JP6476534B2 - 電磁弁 - Google Patents

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Description

本発明は、ブロック等に加工された取付穴に組付ける電磁弁に関する。
例えば、図3に示すように、従来例として電磁弁100全体のカートリッジ化を促進させ、かつ、ソレノイド101部分が極端に大型化することなく、流体の漏洩を防止するカートリッジ形の電磁弁100が知られている(特許文献1参照)。
電磁弁100は、スリーブ102に入力ポート123、124、出力ポート122及び排出ポート121が形成されていて、スプール103が該スリーブ102内を摺動自在に移動する。そして、スプール103に作用する流体圧力及びスプリング104、109の作用力の左右方向の和が小さくするようになっている。これにより、ソレノイド101が励磁してプランジャ111がスプール103を移動させるために出力する作用力も小さくてよいため、ソレノイド101部分を大型にする必要がない。
特許2970819号公報
しかし、電磁弁100の構成は、スプール103に作用する左右方向の力の和を小さくするために、スプール103にポペット部105が形成され、該ポペット部105がキャップ106に嵌合し、圧縮コイルスプリング104が該キャップ106及びストッパー107に係合して固定されて、該キャップ106を介して圧縮コイルスプリング104の作用力がスプール103に付勢されている。
さらに、スプール103内部に貫通孔112が形成され、該貫通孔112にポペット108及び該ポペット108をソレノイド101側に付勢する別の圧縮コイルスプリング109が具備されている。
これにより、流体の流路が複雑化し、さらに、部品数が増えてコストの増加につながっていた。また、部品数が増えることで、ソレノイド101に連結するスリーブ102部分が大型化するために、予め決められた寸法の取付穴に組付ける際に大幅な設計変更が余儀なくされる可能性があった。
本発明は係る課題を解決するためになされたもので、ソレノイド部分の出力性能に対して設計変更する必要なく従来と同等以上の性能を有しながら、スリーブ部分を小型化することで、ブロック等に加工された種々の取付穴に組付可能な電磁弁を提供することを目的とする。
前記の課題を解決するため請求項1記載の発明は、
励磁・非励磁されることによりプランジャがストッパに吸着・脱着されて該ストッパ内に摺動可能に収容されるロッドを摺動孔から出没させるソレノイドと、
前記ソレノイドに連結され入力ポート、出力ポート及び排出ポートが順次形成されたスリーブと、
前記スリーブ内に収容されてスプール弁に係合して該スプール弁が前記ソレノイド方向に付勢する作用力を付与する圧縮コイルスプリングと、
前記スリーブ内に摺動可能に収容され該スリーブとによって前記各ポート間を連通・遮断し前記圧縮コイルスプリングの作用力によって前記ソレノイド方向に付勢されているとともに前記ソレノイドの励磁による前記ロッドの突出により前記圧縮コイルスプリングの作用力に抗して反前記ソレノイド方向に移動せられ軸方向に貫通孔が形成された前記スプール弁と、
を備えた電磁弁において、
前記入力ポート、前記出力ポート及び前記排出ポートは前記ソレノイド側から反前記ソレノイド側に向かって前記スリーブに順次形成されており、かつ、前記入力ポート及び前記出力ポートが前記スリーブ外周面に複数個、前記排出ポートがスリーブ端面にそれぞれ形成されており、
前記スプール弁は第1のランド、第2のランド及びスプリング係合部を有し、
前記スリーブ内は前記スプール弁を介して油室、スプリング室、タンク油室が形成され、
前記第1のランドは前記入力ポートよりも前記ソレノイド側に位置し、前記第2のランドは前記入力ポートよりも反前記ソレノイド側に位置し、
該スリーブが前記ソレノイドに連結していることを特徴とする。
本発明によれば、入力ポート、出力ポート及び排出ポートがソレノイド側から反ソレノイド側に向かってスリーブに順次形成されて、かつ、入力ポート及び出力ポートがスリーブ外周面に複数個、排出ポートがスリーブ端面にそれぞれ形成されている。
また、スプール弁は第1のランド、第2のランド及びスプリング係合部が形成され、第1のランドは入力ポートよりソレノイド側に位置し、第2のランドは入力ポートより反ソレノイド側に位置している。
これにより、スリーブ内にスプール弁を介して油室、スプリング室、タンク油室が順次形成され、圧油の流路が簡素化されることで、スリーブ内の部品数が減らすことができるので、スリーブ部分の軸方向及び径方向が小型化され、すなわち、電磁弁が小型化される。よって、スリーブの内径をそのままに外径のみを調整することで種々の取付穴に収まることが可能となる。
請求項2記載の発明は、
前記スリーブ内は前記スプール弁を介して前記ソレノイド側から反前記ソレノイド側に向かって前記スプリング室、前記油室、前記タンク油室がそれぞれ形成され、
前記スプリング係合部は一端が前記スプリング室内で前記圧縮コイルスプリングに係合し、もう一端が前記ロッドに当接可能であり、
前記連結がネジ結合により締結されていることを特徴する請求項1に記載の電磁弁とした。
請求項2記載の発明によれば、
スプリング室内でスプリング係合部の一端が圧縮コイルスプリングに係合され、もう一端がロッドに当接されることで、スリーブ内の部品数が減らすことができるので、スリーブの軸方向及び径方向が小型化され、すなわち、電磁弁が小型化される。よって、スリーブ外径を調整することで種々の取付穴に収まることが可能となる。また、取付穴の寸法に合わせてスリーブの取付部及び取付穴にネジ加工を追加するのみで、種々の取付穴に組付けることができる。
請求項3記載の発明は、
前記スプリング係合部が前記スプール弁の反ソレノイド側端面に設けられ該スプリング係合部に形成された段部に前記圧縮コイルスプリングの一端が係合し、もう一端は前記タンク油室内に組みつけられたスナップリングに係合して前記スプリング室が前記タンク油室に設けられ、
前記ストッパは外側に鍔部が設けられ、さらに、内側に形成された段付孔に前記スリーブが嵌合されて前記摺動孔が該ストッパから該スリーブにかけて連続的に繋がっていることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁とした。
請求項3記載の発明によれば、
スプリング室がタンク油室に設けられ、さらに、ロッドの摺動孔がストッパ及びスリーブにかけて連続的に繋がって穿孔されて、ストッパの段付孔にスリーブが嵌合されている。
これにより、スリーブ内にスプール弁を介して油室、スプリング室、タンク油室が形成され、圧油の流路が簡素化されることで、スリーブ内の部品数が減らすことができるので、スリーブ部分の軸方向及び径方向が小型化され、すなわち、電磁弁が小型化される。よって、スリーブ外径のみを調整することで種々の取付穴に収まることが可能となる。
また、ストッパの外側に電磁弁取付用の鍔部を設けることで、例えば、ねじ込み式等の取付穴形式に合わせてスリーブの形状を変更する必要がなく、取付面にタップ穴を追加するのみで、種々の取付穴に組付けることができる。
本発明は、ソレノイド部分の出力性能に対して設計変更する必要なく従来と同等以上の性能を有しながら、スリーブ内にスプール弁を介して油室、スプリング室、タンク油室が形成され、圧油の流路が簡素化されることで、スリーブ内の部品数が減らすことができるので、スリーブ部分の軸方向及び径方向が小型化され、すなわち、電磁弁が小型化される。これにより、電磁弁の取付部分を調整するのみで、ブロック等に加工された種々の取付穴に組付可能な電磁弁を提供することができる。
本発明の第一の実施の形態に係る電磁弁の略縦断面図である。 本発明の第二の実施の形態に係る電磁弁の略縦断面図である。 従来例の電磁弁の略縦断面図である。
以下、本発明の電磁弁につき好適な実施の形態を挙げ、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、電磁弁10はソレノイド11と、該ソレノイド11に連結部30でネジ結合により締結される段付円筒形状のスリーブ12と、該スリーブ12内を摺動自在に移動する段付円柱形状のスプール弁13と、該スプール弁13に閉弁方向(ソレノイド11方向)に作用力を付勢する圧縮コイルスプリング14と、から構成されている。また、連結部30はネジ結合以外に圧入方式でも加締め方式でもよい。さらに、圧縮コイルスプリング14は、電磁弁10を小型化するために皿ばねを用いてもよい。
ソレノイド11は、通電されることで励磁するコイル18と、該コイル18が励磁することにより図1の左方向に変位するプランジャ17と、該プランジャ17が当接して図1の左方向に協動するロッド16と、該ロッド16が摺動する摺動孔60が穿設されて該プランジャ17の変位する範囲を制限するストッパ15と、を具備している。また、ストッパ15の外周に取付部46が形成されていて、該取付部46は(図示しない)取付穴に係合して電磁弁10は組付けられる。
スリーブ12は、ソレノイド11側から反ソレノイド11側に向かって入力ポート21、出力ポート22及び排出ポート23が順次形成されている。また、複数個の入力ポート21及び出力ポート22がスリーブ12の外周面24に軸方向に垂直に形成されている。また、排出ポート23がスリーブ12の端面25に軸方向に平行に形成されている。
さらに、スリーブ12内は、スプール弁13を介して、ソレノイド11側から反ソレノイド11側に向かってスプリング室27、油室26及びタンク油室28が順次形成されている。また、Oリング31a、31b、31cはスリーブ12及びストッパ15に取り付けられて、電磁弁10が取付穴に組付けられた際に外部への漏れ、各ポート間の漏れがないように仕切っている。
スプール弁13は、一端(反ソレノイド側)がスプリング室27内で圧縮コイルスプリング14に係合し、もう一端(ソレノイド側)がストッパ15及びロッド16に当接しているスプリング係合部41と、スリーブ12の内壁29を摺動自在にスプリング室27と油室26とを遮断する第1のランド42と、入力ポート21が出力ポート22に連通する際に出力ポート22とタンク油室28との連通を遮断する第2のランド43と、軸方向に形成された貫通孔37と、排出ポート23側に形成されてタンク油室28の内壁29に当接することにより該スプール弁13の中心と該スリーブ12の内径中心を同軸上に支持する複数の支持部45を有するガイド部44と、が形成されている。
電磁弁10は基本的には以上のように構成されており、次に動作について説明する。
コイル18が無通電の状態では、圧縮コイルスプリング14の作用力が作用して、スプール弁13はソレノイド11方向側に押し付けられている。これにより、入力ポート21と出力ポート22との連通は、第2のランド43が遮断している。また、出力ポート22は排出ポート23に連通している。
このとき、入力ポート21から油室26に流入した圧油がスプール弁13に作用するが、第1のランド42の受圧面積は第2のランド43の受圧面積に等しいので、スプール弁13の左右は同圧状態となっている。そのため、入力ポート21と出力ポート22とは圧縮コイルスプリング14の作用力により遮断されている。
コイル18が通電した場合は、プランジャ17がストッパ15に吸着することで、圧縮コイルスプリング14の作用力に抗して、プランジャ17によってロッド16が反ソレノイド方向に押されることでロッド16に当接するスプール弁13も反ソレノイド方向に押される。これにより、スプール弁13が移動して入力ポート21が出力ポート22に連通し、出力ポート22と排出ポート23との連通は遮断される。これにより、圧油は入力ポート21から油室26、出力ポート22を通って供給される。
再び、コイル18が無通電の状態になると、プランジャ17がストッパ15から離れ、ロッド16はスプール弁を介して圧縮コイルスプリング14の作用力によって、摺動孔60内に戻る。これにより、入力ポート21と出力ポート22との連通が遮断され、出力ポート22が排出ポート23に連通するので、供給された圧油は(図示しない)タンクに戻される。
次に、図2に示すように、電磁弁20はソレノイド11と、該ソレノイド11に連結部30で圧入により連結される段付円筒形状のスリーブ32と、該スリーブ32内を摺動自在に移動する段付円柱形状のスプール弁33と、該スプール弁33に閉弁方向(ソレノイド11方向)に作用力を付勢する圧縮コイルスプリング14と、から構成されている。また、連結部30は圧入方式だけでなく、ねじ込み方式でも加締め方式でもよい。さらに、圧縮コイルスプリング14は、電磁弁20を小型化するために皿ばねを用いてもよい。
ソレノイド11は、通電されることで励磁するコイル18と、該コイル18が励磁することにより左方向(図1の左方向)に変位するプランジャ17と、該プランジャ17が当接して左方向(図1の左方向)に協動するロッド16と、該ロッド16が摺動する摺動孔70が穿設されて該プランジャ17の変位する範囲を制限するストッパ35と、を具備している。また、ストッパ35の外周に鍔部50が設けられていて、該鍔部50に固定用ボルトが係合して、いわゆるフランジ構造により(図示しない)取付穴に電磁弁20は組付けられる。
スリーブ32は、ソレノイド11側から反ソレノイド11側に向かって入力ポート21、出力ポート22及び排出ポート23が順次形成されている。また、複数個の入力ポート21及び出力ポート22がスリーブ32の外周面24に軸方向に垂直に形成されている。また、排出ポート23がスリーブ32の端面25に軸方向に平行に形成されている。
さらに、スリーブ32内は、スプール弁33を介して、ソレノイド11側から反ソレノイド11側に向かって油室26及びタンク油室28(スプリング室27)が順次形成されている。また、Oリング31a、31b、31cはスリーブ32及びストッパ35に取り付けられて、電磁弁20が取付穴に組付けられた際に外部への漏れ、各ポート間の漏れがないように、Oリング31dは外部から電磁弁20内に水分が浸入しないように仕切っている。
また、ロッド16が摺動自在に移動する摺動孔70、49は圧入により連結されたストッパ35及びスリーブ32に連続的に繋がって形成されている。即ち、ストッパ35及びスリーブ32の軸方向にそれぞれに摺動孔が形成されて、さらに、ストッパ35に穿設された段付孔51にスリーブ32の一端が圧入され、連結部30で連結されて摺動孔70、49が形成されている。
スプール弁33は、内壁29を摺動自在に該スプール弁33の両端に形成された第1及び2のランド42、43と、軸方向に形成された貫通孔47と、第2のランド43の端面に設けられ圧縮コイルスプリング14が係合するスプリング係合部41を形成する段部48と、を有する。また、圧縮コイルスプリング14のもう一端は、スリーブ32内にスナップリング39が組付けられて、該スナップリング39に支持されている。
電磁弁20は基本的には以上のように構成されており、次に動作について説明する。
コイル18が無通電の状態では、圧縮コイルスプリング14の作用力が作用して、スプール弁33はソレノイド11方向側に押し付けられている。これにより、入力ポート21と出力ポート22との連通は、第2のランド43が遮断している。また、出力ポート22は排出ポート23に連通している。
このとき、入力ポート21から油室26に流入した圧油がスプール弁33に作用するが、第1のランド42及び第2のランド43の受圧面積は等しいので、スプール弁33の左右は同圧状態となっている。そのため、入力ポート21と出力ポート22とは圧縮コイルスプリング14の作用力により遮断されている。
コイル18が通電した場合は、プランジャ17がストッパ35に吸着することで、圧縮コイルスプリング14の作用力に抗して、プランジャ17によってロッド16が反ソレノイド方向に押されることでロッド16に当接するスプール弁33も反ソレノイド方向に押される。これにより、スプール弁33が移動して入力ポート21が出力ポート22に連通し、出力ポート22と排出ポート23との連通は遮断される。これにより、圧油は入力ポート21から油室26、出力ポート22を通って供給される。
再び、コイル18が無通電の状態になると、プランジャ17がストッパ15から離れ、ロッド16はスプール弁33を介して圧縮コイルスプリング14の作用力によって、摺動孔70、49内に戻る。これにより、入力ポート21と出力ポート22との連通が遮断され、出力ポート22が排出ポート23に連通するので、供給された圧油は(図示しない)タンクに戻される。
以上のように、電磁弁20を構成することにより、ブロック等に加工された取付穴に電磁弁20を組付けて使用する際に、ブロックと該ブロックに接する鍔部50の取付面52にフランジ固定ボルト用のタップ穴を追加するのみで種々の取付穴に対応することができる。これにより、連結部30の形状を同一にしておくのみで、ストッパ35の形状を変更することなく、スリーブ形状の自由度が制限されなくなる。例えば、電磁弁20に使用されるソレノイド11については、本発明により、他の電磁弁に使用されるソレノイドと共通化を図ることも可能になる。
また、連結部30に圧入することでスリーブ32の形状が変形してスプール弁33の摺動抵抗が大きくならないように、スリーブ32とスプール弁33との隙間を大きく設定することができるし、連結部30とスプール弁33の摺動範囲との距離を大きく設定することもできる。
10、20 電磁弁
11 ソレノイド
12、32 スリーブ
13、33 スプール弁
14 圧縮コイルスプリング
15、35 ストッパ
16 ロッド
17 プランジャ
21 入力ポート
22 出力ポート
23 排出ポート
24 外周面
25 端面
26 油室
27 スプリング室
28 タンク油室
30 連結部
37、47 貫通孔
41 スプリング係合部
42 第1のランド
43 第2のランド
49、60、70 摺動孔

Claims (3)

  1. 励磁・非励磁されることによりプランジャがストッパに吸着・脱着されて該ストッパ内に摺動可能に収容されるロッドを摺動孔から出没させるソレノイドと、
    前記ソレノイドに連結され入力ポート、出力ポート及び排出ポートが順次形成されたスリーブと、
    前記スリーブ内に収容されてスプール弁に係合して該スプール弁が前記ソレノイド方向に付勢する作用力を付与する圧縮コイルスプリングと、
    前記スリーブ内に摺動可能に収容され該スリーブとによって前記各ポート間を連通・遮断し前記圧縮コイルスプリングの作用力によって前記ソレノイド方向に付勢されているとともに前記ソレノイドの励磁による前記ロッドの突出により前記圧縮コイルスプリングの作用力に抗して反前記ソレノイド方向に移動せられ軸方向に貫通孔が形成された前記スプール弁と、
    を備えた電磁弁において、
    前記入力ポート、前記出力ポート及び前記排出ポートは前記ソレノイド側から反前記ソレノイド側に向かって前記スリーブに順次形成されており、かつ、前記入力ポート及び前記出力ポートが前記スリーブ外周面に複数個、前記排出ポートがスリーブ端面にそれぞれ形成されており、
    前記スプール弁は第1のランド、第2のランド及びスプリング係合部を有し、
    前記スリーブ内は前記スプール弁を介して油室、スプリング室、タンク油室が形成され、
    前記第1のランドは前記入力ポートよりも前記ソレノイド側に位置し、前記第2のランドは前記入力ポートよりも反前記ソレノイド側に位置し、
    該スリーブが前記ソレノイドに連結していることを特徴とする電磁弁。
  2. 前記スリーブ内は前記スプール弁を介して前記ソレノイド側から反前記ソレノイド側に向かって前記スプリング室、前記油室、前記タンク油室がそれぞれ形成され、
    前記スプリング係合部は一端が前記スプリング室内で前記圧縮コイルスプリングに係合し、もう一端が前記ロッドに当接可能であり、
    前記連結がネジ結合により締結されていることを特徴する請求項1に記載の電磁弁。
  3. 前記スプリング係合部が前記スプール弁の反ソレノイド側端面に設けられ該スプリング係合部に形成された段部に前記圧縮コイルスプリングの一端が係合し、もう一端は前記タンク油室内に組みつけられたスナップリングに係合して前記スプリング室が前記タンク油室に設けられ、
    前記ストッパは外側に鍔部が設けられ、さらに、内側に形成された段付孔に前記スリーブが嵌合されて前記摺動孔が該ストッパから該スリーブにかけて連続的に繋がっていることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
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