JP6478149B2 - コア部品、コア部品の製造方法、およびリアクトル - Google Patents

コア部品、コア部品の製造方法、およびリアクトル Download PDF

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Description

本発明は、ハイブリッド自動車などの電動車両に搭載される車載用DC−DCコンバータや電力変換装置の構成部品などに利用されるリアクトルに利用されるコア部品とその製造方法、並びにコア部品を用いたリアクトルに関する。
リアクトルやモータといった磁性部品が種々の分野で利用されている。そのような磁性部品として、例えば特許文献1には、ハイブリッド自動車のコンバータに利用されるリアクトルが開示されている。
特許文献1は、ハイブリッド自動車などの車両に載置されるコンバータに利用されるリアクトルとして、巻線を螺旋状に巻回してなるコイルと、軟磁性粉末を含む原料粉末を加圧成形してなる圧粉成形体(リアクトル用コア片)を複数組み合わせて環状に形成される磁性コアとを備えるものを開示している。また、特許文献1は、各圧粉成形体を絶縁被覆層(樹脂モールド部)で覆ったコア部品や、複数の圧粉成形体を一体に樹脂モールド部で覆ったコア部品などを開示している。
特開2012−119454号公報
圧粉成形体と樹脂モールド部との接合性に優れるコア部品が望まれている。
リアクトルなどの磁気部品に備わるコイルは、通電時にはジュール熱によって発熱し、非通電時には発熱しない。特に、車載用コンバータに利用されるリアクトルなどのように、通電電流値が大きい場合には、コイルの発熱が大きい。従って、コイル近傍に配置される圧粉成形体や樹脂モールド部は、コイルに起因するヒートサイクルを受けて熱伸縮する。鉄などの金属を主体とする圧粉成形体と樹脂とではその熱膨張係数が異なるため、熱伸縮に起因して樹脂モールド部が圧粉成形体から剥離する恐れがある。樹脂モールド部が剥離すると、例えば、圧粉成形体とコイルとの間の絶縁が不十分になる可能性や、圧粉成形体間に設けられるギャップ長が変動する可能性がある。これらの不具合が生じた場合、リアクトルの磁気特性が損なわれる。また、樹脂モールド部が剥離して複数の圧粉成形体の一体化が不十分になると、剥離前後の共振周波数が変化して、剥離前と比較して振動や騒音が大きくなる恐れがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、圧粉成形体と樹脂モールド部とが強固に接合したコア部品を提供することにある。また、本発明の他の目的は、樹脂モールド部との接合性に優れるコア部品の製造方法を提供することにある。さらに、本発明の別の目的は、樹脂モールド部との接合性に優れるコア部品を用いたリアクトルを提供することにある。
本発明の一態様に係るコア部品は、軟磁性粉末を含む原料粉末を加圧成形してなる圧粉成形体と、前記圧粉成形体の表面に形成される樹脂モールド部と、を備え、リアクトルに備わるコイルの内外に配置される磁性コアの一部となるコア部品であって、前記圧粉成形体と前記樹脂モールド部との間に、シランカップリング剤で形成された中間層を備える。
本発明の一態様に係るコア部品の製造方法は、軟磁性粉末を含む原料粉末を加圧成形してなる圧粉成形体を準備する工程αと、前記圧粉成形体の表面をシランカップリング剤で処理する工程βと、前記シランカップリング剤で処理した前記圧粉成形体の表面に、樹脂モールド部を形成する工程γと、を備える。
本発明の一態様に係るリアクトルは、コイルと磁性コアとを有する組合体を備えるリアクトルであって、前記磁性コアは、本発明の一態様に係るコア部品を含む。
上記コア部品は、圧粉成形体とその表面に形成される樹脂モールド部との接合性に優れる。
上記コア部品の製造方法は、樹脂モールド部との接合性に優れるコア部品を作製することができる。
上記リアクトルは、樹脂モールド部との接合性に優れるコア部品を用いたリアクトルである。
実施形態1に示すコア部品の概略断面図である。 シランカップリング剤の化学構造の概略図である。 樹脂モールド部の形成方法を説明する概略説明図である。 実施形態2のリアクトルの概略上方斜視図である。 実施形態2のリアクトルに備わる組合体の分解斜視図である。 図5に示す第一コア部品とは別の構成を備える第一コア部品の概略縦断面図である。
・本発明の実施形態の説明
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
<1>実施形態のコア部品は、軟磁性粉末を含む原料粉末を加圧成形してなる圧粉成形体と、前記圧粉成形体の表面に形成される樹脂モールド部と、を備え、リアクトルに備わるコイルの内外に配置される磁性コアの一部となるコア部品であって、前記圧粉成形体と前記樹脂モールド部との間に、シランカップリング剤で形成された中間層を備える。
上記コア部品によれば、シランカップリング剤で形成される中間層を介して圧粉成形体と樹脂モールド部とを強固に接合することができる。シランカップリング剤は、圧粉成形体の表面と化学的に結合すると共に、樹脂モールド部とも化学的に結合するため、中間層を介した圧粉成形体と樹脂モールド部との接合は極めて強固である。
<2>実施形態のコア部品として、前記樹脂モールド部は、前記中間層と前記樹脂モールド部との接合を強固にする結合助剤を含み、前記結合助剤は、エポキシ基、カルボキシル基、酸無水物基、アミノ基、およびイソシアネート基から選択される少なくとも1種の官能基を有する形態を挙げることができる。
樹脂モールド部を形成する樹脂中に、シランカップリング剤と化学的に結合する官能基を有する結合助剤を含ませておくことで、中間層と樹脂モールド部との接合を強固にできる。その結果、中間層を介した圧粉成形体と樹脂モールド部との接合をより一層、強固なものにできる。樹脂中に含ませておいた結合助剤は、樹脂モールド部に残存する。
<3>実施形態のコア部品の製造方法は、軟磁性粉末を含む原料粉末を加圧成形してなる圧粉成形体を準備する工程αと、前記圧粉成形体の表面をシランカップリング剤で処理する工程βと、前記シランカップリング剤で処理した前記圧粉成形体の表面に、樹脂モールド部を形成する工程γと、を備える。
上記コア部品の製造方法によれば、圧粉成形体と樹脂モールド部との間に、両者を強固に接合させる中間層が形成された実施形態のコア部品を作製することができる。
<4>実施形態のリアクトルは、コイルと磁性コアとを有する組合体を備えるリアクトルであって、前記磁性コアは、実施形態に係るコア部品を含む。
上記リアクトルでは、コア部品の圧粉成形体と樹脂モールド部とが強固に接合しているため、圧粉成形体から樹脂モールド部が剥離するなどの不具合が生じ難い。そのため、上記リアクトルでは、樹脂モールド部の剥離に伴う不具合が生じ難い。
・本発明の実施形態の詳細
以下、本発明のリアクトルの実施形態を図面に基づいて説明する。図中の同一符号は同一名称物を示す。なお、本発明は実施形態に示される構成に限定されるわけではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内の全ての変更が含まれることを意図する。
<実施形態1>
≪コア部品≫
図1は、実施形態に係るコア部品10の概略断面図である。コア部品10は、リアクトルに備わるコイルの内外に配置される磁性コアの一部となる。このコア部品10は、磁性部材である圧粉成形体11と、その表面に形成される樹脂モールド部12と、を備える。さらに、このコア部品10は、圧粉成形体11と樹脂モールド部12との間に形成される中間層13を備える。
[圧粉成形体]
コア部品10に備わる圧粉成形体11は、軟磁性粉末を含む原料粉末を加圧成形することで得られる。軟磁性粉末は、鉄などの鉄属金属やその合金(Fe−Si合金、Fe−Ni合金など)などで構成される磁性粒子の集合体である。磁性粒子の平均粒径(D50)は、例えば1μm以上1000μm以下、特に10μm以上500μm以下とすることが好ましい。磁性粒子の表面には、10nm以上1μm以下のリン酸塩などで構成される絶縁被覆が形成されていても良い。また、原料粉末には、軟磁性粉末の他に、ステアリン酸アミドなどの潤滑剤や、シリコーン樹脂などのバインダが含まれていても良い。潤滑剤やバインダは、後述する圧粉成形体の熱処理の際に消失するものであっても良い。
圧粉成形体11の全体形状は、代表的には、図1に示す直方体状であるが、特に限定されない。直方体状の他に、圧粉成形体11は、円柱状であっても良いし、後述する実施形態2に示す外側コア部のように概略半円柱状であっても良い。
[樹脂モールド部]
樹脂モールド部12は、圧粉成形体11の外周の少なくとも一部を覆っていれば良いが、圧粉成形体11の全周を覆っていることが好ましい。但し、コア部品10を磁性コアのどの位置に配置するかによって、敢えて圧粉成形体11の外周の一部を樹脂モールド部12で覆わない構成としても良い。例えば、後述する実施形態2の第二コア部品320(図5参照)は、外側コア部32(圧粉成形体)の一部が樹脂モールド部320mから露出する構成の一例である。
図1とは異なり、樹脂モールド部12によって、複数の圧粉成形体11をまとめて一体化する構成とすることもできる。例えば、後述する実施形態2の第一コア部品310(図5参照)は、複数の分割コア31m(圧粉成形体)を樹脂モールド部310mで覆った構成の一例である。
樹脂モールド部12を構成する樹脂としては、例えば、ポリフェニレンスルフィド(PPS)樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂、液晶ポリマー(LCP)、ナイロン6、ナイロン66といったポリアミド(PA)樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂などの熱可塑性樹脂を利用することができる。その他、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂などの熱硬化性樹脂を利用することも可能である。これらの樹脂にアルミナやシリカなどのセラミックスフィラーを含有させて、樹脂モールド部12の放熱性を向上させても良い。
樹脂モールド部12はさらに、後述する中間層13と樹脂モールド部12との接合を強固にする結合助剤を含有していても良い。結合助剤については、中間層13の項目で改めて説明する。
[中間層]
コア部品10に備わる中間層13は、圧粉成形体11の表面と樹脂モールド部12との間で、両者11,12とを強固に接合させる層である。中間層13は、シランカップリング剤で形成されており、圧粉成形体11の表面に化学結合すると共に、樹脂モールド部12とも化学結合する。
シランカップリング剤の基本構造の一例を図2に示す。図中のORは加水分解基(OCH、OC、OCOCHなど)であり、同じく図中のYは、反応性官能基(アミノ基、エポキシ基、メタクリル基、ビニル基、メルカプト基など)である。加水分解基は、圧粉成形体11の表面にある水酸基との水素結合、脱水縮重合反応を経て、圧粉成形体11の表面に化学結合する。一方、反応性官能基は、樹脂モールド部12の官能基と化学結合する。その結果、シランカップリング剤で形成される中間層13によって、圧粉成形体11と樹脂モールド部12とが強固に接合される。
ここで、中間層13を形成するシランカップリング剤の反応性官能基と化学結合し易い官能基を備える結合助剤を樹脂モールド部12に含ませておけば、中間層13と樹脂モールド部12との接合をより強固なものとすることができる。シランカップリング剤の反応性官能基と化学結合し易い官能基としては、例えば、エポキシ基や、カルボキシル基、酸無水物基、アミノ基、イソシアネート基などを挙げることができる。つまり、結合助剤として、上記官能基の少なくとも1種を有する結合助剤を利用することが好ましい。
結合助剤の一例として、無水マレイン酸変性エチレン系共重合体や、グリシジルメタクリレート変性エチレン系共重合体、グリシジルエーテル変性エチレン系共重合体、エポキシ樹脂、イソシアネート化合物などを挙げることができる。
≪コア部品の製造方法≫
上記コア部品10の製造方法は、軟磁性粉末を含む原料粉末を加圧成形してなる圧粉成形体11を準備する工程αと、圧粉成形体11の表面をシランカップリング剤で処理する工程βと、シランカップリング剤で処理した圧粉成形体11の表面に、樹脂モールド部12を形成する工程γと、を備える。
[工程α]
圧粉成形体11は、公知の圧粉成形体の製造方法で得ることができる。即ち、金型のキャビティ内に、軟磁性粉末を含む原料粉末を充填し、当該原料粉末を加圧成形することで、圧粉成形体11を得ることができる。原料粉末には、圧粉成形体11の項目で既に述べたものを利用することができる。原料粉末の加圧成形の圧力は、390MPa以上1500MPa以下とすることができる。
加圧成形後の圧粉成形体11には所定の熱処理を施すことが好ましい。加圧成形の際に、原料粉末に含まれる磁性粒子に歪が導入されるからである。この歪は、圧粉成形体11のヒステリシス損失を増加させる恐れがあるが、熱処理によって除去することができる。熱処理の条件は、400℃以上700℃以下で、30分以上60分以下とすることができる。
[工程β]
圧粉成形体11の表面をシランカップリング剤で処理するには、例えば、シランカップリング剤を含有する処理液を圧粉成形体11の表面に塗布したり、前記処理液に圧粉成形体11を浸漬したりすれば良い。シランカップリング剤の溶媒は、水でも良いし、エタノールやアセトンなどの水溶性有機溶媒などでも良い。
溶液中のシランカップリング剤の濃度は適宜選択することができる。例えば、処理液中のシランカップリング剤の含有量は、0.05質量%以上2.0質量%以下、あるいは0.1質量%以上1.5質量%以下とすると良い。シランカップリング剤の含有量が0.05質量%より少ないと十分な中間層13が形成されない。またシランカップリング剤の含有量が2.0質量%より多いとシランカップリング剤層が多層に形成されるため、シランカップリング剤層間で剥離が生じる恐れがある。
圧粉成形体11の表面をシランカップリング剤で処理する前に、圧粉成形体11の表面をアルカリ性溶液、または酸性溶液で前処理することが好ましい。前処理は、シランカップリング剤との反応に有利な官能基(水酸基)を圧粉成形体11の表面に生成させるためのものである。アルカリ性溶液としては、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム、炭酸ナトリウムなどの水溶液を挙げることができる。また、酸性溶液としては、塩酸や硝酸、リン酸、硫酸の溶液などを挙げることができる。
[工程γ]
圧粉成形体11の表面に樹脂モールド部12を形成するには、例えば、図3に示すモールド用金型6を用いることができる。モールド用金型6は、その内周面から圧粉成形体11を離隔させた状態で保持する保持部材60,60と、モールド用金型6の内部に樹脂を注入する注入口61と、を備える。注入口61から樹脂を充填することで、図中の太線矢印に示すように、圧粉成形体11の外周に沿って樹脂が行き渡り、図1に示す樹脂モールド部12を形成することができる。その際、圧粉成形体11と樹脂モールド部12との間に、シランカップリング剤に由来する中間層13が形成される。
ここで、既に述べたように、樹脂モールド部12を構成する樹脂には結合助剤を含有させておくことが好ましい。樹脂に結合助剤を含有させておくことで、樹脂が硬化したときに、中間層13と樹脂モールド部12との接合を強固なものとすることができる。樹脂における結合助剤の最適な含有量は、樹脂の種類や、結合助剤の種類、シランカップリング剤の種類によって変化するため、一概に決定することはできない。例えば樹脂と結合助剤の合計質量を100としたとき、1質量%以上50質量%以下、2質量%以上25質量%以下とすることが挙げられる。
≪試験例≫
複数の圧粉成形体11を用意し、各圧粉成形体11の表面に樹脂モールド部12を形成した試料1〜7(コア部品10)を作製した。試料1〜7の圧粉成形体11は同じ構成のものを使用した。各試料1〜7の樹脂モールド部12の形成に使用する材料は以下のいずれかである。試料1〜7の構成は表1に記載する。
・樹脂モールド部12を構成する樹脂
…PPS樹脂、あるいはPA9T樹脂(株式会社クラレ製のポリアミド樹脂)
・結合助剤
…グリシジルメタクリレート変性エチレン系共重合体(以下、化合物I)、あるいは無水マレイン酸変性エチレン系共重合体(以下、化合物II)
・カップリング剤
…反応性官能基としてアミノ基を持つシランカップリング剤(以下、アミノ系カップリング剤)、または反応性官能基としてエポキシ基を持つシランカップリング剤(以下、エポキシ系カップリング剤)
作製した試料1〜7について、樹脂モールド部12の剥離試験(JIS K 6850)を行った。剥離試験の結果、圧粉成形体11と樹脂モールド部12との接合が強固なものから順に評価A,B,Cとした。評価Aは、樹脂モールド部12を剥離したときに、圧粉成形体11が破壊されたり圧粉成形体11の表面が剥離したもの、評価Cは、圧粉成形体11に特に損傷が生じることがなかったものである。また、評価Bは、評価Aほどの損傷が圧粉成形体11に生じなかったものの、樹脂モールド部12を剥離し難かったものである。剥離試験の結果も表1に合わせて示す。
Figure 0006478149
表1に示すように、樹脂モールド部12に結合助剤を含み、かつ圧粉成形体11の表面をシランカップリング剤で処理した試料1〜3の接合性は、評価Aであった。また、樹脂モールド部12に結合助剤を含まないものの、圧粉成形体11の表面をシランカップリング剤で処理した試料5,7の接合性は、評価Bであった。一方、樹脂モールド部12に結合助剤を含むものの、圧粉成形体11の表面をシランカップリング剤で処理しなかった試料4,6の接合性は、評価Cであった。これらの結果から、圧粉成形体11の表面をシランカップリング剤で処理することで、圧粉成形体11と樹脂モールド部12との接合性が向上することが明らかになった。また、シランカップリング剤での圧粉成形体11の表面処理に加え、さらに樹脂モールド部12に結合助剤を含有させれば、より一層、圧粉成形体11と樹脂モールド部12との接合性が向上することが明らかになった。
<実施形態2>
実施形態2では、実施形態1で説明したコア部品10を用いたリアクトル1の一例を図4,5を参照して説明する。
≪全体構成≫
図4に示すリアクトル1は、コイル2と磁性コア3とを有する組合体1αを、載置板9上に結合層8で固定した構成を備える。本例のリアクトル1では、後述する磁性コア3を構成する第一コア部品310および第二コア部品320に、実施形態1のコア部品10の構成を適用する。
≪組合体≫
コイル2と磁性コア3とを機械的に組み合わせた組合体1αの説明では主として図5の分解斜視図を参照する。
[コイル]
本実施形態におけるコイル2は、一対の巻回部2A,2Bと、両巻回部2A,2Bを連結する連結部2Rと、を備える。各巻回部2A,2Bは、互いに同一の巻数、同一の巻回方向で中空筒状に形成され、各軸方向が平行になるように並列されている。また、連結部2Rは、両巻回部2A,2Bを繋ぐU字状に屈曲された部分である。このコイル2は、接合部の無い一本の巻線を螺旋状に巻回して形成しても良いし、各巻回部2A,2Bを別々の巻線により作製し、各巻回部2A,2Bの巻線の端部同士を溶接や圧着などにより接合することで形成しても良い。
本実施形態の各巻回部2A,2Bは角筒状に形成されている。角筒状の巻回部2A,2Bとは、その端面形状が四角形状(正方形状を含む)の角を丸めた形状の巻回部のことである。もちろん、巻回部2A,2Bは円筒状に形成しても構わない。円筒状の巻回部とは、その端面形状が閉曲面形状(楕円形状や真円形状、レーストラック形状など)の巻回部のことである。
巻回部2A,2Bを含むコイル2は、銅やアルミニウム、マグネシウム、あるいはその合金といった導電性材料からなる平角線や丸線などの導体の外周に、絶縁性材料からなる絶縁被覆を備える被覆線によって構成することができる。本実施形態では、導体が銅製の平角線からなり、絶縁被覆がエナメル(代表的にはポリアミドイミド)からなる被覆平角線をエッジワイズ巻きにすることで、各巻回部2A,2Bを形成している。
コイル2の両端部2a,2bは、巻回部2A,2Bから引き延ばされて、端子部材7,7に接続される。この端子部材7,7を介して、コイル2に電力供給を行なう電源などの外部装置が接続される。
[磁性コア]
本例における磁性コア3は、柱状に形成される一対の第一コア部品310と、これら第一コア部品310,310の端面310e,310eを繋ぐ一対の第二コア部品320,320と、を備える。これら第一コア部品310,310と第二コア部品320,320とが環状に繋がることで、磁性コア3が形成されている。
[[第一コア部品]]
第一コア部品310は、コイル2の巻回部2A(2B)の内部に配置される内側コア部31と、その外周を覆う樹脂モールド部310mと、を備える部材である。内側コア部31は、複数の分割コア片31mと、複数のギャップ材31gと、を交互に積層することで構成されている(右下の二点鎖線で囲った内側コア部31の分解斜視図も合わせて参照)。分割コア片31mは、軟磁性粉末を含む原料粉末を加圧成形してなる圧粉成形体である。つまり、第一コア部品310は、複数の圧粉成形体(分割コア片)を樹脂モールド部310mで一体化したコア部品であって、実施形態1のコア部品10と同様の構成が採用されている。ギャップ材31gは、内側コア部31の磁気特性を調整するための部材であって、例えばアルミナなどで構成することができる。
上記第一コア部品310を作製するには、分割コア片31mとギャップ材31gとを積層した内側コア部31をシランカップリング剤の処理液に浸漬した後、内側コア部31の表面に樹脂モールド部310mを形成すれば良い。その結果、内側コア部31の分割コア31m(圧粉成形体)と、樹脂モールド部310mと、の間に中間層13(図1参照)が形成され、内側コア部31から樹脂モールド部310mが剥離することを抑制できる。
ここで、第一コア部品310は、図6の縦断面図に示す形態とすることもできる。図6に示す第一コア部品310(コア部品10)は、三つの分割コア片31m(圧粉成形体11)を離隔させた状態で並べ、樹脂モールド部310m(12)で一体化した構成を備える。この場合、隣接する二つの分割コア片31mの間に入り込んだ樹脂モールド部310mが、ギャップ材として機能する。この構成であれば、ギャップ材を別途用意する手間がなく、第一コア部品310の生産性を向上させることができる。また、分割コア片31mの全周に中間層13が形成されるため、樹脂モールド部310mの剥離を効果的に抑制できる。
[[第二コア部品]]
第二コア部品320は、巻回部2A,2Bの外側に配置される外側コア部32の外周を樹脂モールド部320mで覆った部材である。外側コア部32は、概略半円柱状の圧粉成形体である分割コア片32mで構成されている。この第二コア部品320にも、実施形態1のコア部品10と同様の構成が作用されている。
上記第二コア部品320を作製するには、分割コア片32mをシランカップリング剤の処理液に浸漬した後、分割コア片32mの表面に樹脂モールド部320mを形成すれば良い。その結果、分割コア片32m(圧粉成形体)と樹脂モールド部320mとの間に中間層13(図1参照)が形成され、分割コア片32m(外側コア部32)から樹脂モールド部320mが剥離することを抑制できる。
[[コア部品に関するその他の構成]]
本例における第一コア部品310と第二コア部品320とは、第一コア部品310の軸方向端部に形成される薄肉部311と、第二コア部品320に形成される枠部321と、の機械的な嵌め合いによって連結されている。薄肉部311は、他の部分よりも樹脂モールド部310mが薄くなることで形成される部分であり、枠部321は、樹脂モールド部320mが突出することで形成される部分である。枠部321の内側には、外側コア部32が樹脂モールド部320mに覆われることなく露出している。
第一コア部品310と第二コア部品320とを連結する本例の構成では、第一コア部品310の端面310eと、第二コア部品320の外側コア部32(分割コア片32m)の端面32eと、が接触する。端面310eと端面32eとの間に接着剤を用いても構わない。ここで、端面310eは内側コア部31の端面31eを覆う樹脂モールド部310mで構成されている。そのため、本例では、樹脂モールド部310mが、内側コア部31の端面31eと外側コア部32の端面3eとの間でギャップ材として機能する。
≪その他の構成≫
本実施形態1のリアクトル1は、図4に示すように、載置板9や結合層8などを備える。
[載置板]
載置板9は、リアクトル1を冷却ベースなどの設置対象に固定する際の台座として機能する部材である。そのため、載置板9は、機械的強度に優れることが求められる。また、載置板9には、リアクトル1の使用時に組合体1αで発生した熱を設置対象に逃がす役割が求められる。そのため、載置板9は、機械的強度に加えて、放熱性に優れることが求められる。このような要請に応えるため、載置板9は金属で構成する。例えば、載置板9の構成材料として、アルミニウムやその合金、マグネシウムやその合金を利用することができる。これらの金属(合金)は、機械的強度と熱伝導性に優れ、かつ軽量で非磁性であるという利点を有する。
[結合層]
上記載置板9と組合体1αとの間には、両者1α,9を接合させる結合層8が形成されている。この結合層8は、リアクトル1の使用時に組合体1αで発生した熱を載置板9に伝導する機能も持つ。
結合層8の構成材料は、絶縁性を有するものとする。例えば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、不飽和ポリエステルなどの熱硬化性樹脂や、PPS樹脂、LCPなどの熱可塑性樹脂が挙げられる。これら絶縁性樹脂に、上述したセラミックスフィラーなどを含有させることで、結合層8の放熱性を向上させても良い。結合層8の熱伝導率は、例えば0.1W/m・K以上が好ましく、更に1W/m・K以上、特に2W/m・K以上が好ましい。
結合層8は、載置板9上に絶縁性樹脂(セラミックスフィラー含有樹脂でも可)を塗布することによって形成しても良いし、載置板9上に絶縁性樹脂のシート材を貼り付けることで形成しても良い。結合層8としてシート状のものを用いると、載置板9上に結合層8を形成し易いため、好ましい。
≪リアクトルの効果≫
以上説明した構成を備えるリアクトル1では、その使用に伴う磁性コア3の熱伸縮が生じても、磁性コア3の樹脂モールド部310m,320mが剥離し難い。そのため、樹脂モールド部310m,320mの剥離に伴う不具合、例えばリアクトル1の磁気特性の低下や振動・騒音などの問題が生じ難い。
実施形態2に係るリアクトルは、通電条件が、例えば、最大電流(直流):100A〜1000A程度、平均電圧:100V〜1000V程度、使用周波数:5kHz〜100kHz程度である用途、代表的には電気自動車やハイブリッド自動車などの車載用電力変換装置の構成部品に好適に利用することができる。この用途では、直流通電が0Aのときのインダクタンスが、10μH以上2mH以下、最大電流通電時のインダクタンスが、0Aのときのインダクタンスの10%以上を満たすものが好適に利用できると期待される。
本発明のコア部品は、ハイブリッド自動車や電気自動車、燃料電池自動車といった電動車両に搭載される双方向DC−DCコンバータなどの電力変換装置に備わるリアクトルに利用することができる。
10 コア部品
11 圧粉成形体 12 樹脂モールド部 13 中間層
1 リアクトル 1α 組合体
2 コイル
2A,2B 巻回部 2R 連結部 2a,2b 端部
3 磁性コア
310 第一コア部品 310m 樹脂モールド部 310e 端面
311 薄肉部
31 内側コア部 31m 分割コア片 31g ギャップ材 31e 端面
320 第二コア部品 320m 樹脂モールド部
321 枠部
32 外側コア部 32m 分割コア片 32e 端面
6 モールド用金型
60 保持部材 61 注入口
7 端子部材
8 結合層
9 載置板

Claims (4)

  1. 軟磁性粉末を含む原料粉末を加圧成形してなる圧粉成形体と、前記圧粉成形体の表面に形成される樹脂モールド部と、を備え、リアクトルに備わるコイルの内外に配置される磁性コアの一部となるコア部品であって、
    前記軟磁性粉末は、絶縁被覆を有する磁性粒子の集合体であり、
    前記圧粉成形体と前記樹脂モールド部との間に、シランカップリング剤で形成された中間層を備えるコア部品。
  2. 前記樹脂モールド部は、前記中間層と前記樹脂モールド部との接合を強固にする結合助剤を含み、
    前記結合助剤は、エポキシ基、カルボキシル基、酸無水物基、アミノ基、およびイソシアネート基から選択される少なくとも1種の官能基を有する請求項1に記載のコア部品。
  3. 軟磁性粉末を含む原料粉末を加圧成形してなる圧粉成形体を準備する工程αと、
    前記圧粉成形体の表面をシランカップリング剤で処理する工程βと、
    前記シランカップリング剤で処理した前記圧粉成形体の表面に、樹脂モールド部を形成する工程γと、
    を備えるコア部品の製造方法。
  4. コイルと磁性コアとを有する組合体を備えるリアクトルであって、
    前記磁性コアは、請求項1に記載のコア部品を含むリアクトル。
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