御装置、 60、60A 逆止弁、 120 フィルター、 170 バイパス流路

Claims (4)

  1. 液体を吐出するノズルに連通した圧力室、該圧力室に連通して液体が流通する共通流路を有するヘッド本体と、
    液体供給手段から前記共通流路に液体を供給する供給路及び前記共通流路から液体を回収する回収路と、
    前記供給路を横断するように設けられたフィルターと、
    前記供給路の前記フィルターよりも上流側と前記回収路とを連通したバイパス流路と、
    前記回収路の前記バイパス流路と合流する位置よりも前記共通流路側に設けられ、前記回収路側から前記共通流路側に液体が流れることを抑制する逆止弁と、
    前記ノズルが開口する吐出面に当接するように移動自在に設けられたキャップ部材と、
    前記吐出面に前記キャップ部材を当接させ、前記逆止弁が閉止した状態で、前記供給路側から液体を吸引させる制御部と、を備える
    ことを特徴とする液体噴射装置
  2. 液体を吐出するノズルに連通した圧力室、該圧力室に連通して液体が流通する共通流路を有するヘッド本体と、
    液体供給手段から前記共通流路に液体を供給する供給路及び前記共通流路から液体を回収する回収路と、
    前記供給路を横断するように設けられたフィルターと、
    前記供給路の前記フィルターよりも上流側と前記回収路とを連通したバイパス流路と、
    前記回収路の前記バイパス流路と合流する位置よりも前記共通流路側に設けられ、前記回収路側から前記共通流路側に液体が流れることを抑制する逆止弁と、
    前記供給路側から液体を圧送する加圧ポンプと、
    を備え、
    前記逆止弁は、前記回収路を閉止するように前記共通流路側に付勢され、かつ、前記加圧ポンプの圧送により前記共通流路側の液体の圧力が前記逆止弁の付勢力に抗したときに前記回収路を開放するように構成されている
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  3. 請求項に記載する液体噴射装置において、
    前記逆止弁は、前記回収路を閉止するように前記共通流路側に付勢され、前記共通流路
    側の液体の圧力が前記逆止弁の付勢力に抗したときに前記回収路を開放するように構成されている
    ことを特徴とする液体噴射装置
  4. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載する液体噴射装置において、
    前記制御部は、前記ヘッド本体に液体を噴射させる際には、前記逆止弁に前記回収路を開放させる
    ことを特徴とする液体噴射装置。
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