JP6475459B2 - Oリング取付装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ワーク内周面に形成されたOリング用溝にOリングを取り付けるためのOリング取付装置、同装置を備えた多関節型ロボット、および同装置を用いたOリング取付方法に関する。
環状のワークなどの内周面に形成されたOリング用溝にOリングを取り付ける作業は、一般的に作業員による手作業で行われている。
Oリング用溝に手作業でOリングを取り付ける場合、作業員は、まず初めにOリングの一部をOリング用溝に指先で押し込み、続いて周方向に沿って少しずつOリングをOリング用溝に押し込んで、最後に周方向の全体を調えるようにする必要がある。
このように作業員によるOリングの取付け作業は、非常に手間がかかるものである。
これに対して、Oリング用溝にOリングを自動的に取り付けるための装置が提案されている(特許文献1等)。
特開2010−76037号公報
しかしながら、従来提案のOリング取付装置は、その適用可能な範囲が極めて限られており、汎用性に欠けるという問題がある。例えば、特許文献1に記載の装置においては、ワークの下にモーターやシリンダーを設置するなど、大掛かりな装置であるため、比較的寸法の大きなOリングでないと装置の適用が難しい。
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、Oリングの寸法などによる制約を受けることなく、広い範囲で適用可能なOリング取付装置、同装置を備えた多関節型ロボット、および同装置を用いたOリング取付方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、ワーク内周面に形成されたOリング用溝にOリングを取り付けるためのOリング取付装置であって、前記Oリングをその内側から少なくとも3つの支持点において支持可能なOリング支持手段と、前記少なくとも3つの支持点のうちの2つの支持点の間に前記Oリングをその外側から押し込むためのOリング押込み手段と、前記Oリング押込み手段による前記Oリングの押込み状態を解除するための押込み状態解除手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記少なくとも3つの支持点は、外力が加えられていない自然状態にある前記Oリングの内側に、前記Oリングの内周部から離間して配置可能であり、前記Oリング押込み手段によって前記Oリングを押し込むことにより、前記Oリングの内周部が前記少なくとも3つの支持点に当接される、ことを特徴とする。
本発明の第3の態様は、第1または第2の態様において、前記Oリング押込み手段は、前記Oリングの外周部に当接されて前記支持点同士の間に前記Oリングをその外側から押し込む押圧部材を有し、前記押込み状態解除手段は、前記Oリングを押し込んだ状態にある前記押圧部材を、その押込み方向に交差する方向に移動させて前記Oリングの押込み状態を解除する、ことを特徴とする。
本発明の第4の態様は、第1乃至第3のいずれかの態様において、前記Oリング支持手段は、前記2つの支持点同士の間隔を拡げて前記ワーク内周面の方向に前記2つの支持点を移動させる機能を有する、ことを特徴とする。
本発明の第5の態様は、第1乃至第4のいずれかの態様において、前記Oリング押込み手段は、前記Oリングの半径方向に沿った押込み方向を有し、前記少なくとも3つの支持点は、前記Oリングの中心軸線と前記押込み方向の仮想線とを含む仮想平面に関して対象に配置されている、ことを特徴とする。
本発明の第6の態様は、第5の態様において、前記2つの支持点は、前記仮想平面に関して対象に配置されており、前記少なくとも3つの支持点は、前記2つの支持点と、前記基準面に対応する位置にある1つの支持点と、を含む、ことを特徴とする。
本発明の第7の態様は、第6の態様において、前記1つの支持点に隣接して、前記基準面の両側に各支持点が配置されている、ことを特徴とする。
本発明の第8の態様は、第1乃至第7のいずれかの態様において、前記支持点は、前記支持点を含む支持面によって形成されている、ことを特徴とする。
本発明の第9の態様は、前記Oリング支持手段の前記少なくとも3つの支持点のうちの少なくとも1つは、前記Oリング押込み手段によって押し込まれた前記Oリングを案内するテーパ面に含まれており、前記テーパ面に隣接して、前記Oリングを位置決めする張出し部が形成されている、ことを特徴とする。
本発明の第10の態様は、第1乃至第9のいずれかの態様において、前記Oリング押込み手段によって押し込まれた状態にある前記Oリングを前記ワーク内周面の内側に挿入して前記Oリングを前記Oリング用溝に対応する位置に位置決めするためのOリング位置決め手段をさらに備えた、ことを特徴とする。
本発明の第11の態様は、第10の態様によるOリング取付装置を備えた多関節型ロボットであって、前記Oリング位置決め手段は、前記多関節型ロボットのアームを有する、ことを特徴とする。
本発明の第12の態様は、第1乃至第10のいずれかの態様によるOリング取付装置を用いて前記ワーク内周面に形成された前記Oリング用溝に前記Oリングを取り付けるOリング取付方法であって、前記Oリング支持手段を前記Oリングの内側に挿入する挿入工程と、前記Oリング押込み手段によって前記2つの支持点の間に前記Oリングをその外側から押し込む押込み工程と、前記Oリング押込み手段によって押し込まれた状態にある前記Oリングを前記ワーク内周面の内側に挿入して前記Oリングを前記Oリング用溝に対応する位置に位置決めする位置決め工程と、前記押込み状態解除手段によって前記Oリング押込み手段による前記Oリングの押込み状態を解除して、前記Oリングをその弾性により前記Oリング用溝に嵌入する解除嵌入工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第13の態様は、第4の態様によるOリング取付装置を用いて前記ワーク内周面に形成された前記Oリング用溝に前記Oリングを取り付けるOリング取付方法であって、前記Oリング支持手段を前記Oリングの内側に挿入する挿入工程と、前記Oリング押込み手段によって前記2つの支持点の間に前記Oリングをその外側から押し込む押込み工程と、前記Oリング押込み手段によって押し込まれた状態にある前記Oリングを前記ワーク内周面の内側に挿入して前記Oリングを前記Oリング用溝に対応する位置に位置決めする位置決め工程と、前記2つの支持点を前記ワーク内周面の方向に移動させて前記Oリングの一部を前記Oリング用溝の中に嵌入する予備嵌入工程と、前記押込み状態解除手段によって前記Oリング押込み手段による前記Oリングの押込み状態を解除して、前記Oリングをその弾性により前記Oリング用溝に嵌入する解除嵌入工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第14の態様は、第13の態様において、前記解除嵌入工程の後、前記2つの支持点を前記ワーク内周面に沿って移動させ、前記Oリングを前記Oリング用溝の底部に向けて押し付ける、ことを特徴とする。
本発明の第15の態様は、第12乃至第14のいずれかの態様において、前記位置決め工程は、前記Oリング支持手段が装着された多関節型ロボットのアームの動作によって行われる、ことを特徴とする。
本発明によれば、Oリングの寸法などによる制約を受けることなく、広い範囲で適用可能なOリング取付装置、同装置を備えた多関節型ロボット、および同装置を用いたOリング取付方法を提供することができる。
本発明の一実施形態によるOリング取付装置を備えた多関節型ロボットを示した斜視図。 本発明の一実施形態によるOリング取付装置を示した斜視図。 図2に示したOリング取付装置の先端側プレートを示した平面図。 図2に示したOリング取付装置におけるOリング取り扱い部分を拡大して示した図であり、(a)は(b)のA−A線断面図。 図2に示したOリング取付装置によるOリング取付動作を説明するための模式図であり、(a)は上から見た部分断面図、(b)は横から見た部分断面図。 図2に示したOリング取付装置によるOリング取付動作を説明するための模式図であり、(a)は上から見た部分断面図、(b)は横から見た部分断面図。 図2に示したOリング取付装置によるOリング取付動作を説明するための模式図であり、(a)は上から見た部分断面図、(b)は横から見た部分断面図。 図2に示したOリング取付装置によるOリング取付動作を説明するための模式図であり、(a)は上から見た部分断面図、(b)は横から見た部分断面図。 図2に示したOリング取付装置によるOリング取付動作を説明するための模式図であり、(a)は上から見た部分断面図、(b)は横から見た部分断面図。 図2に示したOリング取付装置によるOリング取付動作を説明するための模式図であり、(a)は上から見た部分断面図、(b)は横から見た部分断面図。 図2に示したOリング取付装置によるOリング取付動作を説明するための模式図であり、(a)は上から見た部分断面図、(b)は横から見た部分断面図。 図2に示したOリング取付装置によるOリング取付動作を説明するための模式図であり、(a)は上から見た部分断面図、(b)は横から見た部分断面図。 図2に示したOリング取付装置によるOリング取付動作を説明するための模式図であり、(a)、(b)、(c)の順に回転位置が変化する状態を示した図。 図2に示したOリング取付装置によるOリング取付動作を説明するための模式図であり、(a)は上から見た部分断面図、(b)は横から見た部分断面図。 図2に示したOリング取付装置によるOリング取付動作を説明するための模式図であり、(a)は上から見た部分断面図、(b)は横から見た部分断面図。 図2に示したOリング取付装置の一変形例を示した図であり、(a)は上から見た部分断面図、(b)は横から見た部分断面図。 図2に示したOリング取付装置の他の変形例を示した図であり、(a)は上から見た部分断面図、(b)は横から見た部分断面図。 図2に示したOリング取付装置の他の変形例を示した図であり、(a)は上から見た部分断面図、(b)は横から見た部分断面図。 本発明の他の実施形態によるOリング取付装置を示した図。
以下、本発明の一実施形態によるOリング取付装置を備えた多関節ロボットについて、図面を参照して説明する。本実施形態によるOリング取付装置は、環状のワークの内周面に形成されたOリング用溝にOリングを取り付けるためのものである。
図1に示したように、本実施形態によるOリング取付装置1は、多関節型ロボット2のアーム3の先端の手首軸4に装着されている。ロボットアーム3を駆動することにより、Oリング取付装置1を所望の位置に移動させることができる。ロボットアーム3の手首軸4は、回転軸線L周りに回転可能であり、手首軸4と一体にOリング取付装置1を回転軸線L周りに回転させることができる。
図2に示したようにOリング取付装置1は、互いに離間して配置された上部プレート5および下部プレート6を備えている。上部プレート5の下面周縁部と下部プレート6の上面周縁部とが、板状の連結部材7を介して接続されている。上部プレート5、下部プレート6、および連結部材7によって、その内側に収容空間が形成されたフレーム体8が形成されている。上部プレート5の上面には取付プレート9が固定して設けられており、取付プレート9の上面がロボットアーム3の手首軸4に装着されている。
図2に示したように下部プレート6の下面には、4本の支柱部材10を介して先端側プレート11が固定して設けられている。図3に示したように、先端側プレート11には、その前縁部の中央から後方に向けて、先端側プレート11の中心Cを通って前後方向Xに延在する切欠部12が形成されている。切欠部12の左右両側には、左右方向Yに長い楕円状の各貫通孔13が形成されている。先端側プレート11の中心Cは、ロボットアーム3の手首軸4の回転軸線Lに一致している。
先端側プレート11の切欠部12には、上下方向に延在するOリング押圧部材14が挿通されている。先端側プレート11の各貫通孔13には、上下方向に延在する棒状の各可動支持部材15が挿通されている。可動支持部材15は、ワークに取り付けるOリングを支持するための部材である。Oリング押圧部材14は、前後方向Xに沿って切欠部12の中を前後に移動可能である。可動支持部材15は、左右方向Yに沿って貫通孔13の中を左右に移動可能である。
図2に示したように、先端側プレート11の下面には、略円柱状の円柱部材16が固定して設けられている。先端側プレート11の中心Cと円柱部材16の中心は一致している。図4に示したように、円柱部材16には、先端側プレート11の切欠部12に対応して、前後方向に延在する切欠部17が形成されている。また、円柱部材16には、先端側プレート11の各貫通孔13に対応して、左右方向に延在する各切欠部18が形成されている。
図4に示したように、円柱部材16の前後方向Xの切欠部17には、Oリング押圧部材14が挿通可能である。円柱部材16の左右方向の各切欠部18には、各可動支持部材15が挿通されている。図4(a)に示したように、Oリング押圧部材14は、最も外側の位置において、円柱部材16の前後方向Xの切欠部17から完全に抜け出している。可動支持部材15は、最も外側の位置において、円柱部材16の左右方向の切欠部18からその一部が突出している。
図4に示したように、円柱部材16の下面には、3本の棒状の固定支持部材19を介して円形プレート20が固定して設けられている。円形プレート20の中心は、円柱部材1の中心Cに一致している。円形プレート20は、Oリングを取り付けるワークの内周面の内側に挿入可能な直径を有している。
固定支持部材19は、ワークに取り付けるOリングを支持するための部材である。図4(a)に示したように、3本の固定支持部材19のうち、中央の固定支持部材19は、円柱部材16の中心Cを通る前後方向Xの仮想線上に配置されている。他の2本の固定支持部材19は、該仮想線を含み左右方向Yに垂直な仮想平面に関して左右対称に配置されている。中央の固定支持部材19は、左右一対の固定支持部材19を通る左右方向Yの仮想線に関して半径方向外側寄りに位置している。
図2に示したように、Oリング押圧部材14の上端は、取付片21を介して昇降プレート22に固定して設けられている。昇降プレート22は、昇降用シリンダー23のピストン24の先端に固定して設けられている。昇降用シリンダー23を駆動してそのピストン24を進退動作させることにより、昇降プレート22と共にOリング押圧部材14を昇降動作させることができる。
昇降用シリンダー23は、取付片25を介してスライド部材26に固定して設けられている。スライド部材26は、スライド用シリンダー27によって前後方向Xに移動可能である。スライド用シリンダー27を駆動してスライド部材26をスライド動作させることにより、昇降用シリンダー23と共にOリング押圧部材14を前後動作させることができる。
各可動支持部材15の上端は、各取付片28を介して各開閉部材29に固定して設けられている。各開閉部材29は、開閉用シリンダー30の各出力軸31に固定して設けられている。開閉用シリンダー30は、下部プレート6の下面に固定して設けられている。開閉用シリンダー30を駆動して左右一対の開閉部材29同士の間隔を拡大または縮小することにより、左右一対の可動支持部材15の間隔を拡大または縮小することができる。
昇降用シリンダー23、スライド用シリンダー27、および開閉用シリンダー30は、多関節型ロボット2のコントローラによって駆動制御することができる。なお、昇降用シリンダー23、スライド用シリンダー27、および開閉用シリンダー30は、例えばエアシリンダーで構成することができるが、それらのすべて又は一部を、サーボモーターに代えることもできる。
上述した2本の可動支持部材15および3本の固定支持部材19は、Oリングを、その内側から、少なくとも3つ(本例では5つ)の支持点において支持可能なOリング支持手段を構成する。
2本の可動支持部材15および3本の固定支持部材19によって形成される5つの支持点は、円柱部材16の中心Cに略一致するOリングの中心軸線と押込み方向の仮想線とを含む仮想平面に関して対称に配置されている。2本の可動支持部材15によって形成される2つの支持点は、該仮想平面に関して対称に配置されている。本例における5つの支持点は、外力が加えられていない自然状態にあるOリングの内側に、Oリングの内周部から離間して配置可能である。
上述したOリング押圧部材14およびスライド用シリンダー27は、Oリング支持手段の少なくとも3つの支持点のうちの2つの支持点の間にOリングをその外側から押し込むためのOリング押込み手段を構成する。
上述した昇降用シリンダー23は、Oリング押込み手段によるOリングの押込み状態を解除するための押込み状態解除手段を構成する。
上述したロボットアーム3は、Oリング押込み手段によって押し込まれた状態にあるOリングをワーク内周面の内側に挿入してOリングをOリング用溝に対応する位置に位置決めするためのOリング位置決め手段を構成する。
次に、本実施形態によるOリング取付装置1を備えた多関節型ロボット2を用いて、環状のワークの内周面に形成されたOリング用溝にOリングを取り付ける方法について、図面を参照して説明する。
図5は、環状のOリング載置台Tの上面に、Oリング載置台Tと同心状にOリングRを載置した状態を示している。なお、図5においては、円形プレート20を省略している(図6乃至図12、図14乃至図16も同様)。
ロボットアーム3を操作して、図5に示したようにOリング取付装置1のOリング支持手段(可動支持部材15および固定支持部材19)およびOリング押込み手段(Oリング押圧部材14)をOリング載置台T上のOリングRの上方に配置する。より具体的には、2本の可動支持部材15および3本の支持部材19がOリングRの内側領域の上方に位置すると共に、Oリング押圧部材14がOリングRの外側領域にてOリング載置台Tの上方に位置するようにロボットアーム3を操作する。このとき、2本の可動支持部材15は、それらの離間距離を縮めた状態(接近状態)にある。
図5に示した状態から、ロボットアーム3を駆動してOリング取付装置1を降下させ、図6に示したように、Oリング押圧部材14の先端部がOリング載置台Tの表面に接触する直前で降下動作を停止する(挿入工程)。これにより、Oリング押圧部材14の先端部がOリングRの外周部近傍に配置されると共に、各可動支持部材15および各固定支持部材19の各先端部がOリングRの内側に配置される。
図6に示した状態から、スライド用シリンダー27を駆動してOリング押圧部材14をOリングRの中心に向けて移動させる(押込み工程)。これにより、Oリング押圧部材14がOリングRの外周部に当接され、図7に示したように2本の可動支持部材15の間にOリングRの一部が押し込まれる。
ここで、Oリング押圧部14材は、OリングRの外周面を外側から押し込むように構成されているので、OリングRを押し込むためにOリングRを挟持するなどの動作は不要である。このため、OリングRの表面にグリースなどが塗布されて滑りやすくなっている場合でも、OリングRの押込み動作を支障なく行なうことができる。
Oリング押圧部材14によってOリングRの一部を2つの可動支持部材15の間に押し込むことにより、図7に示したようにOリングRの内周部が各可動支持部材15および各固定支持部材19に当接される。押込み状態にあるOリングRは、Oリング押圧部材14、各可動支持部材15、および各固定支持部材19に当接され、そこで保持される。
図7に示した状態から、ロボットアーム3を駆動してOリング取付装置1を上方に引き上げ、図8に示したようにOリング載置台T上からOリングRを引き上げる。続いて、ロボットアーム3を駆動してOリング取付装置1をワークW側に移送し、図9に示したようにワークWの上方OリングRを移送する。
ワークWの内周面Waには、Oリング用溝Wbが形成されている。OリングRの外径は、ワーク内周面Waの直径よりも大きい寸法に設定されている。
図9から分かるように、押込み状態にあるOリングRは、その全体がワークWの内周面Waの内側領域の中に概ね収まる形体となっている。なお、OリングRの全体がワークWの内周面Waの内側領域の中に完全に収まる必要はなく、OリングRの一部が多少はみ出していても良い。
本実施形態においては、可動支持部材15で支持される部分と反対側の部分のOリングRを、3本の固定支持部材19を用いて幅広く支持するようにしたので、押込み状態におけるOリングRの形体を、ワークWの内周面Waの内側領域の中に概ね収まるように最適化することができる。
図9に示した状態から、ロボットアーム3を駆動してOリング取付装置1を降下させ、押込み状態にあるOリングRをワークWの内周面Waの内側に挿入し、図10に示したように、OリングRをOリング用溝Wbに対応する位置に位置決めする(位置決め工程)。
図10に示した状態から、開閉用シリンダー30を駆動して、図11に示したように、接近状態にある2つの可動保持部材15の間隔を拡げて離間状態にする。これにより、各可動保持部材15がワーク内周面Waに近接した状態になると共に、可動保持部材15で支持された部分のOリングRが、Oリング用溝Wbの中に嵌入される(予備嵌入工程)。
図11に示した状態から、昇降用シリンダー23を駆動してOリング押圧部材14を引き上げて、OリングRに対するOリング押圧部材14の係合状態を解除する。これにより、OリングRの押込み状態が解除される。押込み状態が解除されたOリングRは、それ自身の弾性によって、外力が加えられていない自然状態の時の形状に復帰しようとする。その結果、図12に示したように、Oリング用溝Wbの中にOリングRが概ね嵌まり込む(解除嵌入工程)。
なお、本実施形態においては、Oリング押圧部材14を、押込み方向に直交する方向に引き上げるようにしているが、解除嵌入工程におけるOリング押圧部材14の移動方向はこの方向には限られず、押込み方向に交差する方向にOリング押圧部材14を移動させてOリングRの押込み状態を解除できれば良い。
図12に示した状態から、ロボットアーム3の手首軸4を回転駆動して、Oリング取付装置1を回転させる。これにより、図13に示したように、2つの可動支持部材15がワーク内周面Waに沿って移動し、これに伴ってOリングRがOリング用溝Wbの底部に向けて押し付けられる。その結果、OリングRが、その全周にわたってOリング用溝Wbの中に十分に嵌入される。
Oリング用溝WbへのOリングRの嵌入動作が完了したら、開閉用シリンダー30を駆動して、図14に示したように2つの可動支持部材15を離間状態から近接状態に切り換える。続いて、ロボットアーム3を駆動してOリング取付装置1を上昇させ、図15に示したように可動保持部材15および固定保持部材19をワークWから退避させる。これにより、ワークWへのOリング取付作業が完了する。
以上述べたように、本実施形態によれば、従来技術のような大掛かりな装置を必要としないので、取り扱い可能なOリングRの寸法について制約を受け難いという利点がある。
また、本実施形態によれば、OリングRのサイズに合わせてOリング取扱装置1の仕様を変更する際には、可動保持部材15および固定支持部材19の配置、並びに可動保持部材15の前後方向の移動ストロークを変更し、また、必要に応じて先端側プレート11を交換すれば良く、OリングRのサイズに合わせた設計変更を容易に行なうことができる。
また、本実施形態によれば、Oリング押圧部材14によってOリングRの外周部を外側から押し込むようにしたので、OリングRの押込み状態を達成するためにOリングRを把持する必要がない。このため、OリングRの表面にグリースなどが塗布されて滑りやすくなっている場合でも、OリングRの押込み動作を支障なく行なうことができる。
また、本実施形態によれば、OリングRの押込み状態を解除してOリングRがその弾性によってOリング用溝Wbに概ね嵌まり込む解除嵌入工程に先立って、各可動保持部材15をワーク内周面Waに接近させてOリングRの一部をOリング用溝Wbの中に嵌入する予備嵌入工程を実施することができるので、Oリング用溝Wbの中にOリングRを確実に嵌入することができる。
また、本実施形態によれば、解除嵌入工程によって概ねOリング用溝の中に嵌入されたOリングを、各可動保持部材によってOリング用溝の中に押し込むことができるので、Oリング用溝の中にOリングを確実に嵌入することができる。
なお、本発明におけるOリング支持手段は、上述した実施形態のような2本の可動支持部材15と3本の固定支持部材19で構成する場合に限られず、固定支持部材19を1本または2本、或いは4本以上設けることもできる。
また、図16に示したように、円弧状断面を有する固定支持部材19AでOリング支持手段を形成することもできる。この例においては、OリングRの一部が固定支持部材19Aによって円弧状に支持される。
また、上述した実施形態では、解除嵌入工程の後、各可動保持部材15によってOリングRをOリング用溝Wbに押し込むようにしたが、可動保持部材15以外の部分をOリングRに押し付けてOリング用溝WbにOリングを押し込むようにしても良い
また、図17に示したように、図4に示した固定支持部材19の先端部に、テーパ面32および張出し部33を設けることもできる。本例においては、Oリング押圧部材14によってOリングRを押し込む際に、固定支持部材19のテーパ面32によってOリングRが張出し部33側に案内され、張出し部33で位置決めされる。そのため、Oリング取付装置1で保持したOリングRを、ワークWのOリング用溝Wbに対して、より確実に位置合わせすることができる。
また、図18に示したように、図16に示した固定支持部材19Aの先端部に、テーパ面32Aおよび張出し部33Aを設けることもできる。本例においても、Oリング押圧部材14によってOリングRを押し込む際に、固定支持部材19Aのテーパ面32AによってOリングRが張出し部33A側に案内され、張出し部33Aで位置決めされる。そのため、Oリング取付装置1で保持したOリングRを、ワークWのOリング用溝Wbに対して、より確実に位置合わせすることができる。
本発明の他の実施形態によるOリング取付装置としては、Oリング位置決め手段として、多関節型ロボット2のアーム3に代えて、図19に示したように、固定されたOリング取付装置1に対してワークWを上下に移動させるワーク駆動手段31を設け、ワーク駆動手段31によってワークWを上方に移動させるようにしても良い。
要するにOリング位置決め手段は、Oリング取付装置1とワークWとを相対的に移動させることにより、ワーク内周面Waの内側にOリング保持手段を挿入して位置決めできるものであれば良い。
1 Oリング取付装置
2 多関節型ロボット
3 ロボットアーム
4 手首軸
5 上部プレート
6 下部プレート
7 上下プレートの連結部材
8 フレーム体
9 取付プレート
10 支柱部材
11 先端側プレート
12 先端側プレートの切欠部
13 先端側プレートの貫通孔
14 Oリング押圧部材
15 可動支持部材
16 円柱部材
17 円柱部材の前後方向の切欠部
18 円柱部材の左右方向の切欠部
19、19A 固定支持部材
20 円形プレート
21、25、28 取付片
22 昇降プレート
23 昇降用シリンダー
24 昇降用シリンダーのピストン
26 スライド部材
27 スライド用シリンダー
29 開閉部材
30 開閉用シリンダー
31 ワーク駆動手段
32、32A 固定支持部材のテーパ面
33、33A 固定支持部材の張出し部
C 先端側プレート(円柱部材)の中心
L ロボットアームの手首軸の回転軸線
R Oリング
T Oリング載置台
W ワーク
Wa ワークの内周面
Wb Oリング用溝

Claims (14)

  1. ワーク内周面に形成されたOリング用溝にOリングを取り付けるためのOリング取付装置であって、
    前記Oリングをその内側から少なくとも3つの支持点において支持可能なOリング支持手段と、
    前記少なくとも3つの支持点のうちの2つの支持点の間に前記Oリングをその外側から押し込むためのOリング押込み手段と、
    前記Oリング押込み手段による前記Oリングの押込み状態を解除するための押込み状態解除手段と、を備え
    前記Oリング押込み手段は、前記Oリングの外周部に当接されて前記支持点同士の間に前記Oリングをその外側から押し込む押圧部材を有し、
    前記押込み状態解除手段は、前記Oリングを押し込んだ状態にある前記押圧部材を、その押込み方向に交差する方向に移動させて前記Oリングの押込み状態を解除する、Oリング取付装置。
  2. 前記少なくとも3つの支持点は、外力が加えられていない自然状態にある前記Oリングの内側に、前記Oリングの内周部から離間して配置可能であり、
    前記Oリング押込み手段によって前記Oリングを押し込むことにより、前記Oリングの内周部が前記少なくとも3つの支持点に当接される、請求項1記載のOリング取付装置。
  3. 前記Oリング支持手段は、前記2つの支持点同士の間隔を拡げて前記ワーク内周面の方向に前記2つの支持点を移動させる機能を有する、請求項1または2に記載のOリング取付装置。
  4. 前記Oリング押込み手段は、前記Oリングの半径方向に沿った押込み方向を有し、
    前記少なくとも3つの支持点は、前記Oリングの中心軸線と前記押込み方向の仮想線とを含む仮想平面に関して対象に配置されている、請求項1乃至のいずれか一項に記載のOリング取付装置。
  5. 前記2つの支持点は、前記仮想平面に関して対象に配置されており、
    前記少なくとも3つの支持点は、前記2つの支持点と、前記仮想平面に対応する位置にある1つの支持点と、を含む、請求項記載のOリング取付装置。
  6. 前記1つの支持点に隣接して、前記仮想平面の両側に各支持点が配置されている、請求項記載のOリング取付装置。
  7. 前記支持点は、前記支持点を含む支持面によって形成されている、請求項1乃至のいずれか一項に記載のOリング取付装置。
  8. 前記Oリング支持手段の前記少なくとも3つの支持点のうちの少なくとも1つは、前記Oリング押込み手段によって押し込まれた前記Oリングを案内するテーパ面に含まれており、
    前記テーパ面に隣接して、前記Oリングを位置決めする張出し部が形成されている、請求項1乃至のいずれか一項に記載のOリング取付装置。
  9. 前記Oリング押込み手段によって押し込まれた状態にある前記Oリングを前記ワーク内周面の内側に挿入して前記Oリングを前記Oリング用溝に対応する位置に位置決めするためのOリング位置決め手段をさらに備えた、請求項1乃至のいずれか一項に記載のOリング取付装置。
  10. 請求項記載のOリング取付装置を備えた多関節型ロボットであって、
    前記Oリング位置決め手段は、前記多関節型ロボットのアームを有する、多関節型ロボット。
  11. 請求項1乃至のいずれか一項に記載のOリング取付装置を用いて前記ワーク内周面に形成された前記Oリング用溝に前記Oリングを取り付けるOリング取付方法であって、
    前記Oリング支持手段を前記Oリングの内側に挿入する挿入工程と、
    前記Oリング押込み手段によって前記2つの支持点の間に前記Oリングをその外側から押し込む押込み工程と、
    前記Oリング押込み手段によって押し込まれた状態にある前記Oリングを前記ワーク内周面の内側に挿入して前記Oリングを前記Oリング用溝に対応する位置に位置決めする位置決め工程と、
    前記押込み状態解除手段によって前記Oリング押込み手段による前記Oリングの押込み状態を解除して、前記Oリングをその弾性により前記Oリング用溝に嵌入する解除嵌入工程と、を備えたOリング取付方法。
  12. 請求項記載のOリング取付装置を用いて前記ワーク内周面に形成された前記Oリング用溝に前記Oリングを取り付けるOリング取付方法であって、
    前記Oリング支持手段を前記Oリングの内側に挿入する挿入工程と、
    前記Oリング押込み手段によって前記2つの支持点の間に前記Oリングをその外側から押し込む押込み工程と、
    前記Oリング押込み手段によって押し込まれた状態にある前記Oリングを前記ワーク内周面の内側に挿入して前記Oリングを前記Oリング用溝に対応する位置に位置決めする位置決め工程と、
    前記2つの支持点を前記ワーク内周面の方向に移動させて前記Oリングの一部を前記Oリング用溝の中に嵌入する予備嵌入工程と、
    前記押込み状態解除手段によって前記Oリング押込み手段による前記Oリングの押込み状態を解除して、前記Oリングをその弾性により前記Oリング用溝に嵌入する解除嵌入工程と、を備えたOリング取付方法。
  13. 前記解除嵌入工程の後、前記2つの支持点を前記ワーク内周面に沿って移動させ、前記Oリングを前記Oリング用溝の底部に向けて押し付ける、請求項12記載のOリング取付方法。
  14. 前記位置決め工程は、前記Oリング支持手段が装着された多関節型ロボットのアームの動作によって行われる、請求項11乃至13のいずれか一項に記載のOリング取付方法。
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