JP6488414B2 - 触覚センサ - Google Patents

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    • G01L9/0041Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms
    • G01L9/0072Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in capacitance

Description

本発明の実施形態はセンサ、具体的には触覚センサに関する。
触覚検出技術は、接触方式によって対象物体や周辺環境に対する物理的特性を検出して提供する技術である。
本発明の目的は、垂直抗力とせん断力を同時に測定可能な高感度の柔軟な触覚センサを提供することにある。
本発明の一実施形態によると、複数の第1電極が備えられる第1基板と、前記複数の第1電極それぞれに対応する複数の第2電極が備えられる第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に提供される誘電体と、を含み、前記複数の第1電極のいずれか1つの電極に対して、これに対応する第2電極は一方向に離れて配置され、前記複数の第1電極のいずれか1つの電極に隣接する他の第1電極に対して、これに対応する第2電極は他方向に離れて配置されることを特徴とする触覚センサが提供される。
本発明の別の一実施形態によると、複数の第1電極が備えられる第1基板と、前記複数の第1電極それぞれに対応する複数の第2電極が備えられる第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に提供される誘電体と、を含み、前記対応するそれぞれの第1電極及び第2電極は互いに一部のみがオーバラップされるようにずれて配置し、前記第1基板に第1方向にせん断力を加えると、前記複数の第1電極のうち少なくとも一部の第1電極及びこれに対応する前記第2電極間の電気容量は増加または減少し、前記第1基板に第1方向と反対方向にせん断力を加えると、前記少なくとも一部の第1電極及びこれに対応する前記第2電極間の電気容量は前記第1基板に第1方向にせん断力を加えたときと反対に変わることを特徴とする触覚センサが提供される。
本発明の更に別の一実施形態によると、4個の第1電極を含む第1基板と、前記4個の第1電極の一部とそれぞれオーバラップされる4個の第2電極を含む第2基板と、を含み、前記4個の第1電極で第2電極とオーバラップされる4個の部分のそれぞれの位置は、対応するそれぞれの第1電極の中心を基準として互いに異なる方向に配置することを特徴とするセンサが提供される。
本発明の更に別の一実施形態によると、4個の第1電極を含む第1基板と、前記4個の第1電極と一部のみが重なり、前記第1電極よりもっと広がるように配置された4個の第2電極を含み、前記第1基板から離隔された第2基板を含むことを特徴とするセンサが提供される。
本発明の更に別の一実施形態によると、複数の第1電極を含む上部基板と、複数の第2電極を含む下部基板と、前記上部基板と下部基板との間に配置される誘電体と、を含み、前記複数の第1電極及び第2電極は、第1電極と、前記第1電極から予め設定された第1設定量だけオーバラップされるように配置する第2電極を含む第1グループと、第1電極と、前記第1電極から予め設定された第2設定量だけオーバラップされるように配置する第2電極を含む第2グループと、を含むことを特徴とする触覚センサが提供される。
本発明の更に別の一実施形態によると、複数の第1電極を含む上部基板と、複数の第2電極を含む下部基板と、前記上部基板と下部基板との間に配置される誘電体を含み、前記複数の第1電極及び第2電極は、第1電極と、前記第1電極と予め設定された第1設定量だけオーバラップされるように配置する第2電極を含む第1グループと、第2電極と、前記第2電極と予め設定された第2設定量だけオーバラップされるように配置する第2電極を含む第2グループと、を含むことを特徴とする触覚センサが提供される。
本発明によると、垂直抗力とせん断力を同時かつ正確に測定することができる。一方、従来の触覚センサの構造の場合、3軸に測定するためにほとんどの場合、上板にバンプ(bump)を設計して力を測定する構造を提示した。しかし、この場合、正確な水平力を測定することができないという問題があったが、本発明によると、平面上に物体が接触したときに生じる水平力を測定することができるため、正確な水平力測定を可能にする。
一実施形態に係る触覚センサの分解斜視図である。 一実施形態に係る触覚センサの平面図である。 一実施形態に係る触覚センサの断面図である。 他の実施形態に係る触覚センサの断面である。 更なる実施形態に係る触覚センサの断面である。 一実施形態に係る触覚センサにx軸方向にせん断力を加えた場合の電気容量の変化を示す図である。 一実施形態に係る触覚センサに−x軸方向にせん断力を加えた場合の電気容量の変化を示す図である。 一実施形態に係る触覚センサにy軸方向にせん断力を加えた場合の電気容量の変化を示す図である。 一実施形態に係る触覚センサに−y軸方向にせん断力を加えた場合の電気容量の変化を示す図である。 一実施形態に係る触覚センサにz軸方向に垂直力を加えた場合の電気容量の変化を示す図である。 更なる実施形態に係る触覚センサの平面図である。 更なる実施形態に係る触覚センサにx軸方向にせん断力を加えた場合の電気容量の変化を示す図である。 更なる実施形態に係る触覚センサに−x軸方向にせん断力を加えた場合の電気容量の変化を示す図である。 更なる実施形態に係る触覚センサにy軸方向にせん断力を加えた場合の電気容量の変化を示す図である。 一実施形態に係る触覚センサに−y軸方向にせん断力を加えた場合の電気容量の変化を示す図である。
<発明の概要>
本発明の一実施形態によると、複数の第1電極が備えられる第1基板と、前記複数の第1電極それぞれに対応する複数の第2電極が備えられる第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に提供される誘電体と、を含み、前記複数の第1電極のいずれか1つの電極に対して、これに対応する第2電極は一方向に離れて配置され、前記複数の第1電極のいずれか1つの電極に隣接する他の第1電極に対して、これに対応する第2電極は他方向に離れて配置されることを特徴とする触覚センサが提供される。
前記複数の第1電極のいずれか1つの電極及びこれに対応する第2電極は、隣接する他の第1電極及びこれに対応する第2電極と線対称に配置されても良い。
前記第1基板及び前記第2基板を上側から眺めるとき、前記対応する第1電極及び第2電極は互いに一部のみが重なるように配置されても良い。
前記第1基板に第1方向にせん断力を加えると、前記複数の第1電極のうち少なくとも一部の第1電極及びこれに対応する前記第2電極間の電気容量は変化し、前記第1基板に第1方向と反対方向にせん断力を加えると、前記少なくとも一部の第1電極及びこれに対応する前記第2電極間の電気容量は反対に変化しても良い。
前記第1基板に第1方向にせん断力を加えると、前記一部の第1電極ではない他の第1電極のうち少なくとも一部及びこれに対応する前記第2電極間の電気容量は変化し、前記第1基板に第1方向と反対方向にせん断力を加えると、前記一部の第1電極ではない他の第1電極のうち少なくとも一部及びこれに対応する前記第2電極間の電気容量は反対に変化しても良い。
本発明の別の一実施形態によると、複数の第1電極が備えられる第1基板と、前記複数の第1電極それぞれに対応する複数の第2電極が備えられる第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に提供される誘電体と、を含み、前記対応するそれぞれの第1電極及び第2電極は互いに一部のみがオーバラップされるようにずれて配置し、前記第1基板に第1方向にせん断力を加えると、前記複数の第1電極のうち少なくとも一部の第1電極及びこれに対応する前記第2電極間の電気容量は増加または減少し、前記第1基板に第1方向と反対方向にせん断力を加えると、前記少なくとも一部の第1電極及びこれに対応する前記第2電極間の電気容量は前記第1基板に第1方向にせん断力を加えたときと反対に変わることを特徴とする触覚センサが提供される。
前記第1基板に第1方向にせん断力を加えると、前記一部の第1電極ではない他の第1電極のうち少なくとも一部及びこれに対応する前記第2電極間の電気容量は減少または増加し、前記第1基板に第1方向と反対方向にせん断力を加えると、前記一部の第1電極ではない他の第1電極のうち少なくとも一部及びこれに対応する前記第2電極間の電気容量はこれとは反対に変わっても良い。
前記複数の第1電極のうち少なくとも4個の電極及び前記複数の第1電極とそれぞれ対応する前記第2電極のうち少なくとも4個が1つの単位セットを構成し、前記単位セットに含まれる前記複数の第1電極及び第2電極は予め設定された間隔だけ離れて配置し、前記単位セットに含まれる複数の第1電極が前記単位セットに含まれる複数の第2電極よりもっと広がるように配置し、前記単位セットに含まれる複数の第1電極の内側と前記単位セットに含まれる複数の第2電極の外側が互いに重なっても良い。
前記1つの単位セットは4個の第1電極及びこれに対応する4個の第2電極を含み、前記4個の第1電極及び第2電極はそれぞれ仮想の四角形の頂点を形成するように配置し、前記それぞれの第1電極は、前記それぞれの第2電極より仮想の四角形の中心からの距離が大きく配置されても良い。
前記第1基板または前記第2基板に垂直力を加えると、前記複数の第1電極のうち少なくとも一部及びこれに対応する第2電極間の電気容量は増加しても良い。
前記誘電体は、伸長または圧縮可能であっても良い。前記誘電体で前記複数の第1電極または第2電極と重ならない部分は中空で形成されても良い。
本発明の更に別の一実施形態によると、4個の第1電極を含む第1基板と、前記4個の第1電極の一部とそれぞれオーバラップされる4個の第2電極を含む第2基板と、を含み、前記4個の第1電極で第2電極とオーバラップされる4個の部分のそれぞれの位置は、対応するそれぞれの第1電極の中心を基準として互いに異なる方向に配置することを特徴とするセンサが提供される。
前記4個の第1電極及び第2電極は予め設定された間隔が離れて配置し、前記4個の第1電極が前記4個の第2電極よりもっと広がるように配置し、前記4個の第1電極の内側と前記4個の第2電極の外側が互いに重なっても良い。
本発明の更に別の一実施形態によると、4個の第1電極を含む第1基板と、前記4個の第1電極と一部のみが重なり、前記第1電極よりもっと広がるように配置された4個の第2電極を含み、前記第1基板から離隔された第2基板を含むことを特徴とするセンサが提供される。
前記4個の第1電極のいずれかの電極に対して、これと一部のみが重なる第2電極は一方向に離れて配置され、前記4個の第1電極のいずれか1つの電極に隣接する他の第1電極に対して、これと一部のみが重なる第2電極は他方向に離れて配置されても良い。
前記4個の第1電極のいずれか1つの電極及びこれと一部のみが重なる第2電極は、隣接する他の第1電極及びこれと一部のみが重なる第2電極と線対称に配置されても良い。
前記第1基板に第1方向にせん断力を加えると、前記4個の第1電極のうち少なくとも一部の第1電極、及びこれと一部のみが重なる前記第2電極間の電気容量は変化し、前記第1基板に第1方向と反対方向にせん断力を加えると、これとは反対に前記少なくとも一部の第1電極、及びこれと一部のみが重なる前記第2電極間の電気容量は変化しても良い。
前記第1基板に第1方向にせん断力を加えると、前記一部の第1電極ではない他の第1電極のうち少なくとも一部、及びこれと一部のみが重なる前記第2電極間の電気容量は変化し、前記第1基板に第1方向と反対方向にせん断力を加えると、これとは反対に前記一部の第1電極ではない他の第1電極のうち少なくとも一部、及びこれと一部のみが重なる前記第2電極間の電気容量は変化しても良い。
前記第1基板に力を加えると、前記第1基板は前記第2基板に対して水平及び垂直方向に移動し、前記第1電極及び前記第2電極が重なる面積の変化を用いて前記第1基板に作用するせん断力の大きさ及び方向を測定し、前記第1電極と前記第2電極との間の距離の変化を用いて前記第1基板に作用する垂直力の大きさを測定しても良い。
前記4個の第2電極の外側と前記4個の第1電極の内側が互いに重なっても良い。前記4個の第1電極及び第2電極は、それぞれ仮想の四角形の頂点を形成するように配置し、前記それぞれの第1電極は、前記それぞれの第2電極より仮想の四角形の中心からの距離が大きく配置されても良い。
前記第1基板または前記第2基板に垂直力を加えると、前記4個の第1電極のうち少なくとも一部及びこれに対応する第2電極間の電気容量は増加しても良い。
前記第1基板と前記第2基板との間には誘電体が提供され、前記誘電体は伸長または圧縮可能であっても良い。
前記誘電体は、シリコンまたはポリマーを含む合成物質であっても良い。前記誘電体で前記4個の第1電極または第2電極と重ならない部分は中空で形成されても良い。前記誘電体には、空気が流れることのできる空気流路が陥没して形成されても良い。
前記第1電極及び第2電極はグラフェン材質であっても良い。
本発明の更に別の一実施形態によると、複数の第1電極を含む上部基板と、複数の第2電極を含む下部基板と、前記上部基板と下部基板との間に配置される誘電体と、を含み、前記複数の第1電極及び第2電極は、第1電極と、前記第1電極から予め設定された第1設定量だけオーバラップされるように配置する第2電極を含む第1グループと、第1電極と、前記第1電極から予め設定された第2設定量だけオーバラップされるように配置する第2電極を含む第2グループと、を含むことを特徴とする触覚センサが提供される。
本発明の更に別の一実施形態によると、複数の第1電極を含む上部基板と、複数の第2電極を含む下部基板と、前記上部基板と下部基板との間に配置される誘電体を含み、前記複数の第1電極及び第2電極は、第1電極と、前記第1電極と予め設定された第1設定量だけオーバラップされるように配置する第2電極を含む第1グループと、第2電極と、前記第2電極と予め設定された第2設定量だけオーバラップされるように配置する第2電極を含む第2グループと、を含むことを特徴とする触覚センサが提供される。
<発明の詳細>
以下、実施形態を添付する図面を参照しながら詳細に説明する。しかし、本発明が一実施形態によって制限されたり限定されることはない。また、各図面に提示された同一の参照符号は同一の部材を示す。
図1は一実施形態に係る触覚センサの分解斜視図であり、図2は一実施形態に係る触覚センサの平面図であり、図3は一実施形態に係る触覚センサの断面図である。
図1〜図3を参照すると、一実施形態に係るタッチセンサ又は触覚センサ100には上部基板110、下部基板120、上部基板110に備えられる第1電極130、下部基板120に備えられる第2電極140、上部基板110と下部基板120との間に提供される誘電体150を備える。
上部基板110は触覚センサ100の上面を形成する部分であり、平たい板状で形成されてもよい。下部基板120は触覚センサ100の底面を形成する部分であり、上部基板110と同様に平たい板状に形成されてもよい。上部基板110及び下部基板120は優れた電気的特性のポリイミド材質で形成されるが、これに限定されることはない。上部基板110及び下部基板120には配線が実装されてもよく、かかる配線は、外部電源(図示せず)と接続して第1電極130及び第2電極140に電気を供給する。
第1電極130は上部基板110に複数付着してもよく、第2電極140は下部基板120に複数付着してもよい。図1には第1電極130及び第2電極140の形状を平たい四角形の板状に示したが、第1電極130及び第2電極140の形状は四角形に限定されることなく、他の形状の平たい板状に形成されてもよい。第1電極130及び第2電極140の材質は公知の電極材質を用いてもよく、一例として、第1電極130及び第2電極140はグラフェン(graphene)材質で形成されてもよい。複数の第1電極130は、それぞれの電極が互いに予め設定された間隔に離れて上部基板110に結合し、複数の第2電極140は、それぞれの電極が互いに予め設定された間隔に離れて下部基板120に結合してもよい。第1電極130及び第2電極140に外部電源が接続されると、第1電極130及び第2電極140には互いに反対極性の電気が印加される。一例として、第1電極130に(+)電気が印加されると、第2電極140には(−)電気が印加され、第1電極130に(−)電気が印加されると、第2電極140には(+)電気が印加される。
複数の第1電極130それぞれは、複数の第2電極140に対応してもよい。言い換えれば、複数の第1電極130それぞれは複数の第2電極140と一対一にマッチングされてもよい。すなわち、それぞれの第1電極130に対してマッチングされたり対応する第2電極140が存在してもよい。ここで、第1電極130に対応する第2電極140は、上部基板110が下部基板120の上を覆う場合、第1電極130と少なくとも一部分が向かい合って配置される。言い換えれば、第1電極130の一部分とそれに対応する第2電極140の一部分は互いにオーバラップされてもよい。
上部基板110にせん断力を加えると、第1電極130はこれに対応する第2電極140に対してせん断力が加えられる方向に動いてもよい。例えば、上部基板110に右側方向にせん断力が加えられると、第1電極130はこれに対応する第2電極140に対して右側に移動し、上部基板110に左側方向にせん断力が加えられると、第1電極130はこれに対応する第2電極140に対して左側に移動してもよい。したがって、上部基板110または下部基板120にせん断力が加えられると、第1電極130及び第2電極140が互いに対向する面積が増加または減少する。すなわち、第1電極130及び第2電極140が互いにオーバラップされる部分は変化する。
第1電極130及び第2電極140は互いに一部分が向かい合い、第1電極130及び第2電極140には互いに反対極性の電気が印加されるため、第1電極130と第2電極140との間の空間には電場が形成されてもよい。第1電極130及び第2電極140には、まるでキャパシタのような電荷が蓄積されてもよい。
一方、誘電体150は、上部基板110と下部基板120との間に設けられ、より詳しくは、第1電極130と第2電極140との間に備えられる。誘電体150は電場が加えられると偏極は発生するものの、直流電流は発生しない物体である。誘電体150は上部基板110と下部基板120との間に備えられるように略直六面体の形状などのような平行六面体形状に形成されてもよく、少なくとも上部基板110及び下部基板120の面積よりも大きい面積で形成されてもよい。誘電体150は誘電定数が大きく、伸長及び圧縮が容易な物質で形成されてもよい。一例として、誘電体150は、シリコンまたはポリマーを含む合成物質で形成されてもよい。誘電体150が伸長及び圧縮が容易な物質で形成され、上部基板110または下部基板120に垂直力を加える場合、誘電体150が圧縮されて再び元の形状に戻る。
誘電体150の誘電定数をεとすると、第1電極130及びこれに対応する第2電極140間の電気容量Cは次の通りである。
ここで、εは誘電体150の誘電定数であり、Aは第1電極130及びこれに対応する第2電極140が互いに向かい合う面積(互いにオーバラップされる面積)であり、dは第1電極130と第2電極140との間の距離である。上部基板110または下部基板120にせん断力が加えられ、第1電極130及びこれに対応する第2電極140が互いに向かい合う面積Aが減少すると、第1電極130及びこれに対応する第2電極140の間の電気容量は減少し、第1電極130及び第2電極140が互いに向かい合う面積Aが増加すると、第1電極130と第2電極140との間の電気容量は増加する。上部基板110または下部基板120に垂直力が作用して誘電体150が圧縮され、第1電極130及びこれに対応する第2電極140間の距離が減少するため、第1電極130及びこれに対応する第2電極140間の電気容量は増加する。したがって、本実施形態では、せん断力及び垂直力を同時に測定し得る。
各第1電極130及びこれに対応する第2電極140には、それぞれの第1電極130及びこれに対応する第2電極140間の電気容量を測定できる電気容量測定機(図示せず)を備えてもよい。ただし、上部基板110または下部基板120に水平方向のせん断力が加えられる場合、第1電極130と第2電極140との間の電気容量の変化を検出して、せん断力が加えられる方向を測定するためには、第1電極130及びこれに対応する第2電極140は図2に示すように、上部基板110の上側から見下ろした場合、一部のみが重複(overlap)されなければならない。図2に示すように、上部基板110上で第1電極130及びこれに対応する第2電極140を投影してみたとき、第1電極130及びこれに対応する第2電極140は互いにずれて配置し、第1電極130及びこれに対応する第2電極140の一部のみが重なるように配置しなければならない。
もし、第1電極130及びこれに対応する第2電極140が完全に重なると、上部基板110にせん断力が加えられる場合、せん断力が加えられる方向、すなわち、第1電極130が移動する方向に関係なく、第1電極130及び第2電極140が向かい合う面積が減少するため、上部基板110にせん断力が加えられる方向を検出することができない。詳細に説明すると、第1電極130及びこれに対応する第2電極140が完全に重なる場合、上部基板110にせん断力が加えられて第1電極130が右側に移動しても左側に移動しても第1電極130及び第2電極140が向かい合う面積が減少し、第1電極130及びこれに対応する第2電極140間の電気容量が減少し、上部基板110に加えられるせん断力の方向を検出できなくなる。
また、上部基板110の予め設定された領域に作用するせん断力の方向を少なくとも上下左右に区分するため、第1電極130及びこれに対応する第2電極140は少なくとも4個の対が提供されてもよい。図2を参照すると、上述したように上部基板110の第1領域210には、第1電極130及びこれに対応する第2電極140の4組が提供されていることを図示する。第1領域210に含まれる4個の第1電極及びこれに対応する第2電極はそれぞれ予め設定された間隔だけ離れて配置し、第1領域210に含まれる4個の第1電極が対応する4個の第2電極よりもっと広がって配置し、第1領域210に含まれる4個の第1電極の内側頂点と第1領域210に含まれる4個の第2電極の外側頂点が互いに重なる(図2参照)。
第1電極130に対して、これに対応する第2電極140は第1電極130に対して予め設定された方向に離れて配置し、第1電極130に隣接する第1電極131に対して、これに対応する第2電極141は第1電極131に対して反対方向に離れて配置してもよい。
これによって、第1領域210に左側方向にせん断力が加えられると、上部基板110が下部基板120に対して左側方向に移動し、第1電極130と第2電極140との間、及び第1電極131と第2電極141との間の電気容量は減少する。一方、第1領域210に右側方向にせん断力が加えられると、第1電極130と第2電極140との間、及び第1電極131と第2電極141との間の電気容量は増加する。言い換えれば、第1領域210に左側方向及び右側方向のせん断力が加えられる場合、左上部に位置する第1電極130及び第2電極140の電気容量の増減は、左下部に位置する第1電極131及び第2電極141の電気容量の増減と同一である。
第1領域210に上方にせん断力が加えられると、左上部にある第1電極130及び第2電極140間の電気容量は減少し、左下部にある第1電極131及び第2電極141間の電気容量は増加する。これとは反対に、第1領域210に下方にせん断力が加えられると、左上部にある第1電極130及び第2電極140間の電気容量は増加し、左下部にある第1電極131及び第2電極141間の電気容量は減少する。言い換えれば、第1領域210に上方及び下方のせん断力が加えられる場合、左上部に位置する第1電極130及び第2電極140の電気容量の増減は、左下部に位置する第1電極131及び第2電極141の電気容量の増減と反対となる。このように予め設定された領域で左右方向にせん断力を作用したときと、上下方向にせん断力を作用したときに、隣接する第1電極及びこれに対応する第2電極間の電気容量の増減が同一または反対に現れることは、第1電極に対応する第2電極が第1電極に対して予め設定された方向に離れて配置されると、これに隣接する第1電極及びこれに対応する第2電極が第1電極に対してその反対方向に離れて配置されるためである。例えば、図2を参照すると、第1電極130に対応する第2電極140が第1電極130に対して下方に離れて配置され、第1電極130に隣接する第1電極131に対応する第2電極141が第1電極131に対して、これと反対方向の上方に離れて配置される。
同様に、第1電極130に対応する第2電極140が第1電極130に対して右側に離れて配置され、第1電極130に隣接する第1電極132に対応する第2電極142が第1電極132に対して、これと反対方向の左側に離れて配置される。
第1領域210に下方にせん断力が加えられると、左上部にある第1電極130と第2電極140との間、及び右上部にある第1電極132と第2電極142との間の電気容量は増加し、第1領域210に上方にせん断力が加えられると、左上部にある第1電極130と第2電極140との間、及び右上部にある第1電極132と第2電極142との間の電気容量は減少する。
言い換えれば、第1領域210に下方及び上方にせん断力が加えられる場合、左上部に位置する第1電極130及び第2電極140の電気容量の増減は、右上部に位置する第1電極132及び第2電極142の電気容量の増減と同一である。
第1領域210に左側にせん断力が加えられると、左上部にある第1電極130と第2電極140との間の電気容量は減少し、右上部にある第1電極132と第2電極142との間の電気容量は増加する。
これとは反対に、第1領域210に右側にせん断力が加えられると、左上部にある第1電極131と第2電極141との間の電気容量は増加し、右上部にある第1電極131と第2電極141との間の電気容量は減少する。
言い換えれば、第1領域210に左側方向及び右側方向にせん断力が加えられる場合、左上部に位置する第1電極130及び第2電極140の電気容量の増減は、右上部に位置する第1電極132及び第2電極142の電気容量の増減と反対である。
第1領域210の左上部の第1電極130及び第2電極140と、これに隣接する右上部の第1電極132及びこれに対応する第2電極142は、左右方向にせん断力を作用したとき及び上下方向にせん断力を作用したとき、隣接する第1電極及びこれに対応する第2電極間の電気容量の増減は同一または反対に現れる。上部基板110の第1領域210に少なくとも4個の第1電極及びこれに対応する第2電極を含み、このような4組の第1電極及びこれに対応する第2電極が互いに隣接する第1電極及びこれに対応する第2電極と第1基板に対する第2基板の相対的な位置が互いに反対になるよう配置することで、上方、下方、左側方向、右側方向にせん断力を加えたときこのような上下左右を区分することのできる、それぞれ異なる4種類の電気容量の増加または減少の組合が形成される。
第1領域210のような少なくとも4個の第1電極及び第2電極の対が隣接する第1電極及び第2電極と第1基板に対する第2基板の相対的な位置が互いに反対になるよう配置することは、上部基板110の第2領域220においても同様であり、第1領域210及び第2領域220などは、触覚センサ100で上下左右方向を区分することのできる1つの単位セットであってもよい。
第1領域210に作用するせん断力の方向を少なくとも上下左右に区分するため、第1電極130及びこれに対応する第2電極140が隣接する第1電極131及びこれに対応する第2電極141と仮想の直線Aを中心に対称して配置されてもよい。これは、まるで隣接する第1電極及びこれに対応する第2電極の配置が中心仮想線を中心にデカルコマニー形式で得られる配置のようである。同様に、第1領域210の左上部の第1電極130及び第2電極140と、これに隣接する第1電極132及びこれに対応する第2電極142は、仮想の直線Bを中心に対称して配置されている。上部基板110または下部基板120に上方、下方、左側方向、右側方向にせん断力を加える場合、このような上下左右を区分することのできるそれぞれ異なる4種類の電気容量の増加または減少の組合を形成するため、第1電極及びこれに対応する第2電極が隣接する第1電極及びこれに対応する第2電極と必ず線対称に配置すべきものではない。
第1電極及びこれに対応する第2電極が隣接する第1電極及びこれに対応する第2電極と線対称に配置されると、1つの単位セットで電気容量の増加量及び減少量が同じという特徴があるものの、第1電極及びこれに対応する第2電極が隣接する第1電極及びこれに対応する第2電極と線対称でなくても、4組の第1電極及びこれに対応する第2電極が互いに隣接する第1電極及びこれに対応する第2電極と第1基板に対する第2基板の相対的な位置が互いに反対されるよう配置されると、上部基板110または下部基板120に上方、下方、左側方向、右側方向にせん断力を加えたとき、このような上下左右を区分することのできるそれぞれ異なる4種類の電気容量の増加または減少の組合を形成してもよい。
このように、第1電極及びこれに対応する第2電極が隣接する第1電極及びこれに対応する第2電極と線対称でなくても、上部基板110または下部基板120に上方、下方、左側方向、右側方向にせん断力を加える場合、このような上下左右を区分することのできるそれぞれ異なる4種類の電気容量の増加または減少の組合を形成する実施形態については図11〜図15を参照して後述する。
図4は、他の一実施形態に係る触覚センサの断面である。図4を参照すると、誘電体150の内部に空いた空間の中空部151が形成される。詳細に、中空部151は、第1電極130及びこれに対応する第2電極140が互いに重ならない、すなわち、互いに向かい合わない部分に形成されてもよい。
第1電極130及び第2電極140が互いに重なる部分は、誘電体150により誘電率が高まって電気容量が増大するため、中空部151は第1電極130及び第2電極140が互いに重ならない部分に形成されることが好ましい。
中空部151が形成されることで上部基板110または下部基板120にせん断力または垂直力が作用するとき、小さい力にも誘電体150が多く伸長または圧縮されることから触覚センサ100の外部力に対する敏感度を向上することができる。
図5は、他の一実施形態に係る触覚センサの断面である。図5を参照すると、誘電体150に様々な形状の空気流路152が複数形成されてもよい。詳細に、空気流路152は、誘電体150の上面または下面の一部分が凹むように陥没して形成されてもよく、誘電体150の長手方向に延びてもよい。
図5には空気流路152の断面形状がV字状に形成されているが、空気流路152の断面形状はこれに限定されることなく、様々な形状に形成してもよい。
空気流路152は空気が流れる通路を提供し、触覚センサ100外部空気が空気流路152に流入されてもよく、反対に、触覚センサ100内の空気が空気流路152を介して外部に流出されてもよい。
空気流路152が形成されることで、上部基板110または下部基板120にせん断力または垂直力が作用すると、小さい力でも誘電体150が多く伸長または圧縮されることから、触覚センサ100の外部力に対する敏感度が向上する。
図6は、一実施形態に係る触覚センサにx軸方向にせん断力を加えた場合の電気容量の変化を示す図であり、図7は、一実施形態に係る触覚センサに−x軸方向にせん断力を加えた場合の電気容量の変化を示す図であり、図8は、一実施形態に係る触覚センサにy軸方向にせん断力を加えた場合の電気容量の変化を示す図であり、図9は、一実施形態に係る触覚センサに−y軸方向にせん断力を加えた場合の電気容量の変化を示す図であり、図10は、一実施形態に係る触覚センサにz軸方向に垂直力を加えた場合の電気容量の変化を示す図である。
図6〜図10を参照すると、初めに第1電極130及び第2電極140は図2に示す第1領域210のように配置されてもよい。
図6を参照すると、上部基板110にx軸方向のせん断力を加えると、下部基板120に結合した第2電極は停止した状態として、上部基板110に結合した第1電極がx軸方向、すなわち、右側方向に移動する。それで、左側の2組の第1電極130、131及びこれに対応する第2電極140、141は互いに向かい合う面積が増加するため、電気容量がそれぞれ増加(+)する。図6に示すように、第1電極130、131が右側方向に最大値に動けば、その結果、第1電極130、131及び第2電極140、141はy軸に互いに一致して整列される。言い換えれば、第1電極130及び第2電極140の垂直方向の隅が互いに一致して整列し、第1電極131及び第2電極141の垂直方向の隅が互いに一致して整列してもよい。上記のように第1電極130、131が右側方向に最大値に移動すると、第1電極130、131及び第2電極140、141の重複面積の大きさは最大になる。図6は、第1電極130、131が右側方向に最大に移動した状態を示すものである。一方、右側の2組の第1電極132、133及びこれに対応する第2電極142、143は互いに向かい合う面積が減少するため、電気容量がそれぞれ減少(−)する。このように、4組の第1電極及び第2電極が含まれた単位セットで左上部第1電極130及び第2電極140、左下部第1電極131及び第2電極141の電気容量が増加、すなわち(+)であり、右上部第1電極132及び第2電極142、右下部第1電極133及び右下部第2電極143の電気容量が減少、すなわち(−)として検出される場合、触覚センサ100はx軸方向、すなわち、右側方向にせん断力が作用したことを検出することができる。
図7を参照すると、上部基板110に−x軸方向のせん断力を加えると、下部基板120に結合した第2電極は停止した状態として、上部基板110に結合した第1電極が−x軸方向、すなわち、左側方向に移動する。それで、右側の2組の第1電極132、133及びこれに対応する第2電極142、143は互いに向かい合う面積が増加するため、電気容量がそれぞれ増加(+)する。図7に示すように、第1電極132、133が左側方向に最大値に動けば、その結果、第1電極132、133及び第2電極142、143はy軸に互いに一致して整列してもよい。言い換えれば、第1電極132及び第2電極142の垂直方向の隅が互いに一致して整列し、第1電極133及び第2電極143の垂直方向の隅が互いに一致して整列してもよい。上記のように第1電極132、133が左側方向に最大値に移動すると、第1電極132、133及び第2電極142、143の重複面積の大きさは最大になる。図7は、第1電極132、133が左側方向に最大移動した状態を示すものである。一方、左側の2組の第1電極130、131及びこれに対応する第2電極140、141は互いに向かい合う面積が減少するため、電気容量がそれぞれ減少(−)する。このように、4組の第1電極及び第2電極が含まれた単位セットで右上部第1電極132及び第2電極142、右下部第1電極133及び第2電極143の電気容量が増加、すなわち(+)であり、左上部第1電極130及び第2電極140、左下部第1電極131及び第2電極141の電気容量が減少、すなわち(−)として検出される場合、触覚センサ100は−x軸方向、すなわち、左側方向にせん断力が作用したことを検出することができる。
図8を参照すると、上部基板110にy軸方向のせん断力を加えると、下部基板120に結合した第2電極は停止した状態として、上部基板110に結合した第1電極がy軸方向、すなわち、上方に移動する。それで、下部の2組の第1電極131、133及びこれに対応する第2電極141、143は互いに向かい合う面積が増加するため、電気容量がそれぞれ増加(+)する。図8に示すように、第1電極131、133が上方に最大値に動けば、その結果、第1電極131、133及び第2電極141、143はx軸に互いに一致して整列してもよい。言い換えれば、第1電極131及び第2電極141の水平方向の隅が互いに一致して整列し、第1電極133及び第2電極143の水平方向の隅が互いに一致して整列してもよい。上記のように第1電極131、133が上方に最大値に移動すると、第1電極131、133及び第2電極141、143の重複面積の大きさは最大になる。図8は、第1電極131、133が上方に最大移動した状態を示すものである。一方、上部の2組の第1電極130、132及びこれに対応する第2電極140、142は互いに向かい合う面積が減少するため、電気容量がそれぞれ減少(−)する。このように、4組の第1電極及び第2電極が含まれた単位セットで左下部第1電極131及び第2電極141、右下部第1電極133及び第2電極143の電気容量が増加、すなわち(+)であり、右上部第1電極132及び第2電極142、左上部第1電極130及び第2電極140の電気容量が減少、すなわち(−)として検出される場合、触覚センサ100はy軸方向、すなわち、上方にせん断力が作用したことを検出することができる。
図9を参照すると、上部基板110に−y軸方向のせん断力を加えると、下部基板120に結合した第2電極は停止した状態として、上部基板110に結合した第1電極が−y軸方向、すなわち、下方に移動する。それで、上部の2組の第1電極130、132及びこれに対応する第2電極140、142は互いに向かい合う面積が増加するため、電気容量がそれぞれ増加(+)する。図9に示すように、第1電極130、132が下方に最大値に動けば、その結果第1電極130、132及び第2電極140、142はx軸に互いに一致して整列してもよい。言い換えれば、第1電極130及び第2電極140の水平方向の隅が互いに一致して整列し、第1電極132及び第2電極142の水平方向の隅が互いに一致して整列してもよい。上記のように第1電極130、132が上方に最大値に移動すると、第1電極130、132及び第2電極140、142の重複面積の大きさは最大になる。図9は、第1電極130、132が上方に最大移動した状態を示すものである。一方、下部の2組の第1電極131、133及びこれに対応する第2電極141、143は互いに向かい合う面積が減少するため、電気容量がそれぞれ減少(−)する。このように、4組の第1電極及び第2電極が含まれた単位セットで左上部第1電極130及び第2電極140、右上部第1電極132及び第2電極142の電気容量が増加、すなわち(+)であり、右下部第1電極131及び第2電極141、左上部第1電極133及び第2電極143の電気容量が減少、すなわち(−)として検出される場合、触覚センサ100は−y軸方向、すなわち、下方にせん断力が作用したことを検出することができる。
また、せん断力の強度は、上部基板110の第1電極が移動した距離、誘電体150の変形程度を用いて算出してもよい。
図10を参照すると、上部基板110または下部基板120にz軸方向の垂直力を加えると、上部基板110及び下部基板120に結合した第1電極及び第2電極は停止した状態として、誘電体150が平たくなりながら上部基板110に結合した第1電極または下部基板120に結合した第2電極がz軸方向に移動し、第1電極と第2電極との間の距離が小さくなる。それで、第1領域210内の4組の第1電極及び第2電極間の距離が小さくなるため、4組の第1電極及び第2電極の電気容量がすべて増加(+)することになる。このように、4組の第1電極及び第2電極が含まれた単位セットで4組の第1電極及び第2電極の電気容量が全て増加、すなわち(+)として検出される場合、触覚センサ100はz軸方向、すなわち、上部基板110または下部基板120に垂直方向にせん断力が作用したことを検出することができる。また、作用する垂直力の強度は、誘電体150の変形程度を用いて算出できる。
図11は、更なる実施形態に係る触覚センサの平面図であり、図12は、更なる実施形態に係る触覚センサにx軸方向にせん断力を加えた場合の電気容量の変化を示す図であり、図13は、更なる実施形態に係る触覚センサに−x軸方向にせん断力を加えた場合の電気容量の変化を示す図であり、図14は、更なる実施形態に係る触覚センサにy軸方向にせん断力を加えた場合の電気容量の変化を示す図であり、図15は、一実施形態に係る触覚センサに−y軸方向にせん断力を加えた場合の電気容量の変化を示す図である。
図11〜図15を参照すると、第1電極330、331、332、333及びこれに対応する第2電極340、341、342、343は互いにずれて配置し、第1電極330、331、332、333及びこれに対応する第2電極340、341、342、343の一部のみが重なるように配置されている点で上述した実施形態と同一である。また、第1電極に対して、これに対応する第2電極は第1電極に対して予め設定された方向に離れて配置され、第1電極に隣接する他の第1電極に対して、これに対応する第2電極は他の第1電極に対して反対方向に離れて配置されている点で上述した実施形態と同一である。
ただし、第1電極が正方形に形成されたものではなく、長く延びる長方形の形状に形成され、第1電極及びこれに対応する第2電極が隣接する第1電極及びこれに対応する第2電極と線対称ではないという点で、上述した実施形態と異なる。
一方、本実施形態で上部基板110にせん断力が作用する前には第1電極330及び第2電極340は、図11に示す第1領域410のように配置されている。
図12を参照すると、上部基板110にx軸方向のせん断力を加えると、下部基板120に結合した第2電極は停止した状態として、上部基板110に結合した第1電極がx軸方向、すなわち、右側方向に移動する。それで、左側の2組の第1電極330、331及びこれに対応する第2電極340、341は互いに向かい合う面積が増加するため、電気容量がそれぞれ増加(+)し、右側の2組の第1電極332、333及びこれに対応する第2電極342、343は互いに向かい合う面積が減少することから、電気容量がそれぞれ減少(−)する。このように、4組の第1電極及び第2電極が含まれた単位セットで左上部第1電極330及び第2電極340、左下部第1電極331及び第2電極341の電気容量が増加、すなわち(+)であり、右上部第1電極332及び第2電極342、右下部第1電極333及び右下部第2電極343の電気容量が減少、すなわち(−)として検出される場合、触覚センサ100はx軸方向、すなわち、右側方向にせん断力が作用したことを検出することができる。
図13を参照すると、上部基板110に−x軸方向のせん断力を加えると、下部基板120に結合した第2電極は停止した状態として、上部基板110に結合した第1電極が−x軸方向、すなわち、左側方向に移動する。それで、右側の2組の第1電極332、333及びこれに対応する第2電極342、343は互いに向かい合う面積が増加するため、電気容量がそれぞれ増加(+)し、左側の2組の第1電極330、331及びこれに対応する第2電極340、341は互いに向かい合う面積が減少することから、電気容量がそれぞれ減少(−)する。このように、4組の第1電極及び第2電極が含まれた単位セットで右上部第1電極332及び第2電極342、右下部第1電極333及び第2電極343の電気容量が増加、すなわち(+)であり、左上部第1電極330及び第2電極340、左下部第1電極331及び第2電極341の電気容量が減少、すなわち(−)として検出される場合、触覚センサ100は−x軸方向、すなわち、左側方向にせん断力が作用したことを検出することができる。
図14を参照すると、上部基板110にy軸方向のせん断力を加えると、下部基板120に結合した第2電極は停止した状態として、上部基板110に結合した第1電極がy軸方向、すなわち、上方に移動する。それで、下部の2組の第1電極331、333及びこれに対応する第2電極341、343は互いに向かい合う面積が増加するため、電気容量がそれぞれ増加(+)し、上部の2組の第1電極330、332及びこれに対応する第2電極340、342は互いに向かい合う面積が減少することから、電気容量がそれぞれ減少(−)する。このように、4組の第1電極及び第2電極が含まれた単位セットで左下部第1電極331及び第2電極341、右下部第1電極333及び第2電極343の電気容量が増加、すなわち(+)であり、右上部第1電極332及び第2電極342、左上部第1電極330及び第2電極340の電気容量が減少、すなわち、(−)として検出される場合、触覚センサ100はy軸方向、すなわち、上方にせん断力が作用したことを検出することができる。
図15を参照すると、上部基板110に−y軸方向のせん断力を加えると、下部基板120に結合した第2電極は停止した状態として、上部基板110に結合した第1電極が−y軸方向、すなわち、下方に移動する。それで、上部の2組の第1電極330、332及びこれに対応する第2電極340、342は互いに向かい合う面積が増加するため、電気容量がそれぞれ増加(+)し、下部の2組の第1電極331、333及びこれに対応する第2電極341、343は互いに向かい合う面積が減少することから、電気容量がそれぞれ減少(−)する。このように、4組の第1電極及び第2電極が含まれた単位セットで左上部第1電極330及び第2電極340、右上部第1電極332及び第2電極342の電気容量が増加、すなわち(+)であり、右下部第1電極331及び第2電極341、左上部第1電極333及び第2電極343の電気容量が減少、すなわち、(−)として検出される場合、触覚センサ100は−y軸方向、すなわち、下方でせん断力が作用したことを検出することができる。また、せん断力の強度は、上部基板110の第1電極が移動した距離、誘電体150の変形程度を用いて算出してもよい。
一方、上部基板110または下部基板120にz軸方向の垂直力を加えると、上部基板110及び下部基板120に結合した第1電極及び第2電極は停止した状態として、誘電体150が平たくなりつつ、上部基板110に結合した第1電極または下部基板120に結合した第2電極がz軸方向に移動して第1電極と第2電極との間の距離が小さくなる。それで、第1領域210内の4組の第1電極及び第2電極間の距離が小さくなるため、4組の第1電極及び第2電極の電気容量が全て増加(+)する。このように、4組の第1電極及び第2電極が含まれた単位セットで4組の第1電極及び第2電極の電気容量が全て増加、すなわち(+)として検出される場合、触覚センサ100はz軸方向、すなわち、上部基板110または下部基板120に垂直方向にせん断力が作用したことを検出することができる。また、作用する垂直力の強度は、誘電体150の変形程度を用いて算出してもよい。
したがって、第1電極及びこれに対応する第2電極が隣接する第1電極及びこれに対応する第2電極と線対称でなくても上部基板110または下部基板120に上方、下方、左側方向、右側方向にせん断力を加えたとき、このような上下左右を区分することのできるそれぞれ異なる4種類の電気容量の増加または減少の組合を形成することができる。
上述した実施形態のように接触によって周辺環境の情報、すなわち、接触力、振動、表面の粗さ、熱伝導度に対する温度変化などを取得する触覚検出技術は、人間生活をサポートすることのできる個人用便宜ロボットのみならず、血管内の微細手術、癌診断などの各種の医療スタッフ及び手術に適用され得る。上述したように本発明は、様々なコンピュータ手段によって実行されることができるプログラム命令形態で実現され、コンピュータで読み取り可能な媒体に記録されることができる。コンピュータで読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含むことができる。媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計されて構成されたものであってもよく、コンピュータソフトウェア当業者に公示されて使用可能なものであってもよい。
上述したように、本発明は限定された実施形態と図面によって説明されたが、本発明が上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明が属する分野において通常の知識を有する者であれば、このような記載から多様な修正および変形が可能である。
したがって、本発明の範囲は上述した実施形態に限定されて定められてはならず、添付の特許請求の範囲だけではなく、この特許請求の範囲と均等なものによって定められなければならない。
100:触覚センサ
110:上部基板
120:下部基板
130:第1電極
140:第2電極
150:誘電体
151:中空部

Claims (10)

  1. 複数の第1電極が備えられる第1基板と、
    前記複数の第1電極それぞれに対応する複数の第2電極が備えられる第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に提供され、伸長または圧縮可能な誘電体と、
    を含み、
    前記複数の第1電極のいずれか1つの第1電極に対応する第2電極は、前記いずれか1つの第1電極に対して前記第2基板内で一方向にずれて配置され、前記いずれか1つの第1電極に隣接する他の第1電極に対応する他の第2電極は、前記他の第1電極に対して前記第2基板内で他方向にずれて配置され、
    前記複数の第1電極は、前記複数の第2電極に一対一にマッチングされ、
    前記複数の第1電極は互いに離隔配置され、
    前記複数の第2電極は互いに離隔配置され、
    前記誘電体の一部は、前記複数の第1電極又は前記複数の第2電極にオーバーラップされ、
    前記複数の第1電極又は前記複数の第2電極にオーバーラップされない前記誘電体の他の一部にのみ中空部が形成されることを特徴とする触覚センサ。
  2. 前記複数の第1電極のいずれか1つの電極及びこれに対応する第2電極は、隣接する他の第1電極及びこれに対応する第2電極と線対称に配置されることを特徴とする請求項1に記載の触覚センサ。
  3. 前記第1基板及び前記第2基板を上側から眺めるとき、前記対応する第1電極及び第2電極は互いに一部のみが重なるように配置されることを特徴とする請求項1に記載の触覚センサ。
  4. 前記第1基板に第1方向にせん断力を加えると、前記複数の第1電極のうち少なくとも一部の第1電極及びこれに対応する前記第2電極間の電気容量は変化し、
    前記第1基板に第1方向と反対方向にせん断力を加えると、前記少なくとも一部の第1電極及びこれに対応する前記第2電極間の電気容量は反対に変化することを特徴とする請求項1に記載の触覚センサ。
  5. 前記第1基板に第1方向にせん断力を加えると、前記一部の第1電極ではない他の第1電極のうち少なくとも一部及びこれに対応する前記第2電極間の電気容量は変化し、
    前記第1基板に第1方向と反対方向にせん断力を加えると、前記一部の第1電極ではない他の第1電極のうち少なくとも一部及びこれに対応する前記第2電極間の電気容量は反対に変化することを特徴とする請求項4に記載の触覚センサ。
  6. 前記複数の第1電極のうち少なくとも4個の電極及び前記複数の第1電極とそれぞれ対応する前記第2電極のうち少なくとも4個が1つの単位セットを構成し、
    前記単位セットに含まれる前記複数の第1電極及び第2電極は予め設定された間隔だけ離れて配置し、
    前記単位セットに含まれる複数の第1電極が前記単位セットに含まれる複数の第2電極よりもっと広がるように配置し、前記単位セットに含まれる複数の第1電極の内側と前記単位セットに含まれる複数の第2電極の外側が互いに重なることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の触覚センサ。
  7. 前記1つの単位セットは4個の第1電極及びこれに対応する4個の第2電極を含み、前記4個の第1電極及び第2電極はそれぞれ仮想の四角形の頂点を形成するように配置し、
    前記それぞれの第1電極は、前記それぞれの第2電極より仮想の四角形の中心からの距離が大きく配置されることを特徴とする請求項6に記載の触覚センサ。
  8. 前記第1基板または前記第2基板に垂直力を加えると、前記複数の第1電極のうち少なくとも一部及びこれに対応する第2電極間の電気容量は増加することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の触覚センサ。
  9. 前記誘電体には、空気が流れることのできる空気流路が陥没して形成されることを特徴とする請求項に記載の触覚センサ。
  10. 前記第1電極及び第2電極はグラフェン材質であることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の触覚センサ。
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