JP6490121B2 - ロボットシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ロボットシステムに関するものである。
従来、ライトカーテンやレーザスキャナによって平面状の光学的な仕切りを形成することにより、ロボットの配置されたエリアと作業者が存在するエリアとを区画し、物体が仕切りを横切ることによって各エリアから他方のエリアへの作業者またはロボットの侵入を検出するロボットシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2015−66664号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたロボットシステムでは、作業者が仕切りを横切った瞬間にロボットを停止させる必要があるが、作業者が仕切りを横切ったことが検出されてからロボットが完全に停止するまでの間、制御の時間的遅れやロボットの機械的な遅れによってロボットが惰走する。したがって、ロボットが惰走しても作業者に接触しないようにするためには、ロボットの動作限界を光学的な仕切りからある程度の距離(安全距離)だけ離して配置しなければならないという不都合がある。
このため、安全距離の分だけ、ロボットの設置面積が余計に必要となるという不都合があるとともに、適正な安全距離を予め検討してロボットを設置する必要があり、煩雑であるという問題もある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、ロボットの設置に際して安全距離を検討する必要がなく、ロボットの設置面積を必要最小限に抑えることができるロボットシステムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の一態様は、第1エリア内に作業域が収まるように設置されたロボットと、境界を挟んで隣接する前記第1エリアおよび第2エリアの前記境界近傍の画像を経時的に取得する画像取得部と、該画像取得部により取得された各前記画像において、前記第1エリア内の前記境界に隣接する領域および前記第2エリア内の前記境界に隣接する領域にそれぞれ監視エリアを設定する監視エリア設定部と、該監視エリア設定部により設定された前記第2エリア内の監視エリア内における移動物体を前記画像取得部により取得された前記画像を処理して検出する物体検出部と、前記ロボットを制御する制御部とを備え、前記物体検出部により前記移動物体が検出された場合に、前記制御部が、前記第1エリア内の前記監視エリア内に配置されている前記ロボットの動作を制限するように制御し、前記第1エリア内の前記監視エリア外に配置されている前記ロボットの動作を制限しないロボットシステムを提供する。
本態様によれば、第1エリア内においてロボットが動作し、第2エリア内において作業者あるいは移動ロボット等の移動物体が動作する場合において、画像取得部により経時的に取得された境界近傍の第1エリアおよび第2エリアの画像において、監視エリア設定部により、第2エリア内に監視エリアが設定される。そして、物体検出部により監視エリア内に移動物体が検出された場合には、第1エリア内におけるロボットの動作が制限される。
すなわち、第2エリア内で動作する移動物体が境界を横切る前の監視エリアへの侵入が物体検出部により検出されるので、監視エリアの大きさを十分に設定しておけば、第1エリア内における安全距離の検討が不要となり、かつ、ロボットの作業域を境界ギリギリに設定しても、移動物体とロボットとの接触を確実に回避することができ、ロボットの設置面積を必要最小限に抑えることができる。
上記態様においては、前記監視エリア設定部が、前記第1エリア内の前記境界に隣接する領域にも監視エリアを設定し、前記制御部が、前記第1エリア内に設定された前記監視エリア内に配置されている前記ロボットの動作を制限するように制御する
このようにすることで、移動物体が第2エリア内の境界に隣接する監視エリア内に入った場合には、ロボットは、第1エリア内の境界に隣接する監視エリア内に存在する場合にのみ動作制限される。すなわち、第1エリア内の監視エリア内に存在しない場合にはロボットの動作制限は行われず、効率よく動作させることができる。
また、上記態様においては、前記監視エリア設定部が、前記物体検出部による検出後前記制御部による前記ロボットの動作制限の完了までの前記移動物体の移動距離に基づいて、前記監視エリアを設定してもよい。
このようにすることで、移動物体が監視エリアに入ったことが検出された瞬間に開始された制御部によるロボットの動作制限が完了する前に移動物体が境界を超えて第1エリア内に入らないように設定することができる。
また、上記態様においては、前記画像取得部が、3次元画像を取得する3次元カメラであってもよい。
このようにすることで、移動物体等の3次元位置を把握して適正な監視エリアを設定することができる。例えば、2次元画像を取得して監視エリアを設定する場合、視野角によって、画像取得部から離れるに従って広くなる監視エリアが生成されるが、3次元画像を取得することにより画像取得部からの距離に依存することなく境界から均一な距離を有する監視エリアを設定することができる。
また、上記態様においては、前記画像取得部が、3次元画像を取得する3次元カメラであり、前記監視エリア設定部が、前記物体検出部による検出後前記制御部による前記ロボットの動作制限の完了までの前記移動物体の移動距離と、前記画像取得部により取得された前記3次元画像とに基づいて、前記第1エリア内の前記監視エリアを設定してもよい。
第2エリア内の監視エリアがロボットの動作制限の完了までの移動物体の移動距離に等しく設定されている場合に、移動物体が第2エリア内に設定された監視エリアに入ったときには、ロボットの動作制限が開始されて完了するまでに移動物体が到達する位置が境界を超えて第1エリア内まで延びる。
このように構成することで、第1エリア内に延びた領域を第1エリア内の監視エリアとして設定することができ、当該監視エリア内にロボットが存在する場合にのみロボットの動作制限を行うことで、接触の可能性のない場合におけるロボットの一律の動作制限をなくして、効率よく動作させることができる。
また、上記態様においては、前記制御部は、前記物体検出部により前記移動物体が検出された場合に、前記第1エリア内に設定された前記監視エリア内における前記ロボットを減速させるよう制御してもよい。
このようにすることで、ロボットの動作制限としてロボットを減速させることにより、ロボットを停止させることなく、第2エリア側から境界を超えてくる移動物体との接触を回避することができる。
本発明によれば、ロボットの設置に際して安全距離を検討する必要がなく、ロボットの設置面積を必要最小限に抑えることができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るロボットシステムを示す正面図である。 図1のロボットシステムを示す平面図である。 図1のロボットシステムに備えられる制御装置を示すブロック図である。 図1のロボットシステムの動作を説明するフローチャートである。 図1のロボットシステムの第1の変形例を示す正面図である。 図1のロボットシステムの第2の変形例を示す正面図である。 図1のロボットシステムの第3の変形例を示す正面図である。 図7のロボットシステムの動作を説明するフローチャートである。
本発明の一実施形態に係るロボットシステム1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係るロボットシステム1は、図1および図2に示されるように、第1エリアに設置されるロボット2と、第1エリアと該第1エリアに隣接する第2エリアとの境界Lの鉛直上方に下向きに配置された3次元カメラ(画像取得部)3と、該3次元カメラ3によって取得された3次元画像に基づいてロボット2を制御する制御装置4とを備えている。
ロボット2は、第1エリア内に作業域(具体的には、動作制限等によって、ロボット2の最大可動域よりも狭められた領域。)を有し、第1エリア内においてのみ動作することができるようになっている。ここで、ロボット2には、ロボット2の機構部のみならず、ロボット2の手首に装着される治具および治具によって搬送されるワークも含まれる。すなわち、ロボット2は、ワークも含めて第1エリア内においてのみ動作することができるように設置されている。
3次元カメラ3は、第2エリア内で移動する作業者Aあるいは移動ロボットが越境可能な境界Lの全体および境界Lの両側に隣接する第1エリアおよび第2エリアの少なくとも一部を視野範囲内に入れる位置に配置されている。3次元カメラ3は、経時的に視野範囲内の3次元画像を取得するようになっており、視野範囲内に配置される物体を監視してその3次元位置を検出することができるようになっている。
制御装置4は、図3に示されるように、3次元カメラ3により取得された3次元画像に基づいて、第1エリアおよび第2エリア内の境界Lに隣接する領域にそれぞれ監視エリア(図中、斜線部)を設定する監視エリア設定部5と、3次元画像を処理して第2エリア内に設定された監視エリア内における物体の有無を検出する物体検出部6と、3次元画像を処理して第1エリア内に設定された監視エリア内におけるロボット2の有無を検出するロボット検出部7と、物体検出部6およびロボット検出部7による検出結果に基づいてロボット2を動作制限するように制御するロボット制御部(制御部)8と、検出結果を報知する報知部9とを備えている。
本実施形態においては、監視エリア設定部5は、図1に示されるように、鉛直方向に延びる平面状の境界Lから第1エリア側および第2エリア側にそれぞれ所定の距離だけあけて平行に配置された平面との間の領域を監視エリアとして設定するようになっている。第2エリア側の監視エリアは、ロボット制御部8によるロボット2の動作制限が開始された後、動作制限が完了するまでに要する時間と、第2エリア側で移動する移動物体、例えば、作業者Aの移動速度との積によって算出される移動物体の移動距離に等しく設定されている。移動距離は監視エリア設定部5に予め記憶されている。また、移動速度は、予想される移動物体の最高速度であってもよい。
ロボット制御部8によるロボット2の動作制限としては、例えば、動作しているロボット2を停止させること、あるいは、ロボット2を減速させることが挙げられる。このようにすることで、第2エリア側の監視エリア内に移動物体が侵入したことを検出した時点でロボット制御部8による動作制限を開始すれば、ロボット2の動作制限が完了するまでの間に移動物体が境界Lを超えないようにすることができる。
第1エリア側の監視エリアは、予め設定された安全距離以上の距離が確保されていればよい。第1エリア側の監視エリアを設定する安全距離も監視エリア設定部5に予め記憶されている。
ロボット制御部8は、物体検出部6により第2エリア内の監視エリア内に移動物体が検出された時点で、ロボット検出部7により第1エリア内の監視エリア内にロボット2が検出されている場合に、ロボット2の動作制限を開始するように制御するようになっている。
報知部9は、ロボット制御部8がロボット2の動作制限を開始した時点で、その旨を報知するようになっている。具体的には、状態表示灯を点灯させるようになっている。
このように構成された本実施形態に係るロボットシステム1の作用に付いて以下に説明する。
本実施形態に係るロボットシステム1によれば、図4に示されるように、3次元カメラ3によって3次元画像が逐次取得され(ステップS1)、取得された各3次元画像が制御装置4の監視エリア設定部5に送られて、第1エリアおよび第2エリアの境界L近傍にそれぞれ監視エリアが設定される(ステップS2)。
監視エリアが設定されると、物体検出部6により3次元画像が処理されて監視エリア内の移動物体の検出が行われる(ステップS3)。ロボット制御部8において、検出された移動物体が境界Lを超えているか否かが判定され(ステップS4)、境界Lを超えている場合にはロボット2を緊急停止させる(ステップS5)。検出された移動物体が境界Lを超えていない場合には、監視エリア内に侵入しているか否かが判定され(ステップS6)、侵入している場合には、ロボット検出部7によりロボット2の検出が実施され(ステップS7)、ロボット制御部8においてロボット2が監視エリア内に存在しているか否かが判定される(ステップS8)。
ロボット2が監視エリア内に存在する場合には、ロボット2を減速あるいは停止させる動作制限が実施される(ステップS9)。ステップS6において移動物体が監視エリア内に侵入していないと判定された場合、および、ステップS8においてロボット2が監視エリア内に存在しないと判定された場合には、ステップS1からの工程が繰り返される。
このように構成された本実施形態に係るロボットシステム1によれば、作業者A等の移動物体が動作する第2エリア内の第1エリアとの境界Lから所定範囲にわたって監視エリアが設定され、該監視エリア内への移動物体の侵入によって第1エリア内におけるロボット2の動作を制限するので、ロボット2の設置に際して、ロボット2の作業域を第2エリアとの境界Lから離す必要がない。
すなわち、第2エリア側の監視エリア内への移動物体の侵入が検出された時点でロボット2の動作制限を開始することにより、ロボット2の動作制限が完了する時点までに移動物体が境界Lを超えることがなく、ロボット2の作業域を第1エリアと第2エリアとの境界Lギリギリに配置しても、ロボット2と移動物体との接触を確実に回避することができるという利点がある。その結果、ロボット2の設置スペースを最小限に抑えることができるという利点がある。
上記においては、第1エリア側に監視エリアが設定されていない場合は問題ないが、ステップS8およびステップS9の工程が存在するシステムにおいては、移動物体が境界Lを超えた場合にロボット2の動作制限は完了していない。なぜならば、第1エリア側の監視エリアにおいてロボット2が検出されていないためである。
また、本実施形態においては、画像取得部として、3次元画像を取得する3次元カメラ3を採用したので、移動物体の3次元位置を把握して適正な監視エリアを設定することができるという利点がある。すなわち、2次元カメラ10により2次元画像を取得して監視エリアを設定する場合、図5に示されるように、視野角によって、2次元カメラ10から離れるに従って広くなる監視エリアが生成される。
このため、2次元カメラ10に近い上方では監視エリアが狭く、2次元カメラ10から遠い下方では監視エリアが広くなる。移動物体の移動速度は上方でも下方でも同じなので、上方で十分な監視エリアを確保すると下方では監視エリアが無駄に大きくなってしまうという不都合がある。
これに対し、本実施形態においては、3次元画像を取得することにより高さ方向の全長にわたって境界Lから均一な水平距離を有する監視エリアを設定することができる。これにより、高さ方向のどの位置においても均一な監視を行うことができるという利点がある。
また、本実施形態においては、監視エリア設定部5によりロボット2が設置されている第1エリア側にも監視エリアを設定し、監視エリア内にロボット2が存在する場合にロボット2の動作制限を実施することとしたため、ロボット2は監視エリア内に存在しない場合には動作制限を受けずに済む。すなわち、第2エリア側の監視エリア内に移動物体が検出された場合に一律に動作制限する場合と比較して、移動物体との接触の可能性が低い場合にはロボット2の動作を制限しないこととして動作効率を向上することができるという利点がある。
なお、本実施形態においては、画像取得部として3次元カメラ3を採用した場合について説明したが、これに代えて2次元カメラ10を採用してもよい。
また、第1エリア側にも監視エリアを設定して、当該監視エリア内にロボット2が存在する場合に動作制限を行うこととしたが、これに代えて、図6に示されるように、第1エリア側には監視エリアを設定せず、第2エリア側の監視エリア内に移動物体が検出された場合にロボット2に一律に動作制限を実施することにしてもよい。
また、本実施形態においては、予め記憶しておいた距離だけ境界Lから離れた位置までを第1エリア内の監視エリアとして設定したが、これに代えて、監視エリア設定部5が、第2エリア内の移動物体の3次元位置と移動距離とに基づいて第1エリア内の監視エリアを生成して設定することにしてもよい。
すなわち、図6に示されるように、第2エリア内の移動物体が監視エリアに侵入していない場合には、第1エリア側に監視エリアを設定せず、図7に示されるように、移動物体が監視エリア内に侵入した場合には、ロボット2の動作制限のために要する時間と移動物体の移動速度との積により算出される移動物体の移動距離分だけ、移動物体の表面の3次元位置からオフセットさせた位置に第1エリア側の監視エリアを生成すればよい。
このようにすることで、ロボット2の動作制限が実施される監視エリアを必要最小限に抑えることができ、動作効率をさらに向上することができるという利点がある。
すなわち、図7に示す例では、第2エリアの監視エリアの下側に作業者Aの足が入ったため、足の表面から移動距離Dだけオフセットした第1エリアの下側のみに監視エリアが生成される。足が境界Lに近づいた下側部分ではロボット2との接触の可能性が高くなるため、ロボット2の動作制限を実施する監視エリアを設けているが、接触の可能性が低い上側部分では監視エリアが設定されず、ロボット2が動作制限を受けずに済む。
この場合、図8に示されるように、ステップS2において第2エリア内の監視エリアのみが設定され、第2エリア側の監視エリア内における移動物体の検出によって第1エリア内の監視エリアが生成される(ステップS10)が、図4と相違している。
1 ロボットシステム
2 ロボット
3 3次元カメラ(画像取得部)
5 監視エリア設定部
6 物体検出部
8 ロボット制御部(制御部)
A 作業者(移動物体)
L 境界

Claims (6)

  1. 第1エリア内に作業域が収まるように設置されたロボットと、
    境界を挟んで隣接する前記第1エリアおよび第2エリアの前記境界近傍の画像を経時的に取得する画像取得部と、
    該画像取得部により取得された各前記画像において、前記第1エリア内の前記境界に隣接する領域および前記第2エリア内の前記境界に隣接する領域にそれぞれ監視エリアを設定する監視エリア設定部と、
    該監視エリア設定部により設定された前記第2エリア内の監視エリア内における移動物体を前記画像取得部により取得された前記画像を処理して検出する物体検出部と、
    前記ロボットを制御する制御部とを備え、
    前記物体検出部により前記移動物体が検出された場合に、前記制御部が、前記第1エリア内の前記監視エリア内に配置されている前記ロボットの動作を制限し、前記第1エリア内の前記監視エリア外に配置されている前記ロボットの動作を制限しないロボットシステム。
  2. 前記監視エリア設定部が、前記物体検出部による検出後前記制御部による前記ロボットの動作制限の完了までの前記移動物体の移動距離に基づいて、前記監視エリアを設定する請求項1に記載のロボットシステム。
  3. 前記画像取得部が、3次元画像を取得する3次元カメラである請求項1または請求項に記載のロボットシステム。
  4. 前記画像取得部が、3次元画像を取得する3次元カメラであり、
    前記監視エリア設定部が、前記物体検出部による検出後前記制御部による前記ロボットの動作制限の完了までの前記移動物体の移動距離と、前記画像取得部により取得された前記3次元画像とに基づいて、前記第1エリア内の前記監視エリアを設定する請求項1から請求項3のいずれかに記載のロボットシステム。
  5. 前記監視エリア設定部が、前記3次元カメラによって検出された前記第2エリア内の前記監視エリア内の前記移動物体の表面から前記移動距離分だけ前記第1エリア側にオフセットさせた位置まで、前記第1エリア内の前記監視エリアを設定する請求項4に記載のロボットシステム。
  6. 前記制御部は、前記物体検出部により前記移動物体が検出された場合に、前記第1エリア内に設定された前記監視エリア内における前記ロボットを減速させるよう制御する請求項1から請求項5のいずれかに記載のロボットシステム。
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