JP6483520B2 - 位置検出装置 - Google Patents
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Description
図1は、第1実施形態に係る位置検出装置を例示するブロック図である。
図1に表したように、本実施形態に係る位置検出装置1Aは、測定値入力部10、測定値出力部20および比較部30を備える。測定値入力部10は、センサで取得した測定値に基づくデジタル信号の入力測定値を取得する。センサとしては、例えばリニアスケールや位置センサが用いられる。測定値入力部10は、センサから出力された測定値に基づくデジタル信号を取り込む。
(1)比較部30による比較結果において、入力測定値が出力測定値よりも大きい場合、出力測定値を1単位増加して新たな出力測定値とする。
(2)比較部30による比較結果において、入力測定値が出力測定値と等しい場合、出力測定値を保持する。
(3)比較部30による比較結果において、入力測定値が出力測定値よりも小さい場合、出力測定値を1単位減少して新たな出力測定値とする。
図2は、第2実施形態に係る位置検出装置を例示するブロック図である。
図2に表したように、本実施形態に係る位置検出装置1Bは、測定値入力部10、第1測定値出力部21および第1比較部31、積算比較部40を備える。
(11)第1比較部31による比較結果において、入力測定値が第1出力測定値よりも大きい場合、積算比較値を1単位増加して新たな積算比較値とする。
(12)第1比較部31による比較結果において、入力測定値が第1出力測定値と等しい場合、積算比較値を保持する。
(13)第1比較部31による比較結果において、入力測定値が第1出力測定値よりも小さい場合、積算比較値を1単位減少して新たな積算比較値とする。
(21)積算比較値が正の場合、出力測定値を1単位増加して新たな出力測定値とする。
(22)積算比較値がゼロの場合、出力測定値を保持する。
(23)積算比較値が負の場合、出力測定値を1単位減少して新たな出力測定値とする。
図3は、第3実施形態に係る位置検出装置を例示するブロック図である。
図3に表したように、本実施形態に係る位置検出装置1Cは、測定値入力部10、第1測定値出力部21および第1比較部31、差分積算部50を備える。
(31)差分積算値が正の場合、出力測定値を1単位増加して新たな出力測定値とする。
(32)差分積算値がゼロの場合、出力測定値を保持する。
(33)差分積算値が負の場合、出力測定値を1単位減少して新たな出力測定値とする。
図4は、第4実施形態に係る位置検出装置を例示するブロック図である。
図4に表したように、本実施形態に係る位置検出装置1Dは、測定値入力部10、第1測定値出力部21、第2測定値出力部22、第1比較部31、第2比較部32、第3比較部33、積算比較部40および倍率設定部60を備える。
(41)第2比較部32による比較結果において、入力測定値が第2出力測定値よりも大きい場合、第2出力測定値を1単位増加して新たな第2出力測定値とする。
(42)第2比較部32による比較結果において、入力測定値が第2出力測定値と等しい場合、第2出力測定値を保持する。
(43)第2比較部32による比較結果において、入力測定値が第2出力測定値よりも小さい場合、第2出力測定値を1単位減少して新たな第2出力測定値とする。
図5は、第5実施形態に係る位置検出装置を例示するブロック図である。
図5に表したように、本実施形態に係る位置検出装置1Eは、測定値入力部10、第1測定値出力部21、第2測定値出力部22、第1比較部31、第2比較部32、第3比較部33、差分積算部50および倍率設定部60を備える。本実施形態に係る位置検出装置1Eでは、第4実施形態に係る位置検出装置1Dの積算比較部40に代わり、差分積算部50が設けられている。他の構成は同様である。
本発明の実施例では、入力測定値として、振幅100カウントの正弦波値に、標準偏差10カウントのノイズを加えた値を入力測定値としている。図6は、入力測定値の例を示す図である。
なお、式1以外の関数を用いてもよいが、Mの増加に伴うNの増加量が逓減する性質の関数を用いることが好ましい。
10…測定値入力部
20…測定値出力部
21…第1測定値出力部
22…第2測定値出力部
30…比較部
31…第1比較部
32…第2比較部
33…第3比較部
40…積算比較部
50…差分積算部
60…倍率設定部
600…可変サンプリング部
Claims (11)
- センサで取得した測定値に基づくデジタル信号の入力測定値を取得する測定値入力部と、
出力する測定値である出力測定値を保持するとともに、サンプリング時間毎に新たな出力測定値を出力する測定値出力部と、
前記入力測定値と前記出力測定値とを比較する比較部と、
を備え、
前記測定値出力部は、
前記サンプリング時間毎に、前記比較部による比較結果に基づいて出力測定値を1単位増加、1単位減少および保持のいずれかを行い、新たな出力測定値とすることを特徴とする位置検出装置。 - 前記測定値出力部は、
前記比較部による比較結果において、前記入力測定値が前記出力測定値よりも大きい場合、前記出力測定値を1単位増加し、前記入力測定値が前記出力測定値と等しい場合、前記出力測定値を保持し、前記入力測定値が前記出力測定値よりも小さい場合、前記出力測定値を1単位減少して新たな出力測定値とすることを特徴とする請求項1記載の位置検出装置。 - センサで取得した測定値に基づくデジタル信号の入力測定値を取得する測定値入力部と、
出力する測定値である第1出力測定値を保持するとともに、所定のサンプリング時間毎に新たな第1出力測定値を出力する第1測定値出力部と、
前記入力測定値と前記第1出力測定値とを比較する第1比較部と、
第1サンプリング時間毎に、前記第1比較部による比較結果において、前記入力測定値が前記第1出力測定値よりも大きい場合、積算比較値を1単位増加し、前記入力測定値が前記第1出力測定値と等しい場合、前記積算比較値を保持し、前記入力測定値が前記第1出力測定値よりも小さい場合、前記積算比較値を1単位減少して新たな積算比較値とする積算比較部と、
を備え、
前記第1サンプリング時間のN倍の第2サンプリング時間毎に、
前記第1測定値出力部は、前記積算比較値を判定し、前記積算比較値が正の場合、前記第1出力測定値を1単位増加し、前記積算比較値がゼロの場合、前記第1出力測定値を保持し、前記積算比較値が負の場合、前記第1出力測定値を1単位減少して新たな第1出力測定値とし、
前記第1測定値出力部から新たな第1出力測定値が出力された後、前記積算比較部は、前記積算比較値をゼロにすることを特徴とする位置検出装置。 - センサで取得した測定値に基づくデジタル信号の入力測定値を取得する測定値入力部と、
出力する測定値である第1出力測定値を保持するとともに、所定のサンプリング時間毎に新たな第1出力測定値を出力する第1測定値出力部と、
第1サンプリング時間毎に前記入力測定値と前記第1出力測定値との差を積算して差分積算値を演算する差分積算部と、
を備え、
前記第1サンプリング時間のN倍の第2サンプリング時間毎に、
前記第1測定値出力部は、前記差分積算値を判定し、前記差分積算値が正の場合、前記第1出力測定値を1単位増加し、前記差分積算値がゼロの場合、前記第1出力測定値を保持し、前記差分積算値が負の場合、前記第1出力測定値を1単位減少して新たな第1出力測定値とし、
前記第1測定値出力部から新たな第1出力測定値が出力された後、前記差分積算部は、前記差分積算値をゼロにすることを特徴とする位置検出装置。 - 第2出力測定値を保持するとともに、前記第1サンプリング時間毎に新たな第2出力測定値を出力する第2測定値出力部と、
前記第1サンプリング時間毎に前記入力測定値と前記第2出力測定値とを比較する第2比較部と、
前記第1サンプリング時間毎に前記第2出力測定値と前記第1出力測定値との差分値を演算する第3比較部と、
前記第1サンプリング時間毎に前記差分値に基づき前記N倍のN値を設定する倍率設定部と、をさらに備え、
前記第2測定値出力部は、
前記第2比較部による比較結果において、前記入力測定値が前記第2出力測定値よりも大きい場合、前記第2出力測定値を1単位増加し、前記入力測定値が前記第2出力測定値と等しい場合、前記第2出力測定値を保持し、前記入力測定値が前記第2出力測定値よりも小さい場合、前記第2出力測定値を1単位減少して新たな第2出力測定値とし、
前記倍率設定部は、
前記差分値の絶対値が基準設定値よりも大きい場合には、経過時間をゼロにするとともに、前記N値を初期値に設定し、設定した前記N値に基づく前記第2サンプリング時間毎にサンプリング指令を前記積算比較部および前記第1測定値出力部に送り、
前記差分値の絶対値が前記基準設定値以下の場合には、前記第3比較部での比較回数が前記N値となる毎に前記サンプリング指令を前記積算比較部および前記第1測定値出力部に送り、前記比較回数をゼロにし、前記経過時間を1単位増加し、さらに、前記経過時間に応じて新たなN値を設定し、
前記サンプリング指令を受けたタイミングにおいて、
前記第1測定値出力部は、第1出力測定値を新たな第1出力測定値とし、
前記第1測定値出力部から新たな第1出力測定値が出力された後、前記積算比較部は、前記積算比較値をゼロにする、ことを特徴とする請求項3記載の位置検出装置。 - 第2出力測定値を保持するとともに、前記第1サンプリング時間毎に新たな第2出力測定値を出力する第2測定値出力部と、
前記第1サンプリング時間毎に前記入力測定値と前記第2出力測定値とを比較する第2比較部と、
前記第1サンプリング時間毎に前記第2出力測定値と、前記第1出力測定値との差分値を演算する第3比較部と、
前記第1サンプリング時間毎に前記差分値に基づき前記N倍のN値を設定する倍率設定部と、をさらに備え、
前記第2測定値出力部は、
前記第2比較部による比較結果において、前記入力測定値が前記第2出力測定値よりも大きい場合、前記第2出力測定値を1単位増加し、前記入力測定値が前記第2出力測定値と等しい場合、前記第2出力測定値を保持し、前記入力測定値が前記第2出力測定値よりも小さい場合、前記第2出力測定値を1単位減少して新たな第2出力測定値とし、
前記倍率設定部は、
前記差分値の絶対値が基準設定値よりも大きい場合には、経過時間をゼロにするとともに、前記N値を初期値に設定し、設定した前記N値に基づく前記第2サンプリング時間毎にサンプリング指令を前記差分積算部および前記第1測定値出力部に送り、
前記差分値の絶対値が前記基準設定値以下の場合には、前記第3比較部での比較回数が前記N値となる毎に前記サンプリング指令を前記差分積算部および前記第1測定値出力部に送り、前記比較回数をゼロにし、前記経過時間を1単位増加し、さらに、前記経過時間に応じて新たなN値を設定し、
前記サンプリング指令を受けたタイミングにおいて、
前記第1測定値出力部は、第1出力測定値を新たな第1出力測定値とし、
前記第1測定値出力部から新たな第1出力測定値が出力された後、前記差分積算部は、前記差分積算値をゼロにする、ことを特徴とする請求項4記載の位置検出装置。 - 前記初期値は1であることを特徴とする請求項5または6に記載の位置検出装置。
- 前記倍率設定部は、前記経過時間が時間設定値の倍数となる毎に、前記N値を最大設定値になるまで1単位ずつ増加して前記新たなN値を設定することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1つに記載の位置検出装置。
- 前記倍率設定部は、前記N値の最大設定値を制限し、前記経過時間を入力とする関数によって前記新しいN値を設定する請求項7記載の位置検出装置。
- 前記センサは、リニアスケールであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の位置検出装置。
- 前記センサは、位置センサであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の位置検出装置。
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