JP6480233B2 - 作業機 - Google Patents
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特許文献1に開示された作業機は、旋回台上に、作動油タンク、燃料タンク、バッテリ等を配置し、バッテリの上方にバルブユニットを前後方向に長く配置している。バルブユニットは、複数個の制御バルブを前後方向に連接してなる第1ブロック及び第2ブロックと、第1ブロック及び第2ブロックよりも上下方向に大きく形成されたバルブボディとから構成されている。第1ブロックの後部にはバルブボディが連結され、バルブボディの後部には第2ブロックが連結されている。第1ブロックの前下部と第2ブロックの後下部には、取付ブラケットが配置されている。
しかしながら、第1ブロックと第2ブロックの間にあるバルブボディの下方には、スペースが形成されないため、油圧管を通すことができない。そのため、一部の油圧管については、制御バルブの下方を通さずに迂回させて配策する必要があり、迂回させた油圧管を配置するためのスペースが必要となる。
本発明は、上記したような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、制御バルブに接続される複数本の油圧管を、制御バルブの下方を通して配策することができるとともに、配策された油圧管の組み付け作業を容易化することができる作業機を提供するものである。
本発明の作業機は、機体と、前記機体に設けられた作動油タンクと、前記作動油タンクから供給される作動油により動作する油圧機器と、前記油圧機器の動作を制御する複数の制御バルブを有し且つ当該制御バルブを並列したバルブユニットと、前記制御バルブに接続可能な油圧管と、前記制御バルブの並列方向の一方側に配置され且つ前記制御バルブの下方に油圧管を通すスペースを形成する第1ブラケットと、前記制御バルブの並列方向の他方側に配置され且つ前記第1ブラケットとともに前記スペースを形成する第2ブラケットとを含み、前記バルブユニットを下方から支持する支持部材と、前記バルブユニットと前記支持部材との間に介装される第4ブラケットと、を備え、前記第1ブラケットに対して、前記第2ブラケットは斜めに配置されており、前記第4ブラケットは、前記バルブユニットを取り付けるための第1取付孔と、前記支持部材を取り付けるための第2取付孔とを有し、前記第1取付孔と前記第2取付孔は、前記並列方向にずれた位置にある。
本発明の作業機は、機体と、前記機体に設けられた作動油タンクと、前記作動油タンクから供給される作動油により動作する油圧機器と、前記油圧機器の動作を制御する複数の制御バルブを有し且つ当該制御バルブを並列したバルブユニットと、前記制御バルブに接続可能な油圧管と、前記制御バルブの並列方向の一方側に配置され且つ前記制御バルブの下方に油圧管を通すスペースを形成する第1ブラケットと、前記制御バルブの並列方向の他方側に配置され且つ前記第1ブラケットとともに前記スペースを形成する第2ブラケットと、前記バルブユニットと前記第1ブラケットとの間に介装される第4ブラケットと、を備え、前記第1ブラケットに対して、前記第2ブラケットは斜めに配置されており、前記第4ブラケットは、前記バルブユニットを取り付けるための第1取付孔と、前記第1ブラケットを取り付けるための第2取付孔とを有し、前記第1取付孔と前記第2取付孔は、前記並列方向にずれた位置にある。
また、前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとの間に配置され、前記バルブユニットの並列方向の中央付近を支持する第3ブラケットを備え、前記複数の制御バルブは、複数のドーザ用制御バルブを含んでおり、前記複数のドーザ用制御バルブの1つは、前記バルブユニットの並列方向の中央付近に配置されている。
また、前記機体に設けられたバッテリを備え、前記第1ブラケットは、前記制御バルブの下方であって前記バッテリの上方に油圧管を通すスペースを形成し、前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットは、前記バッテリの上方において前記バルブユニットを支持している。
また、前記バルブユニットは、前記機体の幅方向の一方側に設けられ、前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとで形成される前記スペースの幅は、前記機体の幅方向の内側よりも外側が大きく設定されている。
図17は本発明に係る作業機1の全体構成を示す概略図であり、旋回作業機であるバックホーが例示されている。
作業機1は、下部の走行装置2と、上部の機体(旋回体)3とを有している。
機体3上にはキャビン12が搭載されている。図16に示すように、キャビン12内には運転席4が設けられている。本発明の実施形態において、作業機1の運転席4に着座した運転者の前側(図17の左側)を前方、運転者の後側(図17の右側)を後方、運転者の左側(図17の手前側)を左方、運転者の右側(図17の奥側)を右方として説明する。また、前後方向K1に直交する方向である水平方向K2(図16参照)を機体幅方向として説明する。また、機体2の中央部から右部或いは左部へ向かう方向を機体外方として説明する。言い換えれば、機体外方とは、機体幅方向であって、機体2から離れる方向である。機体外方とは反対の方向を、機体内方として説明する。言い換えれば、機体内方とは、機体幅方向であって、機体2に近づく方向である。
る。左側の走行装置2は、左側の走行モータMLにより駆動される。右側の走行装置2は、右側の走行モータMRにより駆動される。
走行装置2の前部には、ドーザ装置7が装着されている。ドーザ装置7は、支持腕8とブレード9とドーザシリンダC1とを有している。ドーザシリンダC1は、走行装置2の前部と支持腕8とを連結している。ブレード9は支持腕8の前部に装着されている。ドーザ装置7は、ドーザシリンダC1を伸縮することによって、支持腕8及びブレード9を昇降させることができる。
旋回台5上の左部には、キャビン12が搭載されている。旋回台5は、機体幅方向中央のやや右寄りの前部に支持ブラケット13を備えている。支持ブラケット13には、掘削装置6が取り付けられている。
ブーム15は、ツーピース仕様に変更することができる。ツーピース仕様とは、ブーム15を前ブームと後ブームの2部材で構成し、前ブームと後ブームの連結部で折り曲げ可能とした仕様である。ツーピース仕様の場合は、ブームシリンダC3とは別に、ブーム15を中途部で折り曲げる動作を行うためのブームシリンダ(第2ブームシリンダという)が追加で装着される。
旋回台5は、旋回基板30と、ステップ20とを有している。旋回基板30は、旋回ベアリングに連結される厚板からなる。ステップ20は、旋回基板30の上方に間隔をおいて配置されている。ステップ20上には、運転席4が配置されている。
を前後方向に延びている。右側の縦リブ31Rは、旋回基板30の前方の機体幅方向やや右寄りから右斜め後方に向けて延びている。右側の縦リブ31Rは、支持ブラケット13の後方に、上縁部が下方に向けて切り欠かれた切欠部32を有している。
図16に示すように、旋回台5上には、エンジンルームS1とタンクルームS2が形成されている。エンジンルームS1はボンネット10により覆われている。タンクルームS2は側部カバー11により覆われている。
図8、図11に示すように、バルブユニットVUは、前記油圧機器に供給する作動油を制御する制御バルブV1〜V13、圧油取入れ用のインレットブロックB2、圧油排出用の第1アウトレットブロックB1及び第2アウトレットブロックB3を一体化している。制御バルブV1〜V13、インレットブロックB2、第1アウトレットブロックB1及び第2アウトレットブロックB3は、水平方向に並んで配置されている。即ち、バルブユニットVUは横置きに配置されている。制御バルブV1〜V13は、長手方向(スプールの操作方向)に直交する方向(前後方向)に並んでいる。
12、ドーザ用第1制御バルブV13、第2アウトレットブロックB3の順に並んでいる。
左側の操作レバー25Lに取り付けられたパイロットバルブは、旋回・アーム用パイロットバルブである。旋回・アーム用パイロットバルブは、パイロットホースH3,H7を介して、旋回用制御バルブV3及びアーム用制御バルブV7と接続されている。旋回・アーム用パイロットバルブは、左側の操作レバー25Lによって操作されることで、旋回用制御バルブV3及びアーム用制御バルブV7を操作する。
運転席4の前方には、走行レバー54L,54R、スイングペダル56及びSPペダル57が設けられている。左側の走行レバー54Lは、左側の走行装置2を操作するレバーである。右側の走行レバー54Rは、右側の走行装置2を操作するレバーである。スイングペダル56は、スイングブラケット17を揺動操作するペダルである。SPペダル57は、バケット20の代わりに装着される油圧アタッチメントを操作するペダルである。
支持部材33は、支持板34、第1ブラケット35、第2ブラケット36、第3ブラケット37、第4ブラケット38を有している。
図2〜図6に示すように、支持板34は、平面視にて長方形状の平板であって、長辺を前後方向に向けて、短辺を機体幅方向に向けて配置されている。支持板34とバルブユニットVUとは、ボルトにより固定されている。支持板34は、作動油タンク22の延出部22b、燃料タンク23の後部及びバッテリ24の上方であって、支持台27の前上板部27G及び後上板部27Hの左方(機体内方)に配置されている。図5,図6に示すように、支持板34の底面の後部には、第1プレート39が固着されている。第1プレート39は、支持板34の左方且つ後方に向けて延びており、上面にアイボルトからなる吊り金具40が取り付けられている。また、支持板34の前部には、前後方向に長く延びる一対の長穴41が形成されている。一対の長穴41は、機体幅方向に並んで配置されている。これらの長穴41は、後述する第4ブラケット38の第1取付孔38Aの下方に設けられている。
図4〜図6に示すように、第1ブラケット35は、機体内方側に位置する内側ブラケット35Aと、機体外方側に位置する外側ブラケット35Bとを有している。内側ブラケット35Aと外側ブラケット35Bは、横板部35aと一対の縦板部35bとを有している。横板部35aの上面は、支持板34の下面に当接している。一対の縦板部35bは、横板部35aの一方の側縁と他方の側縁からそれぞれ下向きに延びている。
図3に示すように、内側ブラケット35Aの機体内方側の端部は、旋回台5の前部に設けられた支持ブラケット13の右部上方に位置しており、当該支持ブラケット13とボルトBL1により連結されている。内側ブラケット35Aと支持ブラケット13との間には、円筒状のスペーサ43が介装されている。
図2,図3に示すように、外側ブラケット35Bの機体外方側の端部は、支持台27の前上板27Gの前部上方に位置しており、当該前上板27GとボルトBL2により連結されている。外側ブラケット35Bと前上板27Gとの間には、円筒状のスペーサ44が介装されている。
ている。
図5、図6等に示すように、第2ブラケット36は、横板部36aと一対の縦板部36bとを有している。横板部36aの上面は、支持板34の下面に当接している。一対の縦板部36bは、横板部36aの一方の側縁と他方の側縁からそれぞれ下向きに延びている。第2ブラケット36は、第1ブラケット35に対して斜めに配置されている。具体的には、第2ブラケット36は、前記直交方向(機体幅方向)に対して斜めに延設されている。より具体的には、第2ブラケット36は、機体内方に向かうにつれて前方に向かうように斜めに延設されている。
第1ブラケット35と第2ブラケット36は、制御バルブの下方に油圧管(パイロットホース)を通すためのスペースSを形成している。具体的には、図8、図4に示すように、第1ブラケット35と第2ブラケット36は、支持板34の下方であって、第1ブラケット35と第2ブラケット36の間にスペースSを形成している。そのため、このスペースSに、パイロットホースH1〜H6,H8,H10,H12,H13,HB3を通して配策することができ、当該パイロットホースをバルブユニットVUを迂回させて配策する必要がない。
第1連結部材49は、第1ブラケット35の左端部(機体内方端)と第2ブラケット36の左端部とを連結している。第1連結部材49は、棒状の部材であって、前後方向に延
びている。
図4〜図6等に示すように、第3ブラケット37は、第1ブラケット35と第2ブラケット36との間に配置されている。具体的には、第3ブラケット37は、第1ブラケット35の内側ブラケット35Aの後方であって、且つ、第2ブラケット36の機体内方側の前方に配置されている。
図2、図3に示すように、第3ブラケット37の機体外方側(右側)の端部は、支持板34の右側縁から突出している。第3ブラケット37の機体外方側の端部は、ボルトBL5により、支持台27の前上板27Gと連結されている。図8に示すように、第3ブラケット37と前上板27Gとの間には、スペーサ51が介装されている。
ットVUの変形を防止することが可能となる。
第1取付部38Aは、前記直交方向(機体幅方向)に延びており、一対の第1取付孔38aを有している。一対の第1取付孔38aは、バルブユニットVUをボルトで固定するための円形孔であって、前記直交方向に間隔をあけて形成されている。
バルブユニットVUは、作業機1の仕様の違いにより、セクション(制御バルブ)の数や大きさが変更される。作業機1の仕様としては、例えば、標準仕様、ツーピース仕様、A/D(アングルドーザ)仕様の3種類があり、各仕様によりバルブユニットVUのセクションの数や大きさが異なる。
上述したように、バルブユニットVUのセクションの数や大きさは、各仕様によって異なる。そのため、従来は、上記した3種類の仕様に対応するために、バルブユニットVUと第1ブラケット35との間に介装されるブラケットを、3種類用意する必要があった。これに対して、本発明では、上記構成からなる第4ブラケット38を使用することにより、1種類のブラケットで3つの仕様に対応することが可能となる。
ツーピース仕様及びA/D仕様に対応する場合、図9に示すように、第4ブラケット3
8を図10の状態から裏返すことで、第2取付部38Bが後方に延びるように配置して、第2取付孔38bを第1取付孔38aより後方に位置させる。これにより、バルブユニットVUに対する取付位置(第1取付孔38a)が、第1ブラケット35に対する取付位置(第2取付孔38b)より前方となる。そのため、標準仕様に比べてセクションが1連多いツーピース仕様とA/D仕様に対応することができる。
具体的には、ツーピース仕様に対応する場合は、図9に示すように、ボルト挿着孔35dを第2取付孔38の後方に位置させる。A/D仕様に対応する場合は、図9に示す状態から第4ブラケット38を後方にずらして、ボルト挿着孔35dを第2取付孔38bの前方に位置させる。このように、第1ブラケット35に対する第4ブラケット38の前後位置を調整することで、セクション数は同じであるが、セクションが大きいツーピース仕様と、セクションが小さいA/D仕様の両方に対応することができる。
バルブユニットVUの上方には、当該バルブユニットVUを構成する制御バルブに接続可能な切換バルブ60が配置されている。切換バルブ60は三方切換弁からなる。切換バルブ60は、入口ポート61と、第1出口ポート62と、第2出口ポート63と、操作ハンドル64とを有している。切換バルブ60は、操作ハンドル64を切り換え操作することにより、入口ポート61から導入された作動油の行先を、第1出口ポート62又は第2出口ポート63に切り換えることができる。
戻り油路65は、前記油圧機器からの作動油を作動油タンク22に戻すための油路であって、接続具65Aと管継手65Bと油圧ホース65Cとを有している。接続具65Aは、切換バルブ60の入口ポート61に接続されている。管継手65Bは、接続具65Aと油圧ホース65Cとを接続している。油圧ホース65Cは、管継手65Bと前記油圧機器とを接続している。
第2接続管70及び接続具71により接続されている。第1接続管68は、一端部が制御バルブV4の出口ポートと接続され、他端部が管継手69と接続されている。管継手69は、第1接続管68の他端部と接続具71とを接続している。第2接続管70は、一端部が接続具71に接続され、他端部が第3接続具67Bに接続されている。
切換バルブの操作ハンドルの回転軸を水平方向に配置した場合(例えば、特許文献1の図7参照)、操作ハンドルの自重によりバルブが切り換わることを防ぐために、切り換え力(切り換えに要する力)を大きくする設定する必要がある。そのため、操作者が切り換え操作をする際に必要な力が大きくなってしまう。これに対して、本発明では、切換バルブ60の操作ハンドル64の回転軸64aが上下方向に配置されているため、操作ハンドルの自重によりバルブが切り換わることがない。そのため、切換バルブの切り換え力を大きく設定する必要がなく、操作者が切り換え操作を容易に行うことができる。
<第二実施形態>
図14、図15は、本発明の第二実施形態を示している。以下、この第二実施形態について、上述した実施形態に対する主要な変更点を説明する。上述した実施形態と共通する構成には同じ符号を付して説明を省略する。
第1ブラケット35は、機体外方側の端部が支持板34の右側縁から突出し、機体内方側の端部が支持板34の左側縁から突出している。第1ブラケット35の機体外方側の端部は、支持台27の前上板27Fと連結される。第1ブラケット35の機体内方側の端部は、支持ブラケット13と連結される。
3 機体
22 作動油タンク
34 支持板
35 第1ブラケット
36 第2ブラケット
37 第3ブラケット
38 第4ブラケット
38a 第1取付孔
38b 第2取付孔
45 吊り金具
S スペース
V1〜V13 制御バルブ
V9 ドーザ用第2制御バルブ
V13 ドーザ用第1制御バルブ
VU バルブユニット
Claims (8)
- 機体と、
前記機体に設けられた作動油タンクと、
前記作動油タンクから供給される作動油により動作する油圧機器と、
前記油圧機器の動作を制御する複数の制御バルブを有し且つ当該制御バルブを並列したバルブユニットと、
前記制御バルブに接続可能な油圧管と、
前記制御バルブの並列方向の一方側に配置され且つ前記制御バルブの下方に油圧管を通すスペースを形成する第1ブラケットと、前記制御バルブの並列方向の他方側に配置され且つ前記第1ブラケットとともに前記スペースを形成する第2ブラケットとを含み、前記バルブユニットを下方から支持する支持部材と、
前記バルブユニットと前記支持部材との間に介装される第4ブラケットと、
を備え、
前記第1ブラケットに対して、前記第2ブラケットは斜めに配置されており、
前記第4ブラケットは、前記バルブユニットを取り付けるための第1取付孔と、前記支持部材を取り付けるための第2取付孔とを有し、
前記第1取付孔と前記第2取付孔は、前記並列方向にずれた位置にある、作業機。 - 機体と、
前記機体に設けられた作動油タンクと、
前記作動油タンクから供給される作動油により動作する油圧機器と、
前記油圧機器の動作を制御する複数の制御バルブを有し且つ当該制御バルブを並列したバルブユニットと、
前記制御バルブに接続可能な油圧管と、
前記制御バルブの並列方向の一方側に配置され且つ前記制御バルブの下方に油圧管を通すスペースを形成する第1ブラケットと、
前記制御バルブの並列方向の他方側に配置され且つ前記第1ブラケットとともに前記スペースを形成する第2ブラケットと、
前記バルブユニットと前記第1ブラケットとの間に介装される第4ブラケットと、
を備え、
前記第1ブラケットに対して、前記第2ブラケットは斜めに配置されており、
前記第4ブラケットは、前記バルブユニットを取り付けるための第1取付孔と、前記第1ブラケットを取り付けるための第2取付孔とを有し、
前記第1取付孔と前記第2取付孔は、前記並列方向にずれた位置にある、作業機。 - 前記第2取付孔は、前記並列方向に延びる長穴からなる請求項1又は2に記載の作業機。
- 前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとの間に配置され、前記バルブユニットの並列方向の中央付近を支持する第3ブラケットを備え、
前記複数の制御バルブは、複数のドーザ用制御バルブを含んでおり、
前記複数のドーザ用制御バルブの1つは、前記バルブユニットの並列方向の中央付近に配置されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業機。 - 前記機体に設けられたエンジンと、
前記エンジンに供給される燃料を貯留する燃料タンクとを備え、
前記第1ブラケットは、前記制御バルブの下方であって前記燃料タンクの上方に油圧管を通すスペースを形成し、
前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットは、前記燃料タンクの上方において前記バルブユニットを支持している請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業機。 - 前記機体に設けられたバッテリを備え、
前記第1ブラケットは、前記制御バルブの下方であって前記バッテリの上方に油圧管を通すスペースを形成し、
前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットは、前記バッテリの上方において前記バルブユニットを支持している請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業機。 - 前記作動油タンクは、本体部と当該本体部の下部から前方に延出した延出部とを有し、
前記第1ブラケットは、前記制御バルブの下方であって前記延出部の上方に油圧管を通すスペースを形成し、
前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットは、前記延出部の上方において前記バルブユニットを支持している請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業機。 - 前記バルブユニットは、前記機体の幅方向の一方側に設けられ、
前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとで形成される前記スペースの幅は、前記機体の幅方向の内側よりも外側が大きく設定されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の作業機。
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