JP6479519B2 - 光電変換素子およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光電変換素子およびその製造方法に関する。
光電変換素子は、一次元ラインセンサ(ファクシミリやスキャナ等)や二次元エリアセンサ(デジタルカメラやデジタルビデオカム)として利用されている。近年、これらのセンサでは素子の小型化や光電変換の高速化が要求されている。そこで、より少ない光で有効な電気信号を発生する光電変換素子、すなわち感度を向上させた光電変換素子が開発されている。
例えば、特許文献1には、光電変換部と回路部とがシリコンチップに集積された光電変換素子において、シリコンチップ表面に表面保護膜を設けるとともに、その表面保護膜の、光電変換部の受光面上に位置する部分に、表面保護膜を貫通する開口部を形成した光電変換素子が開示されている。その開口部には厚さ30nmのシリコン酸化膜で構成された反射防止膜が設けられている。反射防止膜は、シリコンチップ表面の光電変換部を覆い、光電変換部へ入射する光のうち、800nm波長の光の反射を防止している。
特開平8−213581号公報
特許文献1の光電変換素子では、反射防止膜は800nm波長の光、換言すると特定の波長の光しか反射を防止しない。そのため、特定の波長以外の光は反射され、その多くは光電変換部に入射しない。その結果、特定の波長の光に対してのみ光電変換素子の感度が向上するにすぎない。
特定の波長以外の光が反射されると、反射した光が干渉することにより分光感度特性にフリンジが生じる。フリンジの発生する光の波長は、反射防止膜のわずかな厚さの違いによって変化する。そのため、光電変換素子では反射防止膜を均一な厚さに形成する必要がある。
しかしながら、光電変換素子で大型の一次元ラインセンサや二次元エリアセンサを作製した場合、反射防止膜をセンサ内で均一な厚さに形成することが難しい。そのため、センサ内でフリンジが発生する光の波長がばらついてしまい、その結果、色むら等が発生してセンサの色の再現性が低下する。
特許文献1の光電変換素子では、表面保護膜を貫通する開口部を形成し、その開口部に反射防止膜を設けているため、光電変換素子の製造方法が複雑である。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、特定の波長の光のみならず広範囲の波長の光について反射が低減し、分光感度特性のフリンジが低減した光電変換素子およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る光電変換素子は、マトリックス状に配列された複数の光電変換部と、光電変換部それぞれの受光面上に形成され、1層以上の光透過膜を有する光透過部と、を備える。複数の光電変換部それぞれの受光面上には、光電変換部に入射する光を散乱する粗面を有する凹凸部が少なくとも1つ形成される。凹凸部は、光透過部が1層の光透過膜を有する場合に、光透過膜と受光面の界面、および光透過膜の上面の少なくとも1つの面に形成され、光透過部が2層以上の光透過膜を有する場合に、最下層の光透過膜と受光面の界面、最上層の光透過膜の上面、および光透過膜と光透過膜との間の界面の少なくとも1つの面に形成される。凹凸部の行方向の周期は、光電変換部の行方向の周期よりも小さい。
本発明は、光電変換部の受光面上に形成された、粗面を有する凹凸部が特定の波長の光だけでなく広範囲の波長の光を散乱する構成であるので、特定の波長の光のみならず広範囲の波長の光について反射が低減し、分光感度特性のフリンジが低減した光電変換素子およびその製造方法を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る光電変換素子を示す断面図である。 シリコン酸化膜の上面を示す図である。 光電変換素子の製造過程を示す断面図である。 シリコン酸化膜上にフォトレジストを形成した状態を示す断面図である。 フォトレジストをマスクにしてシリコン酸化膜をエッチングした状態を示す断面図である。 エッチングされたシリコン酸化膜からフォトレジストを除去した状態を示す断面図である。 シリコン酸化膜上にシリコン窒化膜を形成した状態を示す断面図である。 シリコン窒化膜上にカラーフィルターを形成した状態を示す断面図ある。 光電変換素子の製造過程で使用されるフォトレジストを示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係る光電変換素子を示す断面図である。 反射防止膜の上面を示す図である。 光電変換素子の製造過程を示す断面図である。 シリコン窒化膜上に反射防止膜を形成した状態を示す断面図である。 反射防止膜上にフォトレジストを形成した状態を示す断面図である。 反射防止膜をエッチングした状態を示す断面図である。 反射防止膜をリフローした状態を示す断面図である。 反射防止膜上にカラーフィルターを形成した状態を示す断面図ある。 光電変換素子の製造過程で使用されるフォトレジストを示す平面図である。 透過部の変形例を示す断面図である。 凹凸部の変形例を示す断面図である。 凹凸部の他の変形例を示す断面図である。 凹凸部の他の変形例を示す断面図である。 フォトレジストの変形例を示す平面図である。 フォトレジストの他の変形例を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお図中、同一又は同等の部分には同一の符号を付す。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る光電変換素子を示す断面図である。図1に示す光電変換素子1は複数のフォトダイオード20がマトリックス状に配置され、エリアセンサとして利用される素子である。光電変換素子1では、シリコン基板10上に格子状に形成された金属配線40の格子中央にフォトダイオード20が配置されている。光電変換素子1は、このフォトダイオード20と、フォトダイオード20上に形成され、複数の光透過膜で構成される光透過部30と、で構成されている。
フォトダイオード20は、光電変換部と称されるものであり、受光面25に入射した光エネルギーを電気エネルギーに変換する。フォトダイオード20は、図示しない複数のトランジスタ、コンデンサ、抵抗等で構成される回路部に接続され、回路部によってスイッチングされる。フォトダイオード20は金属配線40に接続され、フォトダイオード20が変換した電気エネルギーを電気信号として金属配線40に出力する。
金属配線40は、シリコン基板10上に形成された光透過部30の後述するシリコン酸化膜31に埋め込まれている。金属配線40は3層の金属層から構成され、各金属層はシリコン酸化膜31を介して積層されている。金属配線40は、図示しないビアを介してシリコン基板10上のフォトダイオード20に接続される。金属配線40はフォトダイオード20の電気信号を外部の回路(図示しない)へ出力する。
光透過部30は、シリコン基板10上に形成されたシリコン酸化膜31と、シリコン酸化膜31上に形成されたシリコン窒化膜32と、シリコン窒化膜32上に形成されたカラーフィルター33と、で構成されている。
シリコン酸化膜31は層間絶縁膜として機能する膜であり、上記のように金属配線40が埋没されている。また、シリコン酸化膜31はシリコン基板10上のフォトダイオード20の受光面25を覆っている。シリコン酸化膜31はほぼ無色の光透過膜であり、その屈折率は約1.45である。シリコン酸化膜31の上面には、凹凸部51が形成されている。
図2はシリコン酸化膜の上面を示す図である。図2に示すように、凹凸部51は、シリコン酸化膜31表面に形成された半球状の下側へくぼむ凹部51Aで構成されている。凹凸部51では、多数の凹部51Aがいわゆるデルタ配列状に配置されている。具体的には、凹部51Aが行方向に周期的に並び、その凹部51Aの行が列方向に複数行並んでいる。凹部51Aの行と、その行と列方向に隣り合う凹部51Aの行とは、凹部51Aの最下点からその凹部51Aと行方向に隣り合う凹部51Aの最下点までを1周期とした場合に、各凹部51Aが行方向へ半周期だけずれている。ある行の凹部51Aに着目すると、その凹部51Aと、その凹部51Aに行方向に隣り合う凹部51Aと、それらの凹部51Aと列方向に隣り合う凹部51Aとが正三角形の頂点に位置する。
凹部51Aの行または列方向の周期は、各フォトダイオード20上で同じ散乱分布で光が散乱されるように、フォトダイオード20とそれに隣接するフォトダイオード20の行または列方向の周期よりも十分に小さい周期である。例えば、図1に示すように、凹部51Aの行方向の周期は、フォトダイオード20の行方向の周期の約1/3である。凹部51Aの行または列方向の周期は、可視光から近赤外光までの波長の光を効果的に散乱するため、好ましくは300nm以上1000nm以下である。
シリコン酸化膜31表面から凹部51Aの最下点までの深さは、凹凸部51の周期とほぼ同じかそれよりも小さい。この深さは、可視光から近赤外光までの波長の光を効果的に散乱するため、好ましくは凹部51Aの周期の1/4倍以上1倍以下である。凹部51Aがこの深さに形成され、かつ凹部51Aが上述した300nm以上1000nm以下の周期で並べられると、凹部51Aによって散乱された光が隣接するフォトダイオード20に入射する迷光を防止しながら、凹凸部51の最大傾斜角を可能な限り大きくして反射を低減することができる。
各凹部51Aの表面は粗面に形成されている。各凹部51Aの粗面は入射光Iを散乱する。
図1に戻って、シリコン窒化膜32はシリコン酸化膜31を保護するパッシベーション膜である。また、シリコン窒化膜32はシリコン酸化膜31と同様のほぼ無色の光透過膜である。その屈折率は約2.00である。シリコン窒化膜32は、ほぼ均一な膜厚に形成され、その上面にはシリコン酸化膜31の凹凸部51とほぼ同じ形状の凹凸部52が形成されている。シリコン窒化膜32の凹凸部52の表面は粗面であり、凹凸部52はシリコン酸化膜31の凹凸部51と同様に光を散乱する。シリコン窒化膜32の凹凸部52の上にはカラーフィルター33が形成されている。
カラーフィルター33は、特定の波長領域の光を透過させる光透過膜であり、特定の色、例えば、赤、青、または緑に着色されている。カラーフィルター33の屈折率は約1.50である。カラーフィルター33に入射した入射光Iは、以下のように、フォトダイオード20の受光面25に達する。
入射光Iは、カラーフィルター33からシリコン窒化膜32へ入射する。上記のように、カラーフィルター33とシリコン窒化膜32は屈折率が異なっている。また、カラーフィルター33とシリコン窒化膜32の界面には凹凸部52が形成されている。そのため、入射光Iは凹凸部52によって散乱する。
散乱光Sはシリコン窒化膜32からシリコン酸化膜31へ入射する。上記のように、シリコン窒化膜32とシリコン酸化膜31は屈折率が異なっている。また、シリコン窒化膜32とシリコン酸化膜31の界面には凹凸部51が形成されている。そのため、入射した光は凹凸部51によって散乱される。散乱した光はフォトダイオード20の受光面25へ入射する。
凹凸部51、52が形成されていない場合、入射光Iはカラーフィルター33とシリコン窒化膜32の界面、シリコン窒化膜32とシリコン酸化膜31の界面でフォトダイオード20の受光面25の反対側へ反射する。これに対して、上記のように、実施の形態1では、凹凸部51、52によって入射光Iが散乱しながらフォトダイオード20の受光面25へ入射する。そのため、より多くの光がフォトダイオード20の受光面25へ達する。この凹凸部51、52が形成された光電変換素子1は以下のように製造される。
図3A〜図3Fは光電変換素子の製造過程を示す断面図である。図4は光電変換素子の製造過程で使用されるフォトレジストを示す平面図である。なお、図3B〜図3Fでは、製造過程の理解を容易にするため、シリコン酸化膜31よりも下層のシリコン基板10、フォトダイオード20の表示を省略している。図3Aに示すように、まず、シリコン基板10上にフォトダイオード20を形成し、フォトダイオード20上に光透過部30のシリコン酸化膜31を形成する。金属配線40と図示しない回路部を形成し、その表面をシリコン酸化膜31で覆う。
次に、図3Bに示すように、シリコン酸化膜31上にパターニングされたフォトレジスト60を形成する。フォトレジスト60を、フォトリソグラフィによって、図4に示す多数の平面視円形状の孔61が等間隔に配置された形状にパターニングする。このパターニングでは、孔61を行方向へ等間隔に配置して孔61の行を形成するとともに、孔61の行と孔61の行とを列方向へ等間隔に配置する。隣合う行では孔61の位置を半ピッチだけずらし、孔を交互に並べる。
次に、フォトレジスト60をマスクにしてシリコン酸化膜31をエッチングする。エッチングは緩衝フッ酸等を薬液とするウエットエッチングである。シリコン酸化膜31は、マスク表面に平行な方向および垂直な方向へほぼ同じ比率でエッチングされる。すなわち、シリコン酸化膜31は等方性エッチングされる。エッチングを一定の時間行うと、シリコン酸化膜31の表面の一部が除去される。図3Cに示すように、シリコン酸化膜31の、フォトレジスト60の孔61の下側の部分に凹部51Aが形成される。その結果、シリコン酸化膜31上面に凹凸部51が形成される。
このエッチングでは、エッチング条件を調整して、所望の角度の傾斜面を有する凹部51Aを形成する。具体的には、まずフォトダイオード20の平面視における画素サイズ、光透過部30上面からフォトダイオード20の受光面25までの距離、フォトダイオード20の活性領域の深さの関係から、作製する凹部51Aの最大傾斜面の角度を決定する。最大傾斜面の角度とエッチング条件(例えば、薬液の種類や濃度、時間等)との関係を予め実験によって求めておき、その関係と決定された最大傾斜面の角度からエッチング条件を決定する。そのエッチング条件によって所望の方向へ光を散乱させる凹部51Aを形成することができる。このエッチングでは、好ましくは凹部51Aと隣り合う凹部51Aとを接するように形成する。
次に、フォトレジスト60を除去して、図3Dに示すように、凹凸部51を表面に露出させる。例えば、プラズマアッシングによってフォトレジスト60を除去する。フォトレジスト60を除去した後、シリコン酸化膜31をライトエッチングしてシリコン酸化膜31の表面を粗面化する。この粗面化によって凹凸部51での光の散乱角を最適化する。
次に、図3Eに示すように、シリコン酸化膜31上にパッシベーション膜であるシリコン窒化膜32を形成する。例えば、スパッタリングまたはCVD法(Chemical Vapor Deposition:化学気相成長)によってシリコン窒化膜32を形成する。シリコン窒化膜32の形成では膜厚をほぼ均一にする。シリコン酸化膜31上に凹凸部51があるため、シリコン窒化膜32に凹凸部51と同様の形状の凹凸部52が形成される。必要に応じて、シリコン酸化膜31表面をライトエッチングして粗面化する。
次に、図3Fに示すように、シリコン窒化膜32上にカラーフィルター33を形成する。カラーフィルター33は回転塗布法で形成する。カラーフィルター33には必要に応じてパターニングする。以上の工程によって光電変換素子1が完成する。
以上のように、実施の形態1に係る光電変換素子1は、フォトダイオード20と、フォトダイオード20の受光面25上に形成された光透過部30と、を備えている。光透過部30には、フォトダイオード20の受光面25上に配置され、表面が粗面に形成された凹凸部51、52が形成されている。凹凸部51、52は広範囲の波長の光を散乱する。実施の形態1によれば、特定の波長の光のみならず広範囲の波長の光について反射が低減する。その結果、広範囲の波長の光について光電変換素子1の感度が向上する。
入射光Iの反射が低減するので、反射光によって発生する光の干渉が生じにくくなる。実施の形態1によれば、光電変換素子1の分光感度特性のフリンジが低減する。その結果、光電変換素子1では色むら等の発生が防止される。光電変換素子1の色再現性が向上する。
凹凸部51、52は様々な角度に光を散乱する。シリコン窒化膜32やシリコン酸化膜31の表面が平らである場合と比較して、より多くの光がフォトダイオード20の受光面25に到達する。そのため、光電変換素子1の感度がより向上する。また、凹凸部51、52で散乱された光は、散乱する方向によって光透過部30における光路長が異なっている。そのため、散乱光Sが互いに干渉することが防止される。実施の形態1によれば、光電変換素子1の分光感度特性にフリンジが生じにくい。
従来、光電変換素子では、シリコン酸化膜の、フォトダイオードの受光面が位置する部分に、シリコン酸化膜を貫通する開口部を形成していた(特許文献1参照)。シリコン酸化膜は、数ミクロン程度の厚さがあるため、均一な形状の開口部の形成は困難であった。これに対し、実施の形態1に係る光電変換素子1では、シリコン酸化膜31の表面の一部をエッチングして凹凸部51を形成している。そのため、従来と比較して容易に光電変換素子1を形成することができる。
従来、シリコン酸化膜を貫通する開口部を形成し、その上にカラーフィルターを形成する場合、開口部とシリコン酸化膜上面との段差が大きく、均一な厚みのカラーフィルターを形成することが困難であった。その結果、色ムラ等が発生し、光電変換素子の色の再現性が低下していた。これに対し、実施の形態1に係る光電変換素子1では、シリコン酸化膜31の表面の一部をエッチングして凹凸部51を形成している。従来のシリコン酸化膜を貫通する開口部の場合と比較して、凹凸部51の最上点と最下点との高低差は小さい。また、凹凸部51と同様の形状の凹凸部52も高低差が小さい。そのため、光電変換素子1では、従来と比較して均一な厚みのカラーフィルター33を形成することが容易である。カラーフィルター33が均一な厚みに形成されると、光電変換素子1の色の再現性が高まる。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2に係る光電変換素子を示す断面図である。図5に示す光電変換素子1では、光透過部30が反射防止膜35を備えている。以下、実施の形態1と異なる構成について説明する。
反射防止膜35は、シリコン窒化膜32とカラーフィルター33との間に形成されている。一般に層と層との界面では、層間の屈折率の差が大きい場合に反射率が高くなる。そこで、実施の形態2では、反射防止膜35がシリコン窒化膜32の屈折率とカラーフィルター33の屈折率の間の値の屈折率を有する物質で形成されている。反射防止膜35は、シリコン窒化膜32とカラーフィルター33の界面で屈折率の差を小さくし、この界面での光の反射を低減する。反射防止膜35は、例えば、ポリホスホネートやポリフェロセン等の高屈折率高分子物質や、有機高分子マトリックスと高屈折無機ナノ粒子を組み合わせた高屈折率ナノコンポジット材料等で形成される。シリコン窒化膜32の屈折率が約2.00、カラーフィルター33の屈折率が約1.50である場合、反射防止膜35の屈折率は、シリコン窒化膜32の屈折率よりも小さくカラーフィルター33の屈折率よりも大きいとよく、好ましくは1.60以上1.80以下である。
反射防止膜35の表面には凹凸部55が形成されている。図6は反射防止膜の上面を示す図である。凹凸部55は、図6に示すように、反射防止膜35の上面に形成された、先端が略正方形状に出っ張った多数の凸部55Aで構成されている。凹凸部55では、多数の凸部55Aが、実施の形態1と同様に、いわゆるデルタ配列状に配置されている。凸部55Aの表面は粗面であり、この粗面で入射光Iを散乱する。凹凸部55の周期および凸部から凹部までの深さは、実施の形態1で説明した凹凸部51、52と同様である。
一方、シリコン酸化膜31、およびシリコン窒化膜32の表面には、凹凸部51、52が形成されていない。実施の形態2では、反射防止膜35の凹凸部55が入射光Iを散乱する。凹凸部55が形成された光電変換素子1は以下のように製造される。
図7A〜図7Fは光電変換素子の製造過程を示す断面図である。図8は光電変換素子の製造過程で使用されるフォトレジストを示す平面図である。なお、図7B〜図7Fでは、製造過程の理解を容易にするため、シリコン酸化膜31よりも下層のシリコン基板10、フォトダイオード20の表示を省略している。図7Aに示すように、まず、シリコン基板10上にフォトダイオード20を形成し、その上に光透過部30のシリコン酸化膜31とシリコン窒化膜32と積層する。シリコン酸化膜31は実施の形態1と同様に、金属配線40と図示しない回路部の表面を覆うように形成する。
次に、図7Bに示すように、シリコン窒化膜32上に反射防止膜35を形成する。例えば、ポリホスホネート等の高屈折率高分子物質を回転塗布法で成膜して反射防止膜35を形成する。
次に、図7Cに示すように、反射防止膜35上にパターニングされたフォトレジスト60を形成する。フォトレジスト60のパターニングはフォトリソグラフィによって行う。フォトレジスト60を、図8に示す多数の平面視正方形の島状構造物がシリコン窒化膜32上にデルタ配列状に点在するようにパターニングする。
次に、フォトレジスト60をマスクにして、反射防止膜35をエッチングする。エッチングはドライエッチング等で行い、反射防止膜35を異方性エッチングする。その後、フォトレジスト60を除去する(図7D参照)。
次に、反射防止膜35を熱処理する。熱処理によって反射防止膜35をリフローさせ、所望の形状に変形させる。この処理によって、図7Eに示す凹凸部55が反射防止膜35に形成される。
次に、反射防止膜35の表面に粗面化処理を施す。例えば、反射防止膜35の表面をライトエッチングする。反射防止膜35の表面はリフロー後、滑らかになっている。粗面化処理をすることによって、反射防止膜35の表面で光が散乱するようになる。
次に、図7Fに示すように、反射防止膜35上にカラーフィルター33を形成する。以上の工程によって光電変換素子1が完成する。
以上のように、実施の形態2に係る光電変換素子1では、シリコン窒化膜32とカラーフィルター33の界面に反射防止膜35が設けられている。実施の形態2によれば、光電変換素子1における光の反射が低減する。
反射防止膜35は特定の波長の光が反射することを防止する。一方、反射防止膜35には粗面を有する凹凸部55が形成され、凹凸部55は特定の波長の光のみならず、広範囲の波長の光を散乱する。そのため、実施の形態2によれば、特定の波長の光のみならず広範囲の波長の光について反射が低減する。その結果、広範囲の波長の光について光電変換素子1の感度が向上する。
光の反射が低減するため、反射光による光の干渉が生じにくくなる。実施の形態2においても、光電変換素子1の分光感度特性のフリンジが低減する。その結果、色むら等の発生が防止され、色の再現性が向上する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は実施の形態1および2に限定されない。例えば、実施の形態1および2では、光透過部30がカラーフィルター33を有していたが、本発明はこれに限定されない。本発明では、光透過部30が光電変換部であるフォトダイオード20の受光面25上に形成されるとともに、光透過部30が1層以上の光透過膜を有していればよい。
図9は透過部の変形例を示す断面図である。図9に示すように、例えば、光透過部30がカラーフィルター33を有していなくてもよい。この場合、光透過部30がシリコン酸化膜31およびシリコン窒化膜32のみから構成されてもよい。この構成ではシリコン酸化膜31表面に粗面を有する凹凸部51が形成され、シリコン窒化膜32表面に粗面を有する凹凸部52が形成されてもよい。空気と接するシリコン窒化膜32表面の凹凸部52で入射光Iが散乱され、入射光の反射が低減する。また、光透過部30がシリコン酸化膜31、シリコン窒化膜32、反射防止膜35およびカラーフィルター33以外の光透過膜を有していてもよい。例えば、光透過部30が有機絶縁物質で構成される平坦化膜をさらに有していてもよい。
実施の形態1ではシリコン酸化膜31およびシリコン窒化膜32の表面に凹凸部51、52が形成され、実施の形態2では反射防止膜35に凹凸部55が形成されていた。しかし、本発明はこれに限定されない。本発明では、光透過部30が1層の光透過膜を有する場合、光透過膜とフォトダイオード20の受光面25の界面、および光透過膜の上面の少なくとも1つの面に、凹凸部51、52、55の少なくとも1つが形成されていればよい。また、光透過部30が2層以上の光透過膜を有する場合、最下層の光透過膜とフォトダイオード20の受光面25の界面、最上層の光透過膜の上面、および光透過膜と光透過膜との間の界面の少なくとも1つの面に、凹凸部51、52、55の少なくとも1つが形成されていればよい。
図10は凹凸部の変形例を示す断面図である。光透過部30がカラーフィルター33を有さず、シリコン酸化膜31、シリコン窒化膜32、および反射防止膜35を有する場合、図10に示すように、シリコン酸化膜31、シリコン窒化膜32、反射防止膜35のそれぞれに凹凸部51、52、55が形成されてもよい。光電変換素子1が複数の凹凸部51、52、55を有するため、実施の形態2と比較してより散乱効果が高まる。
なお、この場合、反射防止膜35は、シリコン窒化膜32の屈折率と空気の屈折率との間の値の屈折率を有するとよい。シリコン窒化膜32の屈折率は空気の屈折率よりも大きいので、反射防止膜35の屈折率は、シリコン窒化膜32の屈折率よりも小さく、空気の屈折率よりも大きいとよい。例えば反射防止膜35はシリコン酸化膜31(屈折率1.45)やフッ化マグネシウム膜(屈折率1.40)等であってもよい。またこれらの膜が積層されることによって、反射防止膜35が形成されてもよい。
図11および図12は凹凸部の他の変形例を示す断面図である。図11に示すように、フォトダイオード20の受光面25に凹凸部50が形成されてもよい。また、図12に示すように、凹凸部50に加えて、シリコン酸化膜31の凹凸部51、シリコン窒化膜32の凹凸部52が設けられてもよい。
実施の形態1では、凹凸部51が多数の凹部51Aで構成され、実施の形態2では凹凸部55が多数の凸部55Aで構成されていた。しかし、本発明はこれに限定されない。本発明では、凹凸部51、55が形成される膜の表面が凹凸していればよい。
実施の形態1および2では、凹凸部51、55が粗面化処理されていたが、本発明はこれに限定されない。本発明では、凹凸部51、55が粗面を有していればよく、粗面化処理されるか否かは問わない。例えば、シリコン酸化膜31をエッチングして凹凸部51を形成する場合に、シリコン酸化膜31のエッチングで表面が粗面化しているのであれば、粗面化処理をする必要はない。
実施の形態1では、凹凸部51がデルタ配列状に配置された凹部51Aで構成されていた。実施の形態2では、凹凸部55がデルタ配列状に配置された凸部55Aで構成されていた。換言すると、実施の形態1および2では、凹凸部51、55が2次元で周期的に凹凸する構造物で構成されていた。しかし、本発明はこれに限定されない。本発明では、凹凸部51、52、55がフォトダイオード20の受光面25上に少なくとも1つ配置されるとともに、凹凸部51、52、55がフォトダイオード20に入射する光を散乱する粗面を有していればよい。例えば、凹凸部51、55が1次元で周期的に凹凸する構造物で構成されてもよい。
具体的には、シリコン酸化膜31表面に列方向へ伸び、互いに平行な溝状の凹部51Aが形成されてもよい。図13はフォトレジストの変形例を示す平面図である。この溝状の凹部51Aの場合、図13に示す、複数のスリットがマトリックスの列方向へ平行に伸びるフォトレジスト60が用いられて凹部51Aが形成されてもよい。凹部51Aと凹部51Aとが互いに接するように配置するため、スリットの幅はスリットのピッチよりも小さくするとよい。
また、反射防止膜35の表面に列方向へ伸び、互いに平行なストライプ状の凸部55Aが形成されてもよい。図14はフォトレジストの他の変形例を示す平面図である。このストライプ状の凸部55Aの場合、図14に示す、スリットの幅をスリットのピッチ約半分にしたフォトレジスト60が用いられて凸部55Aが形成されてもよい。反射防止膜35の厚さは、スリットのピッチの1.5倍以上3倍以下が好ましい。
なお、図13および図14に示すフォトレジスト60の形状の場合、スリットのピッチは300nm以上1000nm以下であればよい。
本発明では、反射防止膜35が、下層側に配置される光透過膜またはフォトダイオード20の構成物質の屈折率と、上層側に配置される光透過膜または上側にある空気の屈折率との間の値の屈折率を有すればよい。この条件を満たす限り、反射防止膜35の素材は問わない。例えば、反射防止膜35は、高屈折率物質が微粒子状にされ、その微粒子がシリコン窒化膜32に付着した、いわゆる島状の薄膜であってもよい。
凹凸部51、52、55は周期的に凹凸する構造物であることが好ましいが、ランダムに凹凸する構造物であってもよい。この場合、凹凸部51、52、55の凸部および凹部の平面的な大きさは、フォトダイオード20の受光面25の大きさよりも小さいとよい。
このような形態であっても、入射光Iを散乱し、反射を低減することができる。
本発明は、CCDエリアセンサ、CCDラインセンサ、CMOSエリアセンサ、およびCMOSラインセンサに利用すると好適である。実施の形態1および2では、金属配線40が3層の金属層で構成されていたが、本発明が適用されるセンサに応じて、例えば、金属配線40が2層の金属層で構成されてもよいし、4層以上の金属層で構成されてもよい。
1 光電変換素子、10 シリコン基板、20 フォトダイオード、25 受光面、30 光透過部、31 シリコン酸化膜、32 シリコン窒化膜、33 カラーフィルター、35 反射防止膜、40 金属配線、50,51,52,55 凹凸部、51A 凹部、55A 凸部、60 フォトレジスト、61 孔、I 入射光、S 散乱光。

Claims (12)

  1. マトリックス状に配列された複数の光電変換部と、
    該光電変換部それぞれの受光面上に形成され、1層以上の光透過膜を有する光透過部と、
    を備え、
    前記複数の光電変換部それぞれの前記受光面上には、前記光電変換部に入射する光を散乱する粗面を有する凹凸部が少なくとも1つ形成され、
    前記凹凸部は、前記光透過部が1層の光透過膜を有する場合に、該光透過膜と前記受光面の界面、および該光透過膜の上面の少なくとも1つの面に形成され、前記光透過部が2層以上の光透過膜を有する場合に、最下層の光透過膜と前記受光面の界面、最上層の光透過膜の上面、および光透過膜と光透過膜との間の界面の少なくとも1つの面に形成され、
    前記凹凸部の行方向の周期は、前記光電変換部の行方向の周期よりも小さい、
    光電変換素子。
  2. 前記凹凸部は300nm以上1000nm以下の周期で前記受光面上に複数個形成された請求項1に記載の光電変換素子。
  3. 前記光透過膜は前記受光面上に形成された透明絶縁膜である請求項1または2に記載の光電変換素子。
  4. 前記光透過部は、2層以上の光透過膜を有
    該2層以上の光透過膜は、前記受光面上に形成された透明絶縁膜と、前記透明絶縁膜上に形成されたカラーフィルターと、を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光電変換素子。
  5. 前記光透過部は、2層以上の光透過膜を有
    該2層以上の光透過膜のうちの1層は、中間層または最上層に形成された反射防止膜であり、
    該反射防止膜は、該反射防止膜が中間層に形成された場合に、下層側の光透過膜または光電変換部の屈折率と上層側の光透過膜の屈折率との間の値の屈折率を有し、該反射防止膜が最上層に形成された場合に、下層側の光透過膜の屈折率と空気の屈折率との間の値の屈折率を有する請求項1から4のいずれか1項に記載の光電変換素子。
  6. 前記凹凸部は、列方向へ伸び、互いに平行な複数の溝によって形成されている請求項1から5のいずれか1項に記載の光電変換素子。
  7. マトリックス状に配列された複数の光電変換部を形成する工程と、
    該光電変換部それぞれの受光面上に光透過膜を1層以上積層して光透過部を形成する工程と、
    を備え、
    前記光透過部を形成する工程では、
    前記複数の光電変換部それぞれの前記受光面上に前記光電変換部に入射する光を散乱する粗面を有する凹凸部を少なくとも1つ形成し、
    前記凹凸部を少なくとも1つ形成する工程では、
    前記光透過部を形成する工程が光透過膜を1層積層する場合に、該光透過膜と前記受光面の界面、および該光透過膜の上面の少なくとも1つの面に凹凸部を形成し、前記光透過部を形成する工程が光透過膜を2層以上積層する場合に、最下層の光透過膜と前記受光面の界面、最上層の光透過膜の上面、および光透過膜と光透過膜との間の界面の少なくとも1つの面に凹凸部を形成
    前記凹凸部の行方向の周期を、前記光電変換部の行方向の周期よりも小さく形成する、
    光電変換素子の製造方法。
  8. 前記凹凸部を少なくとも1つ形成する工程では、前記凹凸部を300nm以上1000nm以下の周期で前記受光面上に複数個形成する請求項に記載の光電変換素子の製造方法。
  9. 前記光透過部を形成する工程は、前記受光面上に透明絶縁膜を積層する工程を含む請求項またはに記載の光電変換素子の製造方法。
  10. 前記光透過部を形成する工程は、光透過膜を2層以上積層する工程を含み、
    該光透過膜を2層以上積層する工程は、前記受光面上に透明絶縁膜を積層する工程と、
    前記透明絶縁膜上にカラーフィルターを形成する工程と、を含む請求項からのいずれか1項に記載の光電変換素子の製造方法。
  11. 前記光透過部を形成する工程は、光透過膜を2層以上積層する工程を含み、
    該光透過膜を2層以上積層する工程のうち、光透過膜を1層積層する工程は、中間層または最上層に反射防止膜を形成する工程であり、
    該反射防止膜を形成する工程は、該反射防止膜を中間層に形成する場合、下層側の光透過膜または光電変換部の屈折率と上層側の光透過膜の屈折率との間の値の屈折率を有する物質で該反射防止膜を形成し、該反射防止膜を最上層に形成する場合、下層側の光透過膜の屈折率と空気の屈折率との間の値の屈折率を有する物質で該反射防止膜を形成する請求項から10のいずれか1項に記載の光電変換素子の製造方法。
  12. 前記凹凸部を少なくとも1つ形成する工程では、列方向へ伸び、互いに平行な複数の溝を形成する請求項7から11のいずれか1項に記載の光電変換素子の製造方法。
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