JP2000131162A - 敷物センサ - Google Patents

敷物センサ

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JP2000131162A
JP2000131162A JP10322830A JP32283098A JP2000131162A JP 2000131162 A JP2000131162 A JP 2000131162A JP 10322830 A JP10322830 A JP 10322830A JP 32283098 A JP32283098 A JP 32283098A JP 2000131162 A JP2000131162 A JP 2000131162A
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JP
Japan
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detection
electrode
rug
capacitance
electrodes
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JP10322830A
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English (en)
Inventor
Ryochi Kato
良智 加藤
Hideto Kato
秀人 加藤
Taketo Setsuka
武土 瀬塚
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KS TECHNO KK
Original Assignee
KS TECHNO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】敷物の厚さを薄く形成することができ、また、
検出可能領域を正確且つ自由に調整することができる敷
物センサを提供すること。 【解決手段】カーペット2と、カーペット2の裏面側に
設けた検出電極3と、検出電極3と絶縁シート6により
絶縁したした基準電極7と、検出電極3の検出可能領域
内の被検出物の存在により生じた検出電極3と基準電極
7との間の静電容量の変化を検出する検出回路20とを
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、敷物センサに関
し、建築物の床上に敷設した敷物の上に存在する物体を
検出する敷物センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マットの裏面に押圧型のスイッチ
を配設し、人間等がマットを踏むと、押圧型スイッチと
接続した音発生装置により警報音が発生する警報装置が
知られている。この警報装置は、玄関等に配置され、夜
間の侵入者等の存在を居住者に知らせることができると
いうものである。
【0003】この押圧型スイッチは、2枚の電極板を所
定間隔隔てて対向して設け、両電極板を、マットの裏面
に延設して成るものであり、人間等がマットを踏むと、
押圧された電極板が他の電極に接触することにより通電
し、人間等の存在を検知する。
【0004】さらに、人間等の存在を検知する手段とし
て、赤外線センサが広く用いられている。これは、人間
の人体が発生する赤外線を赤外線検知手段により検出
し、人間等の存在を検知するものである。この赤外線セ
ンサは、防犯装置の他、自動ドアを開閉するためにも用
いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の押圧型スイッチ
を使用した警報装置は、押圧される電極板が可撓性を有
し、このため、踏んだときの感触に違和感があった。
【0006】さらに、押圧型スイッチは、2枚の電極板
を所定間隔隔てて対向して設けるための枠体が必要であ
り、このため、押圧型スイッチの厚さを薄く形成するこ
とが困難であるという問題点があった。
【0007】さらに、押圧型スイッチは、上記の枠体を
必要とするために、押圧型スイッチの幅や長さを変更す
る場合には、枠体を新たに製作しなければならないとい
う問題点があった。
【0008】一方、上記赤外線センサは、検出可能領域
を限定することが困難であるという問題点があった。例
えば、自動ドアの開閉制御に赤外線センサを用いる場
合、自動ドアを利用しない者が自動ドアの側方に接近し
た場合でも、所定の赤外線が検知されれば自動ドアが作
動してしまうという問題点があった。
【0009】本発明は、上記の押圧型スイッチや赤外線
センサ等の問題点を解決すると共に、敷物の厚さを薄く
形成することができ、また、検出可能領域を正確且つ自
由に調整することができる敷物センサを提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の敷物セン
サは、敷物と、敷物の裏面側に設けた1以上の検出電極
と、検出電極と絶縁した基準電極と、検出可能領域内の
被検出物の存在により生じた検出電極と基準電極間の静
電容量の変化を検出する1以上の検出回路とを有すると
いうものである。
【0011】本発明の敷物センサは、敷物の裏面側に検
出電極を配設し、敷物の上部に存在する物体等を検出電
極と基準電極との間の静電容量の変化として検出するこ
とができる。従って、本発明の敷物センサは、敷物の厚
さを薄く形成することができ、また、検出可能領域を正
確且つ自由に調整することができる。
【0012】例えば、敷物上部の検出可能領域に人間が
存在すると、敷物に誘電分極が生じる。この分極電荷
は、敷物の裏面側に電界を形成する。この電界に位置す
る検出電極では、静電誘導が生じ、検出電極と基準電極
間の静電容量が増大する。そして、この静電誘導の増大
を検出回路で検出することにより上記人間の存在を検出
することができる。
【0013】本発明の敷物センサは、検出回路の検出信
号を他の制御手段に接続することにより、浸入者を検出
する防犯装置や、自動ドアの開閉装置や、照明装置等の
自動点滅装置等に利用することができる。
【0014】また、本発明の埋設センサは、検出電極を
導電体である金属板、導電層、あるいは、電線等にする
ことにより、その厚さを極めて薄く形成することができ
るため、敷物の厚さをほとんど増大することがない。ま
た、電極の可撓性を必要としないため、敷物を踏んだ感
触に違和感が生じない。さらに、金属板、導電層、ある
いは、電線等は、その大きさや長さを容易に調整するこ
とができるため、敷設が容易である。
【0015】ここで、敷物とは、例えば、比較的広い範
囲で床面に敷くカーペット、床面に部分的に敷くマット
等、その大きさを問わない。また、敷物とは、必ずしも
繊維により構成されている必要はなく、例えば、合成樹
脂製の薄い板状材や、合成樹脂製の柔軟性のあるシート
等も含まれる。
【0016】請求項2記載の敷物センサは、検出電極
が、互いに絶縁された第1検出電極と第2検出電極とか
ら構成され、検出回路は、第1検出電極と基準電極間の
静電容量と、第2検出電極と基準電極間の静電容量とを
比較する静電容量比較手段を有するというものである。
【0017】請求項3記載の敷物センサは、検出電極
が、互いに絶縁された第1検出電極と第2検出電極とか
ら構成され、第1検出電極を接続した第1検出回路と、
第2検出電極を接続した第2検出回路と、第1検出電極
の検出信号と第2検出回路の検出信号を比較する検出信
号比較手段を有するというものである。
【0018】請求項4記載の敷物センサは、敷物と、1
以上の検出電極と、各検出電極と絶縁した基準電極と、
各検出電極及び基準電極と絶縁され、且つ、敷物の裏面
側に配設し、且つ、該各検出電極の検出領域内に少なく
ともその一部が位置する1以上の導電体と、各検出可能
領域内の被検出物の存在により生じた各検出電極と基準
電極間の静電容量の変化を検出する1以上の検出回路と
を有するというものである。
【0019】本発明の敷物センサは、検出電極の検出領
域内にその一部が位置するように導電体を設けたため、
後述する静的状態における検出電極と基準電極間の静電
容量の増大をほとんど伴うことなく、広い範囲の検出可
能領域を形成することができる。
【0020】検出電極と基準電極の両電極の面積を広げ
ると、敷物へ人間等が接近していない状態(静的状態)
における検出電極と基準電極との間の静電容量が極めて
大きくなる。従って、敷物へ人間等が接近した状態(帯
電状態)における検出電極の電荷量は、上記静的状態の
静電容量と比較すると相対的に極めて小さなものにな
る。
【0021】このため、検出回路は、相対的に極めて小
さな電荷の増大を検出しなければならなくなり、検出安
定性が損なわれたり、検出不能となる。
【0022】本発明は、導電体を設けたため、敷物へ人
間等が接近すると、最初に、導電体の電荷量が増大し、
導電体の周囲に電界が形成される。この導電体は、検出
電極や基準電極と絶縁されているため、導電体の電荷は
電流となって、これら電極へ直接移動しない。
【0023】しかし、導電体の一部は、検出電極の検出
領域に位置しているため、この電界の発生により、検出
電極の電荷量が増大する。そして、この電荷量の増大に
より検出電極と基準電極間との間の静電容量が増大す
る。この静電容量の増加が検出回路の検出しきい値より
も大きい場合、検出回路は人間の接近を検出する。
【0024】本発明は、検出電極自体を広い範囲に延在
させる必要がないため、外部のノイズの影響を受けにく
いという利点もある。即ち、検出電極自体を広い範囲に
延在させると、検出電極が一種のアンテナを形成し、外
部のノイズにより検出電極の電荷が変動することがある
からである。このような電荷の変動は、検出回路の誤動
作を誘発する場合がある。
【0025】請求項5記載の敷物センサは、検出電極
が、互いに絶縁された第1検出電極と、第2検出電極と
から構成され、導電体は、第1検出電極の検出領域内に
少なくともその一部が位置する第1導電体と、第2検出
電極の検出領域内に少なくともその一部が位置する第2
導電体とから構成され、該第1導電体と該第2導電体は
互いに絶縁され、検出回路は、第1検出電極と基準電極
間の静電容量と、第2検出電極と基準電極間の静電容量
とを比較する静電容量比較手段を有するというものであ
る。
【0026】請求項6記載の敷物センサは、検出電極
が、互いに絶縁された第1検出電極と第2検出電極とか
ら構成され、導電体は、第1検出電極の検出領域内に少
なくともその一部が位置する第1導電体と、第2検出電
極の検出領域内に少なくともその一部が位置する第2導
電体とから構成され、該第1導電体と該第2導電体は互
いに絶縁され、第1検出電極を接続した第1検出回路
と、第2検出電極を接続した第2検出回路と、第1検出
電極の検出信号と第2検出回路の検出信号を比較する検
出信号比較手段を有するというものである。
【0027】請求項7記載の敷物センサは、検出電極と
検出回路とを一の導電体に対し、少なくとも2組以上備
えたというものである。
【0028】本発明は、検出可能領域を形成する導電体
が、各検出回路と直接接続されていないため、一の導電
体を共用しても、各検出回路間の相互干渉を防止するこ
とができる。
【0029】請求項8記載の敷物センサは、導電体が、
検出電極と基準電極との間に位置するというものであ
る。
【0030】請求項9記載の敷物センサは、検出電極
が、導電体と基準電極との間に位置するというものであ
る。
【0031】請求項10記載の敷物センサは、敷物に帯
電防止剤が付加されているというものである。
【0032】請求項11記載の敷物センサは、基準電極
が、建築物又は大地とアースされているというものであ
る。
【0033】本発明は、基準電極を建築物又は大地とア
ースしていない場合に比べて、上記帯電状態の検出電極
と基準電極間の静電容量が増大し、検出しきい値を大き
く設定することができるため、外部環境によって生じる
ノイズに対する信号の割合(S/N比)が向上し、検出
安定性が向上する。
【0034】請求項12記載の敷物センサは、導電性繊
維が混入され導電性を有する敷物と、敷物と絶縁した基
準電極と、検出可能領域内の被検出物の存在により生じ
た敷物と基準電極間の静電容量の変化を検出する1以上
の検出回路とを有するというものである。
【0035】本発明は、敷物に導電性繊維を混入するこ
とにより、敷物自体を検出電極とすることができる。こ
のため、検出電極を敷物と別体に設ける必要がない。
【0036】請求項13記載の敷物センサは、導電性繊
維が混入され導電性を有する敷物と、敷物と絶縁される
と共に、敷物の裏面に配設した1以上の検出電極と、敷
物及び検出電極と絶縁されると共に、敷物の裏面に配設
した基準電極と、敷物は、各検出電極の検出領域内に一
部が位置し、各検出可能領域内の被検出物の存在により
生じた各検出電極と基準電極間の静電容量の変化を検出
する1以上の検出回路と、を有するというものである。
【0037】本発明は、敷物自体に導電性を持たせ、該
敷物に生じた静電誘導による電界を、検出電極と基準電
極との間の静電容量の変化として検出することができ
る。
【0038】請求項14記載の敷物センサは、建築物の
床面に設けた1以上の敷物状の検出電極と、検出電極と
絶縁した基準電極と、検出可能領域内の被検出物の存在
により生じた検出電極と基準電極間の静電容量の変化を
検出する1以上の検出回路と、を有するというものであ
る。
【0039】請求項15記載の防犯装置は、敷物と、敷
物の裏面側に設けた1以上の検出電極と、検出電極と絶
縁した基準電極と、検出可能領域内の被検出物の存在に
より生じた検出電極と基準電極間の静電容量の変化を検
出する1以上の検出回路と、検出回路の検出信号により
所定の制御信号を発生する制御回路と、制御信号により
作動する告知手段とを有するというものである。
【0040】本発明は、敷物の裏面側に設けた検出電極
により、侵入者を検出するものである。
【0041】ここで、告知手段とは、警報音や警報ラン
プの他、制御信号により作動し、侵入者を撮像するCC
D撮像装置等も含まれる。
【0042】請求項16記載の防犯装置は、敷物と、1
以上の検出電極と、各検出電極と絶縁した基準電極と、
各検出電極及び基準電極と絶縁され、且つ、敷物の裏面
側に配設し、且つ、各検出電極の検出領域内に少なくと
もその一部が位置する1以上の導電体と、各検出可能領
域内の被検出物の存在により生じた各検出電極と基準電
極間の静電容量の変化を検出する1以上の検出回路と、
検出回路の検出信号により所定の制御信号を発生する制
御回路と、制御信号により作動する告知手段とを有する
というものである。
【0043】請求項17記載の自動ドアは、ドア周囲に
敷設した敷物と、敷物の裏面側に設けた1以上の検出電
極と、検出電極と絶縁した基準電極と、検出可能領域内
の被検出物の存在により生じた検出電極と基準電極間の
静電容量の変化を検出する1以上の検出回路と、検出回
路の検出信号により所定の制御信号を発生する制御回路
と、制御手段によりドアを開閉する開閉手段とを有する
というものである。
【0044】請求項18記載の自動ドアは、ドア周囲に
敷設した敷物と、1以上の検出電極と、各検出電極と絶
縁した基準電極と、各検出電極及び基準電極と絶縁さ
れ、且つ、敷物の裏面側に配設し、且つ、各検出電極の
検出領域内に少なくともその一部が位置する1以上の導
電体と、各検出可能領域内の被検出物の存在により生じ
た各検出電極と基準電極間の静電容量の変化を検出する
1以上の検出回路と、検出回路の検出信号により所定の
制御信号を発生する制御回路と、制御信号によりドアを
開閉する開閉手段とを有するというものある。
【0045】請求項19記載の照明装置は、敷物と、敷
物の裏面側に設けた1以上の検出電極と、検出電極と絶
縁した基準電極と、検出可能領域内の被検出物の存在に
より生じた該検出電極と該基準電極間の静電容量の変化
を検出する1以上の検出回路と、検出回路の検出信号に
より所定の制御信号を発生する制御回路と、制御手段に
より照明器具の点灯/消灯を行う点灯/消灯手段とを有
するというものである。
【0046】本発明は、人体等が敷物の上に存在する場
合に、照明装器具を自動的に点灯する装置である。例え
ば、一般的な家屋の場合、トイレ、階段、物置等、長時
間滞在しない部分に設けることが好適である。
【0047】請求項20記載の照明装置は、敷物と、1
以上の検出電極と、各検出電極と絶縁した基準電極と、
各検出電極及び基準電極と絶縁され、且つ、敷物の裏面
側に配設し、且つ、各検出電極の検出領域内に少なくと
もその一部が位置する1以上の導電体と、各検出可能領
域内の被検出物の存在により生じた各検出電極と基準電
極間の静電容量の変化を検出する1以上の検出回路と、
検出回路の検出信号により所定の制御信号を発生する制
御回路と、制御手段により照明器具の点灯/消灯を行う
点灯/消灯手段とを有するというものである。
【0048】請求項21記載の照明装置は、制御回路
が、手動スイッチの状態が消灯状態にある場合におい
て、制御信号を発生するというものである。
【0049】本発明の照明装置は、手動スイッチを併用
している場合に、手動スイッチの操作状態を検出信号よ
りも優先させることができる。
【0050】請求項22記載の照明装置は、点灯/消灯
手段が、換気装置の作動/停止を行うというものであ
る。
【0051】請求項23記載の呼び出し装置は、敷物
と、敷物の裏面側に設けた1以上の検出電極と、検出電
極と絶縁した基準電極と、検出可能領域内の被検出物の
存在により生じた検出電極と基準電極間の静電容量の変
化を検出する1以上の検出回路と、検出回路の検出信号
により所定の制御信号を発生する制御回路と、制御手段
により作動する呼び出し手段とを有するというものであ
る。
【0052】本発明の呼び出し装置は、例えば、カウン
ターの前に本装置の敷物を敷設することにより、来客の
存在を知らせることができる。
【0053】請求項24記載の呼び出し装置は、検出電
極が、互いに絶縁された第1検出電極と第2検出電極と
から構成され、検出回路は、第1検出電極と基準電極間
の静電容量と、第2検出電極と基準電極間の静電容量と
を比較する静電容量比較手段を有し、第1検出電極と基
準電極間の静電容量が、第2検出電極と基準電極間の静
電容量よりも増大した場合に、制御信号を発生するとい
うものである。
【0054】請求項25記載の呼び出し装置は、検出電
極が、互いに絶縁された第1検出電極と第2検出電極と
から構成され、第1検出電極を接続した第1検出回路
と、第2検出電極を接続した第2検出回路と、第1検出
電極の検出信号と第2検出回路の検出信号を比較する検
出信号比較手段を有し、検出信号比較手段は、第1検出
回路の検出信号のみを受信した場合に、呼び出し手段を
作動するというものである。
【0055】請求項26記載の呼び出し装置は、敷物
と、1以上の検出電極と、各検出電極と絶縁した基準電
極と、各検出電極及び基準電極と絶縁され、且つ、敷物
の裏面側に配設し、且つ、各検出電極の検出領域内に少
なくともその一部が位置する1以上の導電体と、各検出
可能領域内の被検出物の存在により生じた各検出電極と
基準電極間の静電容量の変化を検出する1以上の検出回
路と、検出回路の検出信号により所定の制御信号を発生
する制御回路と、制御手段により作動する呼び出し手段
とを有するというものである。
【0056】請求項27記載の呼び出し装置は、検出電
極が、互いに絶縁された第1検出電極と、第2検出電極
とから構成され、導電体は、互いに絶縁された第1検出
電極の検出領域内に少なくともその一部が位置する第1
導電体と、第2検出電極の検出領域内に少なくともその
一部が位置する第2導電体とから構成され、検出回路
は、第1検出電極と基準電極間の静電容量と、第2検出
電極と基準電極間の静電容量とを比較する静電容量比較
手段を有し、第1検出電極と基準電極間の静電容量が、
第2検出電極と基準電極間の静電容量よりも増大した場
合に、制御信号を発生するというものである。
【0057】請求項28記載の呼び出し装置は、検出電
極が、互いに絶縁された第1検出電極と第2検出電極と
から構成され、導電体は、互いに絶縁された第1検出電
極の検出領域内に少なくともその一部が位置する第1導
電体と、第2検出電極の検出領域内に少なくともその一
部が位置する第2導電体とから構成され、第1検出電極
を接続した第1検出回路と、第2検出電極を接続した第
2検出回路と、第1検出電極の検出信号と第2検出回路
の検出信号を比較する検出信号比較手段を有し、検出信
号比較手段は、第1検出回路の検出信号のみを受信した
場合に、呼び出し手段を作動するというものである。
【0058】請求項29記載の移動方向検出装置は、敷
物と、敷物の裏面側に設けた第1検出電極と、敷物の裏
面側に設けた第2検出電極と、第1検出電極と第2検出
電極は互いに絶縁され、第1及び第2検出電極と絶縁し
た基準電極と、第1検出電極の検出可能領域内の被検出
物の存在により生じた第1検出電極と基準電極間の静電
容量と、第2検出電極の検出可能領域内の被検出物の存
在により生じた第2検出電極と基準電極間の静電容量と
を比較する静電容量比較手段を有する検出回路と、第1
検出電極と基準電極間の静電容量の変化の後に、第2検
出電極と基準電極間の静電容量が変化した場合に、ある
いは、第2検出電極と基準電極間の静電容量の変化の後
に、第1検出電極と基準電極間の静電容量が変化した場
合に、被検出物の移動方向を判定する判定手段とを備え
たというものである。
【0059】本発明の移動方向検出装置は、敷物の上の
歩行者等の移動方向を、2の検出電極を用いることによ
り検出することができる。
【0060】請求項30記載の移動方向検出装置は、敷
物と、敷物の裏面側に設けた第1検出電極と、敷物の裏
面側に設けた第2検出電極と、第1検出電極と第2検出
電極は互いに絶縁され、第1及び第2検出電極と絶縁し
た基準電極と、第1検出電極の検出可能領域内の被検出
物の存在により生じた第1検出電極と基準電極間の静電
容量の変化を検出する第1検出回路と、第2検出電極の
検出可能領域内の被検出物の存在により生じた第2検出
電極と基準電極間の静電容量の変化を検出する第2検出
回路と、第1検出回路の検出信号が送信された後に、第
2検出回路の検出信号が送信された場合、あるいは、第
2検出回路の検出信号が送信された後に、第1検出回路
の検出信号が送信された場合に、被検出物の移動方向を
判定する判定手段とを備えたというものである。
【0061】請求項31記載の移動方向検出装置は、敷
物と、敷物の裏面側に設けた第1導電体と、敷物の裏面
側に設けた第2導電体と、第1検出電極と第2検出電極
は互いに絶縁され、第1導電体の少なくとも一部が検出
領域内に位置するように配設した第1検出電極と、第2
導電体の少なくとも一部が検出領域内に位置するように
配設した第2検出電極と、第1及び第2導電体と第1及
び第2検出電極と絶縁した基準電極と、第1導電体の検
出可能領域内の被検出物の存在により生じた該第1検出
電極と基準電極間の静電容量と、第2導電体の検出可能
領域内の被検出物の存在により生じた第2検出電極と基
準電極間の静電容量とを比較する静電容量比較手段を有
する検出回路と、第1検出電極と基準電極間の静電容量
の変化の後に、第2検出電極と基準電極間の静電容量が
変化した場合に、あるいは、第2検出電極と基準電極間
の静電容量の変化の後に、第1検出電極と基準電極間の
静電容量が変化した場合に、被検出物の移動方向を判定
する判定手段とを備えたというものである。
【0062】請求項32記載の移動方向検出装置は、敷
物と、敷物の裏面側に設けた第1導電体と、敷物の裏面
側に設けた第2導電体と、第1検出電極と第2検出電極
は互いに絶縁され、第1導電体の少なくとも一部が検出
領域内に位置するように配設した第1検出電極と、第2
導電体の少なくとも一部が検出領域内に位置するように
配設した第2検出電極と、第1及び第2導電体と第1及
び第2検出電極と絶縁した基準電極と、第1導電体の検
出可能領域内の被検出物の存在により生じた第1検出電
極と基準電極間の静電容量の変化を検出する第1検出回
路と、第2導電体の検出可能領域内の被検出物の存在に
より生じた第2検出電極と基準電極間の静電容量の変化
を検出する第2検出回路と、第1検出回路の検出信号が
送信された後に、第2検出回路の検出信号が送信された
場合、あるいは、第2検出回路の検出信号が送信された
後に、第1検出回路の検出信号が送信された場合に、被
検出物の移動方向を判定する判定手段とを備えたという
ものである。
【0063】請求項33記載のカウント装置は、敷物
と、敷物の裏面側に設けた1以上の検出電極と、検出電
極と絶縁した基準電極と、検出可能領域内の被検出物の
存在により生じた検出電極と基準電極間の静電容量の変
化を検出する1以上の検出回路と、検出回路から出力さ
れた検出信号又は静電容量値により被検出物の数をカウ
ントするカウント手段とを有するというものである。
【0064】請求項34記載のカウント装置は、敷物
と、1以上の検出電極と、各検出電極と絶縁した基準電
極と、各検出電極及び基準電極と絶縁され、且つ、敷物
の裏面側に配設し、且つ、各検出電極の検出領域内に少
なくともその一部が位置する1以上の導電体と、各検出
可能領域内の被検出物の存在により生じた各検出電極と
基準電極間の静電容量の変化を検出する1以上の検出回
路と、検出回路から出力された検出信号又は静電容量値
により被検出物の数をカウントするカウント手段とを有
するというものである。
【0065】請求項35記載の静電容量センサ用電極部
材は、複数の間隙部分を設けた導体から形成した検出電
極と、複数の間隙部分を設けた導体から形成した基準電
極と、検出電極と基準電極とを絶縁する絶縁体とを有
し、検出電極の間隙部分と基準電極の間隙部分とは、互
いにずれるように配置され、検出電極と基準電極が絶縁
体を介して対向して配設されている部分が静的状態の静
電容量を有するというものである。
【0066】
【発明の実施の形態】本発明に係る第1の実施の形態の
敷物センサを図1乃至図8を参照しつつ説明する。本実
施の形態の敷物センサは、玄関等の床に敷くカーペット
用の敷物センサであり、浸入者がカーペット2の上を歩
くと警報装置が作動するというものである。
【0067】符号1は、敷物センサの電極部分であり、
カーペット2と、このカーペット2の裏面側に延設した
検出電極3と、この検出電極3の裏面に延設した合成樹
脂製の絶縁シート6と、この絶縁シート6により検出電
極3と絶縁したアルミニウム製の金属箔である基準電極
7と、この基準電極7の裏面を保護する合成樹脂製の保
護シート8を順に積層して構成する。
【0068】検出電極3は、検出可能領域を形成する5
本の帯状のアルミニウム箔4と、この帯状の箔4相互間
の導通を確保するために、幅の狭いアルミニウム箔で形
成した接続部分5とからなる。この接続部分5の幅を狭
く形成したのは、検出可能領域を形成するために効果的
ではない部分の検出電極3の面積をできるだけ小さく
し、静的状態の検出電極3と基準電極7の静電容量を小
さくするためである。
【0069】また、検出電極3の端部10には、リード
線11を半田付けにより接続し、また、基準電極7の縁
部12には、リード線13を半田付けにより接続する。
【0070】次に、本実施の形態の敷物センサの全体構
成を図4を参照しつつ説明する。検出電極3を、リード
線11を介して検出回路20に接続する。一方、基準電
極7は、リード線13を介して建築物の躯体にアースさ
れている。
【0071】この検出回路20には、制御回路(図示せ
ず)に接続されている。この制御回路は、検出回路20
からの検出信号を受信すると、制御回路に接続された室
内スピーカ(図示せず)から警報音を発生させ浸入者を
威嚇すると共に、電話線を介して警備会社に浸入者の存
在を告知する。
【0072】上記検出回路20は、一連に接続されたパ
ルス信号発生回路21と、差動増幅器22と、AC−D
C変換器23と、比較器24とから成る。回路20から
出力されたパルス信号V1は分枝され、分枝されたパル
ス信号は、抵抗25と電極部分1の静電容量の増大によ
り、パルス信号の周波数が低下する。
【0073】差動増幅器22は、パルス信号V1と、静
電容量の増大により形成されたパルス信号V2の電圧差
を増幅し、さらに、この出力V3を変換器23により直
流電圧に変換する。比較器24は、変換器23の出力V
4を、予め設定されている検出しきい値と比較し、この
しきい値よりもV4が大きい場合、制御回路へ検出信号
を送信する。
【0074】尚、上記比較器22と並列に設けられてい
る抵抗26は、検出電極3の検出可能領域の調整用の抵
抗である。この抵抗値を大きくすることにより、検出感
度が高くなり、検出可能領域を拡張することができる。
検出可能領域を拡張するとは、カーペット2の表面から
被検出物までの距離を大きくすることができることを意
味する。従って、浸入者がカーペット2を踏まなくて
も、カーペット2に接近しただけでも検出することがで
きる。
【0075】次に、本実施の形態の敷物センサの作用を
説明する。浸入者がカーペット2の上を歩くと、浸入者
の人体の電荷によりカーペット2に誘電分極が生じる。
この誘電分極によりカーペット2の裏面には、電界が形
成される。
【0076】上記の電界の形成により、カーペット2の
裏面に位置している検出電極3に、静電誘導が生じ、検
出電極3の電荷量が増大する。この電荷の増大は、検出
電極3と基準電極7との間の静電容量を増大させる。こ
の静電容量の増加が検出回路20の検出しきい値よりも
大きい場合、検出回路20は、検出信号を制御回路へ送
信する。この検出信号を受信した制御回路は、室内スピ
ーカ(図示せず)から警報音を発生させると共に、電話
線を介して警備会社に浸入者の存在を告知する。尚、警
報音等の解除は、制御回路に接続されている解除スイッ
チ(図示せず)を操作して行う。
【0077】本実施の形態においては、基準電極7が建
物にアースされているため、基準電極を建築物又は大地
とアースしていない場合に比べて、上記帯電状態の検出
電極と基準電極間の静電容量が増大し、検出しきい値を
大きく設定することができる。
【0078】さらに、本実施の形態においては、検出電
極3が帯状のアルミニウム箔4と接続部5により形成さ
れており、その総面積は、基準電極7の約半分である。
しかし、アルミニウム箔4の幅を、さらに狭く構成する
ことにより、静的状態の検出電極3と基準電極7との間
の静電容量を小さくすることができる。
【0079】本実施の形態では、電極部分1を、検出電
極3と、絶縁シート6と、基準電極7と保護シート8と
により形成したが、図5に示すような電極部分30を用
いることもできる。
【0080】この電極部分30は、合成樹脂製の絶縁シ
ート32と、このシート32の表面に導電物質を格子状
に印刷して形成した検出電極31と、このシート32の
裏面に導電物質を格子状に印刷して形成した基準電極3
3とから成る。両電極31、33を格子状に形成するこ
とにより、各格子の中央部に間隙部分が設けられてい
る。また、この検出電極31と基準電極33の夫々の格
子の配設位置は、図6の上下方向及び左右方向の両方向
において、格子の間隔の半分だけずれている。
【0081】さらに、電極部分30は、図6乃至図8に
示すように、リード線11及びリード線13により検出
回路20と接続されている。このリード線11、13
は、夫々、鉄製のクリップ40、41に半田付けされて
いる。クリップ40は、検出電極31と接触し、一方、
基準電極33とは接触していない。また、クリップ41
は、検出電極31とは接触せず、一方、基準電極33と
接触している。そして、このクリップ40、41は、夫
々、接着剤42、43により、固定されている。
【0082】この電極部分30では、図6において斜線
で示す対向部分34のみが、検出可能領域内の被検出物
の存在により生じる静電容量の変化を検出することがで
きる。この部分34は、検出電極31と基準電極33と
が絶縁シート32を介して対向して配設されているから
である。このため、絶縁シート32の総面積に比較して
この対向部分33の総和面積は、約8分の1であり、従
って、検出電極31と基準電極33の静的状態の静電容
量を小さくすることができる。
【0083】上記のような電極部分30は、設置場所に
合わせて自由な形状に切断しても、検出電極31と基準
電極33の各電極は、夫々、全体の導通が確保されてい
る。また、夫々の電極の格子の大きさや、あるいは、夫
々の電極を形成する導電物質の帯状の幅を変更すること
により、所望の静止状態の静電容量を得ることができ
る。尚、両電極の格子状の形状は一例であり、複数の間
隙部分を形成できるものであれば、どの様な形状であっ
てもよい。
【0084】本発明に係る第2の実施の形態の敷物セン
サを図9乃至図14を参照しつつ説明する。本実施の形
態の敷物センサは、オフィス等の床に敷く分割型のカー
ペット用の敷物センサであり、浸入者がカーペット57
の上を歩くと警報装置が作動するというものである。
【0085】符号50は、分割型カーペットであり、導
電性ゴムにより形成した導電体である略矩形の導電部材
51と、この導電部材51の表面55に貼付したカーペ
ット57とから成る。
【0086】図10に示すように、導電部材51の各側
縁52には、凸部53と凹部54が一組づつ形成されて
いる。凸部53の側縁52からの突出寸法L1は、凹部
54の側縁52からの深さ寸法L2よりも若干大きい。
【0087】従って、図9に示すように、分割型カーペ
ット50を床面58上に敷きつめたときに、隣接する他
の分割型カーペット50の凹部54へ凸部53が導電性
ゴムの弾性により密着し、分割型カーペット50相互間
の導電性を確保することができる。即ち、複数の分割型
カーペット50の電気的一体性が確保される。尚、部屋
の壁面と当接する部分の凸部53は、縁52から突出し
ないようにナイフ等により切除して敷設する。
【0088】尚、この床58上に敷きつめた複数の分割
型カーペット50の各導電部材51は、建築物の躯体等
と絶縁されている。
【0089】図11に示すように、複数の分割型カーペ
ット50の内の1以上の分割型カーペット50の裏面5
6に、電極部材60を設ける。この電極部材60は、絶
縁体61と、板状の検出電極62と、絶縁体63と、板
状の基準電極64を順に積層して構成する。そして、絶
縁体61の表面を分割型カーペット50の裏面56に接
着して取り付ける。
【0090】検出電極62は、リード線(図示せず)を
介し、上記第1の実施の形態の検出回路20に接続され
ている。また、基準電極64は、リード線(図示せず)
を介し、建築物の躯体にアースされている。
【0091】次に、本実施の形態の敷物センサの作用を
説明する。浸入者がカーペット57の上を歩くと、浸入
者の人体の電荷によりカーペット57に誘電分極が生じ
る。この誘電分極によりカーペット57の裏面には、電
界が形成される。
【0092】上記カーペット57の裏面の電界の形成に
より、カーペット57の裏面に位置している一の導電部
材51に静電誘導が生じ、この導電部材51の電荷量が
増大する。この電荷は、隣接する他の導電部材50へ電
流となって次々と移動して行き、裏面56に電極部材6
0が設けられている分割型カーペット50の導電部材5
1へ到達する。そして、この電極部材51の裏面56に
は、電荷が増大することにより、電界が形成される。
【0093】上記裏面56の電荷は、絶縁体61によ
り、直接検出電極61や基準電極64に直接移動しな
い。しかし、導電部材51の一部は、検出電極61の検
出領域に位置しているため、この電界の発生により、検
出電極61の電荷量が増大する。そして、この電荷量の
増大により、検出電極61と基準電極64との間の静電
容量が増大する。そして、この静電容量の増加が検出回
路20の検出しきい値よりも大きい場合、検出回路20
は、上記の制御装置(図示せず)へ検出信号を送信す
る。
【0094】本実施の形態では、板状の検出電極61と
基準電極64を用いたが、図12に示すように、検出回
路70の2個のコンデンサ76、79に代えることもで
きる。この検出回路70では、一の導電部材51内部に
差し込んだアルミニウム製の金属プレート(図示せず)
を、リード線(図示せず)を介して端子82に接続す
る。
【0095】上記コンデンサ76の電極78に、導電部
材51の電荷が移動すると、検出電極の導電部材51側
の表面の役割を果たすコンデンサ76の電極77の電荷
が増大する。そのため、検出電極の基準電極側表面の役
割を果たしているコンデンサ79の電極80と、基準電
極の役割を果たしているコンデンサ79の電極81との
間の静電容量が増加する。この静電容量の大きさが、検
出しきい値よりも大きい場合、検出回路70は、検出信
号を制御回路へ送信する。
【0096】さらに、本実施の形態では、検出電極61
と基準電極64を、導電部材51の裏面56に配設した
が、図13に示すように、導電部材51の表面55側に
絶縁体92を介して検出電極91を、また、裏面側56
に絶縁体93を介して基準電極94を備えた電極部材9
0を用いても良い。
【0097】上記の検出電極91と基準電極94の代わ
りに、図14に示すように、検出回路100の2個のコ
ンデンサ106、109に代えることもできる。この検
出回路90では、一の導電部材51内部に差し込んだア
ルミニウム製の金属プレート(図示せず)を、リード線
(図示せず)を介して端子112に接続する。
【0098】上記コンデンサ106の電極108に、導
電部材51の電荷が移動すると、検出電極の導電部材5
1側の表面の役割を果たすコンデンサ106の電極10
7の電荷が増大する。同時に、コンデンサ109の電極
110の電荷も増大し、両コンデンサ106、109の
静電容量が増大する。尚、電極110は、導電部材51
の裏面の役割を果たし、また、電極111は、基準電極
の役割を果たしている。
【0099】本実施の形態においては、導電ゴムから形
成した導電部材51を用いたが、カーペット57を形成
する繊維に導電性繊維を混入し、カーペット自体を導電
部材とする事も可能である。この場合、導電部材51は
不要になる。
【0100】本発明に係る第3の実施の形態の敷物セン
サを図15及び図16を参照しつつ説明する。本実施の
形態の敷物センサは、トイレ120の床に敷く合成樹脂
製のシート用の敷物センサであり、トイレの利用者がシ
ート121の上に存在すると照明器具や換気装置が自動
的に作動するというものである。
【0101】上記合成樹脂製のシート121の裏面側に
は、アルミニウム製の導電シート122を敷設する。こ
の導電シート122は、リード線(図示せず)を介し
て、検出回路部130の端子131に接続されている。
【0102】本実施の形態の敷物センサは、検出回路部
130と、制御回路132と、第1スイッチ133と、
第2スイッチ134と、受光部135と、照明器具13
6と、換気装置137とから成る。第1スイッチ133
は、照明器具136及び換気装置137の作動または停
止を手動で行うためのスイッチである。第2スイッチ1
34は、検出回路部130からの検出信号を制御回路1
32において有効または無効とするためのスイッチであ
る。
【0103】検出回路部130には、第1検出回路14
0と第2検出回路160が設けられている。これら検出
回路は、上記第2の実施の形態の検出回路70(図12
参照)と同様の構成を有している。但し、第2検出回路
160においては、パルス信号V1とパルス信号V2の
差動増幅器162への入力が、第1検出回路140とは
逆相の接続となっている。従って、第2検出回路160
は、検出電極であるコンデンサ166の電極168と、
基準電極であるコンデンサ169の電極170との間の
静電容量が減少し所定の検出しきい値よりも小さくなる
と制御回路132へ検出信号を送信する。
【0104】次に、本実施の形態の作用を説明する。最
初に、第1スイッチ133をOFFにし、照明器具を消
灯状態にすると共に、換気装置を停止状態にする。ま
た、第2スイッチをONにし、検出回路部130の検出
信号が、制御回路132において有効になるようにす
る。
【0105】人がトイレ内に入り、シート121の上を
歩くと、人体の電荷によりシート121に誘電分極が生
じる。この誘電分極によりシート121の裏面には、電
界が形成される。
【0106】上記シート121の裏面の電界の形成によ
り、シート121の裏面に位置している導電シート12
2に静電誘導が生じ、この導電シート122の電荷量が
増大する。この電荷は、リード線(図示せず)を介し
て、検出回路部130の端子131へ電流となって移動
する。従って、第1検出回路140のコンデンサ14
6、147の静電容量が増加し、第1検出回路140
は、検出信号を制御回路132へ送信する。
【0107】制御回路132は、検出信号を受信すると
直ちに換気装置137を作動させる。また、フォトトラ
ンジスタにより構成した受光部135により検出したト
イレ内の明るさが、所定の明るさ以下である場合には、
照明器具136を点灯する。昼間等、トイレ内が十分明
るい場合には、照明器具136を点灯する必要がないか
らである。
【0108】一方、第2検出回路160は、コンデンサ
166、169の静電容量が、増加するも減少しないの
で、制御回路132へ検出信号を送信しない。
【0109】次に、トイレ内から人が出て、シート12
1の電荷が減少すると、第2検出回路160のコンデン
サ166、169の静電容量が減少し、検出回路160
は、制御回路132へ検出信号を送信する。
【0110】制御回路160は、検出回路160の検出
信号を受信後約20秒経過した後、照明器具136が点
灯している場合には、これを消灯し、また、換気装置を
停止する。この約20秒間の時間を設けたのは、便座に
座っている人間の両脚が万一床から離れた場合であって
も、照明装置の点灯を維持すると共に、トイレの使用後
の換気装置137の作動を継続するためである。
【0111】第1スイッチ133をONにすると、第2
スイッチ134は、自動的にOFF状態になり、制御回
路132は、トイレ内の明るさが所定の明るさ以下であ
っても、照明器具136を点灯し、また、換気装置13
7を作動する。第1スイッチ133をOFFにすると共
に、第2スイッチ134をOFFにした場合は、トイレ
内に人間が入っても、照明器具136は点灯せず、ま
た、換気装置137も作動しない。
【0112】本発明に係る第4の実施の形態の敷物セン
サを図17乃至図20を参照しつつ説明する。本実施の
形態の敷物センサは、自動ドア180のドア181をレ
ール182、183に沿って開閉させるために、自動ド
アの前方及び後方に敷くマット用の敷物センサであり、
人間や物体等がマット184の上に存在すると自動ドア
が開閉するというものである。
【0113】マット184は、合成樹脂製の繊維により
形成されており、この繊維には帯電防止材が付加されて
いる。さらに、マット184の裏面には、マット184
と同じ大きさの電極部分190が接着されている。
【0114】この電極部分190は、合成樹脂製の絶縁
シート197と、このシート197の表面に導電物質を
円形に印刷した第1検出電極191と、このシート19
7の表面であって、導電物質により第1検出電極191
の周囲に印刷した第2検出電極192と、このシート1
97の裏面全面に導電物質を印刷した基準電極198
と、この基準電極198を保護するために基準電極19
8の裏面に接着した合成樹脂製の保護シート199とか
ら成る。
【0115】複数の第1検出電極191は、シート19
7の表面に導電物質を印刷して形成した架橋部193に
より相互に接続されている。また、複数の第2検出電極
192は、シート197の表面に印刷して形成した架橋
部194により相互に接続されている
【0116】第1検出電極191とその架橋部193
は、クリップ204及びリード線201を介して検出回
路210の第1可変遅延回路213に接続されている。
また、第2検出電極192とその架橋部194は、クリ
ップ205及びリード線202を介して、検出回路21
0の第2可変遅延回路214に接続されている。さら
に、基準電極198は、建築物の躯体にアースされてい
る。
【0117】次に、図20を参照しつつ検出回路210
を説明する。検出回路210は、パルス信号発生装置2
11と、可変抵抗212と、第1可変遅延回路213
と、第2可変遅延回路214と、位相弁別回路215と
から構成されている。
【0118】回路211から出力されたパルス信号は、
可変抵抗212を介して第1可変遅延回路213と第2
可変遅延回路214へ分枝される。両可変遅延回路21
3、214は、夫々に接続されている各検出電極と基準
電極との間の静電容量の大きさに応じ、入力されたパル
ス信号を遅延させ、比較手段である位相弁別回路215
へ出力する。
【0119】位相弁別回路215は、第1可変遅延回路
213と第2可変遅延回路214により出力されたパル
ス信号の位相を比較し、所定しきい値以上の位相のずれ
を検出した場合には、制御回路(図示せず)へ検出信号
を送信する。
【0120】尚、マット184の上に物体が存在しない
場合(静的状態)の両検出電極の面積の相違から生じる
静電容量の相違は、検出回路210の抵抗212により
調整し、位相弁別回路215によるパルス信号の位相の
ずれの検出に影響を与えないようにすることができる。
【0121】次に、本実施の形態の作用を説明する。図
18に示すように、人がマット184の上へ足をのせた
場合、その靴底の電荷が影響を与える両検出電極19
1、192の検出面積は、第1検出電極191では、面
積S1であり、また、第2検出電極192では、面積S
2になる。
【0122】この場合、面積S1は、面積S2よりも広
いため、第1検出電極191は、第2検出電極192よ
りも、靴底の電荷の影響をより強く受けることになる。
従って、第1検出電極191の電荷は、第2検出電極1
92の電荷よりも大きくなり、第1検出電極191と基
準電極198との間の静電容量は、第2検出電極192
と基準電極198との間の静電容量よりも大きくなる。
【0123】上記の静電容量の相違が、検出回路210
により検出されると、検出回路210は、制御回路へ検
出信号を送信する。この検出信号の送信は、静電容量の
相違が検出されている間、継続される。制御回路は、自
動ドアが閉鎖状態にある場合には、自動ドアの開閉装置
(図示せず)へ自動ドアの開放するように制御信号を送
信し、また、自動ドアが開放状態にある場合には、自動
ドアの開閉装置へ自動ドアの開放を維持するように制御
信号を送信する。
【0124】次に、人がマット184の上から立ち去る
と、第1可変遅延回路213と第2可変遅延回路214
から出力されたパルス信号の位相のずれが解消する。こ
のため、検出回路210は、制御回路への検出信号の送
信を停止する。
【0125】この検出信号の送信が停止されると、制御
回路は、自動ドアが開放状態にある場合には、自動ドア
の開閉装置(図示せず)へ自動ドアが閉鎖するように制
御信号を送信し、また、自動ドアが閉鎖状態にある場合
には、自動ドアの開閉装置へ自動ドアの閉鎖を維持する
ように制御信号を送信する。
【0126】上記のように、検出回路210は、両検出
電極と基準電極との間の静電容量を比較して物体の存在
を検出するため、物体が検出電極に対し移動している場
合の他、物体が静止状態であっても検出することができ
る。即ち、マット184の上に静止物が存在している場
合に、制御回路に電源を入れて検出回路210を作動さ
せた場合であっても、検出回路210は、この静止物を
検出することができる。
【0127】さらに、本実施の形態のマット184は、
その繊維に帯電防止材が付加されているために、靴底に
より帯電した部分から靴底が離れることにより、当該部
分の電荷が速やかに分散される。このため、マット18
4の電荷の残留が防止され、人がマット184から立ち
去っても、検出回路210が制御回路へ検出信号を送信
し続けることを防止することができる。
【0128】本発明に係る第5の実施の形態の敷物セン
サを図21及び図22を参照しつつ説明する。本実施の
形態の敷物センサは、店舗のカウンター225の呼び出
し装置用の敷物センサである。この装置は、客226
が、カウンター225の正面に立ったときに、店員22
7がカウンター225の背面に不在の場合、控え室のブ
ザーが鳴り、控え室に待機している店員に来客があるこ
とを知らせるというものである。
【0129】カーペット221の裏面に、絶縁被膜23
9に収納した8本の電線231〜238から成る帯状コ
ード222、223を敷設する。コード222は、カウ
ンター225の正面側に敷設され、また、コード223
は、カウンター225の背面側に敷設されている。両コ
ード222、223は、夫々一本のコードから成り、図
22に示すように、折り曲げて敷設する。
【0130】コード222は、第1検出電極を構成する
4本の電線231〜234と、基準電極を構成する4本
の電線235〜238から成る。これら第1検出電極用
の電線と基準電極用の電線は、交互に配設されている。
コード223も、同様の構成を有し、第2検出電極を構
成する4本の電線と、基準電極を構成する4本の電線か
ら成る。
【0131】本実施の形態の呼び出し装置は、上記第4
の実施の形態の検出回路210を使用する。即ち、コー
ド222の第1検出電極用電線231〜234を第1可
変遅延回路213に接続し、基準電極用電線235〜2
38を建築物の躯体にアースする。同様に、コード22
3の第2検出電極用電線を第2可変遅延回路214に接
続し、基準電極用電線を建築物の躯体にアースする。
【0132】尚、本実施の形態においては、位相弁別回
路215は、第1可変遅延回路213から出力されたパ
ルス信号の位相が、第2可変回路214から出力したパ
ルス信号よりも遅れた場合には、第1検出信号を制御回
路(図示せず)に送信し、また、第2可変遅延回路21
4から出力されたパルス信号の位相が、第1可変回路2
13から出力したパルス信号よりも遅れた場合には、第
2検出信号を制御回路に送信する。
【0133】次に、本実施の形態の作用を説明する。カ
ウンター225の正面に客225が立ち、店員227が
カウンター225の背面に不在の場合には、第1可変遅
延回路213から出力されたパルス信号の位相が、第2
可変遅延回路214から出力されたパルス信号の位相よ
りも遅れるため、第1検出信号が制御回路へ送信され
る。そして、制御回路は、控え室に設置したブザーを作
動させる。
【0134】カウンター225の正面に客225が立
ち、店員227がカウンター225の背面に立っている
場合には、第1可変遅延回路213から出力されたパル
ス信号と、第2可変遅延回路214から出力されたパル
ス信号とは、位相のずれを生じないため、検出回路21
0は、制御回路へ検出信号を送信しない。
【0135】さらに、カウンター225の正面に客22
5がおらず、店員227がカウンター225の背面に立
っている場合には、上記とは逆に、第2検出信号が制御
回路に送信される。この場合、制御回路は、ブザーを作
動しない。
【0136】本発明に係る第6の実施の形態の敷物セン
サを図23及び図24を参照しつつ説明する。本実施の
形態の敷物センサは、移動方向検出装置の一種であり、
室内241の入室及び退室を検出する入退室検出装置用
の敷物センサである。本実施の形態では、室内241と
廊下242の間は、壁243により区分されており、ド
ア244を通じて入室及び退室する。
【0137】室内241のカーペット250の裏面に
は、弧状に形成したアルミニウム製の薄板の第1導電体
251と第2導電体252を敷設する。第1導電体25
1は、第2導電体252よりもドア244に近い位置に
配設され、また、第1導電体251と第2導電体252
は、離間して配設することにより、相互に絶縁されてい
る。
【0138】第1導電体251は、第1検出回路260
に接続され、また、第2導電体252は、第2検出回路
270に接続されている。両検出回路260、270
は、上記第2の実施の形態の検出回路70と同様の構成
を有している。両検出回路160、270は、制御回路
253に接続されており、制御回路253には、解除装
置254、警報装置255、記憶装置256が接続され
ている。
【0139】次に、本実施の形態の作用を説明する。室
内241へ入室しようとする者が、警報装置255の作
動を不能にするための解除装置254を操作し、ドア2
44を開いて室内241のカーペット250の上を歩く
と、最初に、第1導電体251に静電誘導が生じ、次
に、第2導電体252に静電誘導が生じる。
【0140】このため、最初に、第1検出回路260か
ら第1検出信号が制御回路253に送信され、次に、第
2検出回路270から第2検出信号が制御回路253に
送信される。第1検出信号が第2検出信号よりも先に受
信した制御回路253は、入室検出信号を記憶装置25
6へ送信する。記憶装置256は、入室の事実をその時
刻と共に記憶する。
【0141】退出する場合には、第2導電体252、第
1導電体251の順に静電誘導が生じるため、制御回路
253は、第2検出信号が第1検出信号よりも先に受信
する。この場合、記憶装置256は、退室の事実をその
時刻と共に記憶する。
【0142】上記第6の実施の形態の敷物センサは、防
犯を目的として入退室の事実を記録するものであるが、
例えば、解除装置254、警報装置255、及び、記録
装置256を取り外し、さらに、上記制御回路253に
より検出信号出力の回数をカウントするカウント機能を
設け、販売店の入口等に敷物センサを敷設することによ
り、当該販売店を利用した顧客の人数をカウントするカ
ウント装置にすることがもできる。
【0143】また、上記のカウント装置は、検出回路2
60、270のような、検出信号を出力する検出回路の
代わりに、静電容量値を出力する検出回路を用い、この
検出回路から所定のしきい値以上の静電容量値の出力が
あった場合、制御回路は、その出力を1カウントとして
記録するようなものであっても良い。
【0144】さらに、上記のカウント装置は、検出回路
260、270のような、検出信号を出力する検出回路
の代わりに、静電容量値を出力する検出回路を用い、制
御回路は、この検出回路から静電容量値を加算して行
き、所定時間内の総静電容量値を人体の電荷量の略平均
値により除することで、顧客をカウントすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の敷物センサの
斜視図である。尚、カーペット2の一部が、説明のため
に剥がされている。
【図2】図1の敷物センサの電極部分を示す平面図であ
る。
【図3】図1の敷物センサのカーペット2及び電極部分
の断面図である。
【図4】図1の敷物センサの検出回路20の回路図であ
る。
【図5】本発明に係る第1の実施の形態の他の電極部分
30を示す平面図である。破線は、絶縁シート32の裏
面に設けた基準電極33を示している。
【図6】図5の部分拡大図である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【図8】図6のB−B線断面図である。
【図9】本発明に係る第2の実施の形態の敷物センサを
示す斜視図である。尚、分割型カーペット50が、部分
的に取り外されている。
【図10】図9の敷物センサの導電部材51の平面図で
ある。
【図11】図9の敷物センサのカーペット57、導電部
材51及び電極部分60を示す斜視図である。
【図12】本発明に係る第2の実施の形態の敷物センサ
の他の検出回路70の回路図である。
【図13】本発明に係る第2の実施の形態の敷物センサ
の他の電極部材90の斜視図である。
【図14】本発明に係る第2の実施の形態の敷物センサ
の他の検出回路100の回路図である。
【図15】本発明に係る第3の実施の形態の敷物センサ
の平面図である。シート121の一部は、説明のために
剥がされている。
【図16】図15に示す敷物センサの検出回路130等
を示す回路図である。
【図17】本発明に係る第4の実施の形態の敷物センサ
の平面図である。
【図18】図17に示す敷物センサの電極部材190の
平面図である。
【図19】図18のC−C線断面図である。
【図20】図17に示す敷物センサの検出回路210の
回路図である。
【図21】本発明に係る第5の実施の形態の敷物センサ
の平面図である。
【図22】図21に示す敷物センサのコード222の斜
視図である。
【図23】本発明に係る第6の実施の形態の敷物センサ
の平面図である。
【図24】図23に示す敷物センサの検出回路260等
を示す回路図である。
【符号の説明】
1 電極部分 2 カーペット 3 検出電極 4 箔 5 接続部分 6 絶縁シート 7 基準電極 8 保護シート 10、12 縁部 11、13 リード線 20 検出回路 21 パルス信号発生回路 22 差動増幅器23 23 AC−DC変換器 24 比較器 25、26 抵抗
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月12日(1999.1.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図 1】
【図 2】
【図 3】
【図 5】
【図 4】
【図 6】
【図 7】
【図 8】
【図 9】
【図 10】
【図 11】
【図 13】
【図 12】
【図 14】
【図 15】
【図 16】
【図 19】
【図 17】
【図 18】
【図 20】
【図 21】
【図 22】
【図 23】
【図 24】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F051 AA06 AB06 AC01 AC07 3B120 BC10 EA04 EB08 EB30

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 敷物と、該敷物の裏面側に設けた1以上
    の検出電極と、該検出電極と絶縁した基準電極と、検出
    可能領域内の被検出物の存在により生じた該検出電極と
    該基準電極間の静電容量の変化を検出する1以上の検出
    回路とを有する敷物センサ。
  2. 【請求項2】 前記検出電極は、互いに絶縁された第1
    検出電極と第2検出電極とから構成され、前記検出回路
    は、該第1検出電極と前記基準電極間の静電容量と、該
    第2検出電極と前記基準電極間の静電容量とを比較する
    静電容量比較手段を有する請求項1記載の敷物センサ。
  3. 【請求項3】 前記検出電極は、互いに絶縁された第1
    検出電極と第2検出電極とから構成され、該第1検出電
    極を接続した第1検出回路と、該第2検出電極を接続し
    た第2検出回路と、該第1検出電極の検出信号と該第2
    検出回路の検出信号を比較する検出信号比較手段とを有
    する請求項1記載の敷物センサ。
  4. 【請求項4】 敷物と、1以上の検出電極と該各検出電
    極と絶縁した基準電極と、該各検出電極及び該基準電極
    と絶縁され、且つ、該敷物の裏面側に配設し、且つ、該
    各検出電極の検出領域内に少なくともその一部が位置す
    る1以上の導電体と、各検出可能領域内の被検出物の存
    在により生じた該各検出電極と該基準電極間の静電容量
    の変化を検出する1以上の検出回路とを有する敷物セン
    サ。
  5. 【請求項5】 前記検出電極は、互いに絶縁された第1
    検出電極と、第2検出電極とから構成され、前記導電体
    は、該第1検出電極の検出領域内に少なくともその一部
    が位置する第1導電体と、該第2検出電極の検出領域内
    に少なくともその一部が位置する第2導電体とから構成
    され、該第1導電体と該第2導電体とは互いに絶縁さ
    れ、前記検出回路は、該第1検出電極と前記基準電極間
    の静電容量と、該第2検出電極と前記基準電極間の静電
    容量とを比較する静電容量比較手段を有する請求項4記
    載の敷物センサ。
  6. 【請求項6】 前記検出電極は、互いに絶縁された第1
    検出電極と第2検出電極とから構成され、前記導電体
    は、該第1検出電極の検出領域内に少なくともその一部
    が位置する第1導電体と、該第2検出電極の検出領域内
    に少なくともその一部が位置する第2導電体とから構成
    され、該第1導電体と該第2導電体とは互いに絶縁さ
    れ、該第1検出電極を接続した第1検出回路と、該第2
    検出電極を接続した第2検出回路と、該第1検出電極の
    検出信号と該第2検出回路の検出信号を比較する検出信
    号比較手段とを有する請求項4記載の敷物センサ。
  7. 【請求項7】 前記検出電極と前記検出回路とを一の前
    記導電体に対し、少なくとも2組以上備えた請求項4記
    載の敷物センサ。
  8. 【請求項8】 前記導電体は、前記検出電極と前記基準
    電極との間に位置する請求項4記載の敷物センサ。
  9. 【請求項9】 前記検出電極は、前記導電体と前記基準
    電極との間に位置する請求項4記載の敷物センサ。
  10. 【請求項10】 前記敷物は、帯電防止剤が付加されて
    いる請求項1又は請求項4の何れかに記載の敷物セン
    サ。
  11. 【請求項11】 前記基準電極は、建築物又は大地とア
    ースされている請求項1又は請求項4の何れかに記載の
    敷物センサ。
  12. 【請求項12】 導電性繊維が混入され導電性を有する
    敷物と、該敷物と絶縁した基準電極と、検出可能領域内
    の被検出物の存在により生じた該敷物と該基準電極間の
    静電容量の変化を検出する1以上の検出回路とを有する
    敷物センサ。
  13. 【請求項13】 導電性繊維が混入され導電性を有する
    敷物と、該敷物と絶縁されると共に、該敷物の裏面に配
    設した1以上の検出電極と、該敷物及び該検出電極と絶
    縁されると共に、該敷物の裏面に配設した基準電極と、
    該敷物は、該各検出電極の検出領域内に一部が位置し、
    各検出可能領域内の被検出物の存在により生じた該各検
    出電極と該基準電極間の静電容量の変化を検出する1以
    上の検出回路とを有する敷物センサ。
  14. 【請求項14】 建築物の床面に設けた1以上の敷物状
    の検出電極と、該検出電極と絶縁した基準電極と、検出
    可能領域内の被検出物の存在により生じた該検出電極と
    該基準電極間の静電容量の変化を検出する1以上の検出
    回路とを有する敷物センサ。
  15. 【請求項15】 敷物と、該敷物の裏面側に設けた1以
    上の検出電極と、該検出電極と絶縁した基準電極と、検
    出可能領域内の被検出物の存在により生じた該検出電極
    と該基準電極間の静電容量の変化を検出する1以上の検
    出回路と、該検出回路の検出信号により所定の制御信号
    を発生する制御回路と、該制御信号により作動する告知
    手段とを有する防犯装置。
  16. 【請求項16】 敷物と、1以上の検出電極と該各検出
    電極と絶縁した基準電極と、該各検出電極及び該基準電
    極と絶縁され、且つ、該敷物の裏面側に配設し、且つ、
    該各検出電極の検出領域内に少なくともその一部が位置
    する1以上の導電体と、各検出可能領域内の被検出物の
    存在により生じた該各検出電極と該基準電極間の静電容
    量の変化を検出する1以上の検出回路と、該検出回路の
    検出信号により所定の制御信号を発生する制御回路と、
    該制御信号により作動する告知手段とを有する防犯装
    置。
  17. 【請求項17】 ドア周囲に敷設した敷物と、該敷物の
    裏面側に設けた1以上の検出電極と、該検出電極と絶縁
    した基準電極と、検出可能領域内の被検出物の存在によ
    り生じた該検出電極と該基準電極間の静電容量の変化を
    検出する1以上の検出回路と、該検出回路の検出信号に
    より所定の制御信号を発生する制御回路と、該制御手段
    により該ドアを開閉する開閉手段とを有する自動ドア。
  18. 【請求項18】 ドア周囲に敷設した敷物と、1以上の
    検出電極と該各検出電極と絶縁した基準電極と、該各検
    出電極及び該基準電極と絶縁され、且つ、該敷物の裏面
    側に配設し、且つ、該各検出電極の検出領域内に少なく
    ともその一部が位置する1以上の導電体と、各検出可能
    領域内の被検出物の存在により生じた該各検出電極と該
    基準電極間の静電容量の変化を検出する1以上の検出回
    路と、該検出回路の検出信号により所定の制御信号を発
    生する制御回路と、該制御手段により該ドアを開閉する
    開閉手段とを有する自動ドア。
  19. 【請求項19】 敷物と、該敷物の裏面側に設けた1以
    上の検出電極と、該検出電極と絶縁した基準電極と、検
    出可能領域内の被検出物の存在により生じた該検出電極
    と該基準電極間の静電容量の変化を検出する1以上の検
    出回路と、該検出回路の検出信号により所定の制御信号
    を発生する制御回路と、該制御手段により照明器具の点
    灯/消灯を行う点灯/消灯手段とを有する照明装置。
  20. 【請求項20】 敷物と、1以上の検出電極と該各検出
    電極と絶縁した基準電極と、該各検出電極及び該基準電
    極と絶縁され、且つ、該敷物の裏面側に配設し、且つ、
    該各検出電極の検出領域内に少なくともその一部が位置
    する1以上の導電体と、各検出可能領域内の被検出物の
    存在により生じた該各検出電極と該基準電極間の静電容
    量の変化を検出する1以上の検出回路と、該検出回路の
    検出信号により所定の制御信号を発生する制御回路と、
    該制御手段により照明器具の点灯/消灯を行う点灯/消
    灯手段とを有する照明装置。
  21. 【請求項21】 前記制御回路は、手動スイッチが前記
    照明器具の消灯状態において、前記制御信号を発生する
    請求項19又は請求項20の何れかに記載の照明装置。
  22. 【請求項22】 前記点灯/消灯手段は、換気装置の作
    動/停止を行う請求項19又は請求項20の何れかに記
    載の照明装置。
  23. 【請求項23】 敷物と、該敷物の裏面側に設けた1以
    上の検出電極と、該検出電極と絶縁した基準電極と、検
    出可能領域内の被検出物の存在により生じた該検出電極
    と該基準電極間の静電容量の変化を検出する1以上の検
    出回路と、該検出回路の検出信号により所定の制御信号
    を発生する制御回路と、該制御手段により作動する呼び
    出し手段とを有する呼び出し装置。
  24. 【請求項24】 前記検出電極は、互いに絶縁された第
    1検出電極と第2検出電極とから構成され、前記検出回
    路は、該第1検出電極と前記基準電極間の静電容量と、
    該第2検出電極と前記基準電極間の静電容量とを比較す
    る静電容量比較手段を有し、該第1検出電極と前記基準
    電極間の静電容量が、該第2検出電極と前記基準電極間
    の静電容量よりも増大した場合に、前記制御信号を発生
    する請求項23記載の呼び出し装置。
  25. 【請求項25】 前記検出電極は、互いに絶縁された第
    1検出電極と第2検出電極とから構成され、該第1検出
    電極を接続した第1検出回路と、該第2検出電極を接続
    した第2検出回路と、該第1検出電極の検出信号と該第
    2検出回路の検出信号を比較する検出信号比較手段を有
    し、該検出信号比較手段は、該第1検出回路の検出信号
    のみを受信した場合に、前記呼び出し手段を作動する請
    求項23記載の呼び出し装置。
  26. 【請求項26】 敷物と、1以上の検出電極と該各検出
    電極と絶縁した基準電極と、該各検出電極及び該基準電
    極と絶縁され、且つ、該敷物の裏面側に配設し、且つ、
    該各検出電極の検出領域内に少なくともその一部が位置
    する1以上の導電体と、各検出可能領域内の被検出物の
    存在により生じた該各検出電極と該基準電極間の静電容
    量の変化を検出する1以上の検出回路と、該検出回路の
    検出信号により所定の制御信号を発生する制御回路と、
    該制御手段により作動する呼び出し手段とを有する呼び
    出し装置。
  27. 【請求項27】 前記検出電極は、互いに絶縁された第
    1検出電極と、第2検出電極とから構成され、前記導電
    体は、該第1検出電極の検出領域内に少なくともその一
    部が位置する第1導電体と、該第2検出電極の検出領域
    内に少なくともその一部が位置する第2導電体とから構
    成され、該第1導電体と該第2導電体とは互いに絶縁さ
    れ、前記検出回路は、該第1検出電極と前記基準電極間
    の静電容量と、該第2検出電極と前記基準電極間の静電
    容量とを比較する静電容量比較手段を有し、該第1検出
    電極と前記基準電極間の静電容量が、該第2検出電極と
    前記基準電極間の静電容量よりも増大した場合に、前記
    制御信号を発生する請求項26記載の呼び出し装置。
  28. 【請求項28】 前記検出電極は、互いに絶縁された第
    1検出電極と第2検出電極とから構成され、前記導電体
    は、該第1検出電極の検出領域内に少なくともその一部
    が位置する第1導電体と、該第2検出電極の検出領域内
    に少なくともその一部が位置する第2導電体とから構成
    され、該第1導電体と該第2導電体とは互いに絶縁さ
    れ、該第1検出電極を接続した第1検出回路と、該第2
    検出電極を接続した第2検出回路と、該第1検出電極の
    検出信号と該第2検出回路の検出信号を比較する検出信
    号比較手段を有し、該検出信号比較手段は、該第1検出
    回路の検出信号のみを受信した場合に、前記呼び出し手
    段を作動する請求項26記載の呼び出し装置。
  29. 【請求項29】 敷物と、該敷物の裏面側に設けた第1
    検出電極と、該敷物の裏面側に設けた第2検出電極と、
    該第1検出電極と該第2検出電極は互いに絶縁され、該
    第1及び第2検出電極と絶縁した基準電極と、該第1検
    出電極の検出可能領域内の被検出物の存在により生じた
    該第1検出電極と該基準電極間の静電容量と、該第2検
    出電極の検出可能領域内の被検出物の存在により生じた
    該第2検出電極と該基準電極間の静電容量とを比較する
    静電容量比較手段を有する検出回路と、該第1検出電極
    と該基準電極間の静電容量の変化の後に、該第2検出電
    極と該基準電極間の静電容量が変化した場合に、あるい
    は、該第2検出電極と該基準電極間の静電容量の変化の
    後に、該第1検出電極と該基準電極間の静電容量が変化
    した場合に、被検出物の移動方向を判定する判定手段と
    を備えた移動方向検出装置。
  30. 【請求項30】 敷物と、該敷物の裏面側に設けた第1
    検出電極と、該敷物の裏面側に設けた第2検出電極と、
    該第1検出電極と該第2検出電極は互いに絶縁され、該
    第1及び第2検出電極と絶縁した基準電極と、該第1検
    出電極の検出可能領域内の被検出物の存在により生じた
    該第1検出電極と該基準電極間の静電容量の変化を検出
    する第1検出回路と、該第2検出電極の検出可能領域内
    の被検出物の存在により生じた該第2検出電極と該基準
    電極間の静電容量の変化を検出する第2検出回路と、該
    第1検出回路の検出信号が送信された後に、該第2検出
    回路の検出信号が送信された場合、あるいは、該第2検
    出回路の検出信号が送信された後に、該第1検出回路の
    検出信号が送信された場合に、被検出物の移動方向を判
    定する判定手段とを備えた移動方向検出装置。
  31. 【請求項31】 敷物と、該敷物の裏面側に設けた第1
    導電体と、該敷物の裏面側に設けた第2導電体と、該第
    1検出電極と該第2検出電極は互いに絶縁され、該第1
    導電体の少なくとも一部が検出領域内に位置するように
    配設した第1検出電極と、該第2導電体の少なくとも一
    部が検出領域内に位置するように配設した第2検出電極
    と、該第1及び第2導電体と該第1及び第2検出電極と
    絶縁した基準電極と、該第1導電体の検出可能領域内の
    被検出物の存在により生じた該第1検出電極と該基準電
    極間の静電容量と、該第2導電体の検出可能領域内の被
    検出物の存在により生じた該第2検出電極と該基準電極
    間の静電容量とを比較する静電容量比較手段を有する検
    出回路と、該第1検出電極と該基準電極間の静電容量の
    変化の後に、該第2検出電極と該基準電極間の静電容量
    が変化した場合に、あるいは、該第2検出電極と該基準
    電極間の静電容量の変化の後に、該第1検出電極と該基
    準電極間の静電容量が変化した場合に、被検出物の移動
    方向を判定する判定手段とを備えた移動方向検出装置。
  32. 【請求項32】 敷物と、該敷物の裏面側に設けた第1
    導電体と、該敷物の裏面側に設けた第2導電体と、該第
    1検出電極と該第2検出電極は互いに絶縁され、該第1
    導電体の少なくとも一部が検出領域内に位置するように
    配設した第1検出電極と、該第2導電体の少なくとも一
    部が検出領域内に位置するように配設した第2検出電極
    と、該第1及び第2導電体と該第1及び第2検出電極と
    絶縁した基準電極と、該第1導電体の検出可能領域内の
    被検出物の存在により生じた該第1検出電極と該基準電
    極間の静電容量の変化を検出する第1検出回路と、該第
    2導電体の検出可能領域内の被検出物の存在により生じ
    た該第2検出電極と該基準電極間の静電容量の変化を検
    出する第2検出回路と、該第1検出回路の検出信号が送
    信された後に、該第2検出回路の検出信号が送信された
    場合、あるいは、該第2検出回路の検出信号が送信され
    た後に、該第1検出回路の検出信号が送信された場合
    に、被検出物の移動方向を判定する判定手段とを備えた
    移動方向検出装置。
  33. 【請求項33】 敷物と、該敷物の裏面側に設けた1以
    上の検出電極と、該検出電極と絶縁した基準電極と、検
    出可能領域内の被検出物の存在により生じた該検出電極
    と該基準電極間の静電容量の変化を検出する1以上の検
    出回路と、該検出回路から出力された検出信号又は静電
    容量値により被検出物の数をカウントするカウント手段
    とを有するカウント装置。
  34. 【請求項34】 敷物と、1以上の検出電極と該各検出
    電極と絶縁した基準電極と、該各検出電極及び該基準電
    極と絶縁され、且つ、該敷物の裏面側に配設し、且つ、
    該各検出電極の検出領域内に少なくともその一部が位置
    する1以上の導電体と、各検出可能領域内の被検出物の
    存在により生じた該各検出電極と該基準電極間の静電容
    量の変化を検出する1以上の検出回路と、該検出回路か
    ら出力された検出信号又は静電容量値により被検出物の
    数をカウントするカウント手段とを有するカウント装
    置。
  35. 【請求項35】 複数の間隙部分を設けた導体から形成
    した検出電極と、複数の間隙部分を設けた導体から形成
    した基準電極と、該検出電極と該基準電極とを絶縁する
    絶縁体とを有し、該検出電極の間隙部分と該基準電極の
    間隙部分とは、互いにずれるように配置され、該検出電
    極と該基準電極が絶縁体を介して対向して配設されてい
    る部分が静的状態の静電容量を有する静電容量センサ用
    の電極部材。
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