JP6490513B2 - 誘導加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱容量の異なる複数の部位を有する被加熱物を、一定の間隔で順次搬送して連続的に誘導加熱する誘導加熱装置に係り、特に金属塗装品の焼き付け乾燥に適した誘導加熱装置に関するものである。
例えばエアコン用のコンプレッサー本体とアキュムレーターとから成るASSY品(組み付け品)の場合には、本体内部にモーターのステータやローターなどの鉄系部材が詰まっているため、本体側の熱容量は大きく、その中でもステータに接触する部分は特に熱容量が大きくなっている。一方、アキュムレーターは内部が空洞になっているため、アキュムレーター側の熱容量は小さくなっている。従って、塗装品質を確保するためには、熱容量の大小に合わせた乾燥時間と温度設定が必要になる。
このようなASSY品の加熱後の温度差を小さくするために特許文献1に示す誘導加熱装置がある。この誘導加熱装置は搬送されてくる被加熱物を挟んで対向するよう配置されたコイル体に、対向間隔が狭い領域と対向間隔が広い領域とが交互に形成され、高周波電源は被加熱物とコイル体との位置関係に基づいて出力を増減またはON/OFFするようになっている。被加熱物は熱容量の大きい部位と小さい部位とが搬送方向に対して並列状態で搬送されるので、装置を通過する際には熱容量の大きい部位は狭い領域でコイル体に近付けた状態で主に加熱され、熱容量の小さい部位は広い領域でコイル体から遠ざけた状態で主に加熱されて、ASSY品の熱容量の大小に合わせた加熱を行うことができる。
特開2011−258327号公報
しかしながら、上記従来の誘導加熱装置は、高周波電源を被加熱物とコイル体との位置関係に基づいて出力を増減またはON/OFFするので、常時最大出力の加熱を行うことができない。このため、焼き付け乾燥に要する時間が長くなってしまうという問題がある。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、ASSY品の熱容量の大小に合わせた加熱が可能で、しかも焼き付け乾燥を最短の時間で行うことができる誘導加熱装置の提供を、その目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、搬送されてくる被加熱物を挟んで互いに対向して配置された左側加熱部と右側加熱部を有するコイル体を備え、前記コイル体には左側加熱部と右側加熱部との対向間隔が狭い狭間隔領域と対向間隔が広い広間隔領域とが交互に形成されており、
前記コイル体に高周波電流を供給する高周波電源を有し、
熱容量の異なる複数の部位を有する被加熱物を、一定の間隔で順次搬送しながら連続的に誘導加熱する誘導加熱装置において、
前記左側加熱部と右側加熱部を互いに近接離間する方向へ駆動する近接離間方向駆動手段と、
前記被加熱物が搬送される進行方向と前記進行方向と逆の後退方向へ駆動する進退方向駆動手段とを具備し、
前記被加熱物の熱容量の大きい部分を前記コイル体の狭間隔領域に位置させ、被加熱物の熱容量の小さい部分を広間隔領域に位置させた状態で、前記進退方向駆動手段によってコイル体を被加熱物の搬送速度と同じ速度で進行方向へ移動させながら被加熱物を加熱し、
前記近接離間方向駆動手段によって前記左側加熱部と右側加熱部を互いに離間する方向へ駆動して大きく開いた状態として、前記進退方向駆動手段によって前記コイル体を後退方向へ移動して、前記近接離間方向駆動手段によって前記左側加熱部と右側加熱部を互いに近接する方向へ駆動し、次に加熱する被加熱物の熱容量の大きい部分を前記コイル体の狭間隔領域に位置させ、被加熱物の熱容量の小さい部分を広間隔領域に位置させることを特徴とする誘導加熱装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載した誘導加熱装置において、左側加熱部と右側加熱部とによって形成される狭間隔領域と広間隔領域は複数設けられ、且つ互いに等しい間隔で配置されていることを特徴とする誘導加熱装置。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載した誘導加熱装置において、近接離間方向駆動手段は左側加熱部と右側加熱部を同期して等距離駆動するものであることを特徴とする誘導加熱装置である。
本発明の誘導加熱装置によれば、ASSY品の熱容量の大小に合わせた加熱が可能で、しかも焼き付け乾燥を最短の時間で行うことができるようになる。
本発明の実施の形態に係る誘導加熱装置の左側面図である。 図1の誘導加熱装置の平面図である。 図1の誘導加熱装置の正面図である。 図1の誘導加熱装置の動作を説明するための左側面図である。 図1の誘導加熱装置の動作を説明するための平面図である。 図1の誘導加熱装置の動作を説明するための正面図である。 図1の誘導加熱装置の動作を説明するための左側面図である。 図1の誘導加熱装置の動作を説明するための平面図である。 図1の誘導加熱装置の動作を説明するための正面図である。 図1の誘導加熱装置の動作を説明するための左側面図である。 図1の誘導加熱装置の動作を説明するための平面図である。 図1の誘導加熱装置の動作を説明するための正面図である。 図1の誘導加熱装置の近接離間手段の構成と動作を説明するための平面図である。 図1の誘導加熱装置の近接離間手段の構成と動作を説明するための平面図である。 図1の誘導加熱装置の構成図である。
本発明の第1の実施の形態に係る誘導加熱装置1を、図面に従って説明する。
この実施の形態では図1に示すようにハンガーHが誘導加熱装置1の一対のコイル体3の左側加熱部としての左側のパイプ群5と右側加熱部としての右側のパイプ群7(後で詳述)の間を移動するようになっている。
ワークWは、エアコンのコンプレッサー本体w1とアキュムレーターw2とから成るASSY品である。本体w1は内部にモーターのステータやローターなどの鉄系部材が詰まって熱容量は大きくなっており、その中でもステータは熱容量が特に大きい。一方、アキュムレーターw2は内部が空洞になっているため、熱容量は小さくなっている。ワークWは、前工程で電着塗装が行われた後ハンガーHに本体w1が先行し、アキュムレーターw2が後行する並設状態で吊下げられて、矢印に示す方向に一定の送り速度で進行方向へ搬送されるようになっている。
先ず、誘導加熱装置1の構成を説明する。
誘導加熱装置1にはコイル体3が備えられている。
コイル体3は左側加熱部としての左側パイプ群5、右側加熱部としての右側パイプ群7及び可とう性通電冷却ホース6から成る。
左側パイプ群5は5本のパイプ部5a、5b、5c、5d、5eによって構成され、右側パイプ群7は5本のパイプ部7a、7b、7c、7d、7eによって構成されており、これらのパイプ部5a、5b、5c、5d、5e、7a、7b、7c、7d、7eが複数の可とう性通電冷却ホース6で連結されて一続きになっている。
コイル体3は、上下方向から見ると、パイプ部5a、5b、5c、5d、5eとパイプ部7a、7b、7c、7d、7eが略平行に対向している。また、図1に示すように、横方向から見ると、パイプ部5a、5b、5c、5d、5eが上下方向に五段で並列された状態となっており、横方向両端側に位置する可とう性通電冷却ホース6は自重により下がっている。なお、パイプ部7a、7b、7c、7d、7eも同様に構成されている。
左側パイプ群5と右側パイプ群7との間が、ワークWの搬送経路となっている。
図1は左側パイプ群5を構成するパイプ部5a、5b、5c、5d、5eを示している。パイプ部5a、5b、5c、5d、5eには、図15の矢印に示すように、高周波電流が同じ方向に流れる。すなわち、パイプ部5aに高周波電流が搬送方向と同じ方向に流れる場合には、左側パイプ群5を構成するその余のパイプ部5b、5c、5d、5eにも高周波電流が搬送方向と同じ方向に流れることになり、パイプ部5aに高周波電流が搬送方向と反対の方向に流れる場合には、左側パイプ群5を構成するその余のパイプ部5b、5c、5d、5eにも高周波電流が搬送方向と反対の方向に流れることになる。
図2、図3に示す右側パイプ群7を構成するパイプ部7a、7b、7c、7d、7eにも同じ方向に高周波電流が流れるが、その方向は左側パイプ群5を構成するパイプ部5a、5b、5c、5d、5eとは逆方向になっている。すなわち、パイプ部5a、5b、5c、5d、5eに高周波電流が搬送方向と同じ方向に流れる場合には、パイプ部7a、7b、7c、7d、7eには高周波電流が搬送方向と反対方向に流れることになる。
図2に示すように左側パイプ群5を構成するパイプ部5a、5b、5c、5d、5eはいずれも同じように互いに周期的に曲げられて対向間隔が周期的に変更されている。右側パイプ群7を構成するパイプ部7a、7b、7c、7d、7eも同様になっている。従って、互いに対向する左側パイプ群5と右側パイプ群7との対向間隔が広い広間隔領域Xと対向間隔が狭い狭間隔領域Yとが周期的に形成されている。狭間隔領域Yにおける左側パイプ群5と右側パイプ群7が外側へ円弧状に湾曲しており、広間隔領域Xにおける左側パイプ群5と右側パイプ群7は直線状となっている。
上記したように、広間隔領域Xと狭間隔領域Yの対向間隔に差があるので、一定の高周波電流が供給されると、対向間隔が広い領域XではワークWが弱く加熱され、狭い領域YではワークWが強く加熱される。
コイル体3には高周波電源8が接続されており、左側パイプ群5と右側パイプ群7には高周波電流が供給されるようになっている。この高周波電源には、出力をON/OFFする出力調整手段が内蔵されている(図15参照)。
パイプ部5a、5b、5c、5d、5eは、8つの立設ホルダ11によって保持され、パイプ部7a、7b、7c、7d、7eも同様に8つの立設ホルダ12によって保持されている。
符号13は固定ベースを示し、この固定ベース13上には一対のガイドレール15が設けられている。一対のガイドレール15にはスライドベース17が進行後退自在に支持されている。また、固定ベース13にはアクチュエータ18が取り付けられている。このアクチュエータ18の駆動部(図示せず)はスライドベース17に連結されており、スライドベース17は進行後退方向へ駆動されるようになっている。
進退方向駆動手段は、一対のガイドレール15、スライドベース17及びアクチュエータ18によって構成されている。
図13、図14に示すようにスライドベース17は進行後退方向へ延び平行に配された2本の桁部材19、20と桁部材19、20に渡設された4本の連結部材21、22、23、24とから成る。連結部材21、22、23、24は等間隔を開けて互いに平行に配置されている。
連結部材21、22、23、24の中心部分には、スライドガイド25がそれぞれ設けられている。4つのスライドガイド25には、スライド杆26が進行後退方向へスライド自在に保持されている。このスライド杆26の後端部にはロックブロック27が固定されている。
また、連結部材21、22、23、24には一対のガイドレール28、29がそれぞれ備えられており、ガイドレール28、29はスライドガイド25を挟んで連結部材21、22、23、24の両端分に配置されスライド杆26に直交する方向へ延びている。ガイドレール28にはスライダ31が、ガイドレール29にはスライダ32がスライド自在に支持されている。
符号33、35、36はリンク杆を示し、リンク杆36には切欠き36a、36bが形成されている。この切欠き36aはロックブロック27の角部に嵌るように形成され、切欠き36bがロックブロック27に嵌るときにリンク杆36の側辺がロックブロック27に当たるのを避けるためのものである。
これらのリンク杆33、35、36の先端部分は支持ピン37を介してスライド杆26に回動自在に連結されている。また、リンク杆33、36の後端部はスライダ31に支持ピン38を介して回動自在に連結され、リンク杆35の後端部はスライダ32に支持ピン39を介して回動自在に連結されている。
また、スライドベース17にはエアシリンダ40が取り付けられ、このエアシリンダ40の出入軸40aはスライド杆26に連結されている。
近接離間方向駆動手段は、ガイドレール28、29、スライダ31、32、リンク杆33、35、36、支持ピン37、38、39、エアシリンダ40及び近接離間ベース41、42によって構成されている。
4つのスライダ31には近接離間ベース41が取り付けられており、4つのスライダ32には近接離間ベース42が取付けられている。近接離間ベース42にはパイプ部5a、5b、5c、5d、5eを保持する立設ホルダ11が備えられ、近接離間ベース41にはパイプ部7a、7b、7c、7d、7eを保持する立設ホルダ12が備えられている。
次に、誘導加熱装置1の動作を説明する。
まず、図1から図3に示すようにパイプ群5とパイプ群7は離間状態となっている。この離間状態ではエアシリンダ40の出入軸40aは突出し、高周波電源8はOFFとなっている。
ハンガーHに吊下げられてワークW、W、‥‥が、対向するパイプ群5とパイプ群7の間の搬送経路に、矢印(図1、図2)に示すように、順次一定の送り速度で進行方向へ搬送されてくる。なお、ワークWは、熱容量の大きい部位である本体w1が先行し、熱容量の小さい部位であるアキュムレーターw2が後行するように並設状態で搬送されてくる。
図4から図6に示すようにワークWの本体w1が狭間隔領域Yに位置し、アキュムレーターw2が広間隔領域Xに位置すると、エアシリンダ40の出入軸40aが没入方向へ駆動する。これにより、図14に示すようにスライド杆26が進行方向へ動作し、支持ピン37が進行方向へ移動する。支持ピン37が進行方向へ移動すると、リンク杆33、35、36の後端部が互いに近づく方向へ動作する。これにより、スライダ31が近接離間ベース41と共に、スライダ32が近接離間ベース42と共に、互いに近づく方向へ同期して等距離動作して、リンク杆36の切欠き36aがロックブロック27の角部に嵌り込んで近接離間ベース41、42が停止する。この状態では本体w1がパイプ群5、7に狭い間隔を開けて対向し、アキュムレーターw2がパイプ群5、7に広い間隔を開けて対向する。そして、高周波電源8がONになる。
アクチュエータ18の駆動部はスライドベース17と共に立設ホルダ11、12とパイプ群5、7をワークWと同じ速度で進行方向へ移動させる。すなわち、ワークWは、本体w1がパイプ群5、7に狭い間隔を開けて対向し、アキュムレーターw2がパイプ群5、7に広い間隔を開けて対向する状態で搬送されながら、加熱されることになる。本体w1は狭い領域Yで、換言すれば近づいたパイプ群5、7で加熱され、アキュムレーターw2は広い領域Xで、換言すれば遠ざかったパイプ群5、7で加熱される。従って、本体w1とアキュムレーターw2に容量の差があっても、本体w1はアキュムレーターw2よりも強く加熱されるので、誘導加熱装置1から出てきた後には、本体w1とアキュムレーターw2の温度差は製品として許容できる程度に収まっている。
スライドベース17が進行方向の終端位置に来ると、高周波電源8がOFFになる。そして、エアシリンダ40の出入軸40aが突出方向へ駆動する。これにより、スライド杆26が後退方向へ動作し、支持ピン37が後退方向へ移動する。支持ピン37が後退方向へ移動すると、リンク杆33、35、36の後端部が互いに離れる方向へ動作する。これにより、スライダ31が近接離間ベース41と共に、スライダ32が近接離間ベース42と共に、互いに離れる方向へ動作して、パイプ群5とパイプ群7は離間状態となる。
次いで、アクチュエータ18の駆動部はスライドベース17と共に立設ホルダ11、12とパイプ群5、7を後退方向へ前述の進行方向の移動よりかなり早い速度で移動させる。これにより、図1から図3に示した状態となり、更にこの状態から上述した図4から図6、図7から図9、図10から図12に示した動作を繰り返す。
このようにASSY品であるワークWの熱容量の大小に合わせた加熱が可能で、しかも、高周波電源8をOFFにするのはコイル体3を早い速度で後退方向へ移動するときだけなので、最大出力で加熱を行うことが可能であり、焼き付け乾燥を最短の時間で行うことができるようになる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の具体的構成は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨から外れない範囲での設計変更があっても本発明に含まれる。
例えば、金属塗装品の焼き付け乾燥だけでなく、ロー付け、焼き嵌め等にも利用できる。
本発明の誘導加熱装置によれば、消費エネルギーの削減、さらには省スペース化及びコストの低減も図れる。
1…誘導加熱装置 3…コイル体
5…左側パイプ群
5a、5b、5c、5d、5e…パイプ部
7…右側パイプ群
7a、7b、7c、7d、7e…パイプ部
6…可とう性通電冷却ホース 8…高周波電源
11、12…立設ホルダ 13…固定ベース
15…ガイドレール 17…スライドベース
18…アクチュエータ 19、20…桁部材
21、22、23、24…連結部材 25…スライドガイド
26…スライド杆 27…ロックブロック
28、29…ガイドレール 31、32…スライダ
33、35、36…リンク杆 36a、36b…切欠き
37、38、39…支持ピン 40…エアシリンダ
40a…エアシリンダの出入軸 41、42…近接離間ベース
X…広間隔領域 Y…狭間隔領域
W…ワーク w1…本体 w2…アキュムレーター
H…ハンガー

Claims (3)

  1. 搬送されてくる被加熱物を挟んで互いに対向して配置された左側加熱部と右側加熱部を有するコイル体を備え、前記コイル体には左側加熱部と右側加熱部との対向間隔が狭い狭間隔領域と対向間隔が広い広間隔領域とが交互に形成されており、
    前記コイル体に高周波電流を供給する高周波電源を有し、
    熱容量の異なる複数の部位を有する被加熱物を、一定の間隔で順次搬送しながら連続的に誘導加熱する誘導加熱装置において、
    前記左側加熱部と右側加熱部を互いに近接離間する方向へ駆動する近接離間方向駆動手段と、
    前記被加熱物が搬送される進行方向と前記進行方向と逆の後退方向へ駆動する進退方向駆動手段とを具備し、
    前記被加熱物の熱容量の大きい部分を前記コイル体の狭間隔領域に位置させ、被加熱物の熱容量の小さい部分を広間隔領域に位置させた状態で、前記進退方向駆動手段によってコイル体を被加熱物の搬送速度と同じ速度で進行方向へ移動させながら被加熱物を加熱し、
    前記近接離間方向駆動手段によって前記左側加熱部と右側加熱部を互いに離間する方向へ駆動して大きく開いた状態として、前記進退方向駆動手段によって前記コイル体を後退方向へ移動して、前記近接離間方向駆動手段によって前記左側加熱部と右側加熱部を互いに近接する方向へ駆動し、次に加熱する被加熱物の熱容量の大きい部分を前記コイル体の狭間隔領域に位置させ、被加熱物の熱容量の小さい部分を広間隔領域に位置させることを特徴とする誘導加熱装置。
  2. 請求項1に記載した誘導加熱装置において、左側加熱部と右側加熱部とによって形成される狭間隔領域と広間隔領域は複数設けられ、且つ互いに等しい間隔で配置されていることを特徴とする誘導加熱装置。
  3. 請求項1または2に記載した誘導加熱装置において、近接離間方向駆動手段は左側加熱部と右側加熱部を同期して等距離駆動するものであることを特徴とする誘導加熱装置。
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