JP2004102705A - 画像蓄積装置、画像形成装置及び情報記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】文書選択時には蓄積文書一覧上でソートしたとき、希望の文書への到達を容易にする。
【解決手段】一連の画像情報を文書として入力する画像メモリ7と、この画像メモリ7から入力された文書と文書名を蓄積する画像蓄積装置10と、蓄積された文書名を表示し選択する操作部9と、選択した文書を出力するMSU6を備えた画像蓄積装置において、蓄積文書の属性として、ユーザ毎の選択した回数を記憶し、その回数によってソートし、蓄積文書名をソートした順序で表示するように制御するCPU1を備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】一連の画像情報を文書として入力する画像メモリ7と、この画像メモリ7から入力された文書と文書名を蓄積する画像蓄積装置10と、蓄積された文書名を表示し選択する操作部9と、選択した文書を出力するMSU6を備えた画像蓄積装置において、蓄積文書の属性として、ユーザ毎の選択した回数を記憶し、その回数によってソートし、蓄積文書名をソートした順序で表示するように制御するCPU1を備えている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルコピーやプリンタなどのデジタル複合機などに用いられる画像蓄積装置、この画像蓄積装置を備えた画像形成装置、及び前記画像蓄積装置を実現するための手順が書き込まれた情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ等の画像情報を画像形成装置またはその外部に蓄積し、任意の時刻に蓄積した画像情報を出力することができる画像形成装置が実用化されている。また、パーソナルコンピュータから装置に対してネットワークを介してアクセスすることで、蓄積した画像を閲覧することが可能になっている。ただし、これらの画像形成装置に蓄積した文書を再印刷や変更をおこなうために文書を選択する場合、あまり蓄積した文書が多いと、希望の文書を探し出すのが困難になってくる。この場合、文書名やユーザ名で検索する方法もあるが、適切なキーワードを選ぶ必要が生じる。一方、必要な文書というのは、ある時期、使用頻度が高くなるため、使用頻度順に文書名をソートし、文書選択時に表示することで、必要な文書を探しやすくすることができる。このような技術は、例えば特開平8−314971号公報や特開平11−066050号公報などに開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−314971号公報
【0004】
【特許文献2】
特開平11−066050号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの従来技術ではユーザ毎の文書の使用頻度は全く無視されている。上述したような画像形成装置は1台を複数のユーザで使うことが圧倒的に多く、ユーザを無視した使用頻度でソートしたところで、必ずしも希望の文書が先頭に表示されるとは限らない。
【0006】
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、ユーザ毎に文書の使用頻度を計測して、文書選択時には蓄積文書一覧上でソートしたとき、希望の文書への到達を容易にした画像蓄積装置を提供することにある。
【0007】
他の目的は、文書選択時に蓄積文書一覧上でソートすることにより希望の文書への到達を容易にし、その画像情報を得られるようにした画像形成装置を提供することにある。
【0008】
さらに他の目的は、ユーザ毎に文書の使用頻度を計測して、文書選択時には蓄積文書一覧上でソートしたとき、希望の文書への到達を容易にした画像蓄積装置を情報処理装置上で実現するためのコンピュータプログラムが書き込まれた情報記録媒体に関する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、第1の手段は、一連の画像情報を文書として入力する入力手段と、該入力手段から入力された文書と文書名を蓄積する蓄積手段と、蓄積された文書名を表示し選択する表示選択手段と、選択した文書を出力する手段を備えた画像蓄積装置において、ユーザ毎の選択した回数を蓄積文書の属性として記憶し、前記回数に基づいて前記蓄積文書をソートし、前記表示選択手段にソートした順序で蓄積文書名を表示させる制御手段を備えていることを特徴とする。
【0010】
第2の手段は、第1の手段において、前記制御手段は、前記表示選択手段に初期画面として使用ユーザ名を表示させ、ユーザを選択することにより、その後の蓄積文書名の使用頻度順のソート時に、その入力したユーザ毎の使用頻度に基づいてソートすることを特徴とする。
【0011】
第3の手段は、第1または第2の手段において、前記制御手段は、前記表示選択手段に最初に蓄積された文書名を表示し、その選択が行われる使用者であるユーザ名を表示するように制御することを特徴とする。
【0012】
第4の手段は、第1ないし第3の手段に係る画像蓄積装置と、該蓄積装置からの画像情報に基づいて記録媒体に可視画像を形成する画像形成手段とからなることを特徴とする画像形成装置。
【0013】
第5の手段は、第4の手段において、前記画像形成装置は、原稿の画像情報を読み取る原稿読取手段を更に備えていることを特徴とする。
【0014】
第6の手段は、一連の画像情報を文書として入力する手順と、入力された文書と文書名を蓄積する手順と、蓄積された文書と文書名を読み出す手順と、ユーザ毎に選択した回数を蓄積文書の属性として記憶する手順と、前記回数に基づいて前記蓄積文書をソートし、ソートした順序で蓄積文書名を表示させる手順とがコンピュータによって読み込まれ、コンピュータプログラムとして実行可能に格納された情報記録媒体を特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。
【0016】
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体の主要構成を示すブロック図、図2は図1の操作部のみを示す図、図3は蓄積文書を選択するときの操作部の表示内容を示す図、図4は文書の属性を示す文書情報のメンバーを示す図、図5は図2の操作部の初期設定キーを押下したときの操作部の表示内容を示す図である。
【0017】
図1において、画像形成装置は、装置全体及び装置各部の制御を司るCPU1、プログラム等が記憶されているROM2、プログラム実行時の各種データが記憶され、CPU1のワークエリアとして機能するRAM3、原稿の画像を読み取る原稿読取装置(スキャナ)5、CPU1からのコマンドのよって画像メモリ等の制御を行うMSU(画像メモリ用のコントローラ)6、出力用の画像を蓄える画像メモリ7、印刷装置8、後述するようにスタートキーなどのハードキーとタッチパネルから構成された操作部9、画像メモリ7上にある画像を保存したり、蓄積した画像を画像メモリ7上に展開する画像蓄積装置10、及び各種設定値や画像属性や文書情報を記憶するための不揮発RAM11から構成されている。
【0018】
原稿読取装置5はDF(ドキュメントフィーダ:自動原稿送り装置)により複数の原稿を1枚ずつセットし、読み取った原稿画像情報をMSU6を通し、画像メモリ7や画像蓄積装置10へ送る。MSU6は、原稿読取装置5からの画像データを画像メモリ7に記憶させ、画像メモリ7の画像情報を画像蓄積装置5に保存し、画像蓄積装置5に保存している画像情報を画像メモリ7上に展開する等の機能を有する。さらに、画像蓄積装置5に保存した画像を削除し、画像メモリ7に展開した画像を印刷装置8に出力し、画像蓄積装置5に保存している画像データをネットワークI/F(図示しない)を介して公開する等の機能も有する。なお、画像メモリ7はMSU6からアクセスすることができる。また、CPU1には各種負荷やセンサ等のドライバが接続されている。
【0019】
操作部9は、図2に示すように、タッチパネルも兼ねるLCD表示部905、ハードキー部であるテンキー901、テンキー901の入力値を確定するためのエンターキー902、テンキー901の入力をクリアにするクリアキー903、スタートキー904、コピーを実行するためのコピーキー906、スキャナから画像の蓄積をする場合のスキャナ蓄積キー907、押下することで図6の処理を行う蓄積文書一覧キー908、管理者パスワード設定、本体時刻設定の設定など各種設定等に用いる初期設定キー909、画像形成装置に対して、電源を供給して起動させるための電源キー911、押下することにより、省電力モードと通常モードが切り替わる、省電力モードキーでもある余熱キー912等から構成されている。
【0020】
蓄積文書一覧キー908を押下することより、操作部9は、図3に示すように、表示部931、再印刷キー932、更新キー933、ファイル名一覧のページ移動キー934が表示されるように切り替わる。表示部931には蓄積した文書のファイル名が表示され、これを押下したあと、再印刷キー932を押下することにより再印刷が行われる。また更新キー933を押下することにより、文書の更新を行なうことができ、ページ移動キー934を押下することにより、ファイル名一覧の前後のページに移動することができる。なお、表示部931や再印刷キー932を押下することにより、図5で選択した文書情報にあるユーザIDのファイルの使用回数のカウンタを+1することになる。
【0021】
図4は文書の属性を示す文書情報のメンバーを示すもので、メンバーとしてはファイルID、ファイル名、蓄積時刻、履歴情報(使用回数)等がある。ファイルIDは作成した文書を唯一特定するためにつけるユニークな番号である。ファイル名は文書蓄積時に必要に応じてユーザが設定することが可能である。、履歴情報は、使用頻度を示すユーザIDごとの使用回数である。文書を表示部931で選択し、再印刷キー932または更新キー933を押下することにより、この使用回数をカウントするカウンタが1カウントアップされる。ここでどのユーザIDのカウンタをカウントアップするかは、図5で選択されたユーザIDに基づく。すなわち、ユーザの選択は、操作部9の初期設定キー909を押下することにより図5のように表示される。ここでは、前もって登録しておいたユーザ名941が一覧表示される。そして、このキーの場所とユーザIDが1対1に対応しており、これを押下することにより、蓄積文書一覧の使用頻度別ソート時の比較対象のユーザIDとなる。また、ここで選択したユーザIDが示すユーザID別の使用回数(図4)が1カウントアップされる。
【0022】
図6は蓄積文書のソート制御の制御手順を示すフローチャートである。同図から分かるように、まず、電源を入れ(ステップS1)、初期設定キー909を押下して図5に示すように使用者名簿を表示させ(ステップS2)、名前の欄501からユーザ名が押下されるかどうかチェックする(ステップS3)。そして、押下された時点で、押下されたユーザ名を図3に示すような画面で表示する(ステップS4)。その際にユーザ名501で選択されたユーザIDでの使用回数(文書情報)に基づいてソートを行ない、その結果の順に蓄積文書名を表示する。そして、蓄積文書キー908が押下(選択)されたかどうかをチェックする(ステップS5)。蓄積文書の押下が確認された場合は、再印刷キー932あるいは更新キー933を選択し(ステップS6)、それらキーの押下を確認する(ステップS7)。
【0023】
更新キー933が押下された場合、ステップS8で更新動作を行ない、ユーザ毎の使用(アクセス)回数を1カウントアップして(ステップS9)終了する(ステップS10)。一方、再印刷キー932が押下された場合、ステップS11で蓄積文書の再印刷を行ない、ステップS12でユーザ毎の使用回数を1カウントアップして終了する(ステップS13)。
【0024】
なお、この実施形態では、図1に示すように画像蓄積装置10はシステム的に独立して設けられているが、コンピュータによって構成することも可能である。その場合には、情報記録媒体に、一連の画像情報を文書として入力する手順と、入力された文書と文書名を蓄積する手順と、蓄積された文書と文書名を読み出す手順と、ユーザ毎に選択した回数を蓄積文書の属性として記憶する手順と、前記回数に基づいて前記蓄積文書をソートし、ソートした順序で蓄積文書名を表示させる手順と書き込まれたコンピュータプログラムをダウンロードし、コンピュータの機能を使用して画像蓄積装置として使用される。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、蓄積文書の属性として、ユーザ毎の選択した回数を記憶し、その回数によってソートし、蓄積文書名をソートした順序で表示するように制御する制御手段を備えているので、文書選択時に、蓄積文書一覧上でソートした場合に、容易に希望の文書に到達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体の主要構成を示すブロック図である。
【図2】図1の操作部のみを示す図である。
【図3】蓄積文書を選択するときの操作部の表示内容を示す図である
【図4】文書の属性を示す文書情報のメンバーを示す図である。
【図5】図2の操作部の初期設定キーを押下したときの操作部の表示内容を示す図である。
【図6】蓄積文書のソート制御を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU
5 原稿読取装置(スキャナ)
6 MSU(画像メモリ用のコントローラ)
7 画像メモリ
8 印刷装置
9 操作部
10 画像蓄積装置
11 不揮発RAM
501 ユーザ名
905 LCD表示部
906 コピーキー
907 スキャナ蓄積キー
908 蓄積文書一覧キー
909 初期設定キー
931 表示部
932 再印刷キー
933 更新キー
934 ページ移動キー
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルコピーやプリンタなどのデジタル複合機などに用いられる画像蓄積装置、この画像蓄積装置を備えた画像形成装置、及び前記画像蓄積装置を実現するための手順が書き込まれた情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ等の画像情報を画像形成装置またはその外部に蓄積し、任意の時刻に蓄積した画像情報を出力することができる画像形成装置が実用化されている。また、パーソナルコンピュータから装置に対してネットワークを介してアクセスすることで、蓄積した画像を閲覧することが可能になっている。ただし、これらの画像形成装置に蓄積した文書を再印刷や変更をおこなうために文書を選択する場合、あまり蓄積した文書が多いと、希望の文書を探し出すのが困難になってくる。この場合、文書名やユーザ名で検索する方法もあるが、適切なキーワードを選ぶ必要が生じる。一方、必要な文書というのは、ある時期、使用頻度が高くなるため、使用頻度順に文書名をソートし、文書選択時に表示することで、必要な文書を探しやすくすることができる。このような技術は、例えば特開平8−314971号公報や特開平11−066050号公報などに開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−314971号公報
【0004】
【特許文献2】
特開平11−066050号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの従来技術ではユーザ毎の文書の使用頻度は全く無視されている。上述したような画像形成装置は1台を複数のユーザで使うことが圧倒的に多く、ユーザを無視した使用頻度でソートしたところで、必ずしも希望の文書が先頭に表示されるとは限らない。
【0006】
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、ユーザ毎に文書の使用頻度を計測して、文書選択時には蓄積文書一覧上でソートしたとき、希望の文書への到達を容易にした画像蓄積装置を提供することにある。
【0007】
他の目的は、文書選択時に蓄積文書一覧上でソートすることにより希望の文書への到達を容易にし、その画像情報を得られるようにした画像形成装置を提供することにある。
【0008】
さらに他の目的は、ユーザ毎に文書の使用頻度を計測して、文書選択時には蓄積文書一覧上でソートしたとき、希望の文書への到達を容易にした画像蓄積装置を情報処理装置上で実現するためのコンピュータプログラムが書き込まれた情報記録媒体に関する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、第1の手段は、一連の画像情報を文書として入力する入力手段と、該入力手段から入力された文書と文書名を蓄積する蓄積手段と、蓄積された文書名を表示し選択する表示選択手段と、選択した文書を出力する手段を備えた画像蓄積装置において、ユーザ毎の選択した回数を蓄積文書の属性として記憶し、前記回数に基づいて前記蓄積文書をソートし、前記表示選択手段にソートした順序で蓄積文書名を表示させる制御手段を備えていることを特徴とする。
【0010】
第2の手段は、第1の手段において、前記制御手段は、前記表示選択手段に初期画面として使用ユーザ名を表示させ、ユーザを選択することにより、その後の蓄積文書名の使用頻度順のソート時に、その入力したユーザ毎の使用頻度に基づいてソートすることを特徴とする。
【0011】
第3の手段は、第1または第2の手段において、前記制御手段は、前記表示選択手段に最初に蓄積された文書名を表示し、その選択が行われる使用者であるユーザ名を表示するように制御することを特徴とする。
【0012】
第4の手段は、第1ないし第3の手段に係る画像蓄積装置と、該蓄積装置からの画像情報に基づいて記録媒体に可視画像を形成する画像形成手段とからなることを特徴とする画像形成装置。
【0013】
第5の手段は、第4の手段において、前記画像形成装置は、原稿の画像情報を読み取る原稿読取手段を更に備えていることを特徴とする。
【0014】
第6の手段は、一連の画像情報を文書として入力する手順と、入力された文書と文書名を蓄積する手順と、蓄積された文書と文書名を読み出す手順と、ユーザ毎に選択した回数を蓄積文書の属性として記憶する手順と、前記回数に基づいて前記蓄積文書をソートし、ソートした順序で蓄積文書名を表示させる手順とがコンピュータによって読み込まれ、コンピュータプログラムとして実行可能に格納された情報記録媒体を特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。
【0016】
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体の主要構成を示すブロック図、図2は図1の操作部のみを示す図、図3は蓄積文書を選択するときの操作部の表示内容を示す図、図4は文書の属性を示す文書情報のメンバーを示す図、図5は図2の操作部の初期設定キーを押下したときの操作部の表示内容を示す図である。
【0017】
図1において、画像形成装置は、装置全体及び装置各部の制御を司るCPU1、プログラム等が記憶されているROM2、プログラム実行時の各種データが記憶され、CPU1のワークエリアとして機能するRAM3、原稿の画像を読み取る原稿読取装置(スキャナ)5、CPU1からのコマンドのよって画像メモリ等の制御を行うMSU(画像メモリ用のコントローラ)6、出力用の画像を蓄える画像メモリ7、印刷装置8、後述するようにスタートキーなどのハードキーとタッチパネルから構成された操作部9、画像メモリ7上にある画像を保存したり、蓄積した画像を画像メモリ7上に展開する画像蓄積装置10、及び各種設定値や画像属性や文書情報を記憶するための不揮発RAM11から構成されている。
【0018】
原稿読取装置5はDF(ドキュメントフィーダ:自動原稿送り装置)により複数の原稿を1枚ずつセットし、読み取った原稿画像情報をMSU6を通し、画像メモリ7や画像蓄積装置10へ送る。MSU6は、原稿読取装置5からの画像データを画像メモリ7に記憶させ、画像メモリ7の画像情報を画像蓄積装置5に保存し、画像蓄積装置5に保存している画像情報を画像メモリ7上に展開する等の機能を有する。さらに、画像蓄積装置5に保存した画像を削除し、画像メモリ7に展開した画像を印刷装置8に出力し、画像蓄積装置5に保存している画像データをネットワークI/F(図示しない)を介して公開する等の機能も有する。なお、画像メモリ7はMSU6からアクセスすることができる。また、CPU1には各種負荷やセンサ等のドライバが接続されている。
【0019】
操作部9は、図2に示すように、タッチパネルも兼ねるLCD表示部905、ハードキー部であるテンキー901、テンキー901の入力値を確定するためのエンターキー902、テンキー901の入力をクリアにするクリアキー903、スタートキー904、コピーを実行するためのコピーキー906、スキャナから画像の蓄積をする場合のスキャナ蓄積キー907、押下することで図6の処理を行う蓄積文書一覧キー908、管理者パスワード設定、本体時刻設定の設定など各種設定等に用いる初期設定キー909、画像形成装置に対して、電源を供給して起動させるための電源キー911、押下することにより、省電力モードと通常モードが切り替わる、省電力モードキーでもある余熱キー912等から構成されている。
【0020】
蓄積文書一覧キー908を押下することより、操作部9は、図3に示すように、表示部931、再印刷キー932、更新キー933、ファイル名一覧のページ移動キー934が表示されるように切り替わる。表示部931には蓄積した文書のファイル名が表示され、これを押下したあと、再印刷キー932を押下することにより再印刷が行われる。また更新キー933を押下することにより、文書の更新を行なうことができ、ページ移動キー934を押下することにより、ファイル名一覧の前後のページに移動することができる。なお、表示部931や再印刷キー932を押下することにより、図5で選択した文書情報にあるユーザIDのファイルの使用回数のカウンタを+1することになる。
【0021】
図4は文書の属性を示す文書情報のメンバーを示すもので、メンバーとしてはファイルID、ファイル名、蓄積時刻、履歴情報(使用回数)等がある。ファイルIDは作成した文書を唯一特定するためにつけるユニークな番号である。ファイル名は文書蓄積時に必要に応じてユーザが設定することが可能である。、履歴情報は、使用頻度を示すユーザIDごとの使用回数である。文書を表示部931で選択し、再印刷キー932または更新キー933を押下することにより、この使用回数をカウントするカウンタが1カウントアップされる。ここでどのユーザIDのカウンタをカウントアップするかは、図5で選択されたユーザIDに基づく。すなわち、ユーザの選択は、操作部9の初期設定キー909を押下することにより図5のように表示される。ここでは、前もって登録しておいたユーザ名941が一覧表示される。そして、このキーの場所とユーザIDが1対1に対応しており、これを押下することにより、蓄積文書一覧の使用頻度別ソート時の比較対象のユーザIDとなる。また、ここで選択したユーザIDが示すユーザID別の使用回数(図4)が1カウントアップされる。
【0022】
図6は蓄積文書のソート制御の制御手順を示すフローチャートである。同図から分かるように、まず、電源を入れ(ステップS1)、初期設定キー909を押下して図5に示すように使用者名簿を表示させ(ステップS2)、名前の欄501からユーザ名が押下されるかどうかチェックする(ステップS3)。そして、押下された時点で、押下されたユーザ名を図3に示すような画面で表示する(ステップS4)。その際にユーザ名501で選択されたユーザIDでの使用回数(文書情報)に基づいてソートを行ない、その結果の順に蓄積文書名を表示する。そして、蓄積文書キー908が押下(選択)されたかどうかをチェックする(ステップS5)。蓄積文書の押下が確認された場合は、再印刷キー932あるいは更新キー933を選択し(ステップS6)、それらキーの押下を確認する(ステップS7)。
【0023】
更新キー933が押下された場合、ステップS8で更新動作を行ない、ユーザ毎の使用(アクセス)回数を1カウントアップして(ステップS9)終了する(ステップS10)。一方、再印刷キー932が押下された場合、ステップS11で蓄積文書の再印刷を行ない、ステップS12でユーザ毎の使用回数を1カウントアップして終了する(ステップS13)。
【0024】
なお、この実施形態では、図1に示すように画像蓄積装置10はシステム的に独立して設けられているが、コンピュータによって構成することも可能である。その場合には、情報記録媒体に、一連の画像情報を文書として入力する手順と、入力された文書と文書名を蓄積する手順と、蓄積された文書と文書名を読み出す手順と、ユーザ毎に選択した回数を蓄積文書の属性として記憶する手順と、前記回数に基づいて前記蓄積文書をソートし、ソートした順序で蓄積文書名を表示させる手順と書き込まれたコンピュータプログラムをダウンロードし、コンピュータの機能を使用して画像蓄積装置として使用される。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、蓄積文書の属性として、ユーザ毎の選択した回数を記憶し、その回数によってソートし、蓄積文書名をソートした順序で表示するように制御する制御手段を備えているので、文書選択時に、蓄積文書一覧上でソートした場合に、容易に希望の文書に到達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体の主要構成を示すブロック図である。
【図2】図1の操作部のみを示す図である。
【図3】蓄積文書を選択するときの操作部の表示内容を示す図である
【図4】文書の属性を示す文書情報のメンバーを示す図である。
【図5】図2の操作部の初期設定キーを押下したときの操作部の表示内容を示す図である。
【図6】蓄積文書のソート制御を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU
5 原稿読取装置(スキャナ)
6 MSU(画像メモリ用のコントローラ)
7 画像メモリ
8 印刷装置
9 操作部
10 画像蓄積装置
11 不揮発RAM
501 ユーザ名
905 LCD表示部
906 コピーキー
907 スキャナ蓄積キー
908 蓄積文書一覧キー
909 初期設定キー
931 表示部
932 再印刷キー
933 更新キー
934 ページ移動キー
Claims (6)
- 一連の画像情報を文書として入力する入力手段と、該入力手段から入力された文書と文書名を蓄積する蓄積手段と、蓄積された文書名を表示し選択する表示選択手段と、選択した文書を出力する手段を備えた画像蓄積装置において、
ユーザ毎の選択した回数を蓄積文書の属性として記憶し、前記回数に基づいて前記蓄積文書をソートし、前記表示選択手段にソートした順序で蓄積文書名を表示させる制御手段を備えていることを特徴とする画像蓄積装置。 - 前記制御手段は、前記表示選択手段に初期画面として使用ユーザ名を表示させ、ユーザを選択することにより、その後の蓄積文書名の使用頻度順のソート時に、その入力したユーザ毎の使用頻度に基づいてソートすることを特徴とする請求項1記載の画像蓄積装置。
- 前記制御手段は、前記表示選択手段に最初に蓄積された文書名を表示し、その選択が行われる使用者であるユーザ名を表示するように制御することを特徴とする請求項1または2記載の画像蓄積装置。
- 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像蓄積装置と、該蓄積装置からの画像情報に基づいて記録媒体に可視画像を形成する画像形成手段と、
からなることを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、原稿の画像情報を読み取る原稿読取手段を更に備えていることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
- 一連の画像情報を文書として入力する手順と、
入力された文書と文書名を蓄積する手順と、
蓄積された文書と文書名を読み出す手順と、
ユーザ毎に選択した回数を蓄積文書の属性として記憶する手順と、
前記回数に基づいて前記蓄積文書をソートし、ソートした順序で蓄積文書名を表示させる手順と、
がコンピュータによって読み込まれ、コンピュータプログラムとして実行可能に格納された情報記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002264340A JP2004102705A (ja) | 2002-09-10 | 2002-09-10 | 画像蓄積装置、画像形成装置及び情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002264340A JP2004102705A (ja) | 2002-09-10 | 2002-09-10 | 画像蓄積装置、画像形成装置及び情報記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004102705A true JP2004102705A (ja) | 2004-04-02 |
Family
ID=32263809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002264340A Pending JP2004102705A (ja) | 2002-09-10 | 2002-09-10 | 画像蓄積装置、画像形成装置及び情報記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004102705A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009223481A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Fujitsu Ltd | メニュー画面表示プログラム、メニュー画面表示方法およびメニュー画面表示装置 |
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2002
- 2002-09-10 JP JP2002264340A patent/JP2004102705A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009223481A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Fujitsu Ltd | メニュー画面表示プログラム、メニュー画面表示方法およびメニュー画面表示装置 |
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