JP6478787B2 - 回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法 - Google Patents

回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法に関するものである。
従来、回転電機の固定子では、固定子鉄心とフレームとを組み立てて、その隙間に接着剤を施して両者を固定するものがある。まず、電磁鋼板から切り出した鉄心片を積層して形成された分割積層鉄心と樹脂製の絶縁部品とを組み立てて、絶縁分割鉄心を製造する。そして、絶縁分割鉄心に巻線を施した絶縁分割鉄心巻装体を複数個組み合わせた絶縁積層鉄心巻装体と、これを嵌合する円筒形状のフレームとを組み立てて、積層固定子鉄心とフレームとの間の隙間に接着剤を滴下し、浸透させて硬化させることで積層固定子鉄心とフレームとの固定を強固にしている。
特許文献1では、フレームの嵌合穴に円環状の積層固定子鉄心を嵌合し、その隙間に接着剤を滴下し、浸透させて硬化させることで固定する固定子の構成と製造方法が提案されている。
特開2004−364431号公報
特許文献1では、接着剤は、積層固定子鉄心に施された溝とフレームとの隙間を通って含浸流下し、積層固定子鉄心の反滴下側の鉄心端面に達して反滴下側のフレームの内周面に付着し、これに沿って垂れ落ちる可能性がある。例えば。この積層固定子鉄心とフレームとの嵌合後に、回転電機を構成する別の部品を、フレームの反滴下側に組み立てようとする場合、フレームの内周面に接着剤が付着していると、それ自体により嵌合精度が低下するだけでなく、他の塵芥が吸着して更に嵌合精度を悪化させる。さらに、それらを防止するために付着した接着剤を除去する作業が必要になれば手間とコストが増大するという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、
積層固定子鉄心の軸方向の一端面側から接着剤を滴下するだけで、積層固定子鉄心とフレームと絶縁部材とを強固に固定でき、余剰な接着剤が、接着したい部分からフレームの内周面を伝って下方に垂れ落ちることを防止できる回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法を提供することを目的とする。
この発明に係る回転電機の固定子は、
外周面に軸方向に延在する溝を有する積層バックヨーク部と前記積層バックヨーク部から径方向内側に、間隔を開けて突出する複数の積層ティース部とからなる積層鉄心と、
各前記積層ティース部に、絶縁部材を介して巻装されるコイルと、
前記積層鉄心を内側に嵌合するフレームとを備えた回転電機の固定子において、
前記絶縁部材は、
前記積層鉄心の前記積層バックヨーク部の軸方向端面を、外周縁を残して覆い、軸方向に立設する外鍔部と、
前記外鍔部の外周面から径方向外側に突出し、前記溝の軸方向の少なくとも一端部を塞ぐ第一突出部と、
前記第一突出部の外周側端部から、前記絶縁部材と前記積層鉄心の軸方向の端面とが接触する部分である接触面内へ延び、前記絶縁部材を内周側に突き抜けない第一接着剤導入溝とを備えるものである。
また、この発明に係る上記回転電機の固定子の製造方法は、
前記第一突出部が前記蟻溝の下端部を塞ぐように前記固定子を配置して、前記固定子の上方から、前記フレームと前記絶縁部材の外鍔部の外周面との間に形成される第一空間に接着剤を滴下する接着剤滴下工程と、
前記接着剤を、前記第一空間から、前記フレームと前記蟻溝との間に形成される第二空間へと流入させ、更に、前記接着剤を前記第二空間から、前記フレームと前記第一接着剤導入溝と前記積層鉄心の下端面との間に形成される第三空間へと流入させて、前記積層鉄心と前記絶縁部材と前記フレームとの間及び、前記積層鉄心の積層隙間に含浸させる接着剤含浸工程とを有するものである。
また、上記回転電機の固定子の構成に加えて、
前記積層鉄心は、周方向に分割された分割積層鉄心を複数個、組み合わせてなり、
前記積層鉄心は、隣接する前記分割積層鉄心の前記積層バックヨーク部の端部同士を連結部において回転可能又は折曲げ可能に連結した連結積層鉄心部材からなり、
前記連結積層鉄心部材は、前記連結部の外周面に、軸方向に延在する関節溝を備え、
前記絶縁部材は、前記外鍔部の周方向の一端部に、周方向及び外周側に突出し、前記蟻溝が前記第一突出部によって塞がれる側の、前記関節溝の軸方向の端部を塞ぐ第二突出部と、
前記外鍔部の周方向の他端部に前記第二突出部と噛み合う切り欠きと、
前記第二突出部の外周側端部から、前記接触面の内側へ延びる第二接着剤導入溝とを備え、
前記第二接着剤導入溝は、前記第一接着剤導入溝に接続されている回転電機の固定子の製造方法は、
前記第一突出部が前記蟻溝の下端部を塞ぐように前記固定子を配置して、前記固定子の上方から、前記フレームと前記絶縁部材の外鍔部の外周面との間に形成される第一空間に接着剤を滴下する接着剤滴下工程と、
前記接着剤を、前記第一空間から、前記フレームと前記蟻溝との間に形成される第二空間へと流入させ、更に、前記接着剤を前記第二空間から、前記フレームと前記第一接着剤導入溝と分割積層鉄心の下端面との間に形成される第三空間へと流入させると同時に、前記関節溝と前記フレームとの間に形成される第四空間から前記フレームと前記第二接着剤導入溝と前記分割積層鉄心の前記下端面との間に形成される第五空間に流入させて、
前記分割積層鉄心と前記絶縁部材と前記フレームとの間及び、前記分割積層鉄心の積層隙間に含浸させる接着剤含浸工程とを有するものである。
この発明に係る回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法によれば、積層固定子鉄心の軸方向の一端面側から接着剤を滴下するだけで、積層固定子鉄心とフレームと絶縁部材とを強固に固定できる。特に、接着剤を滴下する側と反対側の分割積層鉄心の下端面に装着した絶縁部材と分割積層鉄心とを、上側に装着した絶縁部材と分割積層鉄心との接着力と同様に強固な力で固定できる。これにより剛性の高い回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法を提供できる。また、軸方向の一方から接着剤を滴下し、固化を待って、固定子を反転させ、軸方向の他方からも接着剤を滴下する必要が無いので、固定子の製造時間を短縮できる。
また、余剰な接着剤は、接着剤導入溝に溜まるので、接着したい部分から余剰な接着剤がフレームの内周面を伝って下方に垂れ落ちることを防止できる。これにより、垂れ落ちた接着剤の除去作業の必要がなくなる。また、接着剤が垂れ落ちることを防止するために施すシール部材による養生作業を廃止することもできるので、回転電機の固定子の製造に必要な工程数を削減でき、経済的な回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法を提供できる。
この発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るコイルを省略した固定子の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る絶縁部材を装着した積層固定子鉄心と、積層固定子鉄心の外周面に嵌合するフレームを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る二分割された固定子の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る分割積層鉄心の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る組み立て前の絶縁分割積層鉄心の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る分割積層鉄心に絶縁部材を装着した、絶縁分割積層鉄心の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る固定子の平面図である。 図8のA−A線による断面拡大図である。 この発明の実施の形態1に係る組み立て前の絶縁分割積層鉄心の斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る組み立て前の絶縁分割積層鉄心の斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機の固定子(コイルを除く)を、図8のA−A線と同じ部分で切断した断面拡大図である。 この発明の実施の形態3に係る組み立て前の絶縁分割積層鉄心の斜視図である。 この発明の実施の形態4に係る組み立て前の絶縁分割積層鉄心の斜視図である。 この発明の実施の形態5に係る絶縁部材を装着中の積層鉄心の斜視図である。 この発明の実施の形態6に係る絶縁部材を装着中の連結積層鉄心部材の斜視図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法を図を用いて説明する。
本明細書で、特に断り無く「軸方向」、「周方向」、「径方向」、「内周側」、「外周側」、「内周面」、「外周面」、というときは、それぞれ、積層固定子鉄心の「軸方向」、「周方向」、「径方向」、「内周側」、「外周側」、「内周面」、「外周面」をいうものとする。
図1は、回転電機の固定子100の斜視図である。
図2は、コイル7を省略した固定子100の斜視図である。
図3は、絶縁部材4a、4bを装着した積層固定子鉄心2(以下積層鉄心2という)と、積層鉄心2の外周面に嵌合するフレーム3を示す斜視図である。説明の都合上、積層鉄心2に絶縁部材4a、4bを介して装着される、図1に示したコイル7は省略している(以下の図においても同様)。フレーム3は、円筒形状をしていて、内側に嵌合穴31を備える。
図4は、二分割された固定子100の斜視図である(コイルとフレームは省略)。
図5は、分割積層鉄心21の斜視図である。
図6は、組み立て前の絶縁分割積層鉄心6の斜視図である。
図7は、分割積層鉄心21に絶縁部材4a、4bを装着した、絶縁分割積層鉄心6の斜視図である。
図5に示すように、鉄心片5は、周方向に分割されたバックヨーク部5aと、バックヨーク部5aの内周側の中央から径方向内側に突出するティース部5bとからなり、電磁鋼板から切り出されている。また、鉄心片5は、ティース部5bの内周側先端から周方向に突出するティース先端突出部5cと、バックヨーク部5aの外周面の中央部分に設けた凹部54を有する。分割積層鉄心21は、鉄心片5を複数枚積層して構成されている。
バックヨーク部5aが積層された部分が積層バックヨーク部21aとなり、ティース部5bが積層された部分が、積層ティース部21bとなる。また、ティース先端突出部5cが積層された部分が、積層ティース先端突出部21cとなり、凹部54が積層された部分が、分割積層鉄心21の軸方向一端面から他端面まで軸方向に延在する蟻溝24となる。それぞれの鉄心片5の間には積層隙間8が存在する。なお、積層ティース先端突出部21cは、無くてもよい。
図6に示すように、絶縁分割積層鉄心6は、分割積層鉄心21に、軸方向の上端面21dとなる側から樹脂製の絶縁部材4aを装着し、軸方向の下端面21eとなる側から樹脂製の絶縁部材4bを装着したものである。ここで上端面21d、下端面21eというのは、積層鉄心2とフレーム3との接着時の上下関係を言う。すなわち、接着剤を滴下する時に上側となる方が上端面21dであり、下側となる方が下端面21eである。絶縁分割積層鉄心6のティース部にコイル7を巻装し、これを所定の数だけ円環状に組み合わせて外周面にフレーム3を嵌合した物が固定子100となる。
絶縁部材4a、4bは、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、LCP(液晶ポリエステル)、POM(ポリアセタール)、PET(ポリエチレンテレフタレート)などの熱可塑性樹脂で形成され、プラスチック射出成形或いは、樹脂片からの切削加工などで製造される。
絶縁部材4a、4bは、積層ティース部21bの外周面21b1と、積層バックヨーク部21aの内周面21a1と、積層ティース先端突出部21cの外周面21c1に沿って密着し、これらとコイル7との間を電気的に絶縁するコイル巻装部41a、41bを備える。また、絶縁部材4a、4bは、積層ティース部21bの内周側の先端の軸方向端面と積層ティース先端突出部21cの軸方向端面を覆い、軸方向に立設する内鍔部43a、43bを備える。
また、絶縁部材4aは、積層バックヨーク部21aの軸方向の上端面21dを、外周縁21dtを残して覆い、軸方向に立設する外鍔部42aを備える。すなわち、絶縁部材4aの外周面42a1は、分割積層鉄心21の外周面26より僅かに径方向内側から軸方向に立ち上がっている。
絶縁部材4bは、積層バックヨーク部21aの軸方向の下端面21eを外周縁21etを残して覆い、軸方向に立設する外鍔部42bを備える。すなわち、絶縁部材4bの外周面42b1も、分割積層鉄心21の外周面26より僅かに径方向内側から軸方向に立ち上がっているが、周方向の中央部だけは、径方向外側に突出して分割積層鉄心21の外周面26と面一になるように突出部42b2(第一突出部)が形成されている。
絶縁部材4a、4bのうち分割積層鉄心21と接触する部分が接触面42a3、42b3である。絶縁部材4bの接触面42b3の周方向中央部には、突出部42b2の外周側端部42tから、積層ティース部21bの周方向中央部に沿って、接触面42b3の内側に向かって延在する接着剤導入溝42b4(第一接着剤導入溝)を備える。接着剤導入溝42b4は、例えば、軸方向の深さが50〜500μm程度である。
分割積層鉄心21に絶縁部材4bを取り付けると、蟻溝24の軸方向の下端部24eは、絶縁部材4bの突出部42b2によって塞がれる状態となる。そして、接着剤導入溝42b4と蟻溝24が直角に繋がる。
次に、固定子100の各製造工程について、図を用いて順に説明する。
まず、図5に示すように鉄心片5を所定の枚数積層する。この工程を積層工程という。
次に、図6に示すように、分割積層鉄心21の上端面21dに絶縁部材4aを、下端面21eに接着剤導入溝42b4を有する絶縁部材4bを装着して絶縁分割積層鉄心6を組み立てる。この工程を、絶縁積層鉄心組み立て工程という。
次に、絶縁分割積層鉄心6にコイル7を巻装する。この工程を巻線工程という。
次に、図3に示すように、コイル7を巻装した絶縁分割積層鉄心6を円環状に所定の数(本実施の形態では12個)組み合わせて、フレーム3の内側の嵌合穴31に挿入して嵌合する。この工程を、固定子鉄心嵌合工程という。
積層鉄心2の外径寸法はフレーム3の嵌合穴31の内径寸法より小さく造られ、隙間ばめで嵌合される。このとき、積層鉄心2とフレーム3との固定を更に強固にする必要がある機種では、しまりばめまたは、中間ばめで嵌合してから接着剤を滴下することにより積層鉄心2とフレーム3とを固定する。接着剤の代替として、ワニス、熱硬化性樹脂等を用いても良い。また、接着剤の滴下に代えて、射出、噴霧など、必要な部位に所望の量の接着剤を施す他の方法を用いても良い。
図8は、固定子100の平面図である。
図9は、図8のA−A線による断面拡大図である。
ところで、蟻溝24と接着剤導入溝42b4は繋がるように配置されていているので、図9に示すように、フレーム3と絶縁部材4aの外鍔部42aの外周面42a1との間に形成される空間K1(第一空間)と、フレーム3と蟻溝24との間に形成される空間K2(第二空間)と、フレーム3と接着剤導入溝42b4と分割積層鉄心21の下端面21eとの間に形成される空間K3(第三空間)とが全て繋がる。なお、接着剤導入溝42b4の径方向内側端部E1は、図9に示すように、絶縁部材4bの最も内側先端部分E2よりは径方向外側にあって、接着剤導入溝42b4は、絶縁部材4bを径方向内側の先端まで突き抜けてはいない。
次に、積層鉄心2とフレーム3と各絶縁部材4a、4bとを固定するために、空間K1に接着剤を滴下し、含浸流下させて硬化させる。絶縁部材4a側を上にして接着剤を空間K1に滴下すると(接着剤滴下工程)、空間K1を埋め尽くした接着剤は、そのまま下方に含浸するよりも、多くが流路断面積の大きい蟻溝24の中へ、すなわち空間K2の中を下方に流れる。そして、蟻溝24の下端部24eに達した接着剤は、突出部42b2の上端から径方向内側に繋がる空間K3に流入する。空間K3に流入した接着剤は、径方向内側に向かって流れて行き、余剰の接着剤は空間K3に溜まる。
また、空間K1に滴下された接着剤の一部は、周方向に拡散し、分割積層鉄心21とフレーム3との間を毛細管現象により次第に下方に浸透し、分割積層鉄心21の各積層を構成する鉄心片5の間の積層隙間8にも浸透する。また、接着剤は、分割積層鉄心21の上端面21dと絶縁部材4aの接触面42a3との間にも浸透する。
空間K2に流れ込んだ接着剤は、分割積層鉄心21とフレーム3との間を周方向に浸透し、上方から垂下する接着剤と共に分割積層鉄心21の各積層を構成する鉄心片5の間の積層隙間8にも浸透する。そして、空間K3に流れ込んだ接着剤は、分割積層鉄心21の下端面21eと、絶縁部材4bの接触面42b3との間を周方向に浸透する(接着剤含浸工程)。このようにして、各部に浸透した接着剤が固化して、絶縁部材4a、4bと分割積層鉄心21とフレーム3とが強固に固定されると同時に、分割積層鉄心21の各積層間も固定される(固定工程)。このように、積層鉄心2とフレーム3との接着に際して、上方から、接着剤を滴下するだけで、下方の絶縁部材4bと分割積層鉄心21も強固に固定できる効果がある。
なお、以上の説明では、フレーム3と積層鉄心2とを強固に固定したい場合について述べたが、あまり固着強度を必要としない回転電機を製造する場合や、接着剤の滴下装置の接着剤吐出量のばらつきによって、過剰な接着剤が積層鉄心2とフレーム3との間の空間K1に滴下された場合においても、接着剤は、空間K1から空間K2、空間K3へと流れるので、少量の接着剤を使用して、全ての絶縁部材4a、4bと全ての分割積層鉄心21とフレーム3とを確実に固定できる。また、万一過剰な量の接着剤を滴下したとしても、余剰の接着剤を接着剤導入溝42b4に溜めることで、接着剤が積層鉄心2とフレーム3との間から下方に垂れ落ち、フレーム3の内周面の下方部分を汚損することを防止できる。
この発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子100及び、回転電機の固定子100の製造方法によれば、積層鉄心2の軸方向の一端面側から接着剤を滴下するだけで、積層鉄心2とフレーム3と絶縁部材4a、4bとを強固に固定できる。特に、接着剤を滴下する側と反対側の分割積層鉄心21の下端面21eに装着した絶縁部材4bと分割積層鉄心21との接着力と、上側に装着した絶縁部材4aと分割積層鉄心21との接着力とを同様にして強固な力で固定できる。これにより剛性の高い回転電機の固定子100及び、回転電機の固定子100の製造方法を提供できる。また、軸方向の一方から接着剤を滴下し、固化を待って、固定子100を反転させ、軸方向の他方からも接着剤を滴下する必要が無いので、固定子100の製造時間を短縮できる。
また余剰な接着剤は、接着剤導入溝42b4に溜まるので、接着したい部分から余剰な接着剤がフレーム3の内周面を伝って下方に垂れ落ちることを防止できる。これにより、垂れ落ちた接着剤の除去作業の必要がなくなる。また、接着剤が垂れ落ちることを防止するために施すシール部材による養生作業を廃止することもできるので、回転電機の固定子100の製造に必要な工程数を削減でき、経済的な回転電機の固定子100及び、回転電機の固定子100の製造方法を提供できる。
なお、これまでの説明では、接着剤を滴下する側である、分割積層鉄心21の上端面21dに装着する絶縁部材4aと、分割積層鉄心21の反対側の下端面21eに装着する絶縁部材4bの形状を異なるものとしたが、分割積層鉄心21の上端面21dにも絶縁部材4bを装着しても良い。この場合、空間K1に滴下された接着剤が、そのまま空間K2に流入することはない。しかし、分割積層鉄心21の上端面21dと絶縁部材4bとの間を毛細管現象により浸透する接着剤と、当初は分割積層鉄心21の外周面42a1と、フレーム3との間に毛細管現象により浸透した接着剤の多くが蟻溝24に流入し、そのまま下方に流れるので、程度の差はあるが上側と下側の両方の絶縁部材に絶縁部材4bを用いても同様の効果を奏する。この場合は、絶縁部材用の金型を1個削減できるという効果もある。
図10は、組み立て前の絶縁分割積層鉄心6Bの斜視図である。
絶縁部材4Bは、絶縁部材4bの変形例である。
これまで、接着剤導入溝42b4は、径方向にまっすぐ延在する1本の溝を例として説明したが、図10に示すように、絶縁部材4bの接触面42b3が、分割積層鉄心21の下端面21eのヨーク部と接触する部分に、周方向に伸びる接着剤導入溝42b41を設けて、接着剤導入溝42b4から、接着剤導入溝42b41が十字状に分岐する構成とすると、より効果的に絶縁部材4Bと分割積層鉄心21との間に接着剤を浸透させることができる。なお接着剤導入溝42b41も、絶縁部材4Bの周方向端部までは突き抜けない。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2に係る回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法を図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図11は、組み立て前の絶縁分割積層鉄心206の斜視図である。
図12は、本実施の形態に係る回転電機の固定子200(コイルを除く)を、図8のA−A線と同じ部分で切断した断面拡大図である。
実施の形態1で使用した絶縁部材4bと本実施の形態で使用する絶縁部材204bとの違いは、絶縁部材204bには、接着剤導入溝242b4内に、絶縁部材204bのコイル巻装部241bを軸方向に貫通する穴242b6を設けている点である。
接着剤導入溝242b4に流れ込んだ接着剤は、分割積層鉄心21の下端面21eと、絶縁部材204bが分割積層鉄心21と接触する部分である接触面42b3との間に毛細管現象により浸透する。そして余剰な接着剤は、穴242b6を通って、下方のコイル7側に流れてコイル7の素線間に浸透する。
この発明の実施の形態2に係る回転電機の固定子200及び、回転電機の固定子200の製造方法によれば、実施の形態1と同様の効果に加えて、余剰な接着剤が、分割積層鉄心21とフレーム3との間から下方に垂れ落ちる前にコイル7内に浸透して拡散する。これにより、フレーム3の内周面が垂れ落ちた接着剤で汚損されることを防止できる。なお、穴242b6の位置、形状は、余剰な接着剤をコイル7に浸透させることができるものであれば良い。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法を図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図13は、組み立て前の絶縁分割積層鉄心306の斜視図である。
実施の形態1では、一本の接着剤導入溝42b4が、突出部42b2の外周側端部42tから、径方向内側に向かって設けられた絶縁部材4bを用いたが、本実施の形態では、接着剤導入溝42b4に代えて複数の接着剤導入スリット342b4を設けた絶縁部材304bを用いている。
この発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法によれば、実施の形態1と同様の効果に加えて、接着剤は、毛細管現象により、接着剤導入スリット342b4内を径方向内側に向かって浸透する。したがって、分割積層鉄心21と絶縁部材304bとの間に素早く接着剤を浸透させることができる。この接着剤導入スリット342b4の形状、設置数は絶縁部材の形状により、任意に変更することが可能である。
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4に係る回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法を図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図14は、組み立て前の絶縁分割積層鉄心406の斜視図である。
実施の形態1では、一本の接着剤導入溝42b4が、突出部42b2の外周側端部42tから、径方向内側に向かって設けられた絶縁部材4bを用いたが、本実施の形態では、絶縁部材404bが、分割積層鉄心21と接触する部分である接触面442b3に、接着剤導入溝42b4の代替として梨地面442b4を設けている。梨地面442b4の加工は、接触面442b3の外周縁421etと内周縁421et2とを残して加工する。接着剤が外周縁421etから外側に流れてフレーム3の内周面へ垂れ落ちること及び、接着剤が、固定子100の内周面に付着することを防止するためである。空間K2に溜まった接着剤は、梨地面442b4と分割積層鉄心21の下端面21eとの間に形成される微細な溝(第一接着剤導入溝)の中を通って毛細管現象により拡散、浸透する。
梨地面442b4の形成は、成形金型の表面への梨地加工により行う。また、絶縁部材404bの接触面442b3に直接機械加工しても良いし、絶縁部材404bの接触面442b3にショットブラストによる処理などで形成しても良い。なお、梨地面442b4のパターンは、任意に変更することが可能である。
この発明の実施の形態4に係る回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法によれば、実施の形態1と同様の効果に加えて、接着剤は、毛細管現象により、梨地面442b4を伝って接触面442b3全体に浸透するので、分割積層鉄心21と、絶縁部材404bとの間に素早く接着剤を浸透させることができる。
実施の形態5.
以下、この発明の実施の形態5に係る回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法を図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図15は、絶縁部材504a、504bを装着中の積層鉄心502の斜視図である。
実施の形態1では、固定子100の鉄心として周方向に分割された分割積層鉄心21を複数個組み合わせて使用していたが、本実施の形態では、周方向に一体の積層鉄心502を使用する。
この発明の実施の形態5に係る回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法によれば、実施の形態1と同様の効果を得られる。
実施の形態6.
以下、この発明の実施の形態6に係る回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法を図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図16は、本実施の形態に係る絶縁部材604a、604bを装着中の連結積層鉄心部材625の斜視図である。図16では、実施の形態1で使用したものと同形状の分割積層鉄心621が3個、積層バックヨーク部621aの周方向の端部同士を折曲げ可能又は回転可能に連結されている。このような連結積層鉄心部材625を円環状に4個組み合わせても良いし、2個ずつ連結された連結積層鉄心部材を6個組み合わせても良いし、全ての分割積層鉄心621が、両端を除いて全て連結されているものを用いても良い。連結積層鉄心部材625は、実施の形態1の鉄心片5と同形状の鉄心片のバックヨーク部の端部同士を薄肉結合した鉄心片を積層する。あるいは、隣接する分割積層鉄心621同士を回転可能とするために鉄心片のヨーク部の周方向端部に図示しない凹凸部を設けて、鉄心片を積層しながら回転部を構成しても良い。
連結積層鉄心部材625は、連結部625fの外周面に、軸方向に延在する関節溝625gを有する。関節溝625gは、隣接する分割積層鉄心621を連結部625fにより相対的に回転させたときに、互いに干渉しないために必要な部分であり、連結積層鉄心部材625を円環状に組み合わせた時にも残る溝である。
関節溝625gと実施の形態1と同じフレーム3とで構成する空間(第四空間)は、軸方向に延在しているため、そのまま接着剤を実施の形態1と同様に滴下すると、この空間から接着剤が下方に流出してしまう。そこで、本実施の形態では、関節溝625gとフレーム3とで囲まれる空間の下端を塞ぐために、絶縁部材604bの外鍔部642bの周方向の一端部に、周方向及び外周側に突出する関節溝閉塞突起642b6(第二突出部)を設けている。また、外鍔部642bの周方向の他端部には、隣接する絶縁部材604bの関節溝閉塞突起642b6と噛み合う、切り欠き642b7を設けている。関節溝閉塞突起642b6が、外鍔部642bの外周面642b1から径方向外側へ突出する長さは、突出部42b2が外鍔部642bの外周面642b1から径方向外側へ突出する長さとは同じである。
絶縁部材604bの接触面642b3には、関節溝閉塞突起642b6の外周側端部42t2から、接触面642b3の内側に向かって延在する接着剤導入溝642b4(第二接着剤導入溝)を備える。接着剤導入溝642b4は、接着剤導入溝42b4に接続されている。これにより、関節溝625gとフレーム3とで囲まれた空間を流れ落ちる接着剤は、フレーム3と接着剤導入溝642b4と分割積層鉄心621の下端面621eとの間に形成される第五空間に流入し、接着剤導入溝42b4に合流する。
この発明の実施の形態6に係る回転電機の固定子及び、回転電機の固定子の製造方法によれば、関節溝625gとフレーム3とに囲まれる空間からフレーム3と接着剤導入溝642b4と分割積層鉄心621の下端面621eとの間に形成される第五空間を通って流下する接着剤も接着剤導入溝642b4に導かれて接着剤導入溝42b4に合流するので、隣接する分割積層鉄心621同士が連結部625fで結合された連結積層鉄心部材625であっても、接着剤がフレーム3の内周面に垂れ落ちることがなく、実施の形態1と同様の効果を奏する。
尚、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100,200 固定子、2 積層固定子鉄心、502 積層鉄心、
21,621 分割積層鉄心、21a,621a 積層バックヨーク部、
21b 積層ティース部、21c 積層ティース先端突出部、21a1 内周面、
21b1 外周面、21c1 外周面、21d 上端面、21e,621e 下端面、
21df,21ef,421ef 外周縁、24 蟻溝、24e 下端部、
26 外周面、242b6 穴、3 フレーム、31 嵌合穴、
4a,4b,4B,204b,304b,404b,504a,604a,604b 絶縁部材、
41a,41b,241b コイル巻装部、42a,42b,642b 外鍔部、
42a1,42b1,642b1 外周面、43a 内鍔部、
42a3,42b3,442b3,642b3 接触面、42b2 突出部、
42t,42t2 外周側端部、
42b4,42b41,42b5,242b4,642b4 接着剤導入溝、
342b4 接着剤導入スリット、442b4 梨地面、5 鉄心片、
5a バックヨーク部、5b ティース部、5c ティース先端突出部、54 凹部、
6,6B,206,306,406 絶縁分割積層鉄心、7 コイル、8 積層隙間、
F 外周縁、E1 径方向内側端部、E2 内側先端部分、K1,K2,K3 空間、
625 連結積層鉄心部材、625f 連結部、625g 関節溝、
642b6 関節溝閉塞突起。

Claims (9)

  1. 外周面に軸方向に延在する溝を有する積層バックヨーク部と前記積層バックヨーク部から径方向内側に、間隔を開けて突出する複数の積層ティース部とからなる積層鉄心と、
    各前記積層ティース部に、絶縁部材を介して巻装されるコイルと、
    前記積層鉄心を内側に嵌合するフレームとを備えた回転電機の固定子において、
    前記絶縁部材は、
    前記積層鉄心の前記積層バックヨーク部の軸方向端面を、外周縁を残して覆い、軸方向に立設する外鍔部と、
    前記外鍔部の外周面から径方向外側に突出し、前記溝の軸方向の少なくとも一端部を塞ぐ第一突出部と、
    前記第一突出部の外周側端部から、前記絶縁部材と前記積層鉄心の軸方向の端面とが接触する部分である接触面内へ延び、前記絶縁部材を内周側に突き抜けない第一接着剤導入溝とを備える回転電機の固定子。
  2. 前記第一接着剤導入溝は、前記接触面内で分岐する請求項1に記載の回転電機の固定子。
  3. 前記第一接着剤導入溝から、前記コイル側に貫通する穴を備えた請求項1又は請求項2に記載の回転電機の固定子。
  4. 前記第一接着剤導入溝は、複数のスリットからなる請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  5. 前記第一接着剤導入溝は、前記接触面に、前記接触面の外周縁と前記接触面の内周縁とを除いて施した梨地面と、
    前記積層鉄心の軸方向の前記端面との間に形成される請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  6. 前記積層鉄心は、周方向に分割された分割積層鉄心を複数個、組み合わせてなる請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  7. 前記積層鉄心は、隣接する前記分割積層鉄心の前記積層バックヨーク部の端部同士を連結部において回転可能又は折曲げ可能に連結した連結積層鉄心部材からなり、
    前記連結積層鉄心部材は、前記連結部の外周面に、軸方向に延在する関節溝を備え、
    前記絶縁部材は、前記外鍔部の周方向の一端部に、周方向及び外周側に突出し、前記溝が前記第一突出部によって塞がれる側の、前記関節溝の軸方向の端部を塞ぐ第二突出部と、
    前記外鍔部の周方向の他端部に前記第二突出部と噛み合う切り欠きと、
    前記第二突出部の外周側端部から、前記接触面の内側へ延びる第二接着剤導入溝とを備え、
    前記第二接着剤導入溝は、前記第一接着剤導入溝に接続されている請求項6に記載の回転電機の固定子。
  8. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転電機の固定子の製造方法において、
    前記第一突出部が前記溝の下端部を塞ぐように前記固定子を配置して、前記固定子の上方から、前記フレームと前記絶縁部材の外鍔部の外周面との間に形成される第一空間に接着剤を滴下する接着剤滴下工程と、
    前記接着剤を、前記第一空間から、前記フレームと前記溝との間に形成される第二空間へと流入させ、更に、前記接着剤を前記第二空間から、前記フレームと前記第一接着剤導入溝と前記積層鉄心の下端面との間に形成される第三空間へと流入させて、前記積層鉄心と前記絶縁部材と前記フレームとの間及び、前記積層鉄心の積層隙間に含浸させる接着剤含浸工程とを有する回転電機の固定子の製造方法。
  9. 請求項7に記載の回転電機の固定子の製造方法において、
    前記第一突出部が前記溝の下端部を塞ぐように前記固定子を配置して、前記固定子の上方から、前記フレームと前記絶縁部材の外鍔部の外周面との間に形成される第一空間に接着剤を滴下する接着剤滴下工程と、
    前記接着剤を、前記第一空間から、前記フレームと前記溝との間に形成される第二空間へと流入させ、更に、前記接着剤を前記第二空間から、前記フレームと前記第一接着剤導入溝と分割積層鉄心の下端面との間に形成される第三空間へと流入させると同時に、前記関節溝と前記フレームとの間に形成される第四空間から前記フレームと前記第二接着剤導入溝と前記分割積層鉄心の前記下端面との間に形成される第五空間に流入させて、
    前記分割積層鉄心と前記絶縁部材と前記フレームとの間及び、前記分割積層鉄心の積層隙間に含浸させる接着剤含浸工程とを有する回転電機の固定子の製造方法。
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