JP6487659B2 - 袋のバブルシール装置 - Google Patents
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Description
そこで、上記した易開封構造を備えた袋又は袋包装体を製造するために、袋の所定領域にしっかりと膨らませたバブルを形成するバブルシールを施すことができる袋のバブルシール装置を得る点で解決すべき課題がある。
また、この吸引カップを備える袋のバブルシール装置において、前記吸引カップはばね付勢手段によって前進方向に付勢されており、前記吸引カップの最前進位置は、前記吸引カップが前記ヒートシールバーに設けられているストッパに当接したときに前記周壁部の先端が前記ヒートシール面から僅かに突出した状態となる位置に定められている。
また、前記吸引カップは、前記周壁部を有するカップ本体と、当該カップ本体から後方に一体的に延びており且つ前記ヒートシールバー内を移動可能な接続パイプ部とを備えており、前記周壁部の先端の位置は、前記吸引カップの前記接続パイプ部に取り付けられており且つ前記ばね付勢手段による付勢力を受けるばね受けが、前記ヒートシールバーにストッパとして設けられているストッパ面に当接することによって定めることができる。
この袋のバブルシール装置によれば、吸引カップをばね付勢手段によって前進方向に付勢させておき、付勢されている吸引カップをヒートシールバーに設けられているストッパに当接させることにより、ヒートシールバーそれ自体において、吸引カップの最前進位置を、周壁部の先端がヒートシール面から僅かに突出した状態となる位置に定めることができる。また、その後、ヒートシール面が包装材を挟み込んでヒートシールを施す際には、吸引カップはばね付勢手段の付勢力に抗して凹部内に後退可能であるので、吸引カップは当該ヒートシール動作を阻害しない。
この袋のバブルシール装置によれば、時刻t1においてヒートシールバー10,11が重なった包装材f,fの所定領域を間に置いて相互に前進動作を開始する。
その後、時刻t2において、ヒートシールバー10,11の前進動作が一旦停止し、同時に、吸引手段の作動がONとなり、包装材f,fが接近している凹部20内の空気が吸引開始される。吸引手段による空気の吸引に時間遅れがあることを考慮して吸引手段の動作開始を幾分早めておいてもよい。時刻t2においてヒートシールバー10,11の前進動作を一旦停止させることにより、その後、前進再開するまでの間、包装材f,fが凹部20内へ吸引されて充分膨らむための時間を確保することができる。
時刻t4において、ヒートシール面12,12が包装材f,fに当接し、ヒートシール面12,12(シール面領域S1,S1及びシール面領域S2,S2)が包装材f,fの所定領域を挟んで加圧・加熱が開始される。時刻t4においては、同時に吸引手段の作動がOFFとなり空気の吸引動作が停止されるが、凹部20内の負圧状態は維持される。
それと同時又は僅かの後の時刻t7において、ヒートシールバー10,11が後退動作を開始する。このとき凹部20内の負圧も解消される。時刻t4から時刻t7の間、ヒートシール面12,12による包装材f,fの加圧・加熱により、包装材f,fにヒートシールが施され、シール面領域S1により先行して製作している袋の上底シール部、及びシール面領域S2により後続して製作することになる袋の下底シール部がそれぞれ形成される。また、凹部20の周囲がヒートシールされることで密封され、包装材f,fが凹部20,21内で膨れた状態となり、気体が充分に封入されたバブルが形成される。
時刻t8において、ヒートシールバー10,11の後退動作が停止される。
4 縦シール部(センターシール部) 4a,4b 端縁部
5 上底シール部(横シール部) 6 下底シール部(横シール部)
7 バブル 7a 膨らみ
8 幅細ヒートシール部分 9 剥離フラップ
10,11 ヒートシールバー 12 ヒートシール面
14 溝 15 カッタ刃
16,17,18,19 輪郭線
20 凹部 21 底面
22 吸引パイプ 23 貫通孔
24 開口 26 ヒータブロック
27 カートリッジ式のヒータ 28 ヒートパイプ
29 温度センサ
30 駆動バー 31 段付きの貫通孔
31a 大径孔 31b 小径孔
32 吸引カップ 33 底部
34 周壁部 35 接続パイプ部
36 開口 37 コイルスプリング
38 ピン 39 隙間
40 横ヒートシーラ 46 充填筒
47 縦ヒートシーラ 48,49 縦ヒータブロック
f,f 包装材 S1 シール面領域
S2 シール面領域 S3 幅細シール面領域
B(B1,B2) 袋包装体 M 製袋充填包装機
Ft 筒状包装フィルム
Claims (8)
- 対向するヒートシール面を備えているとともに相互に前進・後退する動作をし、前進時に袋を形成する重なった包装材の所定領域を前記ヒートシール面間に挟むことで前記包装材を加圧・加熱してヒートシールを施す二つのヒートシールバーを備えており、
前記両ヒートシールバーの前記各ヒートシール面には、前記ヒートシールの袋外側に位置するシール限界との間にシール破壊が容易な幅細ヒートシール部分を形成するための幅細シール面領域を残して、前記包装材の一部の膨らみを許容する凹部が対向して形成されており、
前記両凹部には、それぞれ前記ヒートシールバーの前記前進する動作に応じて前記包装材が覆う前記凹部内の空気を吸引し、当該空気の吸引によって前記凹部を覆う前記包装材に前記膨らみを形成しつつ当該膨らみに気体を流れ込ませる吸引手段が接続されていること、
を特徴とする袋のバブルシール装置。 - 前記ヒートシールバーは、前進する動作中、前記吸引手段が前記凹部内に前記包装材を吸引する時間を確保するため、前記ヒートシール面が前記包装材に接触する前に一旦停止されることを特徴とする請求項1に記載の袋のバブルシール装置。
- 対向するヒートシール面を備えているとともに相互に前進・後退する動作をし、前進時に袋を形成する重なった包装材の所定領域を前記ヒートシール面間に挟むことで前記包装材を加圧・加熱してヒートシールを施す二つのヒートシールバーを備えており、
前記両ヒートシールバーの前記各ヒートシール面には、前記ヒートシールの袋外側に位置するシール限界との間にシール破壊が容易な幅細ヒートシール部分を形成するための幅細シール面領域を残して凹部が対向して形成されており、
前記凹部には、底部と、当該底部の周囲から前方に隆起されている周壁部とを備え内部に前記包装材の一部の膨らみを許容する吸引カップが進退自在に嵌合されており、
前記吸引カップの前記底部には、前記ヒートシールバーの前記前進する動作に応じて前記包装材が覆う前記凹部内の空気を吸引し、当該空気の吸引によって前記吸引カップを覆う前記包装材に前記膨らみを形成しつつ当該膨らみに気体を流れ込ませる吸引手段が接続されていること、
を特徴とする袋のバブルシール装置。 - 前記ヒートシールバーは、前進する動作中、前記吸引手段が前記吸引カップ内に前記包装材を吸引する時間を確保するため、前記吸引カップの前記周壁部の先端が前記包装材に接触する時刻に合わせて一旦停止されることを特徴とする請求項3に記載の袋のバブルシール装置。
- 前記吸引カップはばね付勢手段によって前進方向に付勢されており、前記吸引カップの最前進位置は、前記吸引カップが前記ヒートシールバーに設けられているストッパに当接したときに前記周壁部の先端が前記ヒートシール面から僅かに突出した状態となる位置に定められていることを特徴とする請求項3又は4に記載の袋のバブルシール装置。
- 前記吸引カップは、前記周壁部を有するカップ本体と、当該カップ本体から後方に一体的に延びており且つ前記ヒートシールバー内を移動可能な接続パイプ部とを備えており、 前記周壁部の先端の位置は、前記吸引カップの前記接続パイプ部に取り付けられており且つ前記ばね付勢手段による付勢力を受けるばね受けが、前記ヒートシールバーにストッパとして設けられているストッパ面に当接することによって定められていることを特徴とする請求項5に記載の袋のバブルシール装置。
- 前記袋内に包装物を収容した状態で開口部にシールを施して前記袋包装体を製造する包装機において、前記シールを施すシール装置として適用されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の袋のバブルシール装置。
- 前記包装機は、ウェブ状包装材を筒状包装材に成形し、横シール装置によって前記筒状包装材に横シールを施すことで、先行して形成され且つ内部に包装物が投入された袋の上底シール部を形成するとともに後続に形成される袋の下底シール部を形成する縦型製袋充填包装機であり、
前記横シール装置として適用されていることを特徴とする請求項7に記載の袋のバブルシール装置。
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