JP6484542B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
ヘッド本体にフェースプレートが取り付けられたアイアン型ゴルフクラブヘッドが知られている。特許第2691496号は、フェース体の凹部と係合してフェース体をヘッド本体に固定する凸部が、該ヘッド本体の一部の塑性変形により形成されているヘッドを開示する。
特許第2691496号
本発明者は、フェースプレートが取り付けられたヘッドにおいて、従来にない新たな構造が可能であることを見いだした。この新たな構造は、従来とは異質な効果を奏しうる。
本発明の目的は、ヘッド本体にフェースプレートが取り付けられた構造のヘッドにおいて、新たな効果が付加されたゴルフクラブヘッドの提供にある。
好ましいゴルフクラブヘッドは、ヘッド本体と、このヘッド本体に固定されたフェースプレートとを備えている。上記フェースプレートが、打球面を含むプレート前面と、このプレート前面とは反対の面であるプレート後面と、プレート側面とを有している。上記ヘッド本体が、上記プレート側面に対向する本体側面を有している。上記プレート側面と上記本体側面との間の少なくとも一部に、隙間が設けられている。
好ましくは、上記プレート側面がプレート凹部を有している。好ましくは、このプレート凹部が上記隙間を形成している。
好ましくは、上記本体側面が本体凹部を有している。好ましくは、この本体凹部が上記隙間を形成している。
好ましくは、上記プレート前面の周縁部が、上記打球面よりも後方に位置する段差面を有している。好ましくは、上記ヘッド本体が、上記段差面の前方を覆う塑性変形部を有している。好ましくは、上記隙間に対応する領域の少なくとも一部に、上記段差面及び上記塑性変形部が設けられている。
好ましくは、上記ヘッドは、樹脂部材を更に有している。好ましくは、この樹脂部材が上記隙間に配置されている。
好ましくは、上記プレート側面が、トップ側領域、ソール側領域、トウ側領域及びヒール側領域を有している。好ましくは、上記トップ側領域、上記ソール側領域、上記トウ側領域及び上記ヒール側領域のそれぞれにおいて、上記プレート側面が上記本体側面に接触している。
ヘッド本体にフェースプレートが取り付けられた構造を利用した新たな効果が付加されうる。
図1は、第1実施形態のゴルフクラブヘッドの斜視図である。 図2は、図1のヘッドの背面を示す斜視図である。 図3は、図1のヘッドの正面図である。 図4は、図1のヘッドの背面図である。 図5は、図1のヘッドに係るフェースプレートの平面図である。 図6は、図5のフェースプレートの背面図である。 図7は、図1のヘッドに係るヘッド本体の正面図である。 図8は、図6と同様の背面図である。図8では、外周縁部がハッチングで示されている。 図9は、図3のF9−F9線に沿った断面図である。 図10は、図3のF10−F10線に沿った断面図である。 図11は、図3のF11−F11線に沿った断面図である。 図12は、塑性変形部が形成される工程(カシメ工程)の説明図である。 図13は、第2実施形態のヘッドの部分断面図である。 図14は、第3実施形態のヘッドの部分断面図である。 図15は、第4実施形態のヘッドに部分断面図である。 図16は、第5実施形態のヘッドに部分断面図である。 図17は、第6実施形態のヘッドの正面図である。図17では、隙間の位置が黒塗りで示されている。 図18は、図17のヘッドに係るフェースプレートの平面図である。 図19は、図17のF19−F19線に沿った断面図である。 図20は、図17のF20−F20線に沿った断面図である。 図21は、第7実施形態のヘッドの断面図である。 図22は、第8実施形態のヘッドの正面図である。 図23は、図22のヘッドに係るフェースプレートの平面図である。 図24は、図22のF24−F24線に沿った断面図である。 図25は、図22のF25−F25線に沿った断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
本願において、以下の用語が定義される。
[基準状態]
基準状態とは、所定のライ角及びリアルロフト角でヘッドが水平面h上に置かれた状態である。この基準状態では、ヘッドのシャフト孔の中心軸線(シャフト軸線)が、垂直面VP1内に配されている。垂直面VP1は、水平面hに対して垂直な平面である。この基準状態では、フェース面(打球面)が上記垂直面VP1に対してリアルロフト角で傾いている。所定のライ角及びリアルロフト角は、例えば、製品カタログ等に記載されている。
[トウ−ヒール方向]
上記基準状態のヘッドにおいて、上記垂直面VP1と上記水平面hとの交線の方向が、トウ−ヒール方向である。本願において、トウ側及びヒール側というときは、このトウ−ヒール方向が基準とされる。
[フェース−バック方向]
上記トウ−ヒール方向に対して垂直であり且つ上記水平面hに平行な方向が、フェース−バック方向である。本願において、フェース側及びバック側というときは、このフェース−バック方向が基準とされる。
[前後方向]
打球面に対して垂直な方向が、前後方向と定義される。換言すれば、打球面の法線方向が、前後方向と定義される。本願において、前方及び後方というときは、この前後方向が基準とされる。
[上下方向]
上記トウ−ヒール方向に対して垂直であり且つ打球面に平行な方向が、上下方向である。本願において、上方及び下方というときは、この上下方向が基準とされる。
[鉛直上下方向]
上記水平面hに対して垂直な直線の方向が、鉛直上下方向である。本願において、鉛直上方及び鉛直下方というときは、この鉛直上下方向が基準とされる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るゴルフクラブヘッド2を斜め前方から見た斜視図である。図2はヘッド2を斜め後方から見た斜視図である。図3は、ヘッド2の正面図である。図3は、打球面の正面から見た図である。図4は、ヘッド2の背面図である。
ヘッド2は、フェース4、ホーゼル6及びソール8を有する。ホーゼル6は、ホーゼル孔10を有する。フェース4は、打球面である。フェース4の表面には、フェース溝が設けられているが、このフェース溝の記載は省略されている。ソール8には、ウェイト部材wtが配置されている。ヘッド2は、アイアン型ゴルフクラブヘッドである。
フェース4の反対側には、バックキャビティ12が設けられている。ヘッド2は、キャビティバックアイアンである。
ヘッド2は、ヘッド本体h1と、ヘッド本体h1に固定されたフェースプレートp1とを有する。ヘッド本体h1の材質は、金属である。本実施形態では、ヘッド本体h1の材質は、ステンレス鋼である。フェースプレートp1の材質は、金属である。本実施形態では、フェースプレートp1の材質は、チタン系金属である。チタン系金属とは、純チタン又はチタン合金を意味する。ヘッド本体h1及びフェースプレートp1の材質は限定されない。
チタン合金は、チタンの割合が50重量%以上である合金である。チタン合金として、αチタン、αβチタン及びβチタンが挙げられる。αチタンとして、例えば、Ti−5Al−2.5Sn、Ti−8Al−1V−1Moが挙げられる。αβチタンとして、例えば、Ti−6Al−4V、Ti−6Al−2Sn−4Zr−6Mo、Ti−6Al−6V−2Sn及びTi−4.5Al−3V−2Fe−2Moが挙げられる。βチタンとして、例えばTi−15V−3Cr−3Sn−3Al、Ti−20V−4Al−1Sn、Ti−22V−4Al、Ti−15Mo−2.7Nb−3Al−0.2Si及びTi−16V−4Sn−3Al−3Nbが挙げられる。純チタンとして、工業用純チタンが例示される。この工業用純チタンとして、日本工業規格で規定される1種純チタン、2種純チタン、3種純チタン及び4種純チタンが例示される。
好ましくは、フェースプレートp1の比重は、ヘッド本体h1の比重よりも小さい。比重の小さいフェースプレートp1は、ヘッド2における重量を周辺に配分するのに寄与する。
図5は、フェースプレートp1の平面図である。図6は、フェースプレートp1の背面図である。フェースプレートp1は、プレート前面f1と、プレート後面b1と、プレート側面s1とを有している。プレート前面f1は、打球面を含む。この打球面は、フェース溝を除き、平面である。プレート後面b1は、プレート前面f1とは反対側の面である。プレート側面s1は、プレート前面f1とプレート後面b1との間に延びている。
図7は、ヘッド本体h1の正面図である。ヘッド本体h1は、開口部14を有する。この開口部14の輪郭は、フェースプレートp1の輪郭に略等しい。
ヘッド本体h1は、フェースプレートp1のプレート後面b1を支持する受け面u1と、プレート側面s1に対向する本体側面v1とを有する。受け面u1の全体が、単一の平面で構成されている。受け面u1は開口部14の周りで全周に亘って設けられている。本体側面v1はフェースプレートp1の周りで全周に亘って設けられている。プレート後面b1の一部が、受け面u1に接触している。なお、図7では、塑性変形部d1(後述)の記載が省略されている。
図8は、図6と同様に、プレート後面b1を示す。図8では、外周縁部16がハッチングで示されている。図8が示すように、プレート後面b1は、環状の外周縁部16と、この外周縁部16の内側である内側部18とを有している。内側部18は、外周縁部16に囲まれている。
外周縁部16は、プレート後面b1の輪郭線20を含む。即ち、外周縁部16の外輪郭線は、輪郭線20である。外周縁部16は、幅Waを有する。幅Waは、1mm以上が好ましく、1.3mm以上がより好ましく、6mm以下が好ましく、5mm以下がより好ましい。
図8において符合CFで示されるのは、プレート後面b1の図心である。この図心CFは、プレート後面b1の輪郭線20に基づいて決定される。
図8の平面図において、直線x及び直線yが定義される。直線xは、図心CFを通りトウ−ヒール方向に平行な直線である。直線yは、図心CFを通り上下方向に平行な直線である。
図8が示すように、直線x及び直線yにより、輪郭線20は4つに区分される。これら4つの区分のそれぞれにおいて、曲率半径が最小の点が決定される。トウ上側の区分において最も曲率半径が小さい点が符合Aで示されている。ヒール上側の区分において最も曲率半径が小さい点が符合Bで示されている。ヒール下側の区分において最も曲率半径が小さい点が符合Cで示されている。トウ下側の区分において最も曲率半径が小さい点が符合Dで示されている。点Aと図心CFとを結ぶ直線が、直線Laである。点Bと図心CFとを結ぶ直線が、直線Lbである。点Cと図心CFとを結ぶ直線が、直線Lcである。点Dと図心CFとを結ぶ直線が、直線Ldである。
これらの直線を三次元に拡張することで、ヘッド2が4つに区画されうる。上記直線Laを含み且つ打球面に対して垂直な平面Paと、上記直線Lbを含み且つ打球面に対して垂直な平面Pbと、上記直線Lcを含み且つ打球面に対して垂直な平面Pcと、上記直線Ldを含み且つ打球面に対して垂直な平面Pdとが定義される(図3参照)。これら4つの平面Pa、Pb、Pc及びPdにより、ヘッド2はトウ側領域、ヒール側領域、トップ側領域及びソール側領域に区画される。よって例えば、ヘッド本体h1及びフェースプレートp1のそれぞれも、トウ側領域、ヒール側領域、トップ側領域及びソール側領域に区画される。このように、本願における4つの領域(トウ側領域、ヒール側領域、トップ側領域及びソール側領域)が定義される。これらトウ側領域、ヒール側領域、トップ側領域及びソール側領域が、4区分領域と総称される。
この4区分領域は、ヘッド2のあらゆる部分に適用される。例えば、プレート側面s1は、トウ側領域、ヒール側領域、トップ側領域及びソール側領域を有する。例えば、受け面u1は、トウ側領域、ヒール側領域、トップ側領域及びソール側領域を有する。例えば、本体側面v1は、トウ側領域、ヒール側領域、トップ側領域及びソール側領域を有する。
外周縁部16は、内側部18よりも後方に突出した突出部を形成している。外周縁部16の厚みは、内側部18の厚みよりも大きい。図6が示すように、外周縁部16がフェースプレートp1の全周に亘って設けられている。この外周縁部16が、ヘッド本体h1に当接している。内側部18は、ヘッド本体h1に当接していない。
ヘッド本体h1に、外周縁部16に相当する突出部を設けることも可能である。しかし、ヘッド本体h1の比重がフェースプレートp1の比重よりも大きい場合、この突出部の設置はヘッド重量の増加につながる。加えて、ヘッド本体h1の形状はフェースプレートp1に比較して複雑であるので、加工(例えばNC加工)が行いにくい。フェースプレートp1は、プレート形状であるため、加工が容易である。
図9は、図3のF9−F9線に沿った断面図である。図10は、図3のF10−F10線に沿った断面図である。図11は、図3のF11−F11線に沿った断面図である。
図9、図10及び図11が示すように、外周縁部16(突出部)は、受け面u1に当接している。外周縁部16は、受け面u1に当接するように突出した突出部を形成している。一方、内側部18は、受け面u1に当接していない。
図9、図10及び図11が示すように、ヘッド本体h1は、塑性変形部d1を有している。この塑性変形部d1は、フェースプレートp1の前方に位置する。より詳細には、塑性変形部d1は、段差面t1の前方に位置する。
図12(a)及び図12(b)は、塑性変形部d1の形成の手順を示す。
図5及び図12(a)が示すように、プレート前面f1の周縁部は、打球面(フェース4)よりも後方に位置する段差面t1を有している。図5が示すように、段差面t1はフェースプレートp1の全周に亘って設けられている。図12(b)が示すように、塑性変形部d1は、段差面t1の前方を覆っている。塑性変形部d1は、プレート前面f1の全周に亘って設けられた段差面t1の全体を覆っている。
フェースプレートp1の固定の観点から、段差面t1の幅Wt1(図5参照)は、0.2mm以上が好ましく、0.3mm以上がより好ましい。塑性変形部d1の形成を考慮すると、幅Wt1は、2mm以下が好ましく、1mm以下がより好ましい。
このような塑性変形部d1の形成方法では、先ず、変形前凸部d2(図12(a)参照)を有するヘッド本体h1pが用意される。このヘッド本体h1pは、変形前本体とも称される。変形前凸部d2は、隙間gp(後述)の前方に位置している。図12(a)が示すように、この変形前本体h1pに、フェースプレートp1がセットされる。次に、打球面と平行な平面を有する治具で、変形前凸部d2が押しつぶされる。変形前凸部d2及びその周辺部分は塑性変形され、段差面t1の前方の空間に移動する。この結果、段差面t1の前方の空間の少なくとも一部が埋まり、塑性変形部d1が形成される。この工程は、カシメ工程とも称される。このような塑性変形部d1は、カシメ部とも称される。
このような加工方法に起因して、塑性変形部d1には応力が残留しうる。塑性変形部d1がフェースプレートp1を押圧している場合もある。塑性変形部d1は、段差面t1を押圧している場合もある。
塑性変形部d1は、フェースプレートp1の前方に位置するため、フェースプレートp1が前方に外れることを物理的に防止している。更に、塑性変形部d1は塑性変形によって形成されているため、フェースプレートp1を押圧している。塑性変形部d1はフェースプレートp1の固定に寄与している。
本実施形態では、変形前凸部d2が、上記開口部14の全周に亘って設けられている。この変形前凸部d2の全体に、上記加工が施される。結果として、塑性変形部d1は、フェースプレートp1の全周に亘って設けられる。
図12(b)が示すように、ヘッド2は、隙間gpを有している。隙間gpは、プレート側面s1と本体側面v1との間に設けられている。隙間gpは、空間を形成している。隙間gpは、中空部を形成している。
図3では、隙間gpが設けられている位置が太線で示されている。図7では、この隙間gpを形成する本体凹部rhの位置が太線で示されている。隙間gpは中空部であるため、実際には、隙間gpはヘッド2の外部から視認されない。本実施形態では、複数の隙間gpが設けられている。本実施形態では、複数の本体凹部rhが設けられている。
図3が示すように、ヘッド2は、第1の隙間gp1と、第2の隙間gp2と、第3の隙間gp3と、第4の隙間gp4と、第5の隙間gp5と、第6の隙間gp6とを有する。ヘッド2は、ヒール側領域に位置する隙間gp1を有する。ヘッド2は、トップ側領域に位置する隙間gp2、gp3、gp4を有する。ヘッド2は、トウ側領域に位置する隙間gp5、gp6を有する。ヘッド2は、図心CFよりもヒール側に位置する隙間gp1、gp2、gp3を有する。ヘッド2は、図心CFよりもトウ側に位置する隙間gp4、gp5、gp6を有する。ヘッド2は、トップ側領域に位置し且つ図心CFよりもヒール側に位置する隙間gp2、gp3を有する。ヘッド2は、トップ側領域に位置し且つ図心CFよりもトウ側に位置する隙間gp4を有する。ヘッド2は、トウ側領域に位置し且つ図心CFよりも上側に位置する隙間gp5、gp6を有する。ヘッド2では、ソール側領域に隙間gpが設けられていない。
隙間gpを形成するために、ヘッド本体h1の本体側面v1に凹部rhが形成される。他の凹部と区別するため、この凹部rhは、本体凹部とも称される。本体側面v1は本体凹部rhを有している。本体凹部rhの形成は容易である。例えば、ヘッド本体h1が鋳造品である場合、この鋳造によって本体凹部rhが一体的に形成されうる。この本体凹部r部がNC加工で形成されてもよい。フェースプレートp1が嵌め込まれる前のヘッド本体h1pでは、本体側面v1が開放されている。よって、この本体側面v1に本体凹部rhを加工することは容易である。
図7が示すように、ヘッド本体h1は、複数(6つ)の本体凹部rhを有する。より詳細には、ヘッド本体h1は、第1の本体凹部rh1と、第2の本体凹部rh2と、第3の本体凹部rh3と、第4の本体凹部rh4と、第5の本体凹部rh5と、第6の本体凹部rh6とを有する。ヘッド本体h1は、ヒール側領域に位置する本体凹部rh1を有する。ヘッド本体h1は、トップ側領域に位置する本体凹部rh2、rh3、rh4を有する。ヘッド本体h1は、トウ側領域に位置する本体凹部rh5、rh6を有する。ヘッド2におけるヘッド本体h1は、図心CFよりもヒール側に位置する本体凹部rh1、rh2、rh3を有する。ヘッド2におけるヘッド本体h1は、図心CFよりもトウ側に位置する本体凹部rh4、rh5、rh6を有する。ヘッド2におけるヘッド本体h1は、トップ側領域に位置し且つ図心CFよりもヒール側に位置する本体凹部rh2、rh3を有する。ヘッド2におけるヘッド本体h1は、トップ側領域に位置し且つ図心CFよりもトウ側に位置する本体凹部rh4を有する。ヘッド2におけるヘッド本体h1は、トウ側領域に位置し且つ図心CFよりも上側に位置する本体凹部rh5、rh6を有する。ヘッド本体h1では、ソール側領域に本体凹部rhが設けられていない。
本体凹部rhは、ヘッド本体h1の剛性を低下させる。この本体凹部rhは、フェースプレートp1の周囲におけるヘッド本体h1の剛性を低下させる。この剛性の低下は、フェースプレートp1の弾性変形を促進しうる。フェースプレートp1の弾性変形は、反発性能の向上に寄与する。本体凹部rhは、フェース変形促進部として機能する。
本体凹部rhにより形成された隙間gpは、重量配分効果を有する。隙間gpは、再配分重量創成部である。隙間gpの形成によって削減された重量を、ヘッド2の他の部位に再配分することができる。隙間gpは、ヘッド設計の自由度を高める。
例えば、ヘッド重心が低くなるように隙間gpを配置することができる。例えば、ヘッド重心よりも鉛直上方に位置する隙間gpは、ヘッド重心を下げるのに寄与している。
例えば、ヘッドの上下慣性モーメントが大きくなるように隙間gpを配置することができる。ヘッド重心を通り且つトウ−ヒール方向に平行な軸がAxとされるとき、上下慣性モーメントは、この軸Ax回りの慣性モーメントである。トウ側領域及びヒール側領域に位置する隙間gpは、上下慣性モーメントの増大に寄与しうる。
例えば、ヘッドの左右慣性モーメントが大きくなるように隙間gpを配置することができる。ヘッド重心を通り且つ鉛直上下方向に平行な軸がAyとされるとき、左右慣性モーメントは、この軸Ay回りの慣性モーメントである。トップ側領域及びソール側領域に位置する隙間gpは、左右慣性モーメントの増大に寄与しうる。特に、図心CFとのトウ−ヒール方向距離が近い隙間gpは、左右慣性モーメントの増大に寄与しうる。
ヘッド2では、隙間gp(本体凹部rh)に対応する領域に段差面t1及び塑性変形部d1が設けられている(図9及び図11参照)。このため、フェースプレートp1の固定が一層確実とされている。また、後述の通り、この構成は、塑性変形部d1の形成不良を抑制しうる。
図13は、第2実施形態に係るヘッド30の部分断面図である。隙間gpの形態を除き、ヘッド30は、上述のヘッド2と同じである。
ヘッド30は、ヘッド本体h1と、ヘッド本体h1に固定されたフェースプレートp1とを有する。フェースプレートp1は、プレート前面f1と、プレート後面b1と、プレート側面s1とを有している。プレート前面f1は、打球面を含む。この打球面は、フェース溝を除き、平面である。プレート後面b1は、プレート前面f1とは反対側の面である。プレート側面s1は、プレート前面f1とプレート後面b1との間に延びている。ヘッド本体h1は、フェースプレートp1のプレート後面b1を支持する受け面u1と、プレート側面s1に対向する本体側面v1とを有する。プレート後面b1の一部(上記突出部16)が、受け面u1に接触している。ヘッド本体h1の本体側面v1は、本体凹部rhを有する。本体凹部rhは、ヘッド本体h1に形成された凹部である。
ヘッド30は、隙間gpを有する。本体凹部rhが、この隙間gpを形成している。隙間gpは、プレート側面s1と本体側面v1との間に形成されている。
隙間gpは、段差面t1よりも前方に位置する前方部gp10を有する。前方部gp10は、ヘッド本体h1の剛性を更に低下させるのに寄与する。前方部gp10は、反発性能の更なる向上に寄与しうる。
前方部gp10は、ヘッド本体h1のフェース面寄りの部分の剛性を効果的に低下させうる。前方部gp10は、反発性能への寄与が高い。
図13が示すように、隙間gpの前後方向幅T1は、段差面t1と受け面u1との間の前後方向幅T2より大きい。前述のヘッド2では、幅T1と幅T2とは同じであるが、このヘッド30では、T1>T2である。この大きな幅T1は、ヘッド本体h1の剛性を更に低下させるのに寄与する。
図14は、第3実施形態に係るヘッド40の部分断面図である。隙間gpの形態を除き、ヘッド40は、上述のヘッド2と同じである。
ヘッド40は、ヘッド本体h1と、ヘッド本体h1に固定されたフェースプレートp1とを有する。フェースプレートp1は、プレート前面f1と、プレート後面b1と、プレート側面s1とを有している。プレート前面f1は、打球面を含む。この打球面は、フェース溝を除き、平面である。プレート後面b1は、プレート前面f1とは反対側の面である。プレート側面s1は、プレート前面f1とプレート後面b1との間に延びている。ヘッド本体h1は、フェースプレートp1のプレート後面b1を支持する受け面u1と、プレート側面s1に対向する本体側面v1とを有する。プレート後面b1の一部(上記突出部16)が、受け面u1に接触している。ヘッド本体h1の本体側面v1は、本体凹部rhを有する。本体凹部rhは、ヘッド本体h1に形成された凹部である。
ヘッド40は、隙間gpを有する。本体凹部rhが、この隙間gpを形成している。隙間gpは、プレート側面s1と本体側面v1との間に形成されている。
隙間gpは、受け面u1よりも後方に位置する後方部gp20を有する。後方部gp20は、ヘッド本体h1の剛性を更に低下させるのに寄与する。後方部gp20は、反発性能の更なる向上に寄与しうる。
後方部gp20は、受け面u1の近傍におけるヘッド本体h1の剛性を効果的に低下させうる。後方部gp20は、受け面u1の弾性変形を促進し、結果として、フェースプレートp1の変位を促進する。後方部gp20は、反発性能の更なる向上に寄与しうる。
図14が示すように、隙間gpの前後方向幅T1は、段差面t1と受け面u1との間の前後方向幅T2より大きい。この大きな幅T1は、ヘッド本体h1の剛性を更に低下させるのに寄与する。
図15は、第4実施形態に係るヘッド50の部分断面図である。隙間gpの形態を除き、ヘッド50は、上述のヘッド2と同じである。
ヘッド50は、ヘッド本体h1と、ヘッド本体h1に固定されたフェースプレートp1とを有する。フェースプレートp1は、プレート前面f1と、プレート後面b1と、プレート側面s1とを有している。プレート前面f1は、打球面を含む。この打球面は、フェース溝を除き、平面である。プレート後面b1は、プレート前面f1とは反対側の面である。プレート側面s1は、プレート前面f1とプレート後面b1との間に延びている。ヘッド本体h1は、フェースプレートp1のプレート後面b1を支持する受け面u1と、プレート側面s1に対向する本体側面v1とを有する。プレート後面b1の一部(上記突出部16)が、受け面u1に接触している。ヘッド本体h1の本体側面v1は、本体凹部rhを有する。本体凹部rhは、ヘッド本体h1に形成された凹部である。
ヘッド50は、隙間gpを有する。本体凹部rhが、この隙間gpを形成している。隙間gpは、プレート側面s1と本体側面v1との間に形成されている。
隙間gpの前後方向幅T1は、段差面t1と受け面u1との間の前後方向幅T2より小さい。反発性能のルール規制等の観点から、フェース中央における反発係数を下げたい場合がある。幅T1が小さい構成は、反発係数の調整に役立つ。
隙間gpの上下方向幅Wgは、段差面t1の幅Wtよりも大きい。この大きな幅Wgは、反発性能の向上に寄与しうる。
図16は、第5実施形態に係るヘッド60の部分断面図である。このヘッド60では、ソール領域に本体凹部rhが設けられている。よって、ソール領域に隙間gpが設けられている。この点を除き、ヘッド60は、ヘッド2と同じである。
図16において両矢印Wsで示されるのは、ソール8の最下点と隙間gpとの間の上下方向距離である。ソール8の最下点は、上下方向において最も下方の点である。ソール8の最下点は、トウ−ヒール方向位置のそれぞれにおいて定まる。ソール部分の剛性を低下させ、ヘッドの反発性能を高める観点から、距離Wsは、4mm以下が好ましく、3mm以下がより好ましく、2.5mm以下が更に好ましい。ヘッドの強度を考慮すると、距離Wsは、1.5mm以上であってもよい。
[隙間gpの前後方向幅T1(本体凹部rhの前後方向幅T1)]
上述の重量配分効果を高め、ヘッド設計の自由度を高める観点から、上記幅T1は、1mm以上が好ましく、1.5mm以上がより好ましく、2mm以上が更に好ましい。ヘッドの寸法上の制約を考慮すると、上記幅T1は、5mm以下が好ましく、4mm以下がより好ましく、3mm以下が更に好ましい。
[隙間gpの上下方向幅Wg(本体凹部rhの上下方向幅Wg)]
上述の重量配分効果を高め、ヘッド設計の自由度を高める観点から、上記幅Wgは、0.2mm以上が好ましく、1mm以上がより好ましく、2mm以上が更に好ましい。ヘッドの寸法上の制約を考慮すると、上記幅Wgは、5mm以下が好ましく、4mm以下がより好ましく、3mm以下が更に好ましい。
[隙間gpの断面形状]
隙間gpの断面形状は限定されない。上述した各実施形態では、隙間gpの断面形状は四角形(長方形)であるが、他のいかなる断面形状でもよい。隙間gpの断面形状として、三角形、四角形及び半円形が例示される。隙間gpの断面形状は、不定形であってもよい。
隙間gpは、プレート凹部rp及び本体凹部rhのような凹部によって形成されるものに限定されない。例えば、隙間gpは、プレート側面s1の少なくとも一部が傾斜していることによって形成されていてもよい。例えば、隙間gpは、本体側面v1の少なくとも一部が傾斜していることによって形成されていてもよい。
[隙間gpの断面積S]
隙間gpの断面積Sは限定されない。上述の重量配分効果を高め、ヘッド設計の自由度を高める観点から、断面積Sは、0.2mm以上が好ましく、0.4mm以上がより好ましく、0.6mm以上がより好ましい。ヘッドの寸法上の制約を考慮すると、断面積Sは、12mm以下が好ましく、8mm以下がより好ましく、4mm以下がより好ましい。なお、この断面積Sは、外周縁部16の幅方向に沿っており且つ打球面に垂直な平面における断面において測定される。外周縁部16の幅方向とは、外周縁部16を横断する最短の線分の方向を意味し、上記幅Waが測定される方向でもある。
図17は、第6実施形態に係るゴルフクラブヘッド100の正面図である。図18は、このヘッド100に用いられているフェースプレートp1の平面図である。図19は、図17のF19−F19線に沿った断面図である。図20は、図17のF20−F20線に沿った断面図である。
ヘッド100は、フェース104、ホーゼル106及びソール108を有する。ホーゼル106は、ホーゼル孔110を有する。フェース104は、打球面である。フェース104の表面には、フェース溝が設けられているが、このフェース溝の記載は省略されている。ソール108には、ウェイト部材wtが配置されている。ヘッド100は、アイアン型ゴルフクラブヘッドである。ヘッド100は、キャビティバックアイアンである。
ヘッド100は、ヘッド本体h1と、ヘッド本体h1に固定されたフェースプレートp1とを有する。ヘッド本体h1の材質は、金属である。本実施形態では、ヘッド本体h1の材質は、ステンレス鋼である。フェースプレートp1の材質は、金属である。本実施形態では、フェースプレートp1の材質は、チタン系金属である。フェースプレートp1の比重は、ヘッド本体h1の比重よりも小さい。
フェースプレートp1は、プレート前面f1と、プレート後面b1と、プレート側面s1とを有している。プレート前面f1は、打球面を含む。この打球面は、フェース溝を除き、平面である。プレート後面b1は、プレート前面f1とは反対側の面である。プレート側面s1は、プレート前面f1とプレート後面b1との間に延びている。
ヘッド本体h1は、フェースプレートp1のプレート後面b1を支持する受け面u1と、プレート側面s1に対向する本体側面v1とを有する。プレート後面b1の一部が、受け面u1に接触している。ヘッド本体h1は、フェースプレートp1の前方に位置する塑性変形部d1を有する。
図19及び図20が示すように、ヘッド100は、隙間gpを有している。隙間gpは、プレート側面s1と本体側面v1との間に設けられている。隙間gpは、空間を形成している。隙間gpは、中空部を形成している。
図17では、隙間gpが設けられている位置が太線で示されている。隙間gpは中空部であるため、実際には、隙間gpはヘッド100の外部から視認されない。
図17が示すように、ヘッド100は、第1の隙間gp1と、第2の隙間gp2と、第3の隙間gp3と、第4の隙間gp4と、第5の隙間gp5と、第6の隙間gp6とを有する。ヘッド100は、ヒール側領域に位置する隙間gp1を有する。ヘッド100は、トップ側領域に位置する隙間gp2、gp3、gp4を有する。ヘッド100は、トウ側領域に位置する隙間gp5、gp6を有する。ヘッド100は、図心CFよりもヒール側に位置する隙間gp1、gp2、gp3を有する。ヘッド100は、図心CFよりもトウ側に位置する隙間gp4、gp5、gp6を有する。ヘッド100は、トップ側領域に位置し且つ図心CFよりもヒール側に位置する隙間gp2、gp3を有する。ヘッド100は、トップ側領域に位置し且つ図心CFよりもトウ側に位置する隙間gp4を有する。ヘッド100は、トウ側領域に位置し且つ図心CFよりも上側に位置する隙間gp5、gp6を有する。ヘッド100では、ソール側領域に隙間gpが設けられていない。
ヘッド100では、フェースプレートp1に凹部rpが設けられている。他の凹部と区別するため、この凹部rpは、プレート凹部と称される。図18が示すように、プレート側面s1はプレート凹部rpを有している。複数のプレート凹部rpが設けられている。フェースプレートp1は単純な形状を有するから、加工しやすい。よって、プレート凹部rpの形成は容易である。例えば、プレート凹部rpは、NC加工で形成されてもよい。ヘッド本体h1に取り付けられる前のフェースプレートp1が加工されることで、プレート凹部rpは容易に形成されうる。
図18が示すように、ヘッド100のフェースプレートp1は、第1のプレート凹部rp1と、第2のプレート凹部rp2と、第3のプレート凹部rp3と、第4のプレート凹部rp4と、第5のプレート凹部rp5と、第6のプレート凹部rp6とを有する。ヘッド100において、フェースプレートp1は、ヒール側領域に位置するプレート凹部rp1を有する。ヘッド100において、フェースプレートp1は、トップ側領域に位置するプレート凹部rp2、rp3、rp4を有する。ヘッド100において、フェースプレートp1は、トウ側領域に位置するプレート凹部rp5、rp6を有する。ヘッド100において、フェースプレートp1は、図心CFよりもヒール側に位置するプレート凹部rp1、rp2、rp3を有する。ヘッド100において、フェースプレートp1は、図心CFよりもトウ側に位置するプレート凹部rp4、rp5、rp6を有する。ヘッド100において、フェースプレートp1は、トップ側領域に位置し且つ図心CFよりもヒール側に位置するプレート凹部rp2、rp3を有する。ヘッド100において、フェースプレートp1は、トップ側領域に位置し且つ図心CFよりもトウ側に位置するプレート凹部rp4を有する。ヘッド100において、フェースプレートp1は、トウ側領域に位置し且つ図心CFよりも上側に位置するプレート凹部rp5、rp6を有する。ヘッド100では、ソール側領域にプレート凹部rpが設けられていない。
プレート凹部rpにより形成された隙間gpは、重量配分効果を有する。隙間gpは、再配分重量創成部である。隙間gpの形成によって削減された重量を、ヘッド100の他の部位に再配分することができる。隙間gpは、ヘッド設計の自由度を高める。
例えば、ヘッド重心が低くなるように隙間gpを配置することができる。例えば、ヘッド重心よりも鉛直上方に位置する隙間gpは、ヘッド重心を下げるのに寄与している。例えば、ヘッドの上下慣性モーメントが大きくなるように隙間gpを配置することができる。例えば、ヘッドの左右慣性モーメントが大きくなるように隙間gpを配置することができる。
上述の通り、隙間gpの形成は容易である。例えば、フェースプレートp1のプレート側面s1又はヘッド本体h1pの本体側面v1に凹部を形成することで、隙間gpは容易に形成されうる。この凹部は、例えばNC加工で作製することができる。隙間gpの位置及び体積は、任意に選択されうる。しかも、隙間gpは、フェースプレートp1とヘッド本体h1との接合部分に形成されるため、フェースプレートp1の変形を効果的に促進しうる。
図21は、第7実施形態に係るヘッド200の断面図である。
このヘッド200は、ヘッド100の隙間gpに樹脂部材202が配置されたヘッドである。すなわち、ヘッド200では、隙間gpに樹脂部材202が設けられている。樹脂部材202の存在を除き、ヘッド200は、ヘッド100と同じである。隙間gpの存在に起因して、異音が生ずることがある。この異音は、例えば、ヘッドを振動させたときに生ずる。樹脂部材202は、この異音を低減させるのに寄与する。
樹脂部材202は、予め成形してから配置されてもよい。樹脂部材202は、塗布あるいは注入などの手段によって凹部(本体凹部rh又はプレート凹部rp)に充填され、その後硬化させる方法で配置されてもよい。
樹脂部材202の樹脂として、熱硬化性樹脂及び熱可塑性樹脂が例示される。熱硬化性樹脂として、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン及び熱硬化性ポリイミドが挙げられる。熱可塑性樹脂として、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン、ABS樹脂(アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂)、AS樹脂、アクリル樹脂、ナイロン、ポリアセタール、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンエーテル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、環状ポリオレフィン、ポリフェニレンスルファイド、ポリテトラフロロエチレン、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテルケトンなどが挙げられる。炭素繊維強化樹脂等の繊維強化樹脂も用いられ得る。
図22は、第8実施形態に係るゴルフクラブヘッド300の正面図である。図23は、このヘッド300に用いられているフェースプレートp1の平面図である。図24は、図22のF24−F24線に沿った断面図である。図25は、図22のF25−F25線に沿った断面図である。
ヘッド300は、ヘッド本体h1と、ヘッド本体h1に固定されたフェースプレートp1とを有する。ヘッド本体h1の材質は、金属である。本実施形態では、ヘッド本体h1の材質は、ステンレス鋼である。フェースプレートp1の材質は、金属である。本実施形態では、フェースプレートp1の材質は、チタン系金属である。フェースプレートp1の比重は、ヘッド本体h1の比重よりも小さい。
フェースプレートp1は、プレート前面f1と、プレート後面b1と、プレート側面s1とを有している。プレート前面f1は、打球面を含む。この打球面は、フェース溝を除き、平面である。プレート後面b1は、プレート前面f1とは反対側の面である。プレート側面s1は、プレート前面f1とプレート後面b1との間に延びている。
ヘッド本体h1は、フェースプレートp1のプレート後面b1を支持する受け面u1と、プレート側面s1に対向する本体側面v1とを有する。プレート後面b1の一部が、受け面u1に接触している。ヘッド本体h1は、フェースプレートp1の前方に位置する塑性変形部d1を有する。
図24及び図25が示すように、ヘッド300は、隙間gpを有している。隙間gpは、プレート側面s1と本体側面v1との間に設けられている。隙間gpは、空間を形成している。隙間gpは、中空部を形成している。
図22では、隙間gpが設けられている位置が太線で示されている。隙間gpは中空部であるため、実際には、隙間gpはヘッド300の外部から視認されない。
図22が示すように、ヘッド300は、第1の隙間gp1と、第2の隙間gp2と、第3の隙間gp3と、第4の隙間gp4と、第5の隙間gp5と、第6の隙間gp6とを有する。
図23が示すように、プレート側面s1はプレート凹部rpを有している。複数のプレート凹部rpが設けられている。
図23が示すように、ヘッド300のフェースプレートp1は、第1のプレート凹部rp1と、第2のプレート凹部rp2と、第3のプレート凹部rp3と、第4のプレート凹部rp4と、第5のプレート凹部rp5と、第6のプレート凹部rp6とを有する。これらのプレート凹部rpにより、隙間gpが形成されている。
図23が示すように、本実施形態では、プレート凹部rpに対応する領域に、段差面t1が存在している。このため、図24及び図25が示すように、プレート凹部rpに対応する領域に、塑性変形部d1が設けられている。
このヘッド300の構成は、ヘッド100(図17から図20)と相違する。ヘッド100では、プレート凹部rp(隙間gp)に対応する領域に、段差面t1が存在しない(図18、図19及び図20参照)。よって、プレート凹部rp(隙間gp)に対応する領域に位置する塑性変形部d1はフェースプレートp1の前方に位置しておらず、フェースプレートp1の脱落を防止する機能を果たしていない。また、カシメ工程において形成される塑性変形部d1を受ける段差面t1が無い場合、塑性変形部d1の形成不良が生じうる。この塑性変形部d1の形成不良により、隙間gpの形状にも不良が生じうる。
ヘッド300では、隙間gp(プレート凹部rp)に対応する領域に段差面t1及び塑性変形部d1が設けられている(図24及び図25参照)。このため、フェースプレートp1の固定が一層確実とされている。更に、段差面t1の存在により、塑性変形部d1の形成不良が抑制され、隙間gpの形状の不良も抑制される。
フェースプレートp1の固定及び塑性変形部d1の形成の観点から、隙間gpに対応する領域の少なくとも一部に段差面t1及び塑性変形部d1が設けられているのが好ましく、隙間gpに対応する領域の全部に段差面t1及び塑性変形部d1が設けられているのが好ましい。
なお、「隙間gpに対応する領域」とは、図22のような平面視において隙間gpと重複する領域、及び、この平面視において隙間gpに隣接する領域を意味する。同様に、「プレート凹部rpに対応する領域」とは、図22のような平面視においてプレート凹部rpと重複する領域、及び、この平面視においてプレート凹部rpに隣接する領域を意味する。同様に、「本体凹部rhに対応する領域」とは、図3のような平面視において本体凹部rhと重複する領域、及び、この平面視において本体凹部rhに隣接する領域を意味する。
[非視認性]
プレート凹部rp又は本体凹部rhによって形成される隙間gpは、外部から見えないように形成されうる。よって、外観上の違和感やデザイン上の制約を生じさせることがない。ゴルフはメンタルなスポーツであり、外観上の違和感がショットの正確性に影響しうる。隙間gpの非視認性は、ショットの正確性を高めるのに寄与しうる。
隙間gpは、フェースプレートの周りで全周に亘って設けられていてもよい。隙間gpは、フェースプレートの周りの一部に設けられてもよい。隙間gpは、プレート側面s1と本体側面v1との間の全体に設けられてもよいし、プレート側面s1と本体側面v1との間の一部に設けられてもよい。
[隙間gpの分散]
上述の通り、隙間gpは、1箇所であってもよいし、2箇所以上に分散されてもよい。隙間gpは、2箇所であってもよいし、3箇所であってもよいし、4箇所以上であってもよい。分散の仕様として、以下の構成が例示される。これらの構成(1)から(11)からなる群から選ばれる2以上が組み合わされても良い。
(1)隙間gpが、図心CFのトウ側と図心CFのヒール側とに分散される。
(2)隙間gpが、図心CFの上側と図心CFの下側とに分散される。
(3)隙間gpが、トップ側領域とソール側領域とに分散される。
(4)隙間gpが、トウ側領域とヒール側領域とに分散される。
(5)隙間gpが、トップ側領域、ソール側領域、トウ側領域及びヒール側領域からなる群から選ばれる2箇所以上に分散される。
(6)隙間gpが、トップ側領域、ソール側領域、トウ側領域及びヒール側領域からなる群から選ばれる3箇所以上に分散される。
(7)隙間gpが、トップ側領域、ソール側領域、トウ側領域及びヒール側領域に分散される。
(8)トップ側領域において、隙間gpが図心CFのトウ側と図心CFのヒール側とに分散される。
(9)ソール側領域において、隙間gpが図心CFのトウ側と図心CFのヒール側とに分散される。
(10)トウ側領域において、隙間gpが図心CFの下側と図心CFの上側とに分散される。
(11)ヒール側領域において、隙間gpが図心CFの下側と図心CFの上側とに分散される。
隙間gpの存在により、プレート側面s1が本体側面v1から離れる。しかし、部分的にプレート側面s1と本体側面v1とが接触していれば、フェースプレートp1の位置決めは可能であり、フェースプレートp1の固定は確保される。この観点から、好ましくは、トップ側領域、ソール側領域、トウ側領域及びヒール側領域のそれぞれにおいて、プレート側面s1と本体側面v1とが接触している。この場合、ヘッド本体h1に対するフェースプレートp1の位置決めが容易となる。
反発性能の観点からは、フェースプレートp1の周囲において隙間gpが存在するのが好ましい。この観点から、隙間gpは、トップ側領域、ソール側領域、トウ側領域及びヒール側領域からなる群から選ばれる2箇所以上に存在するのが好ましい。隙間gpは、トップ側領域、ソール側領域、トウ側領域及びヒール側領域からなる群から選ばれる3箇所以上に存在するのがより好ましい。隙間gpは、トップ側領域、ソール側領域、トウ側領域及びヒール側領域のそれぞれに存在するのがより好ましい。
フェースプレートp1の周縁の長さがLpとされ、隙間gpの延在長さがLgとされる。長さLpは、プレート後面b1の輪郭線20の長さである。延在長さLgは、図3のような平面視において隙間gpを透視したときの、当該隙間gpの外縁の長さである。複数の隙間gpが存在するとき、それらの長さの合計が、長さLgである。
上述の重量配分効果を高め、ヘッド設計の自由度を高める観点から、Lg/Lpは、0.1以上が好ましく、0.2以上がより好ましく、0.3以上がより好ましい。フェースプレートp1の位置決めの観点から、Lg/Lpは、0.9以下が好ましく、0.8以下がより好ましく、0.7以下が更に以上がより好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
前述したヘッド2と同じヘッドが作製された。フェースプレートp1及びヘッド本体(
変形前本体)h1pが用意された。ヘッド本体h1pは、鋳造によって作製された。このヘッド本体h1pのソール部に、ウェイト部材wtが装着された。ウェイト部材wtの材質は、タングスタンニッケル合金とされた。このヘッド本体h1pは、変形前凸部d2を有していた。この変形前凸部d2は、開口部14の周囲の全体に形成されていた。ヘッド本体h1pの材質は、ステンレス鋼(SUS630)とされた。フェースプレートp1は、板材(圧延材)から切り出された。突出部である外周縁部16は、NC加工によって作製された。フェースプレートp1の材質は、チタン合金とされた。このチタン合金として、新日鐵住金社製のSuper−TIX(登録商標)が用いられた。
変形前本体h1pの本体側面v1をNC加工で削って、本体凹部rhを形成した。フェースプレートp1が、ヘッド本体h1pの開口部14に嵌め込まれた。次に、上述のカシメ工程がなされ、変形前凸部d2が塑性変形部d1に変化した。このようにして、実施例1のヘッドを得た。
[実施例2]
前述したヘッド100と同じヘッドが作製された。フェースプレートp1及びヘッド本体(変形前本体)h1pが用意された。ヘッド本体h1pは、鋳造によって作製された。このヘッド本体h1pのソール部に、ウェイト部材wtが装着された。ウェイト部材wtの材質は、タングスタンニッケル合金とされた。このヘッド本体h1pは、変形前凸部d2を有していた。この変形前凸部d2は、開口部14の全周に形成されていた。ヘッド本体h1pの材質は、ステンレス鋼(SUS630)とされた。フェースプレートp1は、板材(圧延材)から切り出された。突出部である外周縁部16は、NC加工によって作製された。更に、プレート側面s1をNC加工で削って、プレート凹部rpを形成した。フェースプレートp1の材質は、チタン合金とされた。このチタン合金として、新日鐵住金社製のSuper−TIX(登録商標)が用いられた。
フェースプレートp1が、ヘッド本体h1pの開口部14に嵌め込まれた。次に、上述のカシメ工程がなされ、変形前凸部d2が塑性変形部d1に変化した。このようにして、実施例2のヘッドを得た。
実施例1では、フェースプレートp1を取り付ける前のヘッド本体h1pにおいて、本体側面v1に本体凹部rhが形成された。実施例2では、ヘッド本体h1に取り付ける前のフェースプレートp1において、プレート側面s1にプレート凹部rpが形成された。いずれの実施例でも、凹部を容易に作成できた。すなわち、いずれの実施例でも、隙間gpの形成は容易であった。
以上に示されるように、本発明の優位性は明らかである。
本発明は、ウッド型ヘッド、ユーティリティ型ヘッド、ハイブリッド型ヘッド、アイアン型ヘッド、パターヘッドなど、あらゆるゴルフクラブヘッドに適用されうる。
2・・・ヘッド
4・・・フェース(打撃面)
6・・・ホーゼル
8・・・ソール
10・・・ホーゼル孔
14・・・開口
16・・・外周縁部
18・・・内側部
20・・・プレート後面の輪郭線
202・・・樹脂部材
h1・・・ヘッド本体
h1p・・・ヘッド本体(変形前本体)
v1・・・本体側面
p1・・・フェースプレート
f1・・・プレート前面
b1・・・プレート後面
s1・・・プレート側面
d1・・・塑性変形部
t1・・・段差面
gp・・・隙間
rh・・・本体凹部
rp・・・プレート凹部

Claims (11)

  1. ヘッド本体と、このヘッド本体に固定されたフェースプレートとを備えており、
    上記フェースプレートが、打球面を含むプレート前面と、このプレート前面とは反対の面であるプレート後面と、プレート側面とを有しており、
    上記ヘッド本体が、上記プレート側面に対向する本体側面を有しており、
    上記プレート側面と上記本体側面との間の少なくとも一部に、隙間が設けられており、
    上記プレート前面の周縁部が、上記打球面よりも後方に位置する段差面を有しており、上記ヘッド本体が、上記段差面の前方を覆う塑性変形部を有しており、
    上記フェースプレートの材質が金属であるゴルフクラブヘッド。
  2. 上記プレート側面がプレート凹部を有しており、
    このプレート凹部が上記隙間を形成している請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 上記本体側面が本体凹部を有しており、
    この本体凹部が上記隙間を形成している請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 記隙間に対応する領域の少なくとも一部に、上記段差面及び上記塑性変形部が設けられている請求項1から3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 樹脂部材を更に有しており、
    この樹脂部材が上記隙間に配置されている請求項1から4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 上記プレート側面が、トップ側領域、ソール側領域、トウ側領域及びヒール側領域を有しており、
    上記トップ側領域、上記ソール側領域、上記トウ側領域及び上記ヒール側領域のそれぞれにおいて、上記プレート側面が上記本体側面に接触している請求項1から5のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 上記プレート側面が、上記プレート前面と上記プレート後面との間に延びている請求項1から6のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 上記ヘッド本体が、上記フェースプレートの上記プレート後面を支持する受け面を更に有する請求項1から7のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 上記隙間が、中空部を形成している請求項1から8のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  10. 上記ヘッド本体が、開口部を更に有しており、
    上記フェースプレートが、上記開口部に嵌め込まれている請求項1から9のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  11. 上記隙間が空間を形成しているか、又は、上記隙間に樹脂部材が配置されている請求項1から10のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
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