JP6484540B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
ヘッド本体にフェースプレートが取り付けられたアイアン型ゴルフクラブヘッドが知られている。特許第2691496号は、フェース体の凹部と係合してフェース体をヘッド本体に固定する凸部が、該ヘッド本体の一部の塑性変形により形成されているヘッドを開示する。特開2015−36052号公報は、ヘッド本体とフェース板とを有するヘッドにおいて、フェース板が、前記ヘッド本体に固定された環状の外縁部と、前記外縁部に囲まれかつ前記ヘッド本体には接触していない非接触部とを有し、前記非接触部が、前記外縁部よりも小さい厚さを有する第1薄肉部及び第2薄肉部を含む構成を開示する。
特許第2691496号 特開2015−36052号公報
本発明者は、フェースプレートが取り付けられたヘッドにおいて、従来にない新たな構造が可能であることを見いだした。この新たな構造は、従来とは異質な効果を奏しうる。
本発明の目的は、ヘッド本体にフェースプレートが取り付けられた構造のヘッドにおいて、新たな効果が付加されたゴルフクラブヘッドの提供にある。
好ましいゴルフクラブヘッドは、ヘッド本体と、このヘッド本体に固定されたフェースプレートとを備えている。上記フェースプレートが、打球面を含むプレート前面と、このプレート前面とは反対の面であるプレート後面と、プレート側面とを有している。上記ヘッド本体が、上記フェースプレートが配置されている開口部と、上記フェースプレートを後方から支持する受け面とを有している。上記プレート後面が、環状の外周縁部を有している。上記外周縁部が、上記受け面と当接する第1部分と、上記受け面と当接せず上記受け面との間に離間部を形成している第2部分とを有している。
上記第2部分の周長がE2とされ、上記外周縁部の周長がE1とされる。好ましくは、E2/E1が0.05以上0.4以下である。
好ましくは、上記第1部分が、上記プレート後面の図心と同じトウ−ヒール方向位置にある中央配置部を有している。好ましくは、上記第2部分が、上記図心よりもトウ側に位置するトウ配置部と、上記図心よりもヒール側に位置するヒール配置部とを有している。
好ましくは、上記ヘッドは、弾性体を更に有している。好ましくは、上記離間部に上記弾性体が配置されている。
好ましくは、上記プレート前面の周縁部が、上記打球面よりも後方に位置する段差面を有している。好ましくは、上記ヘッド本体が、上記段差面の前方を覆う塑性変形部を有している。上記段差面が、上記プレート前面の全周に亘って設けられていてもよい。好ましくは、上記塑性変形部が、上記段差面の全体を覆っている。
好ましくは、上記プレート前面の周縁部が、上記打球面よりも後方に位置する段差面を有している。好ましくは、上記ヘッド本体が、上記段差面の前方を覆う塑性変形部を有している。好ましくは、上記第1部分に対応する領域に、上記塑性変形部が設けられている。好ましくは、上記第2部分に対応する領域では、上記塑性変形部が設けられておらず、上記フェースプレートの前方に上記ヘッド本体が存在しない。
好ましくは、上記段差面が、上記プレート前面の全周に亘って設けられている。上記第2部分に対応する領域には、上記塑性変形部が設けられておらず、上記段差面を底面とする溝状部が形成されていてもよい。
上記ヘッドは、樹脂部材を更に有していてもよい。好ましくは、上記溝状部に上記樹脂部材が充填されている。
上記プレート前面の周縁部が、上記打球面よりも後方に位置する段差面と、上記打球面の延長面である無段差面とを有していてもよい。好ましくは、上記ヘッド本体が、上記段差面の前方を覆う塑性変形部を有している。好ましくは、上記無段差面が、上記プレート側面まで延びている。
好ましくは、上記プレート側面と上記ヘッド本体との間に接着剤層が設けられている。
ヘッド本体にフェースプレートが取り付けられた構造を利用した新たな効果が付加されうる。
図1は、第1実施形態のゴルフクラブヘッドの斜視図である。 図2は、図1のヘッドの背面を示す斜視図である。 図3は、図1のヘッドの正面図である。 図4は、図1のヘッドの背面図である。 図5は、図1のヘッドに係るフェースプレートの平面図である。 図6は、図5のフェースプレートの背面図である。 図7は、図1のヘッドに係るヘッド本体の正面図である。 図8は、図6と同様の背面図である。図8では、外周縁部がハッチング及び散点模様で示されている。 図9は、図3のF9−F9線に沿った断面図である。 図10は、図3のF10−F10線に沿った断面図である。 図11は、図3のF11−F11線に沿った断面図である。 図12は、塑性変形部が形成される工程(カシメ工程)の説明図である。 図13は、第2実施形態のヘッドの断面図である。 図14は、図7のヘッド本体に係る変形前本体の正面図である。 図15は、第3実施形態のヘッドに係る変形前本体の正面図である。 図16は、図15の変形前本体と組み合わせられるフェースプレートの正面図である。 図17は、第3実施形態の断面図である。 図18は、段差面を底面とする溝状部に樹脂部材が配置される工程の説明図である。 図19は、第4実施形態のヘッドの正面図である。このヘッドでは、段差面を底面とする溝状部に樹脂部材が配置されている。 図20は、図19のA−A線に沿った断面図である。 図21は、第5実施形態のヘッドの断面図である。 図22は、実施例1のヘッドの一部が拡大された断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
本願において、以下の用語が定義される。
[基準状態]
基準状態とは、所定のライ角及びリアルロフト角でヘッドが水平面h上に置かれた状態である。この基準状態では、ヘッドのシャフト孔の中心軸線(シャフト軸線)が、垂直面VP1内に配されている。垂直面VP1は、水平面hに対して垂直な平面である。この基準状態では、フェース面(打球面)が上記垂直面VP1に対してリアルロフト角で傾いている。所定のライ角及びリアルロフト角は、例えば、製品カタログ等に記載されている。
[トウ−ヒール方向]
上記基準状態のヘッドにおいて、上記垂直面VP1と上記水平面hとの交線の方向が、トウ−ヒール方向である。本願において、トウ側及びヒール側というときは、このトウ−ヒール方向が基準とされる。
[フェース−バック方向]
上記トウ−ヒール方向に対して垂直であり且つ上記水平面hに平行な方向が、フェース−バック方向である。本願において、フェース側及びバック側というときは、このフェース−バック方向が基準とされる。
[前後方向]
打球面に対して垂直な方向が、前後方向と定義される。換言すれば、打球面の法線方向が、前後方向と定義される。本願において、前方及び後方というときは、この前後方向が基準とされる。
[上下方向]
上記トウ−ヒール方向に対して垂直であり且つ打球面に沿った方向が、上下方向である。本願において、上方及び下方というときは、この上下方向が基準とされる。
図1は、本発明の第一実施形態に係るゴルフクラブヘッド2を斜め前方から見た斜視図である。図2はヘッド2を斜め後方から見た斜視図である。図3は、ヘッド2の正面図である。図3は、打球面の正面から見た図である。図4は、ヘッド2の背面図である。
ヘッド2は、フェース4、ホーゼル6及びソール8を有する。ホーゼル6は、ホーゼル孔10を有する。フェース4は、打球面である。フェース4の表面には、フェース溝が設けられているが、このフェース溝の記載は省略されている。ソール8には、ウェイト部材wtが配置されている。ヘッド2は、アイアン型ゴルフクラブヘッドである。
フェース4の反対側には、バックキャビティ12が設けられている。ヘッド2は、キャビティバックアイアンである。
ヘッド2は、ヘッド本体h1と、ヘッド本体h1に固定されたフェースプレートp1とを有する。ヘッド本体h1の材質は、金属である。本実施形態では、ヘッド本体h1の材質は、ステンレス鋼である。フェースプレートp1の材質は、金属である。本実施形態では、フェースプレートp1の材質は、チタン系金属である。チタン系金属とは、純チタン又はチタン合金を意味する。ヘッド本体h1及びフェースプレートp1の材質は限定されない。
チタン合金は、チタンの割合が50重量%以上である合金である。チタン合金として、αチタン、αβチタン及びβチタンが挙げられる。αチタンとして、例えば、Ti−5Al−2.5Sn、Ti−8Al−1V−1Moが挙げられる。αβチタンとして、例えば、Ti−6Al−4V、Ti−6Al−2Sn−4Zr−6Mo、Ti−6Al−6V−2Sn及びTi−4.5Al−3V−2Fe−2Moが挙げられる。βチタンとして、例えばTi−15V−3Cr−3Sn−3Al、Ti−20V−4Al−1Sn、Ti−22V−4Al、Ti−15Mo−2.7Nb−3Al−0.2Si及びTi−16V−4Sn−3Al−3Nbが挙げられる。純チタンとして、工業用純チタンが例示される。この工業用純チタンとして、日本工業規格で規定される1種純チタン、2種純チタン、3種純チタン及び4種純チタンが例示される。
好ましくは、フェースプレートp1の比重は、ヘッド本体h1の比重よりも小さい。比重の小さいフェースプレートp1は、ヘッド2における重量を周辺に配分するのに寄与する。
図5は、フェースプレートp1の平面図である。図6は、フェースプレートp1の背面図である。フェースプレートp1は、プレート前面f1と、プレート後面b1と、プレート側面s1とを有している。プレート前面f1は、打球面を含む。この打球面は、フェース溝を除き、平面である。プレート後面b1は、プレート前面f1とは反対側の面である。プレート側面s1は、プレート前面f1とプレート後面b1との間に延びている。
図7は、ヘッド本体h1の正面図である。ヘッド本体h1は、開口部14を有する。この開口部14の輪郭は、フェースプレートp1の輪郭に略等しい。
ヘッド本体h1は、フェースプレートp1のプレート後面b1を支持する受け面u1と、プレート側面s1に当接する本体側面v1とを有する。受け面u1の全体が、単一の平面で構成されている。受け面u1は、開口部14の周りを全周に亘って設けられている。本体側面v1は、受け面u1の周りを全周に亘って設けられている。プレート後面b1の一部が、受け面u1に接触している。なお、図7では、塑性変形部d1(後述)の記載が省略されている。
図8は、図6と同様に、プレート後面b1を示す。図8では、外周縁部16がハッチング及び散点模様で示されている。図8が示すように、プレート後面b1は、環状の外周縁部16と、この外周縁部16の内側である内側部18とを有している。内側部18は、外周縁部16に囲まれている。
外周縁部16は、プレート後面b1の輪郭線20を含む。即ち、外周縁部16の外輪郭線は、輪郭線20である。外周縁部16は、幅Waを有する。幅Waは、1mm以上が好ましく、1.3mm以上がより好ましく、6mm以下が好ましく、5mm以下がより好ましい。
図8において符合CFで示されるのは、プレート後面b1の図心である。この図心CFは、プレート後面b1の輪郭線20に基づいて決定される。
外周縁部16は、4つの領域に区画される。これら4つの領域は、上縁部RU、下縁部RL、トウ縁部RT及びヒール縁部RHである。これら4領域の境界線は、次のように決定される。この平面図において、直線x及び直線yが定義される。直線xは、図心CFを通りトウ−ヒール方向に平行な直線である。直線yは、図心CFを通り上下方向に平行な直線である。
図8が示すように、直線x及び直線yにより、輪郭線20は4つに区分される。これら4つの区分のそれぞれにおいて、曲率半径が最小の点が決定される。トウ上側の区分において最も曲率半径が小さい点が符合Aで示されている。ヒール上側の区分において最も曲率半径が小さい点が符合Bで示されている。ヒール下側の区分において最も曲率半径が小さい点が符合Cで示されている。トウ下側の区分において最も曲率半径が小さい点が符合Dで示されている。点Aと図心CFとを結ぶ直線Laが、トウ縁部RTと上縁部RUとの境界線とされる。点Bと図心CFとを結ぶ直線Lbが、上縁部RUとヒール縁部RHとの境界とされる。点Cと図心CFとを結ぶ直線Lcが、ヒール縁部RHと下縁部RLとの境界線とされる。点Dと図心CFとを結ぶ直線Ldが、下縁部RLとトウ縁部RTとの境界線とされる。
この区画を三次元に拡張することで、ヘッド2が4つに区画されうる。上記直線Laを含み且つ打球面に対して垂直な平面Paと、上記直線Lbを含み且つ打球面に対して垂直な平面Pbと、上記直線Lcを含み且つ打球面に対して垂直な平面Pcと、上記直線Ldを含み且つ打球面に対して垂直な平面Pdとが定義される(図3参照)。これら4つの平面Pa、Pb、Pc及びPdにより、ヘッド2はトウ側領域、ヒール側領域、トップ側領域及びソール側領域に区画される。よって例えば、ヘッド本体h1及びフェースプレートp1のそれぞれも、トウ側領域、ヒール側領域、トップ側領域及びソール側領域に区画される。このように、本願における4つの領域(トウ側領域、ヒール側領域、トップ側領域及びソール側領域)が定義される。これらトウ側領域、ヒール側領域、トップ側領域及びソール側領域が、4区分領域と総称される。
この4区分領域は、ヘッド2のあらゆる部分に適用される。例えば、プレート側面s1は、トウ側領域、ヒール側領域、トップ側領域及びソール側領域に区分される。例えば、受け面u1は、トウ側領域、ヒール側領域、トップ側領域及びソール側領域に区分される。例えば、本体側面v1は、トウ側領域、ヒール側領域、トップ側領域及びソール側領域に区分される。
外周縁部16は、第1部分x1と第2部分x2とを有する。図8では、第1部分x1がハッチングで示されており、第2部分x2が散点模様(ドット)で示されている。図8において両矢印W1で示されるのは、第1部分x1の幅である。図8において両矢印W2で示されるのは、第2部分x2の幅である。本実施形態では、第2部分x2の幅W2は、その第2部分x2に隣接する第1部分x1の幅W1に等しい。
第2部分x2は、第1部分x1よりも前方に位置する。第1部分x1が受け面u1に当接するので、第2部分x2は受け面u1に当接できない。第1部分x1は、内側部18よりも後方に位置する(図6のA−A断面拡大図及びD−D断面拡大図参照)。本実施形態では、第2部分x2は、内側部18と面一である。これに限らず、第2部分x2は、内側部18よりも後方に位置していてもよい。
第1部分x1を後面とするプレート部は、第2部分x2よりも後方に突出した突出部を形成している。第1部分x1を後面とするプレート部は、内側部18よりも後方に突出した突出部を形成している。第1部分x1におけるプレート厚みは、第2部分x2におけるプレート厚みよりも大きい。第1部分x1におけるプレート厚みは、内側部18におけるプレート厚みよりも大きい。第2部分x2におけるプレート厚みは、内側部18におけるプレート厚みと同じでもよいし、内側部18におけるプレート厚みより大きくても良いし、内側部18におけるプレート厚みより小さくても良い。
フェースプレートp1に設けられている上記突出部を、ヘッド本体h1の側に設けることも可能である。しかし、ヘッド本体h1の比重がフェースプレートp1の比重よりも大きい場合、この突出部の設置はヘッド重量の増加につながる。加えて、ヘッド本体h1の形状はフェースプレートp1に比較して複雑であるので、加工(例えばNC加工)が行いにくい。フェースプレートp1は、プレート形状であるため、加工が容易である。
第1部分x1は、プレート後面b1の輪郭線20を含む。即ち、第1部分x1の外輪郭線は、輪郭線20である。第2部分x2は、プレート後面b1の輪郭線20を含む。即ち、第2部分x2の外輪郭線は、輪郭線20である。
本願では、第2部分x2の周長E2と、外周縁部16の周長E1とが考慮される。周長E1及びE2は、輪郭線20の長さによって決定される。周長E1は、外周縁部16における輪郭線20の長さである。周長E2は、第2部分x2における輪郭線20の長さである。後述の通り、比(E2/E1)が好ましい範囲とされうる。
第2部分x2は、下縁部RLに設けられている。図8が示すように、第2部分x2は、図心CFよりもトウ側に位置するトウ配置部x21と、図心CFよりもヒール側に位置するヒール配置部x22とを有する。トウ配置部x21は、下縁部RLに設けられている。ヒール配置部x22は、下縁部RLに設けられている。
第1部分x1は、上縁部RU、下縁部RL、トウ縁部RT及びヒール縁部RHのそれぞれに存在している。よってフェースプレートp1は、受け面u1により安定的に支持されている。
図8が示すように、図心CFのトウ−ヒール方向位置には、第1部分x1が存在している。第1部分x1は、図心CFと同じトウ−ヒール方向位置を含み且つ下縁部RLに位置する中央配置部x11を有する。ヒール配置部x22は、中央配置部x11のヒール側に位置する。トウ配置部x21は、中央配置部x11のトウ側に位置する。
このように、図心CFのトウ−ヒール方向位置に第1部分x1(中央配置部x11)が存在している。図心CFよりもトウ側に第2部分x2(トウ配置部x21)が存在している。図心CFよりもヒール側に第2部分x2(ヒール配置部x22)が存在している。
図心CFのトウ−ヒール方向位置に存在する第1部分x1(中央配置部x11)の存在により、打点が集中する中央部分の耐久性が確保されている。加えて、トウ側及びヒール側のそれぞれに第2部分x2が存在しているため、打点が左右にズレたときの反発性能が向上する。また、この構成では、第2部分x2の存在するトウ側及びヒール側でフェースプレートp1が撓みやすくなる。よって、打点が左右にズレたときの反発性能が、打点が中央部分のときの反発性能に近づく。結果として、打点のバラツキに起因する飛距離のバラツキが抑制される。第1部分x1のトウ側及びヒール側のそれぞれに第2部分x2を設けた構成は、反発平準化効果を奏する。
図6のA−A断面が示すように、第1部分x1は、後方に突出した突出部の後面を構成している。第1部分x1の前後方向位置は、内側部18よりも後方である。
図6のB−B断面及びC−C断面が示すように、第2部分x2を後面とするプレート部は、後方に突出していない。第2部分x2の前後方向位置は、第1部分x1よりも前方である。
図9は、図3のF9−F9線に沿った断面図である。F9−F9線は、ヒール側の第2部分x22を横切っている。図10は、図3のF10−F10線に沿った断面図である。図11は、図3のF11−F11線に沿った断面図である。F11−F11線は、トウ側の第2部分x21を横切っている。
図9、図10及び図11が示すように、第1部分x1は、受け面u1に当接している。一方、図9及び図11が示すように、第2部分x2は、受け面u1に当接していない。第2部分x2は、受け面u1との間に離間部gp(隙間)を形成している。離間部gpは、プレート側面s1にまで至っている。換言すれば、離間部gpは、プレート後面b1の輪郭線20にまで至っている。離間部gpは、空間を形成している。離間部gpは、中空部を形成している。
図9及び図11が示すように、第2部分x2は、受け面u1に当接していない。このため、後方へのフェースプレートp1の変位が受け面u1によって阻害されない。この構成は、フェースプレートp1の撓みを促進しうる。この撓みに起因して、ヘッド2の反発性能が向上しうる。第2部分x2は、反発促進部(フェースプレート撓み促進部)として機能しうる。
図12(a)及び図12(b)は、塑性変形部d1の形成の手順を示す。
図9、図10及び図11が示すように、ヘッド本体h1は、塑性変形部d1を有している。この塑性変形部d1は、フェースプレートp1の前方に位置する。
図5及び図12(a)が示すように、プレート前面f1の周縁部は、打球面(フェース4)よりも後方に位置する段差面t1を有している。図5の平面図が示すように、段差面t1はフェースプレートp1の全周に亘って設けられている。図12(b)が示すように、塑性変形部d1は、段差面t1の前方を覆っている。塑性変形部d1は、プレート前面f1の全周に亘って設けられた段差面t1の全体を覆っている。
フェースプレートp1の固定の観点から、段差面t1の幅Wt1(図5参照)は、0.2mm以上が好ましく、0.3mm以上がより好ましい。塑性変形部d1の形成を考慮すると、幅Wt1は、2mm以下が好ましく、1mm以下がより好ましい。
このような塑性変形部d1の形成方法では、先ず、変形前凸部d2(図12(a)参照)を有するヘッド本体h1pが用意される。このヘッド本体h1pは、変形前本体とも称される。図12(a)が示すように、この変形前本体h1pに、フェースプレートp1がセットされる。次に、打球面と平行な平面を有する治具で、変形前凸部d2が押しつぶされる。変形前凸部d2及びその周辺部は塑性変形され、段差面t1の前方の空間に移動する。この結果、段差面t1の前方の空間の少なくとも一部が埋まり、塑性変形部d1が形成される。この工程は、カシメ工程とも称される。このような塑性変形部d1は、カシメ部とも称される。
このような加工方法に起因して、塑性変形部d1には応力が残留しうる。塑性変形部d1は、段差面t1を押圧している場合もある。
塑性変形部d1は、フェースプレートp1が前方に外れることを物理的に防止している。更に、塑性変形部d1は塑性変形によって形成されているため、フェースプレートp1を押圧している。塑性変形部d1はフェースプレートp1の固定に寄与している。
本実施形態では、変形前凸部d2が、上記開口部14の全周に亘って設けられている。この変形前凸部d2の全体に、上記加工が施される。結果として、塑性変形部d1は、フェースプレートp1の全周に亘って設けられる。
図13は、変形例のヘッド30の断面図である。このヘッド30は、弾性体e1を有している。上述のヘッド2とこのヘッド30との相違は、この弾性体e1の有無のみである。
図13が示すように、弾性体e1は、第2部分x2と受け面u1との間に形成された離間部gpに設けられている。ヘッド30では、離間部gpの全てに弾性体e1が設けられている。離間部gpの一部に弾性体e1が設けられてもよい。
好ましくは、弾性体e1は、フェースプレートp1をヘッド本体h1に取り付ける前に、フェースプレートp1又はヘッド本体h1に設置される。この方法により、離間部gpへの弾性体e1の配置は容易となる。
弾性体e1の好ましい材質として、ポリマーが挙げられる。このポリマーとして、エラストマー(ゴムを含む)及び樹脂が例示される。
樹脂として、熱硬化性樹脂及び熱可塑性樹脂が例示される。熱硬化性樹脂として、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン及び熱硬化性ポリイミドが挙げられる。熱可塑性樹脂として、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン、ABS樹脂(アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂)、AS樹脂、アクリル樹脂、ナイロン、ポリアセタール、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンエーテル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、環状ポリオレフィン、ポリフェニレンスルファイド、ポリテトラフロロエチレン、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテルケトンなどが挙げられる。炭素繊維強化樹脂等の繊維強化樹脂も用いられ得る。
弾性体e1のヤング率は、5GPa以下が好ましく、3GPa以下がより好ましく、1GPa以下がより好ましく、0.5GPa以下がより好ましい。ヤング率が0.01GPa以上0.1MPa以下と低くされるのも好ましい。このような低い弾性率を有する材質として、ゴム(弾性ゴム)が挙げられる。
弾性体e1は変形しやすい。弾性体e1は、フェースプレートp1の撓み変形を阻害しにくい。弾性体e1は、反発性能の向上に寄与している。
また、弾性体e1は、その材質に応じた振動特性を有する。弾性体e1の材質を選択することで、様々な打球感を有するヘッドが得られうる。
第2部分x2の領域では、フェースプレートp1が後方から支持されていない。よって、第2部分x2の領域では、カシメ工程が行いにくい。弾性体e1は、第2部分x2においてフェースプレートp1を後方から支持している。よって、離間部gpが空間である場合に比較して、弾性体e1はカシメ工程を容易とする。
図14は、前述したヘッド本体h1p(変形前本体h1p)の正面図である。前述の通り、このヘッド本体h1pは、変形前凸部d2を有する。図14では、この変形前凸部d2が太線で示されている。前述の通り、この変形前凸部d2が、塑性変形部d1に変化する。
図14が示す通り、変形前凸部d2は開口部14の周りで全周に亘って設けられている。変形前凸部d2は、本体側面v1の全体に沿って設けられている。本実施形態では、この変形前本体h1pに、図5に示されるフェースプレートp1とが組み合わされる。このフェースプレートp1では、段差面t1が全周に亘って設けられている。このフェースプレートp1を変形前本体h1pにセット、前述の方法で変形前凸部d2を塑性変形部d1に移行する。変形前凸部d2の全体が塑性変形部d1に移行する。結果として、塑性変形部d1はフェースプレートp1の周りで全周に形成される。フェースプレートp1の全周に設けられている段差面t1において、塑性変形部d1は、この段差面t1全体の前方を覆っている。
このように、ヘッド2では、フェースプレートp1の全周に亘って塑性変形部d1が設けられている。ヘッド2では、第1部分x1に対応する領域に塑性変形部d1が設けられ、第2部分x2に対応する領域にも塑性変形部d1が設けられている。第2部分x2に対応する領域では、フェースプレートp1が後方から支持されていない。しかし、この第2部分x2に対応する領域でも、上記カシメ工程が可能である。第2部分x2に隣接する第1部分x1により、フェースプレートp1が後方から支持されているからである。
図3において両矢印L2で示されているのは、分散された第2部分x2のそれぞれの長さである。ヘッド2のように、第2部分x2が部分x21と部分x22の2箇所に分散されている場合、部分x21、x22のそれぞれの長さが、長さL2である。カシメ工程におけるフェースプレートp1の変形を抑制する観点から、長さL2は、40mm以下が好ましく、35mm以下がより好ましく、30mm以下がより好ましい。反発性能の観点から、長さL2は、5mm以上が好ましく、10mm以上がより好ましく、15mm以上がより好ましい。
2以上の長さL2が存在するとき、前述の周長E2(mm)は、全ての長さL2の合計である。本実施形態では、周長E2は、2つの長さL2の合計である。カシメ工程におけるフェースプレートp1の変形を抑制する観点から、周長E2は、80mm以下が好ましく、70mm以下がより好ましく、60mm以下がより好ましい。反発性能の観点から、周長E2は、10mm以上が好ましく、20mm以上がより好ましく、30mm以上がより好ましい。外周縁部16の周長E1(mm)は、例えば、160mm以上280mm以下である。
図15は、変形例のヘッドに係る変形前本体h2pを示す。図16は、この変形前本体h2pに組み合わせて用いられるフェースプレートp2の平面図である。
図15が示すように、変形前本体h2pは変形前凸部d2を有している。図15において変形前凸部d2は太線で示されている。図14の変形前本体h1pと異なり、この変形前本体h2pでは、変形前凸部d2が全周に設けられていない。この点を除き、変形前本体h2pは変形前本体h1pと同じである。
図16が示すように、フェースプレートp2は、プレート前面f1と、プレート後面b1と、プレート側面s1とを有する。プレート前面f1の周縁部は、打球面よりも後方に位置する段差面t1を有している。図5で示されるフェースプレートp1と異なり、フェースプレートp2では、段差面t1が全周に亘って設けられていない。この点を除き、フェースプレートp2はフェースプレートp1と同じである。よって、このフェースプレートp2は、フェースプレートp1と同様に、第1部分x1及び第2部分x2を有する(図6参照)。
変形前本体h2pでは、第1部分x1に対応する領域に、変形前凸部d2が設けられている。一方、第2部分x2に対応する領域には、変形前凸部d2が設けられていない。このような変形前本体h2pと、上述のフェースプレートp2を用いて、ヘッドが作成される。
図17は、変形前本体h2p及びフェースプレートp2を用いて作成されたヘッド40の断面図である。ヘッド40において、変形前本体h2pの変形前凸部d2は、塑性変形部d1になっている。ヘッド40では、第1部分x1に対応する領域には塑性変形部d1が設けられ、第2部分x2に対応する領域には塑性変形部d1が設けられていない。第2部分x2に対応する領域では、フェースプレートp2の前方にヘッド本体h2が存在しない。
なお、「第1部分x1に対応する領域」とは、図8のような平面視において第1部分x1と重複する領域、及び、この平面視において第1部分x1に隣接する領域を意味する。同様に、「第2部分x2に対応する領域」とは、平面視において第2部分x2と重複する領域、及び、この平面視において第2部分x2に隣接する領域を意味する。
図17は、図16のB−B線の位置におけるヘッド40の断面図である。このヘッド40において、プレート前面f1の周縁部は、打球面よりも後方に位置する段差面t1と、打球面の延長面である無段差面m1とを有している。ヘッド本体h2は、段差面t1の前方を覆う塑性変形部d1を有している。無段差面m1は、プレート側面s1まで伸びている。無段差面m1は、本体側面v1に到達している。
このように、ヘッド40では、第1部分x1に対応する領域には塑性変形部d1が設けられ、第2部分x2に対応する領域には無段差面m1が設けられている。
無段差面m1の存在に起因して、ヘッド40においては、塑性変形部d1の無い領域においても、プレート側面s1と本体側面v1との間の隙間(後述の溝状部g1)が形成されない。よって、砂や芝などの異物の侵入が防止される。
打撃時において、フェースプレートp2は撓む。この撓みは、反発性能を高めうる。ヘッド40では、第2部分x2に対応する領域に塑性変形部d1が存在しない。よって、この第2部分x2に対応する領域では、前方へのフェースプレートp2の変位が塑性変形部d1によって阻害されない。プレート前面f1の周縁部の前方に塑性変形部d1が存在しない構成は、反発性能の向上に寄与する。
加えて、この第2部分x2は、受け面u1に当接していない。このため、後方へのフェースプレートp2の変位が受け面u1によって阻害されない。この構成は、フェースプレートp2の撓みを促進しうる。この撓みに起因して、ヘッド40の反発性能が向上しうる。第2部分x2は、反発促進部として機能しうる。
図18(a)は、段差面t1を底面とする溝状部g1を示す断面図である。フェースプレートp1に段差面t1が形成されており、且つ、この段差面t1に対応する領域に塑性変形部d1が形成されなくてもよい。この場合、図18(a)が示すように、段差面t1を底面とする溝状部g1が形成されうる。図18(b)に示すように、この溝状部g1に樹脂部材r1が充填されてもよい。この樹脂部材r1は、溝状部g1に砂や芝などの異物が侵入するのを防止する。
樹脂部材r1は、予め成形されたものが配置されてもよいし、塗布あるいは注入などの手段によって溝状部g1に充填され、その後硬化される方法で配置されてもよい。
樹脂部材r1の樹脂として、熱硬化性樹脂及び熱可塑性樹脂が例示される。熱硬化性樹脂として、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン及び熱硬化性ポリイミドが挙げられる。熱可塑性樹脂として、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン、ABS樹脂(アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂)、AS樹脂、アクリル樹脂、ナイロン、ポリアセタール、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンエーテル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、環状ポリオレフィン、ポリフェニレンスルファイド、ポリテトラフロロエチレン、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテルケトンなどが挙げられる。炭素繊維強化樹脂等の繊維強化樹脂も用いられ得る。打撃による外れにくさの観点から、熱硬化性樹脂が好ましい。
図19は、フェースプレートp1(図5)と、変形前本体h2p(図15)とを組み合わせたヘッド50の正面図である。図20は、図19のA−A線に沿った断面図である。前述の通り、フェースプレートp1では、段差面t1が全周に設けられている。一方、変形前本体h2pでは、変形前凸部d2が全周に設けられていない。これらを組み合わせたヘッド50では、変形前凸部d2がない部分には、塑性変形部d1が形成されない。また、この塑性変形部d1が無い部分にも段差面t1が存在する。結果として、塑性変形部d1が無い部分に、段差面t1を底面とする溝状部g1が形成される。ヘッド50では、この溝状部g1に樹脂部材r1が充填されている。図19では、この樹脂部材r1が太線で示されている。この樹脂部材r1は、溝状部g1に砂や芝などの異物が侵入するのを防止する。樹脂部材r1は、上述した4区分領域のうちのソール側領域に位置する。ソール側領域は、ソールに近いため、砂や芝等の異物が特に侵入しやすい。ソール側領域の樹脂部材r1は、この異物の侵入を効果的に防止しうる。
図21は、変形例に係るヘッド60の断面図である。このフェースプレートp3は第1部分x1と第2部分x2とを有しており、この第2部分x2は、上縁部RUに位置する上部分62と、下縁部RLに位置する下部分64とを有する。図21の実施形態では、上部分62のトウ−ヒール方向範囲と下部分64のトウ−ヒール方向範囲とが重複した重複部を有する。図21は、この重複部における断面図である。この重複部では、フェースプレートp3の上縁部RU及び下縁部RLの両方が受け面u1から離れているため、フェースプレートp3が撓みやすい。この構成は、反発係数の向上に寄与する。
他の実施形態として、次の構成のヘッド70(図示省略)も可能である。この構成も、反発係数の向上に寄与する。
[ヘッド70の構成]
このヘッド70のフェースプレートは、第1部分x1と第2部分x2とを有する。この第2部分x2は、トウ縁部RTに位置するトウ部分と、ヒール縁部RHに位置するヒール部分とを有する。このヘッド70は、上記トウ部分の上下方向範囲と上記ヒール部分の上下方向範囲とが重複した重複部を有する。
以上の通り、外周縁部16において第2部分x2が2箇所以上に分散されてもよい。分散は、2箇所であってもよいし、3箇所であってもよいし、4箇所以上であってもよい。分散の仕様として、以下の構成が例示される。これらの構成から選ばれる2以上が組み合わされても良い。
(1)第2部分x2が、図心CFのトウ側と図心CFのヒール側とに分散される。
(2)第2部分x2が、図心CFの上側と図心CFの下側とに分散される。
(3)第2部分x2が、上縁部RUと下縁部RLとに分散される。
(4)第2部分x2が、トウ縁部RTとヒール縁部RHとに分散される。
(5)第2部分x2が、上縁部RU、下縁部RL、トウ縁部RT及びヒール縁部RHからなる群から選ばれる2箇所以上に分散される。
(6)第2部分x2が、上縁部RU、下縁部RL、トウ縁部RT及びヒール縁部RHからなる群から選ばれる3箇所以上に分散される。
(7)第2部分x2が、上縁部RU、下縁部RL、トウ縁部RT及びヒール縁部RHのそれぞれに分散される。
(8)上縁部RUにおいて、第2部分x2が図心CFのトウ側と図心CFのヒール側とに分散される。
(9)下縁部RLにおいて、第2部分x2が図心CFのトウ側と図心CFのヒール側とに分散される。
(10)トウ縁部RTにおいて、第2部分x2が図心CFの下側と図心CFの上側とに分散される。
(11)ヒール縁部RHにおいて、第2部分x2が図心CFの下側と図心CFの上側とに分散される。
好ましくは、上記外周縁部において、第2部分x2を除く部分は全て第1部分x1とされる。この場合、第2部分x2と共に第1部分x1も確保されるため、フェースプレートp1の固定が確実となる。加えて、第1部分x1の確保によりカシメ工程が容易となる。
上述の通り、第2部分x2の周長がE2(mm)とされ、外周縁部16の周長がE1(mm)とされる。反発性能の観点から、E2/E1は、0.05以上が好ましく、0.07以上がより好ましく、0.1以上がより好ましい。フェースプレートp1の固定の観点から、E2/E1は、0.4以下が好ましく、0.35以下がより好ましく、0.3以下がより好ましい。
フェースプレートの固定の観点から、プレート側面s1とヘッド本体h1との間に接着剤層が設けられてもよい。この接着剤層は、プレート側面s1と本体側面v1との間の微小な隙間を埋めることができる。この微小な隙間に起因して問題が生じうる。例えば、この微小な隙間に水が侵入すると錆が発生しうる。例えば、この微小な隙間に起因して異音が発生しうる。接着剤層はこれらの問題を防止しうる。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
前述したヘッド2と同じヘッドが作製された。フェースプレートp1及びヘッド本体(
変形前本体)h1pが用意された。ヘッド本体h1pは、鋳造によって作製された。このヘッド本体h1pのソール部に、ウェイト部材wtが装着された。ウェイト部材wtの材質は、タングスタンニッケル合金とされた。このヘッド本体h1pは、変形前凸部d2を有していた。この変形前凸部d2は、開口部14の周囲の全周に形成されていた。ヘッド本体h1pの材質は、ステンレス鋼(SUS630)とされた。フェースプレートp1は、板材(圧延材)から切り出された。第1部分x1及び第2部分x2は、NC加工によって作製された。フェースプレートp1の材質は、チタン合金とされた。このチタン合金として、新日鐵住金社製のSuper−TIX(登録商標)が用いられた。このフェースプレートp1が、ヘッド本体h1pの開口部14に嵌め込まれた。次に、上述のカシメ工程がなされ、変形前凸部d2が塑性変形部d1に変化した。このようにして、実施例1のヘッドを得た。このヘッドはいわゆる5番アイアンであり、リアルロフト角は24度であった。このヘッドにシャフト及びグリップを装着して、実施例1のクラブを得た。
図22は、実施例1のヘッドの拡大断面図である。第1部分x1の幅W1は、受け面u1の幅W3よりも小さい。このW3>W1という関係は、受け面u1の全体に亘って成立していた。受け面u1における内側エッジ100は、フェースプレートから離れていた。第1部分x1の内側エッジ102は、受け面u1に接していた。後述の通り、この構成が強度の向上に寄与していることが分かった。
[実施例2]
第2部分x2と受け面u1との間に弾性体e1を設けた他は実施例1と同様にして、実施例2のヘッド及びクラブを得た。この弾性体e1は、第2部分x2に対応する領域の全体に配置された。弾性体e1は、ヘッド本体h1pに嵌め込まれる前のフェースプレートp1に接着された。弾性体e1の材質は、エラストマーであった。
[実施例3]
前述したヘッド40と同じ構造が採用された。このヘッドでは、第1部分x1に対応する領域には塑性変形部d1が設けられた。一方、第2部分x2に対応する領域には塑性変形部d1が設けられず、無段差面m1が設けられた。この他は実施例1と同様にして、実施例3のヘッド及びクラブを得た。
[比較例]
第2部分x2の全てが第1部分x1に置換された。すなわち、外周縁部の全てが第1部分x1とされた。その他は実施例1と同様にして、比較例のヘッド及びクラブを得た。
実施例及び比較例のヘッドの仕様及び評価結果が、下記の表1に示される。評価方法は次の通りである。
[飛距離テスト]
20名のテスターにより打撃テストを行った。この20名のドライバーでのヘッドスピードは、平均で37m/sであった。ボールとして、ダンロップスポーツ社製の商品名「ゼクシオXD−AERO」が用いられた。10回の打撃の平均飛距離を指数化した値が、下記の表1で示される。
[フィーリングテスト]
10名のテスターが各クラブを打撃し、打撃時のフィーリングを評価した。このフィーリングとして、「弾き感」と、「やわらかな打球感」とが評価された。「弾き感」は、1点から5点までの5段階で評価された。点数が高いほど、弾き感が強く高評価である。「やわらかな打球感」は、1点から5点までの5段階で評価された。点数が高いほど、打球感がやわらかく高評価である。10名のテスターの評価点の平均値が、下記の表1に示される。
Figure 0006484540

以上に示されるように、実施例は、比較例に比べて評価が高い。これらの評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明は、ウッド型ヘッド、ユーティリティ型ヘッド、ハイブリッド型ヘッド、アイアン型ヘッド、パターヘッドなど、あらゆるゴルフクラブヘッドに適用されうる。
2・・・ヘッド
4・・・フェース(打撃面)
6・・・ホーゼル
8・・・ソール
10・・・ホーゼル孔
14・・・開口部
16・・・外周縁部
18・・・内側部
20・・・プレート後面の輪郭線
h1・・・ヘッド本体
h1p・・・ヘッド本体(変形前本体)
p1・・・フェースプレート
f1・・・プレート前面
b1・・・プレート後面
s1・・・プレート側面
d1・・・塑性変形部
t1・・・段差面
RU・・・プレート後面の上縁部
RL・・・プレート後面の下縁部
RT・・・プレート後面のトウ縁部
RH・・・プレート後面のヒール縁部

Claims (11)

  1. ヘッド本体と、このヘッド本体に固定されたフェースプレートとを備えており、
    上記フェースプレートが、打球面を含むプレート前面と、このプレート前面とは反対の面であるプレート後面と、プレート側面とを有しており、
    上記ヘッド本体が、上記フェースプレートが配置されている開口部と、上記フェースプレートを後方から支持する受け面とを有しており、
    上記プレート後面が、環状の外周縁部を有しており、
    上記外周縁部が、上記受け面と当接する第1部分と、上記受け面と当接せず上記受け面との間に離間部を形成している第2部分とを有し、
    上記プレート前面の周縁部が、上記打球面よりも後方に位置する段差面を有しており、
    上記ヘッド本体が、上記段差面の前方を覆う塑性変形部を有しており、
    上記第1部分に対応する領域に、上記塑性変形部が設けられており、
    上記第2部分に対応する領域では、上記塑性変形部が設けられておらず、上記フェースプレートの前方に上記ヘッド本体が存在しない、ゴルフクラブヘッド。
  2. ヘッド本体と、このヘッド本体に固定されたフェースプレートとを備えており、
    上記フェースプレートが、打球面を含むプレート前面と、このプレート前面とは反対の面であるプレート後面と、プレート側面とを有しており、
    上記ヘッド本体が、上記フェースプレートが配置されている開口部と、上記プレート側面に当接する本体側面と、上記フェースプレートを後方から支持する受け面とを有しており、
    上記受け面は、上記開口部の周りを全周に亘って設けられており、
    上記本体側面は、上記受け面の周りを全周に亘って設けられており、
    上記プレート後面が、環状の外周縁部を有しており、
    上記外周縁部が、上記受け面と当接する第1部分と、上記受け面と当接せず上記受け面との間に離間部を形成している第2部分とを有しており、
    上記外周縁部において、上記第2部分を除く部分は全て上記第1部分であるゴルフクラブヘッド。
  3. 上記第2部分の周長がE2とされ、上記外周縁部の周長がE1とされるとき、E2/E1が0.05以上0.4以下である請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 上記第1部分が、上記プレート後面の図心と同じトウ−ヒール方向位置にある中央配置部を有し、
    上記第2部分が、上記図心よりもトウ側に位置するトウ配置部と、上記図心よりもヒール側に位置するヒール配置部とを有する請求項1から3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 弾性体を更に有しており、
    上記離間部に上記弾性体が配置されている請求項1からのいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 上記プレート前面の周縁部が、上記打球面よりも後方に位置する段差面を有しており、
    上記ヘッド本体が、上記段差面の前方を覆う塑性変形部を有しており、
    上記段差面が、上記プレート前面の全周に亘って設けられており、
    上記塑性変形部が、上記段差面の全体を覆っている請求項に記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 上記プレート前面の周縁部が、上記打球面よりも後方に位置する段差面を有しており、
    上記ヘッド本体が、上記段差面の前方を覆う塑性変形部を有しており、
    上記第1部分に対応する領域に、上記塑性変形部が設けられており、
    上記第2部分に対応する領域では、上記塑性変形部が設けられておらず、上記フェースプレートの前方に上記ヘッド本体が存在しない請求項に記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 上記段差面が、上記プレート前面の全周に亘って設けられており、
    上記第2部分に対応する領域には、上記塑性変形部が設けられておらず、上記段差面を底面とする溝状部が形成されている請求項1又は7に記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 樹脂部材を更に有しており、
    上記溝状部に上記樹脂部材が充填されている請求項に記載のゴルフクラブヘッド。
  10. 上記プレート前面の周縁部が、上記打球面よりも後方に位置する段差面と、上記打球面の延長面である無段差面とを有しており、
    上記ヘッド本体が、上記段差面の前方を覆う塑性変形部を有しており、
    上記無段差面が、上記プレート側面まで延びている請求項に記載のゴルフクラブヘッド。
  11. 上記プレート側面と上記ヘッド本体との間に接着剤層が設けられている請求項1から10のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
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