JP6471479B2 - テストパターン作成プログラム、テストパターン作成方法及びテストパターン作成装置 - Google Patents

テストパターン作成プログラム、テストパターン作成方法及びテストパターン作成装置 Download PDF

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Description

本発明は、テストパターン作成プログラム、テストパターン作成方法及びテストパターン作成装置に関する。
病院等の顧客にシステムを導入する場合、顧客からは短期間での納品が求められるとともに、低価格高品質のシステムを提供することも求められることが多い。
しかしながら、短期間での納品を実現する場合、テスト工程に充分な時間を割くことができない場合もある。また、原価削減によりテストに十分な人員を充てることができない場合もある。このため、システム稼働後の障害発生数が増加したり、障害解決率が低下するおそれがある。
なお、特許文献1等には、熟練試験者の操作パターンのログを収集し、ログから作成された操作部品データを用いて試験を行う技術が開示されている。
特開2008−17418号公報
最近においては、短納期低価格であっても高品質なシステムを提供するため、顧客ごとにカスタマイズを行なわずパッケージのままシステムを導入するのが主流となっている。しかしながら、システム稼働後に発生する障害は防ぎきれていない。また、システムを利用するユーザ(例えば医療従事者)は、多数の職種に分類されていることがあり、職種ごとに権限や操作に違いがある。このような職種による権限や操作の違いは、テスト時間の長時間化や、テストの困難化を引き起こす一因となっている。
1つの側面では、本発明は、システムのテストに適したテストパターンを作成することが可能なテストパターン作成プログラム、テストパターン作成方法及びテストパターン作成装置を提供することを目的とする。
一つの態様では、テストパターン作成プログラムは、操作者が、対象に対して行った処置に関連する操作を第1のシステムに対して行った場合に、前記操作者による操作の履歴を該操作者の職種と前記対象に関連付けて記憶した記憶部を参照して、職種ごとの前記操作の履歴を取得し、取得した職種ごとの前記操作の履歴に基づいて、第2のシステムについてのテストパターンを作成する、処理をコンピュータに実行させ、前記作成する処理では、取得した職種ごとの前記操作の履歴に、同一対象に関連付けられた操作の履歴が複数含まれる場合に、前記複数の操作の履歴から1つのテストパターンを作成するプログラムである。
システムのテストに適したテストパターンを作成することができる。
一実施形態に係る情報処理システムの構成を概略的に示す図である。 情報処理システムにテストパターン作成装置及びテスト端末を接続した状態を示す図である。 図3(a)は、サーバ及びテストパターン作成装置のハードウェア構成を示す図であり、図3(b)は、ユーザ端末及びテスト端末のハードウェア構成を示す図である。 サーバ、ユーザ端末、テストパターン作成装置、テスト端末の機能ブロック図である。 ログマスタの一例を示す図(その1)である。 ログマスタの一例を示す図(その2)である。 図7(a)、図7(b)は、テストパターンの一例を示す図(その1)である。 テストパターンの一例を示す図(その2)である。 テストログの一例を示す図(その1)である。 テストログの一例を示す図(その2)である。 テストログの一例を示す図(その3)である。 テストパターン作成装置の処理を示すフローチャートである。 テスト端末の処理を示すフローチャートである。 変形例に係るテストパターン作成装置の処理を示すフローチャートである。 変形例に係る新システム修正内容格納DBを示す図である。
以下、情報処理システムの一実施形態について、図1〜図13に基づいて詳細に説明する。図1には、例えば病院内において運用される情報処理システム100の構成の一例が示されている。また、図2には、図1の情報処理システム100のテストを行う場合の構成の一例が示されている。
図1に示すように、情報処理システム100は、サーバ10と、複数のユーザ端末50とを備えている。サーバ10とユーザ端末50とは、病院内のネットワーク80に接続されている。サーバ10は、電子カルテサーバ等であり、医者や看護師、検査技師、医療事務従事者等が利用する患者のデータを処理する。ユーザ端末50は、医者や看護師、検査技師、医療事務従事者等が利用する端末であり、電子カルテの閲覧、データ入力等を行うために利用される。
一方、図1の情報処理システム100を病院に導入する際、システムを導入する業者は、図2に示すように、ネットワーク80にテストパターン作成装置20と、テスト端末30とを接続する。テストパターン作成装置20は、テスト端末30において実行するテストにおける操作パターン(テストパターン)を作成する。テスト端末30は、テストパターン作成装置20で作成されたテストパターンを取得し、自動テストツールを用いてシステムが正常に稼動するかどうかのテストを実行する。
以下、各装置について詳細に説明する。
(サーバ10)
図3(a)には、サーバ10のハードウェア構成が示されている。図3(a)に示すように、サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)90、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)94、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))96、ネットワークインタフェース97、及び可搬型記憶媒体用ドライブ99等を備えている。これらサーバ10の構成各部は、バス98に接続されている。サーバ10では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラムをCPU90が実行することにより、図4に示す、処理部12、操作ログ取得部14として、サーバ10を機能させる。なお、図4には、HDD96等に格納されているログマスタ16も図示されている。
処理部12は、電子カルテに関する処理を実行する。なお、図4では、図示されていないがサーバ10は、病院内で利用される電子カルテに関するデータ等を格納するデータベースを有している。
操作ログ取得部14は、処理部12に対するユーザの操作履歴(操作ログ)を取得し、取得した操作ログをログマスタDB(database)16に格納する。ログマスタ16は、一例として、図5、図6に示すようなデータ構造を有している。具体的には、ログマスタ16は、「利用者ID」、「利用者」、「患者ID」、「患者」、「オーダNo.」、「オーダ種別」、「操作」、「日時」の各フィールドを有する。
「利用者ID」、「利用者」のフィールドには、操作主体(ユーザ)の識別情報、氏名が格納される。「患者ID」、「患者」のフィールドには、操作対象の患者の識別情報、職種及び氏名が格納される。「オーダNo.」、「オーダ種別」のフィールドには、オーダに付与された識別情報、オーダの種別(外来処方、血液検査、眼底検査など)が格納される。なお、オーダNo.の下3桁の数字が同一のオーダは、関連するオーダ(1人の患者に対して同時に行われたオーダであり、医者や看護師、検査技師等により連携して行われるオーダ)であるものとする。「操作」のフィールドには、ユーザが実際に行った操作の内容が格納される。「日時」のフィールドには、操作が行われた日時の情報が格納される。なお、本実施形態の操作ログDB16においては、操作の内容が、操作者の職種に関連付けて記憶されているといえる。
なお、ログマスタ16に格納されているログに対しては、別のシステムのテストパターン作成装置20からのアクセスが可能となっている。
(ユーザ端末50)
図3(b)には、ユーザ端末50のハードウェア構成が示されている。図3(b)に示すように、ユーザ端末50は、CPU190、ROM192、RAM194、記憶部(HDD)196、ネットワークインタフェース197、表示部193、入力部195及び可搬型記憶媒体用ドライブ199等を備えている。表示部193は、液晶ディスプレイ等を含み、入力部195は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含む。これらユーザ端末50の構成各部は、バス198に接続されている。ユーザ端末50では、ROM192あるいはHDD196に格納されているプログラム、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ199が可搬型記憶媒体191から読み取ったプログラムをCPU190が実行することにより、図4に示す、入力処理部52、表示処理部54として、ユーザ端末50を機能させる。入力処理部52は、ユーザ(医者等)からの入力操作を受け付け、サーバ10の処理部12に送信する。表示処理部54は、サーバ10の処理部12の処理結果を表示部193上に表示する。
(テストパターン作成装置20)
テストパターン作成装置20は、サーバ10と同様のハードウェア構成(図3(a)参照)を有する。テストパターン作成装置20では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム(テストパターン作成プログラムを含む)、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラム(テストパターン作成プログラムを含む)をCPU90が実行することにより、図4に示す、取得部及び受付部としての職種別操作ログ取得部22、作成部としてのテストパターン作成部24として、テストパターン作成装置20を機能させる。なお、図4には、テストパターン作成装置20のHDD96等に格納されているテストパターンDB26も図示されている。
職種別操作ログ取得部22は、他のシステムのサーバ10が有するログマスタ16に格納されているデータを取得し、職種別(医者、看護師、検査技師等)に操作ログを取得する。なお、本実施形態では、情報処理システム100がテスト対象である第2のシステムとなり、他のシステムが第1のシステムとなる。なお、情報処理システム100と他のシステムは、同一の病院に導入されるもの(新システムと旧システム)であってもよいし、他の病院に導入されるもの(A病院、B病院に導入される同一のシステム又は新システムと旧システム)であってもよい。なお、本実施形態では、同一の病院に導入されるシステム(情報処理システム100が新システムで、他のシステムが旧システム)であるものとする。
テストパターン作成部24は、職種別操作ログ取得部22が取得した職種別の操作ログに基づいて、情報処理システム100をテストするためのテストパターンを作成する。なお、テストパターンは、図7(a)、図7(b)、図8に示すようなパターンであるが、詳細については、後述する。テストパターンDB26には、図7(a)、図7(b)、図8に示すようなパターンが格納される。
(テスト端末30)
テスト端末30は、ユーザ端末50と同様のハードウェア構成(図3(b)参照)を有する。テスト端末30では、ROM192あるいはHDD196に格納されているプログラム、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ199が可搬型記憶媒体191から読み取ったプログラムをCPU190が実行することにより、図4に示す、入力受付部32、テスト実行部34、表示処理部36として、テスト端末30を機能させる。なお、図4には、テスト端末30のHDD196等に格納されているテストログDB38も図示されている。
入力受付部32は、テストを行う担当者からの操作を受け付け、当該操作内容をテストパターン作成装置20のテストパターン作成部24や、テスト実行部34に送信する。テスト実行部34は、テストパターンDB26に格納されているテストパターンに基づき、自動テストツールを用いて情報処理システム100のテストを実行する。表示処理部36は、テスト結果をテストログDB38から取得して、テスト端末30の表示部193上に表示する。
テストログDB38は、図9〜図11に示すようなデータ構造を有する。具体的には、テストログDB38は、「テスト内容」、「テスト結果」、「利用者ID」、「利用者」、「患者ID」、「患者」、「オーダNo.」、「オーダ種別」、「操作」、「日時」の各フィールドを有する。「テスト内容」のフィールドには、テストの具体的内容に関する情報が格納される。「テスト結果」のフィールドには、「OK」又は「NG」が格納される。なお、テスト結果が「NG」の場合、具体的なテスト結果の内容が格納される。その他のフィールドについては、ログマスタ16と同様の情報が格納されるようになっている。
(テストパターン作成装置20の処理)
次に、テストパターン作成装置20の処理について、図12のフローチャートに沿って、その他図面を適宜参照しつつ詳細に説明する。
図12の処理においては、まず、ステップS10において、職種別操作ログ取得部22が、テストパターン作成指示が入力されるまで待機する。この場合、テスト端末30の入力部195を介して担当者からテストパターン作成指示が入力され、その情報がテストパターン作成部24を介して職種別操作ログ取得部22に送信されると、職種別操作ログ取得部22は、ステップS12に移行する。
ステップS12に移行すると、職種別操作ログ取得部22は、職種を1つ特定する。例えば、職種別操作ログ取得部22は、「医者」を特定する。
次いで、ステップS14では、職種別操作ログ取得部22は、他のシステムの操作ログを職種ごとに取得する。この場合、職種別操作ログ取得部22は、他のシステムのサーバ10が有するログマスタ16にアクセスし、職種「医者」の操作ログを全て取得する。例えば、他のシステムのサーバ10が有するログマスタ16には、図5、図6に示すような内容のログが格納されていたものとする。
次いで、ステップS16では、テストパターン作成部24は、職種ごとの操作ログに基づいて、新システム(情報処理システム100)のテストパターンを作成し、テストログDB38に記憶する。この場合、各医者の操作ログに基づいて、情報処理システム100においても医者が実行するであろう操作を網羅的に抽出して、テストパターンを作成する。この場合、例えば、図5のオーダNo.=SHO111の操作ログなどに基づいて、図7(a)の上段のテストパターンが作成される。
次いで、ステップS18に移行すると、職種別操作ログ取得部22は、全ての職種を特定したか否かを判断する。このステップS18の判断が否定された場合には、ステップS12に戻る。
以降、職種別操作ログ取得部22は、「看護師」や「検査技師」などの職種を特定し(S12)、各職種の操作ログに基づいて、テストパターンを作成する(S16、S18)。この場合、例えば、看護師のテストパターンとして、例えば、図5のオーダNo.=SHO222の操作ログなどに基づいて、図7(b)のようなテストパターンなどが作成され、例えば、図6のオーダNo.=SHO333の操作ログなどに基づいて、図8の上段のテストパターンなどが作成される。また、検査技師のテストパターンとして、例えば、図5のオーダNo.=KETS111の操作ログなどに基づいて、図7(a)の下段のテストパターンが作成され、例えば、図6のオーダNo.=GAN333の操作ログなどに基づいて、図8の下段のテストパターンが作成される。なお、本処理においては、図5、図6の「オーダNo.」に基づいてテストパターン間に関連があると判断できる場合、すなわち、オーダNo.の下3桁が同一の操作ログに基づいて作成されたテストパターンが存在する場合がある。このような場合、それらのテストパターンは連携操作に対応するテストパターンであるので、図7(a)、図8に示すように、一連のテストパターンとして取り扱うものとし、職種別操作ログ取得部22は、各テストパターンを一纏めにしてテストパターンDB26に格納する。
その後、ステップS18の判断が肯定された場合、すなわち全ての職種が特定された段階で、テストパターン作成装置20は、図12の全処理を終了する。
(テスト端末30の処理)
次に、テスト端末30の処理について、図13のフローチャートに沿って詳細に説明する。
図13の処理では、まず、ステップS30において、入力受付部32が、テスト開始指示の入力を受け付けるまで待機する。テスト担当者が、テスト端末30の入力部195を介してテスト開始指示を入力すると、ステップS32に移行し、テスト実行部34は、テストパターン作成装置20のテストパターンDB26からテストパターンを1つ取得する。ここでは、例えば、図7(a)に示すようなテストパターンを取得したものとする。
次いで、ステップS34では、テスト実行部34は、取得したテストパターンを用いてテストを実行する。この場合、テスト実行部34は、自動テストツールを利用するものとする。
例えば、テスト実行部34が、図7(a)に示すテストパターンのテストを実行したとする。この場合、図9に示すように、図7(a)のテストパターンの操作が正常に行われるかを1つずつ順番にテストする。図9のテスト結果においては、医師の外来処方における操作に関しては全て「OK」となったが、検査技師の血液検査における操作では、「HbA1c」項目を選択する操作を行った場合に、「NG:検査技師の血液検査オーダツール権限がなく、ツールを起動できません」となり、先に進めなかったというテスト結果になったことが示されている。
一方、テスト実行部34が、図7(b)に示すテストパターンのテストを実行した場合のテスト結果の例が、図10に示されている。図10では、看護師の外来処方における操作に関しては全て「OK」となったことが示されている。
また、テスト実行部34が、図8に示すテストパターンのテストを実行した場合のテスト結果の例が、図11に示されている。図11では、看護師による外来処方のテスト内容「依頼医未選択の状態で確定ボタンを押下」、操作「確定ボタンを押下」のテストにおいて、「NG:看護師が依頼医を未選択でもオーダ発行できてしまう」となったことが示されている。また、図11では、検査技師による眼底検査のテスト内容「確定ボタンを押下」のテストにおいて、「NG:確定ボタンが押下できません。画面ファイルにボタンが存在しない可能性があります」となったことが示されている。
次いで、ステップS36では、テスト実行部34が全てのテストを実行したか否か、すなわち、テストパターンDB26に格納されているテストパターンを用いた全てのテストが終了したか否かを判断する。このステップS36の判断が否定された場合には、ステップS32に戻る。一方、ステップS36の判断が肯定された場合には、ステップS38に移行する。
ステップS38に移行すると、表示処理部36は、テストログDB38を参照して、NGとなったテスト内容及びテスト結果を表示部193上に表示する。本実施形態では、表示処理部36は、例えば、図9、図11のテストログを表示部193上に表示する。これにより、テスト担当者は、システムのエラーを確認ができ、テストログの「テスト結果」を参照することで、エラーの原因特定が可能となる。以上の処理により、図13の全処理を終了する。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によると、職種別操作ログ取得部22は、他のシステムに対するユーザによる操作の履歴(操作ログ)を該ユーザの職種に関連付けて記憶した操作ログDB16を参照して、職種ごとの操作ログを取得し(S14)、テストパターン作成部24は、取得した職種ごとの操作ログに基づいて、情報処理システム100についてのテストパターンを作成する(S16)。これにより、情報処理システム100が導入される病院での操作パターンが過去の操作ログから適切に洗い出されるので、情報処理システム100を稼動した後に操作される可能性があるパターンを効率的に作成することができる。この場合、システム開発者等がテストパターンを作成しなくてよいので、人件費等を削減することができる。また、本テストパターンを用いたテストを行うことで、情報処理システム100を稼動した後に操作される可能性があるパターンを事前にテストできるので、システム稼働後に不具合が発見されるのを未然に防ぐことができる。なお、本発明者によるシミュレーションによると、職種ごとの操作ログから作成されたテストパターンを用いたテストを行うことで、情報処理システム100を稼動する前に、開発者が発見する約18.5%の不具合に加え、以前までエンドユーザが発見していた57.8%の不具合をシステム導入前に改善することができることが判明した。
また、本実施形態では、複数の職種のユーザが連携して旧システムを操作していた場合に、職種別操作ログ取得部22は、複数の職種のユーザによる連携操作の履歴を取得し、テストパターン作成部24は、取得した連携操作の履歴に基づいて、情報処理システム100についてのテストパターンを作成する。これにより、情報処理システム100において各職種間でオーダが正しく連携できるかを確認することができる。
なお、上記実施形態では、テストの担当者からテストパターン作成指示が入力された場合(S10:肯定)に、全ての職種の操作ログから全ての職種に関するテストパターンを作成する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、テストパターン作成装置20は、図14に示すような処理を実行してもよい。すなわち、テストの担当者が、特定の職種を指定してテストパターン作成指示を入力した場合、すなわち職種別操作ログ取得部22に、職種の指定情報が入力された場合(図14のステップS110:肯定)に、職種別操作ログ取得部22が、指定された職種の操作ログを取得し(S114)、テストパターン作成部24が、取得された操作ログに基づいてテストパターンを作成する(S116)ようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、職種別操作ログ取得部22が、他のシステムのログマスタ16にアクセスして、職種別のログを取得する場合について説明したが、これに限られるものではない。すなわち、職種別操作ログ取得部22が、他のシステムのログマスタ16のデータを事前に取得しておいてもよい。この場合、記憶媒体等を介して他のシステムのログマスタ16のデータを事前に取得してもよいし、ネットワーク等を介して取得してもよい。
なお、上記実施形態では、テスト端末30が、図15に示すような新システム修正内容格納DBを保持している場合には、当該DBを用いてテストを実行するようにしてもよい。例えば、テスト実行部34は、新システム(情報処理システム100)と旧システム(他のシステム)とにおいて変更がない部分のテストパターンのみを作成し、テストするようにしてもよい。あるいは、テスト実行部34は、新システム(情報処理システム100)において旧システム(他のシステム)から変更があった部分のテストパターンのみを作成し、テストするようにしてもよい。前者の場合、システムをパッケージ展開しているような場合において旧システムと同一の操作を行った場合に発生するエラーを効率よく確認することが可能となる。一方、後者の場合、変更があった部分において、ユーザが旧システム(他のシステム)と同様の操作を行った場合に生じるエラーを効率よく確認することができる。
また、上記実施形態では、システム導入前に行うテストにおいて、職種別の操作ログに基づくテストパターンを利用する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、システム導入後の不具合修正時に、職種別の操作ログに基づいて作成したテストパターンを使用してテストを行うこととしてもよい。
なお、テスト実行する際のシステム構成(図2)は一例である。例えば、テスト端末30やテストパターン作成装置20の機能を、ユーザ端末50やサーバ10が有していてもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の実施形態の説明に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 第1のシステムに対する操作者による操作の履歴を該操作者の職種に関連付けて記憶した記憶部を参照して、職種ごとの前記操作の履歴を取得し、
取得した職種ごとの前記操作の履歴に基づいて、第2のシステムについてのテストパターンを作成する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするテストパターン作成プログラム。
(付記2) 複数の職種の操作者が連携して前記第1のシステムを操作する場合、
前記取得する処理では、前記複数の職種の操作者による連携操作の履歴を取得し、
前記作成する処理では、取得した前記連携操作の履歴に基づいて、前記第2のシステムについてのテストパターンを作成する、ことを特徴とする付記1に記載のテストパターン作成プログラム。
(付記3) 前記職種の指定を受け付ける処理を前記コンピュータに更に実行させ、
前記取得する処理では、指定を受け付けた前記職種の前記操作の履歴を取得する、ことを特徴とする付記1又は2に記載のテストパターン作成プログラム。
(付記4) 前記第1のシステムと前記第2のシステムは、異なる組織に導入されることを特徴とする付記1〜3のいずれかに記載のテストパターン作成プログラム。
(付記5) 第1のシステムに対する操作者による操作の履歴を該操作者の職種に関連付けて記憶した記憶部を参照して、職種ごとの前記操作の履歴を取得し、
取得した職種ごとの前記操作の履歴に基づいて、第2のシステムについてのテストパターンを作成する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とするテストパターン作成方法。
(付記6) 複数の職種の操作者が連携して前記第1のシステムを操作する場合、
前記取得する処理では、前記複数の職種の操作者による連携操作の履歴を取得し、
前記作成する処理では、取得した前記連携操作の履歴に基づいて、前記第2のシステムについてのテストパターンを作成する、ことを特徴とする付記5に記載のテストパターン作成方法。
(付記7) 前記職種の指定を受け付ける処理を前記コンピュータが更に実行し、
前記取得する処理では、指定を受け付けた前記職種の前記操作の履歴を取得する、ことを特徴とする付記5又は6に記載のテストパターン作成方法。
(付記8) 前記第1のシステムと前記第2のシステムは、異なる組織に導入されることを特徴とする付記5〜7のいずれかに記載のテストパターン作成方法。
(付記9) 第1のシステムに対する操作者による操作の履歴を該操作者の職種に関連付けて記憶した記憶部を参照して、職種ごとの前記操作の履歴を取得する取得部と、
取得した職種ごとの前記操作の履歴に基づいて、第2のシステムについてのテストパターンを作成する作成部と、
を備えるテストパターン作成装置。
(付記10) 複数の職種の操作者が連携して前記第1のシステムを操作する場合、
前記取得部は、前記複数の職種の操作者による連携操作の履歴を取得し、
前記作成部は、前記取得部が取得した前記連携操作の履歴に基づいて、前記第2のシステムについてのテストパターンを作成する、ことを特徴とする付記9に記載のテストパターン作成装置。
(付記11) 前記職種の指定を受け付ける受付部を更に備え、
前記取得部は、指定を受け付けた前記職種の前記操作の履歴を取得する、ことを特徴とする付記9又は10に記載のテストパターン作成装置。
(付記12) 前記第1のシステムと前記第2のシステムは、異なる組織に導入されることを特徴とする付記9〜11のいずれかに記載のテストパターン作成装置。
20 テストパターン作成装置
22 職種別操作ログ取得部(取得部、受付部)
24 テストパターン作成部(作成部)
100 情報処理システム(第2のシステム)

Claims (5)

  1. 操作者が、対象に対して行った処置に関連する操作を第1のシステムに対して行った場合に、前記操作者による操作の履歴を該操作者の職種と前記対象に関連付けて記憶した記憶部を参照して、職種ごとの前記操作の履歴を取得し、
    取得した職種ごとの前記操作の履歴に基づいて、第2のシステムについてのテストパターンを作成する、処理をコンピュータに実行させ
    前記作成する処理では、取得した職種ごとの前記操作の履歴に、同一対象に関連付けられた操作の履歴が複数含まれる場合に、前記複数の操作の履歴から1つのテストパターンを作成する、ことを特徴とするテストパターン作成プログラム。
  2. 前記職種の指定を受け付ける処理を前記コンピュータに更に実行させ、
    前記取得する処理では、指定を受け付けた前記職種の前記操作の履歴を取得する、ことを特徴とする請求項に記載のテストパターン作成プログラム。
  3. 前記第1のシステムと前記第2のシステムは、異なる組織に導入されることを特徴とする請求項1又は2に記載のテストパターン作成プログラム。
  4. 操作者が、対象に対して行った処置に関連する操作を第1のシステムに対して行った場合に、前記操作者による操作の履歴を該操作者の職種と前記対象に関連付けて記憶した記憶部を参照して、職種ごとの前記操作の履歴を取得し、
    取得した職種ごとの前記操作の履歴に基づいて、第2のシステムについてのテストパターンを作成する、処理をコンピュータが実行し、
    前記作成する処理では、取得した職種ごとの前記操作の履歴に、同一対象に関連付けられた操作の履歴が複数含まれる場合に、前記複数の操作の履歴から1つのテストパターンを作成する、
    ことを特徴とするテストパターン作成方法。
  5. 操作者が、対象に対して行った処置に関連する操作を第1のシステムに対して行った場合に、前記操作者による操作の履歴を該操作者の職種と前記対象に関連付けて記憶した記憶部を参照して、職種ごとの前記操作の履歴を取得する取得部と、
    取得した職種ごとの前記操作の履歴に基づいて、第2のシステムについてのテストパターンを作成する作成部と、を備え
    前記作成部は、取得した職種ごとの前記操作の履歴に、同一対象に関連付けられた操作の履歴が複数含まれる場合に、前記複数の操作の履歴から1つのテストパターンを作成することを特徴とするテストパターン作成装置。
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