JP6472978B2 - シート状化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、シート状化粧料に関する。
近年、汗やベタつきを拭き取って肌を清潔にし、さっぱりとした快適な肌感触を与える目的で、ウェットシートタイプの製品が種々実用化されている。例えば、一枚づつ個装された製品や、10数枚単位にしたポケットテッシュタイプの製品等がある。これらの製品は、化粧成分や、洗浄剤、清涼剤、殺菌剤、香料等の成分を含む化粧液をシートに含浸させて構成されている。
最近では、シート素材やシートに含浸させる液剤の工夫による効果や、香料成分の工夫によるニオイのマスキング等によるデオドラント効果が持続するシート化粧料が提案されている。
例えば、特許文献1には、シートを構成するポリマーにメタクリル酸/(メタ)アクリル酸エステルコポリマーを含み、該シートに殺菌剤が包含されたシート状化粧料が、殺菌効果が長時間持続することが記載されている。また、特許文献2には、特定の抗酸化剤、殺菌剤、抑汗剤を含有する組成物をシートに含浸させたデオドラント組成物が記載されている。さらに、特許文献3には、特定のベタインエステルを含有する身体化粧料が、体臭及び足臭のマスキングや消臭に優れることが記載されている。
特開2014−101284号公報 特開2011−153128号公報 特開2002−179544号公報
これらのシート状化粧料はシート素材に殺菌剤等を含浸させ、シートを貼付、清拭することで、皮膚上の微生物の繁殖を抑制し、悪臭を制御するものであり、使用時からしばらくの間は快適に過ごすことができる。しかしながら、発汗による汗の影響で殺菌剤が流れたり、貼付がはがれるなどにより、その効果は持続しなかった。更に、香料によるマスキングにおいては、香料そのもののニオイと経時で発生するニオイが混合することで、さらに不快なニオイを発する場合もある。
本発明は、肌上で殺菌剤の残留性を高めることにより、持続性に優れ、肌上からニオイを蒸散させることを抑制して、体臭の発生を抑えるシート状化粧料に関する。
発明者らは、特定の殺菌剤と特定の2種の非イオン性界面活性剤、特定のポリプロピレングリコール及び油剤を特定の割合で組み合わせて用いることにより、上記課題を解決したシート状化粧料が得られることを見出した。
本発明は、下記成分(A)〜(F):
(A)HLB値が4〜7であり、25℃で液状の、グリセリル基を有する非イオン性界面活性剤 0.005〜3質量%、
(B)トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、銀担持無機粒子、塩化リゾチーム、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム及び3,4,4'−トリクロロカルバニリドからなる群から選ばれる1種以上の殺菌剤、
(C)数平均分子量200〜2000のポリプロピレングリコール 0.01〜6質量%、
(D)25℃における粘度が50mPa・s以下の油剤 0.01〜5質量%、
(E)HLB値が12〜17である非イオン性界面活性剤 0.01〜3質量%、
(F)水
を含有する液状組成物を、シート状基材に含浸させてなるシート状化粧料であって、前記液状組成物において、成分(B)と成分(C)の質量比(B)/(C)が、0.01〜5であり、成分(C)と成分(D)の質量比(C)/(D)が、0.1〜6であるシート状化粧料。
本発明のシート状化粧料は、さっぱりとして、べたつきのない使用感を有し、発汗後においても殺菌剤の肌上での残留性に優れ、ニオイを抑える効果が持続する。また、発生する体臭成分の揮散を抑制して、長時間臭いの発生を抑えることができる。
[液状組成物]
成分(A)の非イオン性界面活性剤は、HLB値が4〜7であり、好ましくは5〜6のものである。HLBが7以下であることで、水や汗に溶解し難くなり、発汗した肌にも残留しやすくなる。また、成分(B)の表面に吸着しやすいため、成分(B)の肌へのバインダーとしての働きをすることもできる。
ここで、HLB値は、親水性−親油性のバランス(Hydrophile Lipophile Balance)を示す指標であり、本発明においては小田・寺村らによる次式を用いて算出した値を用いている。
Figure 0006472978
また、成分(A)の非イオン性界面活性剤は、25℃で液状の、グリセリル基を有するものである。
25℃で液状とは、25℃での粘度が10万mPa・s以下のものをいう。
かかる非イオン性界面活性剤としては、炭素数8〜22の分岐のアルキル基又はアルケニル基を有し、グリセリル基とエーテル結合若しくはエステル結合したもの、又は、アルキレンオキサイド基を介して結合しているものが好ましい。
成分(A)の非イオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルグリセリルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリルエーテル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル等から選ばれる1種又は2種以上が好ましい。中でも、殺菌剤の皮膚への残留性を向上させる観点から、アルキルグリセリルエーテル、グリセリン脂肪酸エステルから選ばれる1種又は2種以上が好ましく、更にはアルキルグリセリルエーテルから選ばれる1種又は2種以上が好ましい。
このような成分(A)としては、例えば、イソステアリルグリセリルエーテル(HLB5.4)、2−エチルヘキシルグリセリルエーテル(HLB7)、モノイソステアリン酸グリセリル(HLB6)、モノイソステアリン酸(重合度2)ポリグリセリル(HLB5.5)、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレン(5)硬化ヒマシ油(HLB4)、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油(HLB5)、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレン(15)硬化ヒマシ油(HLB7)、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油(HLB4)、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン(15)硬化ヒマシ油(HLB5)、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油(HLB6)、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン(30)硬化ヒマシ油(HLB7)などが挙げられる。
これらのうち、成分(B)の残留性を向上させる観点から、イソステアリルグリセリルエーテル、2−エチルヘキシルグリセリルエーテル、モノイソステアリン酸グリセリルが好ましく、感触の点から、イソステアリルグリセリルエーテルを含むことが好ましい。
成分(A)は、1種又は2種以上を用いることができ、含有量は、成分(B)の残留性を高める点から、液状組成物中に0.005質量%であり、0.007質量%以上が好ましく、0.008質量%以上がより好ましく、0.009質量%以上が更に好ましい。また、使用後の感触が良好である点から、液状組成物中に3質量%以下であり、1.8質量%以下が好ましく、1.2質量%以下がより好ましく、0.05質量%以下がさらに好ましい。
成分(B)殺菌剤は、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール(IPMP)、銀担持無機粒子、塩化リゾチーム、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム(CPC)、3,4,4'−トリクロロカルバニリドからなる群から選ばれる1種以上である。
銀担持無機粒子としては、銀担持ゼオライト、銀担持カンクリナイト等が挙げられる。
成分(B)としては、使用感(べたつきのなさ)や残留性を向上させる観点から、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール(IPMP)、塩化ベンザルコニウムが好ましい。
成分(B)は、1種又は2種以上を組合せて用いることができ、含有量は、殺菌効果を向上させる観点から、液状組成物中に0.001質量%以上が好ましく、0.007質量%以上がより好ましく、0.01質量%以上がさらに好ましい。また、皮膚刺激性を低減させる観点から、5質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましく、1質量%以下がさらに好ましい。
成分(C)のポリプロピレングリコールは、数平均分子量200〜2000のものである。ポリプロピレングリコールは、悪臭の揮散抑制を向上させる観点から、数平均分子量400以上が好ましく、500以上がより好ましく、600以上が更に好ましく、800以上がさらにより好ましく、同様の観点から、1900以下が好ましく、1700以下がより好ましく、1500以下が更に好ましい。
従来のシート状化粧料では、発生したニオイを他の香料でマスキングすることにより臭いを抑制する方法がとられていた。このため、多量の香料を必要としたり、香料の嗜好性は人により大きく異なるため、その汎用性にも限界があった。しかし、本発明によれば、肌上からニオイを蒸散させることを抑制して体臭の発生を抑えることができるため、香料を必須とせず、また、使用者のニーズに応じて香料を含有させたり、含有させなかったりできるために、設計の自由度が高いという効果も奏する。
このような効果を奏する詳細なる理由は不明なるも、特定の分子量をもったポリプロピレングリコールが、皮脂臭成分を溶解することによって、ニオイを化粧料中に取り込むためと考えられる。
成分(C)の含有量は、悪臭の揮散抑制及びべたつきの抑制を向上させる観点から、液状組成中に0.01〜6質量%であり、0.05〜3質量%が好ましく、0.07〜1.5質量%がより好ましく、0.08〜1質量%がさらに好ましく、0.09〜0.4質量%がさらにより好ましい。
本発明において、成分(B)と成分(C)の質量比(B)/(C)は、殺菌剤の残留効果とべたつきの抑制を向上させる観点から、0.01〜5であり、0.05〜3が好ましく、0.1〜2がより好ましく、0.6〜1.5がさらに好ましく、0.8〜1.2がさらにより好ましい。
成分(D)は25℃における粘度が50mPa・s以下の油剤である。成分(D)を加えることにより、成分(C)を肌上に均一に拡散させ、成分(C)の悪臭の揮散を抑える効果を向上させることができる。本発明において、25℃における粘度は、デジタル粘度計(TVB−10、東機産業社製、ローターNo.1、6rpm)で、25℃の条件で測定される。
成分(D)の油剤としては、シリコーン油、炭化水素油、エステル油、エーテル油等が挙げられる。これらのうち、成分(C)の感触を向上させる観点から、25℃における粘度20mPa・s以下の油剤が好ましい。また、悪臭揮散抑制を向上させる観点から、エステル油、エーテル油が好ましく、エステル油がより好ましい。
成分(D)の具体例としては、シリコーン油として、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、シクロメチコン、ジメチコン、トリシロキサンメチルトリメチコン、エチルトリシロキサン等が挙げられる。これらの中で、25℃における粘度が20mPa・s以下のものとして、デカメチルシクロペンタシロキサン(粘度4mPa・s)、ドデカメチルヘキサシクロシロキサン(粘度8mPa・s)、トリシロキサン(粘度1mPa・s)、ジメチコン(粘度20mPa・s以下)、メチルトリメチコン(粘度2mPa・s)、エチルトリシロキサン(粘度1mPa・s)等が挙げられる。
炭化水素油としては、ドデカン、テトラデカン、ヘキサデカン、イソドデカン、イソヘキサデカン、イソエイコサン、スクワラン、流動パラフィン等が挙げられる。25℃における粘度が20mPa・s以下のものとして、イソドデカン(粘度1mPa・s)、イソヘキサデカン(粘度4mPa・s)等が挙げられる。
エステル油としては、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール等が挙げられ、25℃における粘度が20mPa・s以下のものとして、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール(粘度19mPa・s)、パルミチン酸イソプロピル(粘度10mPa・s)、ミリスチン酸イソプロピル(粘度7mPa・s)、イソノナン酸イソノニル(粘度7mPa・s)、イソノナン酸イソトリデシル(粘度11mPa・s)、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール(粘度13mPa・s)等が挙げられる。
エーテル油としては、アルキル−1,3−ジメチルブチルエーテル、ジカプリリルエーテル、ジカプリリルエーテル等が挙げられ、25℃における粘度が20mPa・s以下のものとして、ジカプリリルエーテル(粘度5mPa・s)等が挙げられる。
成分(D)としては、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコールが好ましく、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコールがより好ましい。
成分(D)の油剤は、1種又は2種以上を用いることができ、含有量は、さらさら感とその持続を向上させる観点から、液状組成物中に0.01〜5質量%であり、0.05〜3質量%が好ましく、0.08〜1質量%がより好ましい。
本発明において、成分(C)と成分(D)の質量比(C)/(D)は、体臭の揮散を抑制する観点から、0.1〜6であり、0.2〜3が好ましく、0.5〜2がより好ましく、0.8〜1.5がさらに好ましい。
本発明で用いる成分(E)は、HLB値が12〜17である非イオン性界面活性剤である。成分(E)を加えることにより、液状組成物中の成分(B)の分散性を向上させることができ、使用感、安定性に優れる。
成分(E)のHLB値は、先に成分(A)で説明したものと同様の方法で求められ、HLB14〜17であるのが、成分(A)、(B)、(C)、(D)の分散性と使用感、安定性に優れる点から好ましい。
成分(E)の具体例としては、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリグリセリン脂肪酸エステルなどが挙げられる。
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルとしては、モノラウリン酸POE(20)ソルビタン(HLB16.9)、モノパルミチン酸POE(20)ソルビタン(HLB15.6)、モノステアリン酸POE(20)ソルビタン(HLB14.9)等が挙げられる。ポリオキシエチレン脂肪酸エステルとしては、モノラウリン酸PEG(10EO)(HLB12.5)、モノステアリン酸PEG(25EO)(HLB15.0)等が挙げられる。ポリオキシエチレンアルキルエーテルとしては、POE(9)ラウリルエーテル(HLB14.5)、POE(10)セチルエーテル(HLB13.5)等が挙げられる。ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としては、POE(40)硬化ヒマシ油(HLB12.5)、POE(60)硬化ヒマシ油(HLB14.0)等が挙げられる。ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、モノラウリン酸ヘキサグリセリル(HLB14.5)等が挙げられる。
これらのうち、少量でも成分(A)、(B)、(C)、(D)の分散性に優れ、且つ感触が好ましい点から、POE(40)硬化ヒマシ油、POE(60)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルから選ばれる少なくとも1種が好ましく、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルがさらに好ましい。
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの中では。ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを構成する脂肪酸の炭素数は、同様の観点から、12〜22が好しく、14〜20が好ましく、16〜20がさらに好ましい。
成分(E)は、1種又は2種以上を用いることができ、含有量は、成分(A)の液状組成物での分散安定性を高め、使用後の感触を向上させる点から、液状組成物中に0.01〜3質量%であり、0.05〜2質量%が好ましく、0.07〜1質量%がより好ましく、0.09〜0.8質量%がさらにより好ましい。
成分(F)の水は、イオン交換水や蒸留水等を用いることができる。成分(F)は、他の成分の残部をなし、含有量は、液状組成物中に50質量%以上が好ましく、60〜95質量%がより好ましい。
本発明で用いる液状組成物は、更に、成分(G)エタノールを含有することが好ましい。
成分(G)のエタノールは、成分(B)の溶解を助け、液状組成物中での成分(B)の溶解又は分散性を向上させることができる。成分(G)を含有することにより、本発明のシート状化粧料を肌に作用させた際、成分(F)が揮発する過程で、成分(B)を肌表面に均一に付着させることができる。この結果、べたつきを抑制できると共に、発汗の際に成分(A)がゲル化して、成分(B)の流出を効果的に防ぐことができる。また、使用時の清涼感を高めることができる。
成分(G)のエタノールの含有量は、成分(B)の溶解性や、本発明のシート状化粧料の使用によるかさつき感や刺激感を与えない観点から、液状組成物中に1〜40質量%が好ましく、18〜30質量%がより好ましい。
本発明で用いる液状組成物は、成分(B)の分散、安定性を高める観点から、更に、水溶性ポリマーを含有することができる。
かかる水溶性ポリマーとしては、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体等が挙げられ、例えば、ペムレンTR−1、ペムレンTR−2、カーボポール910、934、940、941、980、981、1382、ETD2020(以上、ルーブリゾール社製)、ハイビスワコー104、105(以上、和光純薬社製)等の市販品を好適に使用することができる。
カルボキシビニルポリマー又はアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体の塩としては、アンモニウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩が挙げられ、カリウム塩が好ましい。
これらの水溶性ポリマーは、塩形成していない未中和状態のカルボキシルビニルポリマー及び/又はアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体の含有量として、さっぱりした使用感を得るという観点から、液状組成物中に0.01〜2質量%が好ましく、0.02〜1質量%がより好ましく、0.05〜0.5質量%が更に好ましい。
また、本発明で用いる液状組成物は、前記成分以外に、通常の化粧料に用いられる成分、例えば、保湿剤、抗炎症剤、美白剤、UVケア剤、制汗剤、清涼剤、酸化防止剤、香料等を含有することにより、これらの成分を殺菌剤と共に肌に残留させ、使用後の肌を機能的にコンディショニングすることができ、潤いや清涼感、香りを楽しむこともできる。
本発明は、肌上で殺菌剤の残留性を高めることにより、持続性に優れ、肌上からニオイを蒸散させることを抑制して、体臭の発生を抑えるシート状化粧料を提供することができる。
液状組成物は、通常の方法により、配合成分を混合することにより、製造することができる。具体的には、成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)を80℃で加熱溶解混合し、成分(F)の水に適宜添加した後冷却し、その他の成分を適宜添加し、均一にすることにより、液状組成物を製造することができる。
[シート状化粧料]
本発明のシート状化粧料は、上記液状組成物をシート状基材に含浸させることにより得ることができる。
液状組成物をシート状基材に含浸させる方法は、特に制限されない。例えば、スプレーやエアーガン等を用いて液状組成物をシート基材に噴霧し含浸させる方法や、スリット型のノズル等を用いて液状組成物を直接シート基材に塗布し含浸させる方法がある。
本発明のシート状化粧料において、液状組成物の含浸率は、使用感を高め、塗布時の感触を良好にする観点から、シート状基材100質量部に対し、20〜500質量部が好ましく、50〜400質量部が更に好ましい。
本発明で用いるシート状基材としては、天然繊維又は合成繊維およびこれらを混紡した不織布又は織布の何れをも使用することができる。具体的には、例えば、リヨセル、キュプラ、レーヨン、アセテート、アクリル、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリアミド、コットン及びこれらを混綿したものの不織布又は織布、更に湿式及び乾式パルプシート、熱可塑性樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等)で強化したパルプシート等が挙げられる。より具体的には、パルプ、コットンと熱可塑性樹脂の割合において、パルプ、コットンの質量比は50%以上が好ましく、70質量%がより好ましく、90質量%が更に好ましい。これらの基材は、繊維間隔がなるべく密なほどシート表面に粉体が集合するので好ましい。また、製造時の加工のしやすさ等から、パルプ、コットンが基材として、より好ましい。また、パルプやコットンであれば、液状組成物の保持性に優れ、特に親水性粉体の肌への転写も優れているので好ましい。パルプについては、やわらかさと強度を両立するために薄いパルプを重ね合わせて用いることが好ましく、更に熱可塑性樹脂で強化したパルプは、エンボス処理により適度な厚み(嵩高さ)を付与でき、かつ肌を濡らしすぎないので好ましい。更にヒートシールにより複数枚のシートを部分的に貼り合わせることで、柔らかく、拭きごたえのある厚みのあるシートにより良好な使用感を提供できる。シートの坪量は、液状組成物の保持性や、清拭時の感触が良好である観点から20〜200g/mが好ましい。シートの厚みは、拭きごたえがあり、清拭時に良好な使用感を与える点から、0.15〜1.30mm(押圧 20gf/cm荷重のダイアルゲージによる測定)が好ましい。
本発明のシート状化粧料は、肌を拭くことにより、汗や皮脂汚れを取り除いて清潔にすると共に、殺菌剤が効果的に肌に吸着して残留し、長時間にわたって肌にさらさらとした感触や、かさつきの少ないなめらかな感触を与えることができる。
本発明のシート状化粧料は、例えば、顔面に用いた場合、皮脂を効果的に除去すると共に殺菌剤等を残留させて肌を快適に保つだけでなく、化粧直しのしやすさが著しく向上する。また、制汗剤を配合した場合、肌を清浄にした上でこれらの有効成分を肌に長時間残留させるため、持続的な制汗・デオドラント効果が期待できる。また、身体のむだ毛処理部位に使用し、剃毛後の肌を整える用法でも、本発明品の有用性は高い。つまり、カミソリ使用前の肌に塗布することにより、当該部位を湿潤させるとともに、殺菌剤を肌へと移行させることで、カミソリの滑りを良好にして肌を痛めず、快適な肌感触に仕上げることができる。
実施例1〜9、比較例1〜5
表1に示す組成のシート状化粧料を製造し、清拭直後のさっぱり感、清拭直後のべたつき感のなさ、清拭後の肌のかさつきのなさ、殺菌剤の残留性、2時間後のニオイを抑える効果及び保存安定性を評価した。結果を表1に併せて示す。
なお、実施例6〜9は参考例である。
(製造方法)
成分(F)水の一部にアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体を添加し、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体の分散液を得る。成分(G)に成分(B)を添加し、完全溶解させ、溶液を得た。得られた溶液と、残りの成分(F)の一部を混合し、さらに、先に得たアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体の分散液を混合し、撹拌して均一にした。次に、残りの成分(F)と炭酸ナトリウムと混合して得られた炭酸ナトリウム水溶液を添加して、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体を中和した。更に、成分(A)、(C)、(D)及び(E)を混合したものを添加し、これに、成分(D)及び(E)を適宜添加し、撹拌して均一にして、液状組成物を得た。
この液状組成物2.4gを、パルプシート(坪量60g/m2、0.8g、透過率20%)に含浸させ、シート状化粧料を得た。
(評価方法)
(1)清拭直後のさっぱり感、清拭直後のべたつき感のなさ、清拭後の肌のかさつきのなさ:
専門パネラー6名により、各シート状化粧料を用いて、液移行量が0.1gとなるように、前腕内側(5×5cm2)を清拭したときの使用感を、以下の基準で評価した。結果を6名の平均値で示した。
(1−1)清拭直後のさっぱり感:
4;非常にさっぱり感がある。
3;さっぱり感がある。
2;さっぱり感が少ない
1;さっぱり感がない。
(1−2)清拭直後のべたつき感のなさ:
4;全くべたつき感がない。
3;かすかにべたつき感がある。
2;べたつき感を感じる。
1;非常にべたつき感を感じる。
(1−3)清拭後の肌のかさつきのなさ:
4;全くかさつかない。
3;わずかにかさつき感を感じる。
2;かさつき感を感じる。
1;非常にかさつく。
(2)殺菌剤の残留性(カップシェイク法):
各シート状化粧料を用いて、液移行量が0.1gとなるように前腕内側(5×5cm2)を清拭し、7時間放置する。直径3.5cmのガラスカップにアセトン1mLをとり、化粧料清拭部と接触させて3回ピペッティングする。その液中の全殺菌剤成分を、液体クロマトグラフィで定量する。清拭時に移行した化粧料の全殺菌剤成分の含有量より、その残存率(%)を求めた。
(3)2時間後のニオイを抑える効果(官能評価):
各シート状化粧料を用いて、液移行量が1.6gとなるように左右一方の体幹部[(横腹部)(20×20cm2)]を清拭した後、被験者が33℃55%環境下で、事務作業を2時間行った。その後、専門パネラー2名により、清拭部の体臭を未清拭部分と比較し、ニオイを抑える効果を、以下の基準で官能評価した。結果を2名の平均値で示した。
4;非常に効果がある。
3;効果がある。
2;効果が少ない。
1;効果がない。
(4)保存安定性:
得られた液状組成物を、50℃で2週間保存した後、その乳化状態の外観・性状を目視により評価した。
○:変化なし。
△:わずかに変化があるが、性状に問題なし。
×:外観・性状とも変化があり、ふさわしくない。
Figure 0006472978
実施例10
下記組成の液状組成物4gを、2gの100%ポリエチレン不織布(坪量60g/m)上にスプレーで噴霧することにより含浸させてシート状化粧料を製造した。液状組成物の含浸率は200質量%である。
得られたシート状化粧料は、良好なさらさら感を有し、かさつきが少なかった。また、清拭2時間後においても体臭を抑える効果が高かった。
<液状組成物>
モノイソステアリン酸グリセリル(HLB6) 0.30(質量%)
塩化ベンザルコニウム 0.05
ポリプロピレングリコール(数平均分子量1000) 0.10
ポリオキシエチレン(60)硬化ひまし油(HLB14)*1 0.30
ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール*2 0.30
アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキル共重合体*3 0.40
水酸化ナトリウム 0.02
エタノール 30.00
メチルパラベン 0.20
精製水 バランス
合計 100

*1)エマノーンCH−60(K)、花王社製
*2)KAK NDO、高級アルコール工業社製
*3)ペムレンTR−1、ルーブリゾール社製
実施例11
下記組成の液状組成物4.8gを、1.2gの90%パルプ/10%ポリエチレン不織布(坪量50g/m)上にスプレーで噴霧することにより含浸させてシート状化粧料を製造した。液状組成物の含浸率は400質量%である。
得られたシート状化粧料は、良好なさらさら感を有し、かさつきが少なかった。清拭2時間後においても体臭を抑える効果が高かった。
<液状組成物>
モノイソステアリン酸(2)ポリグリセリル(HLB5.5) 0.50(質量%)
イソプロピルメチルフェノール 0.15
ポリプロピレングリコール(数平均分子量400) 0.50
ミリスチン酸イソプロピル*4 1.00
ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル(HLB14.5)*5
0.50
アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキル共重合体*6 0.15
炭酸ナトリウム 0.08
エチルパラベン 0.10
エタノール 25.00
精製水 バランス
合計 100

*4)エキセパールIPM、花王社製
*5)NIKKOL BL−9EX、日光ケミカルズ社製
*6)カーボポールEDT2020、ルーブリゾール社製
実施例12
下記組成の液状組成物7.5gを、2.5gの45%ポリエチレン/55%ポリエステル不織布(坪量55g/m)上にスプレーで噴霧することにより含浸させてシート状化粧料を製造した。液状組成物の含浸率は300質量%である。
得られたシート状化粧料は、良好なさらさら感を有し、かさつきが少なかった。清拭2時間後においても体臭を抑える効果が高かった。
<液状組成物>
2−エチルヘキシルグリセリルエーテル(HLB7) 0.75(質量%)
トリクロサン 0.10
ポリプロピレングリコール(数平均分子量700) 1.20
イソノナン酸イソノニル*7 0.60
ポリオキシエチレン(40)硬化ひまし油(HLB12.5)*8 1.00
アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキル共重合体*6 0.30
トリエタノールアミン 0.15
エタノール 8.00
メチルパラベン 0.10
精製水 バランス
合計 100

*7)サラコス99、日清オイリオグループ社製
*8)エマノーン CH−40、花王社製
実施例13
下記組成の液状組成物6.0gを、1.50gの70%レーヨン/30%ポリエステル不織布(坪量35g/m)上にスプレーで噴霧することにより含浸させてシート状化粧料を製造した。液状組成物の含浸率は400質量%である。
得られたシート状化粧料は、良好なさらさら感を有し、かさつきが少なかった。清拭2時間後においても体臭を抑える効果が高かった。
<液状組成物>
イソステアリルグリセリルエーテル(HLB5.4) 0.10(質量%)
イソプロピルメチルフェノール 0.20
ポリプロピレングリコール(数平均分子量1000) 0.30
ポリオキシエチレン(10)セチルエーテル(HLB13.5)*9
0.50
ジカプリン酸ネオペンチルグリコール*10 0.40
水酸化ナトリウム 0.02
カルボキシビニルポリマー*11 0.10
フェノキシエタノール 0.10
エタノール 15.00
精製水 バランス
合計 100

*9)NIKKOL BC−10、日光ケミカルズ社製
*10)エステモール N−01、日清オイリオグループ社製
*11)アクペック HV−805EP、住友精化社製
実施例14
下記組成の液状組成物3.5gを、1.4gのコットン50%/パルプ50%不織布(坪量60g/m)上にスプレーで噴霧することにより含浸させてシート状化粧料を製造した。液状組成物の含浸率は250質量%である。
得られたシート状化粧料は、良好なさらさら感を有し、かさつきが少なかった。清拭2時間後においても体臭を抑える効果が高かった。
<液状組成物>
トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン(15)硬化ヒマシ油(HLB5)
0.70(質量%)
トリクロサン 0.15
ポリプロピレングリコール(数平均分子量700) 1.00
モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン
(HLB14.9)*12 0.50
パルミチン酸イソプロピル*13 1.00
アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキル共重合体*3 0.10
炭酸ナトリウム 0.02
メチルパラベン 0.10
メントール 0.10
エタノール 40.00
精製水 バランス
合計 100

*12)レオドールスーパー TW−L120V、花王社製
*13)エキセパールIPP、花王社製

Claims (5)

  1. 下記成分(A)〜(F):
    (A)HLB値が4〜7であり、25℃で液状の、グリセリル基を有する非イオン性界面活性剤 0.005〜3質量%、
    (B)トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、銀担持無機粒子、塩化リゾチーム、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム及び3,4,4'−トリクロロカルバニリドからなる群から選ばれる1種以上の殺菌剤、
    (C)数平均分子量200〜2000のポリプロピレングリコール 0.01〜6質量質%、
    (D)25℃における粘度が50mPa・s以下の油剤 0.01〜5質量%、
    (E)HLB値が12〜17である非イオン性界面活性剤 0.01〜3質量%、
    (F)水
    を含有する液状組成物を、シート状基材に含浸させてなるシート状化粧料であって、前記液状組成物において、成分(B)と成分(C)の質量比(B)/(C)が、0.01〜5であり、成分(C)と成分(D)の質量比(C)/(D)が、0.8〜3であるシート状化粧料。
  2. 液状組成物が、更に、(G)エタノールを1〜40質量%含有する請求項1記載のシート状化粧料。
  3. 成分(A)が、アルキルグリセリルエーテルを含む請求項1又は2記載のシート状化粧料。
  4. 成分(D)が、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル及びジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコールから選ばれる1種以上である請求項1〜3のいずれか1項記載のシート状化粧料。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載のシート状化粧料で肌を清拭し、肌を快適に保つ方法。
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