JP2017142696A - 二段比例減圧弁 - Google Patents

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圭一 石津
Keiichi Ishizu
圭一 石津
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【課題】2台の減圧弁を使用して行っていた高圧から低圧への二段減圧を1台の減圧弁で行えることができる二段減圧比例弁を提供。【解決手段】二段比例減圧弁8は、比例減圧弁部9と減圧弁部10よりなる。比例減圧弁部9はスリーブ27に摺動自在に嵌挿し電磁弁13と同軸上に配置され、タンクポート26に係合する大径部の断面積と、第一、第二の吐出ポート24,25間に形成され大径部の断面積よりも小さい小径部の断面積とを形成するスプール41とを有する。減圧弁部10は、スリーブ27に嵌挿した段付ピストン54の大径部56には小径孔部51に連通する油路57が形成されている。スリーブ27に螺着された栓58により、段付ピストン54の一端を液密に封止する。【選択図】図1

Description

本発明は建設機械や産業機械等に用いられる油圧比例減圧弁に関するもので、さらに詳細には油圧力を段階的に減圧する二段比例減圧弁に関するものである。
従来、この種の電磁比例減圧弁としてはコイルの出力を変化することで、二次圧力を設定することが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−324092号公報
しかしながら、特許文献1では、例えば図2に示すようにポンプ吐出圧力P1が比例減圧弁6の最高使用圧力P3より高い場合、減圧弁7によって比例減圧弁6の最高使用圧力P3以下に減圧することが可能であるが、この場合、油圧回路内(図示しない)で使用される減圧弁は比例減圧弁6、減圧弁7の2台になるので配管が増え、油圧装置が大きくなる等の欠点がある。
本発明は係る課題を解決するためになされたもので、従来、2台の減圧弁を使用して行っていた高圧から低圧への二段減圧を1台の減圧弁で行えることができる二段比例減圧弁を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための請求項1は、
電磁弁と、
前記電磁弁の軸芯方向に指向し該電磁弁に一体的に取り付けられた弁本体と、
前記弁本体に摺動自在に嵌挿され軸芯方向にドレーンポート、第一、第二の吐出ポート,及び入力ポートが間隔をおいて該軸芯方向に直交して形成されたスリーブと、
前記弁本体に装着され設定圧力を調整する比例減圧弁部と、
前記弁本体に装着され最高使用圧力以下まで減圧する減圧弁部と、
を備え、
前記比例減圧弁部は、
前記スリーブに摺動自在に嵌挿し前記電磁弁のブッシュピンに同軸上に配置され、前記ドレーンポートに係合する大径部の断面積と、前記第一、第二の吐出ポート間に形成された第一、第二の連通路に係合し前記大径部の断面積よりも小さい小径部の断面積を形成するスプールと、
前記スプールの端面に設けられ前記電磁弁の非励磁に該スプールを初期位置に戻す第一のばね部材と、
前記スプールの略軸芯に穿設され前記スリーブ内の油を前記ドレーンポートに排出する油路と、
前記大径部と前記小径部間に形成される軸部の端面に形成され前記第一の連通路に連通する導入部と、
を有し、
前記減圧弁部は
前記スプールの同軸上に設けられ前記スリーブに摺動自在に嵌挿し前記入力ポートに係合する大径部と、前記入力ポート、前記第一の吐出ポート間に設けられた前記第一の連通路に係合し前記大径部より小さい小径部と、により形成される段付ピストンと、
前記段付ピストンと前記スプールの端部に嵌挿したばね受けとの間に装着された第二のばね部材と、
を有し、
前記スプール、前記ばね受けの略軸芯には前記ブッシュピンに連通する第一の油路が形成され、
前記段付ピストンは前記入力ポート、前記第二の連通路に接続する第二の油路が形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、2台の減圧弁を用いて減圧していた減圧作業を1台の減圧弁で行えるので、配管が少なくなり配管作業が軽減されるのでコスト低減に繋がる。
本明の実施の形態に係る二段比例減圧弁の概略構造を示す略縦断面図である。 従来の油圧回路の概念を示す説明図である。
以下、本発明の二段比例減圧弁につき好適の実施の形態を挙げ、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係る二段比例減圧弁8の概略構造を示す説明図で、該二段比例減圧弁8は、比例減圧弁部9と減圧弁部10により構成されている。
先ず比例減圧弁部9の構成を説明する。
参照符号11はソレノイドコイル12を電磁比例ソレノイド13(電磁弁)に装着固定するコイルロックナットである。参照符号14、15は夫々、電磁比例ソレノイド13内にそれと同軸に装着され、ソレノイドコイル12に通電することにより磁力を発生する可動鉄芯と、前記可動鉄芯14が吸引されるよう動作する固定鉄芯である。
参照符号16は止めねじ17により可動鉄芯14に固定され該可動鉄芯14が固定鉄芯15に吸引されるとバイアススプリングである第一のばね部材18を押圧するよう作用するブッシュピンである。参照符号19は可動鉄芯14の移動のガイドとなるソレノイドガイドチューブ、参照符号20はブッシュピン16にその一端が当接可能とされ、回転して移動させることにより該ブッシュピン16の位置を調整ねじである。
参照符号22は電磁比例ソレノイド13の軸芯方向に指向し該電磁比例ソレノイド13に一体的に取り付けられた弁本体を示すもので、該弁本体22には電磁比例ソレノイド13の軸芯方向に入力ポート23、第一、第二の吐出ポート24,25及びドレーンポート26が間隔をおいて電磁比例ソレノイド13の軸芯方向に指向して形成されている。
参照符号27は弁本体22の内孔28に摺動自在に嵌挿された円筒形状のスリーブを示すもので、該スリーブ27には、軸芯方向に直交して連通路29乃至33が間隔を設けて形成されている。
この場合、連通路29は弁本体22の内孔28に形成された油溜り34に連通して入力ポート23に接続されている。さらに、第一の吐出ポート24は内孔28に形成された油溜り35により連通路30、31(第一の連通路)に接続されている。また、第二の吐出ポート25は内孔28に形成された油溜り36により連通路(第二の連通路)32に接続されている。さらにまた、ドレーンポート26は内孔28に形成された油溜り37を介して連通路33に接続されている。
スリーブ27の略軸芯には連通路32,33に連通する大径内孔38と、前記大径内孔38に接続した小径内孔39が形成されており、これらの大径内孔38,小径内孔39にはスプール41が摺動自在に嵌挿されている。
スプール41は大径部42が大径内孔38に摺動自在に嵌挿され、小径部43が小径内孔39に摺動自在に嵌挿されており、大径部42、小径部43が互いに対向する一端は長軸状の軸部44により連結されており、大径部42の他端(図1で左端)は軸部45が形成されている。なお、図1に示すようにスプール41の大径部42の断面積(A2)と小径部43の断面積(A1)との関係は、A2>A1にある。
また、スプール41の略軸芯には油路(第一の油路)57が形成されており、該油路57を介して小径部43が開口端部47に連通している。よって、小径内孔39は油路57を経て開口端部47に連通している。開口端部47はドレーンポート26に連通している。
また、スプール41の軸部45の端部(図1で左端)にはばね受け46が取着されている。開口端部47(図1左端)にはばね部材(第一のばね部材)18が収納されており、該ばね部材18は一端(図1で左端)がばね受け46に支持され、他端が開口端部47の奥部(図1で右端)に係止されている。さらに、スリーブ27の小径内孔39の端部(図1で右端)にはばね受け49が嵌挿されている。
なお、ばね受け49の略軸心には、小径内孔39に連通する細孔57a(第一の油路)が穿設されている。
大径部42と径部43間に形成される軸部44の端面(図1で右端)には連通路31に連通する半径状の切り欠き導入部(導入部)62が形成されている。
次に減圧弁部10の構成について説明する。
スリーブ27に形成される小径内孔39の端部(図1で右端)は、段付内孔50に連通している。段付内孔50は連通路30に係合する小径孔部51と、連通路29に係合しかつ小径孔部51に連通する大径孔部52と、大径孔部52に連通する中径孔部53により形成されており、小径孔部51及び中径孔部53には段付ピストン54が摺動自在に嵌挿されている。
段付ピストン54は小径部55が小径孔部51に摺動自在に嵌挿され、大径部56が中径孔部53に摺動自在に嵌挿されており、小径部55、大径部56はロッド56aにより一体に形成されている。
大径部56には小径孔部51に連通する油路(第二の油路)59がロッド56aの軸芯方向に穿設されている。参照符号58はスリーブ27に螺着された栓を示すもので、段付内孔50の一端を液密に封止する。なお、大径孔部52は連通路29に係合する油溜りの機能を有する。また、段付ピストン54の略軸芯に穿設された内孔60には、ばね部材(第二のばね部材)61が装着されており、該ばね部材61の一端(図1で右端)が内孔60の奥部(図1で内孔60の右端)に支持され、他端(図1で左端)がばね受け49に係合している。
本発明の実施の形態に係る二段比例減圧弁8は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に動作ならびに作用効果について説明する。
図1は電磁比例ソレノイド13が非励磁の状態を示している。よって、スプール41は第一のばね部材18の弾発力により図1で左行する。このため、スプール41の小径部43が連通路31と遮断され、該小径部43の一端(図1で左端)に隣接して軸部44の端部に形成された導入部62が連通路31と遮断している。
この場合、段付ピストン54はばね部材61の弾発力により図1で右方に押し圧されているので、入力ポート23に供給されている圧力源(図示しない)の圧油は連通路29より段付ピストン54に形成された油路59、小径孔部51、連通路30、油溜り35に達している。同時に入力ポート23の圧油は油路59より段付ピストン54の大径部56の端面(図1で右端)に作用して該段付ピストン54がばね部材61の弾発力に抗して前進(図1で左行)し、小径孔部51と大径孔部52との連通を遮断している。
なお、図1に示す減圧弁部10の設定圧力、例えばP1は段付ピストン54を変位させて調整している。すなわち、ばね部材61の弾発力が大きくすると設定圧力P2は増大し、ばね部材61の弾発力を小さくすると設定圧力はP2に減少する(図2参照)。
電磁比例ソレノイド13が励磁するとブッシュピン16は図1で前進(図1で右行)してスプール41に協動して、該スプール41に形成された小径部43が右行して軸部44の端部に形成された切り欠き導入部62が連通路31を介して第二の吐出ポート25に連通するので、減圧弁部10による設定圧力P3が第二の吐出ポート25に流入る。
次いで、スプール41は大径部42と小径部43との面積差より図1で左行し連通路31は第二の吐出ポート25の連通が遮断される。
さらに、比例減圧弁部9においてはスプール41の大径部42の断面積A2と小径部43の断面積A1との断面積差F=(A2−A1)P3に作用する押し圧力が電磁比例ソレノイド13の吸引力が該面積差Fに作用した圧力より大きくなると、スプール41は左行する。
8 二段比例減圧弁 9 比例減圧弁部
10 減圧弁部 11 コイルロックナット
12 ソレノイドコイル 13 電磁比例ソレノイド
14 可動鉄芯 15 固定鉄芯
16 ブッシュピン 18、48、61 ばね部材
19 ガイドチューブ 22 弁本体
24〜26 ポート 27 スリーブ
28 内孔 29〜33 連通路
34〜37 油溜り 38 大径内孔
39、40 小径内孔 41 スプール
42,56 大径部 43、55 小径部
44,45 軸部 46、49 ばね受け
47 開口端部 50 段付内孔部
51 小径孔部 52 大径孔部
53 中径孔部 54 段付シリンダ
55 小径部 56 大径部
57、59 油路 58 栓
60 内穴 62 導入部

Claims (1)

  1. 電磁弁と、
    前記電磁弁の軸芯方向に指向し該電磁弁に一体的に取り付けられた弁本体と、
    前記弁本体に摺動自在に嵌挿され軸芯方向にドレーンポート、第1、第2の吐出ポート及び入力ポートが間隔をおいて該軸芯方向と直交して形成されたスリーブと、
    前記弁本体に装着され設定圧力を調整する比例減圧弁部と、
    前記弁本体に装着され最高使用圧力以下まで減圧する減圧弁部と、
    を備え、
    前記比例減圧弁部は、
    前記スリーブに摺動自在に嵌挿し前記電磁弁のブッシュピンに同軸上に配置され、前記ドレーンポートに係合する大径部の断面積と、前記第一、第二の吐出ポート間に形成された第一の連通路に係合し前記大径部の断面積よりも小さい小径部の断面積とを形成する第一のスプールと、
    前記第一のスプールの端面に設けられ前記電磁弁の非励磁に該第一のスプールを初期位置に戻す第一のばね部材と、
    前記スプールの略軸芯に穿設され前記スリーブ内の油を前記ドレーンポートに排出する油路と、
    前記大径部と前記小径部間に形成される軸部の端面に形成され前記第一の連通路に連通する導入部と、
    を有し、
    前記減圧弁部は
    前記スプールの同軸上に設けられ前記スリーブに摺動自在に嵌挿し前記入力ポートに係合する大径部と、前記入力ポート、前記第一の吐出ポート間に設けられた第一の連通路に係合し前記大径部よりも小さい小径部により形成する段付ピストンと、
    前記段付ピストンと前記スプールの端部に嵌挿したばね受けとの間に装着された第二のばね部材と、
    を有し、
    前記第一のスプール、前記ばね受けの略軸芯には前記ブッシュピンに連通する第一の油路が形成され、
    前記段付ピストンは前記入力ポート、前記第二の連通路に接続する第二の油路が形成されたことを特徴とする二段比例減圧弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110017399A (zh) * 2019-03-21 2019-07-16 广东顶尖管业科技有限公司 防漏水角阀
RU192204U1 (ru) * 2019-02-20 2019-09-06 Общество с ограниченной ответственностью "Производственная компания "Промтрактор" (ООО "ПК "Промтрактор") Клапан для управления давлением в гидравлических устройствах

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