JP6985242B2 - ロボットの監視システムおよびロボットシステム - Google Patents

ロボットの監視システムおよびロボットシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6985242B2
JP6985242B2 JP2018224753A JP2018224753A JP6985242B2 JP 6985242 B2 JP6985242 B2 JP 6985242B2 JP 2018224753 A JP2018224753 A JP 2018224753A JP 2018224753 A JP2018224753 A JP 2018224753A JP 6985242 B2 JP6985242 B2 JP 6985242B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
sensor
monitoring area
monitoring
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018224753A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020082318A (ja
Inventor
昌宏 森岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP2018224753A priority Critical patent/JP6985242B2/ja
Priority to US16/689,391 priority patent/US11325259B2/en
Priority to DE102019131774.6A priority patent/DE102019131774A1/de
Priority to CN201911164378.4A priority patent/CN111251291A/zh
Publication of JP2020082318A publication Critical patent/JP2020082318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6985242B2 publication Critical patent/JP6985242B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1602Programme controls characterised by the control system, structure, architecture
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1674Programme controls characterised by safety, monitoring, diagnostic
    • B25J9/1676Avoiding collision or forbidden zones
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J13/00Controls for manipulators
    • B25J13/08Controls for manipulators by means of sensing devices, e.g. viewing or touching devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1679Programme controls characterised by the tasks executed
    • B25J9/1684Tracking a line or surface by means of sensors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1694Programme controls characterised by use of sensors other than normal servo-feedback from position, speed or acceleration sensors, perception control, multi-sensor controlled systems, sensor fusion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1694Programme controls characterised by use of sensors other than normal servo-feedback from position, speed or acceleration sensors, perception control, multi-sensor controlled systems, sensor fusion
    • B25J9/1697Vision controlled systems

Description

本発明は、ロボットの監視システムおよびロボットシステムに関するものである。
ロボットと周辺の人との干渉を防止するために、ロボットの動作範囲の外側を全周にわたって安全柵によって取り囲み、安全柵の出入口に設けた扉に、扉の開閉を検出するセンサを配置することにより、動作範囲内への人の進入を防止することが一般に行われている。一方、人と協働して作業を行う協働ロボットの場合には、人が周囲に存在しない場合には高速に動作し、人が近接した場合には、動作速度を下げて、接触停止機能を有効にした安全モードに設定することにより、安全柵なしで運用することができる。
また、ロボットの上方に配置したカメラ、あるいは、ロボットの手首先端に取り付けられたレーザセンサによってロボットの周辺に位置する作業者を検出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2017−94409号公報
しかしながら、特許文献1のロボットの上方に配置したカメラは、ロボットの動作範囲全体を常時監視しているため、ロボットの動作状態に応じて、ロボットアームと人との距離が離れていても、カメラによる監視領域に人が進入した時点で、ロボットが停止または減速させられる。そのため、安全を確保しながら、人とロボットとが可能な限り近接して作業することができず、ロボットの稼働率を向上し難いという不都合がある。
また、ロボットの手首先端に取り付けられたレーザセンサによって作業者を検出する技術では、作業者を監視する監視領域を移動させることができるものの、手首の先端に取り付けるツールの姿勢に応じて監視領域が変動してしまうという不都合がある。すなわち、手首先端に取り付けたレーザセンサが向かっている方向とは逆方向にロボットを移動させる場合には、人とロボットとの近接状態を全く監視できないという不都合がある。
本発明は、人とロボットとが可能な限り近接して作業することを可能としつつ、ロボットの稼働率を向上することができるロボットの監視システムおよびロボットシステムを提供することを目的としている。
本発明の一態様は、被設置面に設置されるベースと、該ベースに対して移動可能に支持された可動部とを備えるロボットの監視システムであって、前記ロボットの周囲の物体の有無を監視するセンサと、前記ロボットの動作指令信号に基づいて前記センサの監視領域を制御する監視領域制御部とを備え、前記センサが、前記可動部の中心軸線を含む鉛直平面を挟んだ両側に前記監視領域を備えることにより、前記可動部の移動方向前方および移動方向後方を同時に監視し、前記監視領域制御部が、前記可動部の移動方向後方の前記監視領域を、前記可動部の移動方向前方の前記監視領域よりも小さくするロボットの監視システムである。
本態様によれば、センサの作動により、可動部の中心軸線を含む鉛直平面を挟んだ両側に監視領域が形成され、監視領域内に進入した物体がセンサにより検出される。センサの監視領域が、人との接触における危険源となる可動部の移動に追従して動くため、可動部が通過する可能性がある可動範囲全てをセンサが監視する場合と比較して、必要最小限の監視領域に絞ることができる。これにより、人は、監視領域に進入しない位置までロボットに近接することができ、進入してしまった場合にはロボットを停止または減速させることで、人とロボットとの干渉を回避することができる。
この場合において、被設置面に設置されたベースに対して可動部を移動させると、監視領域制御部が、ロボットの動作指令信号に基づいてセンサの監視領域を制御して、移動方向後方の監視領域を移動方向前方の監視領域よりも小さくする。これにより、人とロボットとが急速に近接する移動方向前方においては十分に広い監視領域を確保して、人とロボットとの干渉を回避し、人とロボットとが離れる移動方向後方においては、人とロボットとが可能な限り近接して作業することを可能として、ロボットの稼働率を向上することができる。
上記態様においては、前記センサが、前記可動部に取り付けられていてもよい。
この構成により、監視領域が可動部の動作とともに移動するので、監視領域制御部は、主として監視領域の大きさのみを制御すれば足り、制御を容易にすることができる。
また、上記態様においては、前記センサが、前記鉛直平面に対して一方向に前記監視領域を有する第1センサと、前記鉛直平面に対して他方向に前記監視領域を有する第2センサとを備えていてもよい。
この構成により、監視領域制御部が第1センサの監視領域および第2センサの監視領域を個別に制御すればよいので、制御を容易にすることができる。
また、本発明の他の態様は、被設置面に設置されるベースと、該ベースに対して移動可能に支持された可動部とを備えるロボットと、該ロボットを制御する制御装置と、前記ロボットの周囲の物体の有無を監視するセンサと、前記制御装置からの前記ロボットの動作指令信号に基づいて前記センサの監視領域を制御する監視領域制御部とを備え、前記センサが、前記可動部の中心軸線を含む鉛直平面を挟んだ両側に前記監視領域を備えることにより、前記可動部の移動方向前方および移動方向後方を同時に監視し、前記監視領域制御部が、前記可動部の移動方向後方の前記監視領域を、前記可動部の移動方向前方の前記監視領域よりも小さく制御し、前記制御装置が、前記センサによる前記物体の検出信号に基づいて、前記ロボットを停止または減速させる、または前記物体との接触を回避するように前記ロボットの動作を制御するロボットシステムである。
本態様によれば、センサの作動により、可動部の中心軸線を含む鉛直平面を挟んだ両側に監視領域が形成され、監視領域内に進入した物体がセンサにより検出される。これにより、人は、監視領域に進入しない位置までロボットに近接することができ、進入してしまった場合には、センサによる物体の検出信号に基づいて、制御装置がロボットを停止または減速させる、またはロボットと物体との接触を回避するようにロボットの動作を制御することで、人とロボットとの干渉を回避することができる。
この場合において、被設置面に設置されたベースに対して可動部を移動させると、監視領域制御部が、ロボットの動作指令信号に基づいてセンサの監視領域を制御して、移動方向後方の監視領域を移動方向前方の監視領域よりも小さくする。これにより、人とロボットとが急速に近接する移動方向前方においては十分に広い監視領域を確保して、人とロボットとの干渉を回避し、人とロボットとの離れる移動方向後方においては、人とロボットとが可能な限り近接して作業することを可能として、ロボットの稼働率を向上することができる。
上記態様においては、前記センサが、前記可動部に取り付けられていてもよい。
また、上記態様においては、前記可動部が、先端に手首ユニットを長手軸回りに回転可能に支持するアームを備え、前記センサが、前記アームに固定されていてもよい。
この構成により、センサは、長手軸回りに回転しないアームに取り付けられているので、手首の姿勢に関わらず、可動部の中心軸線を含む鉛直平面を挟んだ両側を監視し続けることができる。
また、上記態様においては、前記可動部が、先端に手首ユニットを長手軸回りに回転可能に支持するアームを備え、前記手首ユニットが、前記アームに対して前記長手軸回りに回転可能に支持された第1手首要素を備え、前記センサが、前記第1手首要素に、前記長手軸回りの周方向に間隔をあけて複数固定され、前記監視領域制御部が、前記第1手首要素の前記長手軸回りの回転角度に応じて、前記センサを切り替えてもよい。
この構成により、センサは、アームに対して長手軸回りに回転する第1手首要素に取り付けられているので、第1手首要素を長手軸回りに回転させると、センサの監視領域も長手軸回りに回転する。この場合には、監視領域制御部が、第1手首要素の長手軸回りの回転角度に応じてセンサを切り替えるので、可動部の中心軸線を含む鉛直平面を挟んだ両側に、常に適正な大きさの監視領域を配置することができる。
また、上記態様においては、前記監視領域が、前記可動部に近接する停止エリアと、該停止エリアよりも前記可動部から離れた位置に配置される減速エリアとを備え、前記センサが前記減速エリアにおいて前記物体を検出したときに、前記制御装置が、前記ロボットを減速させ、前記センサが前記停止エリアにおいて前記物体を検出したときに、前記制御装置が、前記ロボットを停止させてもよい。
この構成により、物体が監視領域に進入したときに、ロボットが即座に停止してしまうことを防止して、ロボットの稼働率を向上することができる。
本発明によれば、人とロボットとが可能な限り近接して作業することを可能としつつ、ロボットの稼働率を向上することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るロボットシステムおよびロボットの監視システムを示す全体構成図である。 図1のロボットの監視システムにおけるセンサのロボットへの設置位置と監視領域を説明する模式図である。 図1のロボットの監視システムにおけるロボットの第1軸が静止している状態のセンサの監視領域を示す平面図である。 図1のロボットの監視システムにおけるロボットの第1軸が一方向に動作している状態のセンサの監視領域を示す平面図である。 図2の監視領域の変形例を示す模式図である。 図1のロボットの監視システムにおけるセンサの取り付け位置の変形例を示す側面図である。 図1のロボットの監視システムにおけるセンサの取り付け位置の変形例を示す側面図である。 図6または図7におけるセンサの監視領域の一例を示す平面図である。 図1のロボットの監視システムにおけるロボットの変形例を示す側面図である。 図9のロボットの第1手首要素に取り付けたセンサとその監視領域の一例を示す模式図である。 図10のロボットの第1手首要素を一方向に45°回転させたときの監視領域の一例を示す模式図である。 図11のロボットの第1手首要素を一方向にさらに45°回転させたときの監視領域の一例を示す模式図である。
本発明の一実施形態に係るロボット2の監視システム4およびロボットシステム1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係るロボットシステム1は、図1に示されるように、ロボット2と、ロボット2を制御する制御装置3と、ロボット2の監視システム4とを備えている。
ロボット2は、例えば、垂直多関節型ロボットである。ロボット2の種類は限定されるものではなく、他の任意の形式のロボットを採用してもよい。
ロボット2は、床面(被設置面)Fに設置されたベース21と、鉛直な第1軸線A回りにベース21に対して回転可能に支持された旋回胴22と、水平な第2軸線B回りに旋回胴22に対して回転可能に支持された第1アーム(可動部)23と、水平な第3軸線C回りに第1アーム23に対して回転可能に支持された長手軸Dを有する第2アーム(可動部、アーム)24と、該第2アーム24の先端に支持された手首ユニット25とを備えている。
ロボット2は、各軸を駆動するモータ(図示略)と、各軸の回転角度を検出するエンコーダ(図示略)とを備えている。
制御装置3は、予め教示された動作プログラムに従ってロボット2の各モータを駆動し、エンコーダにより検出された回転角度を用いて、ロボット2の各軸の角度および速度等を制御する。
ロボット2の監視システム4は、第2アーム24に取り付けられたセンサ41と、センサ41を制御するセンサ制御部(監視領域制御部)42とを備えている。
センサ41は、例えば、平面に沿ってレーザ光を走査するレーザセンサであって、センサ41を中心として放射状に広がる監視領域AFを備え、レーザ光を遮る位置に配置された物体までの距離を計測することにより、物体が監視領域AFに進入しているか否かを検出して、検出信号を制御装置3に出力する。
センサ41は、図2に示されるように、第2アーム24の下部に、第2アーム24の長手軸Dを含む鉛直平面を挟んで両側に1つずつ配置されている。各センサ(第1センサおよび第2センサ)41a,41bは、図3に示されるように、鉛直平面近傍から鉛直平面に直交する平面に沿って半円状に広がる監視領域AFを備えている。
各センサ41a,41bの監視領域AFは、センサ41a,41bからの距離が近い位置に配置される停止エリアAF1と、距離が遠い位置に配置される減速エリアAF2とを備えている。
センサ制御部42は、制御装置3とセンサ41とに接続されている。センサ制御部42は、制御装置3から出力されたロボット2の駆動指令信号、特に、ロボット2の第1軸の移動方向を示す駆動指令信号を受信して、センサ41の監視領域AFを制御する。
具体的には、ロボット2の第1軸が回転していない状態では、図3に示されるように、2つのセンサ41a,41bの監視領域AFは均等であるが、ロボット2の第1軸が一方向に移動しているときには、図4に示されるように、移動方向前方に配置されるセンサ41aの監視領域AFよりも移動方向後方に配置されるセンサ41bの監視領域AFを小さくする。
制御装置3は、センサ41からの検出信号が入力されてきたときには、その検出信号の種類に応じて、ロボット2を制御する。すなわち、センサ41から、減速エリアAF2に物体が進入したことを検出する検出信号が入力されてきたときには、各軸の動作を減速させる、または、ロボット2と検出した物体との接触を回避するようにロボット2を制御する。また、センサ41から、停止エリアAF1に物体が進入したことを検出する検出信号が入力されてきたときには、各軸の動作を停止させるようロボット2を制御する。
このように構成された本実施形態に係るロボット2の監視システム4およびロボットシステム1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係るロボット2の監視システム4およびロボットシステム1によれば、ロボット2の第2アーム24に取り付けられたセンサ41により、第2アーム24の周囲に左右に延びる平面に沿って広がる監視領域AFが形成されるので、監視領域AF内に物体が進入したことが検出されたときには、制御装置3がロボット2を停止または減速させることができる。これにより物体とロボット2との干渉を回避することができる。
この場合において、ベース21に対して可動部である第1アーム23および第2アーム24を移動させると、第2アーム24に取り付けられたセンサ41も第2アーム24とともに移動し、センサ制御部42が、ロボット2の動作指令信号に基づいてセンサ41の監視領域AFを制御して、移動方向後方の監視領域AFを移動方向前方の監視領域AFよりも小さくする。この場合、移動方向後方の監視領域AFが0、すなわち、移動方向後方の監視領域AFが存在しない場合も含む。
これにより、物体とロボット2とが急速に近接する移動方向前方においては十分に広い監視領域AFを確保して、物体とロボット2との干渉を回避することができる。一方、物体とロボット2とが離れる移動方向後方においては、物体とロボット2とが可能な限り近接することを可能として、ロボット2の無用な減速および停止を防止し、稼働率を向上することができるという利点がある。
また、本実施形態によれば、センサ41が、物体との干渉の可能性が最も高い第2アーム24に取り付けられているので、第2アーム24の配置されている各位置において、第2アーム24の周囲に確実に監視領域AFを配置することができる。したがって、センサ制御部42は、各センサ41a,41bの監視領域AFの大きさを主として制御すれば足り、監視領域AFの位置を制御する必要がないので、制御を容易にすることができるという利点がある。
なお、本実施形態においては、レーザ光を平面に沿って走査する走査型のセンサ41a,41bを例示したが、図5に示されるように、レーザ光を3次元的に走査して、立体的な監視領域を有していてもよいし、レーザセンサに代えて、3次元的に距離を検出可能な距離センサあるいはビジョンセンサ等を採用してもよい。
また、センサ制御部42による各センサ41a,41bの監視領域AFの制御は、移動方向前方か、移動方向後方かによって大小2種類の監視領域AFを切り替えてもよい。また、センサ制御部42が、ロボット2の第1軸の移動方向を示す駆動指令信号に応じて各センサ41a,41bの監視領域AFを制御することとしたが、第1軸の移動速度に応じて、段階的に、あるいは、連続的に、監視領域AFの大きさ、例えば、半径を制御することにしてもよい。すなわち、移動速度が大きいほど、移動方向前方の監視領域AFを大きく、かつまたは、移動方向後方の監視領域AFを小さくすることにしてもよい。
また、第2アーム24の長手軸Dを含む鉛直平面を挟んで両側に配置される監視領域AFを別々のセンサ41a,41bによって形成することとしたが、これに代えて、単一のセンサによって鉛直平面の両側の監視領域AFを形成することにしてもよい。
また、センサ41を第2アーム24に取り付けることとしたが、これに代えて、図6に示されるように第1アーム23に取り付けてもよいし、図7に示されるように旋回胴22に取り付けてもよい。この場合に、図8に示されるように、移動方向前方と移動方向後方の監視範囲は角度範囲を変更することにより大きさを異ならせればよい。
また、センサ41は、ベース21あるいはロボット2の上方に固定して配置されていてもよい。この場合には、ロボット2の動作によって監視領域AFが自動的に移動しないので、ロボット2の動作に合わせて、監視領域AFの大きさのみならず位置についても制御すればよい。
また、本実施形態においては、図9に示されるように、手首ユニット25が、第2アーム24に対して長手軸D回りに回転可能な筒状の第1手首要素26を備え、センサ41が第1手首要素26に取り付けられていてもよい。
この場合には、第1手首要素26の回転とともにセンサ41の監視領域AFも回転するので、図10に示されるように、第1手首要素26に長手軸回りの周方向に間隔をあけて複数、例えば、4個のセンサ41a,41b,41c,41dを配置することが好ましい。
そして、センサ制御部42が、各センサ41a,41b,41c,41dの監視領域AFの大きさを制御することに加えて、第1手首要素26の回転角度に応じて使用するセンサ41a,41b,41c,41dを切り替えることにしてもよい。
すなわち、図10に示されるように、第1手首要素26が原点位置に配置されている状態では、第1手首要素26を挟んで水平方向の両側に配置されている2つのセンサ41a,41cを作動させ、図11に示されるように、第1手首要素26が長手軸回りに一方向に45°だけ回転した時点で、斜め下方に監視領域AFを配置する2つのセンサ41b,41cを作動させる。図12に示されるように、第1手首要素26がさらに45°回転した時点で、第1手首要素26を挟んで水平方向の両側に配置されている2つのセンサ41a,41cを作動させる。
このように、第1手首要素26の回転に伴って各センサ41a,41b,41c,41dの位置が変化するので、その都度、長手軸Dを含む鉛直平面に対して移動方向前方に配置されているセンサ41a,41b,41c,41dであるのか、移動方向後方に配置されているセンサ41a,41b,41c,41dであるのかによって、センサ制御部42が作動しているセンサ41を制御して、移動方向後方に配置されているセンサ41の監視領域AFを移動方向前方に配置されているセンサ41の監視領域Fよりも小さくする。
1 ロボットシステム
2 ロボット
3 制御装置
4 監視システム
21 ベース
23 第1アーム(可動部)
24 第2アーム(可動部、アーム)
25 手首ユニット
26 第1手首要素
41 センサ
42 センサ制御部(監視領域制御部)
41a 第1センサ
41b 第2センサ
AF 監視領域
AF1 停止エリア
AF2 減速エリア
D 長手軸
F 床面(被設置面)

Claims (8)

  1. 被設置面に設置されるベースと、該ベースに対して移動可能に支持された可動部とを備えるロボットの監視システムであって、
    前記ロボットの周囲の物体の有無を監視するセンサと、
    前記ロボットの動作指令信号に基づいて前記センサの監視領域を制御する監視領域制御部とを備え、
    前記センサが、前記可動部の中心軸線を含む鉛直平面を挟んだ両側に前記監視領域を備えることにより、前記可動部の移動方向前方および移動方向後方を同時に監視し
    前記監視領域制御部が、前記可動部の移動方向後方の前記監視領域を、前記可動部の移動方向前方の前記監視領域よりも小さくするロボットの監視システム。
  2. 前記センサが、前記可動部に取り付けられている請求項1に記載のロボットの監視システム。
  3. 前記センサが、前記鉛直平面に対して一方向に前記監視領域を有する第1センサと、前記鉛直平面に対して他方向に前記監視領域を有する第2センサとを備える請求項2に記載のロボットの監視システム。
  4. 被設置面に設置されるベースと、該ベースに対して移動可能に支持された可動部とを備えるロボットと、
    該ロボットを制御する制御装置と、
    前記ロボットの周囲の物体の有無を監視するセンサと、
    前記制御装置からの前記ロボットの動作指令信号に基づいて前記センサの監視領域を制御する監視領域制御部とを備え、
    前記センサが、前記可動部の中心軸線を含む鉛直平面を挟んだ両側に前記監視領域を備えることにより、前記可動部の移動方向前方および移動方向後方を同時に監視し
    前記監視領域制御部が、前記可動部の移動方向後方の前記監視領域を、前記可動部の移動方向前方の前記監視領域よりも小さく制御し、
    前記制御装置が、前記センサによる前記物体の検出信号に基づいて、前記ロボットを停止または減速させる、または前記物体との接触を回避するように前記ロボットの動作を制御するロボットシステム。
  5. 前記センサが、前記可動部に取り付けられている請求項4に記載のロボットシステム。
  6. 前記可動部が、先端に手首ユニットを長手軸回りに回転可能に支持するアームを備え、
    前記センサが、前記アームに固定されている請求項5に記載のロボットシステム。
  7. 前記可動部が、先端に手首ユニットを長手軸回りに回転可能に支持するアームを備え、
    前記手首ユニットが、前記アームに対して前記長手軸回りに回転可能に支持された第1手首要素を備え、
    前記センサが、前記第1手首要素に、前記長手軸回りの周方向に間隔をあけて複数固定され、
    前記監視領域制御部が、前記第1手首要素の前記長手軸回りの回転角度に応じて、前記センサを切り替える請求項5に記載のロボットシステム。
  8. 前記監視領域が、前記可動部に近接する停止エリアと、該停止エリアよりも前記可動部から離れた位置に配置される減速エリアとを備え、
    前記センサが前記減速エリアにおいて前記物体を検出したときに、前記制御装置が、前記ロボットを減速させ、
    前記センサが前記停止エリアにおいて前記物体を検出したときに、前記制御装置が、前記ロボットを停止させる請求項5から請求項7のいずれかに記載のロボットシステム。
JP2018224753A 2018-11-30 2018-11-30 ロボットの監視システムおよびロボットシステム Active JP6985242B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018224753A JP6985242B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 ロボットの監視システムおよびロボットシステム
US16/689,391 US11325259B2 (en) 2018-11-30 2019-11-20 Monitor system for robot and robot system
DE102019131774.6A DE102019131774A1 (de) 2018-11-30 2019-11-25 Überwachungssystem für Roboter und Robotersystem
CN201911164378.4A CN111251291A (zh) 2018-11-30 2019-11-25 机器人的监控系统以及机器人系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018224753A JP6985242B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 ロボットの監視システムおよびロボットシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020082318A JP2020082318A (ja) 2020-06-04
JP6985242B2 true JP6985242B2 (ja) 2021-12-22

Family

ID=70681392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018224753A Active JP6985242B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 ロボットの監視システムおよびロボットシステム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11325259B2 (ja)
JP (1) JP6985242B2 (ja)
CN (1) CN111251291A (ja)
DE (1) DE102019131774A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7311343B2 (ja) 2019-07-19 2023-07-19 ファナック株式会社 ロボット
JP7396098B2 (ja) 2020-02-18 2023-12-12 マツダ株式会社 作業エリア監視装置
CN114074317A (zh) * 2020-08-10 2022-02-22 库卡机器人(广东)有限公司 多轴机器人
TWI762006B (zh) * 2020-10-27 2022-04-21 達明機器人股份有限公司 機器人安全狀態之控制系統及方法

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58171290A (ja) * 1982-03-31 1983-10-07 三菱電機株式会社 ロボツトの安全装置
JP2000202790A (ja) 1999-01-14 2000-07-25 Sharp Corp ロボット装置
JP3446650B2 (ja) * 1999-03-16 2003-09-16 株式会社デンソー 移動ロボットの安全装置
DE102004041821A1 (de) * 2004-08-27 2006-03-16 Abb Research Ltd. Vorrichtung und Verfahren zur Sicherung eines maschinell gesteuerten Handhabungsgerätes
JP4564447B2 (ja) * 2004-12-14 2010-10-20 本田技研工業株式会社 自律移動ロボット
JP4764070B2 (ja) * 2005-05-24 2011-08-31 本田技研工業株式会社 作業ステーションの安全システム
JP5271499B2 (ja) * 2007-03-01 2013-08-21 株式会社安川電機 ロボットシステム
US20110301757A1 (en) * 2008-02-21 2011-12-08 Harvest Automation, Inc. Adaptable container handling robot with boundary sensing subsystem
JP5370127B2 (ja) 2009-12-18 2013-12-18 株式会社デンソーウェーブ ロボットの干渉回避装置
JP5212754B2 (ja) 2011-05-25 2013-06-19 トヨタ自動車東日本株式会社 作業支援システム
CH706473A1 (de) * 2012-05-04 2013-11-15 Erowa Ag Überwachugungseinrichtung zur Überwachung von Positionen eines Roboters sowie Fertigungsanlage mit einer Überwachungseinrichtung.
JP5668770B2 (ja) * 2013-03-15 2015-02-12 株式会社安川電機 ロボットシステム、及び、ロボットシステムの制御方法
CN104416581A (zh) 2013-08-27 2015-03-18 富泰华工业(深圳)有限公司 具有报警功能的机械手
DE102014226691A1 (de) * 2014-12-19 2016-06-23 Carl Zeiss Industrielle Messtechnik Gmbh Verfahren zur Überwachung eines Koordinatenmessgeräts
EP3048502B1 (en) * 2015-01-20 2020-12-23 LG Electronics Inc. Robot cleaner and method for controlling robot cleaner
JP2016151897A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 株式会社安川電機 移動体制御装置および移動体制御方法
JP6601155B2 (ja) * 2015-10-28 2019-11-06 株式会社デンソーウェーブ ロボット制御システム
JP2017094409A (ja) 2015-11-18 2017-06-01 株式会社日本自動車部品総合研究所 動作予告装置
US11192251B2 (en) * 2015-11-26 2021-12-07 Institut De Recherche Technologique Jules Verne Method and device for controlling a robot during co-activity
JP2017205819A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 セイコーエプソン株式会社 ロボット、制御装置、及びロボットシステム
WO2018064817A1 (zh) * 2016-10-08 2018-04-12 浙江国自机器人技术有限公司 一种移动机器人动态检测安全防护方法
CN109803798B (zh) * 2016-10-31 2022-06-24 生活机器人学股份有限公司 机械臂机构
WO2018131237A1 (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 三菱電機株式会社 協働ロボットシステム、及びその制御方法
JP2018126818A (ja) 2017-02-07 2018-08-16 トヨタ自動車株式会社 ロボット制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20200171662A1 (en) 2020-06-04
CN111251291A (zh) 2020-06-09
US11325259B2 (en) 2022-05-10
DE102019131774A1 (de) 2020-06-04
JP2020082318A (ja) 2020-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6985242B2 (ja) ロボットの監視システムおよびロボットシステム
JP4648486B2 (ja) 人間とロボットとの協調動作領域を有する生産システム
CN111448354B (zh) 工程机械用的提醒注意装置
JP4740594B2 (ja) 安全装置
JP6601155B2 (ja) ロボット制御システム
JP5377837B2 (ja) 光電センサ
KR101788689B1 (ko) 건설기계의 안전경고장치
JP5370127B2 (ja) ロボットの干渉回避装置
US20190022811A1 (en) Machining apparatus
JP7014692B2 (ja) 組み合わされた作業プラットフォーム/システム
JP6258626B2 (ja) 自律移動装置およびその制御方法
JP3419313B2 (ja) 生産システム
US20180126682A1 (en) Deformation Device and Method for Operating a Deformation Device
JP2019038065A (ja) ロボット制御装置、ロボットシステム、ロボット制御方法、および、ロボット制御プログラム
KR20160022020A (ko) 중장비 접근감시 및 작동정지 제어시스템
JP2018126818A (ja) ロボット制御装置
JP6845206B2 (ja) 建設機械の減速制御システム
JP6824126B2 (ja) 建設機械の後進時衝突防止装置
JPH09158258A (ja) 建設機械の監視装置
JP2019031823A5 (ja)
JP5378479B2 (ja) 光電センサ及びその設定方法
KR20050006702A (ko) 로봇의 작업자 감지 안전 시스템
JP5199559B2 (ja) エレベータ出入口の安全装置
JP2021126770A5 (ja)
JP3192964B2 (ja) 自立走行式掃除ロボットの障害物検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200410

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6985242

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150