JP6474325B2 - 目地構造の構築方法、及び、目地構造 - Google Patents
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Description
図1には、スラブパネル2上に打設された天井コンクリートが示されている。目地構造1Aは、天井コンクリートの打設単位の境界部分であり、第1のコンクリート3aと、目地用部材4及び残置部材5を第1のコンクリート3aとの間に挟むように打設された第2のコンクリート3bと、第1のコンクリート3aの内部と第2のコンクリート3bの内部とにまたがって設けられた止水板とを備えている。
目地構造1Aの構築方法について説明する。ボックスカルバートの天井を構築すべき場所に、スラブパネル2を水平方向に配置する。図2(a)に示されたとおり、スラブパネル2上に平板状の型枠9を立てて配置し、型枠9の所定の高さ位置において止水板8を水平となるように配置する。そして、型枠9一方側(図2(a)では左側)にコンクリート(第1のコンクリート)3aを流す(第1の打設工程)。このとき、止水板8の一端側が第1のコンクリート3aに埋め込まれ、他端側が第1のコンクリート3a外に突き出す恰好となる。また、第1のコンクリート3aの面取りのために、第1のコンクリート3aと型枠9が接する部分における第1のコンクリート3aの厚さ方向の最下部及び最上部に、面木10を配置しておく。
Claims (9)
- 第1のコンクリート及び第2のコンクリートの互いに離間して対向する小口面部分に形成された目地構造の構築方法であって、
前記第1のコンクリートを打設する第1の打設工程と、
前記第1の打設工程で打設された前記第1のコンクリートの前記小口面の一部に面接触する目地用部材を設ける目地用部材設置工程と、
前記目地用部材に小口面の一部が面接触するように前記第2のコンクリートを打設する第2の打設工程と、を有し、
前記目地用部材は、前記第1のコンクリートの前記小口面に面接触する第1の板部材と、前記第1の板部材に対し離間して対向するとともに前記第2のコンクリートの前記小口面に面接触する第2の板部材と、前記第1の板部材と前記第2の板部材との隙間に介在する空間保持材と、を含み、
前記目地用部材は、前記小口面の長手方向に延びる仮想境界線で二分される一方の領域のみに面接触しており、
前記第1の打設工程において、前記第1のコンクリートの内部に、前記小口面から他端側が突き出すように止水板の一端側を埋め込み、
前記目地用部材設置工程では、前記目地用部材を前記止水板の片面側のみに設け、
前記第2の打設工程において、前記第2のコンクリートの内部に前記止水板の前記他端側を埋め込む、目地構造の構築方法。 - 前記空間保持材は、外部からの刺激を端緒としてその少なくとも一部が流れながら前記隙間外へ移動することができるものである、請求項1記載の目地構造の構築方法。
- 前記第2の打設工程の後に、前記隙間から前記空間保持材を除去し、その後に前記第1の板部材及び前記第2の板部材を除去する除去工程を有する、請求項1又は2記載の目地構造の構築方法。
- 前記目地用部材設置工程において、前記仮想境界線で二分される他方の領域に、当該目地構造の完成後に前記第1のコンクリートと前記第2のコンクリートとの間に挟まれるようにして残置される残置部材を前記第1のコンクリートの前記小口面に接触させて設ける、請求項1〜3のいずれか一項記載の目地構造の構築方法。
- コンクリート構造物の天井を対象とし、
前記目地用部材は、前記止水板の下方となる側に設けられる、請求項1〜4のいずれか一項記載の目地構造の構築方法。 - 前記空間保持材は、流体が充填された袋体、又は、粉粒体を含む、請求項1〜5のいずれか一項記載の目地構造の構築方法。
- 互いに離間して小口面同士が対向している第1のコンクリート及び第2のコンクリートと、
前記第1のコンクリートと前記第2のコンクリートとの間であって、前記小口面における前記小口面の長手方向に延びる仮想境界線で二分される一方の領域において互いに離間して対向するとともに前記第1のコンクリートの前記小口面及び前記第2のコンクリートの前記小口面にそれぞれ面接触する第1の板部材及び第2の板部材と、
前記第1の板部材と前記第2の板部材との隙間に介在する空間保持材と、
前記仮想境界線の位置において、前記第1のコンクリートの内部と前記第2のコンクリートの内部とにまたがって設けられた止水板と、を備える、目地構造。 - 前記空間保持材は、外部からの刺激を端緒としてその少なくとも一部が流れながら前記隙間外へ移動することができるものである、請求項7記載の目地構造。
- コンクリート構造物の天井の一部であり、
前記第1の板部材、前記第2の板部材、及び前記空間保持材は、前記止水板の下方となる側に設けられている、請求項7又は8記載の目地構造。
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