JP6474325B2 - 目地構造の構築方法、及び、目地構造 - Google Patents

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本発明は、目地構造の構築方法、及び、目地構造に関する。
従来、コンクリート構造物の目地構造を形成するためにコンクリート間に挟み込む部材として、発泡スチロール板を合板で挟んだものが知られている(例えば特許文献1参照)。この部材は、発泡スチロールが圧縮部材として働くとともに合板が引張り部材として働くため、曲げ圧縮にも曲げ引張りにも抵抗しうるという利点を有している。
実開平6−83847号公報
しかしながら、当該部材を目地構造から除去する場面では、必ずしも容易に除去することができず、清掃するにも長時間を要しているのが実情である。
そこで本発明は、目地構造の構築のために用いた部材を容易に除去することができる目地構造の構築方法、及び、目地構造を提供することを目的とする。
本発明は、第1のコンクリート及び第2のコンクリートの互いに離間して対向する小口面部分に形成された目地構造の構築方法であって、第1のコンクリートを打設する第1の打設工程と、第1の打設工程で打設された第1のコンクリートの小口面の一部に面接触する目地用部材を設ける目地用部材設置工程と、目地用部材に小口面の一部が面接触するように第2のコンクリートを打設する第2の打設工程と、を有し、目地用部材は、第1のコンクリートの小口面に面接触する第1の板部材と、第1の板部材に対し離間して対向するとともに第2のコンクリートの小口面に面接触する第2の板部材と、第1の板部材と第2の板部材との隙間に介在する空間保持材と、を含み、目地用部材は、小口面の長手方向に延びる仮想境界線で二分される一方の領域のみに面接触している、目地構造の構築方法を提供する。
この構築方法では、目地用部材の一つとして、空間保持材を使用する。これによれば、目地用部材を除去する際にこれを容易に除去することができる。すなわち、目地構造の構築のために用いた部材を容易に除去することができる。
空間保持材は、外部からの刺激を端緒としてその少なくとも一部が流れながら上記隙間外へ移動することができるものであることが好ましい。これによれば、目地用部材を除去する際に、空間保持材に刺激を与えることによってこれを容易に除去することができる。
この構築方法では、第2の打設工程の後に、隙間から空間保持材を除去し、その後に第1の板部材及び第2の板部材を除去する除去工程を有することが好ましい。目地用部材の除去に際し、始めに除去が容易な空間保持材を除去することによって、第1の板部材及び第2の板部材の除去も容易となる。
また、目地用部材設置工程において、仮想境界線で二分される他方の領域に、当該目地構造の完成後に第1のコンクリートと第2のコンクリートとの間に挟まれるようにして残置される残置部材を第1のコンクリートの前記小口面に接触させて設けることが好ましい。これによれば、目地の空間が埋められて、目地構造が安定化する。
また、第1の打設工程において、第1のコンクリートの内部に、小口面から他端側が突き出すように止水板の一端側を埋め込み、目地用部材設置工程では、目地用部材を止水板の片面側のみに設け、第2の打設工程において、第2のコンクリートの内部に止水板の他端側を埋め込むことが好ましい。止水板が設けられていると、外部から目地構造を通じて水が浸入してくることを防止することができる。
本発明の構築方法は、コンクリート構造物の天井を対象とし、目地用部材は、止水板の下方となる側に設けられることが好ましい。従来は、十分に除去されていない目地用部材が天井から剥落する可能性が問題視されていたが、本発明によれば、目地構造から目地用部材を容易に除去することができるので、これを除去した後に供用すれば、天井から目地用部材が剥落する可能性を低減することができる。
空間保持材は、流体が充填された袋体、又は、粉粒体を含むことが好ましい。空間保持材がこれらのものであると、取り扱いが容易である。
また、本発明は、互いに離間して小口面同士が対向している第1のコンクリート及び第2のコンクリートと、第1のコンクリートと第2のコンクリートとの間であって、小口面における小口面の長手方向に延びる仮想境界線で二分される一方の領域において互いに離間して対向するとともに第1のコンクリートの小口面及び第2のコンクリートの小口面にそれぞれ面接触する第1の板部材及び第2の板部材と、第1の板部材と第2の板部材との隙間に介在する空間保持材と、を備える、目地構造を提供する。ここで空間保持材は、外部からの刺激を端緒としてその少なくとも一部が流れながら上記隙間外へ移動することができるものであることが好ましい。この目地構造では、上記と同様の理由から、目地構造の構築のために用いた部材(第1の板部材、第2の板部材、及び空間保持材)を容易に除去することができる。
本発明によれば、目地構造の構築のために用いた部材を容易に除去することができる目地構造の構築方法、及び、目地構造を提供することができる。
本発明の一実施形態の目地構造を示す断面図である。 図1の目地構造の構築方法を示す断面図である。 目地用部材を除去した後の目地構造を示す断面図である。 本発明の他の実施形態の目地構造を示す断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
本明細書において「目地構造」とは、硬化した複数のコンクリート構造物において、互いに離間して対向する小口面部分に形成されている構造をいう。コンクリート構造物間の空間には、コンクリート以外の部材が詰まっている状態でもよく、コンクリートの厚さ方向の一部が空洞であってもよい。
本発明の目地構造の構築方法は、コンクリート構造物であればあらゆる物を対象として実施することができるが、ここでは、ボックスカルバートの天井を例として説明する。なお、ボックスカルバートとは、地中に埋設されて道路や水路等として供用される箱形のコンクリート構造物をいう。
(目地構造)
図1には、スラブパネル2上に打設された天井コンクリートが示されている。目地構造1Aは、天井コンクリートの打設単位の境界部分であり、第1のコンクリート3aと、目地用部材4及び残置部材5を第1のコンクリート3aとの間に挟むように打設された第2のコンクリート3bと、第1のコンクリート3aの内部と第2のコンクリート3bの内部とにまたがって設けられた止水板とを備えている。
第1のコンクリート3a及び第2のコンクリート3bは、その小口面13a,13b同士が対向している。小口面13a,13b間の距離は、例えば20mmである。なお、小口面13a,13bのスラブパネル2側の端には、打設時に面取りのために配置された面木10が残されている。
目地用部材4は、小口面13a,13bの全面に亘って設けられているのではなく、小口面13a,13bのうち、小口面13a,13bの長手方向(図示奥行き方向)に延びる仮想境界線で二分される一方の領域、換言すれば、下端の端から厚さ方向内部に向う所定の幅(高さ)を有して厚さ方向に垂直な方向(図示奥行き方向)に広がる領域において設けられている。
目地用部材4は、第1のコンクリート3aの小口面13aに面接触する長尺の第1の板部材6aと、第1の板部材6aと離間して対向するとともに第2のコンクリート3bの小口面13bに面接触する長尺の第2の板部材6bと、第1の板部材6aと第2の板部材6bとの隙間に介在する空間保持材7とを有している。
第1の板部材6a及び第2の板部材6bは、樹脂製の平板パネルであり、公知のパネルを使用することができる。厚さは、例えば2.5mmである。
空間保持材7は、後述する目地構造の構築方法において、第2のコンクリートの打設時及び養生時に第2のコンクリート3bからの膨張圧力に耐えて、目地の空間を確保するための部材である。空間保持材7としては、外部からの刺激を端緒としてその少なくとも一部が流れながら第1の板部材6aと第2の板部材6bとの隙間外へ移動することができるものを使用する。ここでは、空気が充填された樹脂製の袋体、すなわちエアーバッグが用いられている。なお、袋体に充填するものとしては、空気以外の気体、水等の液体のように、流体を適宜選択することができる。
止水板8は、水を透過させないゴム製の板であり、雨水や地下水等の水がボックスカルバート内に浸み出してこないようにするために設けられている。止水板8はその一端側が第1のコンクリート3aの内部に埋め込まれており、その他端側が第2のコンクリート3bの内部に埋め込まれている。埋め込まれた両端部はいずれも断面視円形状に膨らんでおり、止水効果が高められている。また、止水板8のうち、第1のコンクリート3aと第2のコンクリート3bとの橋渡し部分は、目地用部材4の上部に接触している。
残置部材5は、例えばアスファルト系の材料からなり、第1のコンクリート3aと第2のコンクリート3bとの間の部分であって止水板8の上方部分に挟まれている。残置部材5の下端は止水板8の上面に接触している。残置部材5は、ボックスカルバートの供用後にも目地構造1Aの一部として残される。
(目地構造の構築方法)
目地構造1Aの構築方法について説明する。ボックスカルバートの天井を構築すべき場所に、スラブパネル2を水平方向に配置する。図2(a)に示されたとおり、スラブパネル2上に平板状の型枠9を立てて配置し、型枠9の所定の高さ位置において止水板8を水平となるように配置する。そして、型枠9一方側(図2(a)では左側)にコンクリート(第1のコンクリート)3aを流す(第1の打設工程)。このとき、止水板8の一端側が第1のコンクリート3aに埋め込まれ、他端側が第1のコンクリート3a外に突き出す恰好となる。また、第1のコンクリート3aの面取りのために、第1のコンクリート3aと型枠9が接する部分における第1のコンクリート3aの厚さ方向の最下部及び最上部に、面木10を配置しておく。
第1のコンクリート3aの硬化後、型枠9を取り外し、止水板8の下方側に目地用部材4を設ける。すなわち、図2(b)に示されたとおり、第1のコンクリート3aのうち型枠が接していた部分(小口面13a)は平面状となっており、ここに第1の板部材6aを面接触するように配置し、続いて、空間保持材7及び第2の板部材6bをこの順に配置する(目地用部材設置工程)。第1の板部材6aのうち第1のコンクリート3aの小口面13aに接触する面には、剥離剤を塗布することが好ましい。
第1の板部材6aと第2の板部材6bとは互いに平行となるように対向させて配置する。空間保持材7としてのエアーバッグの強度及び充填する空気の量は、次に打設する第2のコンクリート3bの膨張圧力に耐えられるように、適宜調整する。
止水板8の上方には、第1のコンクリート3aの小口面13a及び止水板8の表面に接するように残置部材5を配置する。ここで、残置部材5が接する小口面13aの領域は、第1のコンクリート3aの小口面13aのうち、第1の板部材6aが接している領域以外の領域である。残置部材5の厚さ(図示左右方向)は、目地構造1Aの完成後の第1のコンクリート3aと第2のコンクリート3bとの間の距離に等しくする。
次に、目地用部材4の第1のコンクリート3a側とは反対側に、第2の板部材6b及び残置部材5と面接触するように、且つ、止水板8の他端側が埋め込まれるように、コンクリート(第2のコンクリート)3bを流す(第2の打設工程)。このとき、第2の板部材6bのうち第2のコンクリート3bに接触する面には、剥離剤を塗布することが好ましい。第2のコンクリート3bが硬化すると、図1に示された目地構造1Aが完成する。
図1に示された目地構造1Aは、更に目地用部材4を除去して図3に示された目地構造1Bとした後に供用される。目地用部材4を除去するには、スラブパネル2を取り外した後、第1の板部材6aと第2の板部材6bとの隙間から空間保持材7を除去する。このとき、袋体であるエアーバッグに針を突刺して穴を開けると、充填されていた空気が漏れてエアーバッグがしぼみ、これに伴いエアーバッグが変形して小さくなるので、エアーバッグを当該隙間から取り出しやすくなる。エアーバッグを取り出した後、第1の板部材6a及び第2の板部材6bを除去する(除去工程)。こうして、図3に示された目地構造1Bが完成する。
上記構築方法では、目地用部材4の一つとして、外部からの刺激を端緒としてその少なくとも一部が流れながら第1の板部材6aと第2の板部材6bとの隙間外へ移動することができる空間保持材7を使用しているので、目地用部材4を除去する際に、空間保持材7に刺激を与えることによってこれを容易に除去することができる。すなわち、目地構造1Aの構築のために用いた部材を容易に除去することができる。そして、目地用部材4の除去として始めに除去が容易な空間保持材7を除去することができるので、第1の板部材6a及び第2の板部材6bの除去も容易となる。
また、上記構築方法では、目地構造の完成後に第1のコンクリート3aと第2のコンクリート3bとの間に挟まれるようにして残置される残置部材5を接触させて設けているため、目地の空間が埋められて、目地構造1A,1Bが安定化する。
また、上記構築方法では第1のコンクリート3aと第2のコンクリート3bとの間を架け渡すように止水板が埋め込まれるので、外部から目地構造1A,1Bを通じて水が浸入してくることを防止することができる。
また、目地構造1Aでは、止水板8の下方に位置していた目地用部材4が除去されているため、供用後に天井から目地用部材が剥落する可能性がない。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではない。例えば、上記実施形態では空間保持材が空気が充填されたエアーバッグである態様を示したが、空間保持材は粉粒体であってもよい。図4に示されたとおり、第1の板部材6a及び第2の板部材6bに対して第3の板部材6cを加え、これらを第3の板部材6cを底部とする箱形状とする。当該箱の中に粉粒体としての砂11を充填する。この目地構造1Cでは、スラブパネル2を取り除いた後に、第3の板部材6cに穴を開けることによって砂11を容易に除去することができる。なお、この態様において、砂11は箱のなかに直接充填してもよいし、砂11を袋体に充填したものを箱に入れてもよい。また、砂11を袋体に充填した場合は、第3の板部材6cを備えない態様としてもよい。
また、空間保持材は、ゴム部材、バネ部材等の弾性体であってもよい。これらの場合であっても、目地構造からこれを容易に除去することができる。
また、上記実施形態では目地構造1Aを構成する小口面13a,13bが平行となるように構成されているが、両小口面13a,13bがスラブパネル2の方向(すなわち、目地用部材4を引き抜く方向)に向けて広がる形状となっていてもよい。この場合、目地用部材4の除去が一層容易となる。
1A,1B,1C…目地構造、3a…第1のコンクリート、3b…第2のコンクリート、4…目地用部材、5…残置部材、6a…第1の板部材、6b…第2の板部材、7…空間保持材、8…止水板、11…砂(空間保持材)、13a,13b…小口面。

Claims (9)

  1. 第1のコンクリート及び第2のコンクリートの互いに離間して対向する小口面部分に形成された目地構造の構築方法であって、
    前記第1のコンクリートを打設する第1の打設工程と、
    前記第1の打設工程で打設された前記第1のコンクリートの前記小口面の一部に面接触する目地用部材を設ける目地用部材設置工程と、
    前記目地用部材に小口面の一部が面接触するように前記第2のコンクリートを打設する第2の打設工程と、を有し、
    前記目地用部材は、前記第1のコンクリートの前記小口面に面接触する第1の板部材と、前記第1の板部材に対し離間して対向するとともに前記第2のコンクリートの前記小口面に面接触する第2の板部材と、前記第1の板部材と前記第2の板部材との隙間に介在する空間保持材と、を含み、
    前記目地用部材は、前記小口面の長手方向に延びる仮想境界線で二分される一方の領域のみに面接触しており、
    前記第1の打設工程において、前記第1のコンクリートの内部に、前記小口面から他端側が突き出すように止水板の一端側を埋め込み、
    前記目地用部材設置工程では、前記目地用部材を前記止水板の片面側のみに設け、
    前記第2の打設工程において、前記第2のコンクリートの内部に前記止水板の前記他端側を埋め込む、目地構造の構築方法。
  2. 前記空間保持材は、外部からの刺激を端緒としてその少なくとも一部が流れながら前記隙間外へ移動することができるものである、請求項1記載の目地構造の構築方法。
  3. 前記第2の打設工程の後に、前記隙間から前記空間保持材を除去し、その後に前記第1の板部材及び前記第2の板部材を除去する除去工程を有する、請求項1又は2記載の目地構造の構築方法。
  4. 前記目地用部材設置工程において、前記仮想境界線で二分される他方の領域に、当該目地構造の完成後に前記第1のコンクリートと前記第2のコンクリートとの間に挟まれるようにして残置される残置部材を前記第1のコンクリートの前記小口面に接触させて設ける、請求項1〜3のいずれか一項記載の目地構造の構築方法。
  5. コンクリート構造物の天井を対象とし、
    前記目地用部材は、前記止水板の下方となる側に設けられる、請求項1〜4のいずれか一項記載の目地構造の構築方法。
  6. 前記空間保持材は、流体が充填された袋体、又は、粉粒体を含む、請求項1〜のいずれか一項記載の目地構造の構築方法。
  7. 互いに離間して小口面同士が対向している第1のコンクリート及び第2のコンクリートと、
    前記第1のコンクリートと前記第2のコンクリートとの間であって、前記小口面における前記小口面の長手方向に延びる仮想境界線で二分される一方の領域において互いに離間して対向するとともに前記第1のコンクリートの前記小口面及び前記第2のコンクリートの前記小口面にそれぞれ面接触する第1の板部材及び第2の板部材と、
    前記第1の板部材と前記第2の板部材との隙間に介在する空間保持材と、
    前記仮想境界線の位置において、前記第1のコンクリートの内部と前記第2のコンクリートの内部とにまたがって設けられた止水板と、を備える、目地構造。
  8. 前記空間保持材は、外部からの刺激を端緒としてその少なくとも一部が流れながら前記隙間外へ移動することができるものである、請求項記載の目地構造。
  9. コンクリート構造物の天井の一部であり、
    前記第1の板部材、前記第2の板部材、及び前記空間保持材は、前記止水板の下方となる側に設けられている、請求項7又は8記載の目地構造。
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