JP6483385B2 - 操舵軸ロック構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車等の操舵軸ロック構造に関する。
従来、操舵軸ロック構造としては、特開2002−87368号公報(特許文献1)に記載されているものがある。この操舵軸ロック構造は、操舵軸を回動自在に支持するヘッドパイプと、操舵軸に連結された操舵用ブラケットと、この操舵用ブラケットに取り付けられたロック装置とを有している。ロック装置は、イグニッションスイッチと一体となっており、キー操作できるようになっている。ロック装置は、ヘッドパイプに設けられた係合筒部に対して出退可能な係合突起を有し、この係合突起がキー操作によって出退して、係合筒部に係脱することで、操舵軸の回転をロックまたは解除するようになっている。
特開2002−87368号公報
しかしながら、前記従来の操舵軸ロック構造では、ロック装置の取付位置や取付向きを変更すると、ロック装置の係合突起がヘッドパイプの係合筒部に係脱するようにロック装置またはヘッドパイプの形状等の変更も必要となる。ロック装置またはヘッドパイプの形状等の大きな変更は困難であるため、ロック装置の取付位置や取付向きの自由度が低いという問題があった。
そこで、本発明の課題は、ロック装置の取付位置や取付向きの自由度を向上できる操舵軸ロック構造を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明の操舵軸ロック構造は、操舵軸を回動自在に支持するヘッドパイプと、前記操舵軸に連結される操舵用ブラケットと、前記操舵用ブラケットに取り付けられるロック装置とを有する操舵軸ロック構造において、前記ロック装置は、前記操舵軸の径方向に出退するロック片を有し、前記ヘッドパイプに固定される延長部材を備え、前記延長部材は、前記ロック片の出退に応じて係合可能な係合部を形成することを特徴とする。
前記構成の操舵軸ロック構造によれば、前記延長部材は、ロック片の出退に応じて係合可能な係合部を形成するので、ロック装置の取付位置や取付向きを変更するときにロック装置自体の形状等またはヘッドパイプの形状等を変更する必要がなくなる。したがって、ロック装置の取付位置および取付向きの自由度を向上できる。さらに、既存のヘッドパイプや既存のロック装置を流用でき、ロック装置の取付位置や取付向きを簡単かつ低コストで変更できる。
また、一実施形態の操舵軸ロック構造では、前記係合部は、前記ヘッドパイプの上方に位置している。
前記実施形態によれば、前記係合部は、前記ヘッドパイプの上方に位置しているので、前記ロック装置をヘッドパイプの上方に配置できる。したがって、前記ロック装置を運転者により近い位置に配置でき、ロック装置の操作性を向上できる。
また、一実施形態の操舵軸ロック構造では、前記延長部材は、前記ヘッドパイプに形成された雌ねじ部に螺合する締結部材によって、前記ヘッドパイプに固定され、前記雌ねじ部は、前記操舵軸の周方向に関して前記係合部と同じ領域に形成されている。
前記実施形態によれば、前記雌ねじ部は、前記操舵軸の周方向に関して前記係合部と同じ領域に形成されている。したがって、既存のヘッドパイプに前記ヘッドパイプの係合部に対応する既存の係合部が形成されているとき、既存のヘッドパイプを前記ヘッドパイプとして流用できると共に、既存の係合部を前記雌ねじ部として容易に流用できる。
また、一実施形態の操舵軸ロック構造では、前記延長部材は、前記ヘッドパイプに形成された複数の雌ねじ部に螺合する締結部材によって、前記ヘッドパイプに固定され、前記複数の雌ねじ部は、前記操舵軸の周方向に関して離間した位置に形成されている。
前記実施形態によれば、前記複数の雌ねじ部は、前記操舵軸の周方向に関して離間した位置に形成されている。したがって、操舵軸をロックしたとき、操舵軸からロック装置を介して荷重を受ける前記操舵軸の周方向に関して、前記延長部材をヘッドパイプに強固に固定できる。
また、一実施形態の操舵軸ロック構造では、前記延長部材は、前記ヘッドパイプに形成された複数の雌ねじ部に螺合する締結部材によって、前記ヘッドパイプに固定され、前記複数の雌ねじ部は、前記締結部材の締結方向が互いに異なるように形成されている。
前記実施形態によれば、前記複数の雌ねじ部は、前記締結部材の締結方向が互いに異なるように形成されている。したがって、前記延長部材を締結部材によってヘッドパイプに固定したとき、延長部材のガタつきを防止できると共に、許容できる寸法公差や加工公差を大きくすることができる。
本発明の操舵軸ロック構造によれば、延長部材を備えるので、ロック装置の取付位置および取付向きの自由度を向上できる。
本発明に係る自動二輪車の操舵軸ロック構造およびこれを備えた自動二輪車の操舵部の斜視図である。 前記操舵軸ロック構造の操舵用ブラケットおよびその周辺構造を説明するための斜視図である。 前記延長部材のヘッドパイプに対する取り付け状態を示す斜視図である。 前記延長部材の斜視図である。 前記操舵軸ロック構造の要部の模式断面図である。
以下、本発明の操舵軸ロック構造を図示の実施形態により詳細に説明する。なお、説明の都合上、運転者から見た左右方向を自動二輪車およびその付属機器の左右方向として説明する。
図1は、本発明の一実施形態の操舵軸ロック構造およびこれを備えた自動二輪車の操舵部を示している。
図1に示すように、この自動二輪車の操舵部は、メインフレーム1の前端に形成されたヘッドパイプ2と、このヘッドパイプ2に回動自在に支持される操舵軸3と、この操舵軸3に連結されるアッパブラケット4およびロワブラケット5と、アッパブラケット4に取り付けられるキースイッチ装置10と、アッパブラケット4およびロワブラケット5が支持する左右一対のフロントフォーク9とを備えている。このフロントフォーク9は、図示しない前輪を支持している。キースイッチ装置10は、キーシリンダ本体10aと、イグニッションスイッチ11と、ロック装置12とを有している。操舵軸ロック構造は、ヘッドパイプ2と、操舵用ブラケットの一例としてのアッパブラケット4と、ロック装置12とを有している。
アッパブラケット4の上面にはハンドルホルダ6が取り付けられ、このハンドルホルダ6の上部にはハンドル7が取り付けられている。そして、ハンドル7を操向することで、ハンドルホルダ6、アッパブラケット4、操舵軸3、ヘッドパイプ2およびフロントフォーク9を介して前輪を操向できるようになっている。
キースイッチ装置10は、ハンドルホルダ6に対して、前方側、つまり、運転者と反対側に位置している。イグニッションスイッチ11は、キーシリンダ本体10aに取り付けられ、エンジンの点火回路および他の電気回路をキー操作することによりオン・オフする。ロック装置12は、イグニッションスイッチ11の下部に連結されている。キーシリンダ本体10aの上面には、キー19を挿入するためのキー挿入孔が設けられている。このキー挿入孔は、ハンドル7よりも下方に位置しているので、運転者がハンドル7の上方からキー19を前記キー挿入孔に挿入して、キースイッチ装置10を操作するようになっている。
図2は、アッパブラケット4と、アッパブラケット4の下方に位置するヘッドパイプ2に取り付けられている部材とを説明する斜視図である。
図2に示すように、アッパブラケット4は、フロントフォーク取付部4aと、キースイッチ装置取付部4bとを有している。
フロントフォーク取付部4aは、アッパブラケット4の左右方向の両端にそれぞれ位置している。フロントフォーク取付部4aは、それぞれ略円筒形状に形成され、フロントフォーク取付部4aの内側には、左右一対のフロントフォークが挿通されると共に、取り付けられるようになっている。
キースイッチ装置取付部4bは、アッパブラケット4の左右方向の中央部分に位置している。キースイッチ装置取付部4bは、略円筒形状に形成され、キースイッチ装置取付部4bの上端面が、アッパブラケット4の残余の上面よりも上方に位置している。キースイッチ装置取付部4bの内側には、キースイッチ装置10のキーシリンダ本体10aが挿通されると共に、取り付けられる。
アッパブラケット4とヘッドパイプ2との間には、ヘッドパイプ2の前半分を上方に延長する如く延長部材21が設けられている。この延長部材21は、複数のボルト23、24によってヘッドパイプ2に取り付けられている。なお、ボルト23、24は、締結部材の一例である。
図3は、延長部材21がヘッドパイプ2に取り付けられた状態を示す斜視図である。図4は、延長部材21およびボルト23、24を斜め上方から見た斜視図である。
図3に示すように、ヘッドパイプ2は、断面円形状の軸支持孔20を有し、この軸支持孔20に操舵軸3(図1参照)を挿通するようになっている。また、ヘッドパイプ2は、軸支持孔20の上端を取り囲む略円環状の上端面2aと、側部2bと、この側部2b上に突出して設けられた補強部2cとを有している。補強部2cは、ヘッドパイプ2の前側上部に位置し、図示しない第1の雌ねじ部が設けられている。また、上端面2aには、操舵軸3の周方向に関して離間した位置に図示しない第2の雌ねじ部が形成されている。具体的には、第2の雌ねじ部が上端面2aの前記左右方向の両端部にそれぞれ形成されている。
ヘッドパイプ2は、アルミニウム合金等の金属材料からモールド成型され、軸支持孔20の内周面、上端面2a、上端面2a、補強部2cの第1の雌ねじ部、上端面2aの第2の雌ねじ部などが機械加工されている。
図3および図4に示すように、延長部材21は、本体部211と、2つのボルト孔形成部212とを有している。
本体部211は、ヘッドパイプ2の側部2bの前側上部に位置し、ヘッドパイプ2の側部2bに沿うように略半円弧状に湾曲した板状部材からなっている。本体部211は、操舵軸3の周方向、つまり上端面2aの周方向の中央部において、上側に突出した上側突出部211aと下側に突出した下側突出部211bとを有している。本体部211の操舵軸3の軸方向の幅の大きさは、上側突出部211aおよび下側突出部211bから操舵軸3の周方向の両端部に向かって徐々に小さくなっている。上側突出部211aには、略円形状の係合孔22が設けられている。この係合孔22は、ヘッドパイプ2の上端面2aよりも上方に位置すると共に、操舵軸3の中心よりも左側に位置している。下側突出部211bには、ボルト23を挿通するボルト孔230が設けられている。このボルト孔230は、ヘッドパイプ2の補強部2cの第1の雌ねじ部に対応して位置している。操舵軸3の周方向におけるボルト孔230の位置と操舵軸3の周方向における係合孔22の位置とは、略一致している。係合孔22およびボルト孔230の中心軸方向は、操舵軸3の径方向と略一致している。
ボルト孔形成部212は、操舵軸3の周方向における本体部211の両端部にそれぞれ位置している。ボルト孔形成部212は、ボルト孔240を囲むボス部分212aと、このボス部分212aからヘッドパイプ2の上端面2aと本体部211の内周面とに沿うように延びる湾曲状のアーム部分212bとを有している。ボルト孔形成部212は、板状部材からなっており、その板厚方向は、操舵軸3の中心軸方向と略一致している。このため、ボルト孔形成部212の板厚方向は、本体部211の板厚方向と直交している。ボルト孔形成部212は、本体部211にそれぞれ溶接によって取り付けられている。ボルト24が挿通されるボス部分212aのボルト孔240は、ヘッドパイプ2の上端面2aの第2の雌ねじ部に対応するように位置している。ボルト孔240の中心軸方向は、操舵軸3の中心軸方向と略一致している。
ボルト23は、延長部材21の本体部211をヘッドパイプ2の側部2bに固定し、ボルト24は、ボルト孔形成部212をヘッドパイプ2の上端面2aに固定している。ボルト23,24は、シャーボルトからなっており、所定のトルク値以上のトルクで締め付けることによって頭部が破断し、取り外すのが非常に困難になる。このため、ボルト23,24を取り外し、延長部材21がヘッドパイプ2から取り外されるのを防止して、いたずらや盗難を防止できる。
図5は、前記操舵軸ロック構造の要部の模式断面図を示している。
図5に示すように、ヘッドパイプ2の軸支持孔20の上下端部の内周面には軸受30が設けられており、これら上下一対の軸受30によって操舵軸3が支持されている。軸受30の径方向外側には、延長部材21の本体部211が配置されている。
ヘッドパイプ2の補強部2cには、略前後方向に貫通する第1の雌ねじ部2dが設けられている。この第1の雌ねじ部2dにボルト23を螺合して、延長部材21の本体部211を補強部2cに取り付けている。
キースイッチ装置10は、アッパブラケット4のキースイッチ装置取付部4bに取り付けられている。キースイッチ装置10の下部に位置するロック装置12は、ロックピン13を有している。このロックピン13は、ヘッドパイプ2の上端面2aの上方に位置している。ロックピン13は、キースイッチ装置10に挿入されたキー19を回動させることで、操舵軸3の径方向に出退するようになっている。ロックピン13が突出したとき、ロックピン13は、延長部材21の係合孔22を挿通し、係合孔22に係合する。これにより、操舵軸3の回転をロックできる。
前記構成の操舵軸ロック構造によれば、延長部材21は、ロック装置12のロックピン13の出退に応じて係合可能な係合孔22を形成するので、ロック装置12の取付位置や取付向きを変更するときにロック装置12自体の形状等またはヘッドパイプ2の形状等を変更する必要がなくなる。したがって、ロック装置12の取付位置および取付向きの自由度を向上できる。さらに、既存のヘッドパイプや既存のロック装置を流用でき、ロック装置12の取付位置や取付向きを簡単かつ低コストで変更できる。
また、延長部材21の係合孔22は、ヘッドパイプ2の上方に位置しているので、ロック装置12をヘッドパイプ2の上方に配置できる。したがって、ロック装置12を有するキースイッチ装置10を運転者により近い位置に配置でき、キースイッチ装置10の操作性を向上できる。
また、第1の雌ねじ部2dは、操舵軸3の周方向に関して延長部材21の係合孔22と同じ領域に形成されている。したがって、既存のヘッドパイプにヘッドパイプ2の第1の雌ねじ部2dに対応する既存の孔部が形成されているとき、既存のヘッドパイプをヘッドパイプ2として流用できると共に、既存の係合部を第1の雌ねじ部2dとして容易に流用できる。
また、前記第2の雌ねじ部は、操舵軸3の周方向に関して離間した位置に形成されている。したがって、操舵軸3の回転をロックしたとき、操舵軸3からロック装置12を介して荷重を受ける操舵軸3の周方向に関して、延長部材21をヘッドパイプ2に強固に固定できる。
また、前記第1,第2の雌ねじ部は、ボルト23,24の締結方向が互いに異なるように形成されている。したがって、延長部材21をボルト23,24によってヘッドパイプ2に固定したとき、延長部材21のガタつきを防止できると共に、許容できる寸法公差や加工公差を大きくすることができる。
また、本体部211の板厚方向とボルト孔形成部212の板厚方向とは直交しているので、ボルト孔形成部212は、本体部211を補強すると共に、延長部材21の剛性を向上できる。
また、本体部211の操舵軸3の軸方向の幅の大きさは、上側突出部211aおよび下側突出部211bから操舵軸3の周方向の両端部に向かって徐々に小さくなっている。このため、本体部211の前記軸方向の幅の大きさを一定にした場合よりも、延長部材21の剛性を維持しつつ、延長部材21を軽量化できる。
(その他の実施形態)
なお、前記実施形態では、ロック装置12は、ロックピン13を有し、延長部材21の係合孔22にロックピン13を係合させることにより、操舵軸3の回転をロックしていたが、これに限られない。ロック装置が操舵軸の径方向に出退するロック片を有し、延長部材が前記ロック片の出退に応じて係合できればよい。例えば、ロック片に凹部を設ける一方、延長部材に凸部を設け、ロック片の凹部と延長部材の凸部とが係合するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、延長部材21の係合孔22は、ヘッドパイプ2の上方に位置していたが、これに限られない。係合孔がヘッドパイプの上端よりも下方に位置していてもよい。
また、前記実施形態では、第1の雌ねじ部2dは、操舵軸3の周方向に関して延長部材21の係合孔22と同じ領域に形成されていたが、これに限られず、ヘッドパイプの第1の雌ねじ部が、操舵軸3の周方向に関して延長部材の係合孔と異なる領域に形成されていてもよい。
また、前記実施形態では、2つの第2の雌ねじ部が、操舵軸3の周方向に関して離間した位置に形成されていたが、これに限られない。3つ以上の第2の雌ねじ部が、ヘッドパイプの上端面に操舵軸3の周方向に関して離間した位置に形成されていてもよいし、1つの第2の雌ねじ部だけが形成されていてもよく、1つも第2の雌ねじ部が形成されなくてもよい。
また、前記実施形態では、第1,第2の雌ねじ部は、ボルト23,24の締結方向が互いに異なるように形成されていたが、これに限られず、全てのボルトの締結方向が同じになるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、延長部材21のボルト孔形成部212は、本体部211にそれぞれ溶接によって取り付けられているが、これに限られず、例えば板状部材を折り曲げ加工したり、鋳造加工したりすることによって、延長部材を一体成型してもよい。
また、前記実施形態では、ボルト23,24は、シャーボルトからなっていたが、これに限られず、トルクスボルトなど、取り外しが困難な締結部材であってもよい。
また、前記実施形態では、ロック装置12がイグニッションスイッチ11と一体構造となっているが、別体であってもよい。
また、本発明の操舵軸ロック構造を備える乗り物の一例として、スポーツタイプの自動二輪車を示しているが、クルーザータイプの自動二輪車であってもよく、またスクータータイプの自動二輪車であってもよい。また、パーソナルウォータークラフト(Personal Water Craft:略称PWC)のような小型船舶であってもよく、全地形型車両(All Terrain Vehicle:略称ATV)のような鞍乗型の四輪車であってもよい。
前記実施形態およびその他の実施形態で述べた構成要素は、適宜、組み合わせてもよく、また、適宜、選択、置換、あるいは、削除してもよいのは、勿論である。
2 ヘッドパイプ
2d 第1の雌ねじ部
3 操舵軸
4 アッパブラケット
12 ロック装置
13 ロックピン
21 延長部材
22 係合孔
23 ボルト
24 ボルト

Claims (4)

  1. 操舵軸を回動自在に支持するヘッドパイプと、
    前記操舵軸に連結される操舵用ブラケットと、
    前記操舵用ブラケットに取り付けられるロック装置と
    を有する操舵軸ロック構造において、
    前記ロック装置は、前記操舵軸の径方向に出退するロック片を有し、
    前記ヘッドパイプに固定される延長部材を備え、
    前記延長部材は、前記ロック片の出退に応じて係合可能な係合部を形成し、前記ヘッドパイプに形成された雌ねじ部に螺合する締結部材によって、前記ヘッドパイプに固定され、
    前記雌ねじ部は、前記操舵軸の周方向に関して前記係合部と同じ領域に形成されている、操舵軸ロック構造。
  2. 操舵軸を回動自在に支持するヘッドパイプと、
    前記操舵軸に連結される操舵用ブラケットと、
    前記操舵用ブラケットに取り付けられるロック装置と
    を有する操舵軸ロック構造において、
    前記ロック装置は、前記操舵軸の径方向に出退するロック片を有し、
    前記ヘッドパイプに固定される延長部材を備え、
    前記延長部材は、前記ロック片の出退に応じて係合可能な係合部を形成し、前記ヘッドパイプに形成された複数の雌ねじ部に螺合する締結部材によって、前記ヘッドパイプに固定され、
    前記複数の雌ねじ部は、前記操舵軸の周方向に関して離間した位置に形成されている、操舵軸ロック構造。
  3. 操舵軸を回動自在に支持するヘッドパイプと、
    前記操舵軸に連結される操舵用ブラケットと、
    前記操舵用ブラケットに取り付けられるロック装置と
    を有する操舵軸ロック構造において、
    前記ロック装置は、前記操舵軸の径方向に出退するロック片を有し、
    前記ヘッドパイプに固定される延長部材を備え、
    前記延長部材は、前記ロック片の出退に応じて係合可能な係合部を形成し、前記ヘッドパイプに形成された複数の雌ねじ部に螺合する締結部材によって、前記ヘッドパイプに固定され、
    前記複数の雌ねじ部は、前記締結部材の締結方向が互いに異なるように形成されている、操舵軸ロック構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の操舵軸ロック構造において、
    前記係合部は、前記ヘッドパイプの上方に位置している、操舵軸ロック構造。
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