JP6490555B2 - 合成樹脂製窓枠体とこれに囲繞された窓ガラスとを具備する組立体の製造方法 - Google Patents

合成樹脂製窓枠体とこれに囲繞された窓ガラスとを具備する組立体の製造方法 Download PDF

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本発明は、合成樹脂製矩形窓枠体とこれに囲繞された矩形窓ガラスとを具備し、枠体は上枠部材、下枠部材、片側枠部材及び他側枠部材を含み、上枠部材の片端は片側枠部材の上端に他端は他側枠部材の上端に夫々溶着されており、下枠部材の片端は片側枠部材の下端に他端は他側枠部材の下端に夫々溶着されており、窓ガラスはスペーサを介して接合された少なくとも2枚の板ガラスを含む組立体の製造方法に関する。
建造物の窓として、上述したとおりの合成樹脂製矩形窓枠体と矩形窓ガラスとを具備する組立体が広く実用に供されている。かような組立体は、下記特許文献1及び2に開示されている如く、窓枠体と窓ガラスとを全く別個に形成し、窓枠体に窓ガラスを装着することによって製造されている。
窓枠体の形成は、適宜の合成樹脂を押出成形した細長い部材を適宜に切断することによって4個の枠部材、即ち上枠部材、下枠部材、片側枠部材及び他側枠部材を形成し、次いで上枠部材の片端を片側枠部材の上端に他端を他側枠部材の上端に溶着すると共に、下枠部材の片端を片側枠部材の下端に他端を他側枠部材の下端に溶着することによって遂行されている。上枠部材、下枠部材、片側枠部材及び他側枠部材の各々には、内側及び片側の2面が開放された窓ガラス収容空間が規定されている。一方、窓ガラスの形成は、第一の板ガラスの上面全周縁部に沿って延在する矩形スペーサを第一の板ガラスの上面に接合し、次いで第一の板ガラスに整合させてスペーサ上に第二の板ガラスを接合することによって遂行されている。窓枠体への窓ガラスの装着は、上枠部材、下枠部材、片側枠部材及び他側枠部材の各々の開放された片側を通して窓ガラス収容空間内に窓ガラスを装入し、次いで上枠部材、下枠部材、片側枠部材及び他側枠部材の各々の開放されている片側に押縁を装着して、窓ガラスの外周縁部の開放されている面に密接させ、かくして窓ガラスの外周縁部を窓ガラス収容空間内に拘束することによって遂行されている。
特開2006−037584号公報 特開2013−087560号公報
而して、上述したとおりの従来の製造方法には、窓枠体と窓ガラスとを全く別個に形成していること、及び形成した窓枠体に窓ガラスを装着していることに起因して、製造工程が煩雑であり、製造コストが高価である、という解決すべき問題が存在する。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、従来の製造方法と比べて著しく簡易であり且つコストが著しく安価である、新規且つ改良された製造方法を提供することである。
本発明者等は、枠部材の溶着を実質上バリを生成することなく遂行することができる技法が開発されたことに着目して鋭意検討した結果、窓ガラスを形成し、次いで内側のみが開放された窓ガラス外周縁部収容溝が形成されている独特な形態の4個の枠部材、即ち上枠部材、下枠部材、片側枠部材及び他側枠部材を、夫々、窓ガラスの上縁部、下縁部、片側縁部及び他側縁部を収容溝に収容した状態で、窓ガラスの外周縁部に位置付け、しかる後に、上枠部材の片端を片側枠部材の上端に他端を他側枠部材の上端に夫々溶着すると共に、下枠部材の片端を片側枠部材の下端に他端を他側枠部材の下端に夫々溶着して、窓枠体を形成すると共に窓ガラスを窓枠体に装着する、ことによって著しく簡易に且つ著しく安価なコストで組立体を製造することができることを見出した。
即ち、本発明によれば、上記主たる技術的課題を達成する製造方法として、合成樹脂製矩形窓枠体と該窓枠体に囲繞された矩形窓ガラスとを具備し、該窓枠体は上枠部材、下枠部材、片側枠部材及び他側枠部材を含み、該上枠部材の片端は該片側枠部材の上端に他端は該他側枠部材の上端に夫々溶着されており、該下枠部材の片端は該片側枠部材の下端に他端は該他側枠部材の下端に夫々溶着されており、該窓ガラスはスペーサを介して接合された少なくとも2枚の板ガラスを含む組立体の製造方法において、
支持台上に第一の板ガラスを載置すること、
該第一の板ガラスの上面全周縁部に沿って延在する矩形スペーサを該第一の板ガラスの上面に接合すること、
該第一の板ガラスに整合させて該スペーサ上に第二の板ガラスを接合し、これによって該窓ガラスを形成すること、
次いで、内側のみが開放された窓ガラス外周縁部収容溝が形成されている上枠部材、下枠部材、片側枠部材及び他側枠部材を、夫々、該窓ガラスの上縁部、下縁部、片側縁部及び他側縁部を該収容溝に収容した状態で、該窓ガラスの外周縁部に位置付けること、
しかる後に、該上枠部材の片端を該片側枠部材の上端に他端を該他側枠部材の上端に夫々溶着すると共に、該下枠部材の片端を該片側枠部材の下端に他端を該他側枠部材の下端に夫々溶着して、該窓枠体を形成すること、
を含むことを特徴とする製造方法が提供される。
好ましくは、該第一の板ガラスの上面に該スペーサを接合するのに先立って、該スペーサの下面及び上面に接着剤層を施す。該上枠部材、該下枠部材、該片側枠部材及び該他側枠部材を該窓ガラスの外周縁部に位置付けるのに先立って、該上枠部材、該下枠部材、該片側枠部材及び該他側枠部材の各々の該収容溝の底面にコーキング剤層を施し、該上枠部材、該下枠部材、該片側枠部材及び該他側枠部材を該窓ガラスの外周縁部に位置付ける際には、該コーキング剤層を該窓ガラスの外周面に押圧するのが好適である。該コーキング剤層を施すのに先立って、該収容溝の底面に沿って延在するスペース部材を該収容溝の該底面に配設し、該スペース部材の表面に該コーキング剤層を施すのが好ましい。該スペース部材の幅は該収容溝の幅より小さく、該スペース部材の両側面は該収容溝の両側面から離間しているのが好都合である。該上枠部材、該下枠部材、該片側枠部材及び該他側枠部材の各々には該収容溝の両側面から該収容溝内に延出する合成樹脂製ガラス押えが配設されており、該上枠部材、該下枠部材、該片側枠部材及び該他側枠部材の各々が該窓ガラスの該外周縁部に位置付けられると、該ガラス押えが該窓ガラスの該外周縁部を挟持するのが望ましい。該上枠部材、該下枠部材、該片側枠部材及び該他側枠部材の各々は一体成形部材であるのが好都合である。該支持台の支持表面積は該第一の板ガラスの面積よりも小さく、該第一の板ガラスの外周縁部は該支持台の外周縁を超えて延出するのが好適である。好ましくは、該上枠部材、該下枠部材、該片側枠部材及び該他側枠部材を該窓ガラスの外周縁部に位置付けるのに先立って、該第二のガラス板の上面に、該支持台の該支持表面積に対応した当接表面積を有する当接台を当接して、該支持台と該当接との間に該窓ガラスを把持する。
本発明によれば、窓ガラスを形成し、次いでこの窓ガラスに対して上枠部材、下枠部材、片側枠部材及び他側枠部材を所要とおりに位置付けて、上枠部材の片端を片側枠部材の上端に他端を他側枠部材の上端に溶着すると共に、下枠部材の片端を片側枠部材の下端に他端を他側枠部材の下端に溶着すれば、窓枠部材の形成と同時に窓枠体に窓ガラスを装着することができ、従来の製造方法と比べて著しく簡易に且つ安価なコストで組立体を製造することができる。
本発明の製造方法の好適実施形態における第一の工程を示す断面図。 本発明の製造方法の好適実施形態における第二の工程を示す断面図。 図2に示す第二の工程の平面図。 本発明の製造方法の好適実施形態における第三の工程を示す断面図。 本発明の製造方法の好適実施形態における第三の工程における好適付加工程を示す断面図。 片側枠部材を示す断面図。 片側枠部材に配設されているスペース部材を示す部分斜面図。 本発明の製造方法の好適実施形態における第四の工程を示す断面図。 図6に示す第四の工程の平面図。
以下、本発明の製造方法の好適実施形態における各工程を図示している添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
本発明の製造方法における第一の工程においては、実質上水平であるのが好ましい支持表面4を有する支持台2(その一部のみを図示している)上に矩形状の第一の板ガラス6を載置する。図1に明確に図示するとおり、支持台2の支持表面4の面積は第一の板ガラス6の面積よりも小さく、第一の板ガラス6の外周縁部は支持台2の周縁を超えて延出するのが好ましい。
第二の工程においては、図2及び図3に図示する如く、第一の板ガラス6の上面全周縁部に沿って延在する矩形スペーサ8を第一の板ガラス6の上面に接合する。スペーサ8はアルミニウム合金又はステンレス鋼の如き金属薄板或いは適宜の合成樹脂から形成することができ、中空形状であるのが好適である。図示の実施形態におけるスペーサ8は、横断面形状において矩形状の主部と台形状の内側部とを有する中空体である。スペーサ8内には、後述する窓ガラスの閉空間内における結露を防止するための乾燥剤(図示していない)を封入するのが望ましい。第一の板ガラス6の上面にスペーサ8を接合するのに先立って、スペーサ8の下面及び上面に、ブチルゴム系接着剤の如き密封性に優れた適宜の接着剤から形成することができる接着剤層10a及び10bを施すのが好ましい。この場合、スペーサ8はその下面に施された接着剤層10aによって第一の板ガラス6の上面に接合される。
第三の工程においては、図4に図示するとおり、第一の板ガラス6と実質上同一寸法の第二の板ガラス12を、第一の板ガラス6に整合させてスペーサ8に接合する。図示の実施形態においては、スペーサ8の上面に施された接着剤層10bによって第二の板ガラス12がスペーサ8に接合される。かくして、2枚の板ガラス、即ち第一の板ガラス6及び第二の板ガラス12がスペーサ8を介して接合された窓ガラス14が形成される。次いで、必ずしも必要ではないが、図5に図示する如く、下端に当接表面26を有する当接台24を第二の板ガラス12の上面に当接して、支持台2と当接台24との間にて窓ガラス14の押圧力を加えて窓ガラス14の厚さを微調整するのが好適である。当接台24の当接表面26は支持台2の支持表面4に対応しており、第一の板ガラス6及び第二の板ガラス12よりも小さいのが好都合である。所望ならば、第二の板ガラス12上に、更にスペーサを介して1枚或いは2枚以上の板ガラスを接合する、或いは合成樹脂製板乃至フィルム(図示していない)を接合することもできる。
第四の工程においては、図6及び図7に図示する如く、上枠部材16、下枠部材18、片側枠部材20及び他側枠部材22を窓ガラス14の外周縁部に位置付ける。上枠部材16、下枠部材18、片側枠部材20及び他側枠部材22の各々は、一体成型部材であるのが好都合であり、硬質塩化ビニルの如き適宜の合成樹脂材料から所要横断面形状を有る細長い部材を押出成形し、かかる細長い部材を切断することによって好都合に形成することができる。上枠部材16、下枠部材18、片側枠部材20及び他側枠部材22の各々の横断面形状は同一である。上枠部材16の両端16a及び16bは下方に向かって内側に45度の傾斜角度で延び、下枠部材18の両端18a及び18bは上方に向かって内側に45度の傾斜角度で延び、片側枠部材20の上端20aは下方に向かって45度の傾斜角度で延び下端20bは上方に向かって内側に45度の傾斜角度で延び、そして他側枠材22の上端22aは下方に向かって内側に45の傾斜角度で延び下端22bは上方に向かって内側に45度の傾斜角度で延びている。
片側枠部材20の横断面を図示している図6を参照して説明を続けると、図示の実施形態における片側枠部材20は、図6において幅方向中央に位置する4個の矩形中空部20c、20d、20e及び20fと、矩形中空部20cの両側に位置する略矩形中空部20g及び20hと矩形中空部20fの内側に位置する略矩形中空部20iを規定する形状である。従って、中空部20hと中空部20iとの間には、内側(図5において右側)のみが開放された窓ガラス外周縁部収容溝28が形成されている。中空部20h及び20iの下面を規定している壁部、即ち上記収容溝28の両側面を規定している壁部の各々には、T字形状の装着溝30が形成されている。かかる装着溝30の各々には、収容溝28に延出するガラス押え32が装着されている。収容溝28の両側面から収容溝28内に延出するガラス押え32は、軟質塩化ビニルの如き適宜の合成樹脂或いは合成ゴムから形成された適宜の形態、好ましくは中空チューブ状密接部を有する形態、でよい。中空部20gの下面を規定する壁部にもT字形状の装着溝34が形成されている。この装着溝34には建造物の躯体に接合される枠体(図示していない)に密接される密封部材(図示していない)が装着される。この密封部材も、ガラス押え32と同様に、軟質塩化ビニルの如き合成樹脂或いは合成ゴムから形成することができる。収容溝28の底面には、スペース部材36が配設され、そして更にコーキング剤層38が施されているのが好ましい。適宜の合成樹脂から形成することができるスペース部材36は収容溝28に沿ってその全長に渡って延在するのが好適である。図6と共に図7を参照して説明を続けると、図示の実施形態においては、スペース部材36は全体として収容溝28に沿って延在する板状片であり、収容溝28の底面に対向する外側面には平行に延在する複数個の凹部40が形成され、かかる凹部40に対応して長手方向に間隔をおいて複数個の貫通孔42が形成されている。スペース部材36の幅(図6において上下方向寸法)は収容溝28の幅より小さく、スペース部材36の両側面(図6において上面及び下面)は収容溝28の両側面から幾分離間しているのが好都合である。かようなスペース部材36は、適宜の接着手段によって或いは締結ネジの如き適宜の締結手段(図示していない)によって収容溝28の所要位置に固定することができる。シリコン或いはポリサルファイドでよいコーキング剤層38はスペース部材36の表面における幅方向中央部に施される。かような片側枠部材20は、その収容溝28内に窓ガラス14の片側縁部を収容した状態で、窓ガラス14の片側縁部に位置付けられる。図7を参照することによって明確に理解される如く、コーキング剤層38は窓ガラス14の第一の板ガラス6と第二の板ガラス12との間に進入し、第一の板ガラス6と第二の板ガラス12の端縁はスペース部材36の表面に当接される。コーキング剤層38は窓ガラス14のスペーサ8とスペース部材36とに押圧されて両者間に満たされる。後述するとおりにして完成される組立体において、ガラス押え32の存在にも拘らず第一の板ガラス6又は第二の板ガラス12の外側表面に沿って収容溝28内に雨水が進入したとしても、かかる雨水はスペース部材36と収容溝28の両側面との間の空間を取って流動し、例えば下枠部材18に形成収容溝28に連通している排水路(図示していない)を通して排水され、コーキング剤層38が雨水によって湿潤することが防止される。
上述したとおり、上枠部材16、下枠部材18及び他側枠部材22の横断面形状は片側枠部材20の横断面形状と同一であり、そしてまたガラス押え32、密封部材(図示していない)、スペース部材36及びコーキング剤層38についても上枠部材16、下枠部材18及び他側枠部材22は片側枠部材20と同様である。上枠部材16、下枠部材18及び他側枠部材22は、夫々、収容溝24に窓ガラス14の上縁部、下縁部及び他側縁部を収容して状態で、窓ガラス14の上縁部、下縁部及び他側縁部に位置付けられる。4個の枠部材、即ち上枠部材16、下枠部材18、片側枠部材20及び他側枠部材22を窓ガラス14の外周縁に所要通りに位置付けると、図7に明確に図示するとおり、上枠部材16の片端16aは片側枠部材20の上端20aに他端16bは他側枠部材22の上端22aに密接され、そしてまた下側枠部材18の片端18aは片側枠部材20の下端20bに他端18bは他側枠部材22の下端22bに密接される。
第五の工程においては、上枠部材16の片端16aを片側枠部材20の上端20aに他端16bを他側枠部材22の上端22aに溶着し、そしてまた下側枠部材18の片端18aを片側枠部材20の下端20bに他端18bを他側枠部材22の下端22bに溶着する。かくして、矩形窓枠体44が形成されると同時に、形成された窓枠体44に窓ガラス14が装着され、窓枠体44とこれに囲繞された窓ガラス14とを具備する組立体が完成される。上枠部材16、下枠部材18、片側枠部材20及び他側枠部材22の各々の収容溝28の両側面から収容溝28に延出するガラス押え32は、窓ガラス14の両面外周縁部に密接されて窓ガラス14を挟持する。上記溶着は、外観を毀損する溶着バリを実質上生成することなく遂行することが望ましく、例えばWO2013/132406 A1、WO2014/118728 A1或いはWO2014・122572 A1に開示された様式によって遂行することが望ましい。
2:支持台
4:支持表面
6:第一の板ガラス
8:スペーサ
10a:接着剤層
10b:接着剤層
12:第二の板ガラス
14:窓ガラス
16:上枠部材
18:下枠部材
20:片側枠部材
22:他側枠部材
24:当接台
26:当接表面
28:収容溝
32:ガラス押え
36:スペース部材
38:コーキング剤層
44:窓枠体

Claims (9)

  1. 合成樹脂製矩形窓枠体と該窓枠体に囲繞された矩形窓ガラスとを具備し、該窓枠体は上枠部材、下枠部材、片側枠部材及び他側枠部材を含み、該上枠部材の片端は該片側枠部材の上端に他端は該他側枠部材の上端に夫々溶着されており、該下枠部材の片端は該片側枠部材の下端に他端は該他側枠部材の下端に夫々溶着されており、該窓ガラスはスペーサを介して接合された少なくとも2枚の板ガラスを含む組立体の製造方法において、
    支持台上に第一の板ガラスを載置すること、
    該第一の板ガラスの上面全周縁部に沿って延在する矩形スペーサを該第一の板ガラスの上面に接合すること、
    該第一の板ガラスに整合させて該スペーサ上に第二の板ガラスを接合し、これによって該窓ガラスを形成すること、
    次いで、内側のみが開放された窓ガラス外周縁部収容溝が形成されている上枠部材、下枠部材、片側枠部材及び他側枠部材を、夫々、該窓ガラスの上縁部、下縁部、片側縁部及び他側縁部を該収容溝に収容した状態で、該窓ガラスの外周縁部に位置付けること、
    しかる後に、該上枠部材の片端を該片側枠部材の上端に他端を該他側枠部材の上端に夫々溶着すると共に、該下枠部材の片端を該片側枠部材の下端に他端を該他側枠部材の下端に夫々溶着して、該窓枠体を形成すること、
    を含むことを特徴とする製造方法。
  2. 該第一の板ガラスの上面に該スペーサを接合するのに先立って、該スペーサの下面及び上面に接着剤層を施すこと、を含む請求項1記載の製造方法。
  3. 該上枠部材、該下枠部材、該片側枠部材及び該他側枠部材を該窓ガラスの外周縁部に位置付けるのに先立って、該上枠部材、該下枠部材、該片側枠部材及び該他側枠部材の各々の該収容溝の底面にコーキング剤層を施し、該上枠部材、該下枠部材、該片側枠部材及び該他側枠部材を該窓ガラスの外周縁部に位置付ける際には、該コーキング剤層を該窓ガラスの外周面に押圧する、請求項1又は2記載の製造方法。
  4. 該コーキング剤層を施すのに先立って、該収容溝の底面に沿って延在するスペース部材を該収容溝の該底面に配設し、該スペース部材の表面に該コーキング剤層を施す、請求項3記載の製造方法。
  5. 該スペース部材の幅は該収容溝の幅より小さく、該スペース部材の両側面は該収容溝の両側面から離間している、請求項4記載の製造方法。
  6. 該上枠部材、該下枠部材、該片側枠部材及び該他側枠部材の各々には該収容溝の両側面から該収容溝内に延出する合成樹脂製ガラス押えが配設されており、該上枠部材、該下枠部材、該片側枠部材及び該他側枠部材の各々が該窓ガラスの該外周縁部に位置付けられると、該ガラス押えが該窓ガラスの該外周縁部を挟持する、請求項1から5までのいずれかに記載の製造方法。
  7. 該上枠部材、該下枠部材、該片側枠部材及び該他側枠部材の各々は一体成形部材である、請求項1から6までのいずれかに記載の製造方法。
  8. 該支持台の支持表面積は該第一の板ガラスの面積よりも小さく、該第一の板ガラスの外周縁部は該支持台の外周縁を超えて延出する、請求項1から7までのいずれかに記載の製造方法。
  9. 該上枠部材、該下枠部材、該片側枠部材及び該他側枠部材を該窓ガラスの外周縁部に位置付けるのに先立って、該第二のガラス板の上面に、該支持台の該支持表面積に対応した当接表面積を有する当接台を当接して、該支持台と該当接との間に該窓ガラスを把持する、請求項記載の製造方法。
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