JP6479161B2 - 送風機および空気調和機 - Google Patents

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Description

この発明は、たとえば空気調和機などに用いる送風機などに関するものである。特に羽根車にバランスウェイトを装着して重心を修正する送風機などである。
たとえば、風を送り出す送風機において、翼(羽根)を有し、回転軸を中心として回転し、空気の流れを形成する羽根車は性能に大きな影響を与える重要な部品である。ここで、羽根車に重心の偏り(偏重心)がある(回転軸以外の位置に重心がある)と、羽根車が回転したときに大きな振動が発生する。このため、羽根車の振動、振動に伴う騒音などにより、使用者に不快感を与えてしまうことになる。
そこで、羽根車の重心位置が回転軸となるように、羽根車にバランスウェイト(おもり)を装着する技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。羽根車によって重心の位置が異なることが多いため、バランスウェイトを羽根車に装着する作業は、個々の羽根車に対して、それぞれ対応する位置にバランスウェイトを装着することによって行われる。
特開2011−190806号公報
ここで、偏重心を修正しても、使用時、取り扱い時などにおいて、バランスウェイトの位置が変わってしまうと、再び羽根車に偏重心が生じる。このため、バランスウェイトを位置ずれさせないようにすることはたいへん重要である。従来の送風機では、装着したバランスウェイトを羽根車に接着剤で接着する、かしめるなどして固定し、位置ずれが発生しないようにしていた。
しかし、バランスウェイトを羽根車に固定するには、接着剤を塗布するなどの作業が発生する。また、バランスウェイトを羽根車に装着した後、接着剤が乾燥するまでに時間を要する。したがって、バランスウェイトの装着作業を効率よく行うには限界があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、バランスウェイトの装着作業をさらに効率よく行うことができる送風機などを得ることを目的とする。
この発明に係る送風機は、複数の翼を有し、回転軸を中心に回転する羽根車と、羽根車に1個または複数個が装着され、羽根車の重心を修正する、爪部を有するバランスウェイトとを備え、羽根車は、爪部が引っかかって羽根車の径方向へのバランスウェイトの移動を規制する、周方向に沿って形成された周方向凹凸部と、爪部が引っかかって羽根車の周方向へのバランスウェイトの移動を規制する、径方向に沿って形成された径方向凹凸部とを有するものである。
また、この発明に係る空気調和機は、上記の送風機を有するものである。
この発明の送風機によれば、送風機に凹凸部を設け、装着されたバランスウェイトの移動を規制するようにしたので、バランスウェイトを固定する作業を行わなくても、ずれ、抜けなどを防止することができる。特に径方向凹凸部を設けるようにすることで、周方向のずれについても防止することができ、偏重心の発生を抑えることができる。
この発明の実施の形態1に係る送風機の羽根車100部分の構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る送風機に取り付けられるバランスウェイト10を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る主板3が有する凸部30を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る凸部30を含む主板3の周縁部分の概要を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係るバランスウェイト10の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る主板3と主板3に装着したバランスウェイト10との断面形状を表す図である。 この発明の実施の形態2に係るバランスウェイト10の斜視図である。 この発明の実施の形態2に係るバランスウェイト10を上面側から見た図である。 この発明の実施の形態2に係るバランスウェイト10の爪部11と径方向凸部32との位置関係を説明する図(その1)である。 この発明の実施の形態2に係るバランスウェイト10の爪部11と径方向凸部32との位置関係を説明する図(その2)である。 この発明の実施の形態2に係るバランスウェイト10の爪部11間の距離と径方向凸部32の間隔との関係を説明する図である。 この発明の実施の形態4に係る空気調和機を示す図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。ここで、参照符号について、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものであり、このことは、明細書の全文において共通することである。そして、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、明細書に記載された形態に限定するものではない。特に構成要素の組み合わせは、各実施の形態における組み合わせのみに限定するものではなく、他の実施の形態に記載した構成要素を別の実施の形態に適用することができる。また、複数枚有する翼に関する符号は、代表の1枚にのみ付すものとする。また、図などに示した翼の枚数は一例である。さらに、図における上方を「上側」とし、下方を「下側」として説明する。そして、図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る送風機の羽根車100部分の構成を示す斜視図である。本実施の形態では、遠心送風機であるターボファンを送風機として説明する。そして、ターボファンの羽根車100について説明する。羽根車100は、図1に示すように、シュラウド(側板)1と主板3との間に複数(図1では7枚)の翼(羽根)2が設けられている。
シュラウド1は、ベルマウス形状をしており、空気吸込口1aを有する。本実施の形態の翼2は、シュラウド1と主板3との間において、ねじれた形状を有する3次元翼である。このため、低騒音化、低消費電力化などをはかることができる。また、羽根車100は、主板3の中央にボス4を有している。ボス4は、回転中心(回転軸5)となる。ボス4に駆動装置(ファンモーターなど)を取り付けて羽根車100を回転させる。羽根車100が回転軸5を中心に回転することで、回転軸5方向から気体(たとえば、空気)が流入し、流入した気体は回転軸5と交差する外周方向に吹き出す。ここで、シュラウド1、翼2および主板3は、たとえば樹脂を材料として形成されている。
図2はこの発明の実施の形態1に係る送風機に取り付けられるバランスウェイト10を説明する図である。図1および図2に示すように、本実施の形態の送風機は、羽根車100にバランスウェイト10を有している。バランスウェイト10は、羽根車100の重心位置を回転軸5となるようにして、回転のバランスをとるためのおもりである。本実施の形態では、バランスウェイト10は、主板3の周縁に取り付けられる。
図3はこの発明の実施の形態1に係る主板3が有する凸部30を説明する図である。図3では、図1における上側から見た主板3の一部を示している。図3に示すように、本実施の形態の送風機では、主板3の周縁部分に凸部30を有することで、凹凸が形成された凹凸部(段差部)を有している。ここで、凸部30は、凹凸部の凸となる部分で、周方向凸部31と径方向凸部32とを有している。周方向凸部31は、凸形状が周方向に沿って延びるように形成された凸部である。周方向凸部31により、少なくとも周方向凸部31よりも内側(回転軸5側)には、後述するように、バランスウェイト10が有する爪部11を引っかけることができる段差(壁)ができる。場合よっては、周方向凸部31より内側(回転軸5側)にさらに凹み(凹部)を形成することで段差が大きくなる(壁が高くなる)ようにしてもよい。周方向凸部31によってできた壁に爪部11が引っかかることで、バランスウェイト10を係止させ、径方向への移動を規制することができる。このため、周方向凸部31は、遠心力などの力によりバランスウェイト10が径方向にずれてしまうこと、主板3から抜けてしまうことなどを防止する。ここで、周方向凸部31の形状(断面形状)については、たとえば三角状、矩形状など、バランスウェイト10のずれ、抜けなどを生じない形状であれば特に限定するものではない。
図4はこの発明の実施の形態1に係る凸部30を含む主板3の周縁部分の概要を説明する図である。本実施の形態の送風機では、周方向凸部31よりも内側(回転軸5側)において、周方向凸部31によりできた壁により凹んだ部分に径方向凸部32を有している。径方向凸部32は、凸形状が径方向に沿って延びるように形成された凸部である。径方向凸部32は、バランスウェイト10の周方向への移動を規制し、バランスウェイト10が周方向にずれてしまうことを防止する。
径方向凸部32の間隔については、たとえば、図3に示すように、隣り合う2つの径方向凸部32と送風機の回転軸5とがなす角度が、0.5°以上2.5°以下となるようにする。また、径方向凸部32の形状(断面形状)についても、たとえば三角状、矩形状など、バランスウェイト10のずれなどを生じない形状であれば特に限定するものではない。
ここで、本実施の形態の主板3においては、主板3の周縁部分のうち、バランスウェイト10を装着できる部分に凸部30が形成されている。したがって、たとえば、翼2がバランスウェイト10の装着を邪魔する位置など、バランスウェイト10を装着し難い位置に作業者が装着しようとすることを防ぐことができる。また、たとえば、径方向凸部32の凸形状の高さが周方向凸部31における凸形状の高さ以下となるようにし、径方向凸部32の凸形状の頂点の位置が、周方向凸部31の凸形状の頂点の位置よりも低い位置となるようにする。
図5はこの発明の実施の形態1に係るバランスウェイト10の斜視図である。本実施の形態のバランスウェイト10は、U字形状をしている。また、前述したように、バランスウェイト10は爪部11を有している。ここで、本実施の形態のバランスウェイト10は、差し入れられる面の両面に一対の爪部11を有している。このため、各爪部11を主板3の周縁部分の両面に引っかけることができる。また、両面に爪部11があれば、本実施の形態のように主板3の周縁部分の片面に凸部30がある場合でも、作業者が爪部11を気にせず差し入れることができる。そして、爪部11は、弾性を有している。また、爪部11は、径方向凸部32の間隔よりも狭い幅であるものとする。
図6はこの発明の実施の形態1に係る主板3と主板3に装着したバランスウェイト10との断面形状を表す図である。たとえば、作業者がバランスウェイト10を装着する際は、U字形状の開口部分から主板3の周縁部分を挟むようにして差し入れる。爪部11は弾性を有しており、爪部11が周方向凸部31を乗り越えた後、たとえば、主板3の上面側の爪部11は、周方向凸部31との段差などにより、周方向凸部31よりも内側(回転中心側)にできた凹みにはまる。爪部11が凹みにはまることで、バランスウェイト10の径方向における移動(移動範囲)を規制し、ずれ、抜けなどを防止することができる。したがって、たとえば装着したバランスウェイト10を変形させてかしめて固定しなくてもよいので、工程時間の短縮をはかることができる。
一方、たとえば、径方向凸部32の間にはまった爪部11は、径方向凸部32を乗り越えられない。このため、バランスウェイト10の周方向における移動は規制され、ずれを防止することができる。
以上のように、本実施の形態の送風機によれば、主板3の周縁部分に凸部30を設け、装着されたバランスウェイト10の移動を規制するようにしたので、ずれ、抜けなどを防止することができる。このとき、本実施の形態の送風機では、径方向へのずれ、抜けを防止する周方向凸部31だけでなく、周方向へのずれを防止する径方向凸部32を設けるようにしたので、周方向のずれについても防止することができる。また、隣り合う2つの径方向凸部32と送風機の回転中心とがなす角度が、0.5°以上2.5°以下となるようにすることで、重心の修正を適切に行うことができる。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2に係るバランスウェイト10の斜視図である。また、図8はこの発明の実施の形態2に係るバランスウェイト10を上面側から見た図である。たとえば、実施の形態1で説明したように、バランスウェイト10は爪部11を有している。ここでは、バランスウェイト10は、バランスウェイト10と送風機(主板3)とが複数箇所で引っかかることができるように、一対の爪部11をバランスウェイト10の複数箇所(本実施の形態では2箇所)に有している。したがって同じ面に複数個の爪部11が並んでいる。ここで、上述した実施の形態1では特に説明しなかったが、たとえば、バランスウェイト10の爪部11の先端部分12は二股に分かれた形状となっている。
図9および図10はこの発明の実施の形態2に係るバランスウェイト10の爪部11と径方向凸部32との位置関係を説明する図である。前述したように、爪部11の幅は径方向凸部32の間隔よりも狭い。このため、図9に示すように、径方向凸部32の間にできる凹みに爪部11がはまることで装着したバランスウェイト10が安定する。一方、作業者が作業を行っていると、爪部11が径方向凸部32の間にうまくはまらない場合がある。このような場合に、爪部11の先端部分12が二股に分かれていれば、図10に示すように、爪部11は凹みにははまらないものの、径方向凸部32を跨ぐことで、バランスウェイト10の方向における移動を規制することができる。前述したように、径方向凸部32の凸形状の高さを、周方向凸部31における凸形状の高さ以下としておくことにより、爪部11が径方向凸部32を跨ぎやすくなる。
図11はこの発明の実施の形態2に係るバランスウェイト10の爪部11間の距離と径方向凸部32の間隔との関係を説明する図である。爪部11間の距離をLとし、径方向凸部32の間隔をDとする。本実施の形態のバランスウェイト10においては、複数の爪部11のうち、2つの爪部11間の距離Lと径方向凸部32の間隔Dとは、L≒(n+0.5)×Dを満たす関係にあるものとする。ここでnは自然数である。この関係を満たすことで、複数個の爪部11の少なくとも1個の爪部11は径方向凸部32の間にはまることになる。
たとえば、図11のバランスウェイト10は、L=2.5Dの関係を満たす間隔で二対の爪部11を形成している。L≒(n+0.5)×Dを満たす関係にあれば、片方の爪部11は径方向凸部32の間にはまる。同じ面に並ぶ両方の爪部11が共に径方向凸部32を跨ぐことがない。したがって、バランスウェイト10の安定した装着をはかることができる。
以上のように、実施の形態2の送風機によれば、バランスウェイト10の爪部11の先端部分が二股形状になっているので、径方向凸部32を跨ぐことができる。そして、爪部11が径方向凸部32の間の凹みにはまらなくても、バランスウェイト10の径方向における移動を規制することができる。このため、作業者は、装着をし直す必要がなく、作業の効率を高めることができる。
また、径方向凸部32の凸形状の高さが、周方向凸部31における凸形状の高さ以下となるようにしたことで、爪部11が径方向凸部32を跨ぎやすくすることができる。
さらに、爪部11をバランスウェイト10の複数箇所に有している場合に、径方向凸部32の間隔Dに対し、L≒(n+0.5)×Dを満たすような爪部11間の距離Lでバランスウェイト10を構成することで、少なくとも一方の爪部11が径方向凸部32の間の凹みにはまるので、バランスウェイト10を安定して装着することができる。
実施の形態3.
上述した実施の形態1では、主板3に凸部30を設け、バランスウェイト10を主板3に装着する場合について説明したが、これに限定するものではない。たとえば、シュラウド1、翼2に凸部30を設け、バランスウェイト10を装着できるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態1では、主板3の上面側(翼2と接する側)に凸部30を設けるようにしたが、この発明はこれに限定するものではない。たとえば、主板3の下面側にも凸部30を設け、両面に凸部30を有するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態1では、凹凸部の凸形状に着目して凸部30を形成することで、段差部を形成するものとして説明したが、特に限定するものではない。たとえば主板3などに凹凸部の凹形状に着目した凹部を形成することで、バランスウェイト10が有する爪部11を引っかけることができる段差部を形成するようにしてもよい。
また、実施の形態1では、送風機がターボファンである場合について説明した。この発明はこれに限定するものではなく、たとえばシロッコファンなどの遠心送風機、ラインフローファンなど、他の種類の送風機においても適用することができる。
実施の形態4.
図12はこの発明の実施の形態4に係る空気調和機を示す図である。図12では、空気調和機を構成する機器のうち、天井埋め込み形の室内機の構成に係る部分断面図を示している。図12において、上述した実施の形態1などと同一機能部分には同一符号を付してある。
本実施の形態に係る天井埋め込み形の室内機20は、天井40の裏側に埋設設置され、下面開口部が天井40の開口部41から露出している。そして、本体外郭21の下面開口部から天井40の開口部41の周縁にかけて、吸込口23および吹出口24を有する化粧パネル22が取り付けられている。吸込口23の下流側にはフィルター25が配設されている。
本体外郭21の天板には、送風機のファンモーター26が取り付けられ、ファンモーター26の出力軸には、シュラウド1の空気吸込口1aを化粧パネル22の吸込口23側に位置して配設された送風機における羽根車100のボス4が固定されている。化粧パネル22の吸込口23と、送風機における羽根車100のシュラウド1の空気吸込口1aとの間には、ベルマウス27が設置されている。また、吸込口23から吹出口24に至る風路の送風機における羽根車100の下流側外周に、熱交換器28が設置されている。
上記のような天井埋込み型の室内機20を有する空気調和機において、運転を開始すると送風機のファンモーター26が回転駆動され、これに固定された羽根車100が回転する。羽根車100の回転により室内の空気が吸込口23から吸込まれてフィルター25により清浄化され、ベルマウス27から羽根車100に流入し、翼2の間から外周に向って流出する。羽根車100から流出した空気は熱交換器28を通過し、ここで冷風または温風の調和空気となり、吹出口24から室内に吹き出される。
本実施の形態の空気調和機によれば、上述の実施の形態1〜3において説明した羽根車100を用いた送風機を有するようにしたので、作業効率のよい空気調和機を得ることができる。
ここで、前記の説明では、空気調和機の図示の室内機にこの発明に係る送風機を用いた場合を示したが、これに限定するものではなく、他の構造の室内機であってもよい。さらに、空気調和機の室外機や空気清浄器などにもこの発明に係る送風機を用いることができる。
1 シュラウド、1a 空気吸込口、2 翼、3 主板、4 ボス、5 回転軸、10
バランスウェイト、11 爪部、12 先端部分、20 室内機、21 本体外郭、22 化粧パネル、23 吸込口、24 吹出口、25 フィルター、26 ファンモーター、27 ベルマウス、28 熱交換器、30 凸部、31 周方向凸部、32 径方向凸部、40 天井、41 開口部、100 羽根車。

Claims (8)

  1. 複数の翼を有し、回転軸を中心に回転する羽根車と、
    前記羽根車に1個または複数個が装着され、前記羽根車の重心を修正する、爪部を有するバランスウェイトとを備え、
    前記羽根車は、
    前記爪部が引っかかって前記羽根車の径方向への前記バランスウェイトの移動を規制する、周方向に沿って形成された周方向凹凸部と、
    前記爪部が引っかかって前記羽根車の周方向への前記バランスウェイトの移動を規制する、径方向に沿って形成された径方向凹凸部とを有する送風機。
  2. 前記爪部は、二股に分かれた先端部分を有する請求項1に記載の送風機。
  3. 前記先端部分が前記径方向凹凸部の凸形状を跨げるように、前記径方向凹凸部を形成する請求項2に記載の送風機。
  4. 前記径方向凹凸部の凸形状の高さが、周方向凹凸部の凸形状の高さ以下である請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の送風機。
  5. 前記バランスウェイトは、同じ面に複数の前記爪部を有し、
    隣り合う前記径方向凹凸部の間隔をDとし、nを自然数とすると、前記同じ面のある2つの前記爪部の間の距離Lが、L≒(n+0.5)×Dを満たす関係にある請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の送風機。
  6. 隣り合う前記径方向凹凸部の間隔は、前記回転軸と隣り合う前記径方向凹凸部とがなす角度が0.5°以上2.5°以下となるような間隔である請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の送風機。
  7. 前記送風機は遠心送風機である請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の送風機。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の送風機を有する空気調和機。
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