JP6490350B2 - 可変入賞装置及びこれを用いた遊技機 - Google Patents
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Description
このように枠体部内部の空間を案内面部が形成されたレール状に横長の開閉部材が横切るように前後動するために、入球口へ流下した遊技球を対向する壁面との間で挟み込む(噛み込む)おそれがある。この場合には、開閉部材の開閉動作不良(ロック状態)となって大入賞スイッチを遊技球が通過できないか或いは通過する遊技球の数が規定数を超えてしまうおそれがある。
遊技盤の遊技領域を流下する遊技球を通過させる上下に開口した枠体と、前記遊技盤と平行方向に配置される揺動軸を中心に揺動可能に軸支され、揺動軸と一体に湾曲形成された球誘導部により前記枠体開口を開閉する揺動部材と、前記枠体を正面視して左右方向一方側の端部に前記枠体開口に臨んで形成され、所定の条件下で前記枠体開口を塞ぐ前記球誘導部を通じて誘導される遊技球を受け入れる入賞口と、前記入賞口に入賞した遊技球を検出する入賞球検出手段と、前記球誘導部が前記枠体開口を開放した開放位置と前記枠体開口を塞ぐ閉鎖位置との間で前記揺動部材を揺動させる作動部材と、前記作動部材の動作を制御する駆動手段と、前記揺動部材を前記球誘導部が前記枠体開口を開放する開放位置へ常時付勢する付勢手段と、を具備し、前記作動部材は、前記揺動部材の揺動軸と交差方向の作動軸を中心に揺動し、前記揺動部材を前記付勢手段の付勢力に抗して閉鎖位置に導く押圧部と前記閉鎖位置に留まるように保持する保持部を備えており、前記揺動部材の揺動軸には前記入賞口を開閉する開閉部が前記球誘導部と交差する向きに設けられており、前記揺動部材は、前記付勢手段により前記開閉部が前記入賞口を閉鎖し、前記球誘導部が前記枠体開口を開放する開放位置へ常時付勢されており、所定の条件下で、前記駆動手段が駆動して前記作動部材を作動させ前記開閉部が前記入賞口を開放させるとともに前記押圧部による押動により前記球誘導部が前記枠体開口を塞ぐ閉鎖位置まで前記揺動部材を前記付勢手段の付勢力に抗して揺動させて前記保持部により前記閉鎖位置に留まるように保持することを特徴とする。
これにより、所定の条件が成立(例えば大当たりが発生)すると駆動手段が駆動して作動部材を付勢手段の付勢力に抗して作動させて揺動部材の開閉部を閉鎖位置から開放位置へ揺動させて入賞口を開放するとともに、球誘導部を開放位置から閉鎖位置へ揺動させて枠体開口を塞いで枠体内に流下した遊技球を球誘導部の誘導面で受け止めて入賞口へ導いて入賞させる。このように、揺動部材には開閉部及び球誘導部が一体形成されており、開閉部による入賞口の閉鎖若しくは開放動作と球誘導部による枠体開口の開放動作若しくは閉鎖動作が同時に行われるので、大当たり等の所定の条件が成立したことを条件に入賞口を開放すると共に枠体開口を塞ぐように臨んだ球誘導部の誘導面が流下してきた遊技球を受け止めて確実に入賞口へ入賞させることができるうえに、入賞口及び枠体開口の開閉動作の応答性や信頼性を高めることができる。
また、作動部材が作動すると押圧部が揺動部材を押圧して付勢手段の付勢に抗して閉鎖位置へ揺動させ、揺動部材を保持部によって閉鎖位置に留まるように保持する。よって、常態では開放位置にある揺動部材は、作動部材の作動により枠体開口を閉鎖する閉鎖位置へ揺動して確実に留まるので枠体開口の閉鎖状態が安定する。また、作動部材は、駆動手段を駆動停止すると付勢手段の付勢力により開放位置へ復動退避するので、枠体開口を即座に開放して遊技球を流下させることができる。
そして、球誘導部により入賞口へ入賞する遊技球が所定数に達すると、駆動手段を駆動停止させるだけで揺動部材が復動して入賞口を閉鎖し球誘導部が枠体開口を開放して遊技球の落下を許容するので、入賞球検出手段が規定数の遊技球を検出後に例え球誘導部に遊技球が載ったとしても、球誘導部が退避することにより枠体開口を落下して遊技領域に放出されるため、余剰球が入賞するおそれがなくなり、球誘導部により遊技球を流下させる動作と入賞口へ入賞させる動作の切り替えが確実かつ迅速に行える。
また、前記球誘導部には、前記遊技球を前記入賞口へ誘導する傾斜が設けられていると、球誘導部に落下した遊技球を入賞口へ誘導しやすくなる。
この場合、球誘導部自体が入賞口側が反体側に比べて低くなるように回転軸に対して傾斜して形成されていてもよく、球誘導部の板厚の変化により上述した傾斜が形成されていてもよく、或いは球誘導部に上述した傾斜がついた誘導壁が形成されていてもいずれでもよい。
図1及び図2を参照して本実施形態に係る遊技機の概略構成について説明する。本実施例としては、遊技機の一例としてパチンコ機について説明するものとする。
可変入賞装置15は、図1の遊技盤6の所定位置に開設された開口部に組み付けられ、遊技領域を流下する遊技球を通過させる枠体開口30aが形成された平面コ字状の枠体30が設けられている。枠体30の開口縁部には、落下する遊技球を開口内部へ誘導する開口リブ30bが設けられている(図3(D),図4(D)参照)。枠体30は、第1ケース体31に重ねて組み付けられ、第1ケース体31は第2ケース体32に重ね合わせて組み付けられる。上記枠体30,第1ケース体31,第2ケース体32は、アタッカーユニット33として一体に組み付けられる(図3及び図4(B)(C)(D)(E)参照)。また、第1ケース体31と第2ケース体32に囲まれた収納空間には、入賞口36を開閉する開閉部35、枠体開口30aを開閉する揺動部材34、揺動部材34を揺動及び揺動規制させる作動部材39、作動部材39を動作させる駆動手段(ソレノイド40)などが設けられている(図3及び図4(G)参照)。
例えば、球誘導部34bが長手方向において入賞口36側端部が反対側端部に比べて低くなるように揺動軸34aに対して傾斜して形成されていてもよく、球誘導部34bの板厚の変化により上述した傾斜が形成されていてもよく、或いは球誘導部34bに上述した傾斜がついた誘導壁が形成されていてもいずれでもよい。
遊技者により発射ハンドル10(図1参照)を操作して遊技が開始され、遊技球が遊技盤6の遊技領域に打ち出される。図11(A)において、枠体30内に流下した遊技球(破線部参照)は、枠体開口30a内を通過させてそのまま遊技領域へ流下させる。
また、駆動手段は、ソレノイド40を用いたが、モータやシリンダ等他の構成であってもよい。
Claims (6)
- 遊技盤の遊技領域を流下する遊技球を通過させる上下に開口した枠体と、
前記遊技盤と平行方向に配置される揺動軸を中心に揺動可能に軸支され、揺動軸と一体に湾曲形成された球誘導部により前記枠体開口を開閉する揺動部材と、
前記枠体を正面視して左右方向一方側の端部に前記枠体開口に臨んで形成され、所定の条件下で前記枠体開口を塞ぐ前記球誘導部を通じて誘導される遊技球を受け入れる入賞口と、
前記入賞口に入賞した遊技球を検出する入賞球検出手段と、
前記球誘導部が前記枠体開口を開放した開放位置と前記枠体開口を塞ぐ閉鎖位置との間で前記揺動部材を揺動させる作動部材と、
前記作動部材の動作を制御する駆動手段と、
前記揺動部材を前記球誘導部が前記枠体開口を開放する開放位置へ常時付勢する付勢手段と、を具備し、
前記作動部材は、前記揺動部材の揺動軸と交差方向の作動軸を中心に揺動し、前記揺動部材を前記付勢手段の付勢力に抗して閉鎖位置に導く押圧部と前記閉鎖位置に留まるように保持する保持部を備えており、
前記揺動部材の揺動軸には前記入賞口を開閉する開閉部が前記球誘導部と交差する向きに設けられており、前記揺動部材は、前記付勢手段により前記開閉部が前記入賞口を閉鎖し、前記球誘導部が前記枠体開口を開放する開放位置へ常時付勢されており、所定の条件下で、前記駆動手段が駆動して前記作動部材を作動させ前記開閉部が前記入賞口を開放させるとともに前記押圧部による押動により前記球誘導部が前記枠体開口を塞ぐ閉鎖位置まで前記揺動部材を前記付勢手段の付勢力に抗して揺動させて前記保持部により前記閉鎖位置に留まるように保持することを特徴とする可変入賞装置。 - 前記駆動手段が駆動停止すると前記揺動部材を付勢力により閉鎖位置から開放位置まで揺動させて前記開閉部が前記入賞口を閉鎖すると共に前記球誘導部が前記枠体開口を開放して遊技球が前記枠体開口を通過するのを許容する請求項1記載の可変入賞装置。
- 前記球誘導部の自由端には遊技球をガイドするガイドリブが突設されている請求項1又は請求項2記載の可変入賞装置。
- 前記球誘導部には、前記遊技球を前記入賞口へ誘導する傾斜が設けられている請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の可変入賞装置。
- 前記入賞口の開口部近傍に入賞球検出手段が配設される請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の可変入賞装置。
- 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の可変入賞装置を備え、入賞した所定数の遊技球に対応するする既定の賞球を球払出装置から球受け皿に払い出す遊技機。
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