JP6477033B2 - 通話システム、通話制御装置、及び通話制御方法 - Google Patents

通話システム、通話制御装置、及び通話制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、通話システム、通話制御装置、及び通話制御方法に関し、特に、SIPサーバを介して通話を行う技術に関する。
医療分野では、患者からの呼出(ナースコール)や、看護師間の内線通話に電話が用いられている。それらに使用する電話も、PHS(Personal Handy-phone System)からIP(Internet Protocol)電話への移行が進められている。IP電話では、IP網において、発信側と着信側との接続を確認して通信を行うコネクション型通信を実現するSIP(Session Initiation Protocol)を使用して電話機能が実現されている。
PHSでは、通話時の割込み着信が一般に実現されており、利用者は割込み着信時に、応答するための特別な番号を入力することで割込み着信への通話に切り替えることが可能となっている。しかし、IP電話で標準となっているSIPでは、標準のSIPシーケンスにおいて割込み着信を実現することができなかった。この課題に対し、特許文献1には、SIPシーケンスを拡張することで割込み着信を行う技術が開示されている。
特許文献1に開示のIP電話システムは、発信側SIP電話機Aが、SIPサーバを介して、通話中の着信側SIP電話機Bに対して発信した場合、発信側SIP電話機Aは、ビジートーン聴取状態となる。ユーザが発信側SIP電話機Aにおいて、ビジートーン聴取中でダイヤル1を押下すると、SIPサーバは、オーバーライド着信によって着信側SIP電話機Bを呼び出す。
特開2014−11662号公報
しかし、特許文献1に開示の技術で、標準のSIPシーケンスを変更する必要があり、標準のSIPシーケンスのみに対応したSIPサーバ上では機能を実現することができないという問題がある。
本発明の目的は、上述したような課題を解決するために、標準のSIPシーケンスを変更することなく、通話の割込みの通知を実現することができる通話システム、通話制御装置、及び通話制御方法を提供することである。
本発明の第1の態様に係る通話システムは、第1の通信機器と、前記第1の通信機器との間でSIPサーバを介して通話が行われる第2の通信機器と、前記第1の通信機器と前記第2の通信機器との間の呼制御を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1の通信機器から前記第2の通信機器に対して発信されたときに、前記第2の通信機器が他の通信機器と通話中である場合、通話の割込みを通知するメッセージを、前記SIPサーバを介さずにメッセージサーバを介して前記第2の通信機器に送信し、前記第2の通信機器は、前記制御部から前記メッセージサーバを介して受信したメッセージに基づいて、割込みの通知を表示する、ものである。
本発明の第2の態様に係る通話制御装置は、第1の通信機器と、前記第1の通信機器との間でSIPサーバを介して通話が行われる第2の通信機器との間の通話を制御する通話制御装置であって、前記第1の通信機器から前記第2の通信機器に対して発信されたときに、前記第2の通信機器が他の通信機器と通話中である場合、通話の割込みを通知するメッセージを、前記第2の通信機器において当該メッセージに基づいて割込みの通知を表示させるために、前記SIPサーバを介さずにメッセージサーバを介して前記第2の通信機器に送信する、ものである。
本発明の第3の態様に係る通話制御方法は、第1の通信機器と、前記第1の通信機器との間でSIPサーバを介して通話が行われる第2の通信機器との間の通話を制御する通話制御方法であって、前記第1の通信機器から前記第2の通信機器に対して発信されたときに、前記第2の通信機器が他の通信機器と通話中である場合、通話の割込みを通知するメッセージを、前記第2の通信機器において当該メッセージに基づいて割込みの通知を表示させるために、前記SIPサーバを介さずにメッセージサーバを介して前記第2の通信機器に送信する、ものである。
上述した本発明の各態様によれば、標準のSIPシーケンスを変更することなく、通話の割込みの通知を実現することができる通話システム、通話制御装置、及び通話制御方法を提供することができる。
実施の形態に係る通話システムの構成を示す図である。 実施の形態に係るSIP電話機の構成を示す図である。 実施の形態に係る呼制御機の構成を示す図である。 実施の形態に係る子機の図である。 実施の形態に係る通話システムの処理を示すシーケンス図である。 実施の形態に係るメッセージのフォーマットの一例を示す図である。 実施の形態に係る鳴動パターンの定義の一例を示す図である。 実施の形態に係る割込み通知の表示例を示す図である。 実施の形態に係る通話システムの概略構成を示す図である。
以下に図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について説明する。以下の実施形態に示す具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、それに限定されるものではない。また、以下の記載及び図面では、説明の明確化のため、当業者にとって自明な事項等については、適宜、省略及び簡略化がなされている。
<通話システムの構成>
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る通話システム1の構成について説明する。図1に示すように、通話システム1は、SIPサーバ2と、メッセージサーバ3と、コンテンツサーバ4と、SIP電話機10A、10Bと、呼制御機20と、子機30A、30Bとを有する。
以下、通話システム1がナースコールシステムとして利用される例について説明する。例えば、SIP電話機10A、10Bは、看護師が使用するナースコール機器に相当し、子機30A、30Bは、患者が使用するナースコール機器に相当する。また、コンテンツサーバ4は、病院内の患者の情報を管理するサーバに相当する。しかしながら、これに限られず、通話システム1は、電話機間でSIPサーバを介して通話が行われる他のシステムに対して適用されてもよい。
SIPサーバ2、メッセージサーバ3、コンテンツサーバ4、SIP電話機10A、10B、及び呼制御機20のそれぞれは、IPネットワーク5を介して相互に接続されている。呼制御機20は、子機30A、30Bのそれぞれと接続されている。言い換えると、子機30A、30Bも、呼制御機20を介してIPネットワーク5に接続されている。
SIPサーバ2は、標準のSIPに対応したサーバである。SIPサーバ2は、IPネットワーク5に接続されている装置(SIP電話機10A、10B、及び呼制御機20(子機30A、30B)など)の間の呼制御を行う。
メッセージサーバ3は、メッセージの送受信を制御するサーバである。メッセージサーバ3は、IPネットワーク5に接続されている装置(SIP電話機10A、10B、及び呼制御機20(子機30A、30B)など)の間でメッセージの送受信制御を行う。このメッセージとして、例えば、ショートメッセージサービス(SMS:Short Message Service)等を利用してよい。また、これに限られず、SIPサーバ2以外のサーバを介してデータを電話機間で送受信できるサービスのうち、任意のサービスを利用してよい。
コンテンツサーバ4は、病院に入院している患者の情報(例えば、巡回時の処置内容など)が含まれるデータベースを有する。コンテンツサーバ4は、典型的には、Web(World Wide Web)サーバである。作業者(例えば、医師及び看護師など)が、操作用端末(図示せず)から入力を行うことで、その情報が適宜更新されている。
サーバ2〜4の構成は、既知のものや、標準定義されているプロトコルに準じた構成とすればよいため、説明を省略する。
SIP電話機10A、10Bのそれぞれは、子機30A、30B及び他方のSIP電話機のそれぞれと、SIPサーバ2を介してIP電話(VoIP:Voice over Internet Protocol)による通話を行うことができる携帯電話機である。SIP電話機10A、10Bとして利用される携帯電話機は、典型的には、スマートフォンである。しかし、SIP電話機10A、10Bとして利用される携帯電話機は、これに限られず、フィーチャーフォン等の他の携帯電話機であってもよい。また、SIP電話機10A、10Bは、据え置き型の電話機であってもよい。以下、SIP電話機10A、10Bを特にいずれかに限定しない場合には、「SIP電話機10」とも呼ぶ。
呼制御機20は、自身が管理する子機30A、30Bの呼制御を行う。呼制御機20は、子機30Aと子機30Bとの間の呼制御を行うことで、子機30Aと子機30Bとの通話を確立する。この子機30Aと子機30Bとの通話は、SIPサーバ2を介さずに呼制御機20によって確立することができる。また、子機30A、30BがSIP電話機10A、10Bと通話する際には、呼制御機20は、子機30A、30Bに代わり、SIP電話機10A、10Bの間で、SIPサーバ2を介してSIPシーケンスにおける呼制御を行うことで、子機30A、30BとSIP電話機10A、10Bとの間におけるSIPによる通話を確立する。すなわち、呼制御機20は、呼制御機20と子機30A、30Bとを接続するネットワークにおける呼制御を行うとともに、そのネットワークにおける子機30A、30Bと、IPネットワーク5におけるSIP電話機10A、10Bとの間の呼制御を行う交換機として機能する。なお、呼制御機20と子機30A、30Bとを接続するネットワークは、IP回線に限られず、アナログ回線であってもよい。
子機30A、30Bのそれぞれは、他方の子機と、呼制御機20を介して通話を行うことができる機器である。また、子機30A、30Bのそれぞれは、SIP電話機10A、10Bのそれぞれと、SIPサーバ2及び呼制御機20を介して、IP電話による通話を行うことができる。また、子機30A、30Bも、据え置き型の機器であってもよい。以下、子機30A、30Bを特にいずれかに限定しない場合には、「子機30」とも呼ぶ。
続いて、図2を参照して、本発明の実施の形態に係るSIP電話機10の構成について説明する。図2に示すように、SIP電話機10は、応答ボタン11と、入力検知部12と、主処理部13と、SIP制御部14と、メッセージ制御部15と、通信部16とを有する。
応答ボタン11は、SIP電話機10に設けられたタッチパネル(図示せず)に表示されるソフトウェアボタンである。なお、応答ボタン11は、これに限られず、SIP電話機10に設けられた物理的なボタンであってもよい。
入力検知部12は、SIP電話機10の使用者によって応答ボタン11が押下されたことを検知する。入力検知部12は、応答ボタン1の押下を検知すると、応答ボタン11の押下を検知したことを通知する検知信号を、主処理部13に出力する。すなわち、入力検知部12は、タッチパネルを含む。
主処理部13は、SIP電話機10を統括的に制御する。例えば、主処理部13は、入力検知部12、SIP制御部14、及びメッセージ制御部15から入力された信号に応じて処理を行う。主処理部13は、この処理において必要に応じて、SIP制御部14又はメッセージ制御部15への信号の出力、及び、タッチパネルへの画像の表示などを行う。
SIP制御部14は、RFC3261等で定義される標準的なSIPプロトコルに準じた処理(呼制御など)を行う。例えば、SIP制御部14は、主処理部13から入力された信号、及び、通信部16から入力された信号に応じて処理を行う。この処理には、SIPシーケンスにおける信号(SIPにおける各種リクエスト及びレスポンス)をSIPサーバ2に対して送信するために、その信号を通信部16に出力する処理、及び、SIPサーバ2から受信して通信部16から入力されたSIPシーケンスにおける信号に基づいて、SIPシーケンスにおける処理結果を示す信号を主処理部13に出力する処理などが含まれる。
メッセージ制御部15は、メッセージを送受信する処理を行う。例えば、メッセージ制御部15は、主処理部13から入力された信号、及び、通信部16から入力された信号に応じて処理を行う。この処理には、メッセージサーバ3に対して信号(メッセージ)を送信するために、その信号を通信部16に出力する処理、及び、メッセージサーバ3から受信して通信部16から入力された信号(メッセージ)の内容を示す信号を主処理部13に出力する処理などが含まれる。このメッセージは、上述したように、SIPプロトコルとは異なるプロトコルを利用して、SIPサーバ2を経由するセッションとは異なるセッション(メッセージサーバ3を経由するセッション)で送受信される。
通信部16は、SIP電話機10が有する無線通信機能を利用して、SIP制御部14及びメッセージ制御部15のそれぞれと、IPネットワーク5を介して接続される他の装置との間の通信を実現する。例えば、通信部16は、SIP制御部14から入力された信号をSIPサーバ2に送信する。通信部16は、SIPサーバ2から受信した信号をSIP制御部14に出力する。また、通信部16は、メッセージ制御部15から入力された信号をメッセージサーバ3に送信する。通信部16は、メッセージサーバ3から受信した信号をメッセージ制御部15に出力する。なお、SIP電話機10が据え置き型の電話機である場合は、SIP電話機10は、通信部16が利用する通信機能として、無線通信機能に代えて有線通信機能を有していてもよい。
続いて、図3を参照して、本発明の実施の形態に係る呼制御機20の構成について説明する。図3に示すように、呼制御機20は、呼制御部21と、コンテンツ制御部22と、主処理部23と、SIP制御部24と、メッセージ制御部25と、通信部26とを有する。
呼制御部21は、自身が管理する子機30A、30Bの呼制御を行う。すなわち、呼制御部21、及び子機30A、30Bが接続されたネットワークにおいて、子機30A、30Bの間の呼制御を行う。
コンテンツ制御部22は、コンテンツサーバ4から患者の情報を取得する処理を行う。例えば、主処理部23から入力された信号、及び、通信部26から入力された信号に応じて処理を行う。この処理には、コンテンツサーバ4に対して信号を送信するために、その信号を通信部26に出力する処理、及び、コンテンツサーバ4から受信して通信部26から入力された信号の内容を示す信号を主処理部23に出力する処理などが含まれる。
主処理部23は、呼制御機20を統括的に制御する。主処理部23は、呼制御部21、コンテンツ制御部22、SIP制御部24、及びメッセージ制御部25から入力された信号に応じて処理を行う。主処理部23は、この処理において必要に応じて、呼制御部21、コンテンツ制御部22、SIP制御部24、又はメッセージ制御部25への信号の出力などを行う。
SIP制御部24は、SIPプロトコルに準じた処理(呼制御など)を行う。例えば、SIP制御部24は、主処理部23から入力された信号、及び、通信部26から入力された信号に応じて処理を行う。この処理には、SIPシーケンスにおける信号をSIPサーバ2に対して送信するために、その信号を通信部26に出力する処理、及び、SIPサーバ2から受信して通信部26から入力されたSIPシーケンスにおける信号に基づいて、SIPシーケンスにおける処理結果を示す信号を主処理部23に出力する処理などが含まれる。
メッセージ制御部25は、メッセージを送受信する処理を行う。例えば、メッセージ制御部25は、主処理部23から入力された信号、及び、通信部26から入力された信号に応じて処理を行う。この処理には、メッセージサーバ3に対して信号(メッセージ)を送信するために、その信号を通信部26に出力する処理、及び、メッセージサーバ3から受信して通信部26から入力された信号(メッセージ)の内容を示す信号を主処理部23に出力する処理などが含まれる。このメッセージは、上述したように、SIPプロトコルとは異なるプロトコルを利用して、SIPサーバ2を経由するセッションとは異なるセッション(メッセージサーバ3を経由するセッション)で送受信される。
通信部26は、呼制御機20が有する通信機能を利用して、SIP制御部24及びメッセージ制御部25のそれぞれと、IPネットワーク5を介して接続される他の装置との間の通信を実現する。また、通信部は、上記通信機能を利用して、呼制御部21と、子機30A、30Bのそれぞれとの間の通信を実現する。例えば、通信部26は、SIP制御部24から入力された信号をSIPサーバ2に送信する。通信部26は、SIPサーバ2から受信した信号をSIP制御部24に出力する。また、通信部26は、メッセージ制御部25から入力された信号をメッセージサーバ3に送信する。通信部26は、メッセージサーバ3から受信した信号をメッセージ制御部25に出力する。また、通信部26は、呼制御部21から出力された信号を子機30A又は子機30Bに送信する。通信部26は、子機30A又は子機30Bから受信した信号を呼制御部21に出力する。呼制御機20が有する通信機能は、典型的には、有線通信機能である。
続いて、図4を参照して、本発明の実施の形態に係る子機30の構成について説明する。図4に示すように、子機30は、電話制御部31と、通信部32とを有する。
電話制御部31は、呼制御機20との間で、規定される電話機能を実現するための処理を行う。例えば、この処理には、呼制御における信号を呼制御機20に送信するために、その信号を通信部32に出力する処理、及び、呼制御機20から受信して通信部32から入力された呼制御における信号に基づく処理などが含まれる。
通信部32は、子機30が有する無線通信機能を利用して、電話制御部31と、呼制御機20との間の通信を実現する。例えば、通信部32は、電話制御部31から入力された信号を呼制御機20に送信する。通信部32は、呼制御機20から受信した信号を電話制御部31に出力する。なお、子機30が据え置き型の機器である場合は、子機30は、通信部32が利用する通信機能として、無線通信機能に代えて有線通信機能を有していてもよい。
続いて、図5は、本発明の実施の形態に係る通話システム1の処理を示すフローチャートである。より具体的には、この処理は、通話中のSIP電話機10に対して子機30が発信してから、割込み着信が行われ、その通話が開始されるまでの動作を説明する。なお、この処理では、割込み着信を受けたSIP電話機10が通話を止め、割込み着信に対する通話を開始する場合における処理となる。
(1)想定
SIP電話機10AとSIP電話機10Bが通話を行っている状態であるものとする(S1)。この状態において、子機30Aから呼制御機20を介して、SIP電話機10Aに対し発信を試みるものとする。
(2)発信要求
子機30Aは、SIP電話機10Aに対する発信要求を、呼制御機20に行う(S2)。より具体的には、子機30Aの電話制御部31は、SIP電話機10Aに対する発信を要求する要求信号を、通信部32を介して呼制御機20に送信する。
(3)INVITE〜(6)ACK
子機30Aからの発信要求を受けた呼制御機20は、SIPサーバ2と直接通信できない子機30Aに代わってSIPサーバ2に対し、SIP電話機10Aへの発信を行う(S3)。より具体的には、呼制御機20の呼制御部21は、通信部26を介して要求信号を受信し、その内容を示す信号を主処理部23に出力する。主処理部23は、呼制御部21からの信号に応じて、SIP電話機10Aに対する発信を要求する信号をSIP制御部24に出力する。SIP制御部24は、主処理部23からの信号に応じて、SIPサーバ2との間で、通信部26を介してSIPシーケンスにおける信号の送受信を行う(S3〜S6)。
ステップS3〜S6の処理は、発信先が通話中である場合における一般的なSIPシーケンスとなるため、詳細な説明は省略する。概要として、呼制御機20のSIP制御部24が子機30Aからの要求信号に応じてINVITEをSIPサーバ2に送信し(S3)、SIPサーバ2のSIP制御部14が100Tryingを呼制御機20に送信し(S4)、発信先のSIP電話機10Aが通話中であるため、SIPサーバ2のSIP制御部14が486BusyHereを呼制御機20に送信し(S5)、呼制御機20のSIP制御部24がACKをSIPサーバ2に送信する(S6)。
(7)情報要求
呼制御機20は、子機30Aの発信先であるSIP電話機10Aが話中である場合(SIPサーバ2から486BusyHereを受信した場合)、割込み通知を行う際に、SIP電話機10Aに通知する情報をコンテンツサーバ4に対して要求する(S7)。より具体的には、呼制御機20のSIP制御部24は、486BusyHereを受信した場合にはACKの送信後に、SIP電話機10Aが話中であることを通知する信号を主処理部23に出力する。主処理部23は、SIP制御部24からの信号に応じて、コンテンツサーバ4からの子機30Aに関する情報の取得を要求する信号をコンテンツ制御部22に出力する。コンテンツ制御部22は、主処理部23からの信号に応じて、発信元の子機30Aに関する情報を要求する要求信号をコンテンツサーバ4に送信する。この際に、呼制御機20は、子機30Aを特定する特定情報(例えば、子機30Aの電話番号など)も要求信号に含めてコンテンツサーバ4に送信する。なお、特定情報は、例えば、ステップS2で子機30Aが要求信号に含めることで、呼制御機20が取得可能とする。
(8)返り値
コンテンツサーバ4は、呼制御機20から受信した要求信号に応じて、その要求信号に含まれる特定情報で特定される子機30Aに関する情報を含む応答信号を作成し、呼制御機20に対して返り値として送信する(S8)。この応答信号は、子機30Aに関する情報として、子機30Aに紐付けられている患者の情報が含まれる。言い換えると、この患者の情報は、子機30Aを使用する患者の情報が含まれる。より具体的には、コンテンツサーバ4は、全ての子機30A、30Bのそれぞれについて、子機30を示す特定情報と、その子機30に対応する患者の情報とを紐付けて保持している。これらの情報は、コンテンツサーバ4が有する記憶装置に格納される。記憶装置は、例えば、メモリ又はハードディスク等である。コンテンツサーバ4は、これらの情報を参照して、呼制御機20から受信した特定情報に対応する患者の情報を含めた応答信号を作成する。
(9)メッセージ送信
呼制御機20は、コンテンツサーバ4から受信した返り値における情報を付加して、SIP電話機10Aに対する割込み通知を要求するメッセージを作成し、SIP電話機10Aを宛先としてメッセージサーバ3に送信する(S9)。より具体的には、呼制御機20のコンテンツ制御部22は、通信部26を介してコンテンツサーバ4から返り値を受信し、その返り値における患者の情報を示す信号を主処理部23に出力する。主処理部23は、コンテンツ制御部22から入力された信号が示す患者の情報を含めたメッセージを作成し、そのメッセージを示す信号をメッセージ制御部25に出力する。メッセージ制御部25は、主処理部23から入力された信号が示すメッセージを、通信部26を介してメッセージサーバ3に送信する。
ここで、図6を参照して、メッセージのフォーマットの一例について説明する。メッセージのフォーマットとして、一般的に情報処理で使用される任意のフォーマットを利用してよい。図6では、メッセージとして、XML(Extensible Markup Language)フォーマットを利用した例について示している。メッセージは、「alertlebel」タグで囲まれた緊急度情報と、「message」タグで囲まれた付加情報とを含む。すなわち、コンテンツサーバ4から取得した患者の情報には、緊急度情報と付加情報が含まれる。「message」タグは、「text」タグと、「url」タグとを含む。ここでは、「url」タグは、一般的に情報の取得先を示す情報を囲むが、「text」タグのみに情報が囲まれている例について示している。緊急度情報は、例えば、図6に示すように、緊急度を示す。図6の例では、緊急度情報は、緊急度を整数で示され、その値が高くなるほど緊急度が高くなる。しかしながら、緊急度は、この例に限られず、他の形式で緊急度を分類してもよい。また、付加情報は、例えば、図6に示すように、ベッド番号、氏名、及び処置内容を示す。しかしながら、付加情報は、この例に限られず、患者に関する情報であれば、他の情報を示してもよい。
(10)メッセージ通知
メッセージサーバ3は、呼制御機20から受信したメッセージを、SIP電話機10Aに送信する(S10)。
(11)割込み通知
SIP電話機10Aは、呼制御機20からメッセージサーバ3を介してメッセージを受信すると、割込み通知を行う(S11)。より具体的には、SIP電話機10Aのメッセージ制御部15は、通信部16を介してメッセージを受信し、そのメッセージ含まれるメ「alertlebel」タグ内の内容と、「message」タグ内の内容(すなわち、緊急度情報及び付加情報の内容)を示す信号を主処理部13に出力する。主処理部13は、メッセージ制御部15から入力された信号が示す緊急度に対応する鳴動パターンでSIP電話機10Aを鳴動させ、その信号が示す付加情報の内容(緊急度を除く患者の情報)を含む割込み通知の画像をタッチパネルに表示する。
ここで、鳴動パターンは、図7に例示するように、予めSIP電話機10A、10Bのそれぞれに設定されている定義を使用する。すなわち、SIP電話機10A、10Bのそれぞれは、異なる緊急度のそれぞれについて、緊急度を示す緊急度情報と、その緊急度における着信音を示す着信音情報と、その緊急度におけるバイブレーションパターンを示すパターン情報とを関連付けて保持している。言い換えると、1つの緊急度の値に対し、1組の着信音とバイブレーションパターンがそれぞれ定義されている。これらの情報は、SIP電話機10A、10Bのそれぞれが有する記憶装置に格納されている。定義される着信音とバイブレーションパターンは、いずれもSIP電話機10A、10Bのそれぞれに設定済みのものを使用する。主処理部13は、これらの情報を参照して、メッセージ制御部15からの信号が示す緊急度に対応する着信音情報が示す着信音を鳴らし、その緊急度に対応するパターン情報が示すバイブレーションパターンでSIP電話機10を振動させる。
また、割込み通知は、図8に例示するように、メッセージ制御部15からの信号が示す付加情報の内容(緊急度を除く患者の情報)と、割込みに対して応答することを選択するための応答ボタンと、割込みを拒否することを選択するための拒否ボタンとが含まれる。この応答ボタンは、上述の応答ボタン11に相当する。
(12)割込み着信に応答、RTP接続を切断
SIP電話機10Aは、応答ボタン11が押下されると、通話中のSIP電話機10Bとの呼を切断する(S12)。より具体的には、SIP電話機10Aの入力検知部12は、応答ボタン11が押下された場合、応答ボタンの押下の検知を通知する信号を主処理部13に出力する。主処理部13は、入力検知部12からの信号に応じて、通話中のSIP電話機10Bとの呼の切断を要求する信号をSIP制御部14に出力する。SIP制御部14は、主処理部13からの信号に応じて、SIP電話機10Bとの呼を切断する。
(13)割込み受理通知
SIP電話機10Aは、通話中の呼の切断が完了すると、メッセージサーバ3を介して呼制御機20に対して割込み受理通知を行う(S12)。より具体的には、SIP電話機10Aの主処理部13は、割込み受理を通知するメッセージの送信を要求する信号をメッセージ制御部15に出力する。メッセージ制御部15は、主処理部13からの信号に応じて、割込み受理を通知するメッセージを、呼制御機20を宛先として通信部16を介してメッセージサーバ3に送信する。そして、SIP電話機10Aは、子機30Aについての再度の着信を待ち合わせる。
(14)受理通知
メッセージサーバ3は、SIP電話機10Aから受信したメッセージを呼制御機20に送信する(S14)。
(15)INVITE〜(21)ACK
呼制御機20は、SIP電話機10Aからの割込み受理通知に応じて、再度SIP電話機10Aに対して発信する(S13)。より具体的には、呼制御機20のメッセージ制御部25は、通信部26を介してメッセージを受信し、その内容を示す信号を主処理部23に出力する。主処理部23は、メッセージ制御部25からの信号に応じて、SIP電話機10Aに対する発信を要求する信号をSIP制御部24に出力する。SIP制御部24は、主処理部23からの信号に応じて、SIPサーバ2との間で、通信部26を介してSIPシーケンスにおける信号の送受信を行う(S15〜S21)。
ステップS15〜S21の処理は、発信先が話中でなく通話可能である場合における一般的なSIPシーケンスとなるため、詳細な説明は省略する。概要として、呼制御機20SIP制御部24がINVITEをSIPサーバ2に送信し(S15)、SIPサーバ2がINVITEをSIP電話機10Aに送信し(S16)、SIP電話機10AのSIP制御部14が180RingingをSIPサーバ2に送信し(S17)、SIPサーバ2が180Ringingを呼制御機20に送信する(S18)。そして、SIP電話機10Aにおいてその着信に応答がされた場合、SIP電話機10AのSIP制御部14が200OKをSIPサーバ2に送信し(S19)、SIPサーバ2が200OKを呼制御機20に送信し(S20)、呼制御機20のSIP制御部24がACKをSIP電話機10Aに送信する(S21)。
これにより、SIP電話機10Aと、呼制御機20との間でRTP接続が開始される。また、呼制御機20と子機30Aとの間でもRTP接続が開始される。すなわち、子機30AとSIP電話機10Aとの間で、音声データのRTP転送が行われ、子機30AとSIP電話機10Aとの間の通話が実施される。
なお、ステップS11の割込み通知に対して、拒否ボタンが押下された場合には、SIP電話機10Aは、通話中のSIP電話機10Bとの呼を切断せず、通話を継続する。
以上に説明したように、本実施の形態では、呼制御機20は、子機30からSIP電話機10に対して発信されたときに、SIP電話機10が他の電話機と通話中である場合、通話の割込みを通知するメッセージを、SIPサーバ2を介さずにメッセージサーバ3を介してSIP電話機10に送信する。そして、SIP電話機10は、呼制御機20からメッセージサーバ3を介して受信したメッセージに基づいて、割込みの通知を表示するようにしている。
これによれば、標準のSIPシーケンスを変更することなく、通話の割込み通知を実現することができる。その理由は、SIPの規則に縛られない異なる通信経路を使用することで相手に割込み通知をしているためのである。また、発信者の特別な操作を必要とすることなく、通話の割込み通知を実現することができる。例えば、発信者が割込みの特番を操作する必要がなくなる。その理由は、標準のSIPシーケンスでやりとりする信号(486BusyHere)をトリガとして動作するためである。
また、本実施の形態では、呼制御機20は、緊急度を示す緊急度情報をメッセージに含めて送信する。そして、SIP電話機10は、メッセージに含まれる緊急度情報が示す緊急度に対応する鳴動パターンで自身を鳴動させるようにしている。これによれば、SIP電話機10において通常の着信時と着信時の鳴動パターンに違いを出すことができ、SIP電話機10の使用者に割込みをより明示的に伝えることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
呼制御機20は、メッセージに割込みの発信元の子機30の電話番号も含めて送信し、SIP電話機10は、そのメッセージに含まれる電話番号を記憶することで、通話中の呼を切断した後に、子機30からの割込みの発信に対して(すなわち、発信元の電話番号が記憶した電話番号と一致する場合に)、自動で応答するようにしてもよい。また、SIP電話機10は、子機30からの割り込みでない発信に対しては(すなわち、発信元の電話番号が記憶した電話番号と一致しない場合には)、着信を自動で拒否してもよい。
より具体的には、ステップS9で、呼制御機20のメッセージ制御部25は、発信元の子機30の電話番号を示す電話番号情報もメッセージに含めて送信する。SIP電話機10のメッセージ制御部15は、ステップS12で、受信したメッセージに含まれる電話番号情報をSIP電話機10が有する記憶装置に記憶する。SIP電話機10のSIP制御部14は、ステップS16で、INVITEを受信したときに、そのINVITEが示す発信元の電話番号と、記憶装置に記憶した電話番号情報が示す電話番号とが一致するか否かを判定する。そして、SIP制御部14は、電話番号が一致した場合に、200OKを送信して、子機30との通話を許可する。
また、上述の説明では、子機30が呼制御機20を介してSIPシーケンスにおける制御を実現する例について説明したが、これに限られない。例えば、子機30において、呼制御機20が実行したSIPにおける呼制御、コンテンツサーバ4との通信、及びメッセージの送信を実現するようにしてもよい。すなわち、子機30も、SIP電話機10と同様の機能(SIPにおける呼制御及びメッセージの送受信)を有するSIP電話機であってもよい。
また、上述の説明では、SIP電話機10及び子機30の数がそれぞれ2つである例について説明したが、これに限られない。SIP電話機10及び子機30のそれぞれは、1つであってもよく、3つ以上であってもよく、異なる数であってもよい。
また、上述の説明では、SIP電話機10において割込み通知を表示する表示装置がタッチパネルである例について説明したが、これに限られない。SIP電話機10が有する表示装置は、使用者からの入力を受け付けない表示パネル(液晶パネル、又は有機ELパネル等)であってもよい。この場合、応答ボタン11及び拒否ボタンは、SIP電話機10が有する物理的なボタンとすればよい。
以上に説明した本実施の形態に係る通話システム1は、概略構成として、次に説明する通話システム9として捉えることもできる。図9を参照して、その通話システム9について説明する。
図9に示すように、通話システム9は、第1の通信機器91と、第2の通信機器92と、制御部93とを有する。第2の通信機器92は、第1の通信機器91との間でSIPサーバ94を介して通話が行われる。制御部93は、第1の通信機器91と第2の通信機器92との間の呼制御を行う。なお、制御部93は、第1の通信機器91の外部にあってもよく、第1の通信機器91が有していてもよい。第1の通信機器91は子機30に対応し、第2の通信機器92はSIP電話機10に対応し、制御部93は呼制御機20(又はその機能を子機30が有する場合には、子機30)に対応し、SIPサーバ94はSIPサーバ2に対応し、メッセージサーバ95はメッセージサーバ3に対応する。
制御部93は、第1の通信機器91から第2の通信機器92に対して発信されたときに、第2の通信機器92が他の通信機器と通話中である場合、通話の割込みを通知するメッセージを、SIPサーバ94を介さずにメッセージサーバ95を介して第2の通信機器92に送信する。第2の通信機器92は、制御部93からメッセージサーバ95を介して受信したメッセージに基づいて、割込みの通知を表示する。
なお、上述のコンピュータ(SIP電話機10、呼制御機20、及び子機30のそれぞれ)は、そのコンピュータが有するCPU(Central Processing Unit)によって、上述したそのコンピュータの機能を実現するプログラムを実行することで、上述の処理を実現してもよいことは言うまでもない。
また、そのプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1、9 通話システム
2、94 SIPサーバ
3、95 メッセージサーバ
4 コンテンツサーバ
5 IPネットワーク
10、10A、10B SIP電話機
11 応答ボタン
12 入力検知部
13 主処理部
14 SIP制御部
15 メッセージ制御部
16 通信部
20 呼制御機
21 呼制御部
22 コンテンツ制御部
23 主処理部
24 SIP制御部
25 メッセージ制御部
26 通信部
30、30A、30B 子機
31 電話制御部
32 通信部
91 第1の通信機器
92 第2の通信機器

Claims (9)

  1. 第1の通信機器と、
    前記第1の通信機器との間でSIPサーバを介して通話が行われる第2の通信機器と、
    前記第1の通信機器と前記第2の通信機器との間の呼制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1の通信機器から前記第2の通信機器に対して発信されたときに、前記第2の通信機器が他の通信機器と通話中である場合、通話の割込みを通知するメッセージを、前記SIPサーバを介さずにメッセージサーバを介して前記第2の通信機器に送信し、
    前記第2の通信機器は、前記制御部から前記メッセージサーバを介して受信したメッセージに基づいて、割込みの通知を表示する、
    通話システム。
  2. 前記制御部は、緊急度を示す緊急度情報を前記メッセージに含め、
    前記第2の通信機器は、前記メッセージに含まれる緊急度情報が示す緊急度に対応する鳴動パターンで自身を鳴動させる、
    請求項1に記載の通話システム。
  3. 前記通話システムは、さらに、前記第1の通信機器の使用者に関する内容を示す使用者情報が格納されるコンテンツサーバを備え、
    前記制御部は、前記コンテンツサーバから前記第1の通信機器の使用者情報を取得し、取得した使用者情報を前記メッセージに含め、
    前記第2の通信機器は、前記メッセージに含まれる使用者情報が示す内容を、前記割込みの通知に含める、
    請求項1又は2に記載の通話システム。
  4. 前記第1の通信機器は、ナースコール機器であり、
    前記使用者情報は、前記ナースコール機器を使用する患者の情報である、
    請求項3に記載の通話システム。
  5. 前記第2の通信機器は、前記通話の割込みの通知に応答するか否かを選択するボタンを有し、
    前記第2の通信機器は、前記第2の通信機器の使用者によって前記ボタンで前記前記通話の割込みへの応答が選択された場合、前記他の通信機器との通話を切断し、
    前記制御部は、前記第2の通信機器が前記他の通信機器との通話を切断した後に、前記SIPサーバを介して、前記第1の通信機器から前記第2の通信機器に対する発信を再度行う、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通話システム。
  6. 前記制御部は、前記第1の通信機器の電話番号を示す電話番号情報を前記メッセージに含め、
    前記第2の通信機器は、前記メッセージに含まれる電話番号情報を保持し、前記他の電話機との通話を切断した後に着信した際の発信元の電話番号と、前記保持した電話番号とが一致する場合に、その着信に自動的に応答する、
    請求項5に記載の通話システム。
  7. 前記通話システムは、複数の前記第1の通信機器を備え、
    前記制御部は、前記SIPサーバを介さずに、前記複数の第1の通信機器の間の呼制御を行う交換機に含まれる、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通話システム。
  8. 第1の通信機器と、前記第1の通信機器との間でSIPサーバを介して通話が行われる第2の通信機器との間の通話を制御する通話制御装置であって、
    前記第1の通信機器から前記第2の通信機器に対して発信されたときに、前記第2の通信機器が他の通信機器と通話中である場合、通話の割込みを通知するメッセージを、前記第2の通信機器において当該メッセージに基づいて割込みの通知を表示させるために、前記SIPサーバを介さずにメッセージサーバを介して前記第2の通信機器に送信する、
    通話制御装置。
  9. 第1の通信機器と、前記第1の通信機器との間でSIPサーバを介して通話が行われる第2の通信機器との間の通話を制御する通話制御方法であって、
    前記第1の通信機器から前記第2の通信機器に対して発信されたときに、前記第2の通信機器が他の通信機器と通話中である場合、通話の割込みを通知するメッセージを、前記第2の通信機器において当該メッセージに基づいて割込みの通知を表示させるために、前記SIPサーバを介さずにメッセージサーバを介して前記第2の通信機器に送信する、
    通話制御方法。
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