JP5776596B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

Description

本発明は、患者の情報を表示するためのモニタリングシートを生成する情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。

患者に行われた治療に関する情報や、体温などのバイタル情報などの診療に必要な情報は、一般的にカルテに記載されている。近年は、このカルテを電子化することが行われている。カルテの電子化に関する技術としては、例えば特許文献１に記載の技術がある。特許文献１には、カルテの内容が本人のものであるかを確認しやすくするために、年齢及び性別に対応するイラストを出力することが記載されている。

特開２００８−９６０１号公報

カルテを電子化した場合、患者に関する情報は多くなる。このため、患者が現在行っている治療に適した項目を選択して表示することが望まれる。このためには、予め治療内容別に、患者の情報を表示するためのモニタリングシートの雛形のデータを複数準備しておけば良い。しかし、この雛形のデータの数が多くなると、医者が誤った雛形のデータを選択する可能性が出てくる。

本発明の目的は、誤った雛形データを選択する可能性を低くすることができる情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することにある。

本発明によれば、診療に必要な項目である複数の診療情報項目それぞれが表示されるモニタリングシートを作成するための雛形のデータであり、前記診療情報項目の少なくとも一つが互いに異なる雛形シートデータを複数記憶する雛形シート記憶手段に接続可能であり、
前記複数の雛形シートデータそれぞれを特定する複数の雛形特定情報を選択可能に並べてディスプレイに表示する雛形特定情報表示手段と、
前記ディスプレイ上で選択された前記雛形特定情報に対応する前記雛形シートデータを、前記雛形シート記憶手段から読み出し、読み出した前記雛形シートデータを用いて前記モニタリングシートを作成するモニタリングシート作成手段と、
を備え、
前記雛形シート記憶手段は、前記複数の雛形シートデータを、当該雛形シートデータを用いるべき治療内容に対応する治療特定情報に対応付けて記憶しており
患者が受ける治療内容に対応する前記治療特定情報を受信する治療特定情報受信手段を備え、
前記雛形特定情報表示手段は、前記治療特定情報受信手段が受信した前記治療特定情報に対応する前記雛形シートデータの前記雛形特定情報を、上位に表示させる情報処理装置が提供される。

本発明によれば、診療に必要な項目である複数の診療情報項目それぞれが表示されるモニタリングシートを作成するための雛形のデータであり、前記診療情報項目の少なくとも一つが互いに異なる雛形シートデータを複数記憶する雛形シート記憶手段に接続可能なコンピュータが行い、
前記雛形シート記憶手段は、前記複数の雛形シートデータを、当該雛形シートデータを用いるべき治療内容に対応する治療特定情報に対応付けて記憶しており
前記コンピュータは、
前記複数の雛形シートデータそれぞれを特定する複数の雛形特定情報を選択可能に並べてディスプレイに表示させ、
前記ディスプレイ上で選択された前記雛形特定情報に対応する前記雛形シートデータを、前記雛形シート記憶手段から読み出し、読み出した前記雛形シートデータを用いて前記モニタリングシートを作成し、
前記雛形特定情報を前記ディスプレイに表示させる際、患者が受ける治療内容に対応する前記治療特定情報を受信し、受信した前記治療特定情報に対応する前記雛形シートデータの前記雛形特定情報を、上位に表示させる情報処理方法が提供される。

本発明によれば、診療に必要な項目である複数の診療情報項目それぞれが表示されるモニタリングシートを作成するための雛形のデータであり、前記診療情報項目の少なくとも一つが互いに異なる雛形シートデータを複数記憶する雛形シート記憶手段に接続可能なコンピュータが実行するプログラムであって、
前記雛形シート記憶手段は、前記複数の雛形シートデータを、当該雛形シートデータを用いるべき治療内容に対応する治療特定情報に対応付けて記憶しており
前記コンピュータに、
前記複数の雛形シートデータそれぞれを特定する複数の雛形特定情報を選択可能に並べてディスプレイに表示させる機能と、
前記ディスプレイ上で選択された前記雛形特定情報に対応する前記雛形シートデータを、前記雛形シート記憶手段から読み出し、読み出した前記雛形シートデータを用いて前記モニタリングシートを作成する機能と、
前記雛形特定情報を前記ディスプレイに表示させる際、患者が受ける治療内容に対応する前記治療特定情報を受信し、受信した前記治療特定情報に対応する前記雛形シートデータの前記雛形特定情報を、上位に表示させる機能と、
を実現させるプログラムが提供される。

本発明によれば、患者の情報を表示するためのモニタリングシートの雛形シートデータを選択する際に、誤った雛形シートデータを選択する可能性を低くすることができる。

第１の実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示す図である。 雛形シートデータの一例を説明するための図である。 雛形特定情報の選択画面の一例を示す図である。 雛形シート記憶部が記憶している情報をテーブル形式で示す図である。 図１に示した情報処理装置が行う処理を示すフローチャートである。 第２の実施形態に係る情報処理装置の機能構成を示す図である。 本実施形態において雛形シート記憶部が記憶している情報をテーブル形式で示す図である。 治療特定情報受信部が雛形シート記憶部を更新するときの処理を示すフローチャートである。 情報処理装置がモニタリングシートを端末に表示させるときの動作を示すフローチャートである。

以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。

なお、以下に示す説明において、各装置の各構成要素は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。各装置の各構成要素は、任意のコンピュータのＣＰＵ、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶メディア、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置には様々な変形例がある。

（第１の実施形態）
図１は、第１の実施形態に係る情報処理装置１００の機能構成を示す図である。情報処理装置１００は、雛形特定情報表示部１１０、モニタリングシート作成部１２０、及び治療特定情報受信部１３０を備えている。雛形特定情報表示部１１０及びモニタリングシート作成部１２０は、雛形シート記憶部２００に接続している。雛形シート記憶部２００は、雛形シートデータを複数記憶している。雛形シートデータは、診療に必要な項目である複数の診療情報項目それぞれが表示されるモニタリングシートを作成するための雛形のデータである。診療情報項目は、例えば、患者の体調を示すバイタル項目及び患者に施される治療項目を含んでいる。複数の雛形シートデータは、診療情報項目の少なくとも一つが互いに異なる。

雛形特定情報表示部１１０は、複数の雛形シートデータそれぞれを特定する複数の雛形特定情報を選択可能に並べてディスプレイに表示させる。このディスプレイは、例えば端末３００が有している。端末３００は、医療関係者、例えば医者や看護師によって操作される。

モニタリングシート作成部１２０は、ディスプレイ上で選択された雛形特定情報に対応する雛形シートデータを、雛形シート記憶部２００から読み出す。そしてモニタリングシート作成部１２０は、読み出した雛形シートデータを用いてモニタリングシートを作成する。作成したモニタリングシートは、端末３００に送信される。

また雛形シート記憶部２００は、複数の雛形シートデータを、治療特定情報に対応付けて記憶している。治療特定情報は、当該雛形シートデータを用いるべき治療内容に対応しており、例えばキーワードである。ただし、治療特定情報はこれに限定されない。なお、治療内容としては、例えば抗がん剤の投与などである。

治療特定情報受信部１３０は、モニタリングシートの作成対象となる患者の医療特定情報を受信する。そして雛形特定情報表示部１１０は、治療特定情報受信部１３０が受信した治療特定情報に対応する雛形シートデータの雛形特定情報を、上位に表示させる。このため、端末３００の使用者は、容易にその雛形シートデータの雛形特定情報を見つけることができる。従って、端末３００の使用者が誤った雛形シートデータを選択する可能性は、低くなる。以下、詳細に説明する。

図２は、雛形シートデータの一例を説明するための図である。この図は、雛形シートデータに基づいて作成されたモニタリングシートが端末３００に表示された状態を示している。雛形シートデータは、診療情報項目を表示する領域の一例として、バイタル表示領域及び治療項目表示領域を有している。バイタル表示領域は、患者のバイタル情報（例えば体温、脈拍、血圧、及び呼吸に関する情報）を表示する領域である。バイタル情報は、例えばグラフ形式で表示される。治療項目表示領域は、患者に対して行われた治療項目（例えば投薬内容）を示す領域である。治療項目は、例えばその治療が行われたことが認識可能な形式（例えば○×形式）で表示される。そしてバイタル領域及び治療項目表示領域は、いずれもヘッダ領域を有している。ヘッダ領域は、バイタル表示領域及び治療項目表示領域で表示される情報の名称を表示するための領域である。なお、雛形シートデータは、さらに、患者識別情報、患者の氏名、年齢、及び性別を含んでいる。雛形シートデータは、診療情報項目として、さらに検査結果、処置、手術及び病気の履歴、診察所見、経過等の項目の少なくとも一つを含んでいてもよい。

バイタル情報及び治療項目は、時系列で表示される。この時系列の期間は、例えば端末３００に入力を行うことで、端末３００の利用者が設定することができる。

図３は、端末３００のディスプレイに表示される、雛形特定情報の選択画面の一例を示している。雛形特定情報（第１シート、第２シート・・・）は、例えばプルダウン形式で表示される。ただし雛形特定情報は、他の形式で表示されても良い。そしてこの表示順は、雛形特定情報表示部１１０によって決定される。

図４は、雛形シート記憶部２００が記憶している情報をテーブル形式で示す図である。雛形シート記憶部２００は、雛形シートデータに、雛形特定情報及び治療特定情報を対応付けて記憶している。ただし雛形シート記憶部２００は、雛形シートデータにさらに他の情報を対応させて記憶していても良い。

図５は、図１に示した情報処理装置１００が行う処理を示すフローチャートである。まず雛形特定情報表示部１１０は、治療特定情報を受信する（ステップＳ１０）。次いで雛形特定情報表示部１１０は、雛形シート記憶部２００から雛形特定情報を読み出し、読み出した雛形特定情報の並び順を決定する。このとき、雛形特定情報表示部１１０は、ステップＳ１０で受信した治療特定情報に対応する雛形特定情報が上位に表示されるようにする（ステップＳ２０）。次いで雛形特定情報表示部１１０は、雛形特定情報を選択させるための画面データを生成し、生成した画面データを端末３００に送信する（ステップＳ３０）。なおこの画面データを用いて画面を表示した場合、雛形特定情報は、ステップＳ２０で決定された並び順で表示される。

端末３００は、情報処理装置１００から画面データを受信すると、受信した画面データを用いて、選択画面をディスプレイに表示する（ステップＳ４０）。この選択画面では、複数の雛形特定情報が選択可能に表示されている（例えば図３の状態）。端末３００の使用者は、端末３００の入力デバイス（例えばマウス）を用いて、雛形特定情報を選択する（ステップＳ５０）。端末３００は、選択された雛形特定情報を情報処理装置１００に送信する（ステップＳ６０）。

情報処理装置１００のモニタリングシート作成部１２０は、端末３００から雛形特定情報を受信すると、受信した雛形特定情報に対応する雛形シートデータを雛形シート記憶部２００から読み出す（ステップＳ７０）。そしてモニタリングシート作成部１２０は、読み出した雛形シートデータに、患者のバイタル情報や治療項目の中身として記載すべき具体的な情報を追加することでモニタリングシートを作成し（ステップＳ８０）、作成したモニタリングシートを端末３００に送信する（ステップＳ９０）。ここで追加される情報は、外部から読み込まれる。端末３００は、受信したモニタリングシートをディスプレイに表示する（ステップＳ１００）。

以上、本実施形態によれば、情報処理装置１００の雛形特定情報表示部１１０は、複数の雛形シートデータそれぞれを特定する複数の雛形特定情報を選択可能に並べて、端末３００のディスプレイに表示させる。このとき、雛形特定情報表示部１１０は、治療特定情報受信部１３０が受信した治療特定情報に対応する雛形シートデータの雛形特定情報を、上位に表示させる。このため、端末３００の使用者は、容易にその雛形シートデータの雛形特定情報を見つけることができる。従って、端末３００の使用者が誤った雛形シートデータを選択する可能性は、低くなる。

（第２の実施形態）
図６は、第２の実施形態に係る情報処理装置１００の機能構成を示す図である。本実施形態に係る情報処理装置１００は、以下の点を除いて第１の実施形態に係る情報処理装置１００と同様の構成である。

まず、治療特定情報受信部１３０は、複数の外部装置５００に接続している。外部装置５００は、治療内容別に設けられた装置であり、その治療内容に関する情報を管理している。そして、治療特定情報は、外部装置５００を互いに識別する外部装置識別情報である。なお、外部装置識別情報は、情報処理装置１００におけるポート番号であっても良い。

また、モニタリングシート作成部１２０は、患者データ記憶部４００に接続し、患者データ記憶部４００からモニタリングシートの中で表示されるべき情報であり、バイタル情報や治療項目の具体的な中身を示す情報を入手する。

図７は、本実施形態において雛形シート記憶部２００が記憶している情報をテーブル形式で示す図である。雛形シート記憶部２００は、雛形シートデータ別に、外部装置識別情報及び患者識別情報を記憶している。雛形シート記憶部２００が記憶している患者識別情報は、治療特定情報受信部１３０によって更新される。この更新処理の詳細は、フローチャートを用いて後述する。

図８は、治療特定情報受信部１３０が雛形シート記憶部２００を更新するときの処理を示すフローチャートである。ある患者が治療（例えば抗がん剤投与）を受けると、その治療内容に対応する外部装置５００に、その患者の患者識別情報が入力される。治療特定情報受信部１３０は、外部装置５００から、その外部装置５００に入力された患者識別情報を、外部装置識別情報に対応付けて受信する（ステップＳ２１０）。すると治療特定情報受信部１３０は、外部装置５００から受信した患者識別情報を、受信した外部装置識別情報に対応する雛形シートデータに対応付けて、雛形シート記憶部２００に記憶させる（Ｓ２２０）。

図９は、情報処理装置１００がモニタリングシートを端末３００に表示させるときの動作を示すフローチャートである。まず端末３００の操作者は、端末３００に、モニタリングシートを表示させたい患者の患者識別情報を入力する（ステップＳ１２）。端末３００は、入力された患者識別情報を情報処理装置１００のモニタリングシート作成部１２０に送信する（ステップＳ１４）。

次いで雛形特定情報表示部１１０は、雛形シート記憶部２００から雛形特定情報を読み出し、読み出した雛形特定情報の並び順を決定する。このとき、雛形特定情報表示部１１０は、ステップＳ１４で送信された患者識別情報に対応づけられた雛形特定情報が上位に表示されるようにする（ステップＳ２０）。その後の処理（ステップＳ３０〜Ｓ１００）は、第１の実施形態と同様であるため、説明を省略する。

本実施形態によっても、第１の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、すでに外部装置５００が存在する環境に対して新たに情報処理装置１００を導入する場合、既存の外部装置５００が記憶している情報を用いて、上位に表示すべき雛形シートデータを判断することができる。従って、情報処理装置１００の導入コストを低くすることができる。

以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。

なお、上記実施形態によれば、以下の発明が開示されている。
（付記１）
診療に必要な項目である複数の診療情報項目それぞれが表示されるモニタリングシートを作成するための雛形のデータであり、前記診療情報項目の少なくとも一つが互いに異なる雛形シートデータを複数記憶する雛形シート記憶手段に接続可能であり、
前記複数の雛形シートデータそれぞれを特定する複数の雛形特定情報を選択可能に並べてディスプレイに表示する雛形特定情報表示手段と、
前記ディスプレイ上で選択された前記雛形特定情報に対応する前記雛形シートデータを、前記雛形シート記憶手段から読み出し、読み出した前記雛形シートデータを用いて前記モニタリングシートを作成するモニタリングシート作成手段と、
を備え、
前記雛形シート記憶手段は、前記複数の雛形シートデータを、当該雛形シートデータを用いるべき治療内容に対応する治療特定情報に対応付けて記憶しており
患者が受ける治療内容に対応する前記治療特定情報を受信する治療特定情報受信手段を備え、
前記雛形特定情報表示手段は、前記治療特定情報受信手段が受信した前記治療特定情報に対応する前記雛形シートデータの前記雛形特定情報を、上位に表示させる情報処理装置。
（付記２）
付記１に記載の情報処理装置において、
治療内容別に設けられた複数の外部装置に接続しており、
前記治療特定情報は、前記外部装置を互いに識別する外部装置識別情報である情報処理装置。
（付記３）
付記１に記載の情報処理装置において、
前記治療特定情報は、前記治療の内容を示すキーワードである情報処理装置。
（付記４）
付記１〜３のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記雛形シート記憶手段は、患者を互いに識別する患者識別情報に対応付けて、少なくとも一部の前記雛形シートデータを記憶しており、
前記治療特定情報受信手段は、
前記患者識別情報に対応付けて前記治療特定情報を受信し、受信した前記患者識別情報を、受信した前記治療特定情報に対応する前記雛形シートデータに対応付けて、前記雛形シート記憶手段に記憶させ、
前記雛形特定情報表示手段は、前記患者識別情報の入力を受け付け、入力された前記患者識別情報に対応している前記雛形シートデータの前記雛形特定情報を上位に表示させる情報処理装置。
（付記５）
診療に必要な項目である複数の診療情報項目それぞれが表示されるモニタリングシートを作成するための雛形のデータであり、前記診療治療項目の少なくとも一つが互いに異なる雛形シートデータを複数記憶する雛形シート記憶手段に接続可能なコンピュータが行い、
前記雛形シート記憶手段は、前記複数の雛形シートデータを、当該雛形シートデータを用いるべき治療内容に対応する治療特定情報に対応付けて記憶しており
前記コンピュータは、
前記複数の雛形シートデータそれぞれを特定する複数の雛形特定情報を選択可能に並べてディスプレイに表示させ、
前記ディスプレイ上で選択された前記雛形特定情報に対応する前記雛形シートデータを、前記雛形シート記憶手段から読み出し、読み出した前記雛形シートデータを用いて前記モニタリングシートを作成し、
前記雛形特定情報を前記ディスプレイに表示させる際、患者が受ける治療内容に対応する前記治療特定情報を受信し、受信した前記治療特定情報に対応する前記雛形シートデータの前記雛形特定情報を、上位に表示させる情報処理方法。
（付記６）
付記５に記載の情報処理方法において、
前期コンピュータは、治療内容別に設けられた複数の外部装置に接続しており、
前記治療特定情報は、前記外部装置を互いに識別する外部装置識別情報である情報処理方法。
（付記７）
付記５に記載の情報処理方法において、
前記治療特定情報は、前記治療の内容を示すキーワードである情報処理方法。
（付記８）
付記５〜７のいずれか一項に記載の情報処理方法において、
前記コンピュータは、
患者を互いに識別する患者識別情報に対応付けて、少なくとも一部の前記雛形シートデータを記憶しており、
前記患者識別情報に対応付けて前記治療特定情報を受信し、受信した前記患者識別情報を、受信した前記治療特定情報に対応する前記雛形シートデータに対応付けて記憶し、
前記患者識別情報の入力を受け付け、入力された前記患者識別情報に対応している前記雛形シートデータの前記雛形特定情報を上位に表示させる情報処理方法。
（付記９）
診療に必要な項目である複数の診療情報項目それぞれが表示されるモニタリングシートを作成するための雛形のデータであり、前記診療情報項目の少なくとも一つが互いに異なる雛形シートデータを複数記憶する雛形シート記憶手段に接続可能なコンピュータが実行するプログラムであって、
前記雛形シート記憶手段は、前記複数の雛形シートデータを、当該雛形シートデータを用いるべき治療内容に対応する治療特定情報に対応付けて記憶しており
前記コンピュータに、
前記複数の雛形シートデータそれぞれを特定する複数の雛形特定情報を選択可能に並べてディスプレイに表示させる機能と、
前記ディスプレイ上で選択された前記雛形特定情報に対応する前記雛形シートデータを、前記雛形シート記憶手段から読み出し、読み出した前記雛形シートデータを用いて前記モニタリングシートを作成する機能と、
前記雛形特定情報を前記ディスプレイに表示させる際、患者が受ける治療内容に対応する前記治療特定情報を受信し、受信した前記治療特定情報に対応する前記雛形シートデータの前記雛形特定情報を、上位に表示させる機能と、
を実現させるプログラム。
（付記１０）
付記９に記載のプログラムにおいて、
前期コンピュータは、治療内容別に設けられた複数の外部装置に接続しており、
前記治療特定情報は、前記外部装置を互いに識別する外部装置識別情報であるプログラム。
（付記１１）
付記９に記載のプログラムにおいて、
前記治療特定情報は、前記治療の内容を示すキーワードであるプログラム。
（付記１２）
付記９〜１１のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータは、患者を互いに識別する患者識別情報に対応付けて、少なくとも一部の前記雛形シートデータを記憶しており、
前記コンピュータに、
前記患者識別情報に対応付けて前記治療特定情報を受信し、受信した前記患者識別情報を、受信した前記治療特定情報に対応する前記雛形シートデータに対応付けて記憶する機能と、
前記患者識別情報の入力を受け付け、入力された前記患者識別情報に対応している前記雛形シートデータの前記雛形特定情報を上位に表示させる機能と、
を実現させるプログラム。

１００ 情報処理装置
１１０ 雛形特定情報表示部
１２０ モニタリングシート作成部
１３０ 治療特定情報受信部
２００ 雛形シート記憶部
３００ 端末
４００ 患者データ記憶部
５００ 外部装置

Claims (6)

1. 診療に必要な項目である複数の診療情報項目それぞれが表示されるモニタリングシートを作成するための雛形のデータであり、前記診療情報項目の少なくとも一つが互いに異なる雛形シートデータを複数記憶する雛形シート記憶手段に接続可能であり、
   前記複数の雛形シートデータそれぞれを特定する複数の雛形特定情報を選択可能に並べてディスプレイに表示する雛形特定情報表示手段と、
   前記ディスプレイ上で選択された前記雛形特定情報に対応する前記雛形シートデータを、前記雛形シート記憶手段から読み出し、読み出した前記雛形シートデータを用いて前記モニタリングシートを作成するモニタリングシート作成手段と、
   を備え、
   前記雛形シート記憶手段は、前記複数の雛形シートデータを、当該雛形シートデータを用いるべき治療内容に対応する治療特定情報に対応付けて記憶しており
   患者が受ける治療内容に対応する前記治療特定情報を受信する治療特定情報受信手段を備え、
   前記雛形特定情報表示手段は、前記治療特定情報受信手段が受信した前記治療特定情報に対応する前記雛形シートデータの前記雛形特定情報を、上位に表示させる情報処理装置。
2. 請求項１に記載の情報処理装置において、
   治療内容別に設けられた複数の外部装置に接続しており、
   前記治療特定情報は、前記外部装置を互いに識別する外部装置識別情報である情報処理装置。
3. 請求項１に記載の情報処理装置において、
   前記治療特定情報は、前記治療の内容を示すキーワードである情報処理装置。
4. 請求項１〜３のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
   前記雛形シート記憶手段は、患者を互いに識別する患者識別情報に対応付けて、少なくとも一部の前記雛形シートデータを記憶しており、
   前記治療特定情報受信手段は、
   前記患者識別情報に対応付けて前記治療特定情報を受信し、受信した前記患者識別情報を、受信した前記治療特定情報に対応する前記雛形シートデータに対応付けて、前記雛形シート記憶手段に記憶させ、
   前記雛形特定情報表示手段は、前記患者識別情報の入力を受け付け、入力された前記患者識別情報に対応している前記雛形シートデータの前記雛形特定情報を上位に表示させる情報処理装置。
5. 診療に必要な項目である複数の診療情報項目それぞれが表示されるモニタリングシートを作成するための雛形のデータであり、前記診療情報項目の少なくとも一つが互いに異なる雛形シートデータを複数記憶する雛形シート記憶手段に接続可能なコンピュータが行い、
   前記雛形シート記憶手段は、前記複数の雛形シートデータを、当該雛形シートデータを用いるべき治療内容に対応する治療特定情報に対応付けて記憶しており
   前記コンピュータは、
   前記複数の雛形シートデータそれぞれを特定する複数の雛形特定情報を選択可能に並べてディスプレイに表示させ、
   前記ディスプレイ上で選択された前記雛形特定情報に対応する前記雛形シートデータを、前記雛形シート記憶手段から読み出し、読み出した前記雛形シートデータを用いて前記モニタリングシートを作成し、
   前記雛形特定情報を前記ディスプレイに表示させる際、患者が受ける治療内容に対応する前記治療特定情報を受信し、受信した前記治療特定情報に対応する前記雛形シートデータの前記雛形特定情報を、上位に表示させる情報処理方法。
6. 診療に必要な項目である複数の診療情報項目それぞれが表示されるモニタリングシートを作成するための雛形のデータであり、前記診療情報項目の少なくとも一つが互いに異なる雛形シートデータを複数記憶する雛形シート記憶手段に接続可能なコンピュータが実行するプログラムであって、
   前記雛形シート記憶手段は、前記複数の雛形シートデータを、当該雛形シートデータを用いるべき治療内容に対応する治療特定情報に対応付けて記憶しており
   前記コンピュータに、
   前記複数の雛形シートデータそれぞれを特定する複数の雛形特定情報を選択可能に並べてディスプレイに表示させる機能と、
   前記ディスプレイ上で選択された前記雛形特定情報に対応する前記雛形シートデータを、前記雛形シート記憶手段から読み出し、読み出した前記雛形シートデータを用いて前記モニタリングシートを作成する機能と、
   前記雛形特定情報を前記ディスプレイに表示させる際、患者が受ける治療内容に対応する前記治療特定情報を受信し、受信した前記治療特定情報に対応する前記雛形シートデータの前記雛形特定情報を、上位に表示させる機能と、
   を実現させるプログラム。

Images