JP5176617B2 - メニュー画面表示プログラム、メニュー画面表示方法およびメニュー画面表示装置 - Google Patents
メニュー画面表示プログラム、メニュー画面表示方法およびメニュー画面表示装置 Download PDFInfo
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Description
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、表示順を考慮したメニュー画面を画面に表示させることができるメニュー画面表示プログラム、メニュー画面表示方法およびメニュー画面表示装置を提供することを目的とする。
病名取得手段は、患者の病名を記録した第一のテーブルを参照し、識別情報に対応する病名を取得する。
表示手段は、作成したメニュー画面を画面に表示する。
まず、本発明の概要について説明し、その後、実施の形態を説明する。
図1は、本発明の概要を示す図である。
受付手段2は、複数の患者を識別する識別情報を受け付ける。
表示順取得手段4は、病名に対応するメニュー項目の表示順に関する情報を記録した第二のテーブル8と、医師が診察時に開いたメニュー項目の表示順に関する情報を記録した第三のテーブル9とを参照し、病名取得手段3において取得された病名に対応する表示順を取得する。
画面作成手段5は、表示順取得手段4において取得された表示順に基づいてメニュー項目を設定したメニュー画面を作成する。
このようなメニュー画面表示プログラムによれば、医師が診察時に開いたメニュー項目の表示順が考慮されたメニュー画面が作成され、表示される。これにより、医師は、患者への病状説明にかかる時間を短縮することができる。
図2は、実施の形態の医療システムを示す図である。
医療システム300は、クライアント装置100と、サーバ装置200とを有している。
サーバ装置200は、患者の検査結果や担当医師を識別するデータ等を格納し、必要に応じてクライアント装置100に送る。
図3は、クライアント装置のハードウェア構成例を示す図である。
クライアント装置100は、制御部110と、メニュー表示定義格納部120と、検査結果格納部130と、表示順番格納部140とを有している。
また、電子カルテを保存する際に、検査結果格納部130に格納されている情報をサーバ装置200に送信する。
検査結果格納部130は、患者の検査結果を格納する。
図5は、電子カルテ画面を示す図である。
ログインにより表示される電子カルテ画面21には、患者情報表示部21aと、医師情報表示部21bと、カルテ履歴表示部21cと、カルテ表示部21dと、ツール表示部21eとが表示されている。
医師情報表示部21bには、電子カルテ画面21を操作する医師名等(電子カルテ画面21にログインした医師IDや、この医師IDに基づいた医師名)が表示される。
カルテ表示部21dには、電子カルテに記録された患者の診断内容が表示される。
ここで、説明支援のためのツールを起動するためのボタン211e(以下、説明支援ツール起動ボタンと言う)をクリックすると、患者説明支援画面が起動する。
患者説明支援画面31には、メニュー項目が表示されたボタン31a〜31eが表示されている。ボタン31a〜31eに表示されている各メニュー項目は、そのボタンがクリックされることにより表示される検査結果表示名を示している。
次に、クライアント装置100が備える各格納部の内容について説明する。
図7は、メニュー表示定義テーブルのデータ構造例を示す図である。
メニュー表示定義テーブル121には、検査名に対応して患者説明支援画面31のボタン31a〜31eに表示させる検査結果表示名が並んでいる。
検査結果テーブル131には、検査名、患者ID、医師ID、主病名、初回表示および表示回数の欄が設けられており、これらが互いに関連づけられている。
患者IDの欄には、患者を識別するIDが格納されている。
医師IDの欄には、医師を識別するIDが格納されている。
初回表示の欄には、医師がログインしている間に患者説明支援画面31において最初にクリックした検査結果を示す印(◎)が格納されている。
なお、初回表示の欄の印および表示回数の欄の回数は、ログアウト後にリセットされる。
表示順番テーブル141には、検査名に対応して患者説明支援画面31における検査結果表示名の表示順番の優先度を示す値(優先値)が並んでいる。優先値が大きい検査名に対応する検査結果表示名ほど、患者説明支援画面31の上位に配置される。なお、優先値の算出方法については後述する。
図10は、サーバ装置の機能を示すブロック図である。
サーバ装置200は、制御部210と、患者データ格納部220と、表示回数格納部230と、初回表示回数格納部240と、係数格納部250とを有している。
また、初回表示回数格納部240に格納されているデータに基づいて算出した係数を係数格納部250に格納する。
表示回数格納部230は、病名に対応した検査名の表示回数を格納する。
初回表示回数格納部240は、医師毎の各検査名の初回表示の回数を格納する。
次に、サーバ装置200が備える各格納部の内容について説明する。
各格納部には、データがテーブル化されて格納されている。
患者データテーブル221には、患者ID、主病名、生年月日、性別の欄が患者毎に設けられており、各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
主病名の欄には、患者の主病名が格納される。
性別の欄には、患者の性別が格納される。
なお、生年月日および性別は、例えば、初回診療時にオペレータ等によって格納される。
表示回数テーブル231には、検査内容の異なる検査名の欄が主病名毎に設けられており、各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
図13は、初回表示回数テーブルのデータ構造例を示す図である。
初回表示回数テーブル241には、医師IDの欄と検査内容の異なる検査名の欄とが医師毎に設けられており、各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
各検査名の欄には、検査結果テーブル131の初回表示の累積回数が格納される。
係数テーブル251には、医師IDの欄と検査内容の異なる検査名の欄とが医師毎に設けられており、各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
各検査名の欄には、初回表示回数テーブル241の初回表示の累積回数に基づいた係数(数値)が格納される。この係数は、医師毎の各検査名の初回表示回数それぞれを、その医師の「各検査名の初回表示回数の総和」で除算した値である。
図15は、医療システムの処理を示す図である。
医師の電子カルテシステムへのログイン後に、制御部110は、患者データテーブル221、表示回数テーブル231および係数テーブル251のデータを読み込む(ステップS1)
そして、制御部110は、優先値を算出する(ステップS2)。
次に、制御部210は、表示回数テーブル231に表示回数を格納し、初回表示回数テーブル241に初回表示を格納する(ステップS5)。
次回の医師の電子カルテシステムへのログイン後に、制御部110は、ステップS1と同様に、患者データテーブル221、表示回数テーブル231および係数テーブル251のデータを読み込む(ステップS7)。その後、ステップS2以降の処理が繰り返し実行される。
次に、ステップS2の優先値の算出処理を説明する。
図16は、優先値の算出処理を示すフローチャートである。
次に、メニュー表示定義テーブル121の検査名の欄に格納されている検査の個数とパラメータXの値とを比較し、パラメータXの値が、検査の個数より多いか否かを判断する(ステップS13)。
そして、表示回数aと係数bとの積を表示順番テーブル141の該当する検査名の優先度の欄に格納する(ステップS16)。
その後、ステップS13に移行し、ステップS13以降の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS13でパラメータXが、検査の個数より多い場合(ステップS13のYes)、処理を終了する。
次に、患者説明支援画面31の具体例を説明する。
図17および図18は、具体例の患者説明支援画面を示す図である。
検体検査:20×0.6=12
心電図検査:10×0.2=2
超音波検査:5×0.1=0.5
CT検査:2×0.1=0.2
内視鏡検査:1×0=0
となり、数値の多い順にメニューを並べると、図17に示すようになる。
検体検査:20×0.1=2
心電図検査:10×0=0
超音波検査:5×0.6=3
CT検査:2×0.2=0.4
内視鏡検査:1×0.1=0.1
となり、数値の多い順にメニューを並べると、図18に示すようになる。
図19は、応用例の表示回数テーブルを示す図である。
図20は、応用例の初回表示回数テーブルを示す図である。
以上、本発明のメニュー画面表示プログラム、メニュー画面表示方法およびメニュー画面表示装置を、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、クライアント装置100が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等が挙げられる。磁気記録装置としては、例えば、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等が挙げられる。光ディスクとしては、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等が挙げられる。光磁気記録媒体としては、例えば、MO(Magneto-Optical disk)等が挙げられる。
2 受付手段
3 病名取得手段
4 表示順取得手段
5 画面作成手段
6 表示手段
7 第一のテーブル
8 第二のテーブル
9 第三のテーブル
21 電子カルテ画面
21a 患者情報表示部
21b 医師情報表示部
21c カルテ履歴表示部
21d カルテ表示部
21e ツール表示部
31 患者説明支援画面
31a〜31e ボタン
100 クライアント装置
110 制御部
120 メニュー表示定義格納部
121 メニュー表示定義テーブル
130 検査結果格納部
131 検査結果テーブル
140 表示順番格納部
141 表示順番テーブル
200 サーバ装置
210 制御部
211e ボタン
220 患者データ格納部
221 患者データテーブル
230 表示回数格納部
231 表示回数テーブル
240 初回表示回数格納部
241 初回表示回数テーブル
250 係数格納部
251 係数テーブル
300 医療システム
Claims (4)
- コンピュータを、
患者を識別する識別情報を受け付ける受付手段、
前記患者の病名を記録した第一のテーブルを参照し、前記識別情報に対応する病名を取得する病名取得手段、
複数の医師の操作履歴にもとづいて生成された、前記病名に対応するメニュー項目の表示順に関する情報を記録した第二のテーブルと、医師毎の操作履歴にもとづいて生成された、診察時に開いた前記メニュー項目の表示順に関する情報を記録した第三のテーブルとを参照し、前記病名取得手段において取得された病名に対応する表示順を取得する表示順取得手段、
前記表示順取得手段において取得された表示順に基づいてメニュー項目を設定したメニュー画面を作成する画面作成手段、
前記メニュー画面を画面に表示する表示手段、
として機能させることを特徴とするメニュー画面表示プログラム。 - 前記メニュー項目は、検査結果項目であることを特徴とする請求項1記載のメニュー画面表示プログラム。
- 受付手段が、患者を識別する識別情報を受け付け、
病名取得手段が、前記患者の病名を記録した第一のテーブルを参照し、前記識別情報に対応する病名を取得し、
表示順取得手段が、複数の医師の操作履歴にもとづいて生成された、前記病名に対応するメニュー項目の表示順に関する情報を記録した第二のテーブルと、医師毎の操作履歴にもとづいて生成された、診察時に開いた前記メニュー項目の表示順に関する情報を記録した第三のテーブルとを参照し、前記病名取得手段において取得された病名に対応する表示順を取得し、
画面作成手段が、前記表示順取得手段において取得された表示順に基づいてメニュー項目を設定したメニュー画面を作成し、
表示手段が、前記メニュー画面を画面に表示する、
ことを特徴とするメニュー画面表示方法。 - 患者を識別する識別情報を受け付ける受付手段と、
前記患者の病名を記録した第一のテーブルを参照し、前記識別情報に対応する病名を取得する病名取得手段と、
複数の医師の操作履歴にもとづいて生成された、前記病名に対応するメニュー項目の表示順に関する情報を記録した第二のテーブルと、医師毎の操作履歴にもとづいて生成された、診察時に開いた前記メニュー項目の表示順に関する情報を記録した第三のテーブルとを参照し、前記病名取得手段において取得された病名に対応する表示順を取得する表示順取得手段と、
前記表示順取得手段において取得された表示順に基づいてメニュー項目を設定したメニュー画面を作成する画面作成手段と、
前記メニュー画面を画面に表示する表示手段と、
を有することを特徴とするメニュー画面表示装置。
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