JP2011156649A - グリッパ装置およびそのストローク量変更方法 - Google Patents

グリッパ装置およびそのストローク量変更方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ツールチェンジャーや爪開閉以外のアクチュエータが不要で、グリッパの大きさが小型であり、把持位置の微調整が可能なハンド装置を提供する。
【解決手段】ワークを把持するチャック爪部と、前記チャック爪部を含み、前記チャック爪部の開閉方向と同方向に移動するスライダ部と、アクチュエータを備え、前記アクチュエータによって前記スライダ部と同方向に開閉動作するグリッパ本体と、前記スライダ部と前記グリッパ本体とを引っ張るように付勢するバネと、前記スライダ部に形成され前記グリッパ本体の突起形状の爪部分が嵌合する複数個の穴と、を備え、前記バネが伸びた状態にあるとき前記グリッパ本体を開閉させ、前記グリッパ本体の前記爪部分と前記穴との嵌合位置を変更するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、組立作業やハンドリング作業を行うロボットに装着されてワークを把持するグリッパ装置に関する。更に詳述すると、本発明はワークを把持する部分のストローク量の変更が可能なグリッパ装置及び方法に関する。
組立作業やハンドリング作業のロボット化で使用するグリッパには、一般的にエア駆動と電動駆動のものがある。特に、組立作業等で多品種のワークを把持する必要がある場合は、把持力とストローク量とワークに合わせた位置調整が必要となる。これは、多品種のワークを把持する場合には、1品1品ワークの幅を変更しないといけない場合よりも、特定期間同一ワークが流れた後に別のワークの特定期間流れる場合の方が多いため、切替る段取り替えの短時間にワークに合わせた位置調整が必要となる。
エア駆動では、電動駆動に比べて把持力も大きく、個々のグリッパのストローク量が小さい場合でもツールチェンジャーでグリッパ毎交換してワークに合わせてストローク量を大きくし易い。しかし、エア駆動では細かな位置制御ができず、ワークと干渉しそうな場合にハンドを少し開いて引き抜く動作ができない。また、ツールチェンジャーや複数のグリッパ分だけコストがかかっていた。
一方、電動駆動では、ボールネジやラックピニオン等のメカ変更でストローク量を自由に伸ばせる。また、エンコーダ等のセンサを用いることで、細かな位置制御ができ、ワークと干渉する場合にはハンドを少し開いて引き抜く動作等ができる。また、電動駆動では、細かな位置制御ができるが、必要なストローク量に合わせてメカを含めてグリッパ自体を作る必要があり、コストがかかっていた。
そこで、例えば、特許文献1(図9)のように、ツールチェンジャーを用いずに複数のハンドストロークに対応する方法として、ロボットの先端に付けたタレット装置で複数のハンドを交換する例がある。
また、特許文献2のように、外部に設けたチャック爪の着脱装置のアクチュエータにより、チャック爪部分を自動的に交換する例がある。
また、特許文献3のように、グリッパ上に配置した電動モータで拘束することで、エア式グリッパのストローク量を変更する例がある。
また、特許文献4のように、径違いのワークを把持するために、カム式装置で中間位置から閉位置までの爪の平行移動するストロークを大きく取る例がある。
特開平5−301189号公報(第2頁、図1) 特開平5−038691号公報(第3頁、図1) 特開平6−246671号公報(第3頁、図1) 特開2005−153123号公報(第5頁、図1)
しかしながら、特許文献1については、タレット装置が大きく、組立作業などで対象物や周辺機器と干渉するという問題があった。また、タレット装置によって、ロボットの可搬重量が大きくなるという問題もあった。
また、特許文献2については、ワーク毎にチャック爪着脱用装置が必要であるという問題があった。更に、着脱装置毎にアクチュエータが必要であるため、コストが高くなるという問題があった。
また、特許文献3については、ストロークを変更するためのアクチュエータが必要で、そのアクチュエータをグリッパに搭載するために、グリッパが大型化し、コストが高くなるという問題があった。
また、特許文献4については、ワークと干渉しそうな場合にチャック爪を少し開いて引き抜く等の動作ができない問題が解決できていない。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ツールチェンジャーや爪開閉以外のアクチュエータが不要で、グリッパの大きさが小型であり、把持位置の微調整が可能なハンド装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、ロボットの手先に搭載してハンドリング作業を行うグリッパ装置において、ワークを把持するチャック爪部と、前記チャック爪部を含み、前記チャック爪部の開閉方向と同方向に移動するスライダ部と、アクチュエータを備え、前記アクチュエータによって前記スライダ部と同方向に開閉動作するグリッパ本体と、前記スライダ部と前記グリッパ本体とを引っ張るように付勢するバネと、前記スライダ部に形成され前記グリッパ本体の突起形状の爪部分が嵌合する複数個の穴と、を備え、前記バネが伸びた状態にあるとき前記グリッパ本体を開閉させ、前記グリッパ本体の前記爪部分と前記穴との嵌合位置を変更すること、を特徴とするグリッパ装置とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記アクチュエータは位置検出器付きの電動式であることを特徴とする請求項1記載のグリッパ装置とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記アクチュエータはエア式であることを特徴とする請求項1記載のグリッパ装置とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記スライダ部の外周部分に凸部の部材を備え、前記凸部の部分を介して前記ストローク変更治具と前記スライダ部とを係合させることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のグリッパ装置とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記チャック爪部の側面に凹部を設けることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のグリッパ装置とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記スライダ部と、前記グリッパ本体又は前記グリッパ本体を覆うカバーに、それぞれ位置決め用の嵌合部があることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載のグリッパ装置とする。
また、請求項7に記載の発明は、前記スライダ部と前記グリッパ本体とを引っ張るように付勢するバネと、前記グリッパ本体の突起形状の爪と、前記スライダ部の後端にある複数個の穴と、の代わりに、前記グリッパ本体の棒形状の爪と、前記スライダ部の上端に複数個の溝と、前記スライダ部と前記グリッパ本体とが離れるように付勢するバネと、を設けることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載のグリッパ装置とする。
また、請求項8に記載の発明は、ワークを把持するチャック爪部と、前記チャック爪部を含み、前記チャック爪部の開閉方向と同方向に移動するスライダ部と、アクチュエータを備え、前記アクチュエータによって前記スライダ部と同方向に開閉動作するグリッパ本体と、前記スライダ部と前記グリッパ本体とを引っ張るように付勢するバネと、前記スライダ部に形成され前記グリッパ本体の突起形状の爪部分が嵌合する複数個の穴と、を備えたグリッパ装置を手先に備えたロボットにおけるグリッパ装置のストローク変更方法であって、(1)前記ロボットの動作範囲に設けた突起部に前記スライダ部を引っ掛けて、前記ロボット動作によって前記グリッパ本体を前記スライダ部に対して持上げ、(2)前記グリッパ本体の前記突起形状の爪を予め設定された位置へ移動させ、(3)前記ロボット動作によって前記スライダ部の持上げを止め、前記スライダ部の前記穴のうち、当初とは別の穴に前記グリッパ本体側の前記突起形状の爪を嵌合させる、ことを特徴とするグリッパ装置のストローク変更方法とする。
また、請求項9に記載の発明は、ワークを把持するチャック爪部と、前記チャック爪部を含み、前記チャック爪部の開閉方向と同方向に移動するスライダ部と、アクチュエータを備え、前記アクチュエータによって前記スライダ部と同方向に開閉動作するグリッパ本体と、前記スライダ部と前記グリッパ本体とが離れるように付勢するバネと、前記スライダ部に形成され前記グリッパ本体の突起形状の爪部分が嵌合する複数個の係合溝と、を備えたグリッパ装置を手先に備えたロボットにおけるグリッパ装置のストローク変更方法であって、(1)前記グリッパ本体を前記スライダ部側に押し付けて、前記ロボット動作によって前記グリッパ本体と前記スライダ部を接近させ、(2)前記グリッパ本体側の前記爪部分を予め設定された位置へ移動させ、(3)前記ロボット動作によって前記グリッパ本体の押し付けを止め、前記スライダ部の複数個の係合溝のうち、当初とは別の溝に前記グリッパ本体側の前記爪部分を嵌合させる、ことを特徴とするグリッパ装置のストローク変更方法とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9におけるグリッパ装置のストローク変更方法において、前記(1)において前記グリッパ本体を前記スライダ部側に押し付ける際、前記ロボットの動作範囲に在る平坦面を利用すること、を特徴とするグリッパ装置のストローク変更方法とする。
請求項1に記載の発明によれば、ロボット動作でスライダ部を外部突起に引っ掛けて持上げて、グリッパ本体の爪を移動させ、スライダ部の持上げを止めてスライダ部の後端にある複数個の穴のうち、当初とは別の穴にグリッパ本体側の爪を嵌合してグリッパ装置のストローク量を変更することで、グリッパのストローク量は小さくても様々なストロークに対応できる。ツールチェンジャー等の周辺機器が不要という効果がある。
また、請求項2に記載の発明によれば、 アクチュエータを位置検出器付きの電動式とすることで、様々なストロークに対応しつつ、チャック爪の微小な位置決めができるという効果がある。
また、請求項3に記載の発明によれば、アクチュエータをエア式とすることで、様々なストロークに対応しつつ、安価にグリッパ装置を実現できるという効果がある。
また、請求項4に記載の発明によれば、スライダ部の外周部分に凸部の部材を備えることで、ストロークを変更する際にスライダ部の凸部を周辺機器に引っ掛けることが可能となるという効果がある。
また、請求項5に記載の発明によれば、チャック爪部の側面に凹部を設けることで、ストロークを変更する際にスライダ部を引っ掛けないので良く、スライダ部に凸部が不要でグリッパ装置自体を小型化できるという効果がある。
また、請求項6に記載の発明によれば、前記スライダ部と前記グリッパ本体又は前記グリッパ本体を覆うカバーにそれぞれ位置決め用の嵌合部を設けることで、対象物の把持時や把持後の爪開閉方向などへの位置ずれを無くす事ができるという効果がある。
また、請求項7に記載の発明によれば、前記グリッパ本体の突起形状の爪と前記スライダ部の後端にある複数個の穴の代わりに前記グリッパ本体の棒形状の爪と前記スライダ部の上端に複数個の溝を設けることで、グリッパを外部の突起に引っ掛けずに押し付けることでストロークを変更可能となり、より周辺機器の形状等の制約を受け難くなるという効果がある。
また、請求項8に記載の発明によれば、ロボット動作でスライダ部を外部突起に引っ掛けて持上げて、グリッパ本体の突起形状の爪を移動させ、スライダ部の持上げを止めてスライダ部の後端にある複数個の穴のうち、当初とは別の穴にグリッパ本体側の突起形状の爪を嵌合してグリッパ装置のストローク量を変更することで、グリッパのストローク量は小さくても様々なストロークに対応できる。ツールチェンジャー等の周辺機器が不要という効果がある。
また、請求項9に記載の発明によれば、ロボット動作でスライダ部を外部突起に押し付けて押し下げて、グリッパ本体の棒形状の爪を移動させ、スライダ部の押し付けを止めてスライダ部の上端にある複数個の溝のうち、当初とは別の溝にグリッパ本体側の棒形状の爪を嵌合してグリッパ装置のストローク量を変更することで、グリッパのストローク量は小さくても様々なストロークに対応できる。ツールチェンジャー等の周辺機器が不要という効果がある。また、スライダ部に突起が不要なため、グリッパ自体を小型化できる。
また、請求項10に記載の発明によれば、ロボット動作でチャック爪部を外周辺機器の平坦面に押し付けて、グリッパ本体の棒形状の爪を移動させ、チャック爪部の押し下げを止めてスライダ部の上端にある複数個の溝のうち、当初とは別の溝にグリッパ本体側の棒形状の爪を嵌合してグリッパ装置のストローク量を変更することで、グリッパのストローク量は小さくても様々なストロークに対応できる。ツールチェンジャー等の周辺機器が不要という効果がある。また、スライダ部に突起が不要なためにグリッパ自体を小型化でき、周辺機器に特別な突起を設ける必要がない。
本発明の第1実施例におけるグリッパ装置の一部断面正面図 本発明の第1実施例におけるロボットの構成図 本発明の第1実施例におけるストローク変更の段取り替え過程を示す図 本発明の第2実施例におけるグリッパ装置の一部断面正面図 本発明の第2実施例におけるロボットの構成図 本発明の第3実施例におけるグリッパ装置の一部断面正面図 本発明の第3実施例におけるロボットの構成図 本発明の第3実施例におけるストローク変更の段取り替え過程を示す図 従来例の概略側面図
以下、本発明の方法の具体的実施例について、図に基づいて説明する。
(機器の構成)
図1は、本発明の第1実施例におけるグリッパ装置の一部断面正面図である。図において、1はグリッパ装置、2はロボットである。グリッパ装置1は、作業対象ワークを把持するためのチャック爪部11、前記チャック爪部11を含み前記チャック爪部の開閉方向と同方向に移動するスライダ部12、アクチュエータを備えて前記アクチュエータによって前記スライダ部と同方向に開閉動作するグリッパ本体13、前記スライダ部12の内部を自由にスライドするスライド部分14、前記スライド部分14の底面で前記グリッパ本体13の爪部分131が嵌合する複数個の嵌合穴15(図では3個)、スライダ部12とグリッパ本体13を接続するバネ16、前記グリッパ本体13と前記ロボット2を接続するグリッパフランジ部17、前記スライダ部の外周部分に凸部材18、グリッパ本体カバー19が設けられている。ここで、アクチュエータは位置検出器付きの電動式のハンドとする。
スライダ部12の内部にある左右のスライド部分14と左右のチャック爪部11はそれぞれ固定されている。スライダ部12とグリッパフランジ部17はバネ16を介して接続されている。グリッパ本体13とグリッパ本体カバー19は、それぞれグリッパフランジ部17に固定されている。
ここで、バネ16は作業対象ワークの重量程度では変形しないが、ロボットによる爪長さ方向の引張り力で爪部分131の長さ以上は変形する程度に硬いものを選択する。
図2にワークのハンドリング作業の例を示す。3はグリッパストローク変更治具、 4は作業対象ワークである。グリッパストローク変更治具3は地面に固定してあり、作業対象ワーク4の近傍に配置する。
グリッパストローク変更治具3は内側に突起部31がある2本の柱で構成されている。突起部31の表面間の距離はグリッパ装置1のグリッパ本体カバー19の幅よりも数mm広く、2本の柱間の距離は凸部材18を含めたスライダ部12の横幅よりも数mm広く取る。
作業対象ワーク4には横幅の大きさで3種類あり、小さいものから41、42、43とする。作業内容としては、作業対象ワークの中から選択されたワーク(例えばワーク41)をハンドリングする作業を一定量行い、上位からの指令により段取り替えをして別のワーク(例えばワーク42)を一定量ハンドリングする作業を想定する。
(ストローク切り替えの説明)
上記グリッパ装置を用いたロボットシステムでハンドリング作業の段取り替えの過程を説明する。図3(a)に示すように、ワーク42をハンドリングしていた状態からワーク43への段取り替えを下記の(1)〜(5)の手順で行う。
ここで、図3(a)では、グリッパ本体13の爪部分131はスライド部分14の穴15の中央部分に嵌っており、グリッパ本体13は最大幅まで開いた状態を示し、穴15はグリッパの外側から151〜153と定義し、図3(a)の状態でのスライド部分14の穴15の位置をそれぞれ線分A〜Cで示す。図中の横向きの矢印は、位置検出器付きの電動式のハンドが持つストローク量を表しており、線分B〜C間を移動する。チャック爪部11も同様のストローク量で、図3(a)ではストロークする位置が線分Bを跨ぐ位置である。また、ハンドは中心線に対して左右対称であるので、説明は片側だけであるが、動作は左右の爪とも同じ動作をする。
(1)ハンドを最大幅にセット
電動式ハンドが閉じた状態であれば、最大ストロークまで開く。
(2)グリッパ装置をグリッパストローク変更治具にセット
予め教示されたグリッパストローク変更治具3の位置までロボットを動作させて、グリッパストローク変更治具3の突起部31にスライダ部12の凸部材18を下から押し当てる位置にグリッパ装置1を移動させる。
(3)グリッパ本体の上昇と爪移動
図3(b)に示すように、ロボット動作によりグリッパ本体13を上昇させることで、バネ16が伸びた状態で、スライダ部12を残したまま、グリッパ本体13が持ち上がり、スライド部分14の穴152(中央の穴)に嵌っていた爪部分131が抜ける。その後、電動式ハンド13を最小ストロークまで閉じ、爪部分131を線分Cの位置まで移動させる。
(4)グリッパ本体の下降
図3(c)に示すように、ロボット動作によりグリッパ本体13を下降させることで、爪部分131がスライド部分14の穴153(内側の穴)に嵌る。
(5)段取り完了
図3(d)に示すように、 ロボット動作により、グリッパストローク変更治具3の位置からグリッパ装置1を外し、段取りを完了する。ここで、電動ハンドを最大ストロークまで開くことで、位置検出器付きの電動式のハンドが持つストローク量である図中の横向きの矢印は、線分B〜C間を移動することは同じであるが、チャック爪部11も同様のストローク量のまま、図3(d)ではストロークする位置が線分Aを跨ぐ位置に変更されている。これによりワーク43を把持できるようになる。
チャック爪部11のストローク位置を逆に小さくする場合には、手順(1)で電動ハンドを最小ストロークまで閉じ、手順(2)から(3)で持上げた際に電動ハンドを最大ストロークまで開く。そうすることで、手順(4)でグリッパ本体13を下ろした際に爪部分131は外側の穴に嵌ることになり、手順(5)ではチャック爪部11のストロークする位置が内側に移動する。
本実施例では、スライド部分14の穴15の数は3個であったが、穴の数が2個以上であればストロークの変更ができ、穴の数が多いほどストロークする位置を大きくすることが可能である。
また、本実施例では、電動ハンドを最大又は最小ストロークする位置で段取り替えをしていたが、電動ハンドに位置検出器を搭載していればこの位置以外でも可能である。
また、本実施例では、電動ハンドをアクチュエータとしたが、エアハンドを用いることで微小な開き幅の調整はできないが、低コストにストローク量を伸ばすことが可能となる。
また、グリッパストローク変更治具3は、ワーク41〜43の供給装置近傍に配置することで、段取り替えにかかる時間を短縮することが可能である。
本方式によれば、ロボット動作でスライダ部を外部突起に引っ掛けて持上げて、グリッパ本体の爪を移動させ、スライダ部の持上げを止めてスライダ部の後端にある複数個の穴のうち、当初とは別の穴にグリッパ本体側の爪を嵌合してグリッパ装置のストローク量を変更することで、グリッパのストローク量は小さくても様々なストロークに対応でき、ツールチェンジャー等の周辺機器が不要である。
前記実施例1では、グリッパストローク変更治具3の突起部31とスライダ部12の凸部材18を引っ掛けることでグリッパ本体を持上げていたが、本実施例ではスライダ部12に凸部材18を設けず、チャック爪部の側面に凹部を設ける場合について述べる。
(機器の構成)
図4は、本発明の第2実施例におけるグリッパ装置の一部断面正面図である。図において、グリッパ装置1の主要な構成部品は本実施例1と同様であるが、スライダ部12の凸部材18の代わりに、チャック爪部11の側面に凹部181を設ける。ここで、第1実施例ではスライダ部12を引っ掛ける構造であったが本実施例ではチャック爪部11自体を引っ掛ける必要があるため、チャック爪部11の剛性が高い場合に適用する。
また、図5にワークのハンドリング作業の例を示すが、グリッパストローク変更治具3の形状が本実施例1と異なる。グリッパストローク変更治具3は上端外側に突起部32がある1本の柱で構成されている。突起部32の太さは前記凹部181の窪みの大きさよりも数mm程度小さくする。また、突起部32の根元柱部分の幅は、ストローク位置を最小となるように変更して電動ハンドを閉じた幅よりも小さくし、突起部32の両端までの幅は、ストローク位置を最大となるように変更して電動ハンドを開いた幅よりも小さくすることで、ハンドの開閉位置が何処であろうとも、確実に凹部181を突起部32に引っ掛けることができる。
(ストローク切り替えの説明)
作業内容も本実施例1と同様に、3種類のワークをハンドリングする作業を想定する。手順(1)及び(3)〜(5)は本実施例1と同様であるため省略する。
(2)グリッパ装置をグリッパストローク変更治具にセット
予め教示されたグリッパストローク変更治具3の位置までロボットを動作させて、グリッパストローク変更治具3の突起部32にチャック爪部11の凹部181を嵌めるようにグリッパ装置1を移動させる。
本実施例では、チャック爪部11の側面に凹部181を設け、外部のグリッパストローク変更治具3の突起部32に引っ掛けているが、チャック爪部11の側面に凸部を設け、外部のグリッパストローク変更治具3に窪み部33を設けて引っ掛けるようにしても良い。
本方式によれば、スライダ部分に凸部材が飛び出さないため、ハンドを小型化でき、周辺機器との干渉を減らすことができる。
前記実施例1では、グリッパストローク変更治具3の突起部31とスライダ部12の凸部材18を引っ掛けることでグリッパ本体を持上げてストローク量を変更していたが、本実施例ではスライダ部12を外部の凸部に押し付けることでストローク量を変更する場合について述べる。
(機器の構成)
図6は、本発明の第3実施例におけるグリッパ装置の一部断面正面図である。図において、グリッパ装置1の主要な構成部品は本実施例1と同様であるが、グリッパ本体の爪とスライド部分の穴の部分が異なる。具体的には、第1実施例ではスライダ部12を外部のグリッパストローク変更治具3に引っ掛けることでグリッパ本体の突起形状の爪とスライド部分の穴の嵌合を解いていたが、本実施例ではスライダ部を外部のグリッパストローク変更治具3の凸部に押し付けることでグリッパ本体の棒形状の爪とスライダ部分の溝の嵌合を解く構造が異なる。前記スライド部分14の上面で前記グリッパ本体13の棒状爪部分132が嵌合する複数個の嵌合溝15(図では3個)が設けられている。よって、本実施例1や本実施例2ではストローク変更中以外にはバネ16はスライダ部12とグリッパ本体13を密着させるように作用するが、本実施例ではバネ16はスライダ部12とグリッパ本体13を一定距離離すように作用する。
スライダ部12の上面と、グリッパ本体を覆うグリッパ本体カバー19に、位置決め用の嵌合部(テーパが付いた凸部と凹部で構成)51、52をそれぞれ設ける。
図7にワークのハンドリング作業の例を示す。本実施例1と同様に、3はグリッパストローク変更治具、 4は作業対象ワークである。グリッパストローク変更治具3は地面に固定してあり、作業対象ワーク4の近傍に配置する。
グリッパストローク変更治具3は上部に突起部31があり、突起部31の上部の幅はグリッパ装置1のチャック爪の最小把持幅よりも数mm狭く取る。
(ストローク切り替えの説明)
作業内容も本実施例1と同様に、3種類のワークをハンドリングする作業を想定する。ここで、図8(a)では、グリッパ本体13の棒状爪部分132がスライド部分14の嵌合溝15の中央部分に嵌っており、グリッパ本体13は最大幅まで開いた状態を示し、嵌合溝15はグリッパの外側から154〜156と定義する。ワーク42をハンドリングしていた状態からワーク43への段取り替えを下記の(1)〜(5)の手順で行う。ただし、手順(1)及び(5)は本実施例1と同様であるため省略する。
(2)グリッパ装置をグリッパストローク変更治具にセット
予め教示されたグリッパストローク変更治具3の位置までロボットを動作させて、グリッパストローク変更治具3の突起部31にスライダ部12を押し当てるようにグリッパ装置1を移動させる。
(3)グリッパ本体の下降と爪移動
図8(b)に示すように、ロボット動作によりグリッパ本体13を下降させることで、バネ16が縮んだ状態で、スライダ部12を残したまま、グリッパ本体13が押し下がり、スライド部分14の溝155(中央の溝)に嵌っていた棒状爪部分132が抜ける。同時に、位置決め用に設けたスライダ部12の上面とグリッパ本体を覆うグリッパ本体カバー19の嵌合部51と52の嵌合が解ける。その後、電動式ハンド13を最小ストロークまで閉じ、棒状爪部分132を線分Cの位置まで移動させる。
(4)グリッパ本体の上昇
図8(c)に示すように、ロボット動作によりグリッパ本体13を上昇させることで、棒状爪部分132がスライド部分14の嵌合溝156(内側の溝)に嵌る。同時に、位置決め用に設けたスライダ部12の上面とグリッパ本体を覆うグリッパ本体カバー19の嵌合部51と52が嵌合される。
本実施例では、スライダ部14を外部のグリッパストローク変更治具3の突起部31に押し付けているが、チャック爪部11やスライダ部14の剛性がある場合には、外部の平坦面に直接チャック爪部11を押し付けるようにしても良い。
本方式によれば、スライダ部分に凸部材が飛び出さないため、ハンドを小型化でき、周辺機器との干渉を減らすことができる。また、押し付け動作で解除できるため、外部のグリッパストローク変更治具を簡素な形状にできる。
本発明は、ハンドリングや組立を用途とする産業用ロボットのグリッパ装置において、小ストロークのハンドを用いて複数のストローク位置を持たせることで、ツールチェンジャーやタレット装置が不要となり、様々な大きさのワークを把持することが可能となる。
1 グリッパ装置
11 チャック爪部
12 スライダ部
13 グリッパ本体
131 爪部分
132 棒状爪部分
14 スライド部分
15、151〜153 嵌合穴
154〜156 嵌合溝
16 バネ
17 グリッパフランジ部
18 凸部材
181 凹部
19 グリッパ本体カバー
2 ロボット
3 グリッパストローク変更治具
31、32 突起部
4、41〜43 ワーク
51、52 位置決め用嵌合部

Claims (10)

  1. ロボットの手先に搭載してハンドリング作業を行うグリッパ装置において、
    ワークを把持するチャック爪部と、
    前記チャック爪部を含み、前記チャック爪部の開閉方向と同方向に移動するスライダ部と、
    アクチュエータを備え、前記アクチュエータによって前記スライダ部と同方向に開閉動作するグリッパ本体と、
    前記スライダ部と前記グリッパ本体とを引っ張るように付勢するバネと、
    前記スライダ部に形成され前記グリッパ本体の突起形状の爪部分が嵌合する複数個の穴と、を備え、
    前記バネが伸びた状態にあるとき前記グリッパ本体を開閉させ、前記グリッパ本体の前記爪部分と前記穴との嵌合位置を変更すること、を特徴とするグリッパ装置。
  2. 前記アクチュエータは位置検出器付きの電動式であることを特徴とする請求項1記載のグリッパ装置。
  3. 前記アクチュエータはエア式であることを特徴とする請求項1記載のグリッパ装置。
  4. 前記スライダ部の外周部分に凸部の部材を備え、前記凸部の部分を介して前記ストローク変更治具と前記スライダ部とを係合させることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のグリッパ装置。
  5. 前記チャック爪部の側面に凹部を設けることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のグリッパ装置。
  6. 前記スライダ部と、前記グリッパ本体又は前記グリッパ本体を覆うカバーに、それぞれ位置決め用の嵌合部があることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載のグリッパ装置。
  7. 前記スライダ部と前記グリッパ本体とを引っ張るように付勢するバネと、前記グリッパ本体の突起形状の爪と、前記スライダ部の後端にある複数個の穴と、の代わりに、
    前記グリッパ本体の棒形状の爪と、前記スライダ部の上端に複数個の溝と、前記スライダ部と前記グリッパ本体とが離れるように付勢するバネと、を設けることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載のグリッパ装置。
  8. ワークを把持するチャック爪部と、前記チャック爪部を含み、前記チャック爪部の開閉方向と同方向に移動するスライダ部と、アクチュエータを備え、前記アクチュエータによって前記スライダ部と同方向に開閉動作するグリッパ本体と、前記スライダ部と前記グリッパ本体とを引っ張るように付勢するバネと、前記スライダ部に形成され前記グリッパ本体の突起形状の爪部分が嵌合する複数個の穴と、を備えたグリッパ装置を手先に備えたロボットにおけるグリッパ装置のストローク変更方法であって、
    (1)前記ロボットの動作範囲に設けた突起部に前記スライダ部を引っ掛けて、前記ロボット動作によって前記グリッパ本体を前記スライダ部に対して持上げ、
    (2)前記グリッパ本体の前記突起形状の爪を予め設定された位置へ移動させ、
    (3)前記ロボット動作によって前記スライダ部の持上げを止め、前記スライダ部の前記穴のうち、当初とは別の穴に前記グリッパ本体側の前記突起形状の爪を嵌合させる、
    ことを特徴とするグリッパ装置のストローク変更方法。
  9. ワークを把持するチャック爪部と、前記チャック爪部を含み、前記チャック爪部の開閉方向と同方向に移動するスライダ部と、アクチュエータを備え、前記アクチュエータによって前記スライダ部と同方向に開閉動作するグリッパ本体と、前記スライダ部と前記グリッパ本体とが離れるように付勢するバネと、前記スライダ部に形成され前記グリッパ本体の突起形状の爪部分が嵌合する複数個の係合溝と、を備えたグリッパ装置を手先に備えたロボットにおけるグリッパ装置のストローク変更方法であって、
    (1)前記グリッパ本体を前記スライダ部側に押し付けて、前記ロボット動作によって前記グリッパ本体と前記スライダ部を接近させ、
    (2)前記グリッパ本体側の前記爪部分を予め設定された位置へ移動させ、
    (3)前記ロボット動作によって前記グリッパ本体の押し付けを止め、前記スライダ部の複数個の係合溝のうち、当初とは別の溝に前記グリッパ本体側の前記爪部分を嵌合させる、ことを特徴とするグリッパ装置のストローク変更方法。
  10. 請求項9におけるグリッパ装置のストローク変更方法において、
    前記(1)において前記グリッパ本体を前記スライダ部側に押し付ける際、前記ロボットの動作範囲に在る平坦面を利用すること、を特徴とするグリッパ装置のストローク変更方法。
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