JP6492548B2 - 作業管理方法及び作業管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、広い作業スペースにおける作業管理方法及び作業管理装置に関する。特に、作業者の健康管理を目的とする作業管理方法及び作業管理装置に関する。
従来、物流センタ等の広い作業スペースにおいて、出荷先ごとに定められた品種及び数量の物品の注文を出荷先別に仕分けるピッキングシステムを利用した作業(庫内作業)が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
庫内作業は、作業に従事する者(以下、作業者と呼ぶ。)が広いスペース内を移動したり、物品の上げ下ろしを行ったりするので、相当の運動量を伴う。
特開2010−23967号公報 国際公開第2012/032865号
上述のような庫内作業等の作業においては人手が不足することが多く、特に近年の少子高齢化による労働人口の減少により問題が深刻になるおそれがある。かかる状況において、年齢や性別に関係なく幅広く人材を確保することが望まれる。そのためには、給与の他に、就労の意欲を積極的に誘引するような労働環境が求められる。
本発明の課題は、作業者が健康の維持・増進を目的として働く環境を創出することである。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地にかかる作業管理方法は、管理装置を用いて複数の作業者を管理する作業管理方法であって、以下のステップを備えている。
◎庫内作業を行う各作業者の移動距離、位置、速度、時間、作業完了信号のうち少なくとも一つの作業データを取得する作業データ取得ステップ。
◎取得した作業データに基づいて各作業者の作業量を集計する作業量集計ステップ。
◎集計した作業量を保存又は出力する保存・出力ステップ。この結果、保存又は出力された集計した作業量は、保存及び利用され、それにより作業者の目標となるデータの作成及び提供に貢献する。なお、庫内作業とは、工場などの施設内での作業であり、例えば、物品の入庫、ピッキング、仕分け等の作業を含む。
この方法によれば、各作業者は、庫内作業をしながら健康の維持・増進ができるような目標を得られるので、就労の意欲を積極的に誘引する労働環境を創出できる。
この方法によれば、作業管理者(雇用者等)は、より幅広い人材を確保することができ、人手不足を解消できる。さらに、作業者の健康状態に見合った適正作業量を割り当てられ、作業効率の向上が期待できる。
作業管理方法は、集計した作業量に基づいて、各作業者の健康に関わる分析結果を生成する分析結果生成ステップをさらに備えていてもよい。
作業管理方法は、各作業者に応じた目標値を記憶する目標値記憶ステップをさらに備え、分析結果生成ステップにおいては、集計した作業量と目標値とに基づいて分析結果を生成するようにしてもよい。
この方法では、作業者は、適切作業量を把握できるので、健康の維持・増進を目的とした作業に対する意欲を高めることができ、作業効率を向上させることもできる。
作業管理方法は、各作業者の身長、体重、及び血圧の少なくとも一つを含む身体データを記憶する身体データ記憶ステップをさらに備え、分析結果生成ステップにおいてはさらに、身体データの変化に基づいて分析結果を生成するようにしてもよい。
この方法では、作業者の個人データの変化を分析結果に反映させることができるので、作業者に対してより適切なフィードバックが可能となる。
分析結果は、各作業者の健康を維持又は増進させるための適正作業量を含んでいてもよい。
適正作業量は、作業量を加味した庫内作業指示を含んでいてもよい。
本発明の他の見地に係る作業管理装置は、コントローラを備え、複数の作業者を管理する作業管理装置である。作業管理装置は、作業データ取得部と、作業量集計部と、保存・出力部と、を備える。作業データ取得部は、庫内作業を行う各作業者の移動距離、位置、速度、時間、作業完了信号のうち少なくとも一つの作業データを取得する。作業量集計部は、取得した作業データに基づいて各作業者の作業量を集計する。保存・出力部は、集計した作業量を保存又は出力する。この結果、保存又は出力された集計した作業量は、保存及び利用され、それにより作業者の目標となるデータの作成及び提供に貢献する。
この装置によれば、各作業者は、庫内作業をしながら健康の維持・増進ができるような目標を得られるので、就労の意欲を積極的に誘引する労働環境を創出できる。
この装置によれば、作業管理者(雇用者等)は、より幅広い人材を確保することができ、人手不足を解消できる。さらに、作業者の健康状態に見合った適正作業量を割り当てられ、作業効率の向上が期待できる。
本発明に係る作業管理方法及び作業管理装置では、作業者が健康の維持・増進を目的とした働く環境が創出される。
第1実施形態に係る作業管理システムの全体構成を示す図。 ピッキングシステム及び自動倉庫の平面図。 自動倉庫の部分正面図。 作業管理装置の概略構成図。 作業管理装置により処理されるデータの内容を示す図。 作業管理装置の動作を示すフローチャート。 第2実施形態における作業管理装置の概略構成図。 第2実施形態における作業管理装置の動作を示すフローチャート。 第3実施形態における作業管理装置の動作を示すフローチャート。 第4実施形態における作業管理装置の動作を示すフローチャート。
(1)全体構成
図1を用いて、一実施形態に係る作業管理システム100を説明する。作業管理システム100は、後述するように、物流センタ9のシステムに接続される。
物流センタ9では、多くの作業者が作業に従事する。各作業者は、物品の入庫後、出荷先ごとに定められた品種及び数量の物品の注文を出荷先別に仕分けるピッキング作業を経て、物品を出庫するまでの作業が行われる。つまり、物流センタ9では、作業者は、所定の手順に従って、物品の入庫、ピッキング、仕分け等の作業(以下、庫内作業と呼ぶ)を行う。
作業管理システム100は、各作業者の庫内作業の作業量を集計し、集計した作業量に基づいて各作業者の健康に関わる分析結果(例えば、健康を維持又は増進させるためのアドバイス)を生成・出力するシステムである。
なお、作業管理システム100は、物流センタ9のシステムの一部に組み込まれていてもよいし、別に設けられていてもよい。
(2)物流センタ
物流センタ9では、各販売店舗から送信された受注情報に応じて受注物品が搬出され、その際、受注物品は出荷先ごとに配送用容器等にピッキングされて出荷先に配送される。
物流センタ9は、図1に示すように、ピッキング作業を支援するピッキングセンター3及び自動倉庫5を備える。ピッキングセンター3内には、多数の作業者端末31、ピッキングカート端末32、端末装置52,カメラ34が設けられる。また、自動倉庫5には、多数の棚上端末33、カメラ34が設けられる。
作業者端末31は、作業者が携帯する無線携帯端末(ハンディ端末、スマートフォン端末等)であり、後述する作業管理装置1に接続される。作業者は自身のIDを認識した作業者端末31を持って、庫内作業を行う。庫内作業においては、作業者端末31は、後述する作業データを作業管理装置1に送信する。
ピッキングカート端末32は、物品を載せて移動させるピッキングカートに取り付けられたコンピュータ端末である。ピッキングカート端末32は、後述する作業管理装置1に接続される。ピッキングカート端末32も同様に作業者のIDを認識した状態で、作業者と共に移動し、作業者端末31と同様に機能する。
棚上端末33は、自動倉庫5内に設置された棚に固定的に取り付けられ、作業のために作業者により操作される。棚上端末33は、作業データ(作業者の位置や作業完了信号等)を作業管理装置1に送信する。
カメラ34は、ピッキングセンター3及び自動倉庫5内に設置されている。カメラ34は、各作業者の動きを撮影し、撮像データに基づく作業データ(作業者の位置、移動速度、移動距離等)を作業管理装置1に送信する。
なお、作業データは前記説明における作業者端末31、端末装置52、ピッキングカート端末32、棚上端末33、カメラ34の全てを組み合わせて取得するようにしてもよいし、これらのうちのいずれか(一つ又は複数)から取得するようにしてもよい。
(3)ピッキングセンター
図2に示すように、ピッキングセンター3は、作業者が複数の物品をバケット49(図3)にピッキングするための作業場である。ピッキングセンター3は、複数のゾーン<1>〜<12>に分かれており、各ゾーンに作業者が割り当てられている。各ゾーンには、通路に沿って配置された多数の物品ラック51が設けられている。また、各ゾーンには、ディスプレイ等を備えた端末装置52が設けられている。
なお、作業者は、端末装置52で得られた情報に基づいて、指示された物品をバケット49にピッキングしてもよい。この場合、作業者は、上記作業後に、端末装置52において完了ボタンを押すことで、作業終了を作業管理装置1に知らせる。
(4)自動倉庫
自動倉庫5は、ピッキングセンター3でピッキングされた物品をトレー50に仕分けする作業を補助するための装置である。自動倉庫5は、2列のラック53を有している。ラック53は複数の棚を有している。2列のラック53の間には、走行スペース54が確保されている。自動倉庫5は、走行スペース54に配置された複数の搬送車61を有している。搬送車61は、ラック53の各段に対応した高さに配置されている。
バケット49は、ピッキング完了後に自動倉庫5に搬入され、その後、仕分けステーション55に搬送される。仕分けステーション55においては、作業者がバケット49の物品をトレー50に仕分ける。
図3に示すように、仕分けステーション55には、仕分け中トレー50が置かれる作業棚56が設けられている。作業棚56は、仕分け中トレー50が載せられた複数の引き出し57から構成されている。引き出し57には、仕分け中トレー50が載置される場所ごとに、投入場所表示ランプ58、仕分け完了表示ランプ59とが設けられている。投入場所表示ランプ58は、ランプスイッチである。仕分け作業において、最後に、作業者は、投入場所表示ランプ58を押す。その結果に基づいて、棚上端末33は、その仕分け中トレー50に対して仕分けが完了したか否かを判定して、仕分け完了であれば仕分け完了表示ランプ59を点灯する。
(5)作業管理装置
図4を用いて、本実施形態に係る作業管理装置1を説明する。
作業管理装置1は、コントローラ10、記憶部20、RAM40、通信部60等を備えたコンピュータである。
コントローラ10は、CPU等により構成され、記憶部20に記憶された所定のプログラムを読み出して実行することにより、作業管理装置1の各部の制御処理及び各種の演算処理等を行うものである。
特に、コントローラ10は、記憶部20に記憶された作業管理プログラム25を実行することにより、作業データ取得部11、作業量集計部12、データ分析部13、及びアドバイス生成部14の各機能を実行する。
作業データ取得部11は、通信部60を介して作業者端末31及び/又はピッキングカート端末32から、各作業者に関する作業データを取得する。作業データは、例えば、作業者の位置、移動速度、移動距離、作業時間、作業完了信号、作業回数(量)等のデータの一部(1つ又は複数)である。作業完了信号は、物品、バケット、トレー、ピッキングカート等に付与された情報を読み込むことにより生成され、物流センタ9における各工程で、作業者が一単位の作業を終えたときに作業管理装置1に送信される。
なお、各作業者に関する作業データは作業者端末31及び/又はピッキングカート端末32の記憶部に保存されるようにして、作業データ取得部11は、全作業の完了時に一括して作業データを取得するようにしてもよい。
作業量集計部12は、作業データ取得部11が取得した作業データの集計を行い、作業量を算出し、作業量21として記憶部20に記憶させる。作業量21は、例えば、図5(a)に示すように、移動距離又は/及び作業時間である。なお、作業量21は、これらに限定されず、これらに加えて又はこれらに代えて、作業負荷量を含んでいてもよい。作業負荷量とは、例えば、荷物の重さ、荷物の大きさ、棚の高さ、荷物を持った状態での移動量、荷物の持ち方(右手、左手、背負い)、移動の連続性、移動の時間帯、階段の上り下りの有無等のデータを、作業データ取得部11を介して取得し、これらのデータに基づき数値化されたものである。
データ分析部13は、作業量集計部12により算出された作業量21に対して、各作業者の健康維持・増進を目的とした作業量21の分析を行う。具体的には、データ分析部13は、記憶部20に記憶された目標値22や、記憶部20に記憶された個人データ23を読み出し、また個人データ23における変化(体重の増減、血圧の増減等)を取得し、これらのデータに基づき、各作業者の健康維持・増進を目的とした作業量21の分析を行う。
目標値22は、図5(b)に示すように、目標移動距離や目標作業時間であり、各作業者の個人データ等に応じて予め設定されたものである。目標値22は、目標とする作業負荷量を含んでいてもよい。また、目標値22は、分析結果に応じて更新されるようにしてもよい。なお、目標値は、目標値記憶ステップ(図示せず)によって、あらかじめ記憶部20に保存されている。
個人データ23は、図5(c)に示すように、性別、年齢、身長、体重、血圧、持病の有無、BMI、体脂肪率等を含む。個人データ23はまた、年齢、体重、血圧等の変化に応じて更新される。個人データ23はさらに、通常時の脈拍数を含む。作業データ取得部11は、作業者の脈拍を作業者端末31から定期的に取得するようにしてもよい。
この場合、作業者の個人データの変化を健康アドバイスや適正作業量等の分析結果に反映させることができるので、作業者に対してより適切なフィードバックが可能となる。
アドバイス生成部14は、データ分析部13による分析結果として、各作業者に対する健康アドバイスを生成する。この健康アドバイスは、各作業者に対し、健康維持・増進を目的として、作業中における留意事項や助言を含む。例えば、移動距離を長めにとったり移動速度を早くするような助言や、逆に重い荷物を持つときには注意するように勧告したりする。
記憶部20は、磁気記憶装置や半導体メモリ等により構成される。記憶部20は、作業者ごとに、上述したように、算出した作業量21と、健康維持・増進のために設定された目標値22と、作業者の個人データ23と、を記憶する領域を含む。
RAM40は、SRAM又はDRAM等のメモリ素子で構成され、コントローラ10の処理過程で発生したデータなどの記憶を行う。
通信部60は、通信ケーブルを接続するための接続端子を有し、通信ケーブルを介してLANやWAN、インターネットなどのネットワーク(ネットワーク2を含む)に接続されている。通信部60は、ネットワークに接続された他の機器との間でデータの送受信を行うことができ、例えば上述の作業管理プログラム25は上記のネットワークを介してダウンロードし、記憶部20に記憶できる。
(6)作業管理装置の動作
図6を用いて、作業管理装置1の動作について説明する。
S101:コントローラ10の作業データ取得部11は、上述のように、物流センタ9にある作業者端末31やピッキングカート端末32から作業者ごとに作業者データを取得する。取得された作業データは、記憶部20に記憶される。
S102:コントローラ10は、作業データが所定量に至ったかどうかを判断する。なお、この判断は、作業量21の分析に十分な作業データの量が得られた場合、又は所定の期間が経過した場合等に行われる。例えば、作業者の1か月分のデータが確保されたとき、次の作業量21の集計や分析を行うようにしてもよい。作業データが所定量に至った場合はステップS103に進み、そうでない場合はステップS101のデータの受信及び記憶を続行する。
S103:コントローラ10の作業量集計部12は、蓄積された作業データを集計し、上述した作業量21(図5(a))を算出し、記憶部20に記憶する。
S104:コントローラ10のデータ分析部13は、記憶部20に記憶された作業者ごとの目標値22や個人データ23を読み出す。
S105:データ分析部13は、ステップS103で算出した作業量21に対し、ステップS104で読み出した目標値22及び個人データ23、さらに個人データ23における変化(体重の増減、血圧の増減、脈拍数の変化等)に基づき、各作業者の健康維持・増進を目的とした分析を行う。
S106:コントローラ10のアドバイス生成部14は、ステップS105の分析結果として、上述した各作業者に対する健康アドバイスを生成する。
健康アドバイスは、記憶部20に記憶され、リクエストに応じて、例えば各作業者の保有する携帯端末に送信されてもよいし、又は紙出力して各作業者に配布されてもよい。
この結果、各作業者は、作業をしながら健康の維持・増進ができるような目標を得られるので、就労の意欲を積極的に誘引する労働環境を創出できる。
2.第2実施形態
第1実施形態前記では、作業管理装置1は、集計された作業量に基づいてデータ分析を行い、さらに作業者の健康に関わる分析結果として健康アドバイスを生成するが、分析結果はこれに限定されない。作業管理装置1は、各作業者の健康維持・増進を目的とした適正作業量を算出し、出力するようにしてもよい。
以下、図7及び図8を用いて、そのような実施形態を説明する。
この場合、作業管理装置1のコントローラ10は、図7に示すように適正作業量決定部214を備える。具体的には、図8に示すように、ステップS105のデータ分析部13による作業量分析の後、ステップS107において、適正作業量決定部214は、各作業者の健康状態に見合った作業量を決定する。例えば、単純に、健康状態に応じて作業量が増減される。
適正作業量決定部214が決定する適正作業量は、作業量を加味した庫内作業指示を含んでいてもよい。その場合は、庫内作業指示は、例えば、作業中の運動量が不足気味の作業者に対しては、作業中の移動経路(より長い歩行距離となるような経路)を示したり、作業負荷が大きい高い棚からの上げ下ろしの回数を増やしたりする指示を含んでいてもよい。さらには、庫内作業指示は、例えば、移動速度が速すぎる人にペースダウンすることの指示、及び移動速度が遅すぎる人にはペースアップすることの指示を含んでいてもよい。
決定された作業者ごとの適正作業量は、記憶部20に記憶され、リクエストに応じて、例えば各作業者の保有する携帯端末に送信されてもよいし、又は紙出力された各作業者に配布されてもよい。又は、適正作業量は一度作業管理者(雇用者側)に送られ、作業管理者側で調整後に各作業者に提供されるようにしてもよい。
この実施形態では、作業者は、健康アドバイスに代えて又は健康アドバイスに加えて、適切作業量を把握できるので、健康の維持・増進を目的とした作業に対する意欲を高めることができ、作業効率を向上させることもできる。
なお、適正作業量決定部214は、アドバイス生成部14と共に設けられていてもよい。この場合、作業者は健康アドバイスに加えて、適正作業量も取得できる。
3.第3実施形態
第1実施形態で、ステップS105では各作業者の健康維持・増進を目的とした分析を行うために、目標値22及び個人データ23を用いていたが、前記のデータを用いずに分析を行ってもよい。以下、図9を用いて、そのような実施形態を説明する。
第3実施形態では、図9に示すように、ステップS104の個人データ/目標値読み出しを省力することで、ステップS105ではそれらデータを用いずに各作業者の健康維持・増進を目的とした分析が行われる。
4.第4実施形態
第1実施形態ではデータ分析、アドバイス生成及び/又は適正作業量の決定を行うのは作業管理装置1であるが、作業管理装置1は前記の動作を実行しない構成であってもよい。以下、図10を用いて、そのような実施形態を説明する。
第4実施形態では、作業管理装置1は、図10に示すように、ステップS108において、集計した作業量を記憶部に保存するか又は外部に出力するだけであって、前記の動作を行わない。その場合、集計した作業量は、外部の装置又は専門家によって分析され、その結果健康アドバイス及び/又は適正作業量が生成される。
5.実施形態の共通事項
前記実施形態は、下記の構成及び機能が共通である。
本発明の一見地にかかる作業管理方法は、管理装置(例えば、作業管理装置1)を用いて複数の作業者を管理する作業管理方法であって、以下のステップを備えている。
◎庫内作業を行う各作業者の移動距離、位置、速度、時間、作業完了信号のうち少なくとも一つの作業データを取得する作業データ取得ステップ(例えば、ステップS101、S102)。
◎取得した作業データに基づいて各作業者の作業量を集計する作業量集計ステップ(例えば、ステップS103)。
◎集計した作業量を保存又は出力する保存・出力ステップ(例えば、ステップS103)。その結果、保存又は出力された集計した作業量は、保存及び利用され、それにより作業者の目標となるデータの作成及び提供に貢献する。
この方法によれば、各作業者は、庫内作業をしながら健康の維持・増進ができるような目標を得られるので、就労の意欲を積極的に誘引する労働環境を創出できる。
この方法によれば、作業管理者(雇用者等)は、より幅広い人材を確保することができ、人手不足を解消できる。さらに、作業者の健康状態に見合った適正作業量を割り当てられ、作業効率の向上が期待できる。
6.他の実施形態
以上、本発明の複数の実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。例えば、以下の変更が可能である。
(a)例えば、第2実施形態と第3実施形態の組合せ、第2実施形態と第4実施形態の組合せ、第3実施形態と第4実施形態の組合わせ、第2実施形態と第3実施形態と第4実施形態の組合せが可能である。
(b)前記実施形態及び変形例において、作業量21は移動距離や作業時間を含んでいたが、これに限定されない。作業量21を所定の計算式で点数化したり、又はあるいは消費カロリーに換算したりして取得するようにしてもよい。
(c)前記実施形態及び変形例においては、作業量21の分析に利用する目標値22は、作業者ごとに設定されていたが、これに限定されない。目標値22は年代別や性別で設定されていてもよい。
(d)前記実施形態及び変形例に係る作業管理装置1は、単体のコンピュータとして説明したが、互いに接続される複数のコンピュータから構成されていてもよい。
(e)前記実施形態における作業管理装置1の動作順序(図6)は、必ずしも、前記実施形態の記載に制限されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、実行順序を入れ替えることができる。
(f)前記実施形態及び変形例は、物流センタ9に適用される例を挙げていたがこれに限定されない。本発明は、複数の作業者が従事する建物や施設であれば適用可能である。
(g)本発明は、前記実施形態及び変形例における作業管理装置や作業管理方法として実現されることに限定されず、同方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムとしても実現される。
(h)前記実施形態では作業管理装置1と物流センタ9の各種データ入力装置とはネットワーク2を介して接続されていたが、両者の接続方法はこれには限定されない。作業管理装置と各種データ入力装置は個別の通信装置を介して接続されてもよい。
本発明は、広い作業スペースにおける作業管理方法及び作業管理装置として適用可能である。
1 作業管理装置
3 ピッキングセンター
5 自動倉庫
9 物流センタ
10 コントローラ
11 作業データ取得部
12 作業量集計部
13 データ分析部
14 アドバイス生成部
20 記憶部
21 作業量
22 目標値
23 個人データ
25 作業管理プログラム
31 作業者端末
32 ピッキングカート端末
33 棚上端末
34 カメラ
40 RAM
60 通信部
100 作業管理システム
214 適正作業量決定部

Claims (4)

  1. 管理装置を用いて複数の作業者を管理する作業管理方法であって、
    庫内作業を行う各作業者の移動距離、位置、速度、時間、作業完了信号のうち少なくとも一つの作業データを取得する作業データ取得ステップと、
    取得した作業データに基づいて各作業者の作業量を集計する作業量集計ステップと、
    集計した作業量を保存又は出力する保存・出力ステップと
    集計した作業量に基づいて、各作業者の健康に関わる分析結果を生成する分析結果生成ステップとを備え、
    前記分析結果は、各作業者の健康を維持又は増進させるための適正作業量を含み、
    前記適正作業量は、作業量を加味した庫内作業指示を含み、
    前記適正作業量を出力する適正作業量出力ステップをさらに備えている、
    作業管理方法。
  2. 各作業者に応じた目標値を記憶する目標値記憶ステップをさらに備え、
    前記分析結果生成ステップは、集計した作業量と前記目標値とに基づいて分析結果を生成する、請求項1に記載の作業管理方法。
  3. 各作業者の身長、体重、及び血圧の少なくとも一つを含む身体データを記憶する身体データ記憶ステップをさらに備え、
    前記分析結果生成ステップはさらに、前記身体データの変化に基づいて分析結果を生成する、請求項又はに記載の作業管理方法。
  4. コントローラを備え、複数の作業者を管理する作業管理装置であって、
    庫内作業を行う各作業者の移動距離、位置、速度、時間、作業完了信号のうち少なくとも一つの作業データを取得する作業データ取得部と、
    取得した作業データに基づいて各作業者の作業量を集計する作業量集計部と、
    集計した作業量を保存又は出力する保存・出力部と、
    集計した作業量に基づいて、各作業者の健康に関わる分析結果を生成する分析結果生成部とを備え、
    前記分析結果は、各作業者の健康を維持又は増進させるための適正作業量を含み、
    前記適正作業量は、作業量を加味した庫内作業指示を含み、
    前記適正作業量を出力する適正作業量出力部をさらに備える、作業管理装置。
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