JP2020099001A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザにとって必要なジョブの設定履歴だけを保存し表示させることで、ユーザの利便性を向上する画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、第1領域と第2領域を含む表示領域を表示する表示手段と、第2領域にジョブの設定値を履歴として登録する登録手段と、登録したジョブの設定値を復元する復元手段と、ジョブの設定値が変更されたか否かを判定する判定手段と、ジョブを実行する実行手段とを備え、登録手段は、実行手段が実行したジョブの設定値が、復元手段により第1領域に登録されたジョブの設定値を復元した設定値であり、かつ判定手段によりジョブの設定値が変更されたと判定された場合、ジョブの設定値を履歴として第2領域に登録する。【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関する。
従来、ユーザが予めよく使うジョブの設定を登録することで、その設定をデフォルトのソフトキーを画面に表示する画像形成装置が存在する。例えば、よく使うジョブの設定を復元するソフトキーを表示する画面領域と、実行したジョブの設定履歴をソフトキーとして表示する画面領域を有し、設定履歴のソフトキーを押下すると、履歴の設定値をデフォルトとした設定画面を表示する。これにより、設定値を再設定する手間を省く技術がある(特許文献1参照)。また、設定履歴のソフトキーをよく使うジョブの設定として登録を可能にすることで、ユーザがジョブの設定を再設定し、設定の登録を行う手間を省く技術がある(特許文献2参照)。
特開2015−146503号公報 特開2018−125686号公報
しかしながら、画像形成装置の操作部は、画面領域が限られており、よく使うジョブの設定のソフトキーを表示する領域と、ジョブの設定履歴のソフトキーを表示する領域の表示を行うと、1度に表示することが可能なソフトキーの数は限られる。そのため、よく使うジョブの設定値を復元しジョブを実行した際に、そのジョブの設定履歴をソフトキーとして表示すると、同じ設定のソフトキーが2つの領域を埋めてしまい、他の必要なソフトキーが見えなくなる場合がある。そこで、表示されているジョブよりも古い設定履歴を表示するために操作部にて所定の操作を行うことで、古いジョブの設定履歴のソフトキーを表示することが可能である。しかしながら、保存するジョブの設定履歴の数には限りがある。そのため、保存するジョブの設定履歴が上限に達してしまった場合、新しいジョブの設定履歴を表示するために、表示されているジョブの設定履歴を1つ非表示としなくてはならない。そのため、非表示となったジョブの設定履歴のジョブを実行するには、設定値を再設定する手間が掛かる。
本発明は、上記課題を鑑みて、ユーザにとって必要なジョブの設定履歴だけを保存し表示させることで、ユーザの利便性を向上する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、第1領域と第2領域を含む表示領域を表示する表示手段と、前記第2領域にジョブの設定値を履歴として登録する登録手段と、前記登録したジョブの設定値を復元する復元手段と、前記ジョブの設定値が変更されたか否かを判定する判定手段と、前記ジョブを実行する実行手段とを備え、前記登録手段は、前記実行手段が実行したジョブの設定値が、前記復元手段により前記第1領域に登録された前記ジョブの設定値を復元した設定値であり、かつ前記判定手段により前記ジョブの設定値が変更されたと判定された場合、前記ジョブの設定値を履歴として前記第2領域に登録することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザにとって必要なジョブの設定履歴だけを保存し表示させることで、ユーザの利便性を向上する画像形成装置を提供することができる。
画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 画像形成装置の操作部の外観を示す図である。 ホーム画面の画面例を示す図である。 統合履歴の管理テーブルを示す図である。 カスタムボタンの管理テーブルを示す図である。 操作表示部の画面フローの例を示す図である。 処理手順を示すフロー図である。 設定値データの例を示す図である。 第2実施形態に係る操作表示部の画面フローの例を示す図である。 第2実施形態に係る処理手順を示すフロー図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100の構成を示すブロック図である。画像形成装置100は、CPU(Central Processing Unit)111を備え、CPU111を含む制御部110は、画像形成装置100全体の動作を制御する。CPU111は、ROM(Read Only Memory)112に記憶された制御プログラムを読み出して読取制御や送信制御などの各種制御を行う。ROM112は、ブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。RAM(Random Access Memory)113は、CPU111の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD114(Hard Disk Drive)は、画像データや各種プログラム、或いは各種情報テーブルを記憶するストレージである。また、HDD114には、ネットワークI/F117を介して装置外から取得したデータを記憶することも可能である。
操作部出力I/F115は、表示部131へのデータ出力通信制御を行う。表示部131は、LCD(Liquid Crystal Display)やLED(Light Emitting Diode)などの表示装置を備えた、ユーザへの表示インターフェースである。操作部入力I/F116は、入力部132からのデータ入力通信制御を行う。入力部132は、タッチパネルやハードキーなどの入力装置を備えた、ユーザからの指示入力インターフェースである。操作部130は、表示部131および入力部132で構成される装置である。ネットワークI/F117は、制御部110をLAN101に接続するためのインターフェースである。ネットワークI/F117は、LAN101を介して外部装置に情報を送信したり、受信したりする。
スキャナI/F118は、スキャナ121と制御部110とを接続するためのインターフェースである。スキャナ121は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F118を介して制御部110に入力する。プリンタI/F119は、プリンタ122と制御部110とを接続するためのインターフェースである。プリンタ122は、プリンタI/F119を介して制御部110からプリンタ122に転送された印刷すべき画像データを記憶媒体上に印刷する。CPU111からプリンタI/F119までの各デバイス及び各インターフェースがシステムバス120上に配置される。
図2は、操作部130の概観図である。タッチパネル200は、液晶表示部であり、液晶表示部上にタッチパネルシートが貼られたものである。タッチパネル200は、操作画面およびソフトキーを表示するとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報をCPU111に伝える。従って、タッチパネル200は、図1の表示部131として機能するとともに、入力部132としても機能する。
次に、ユーザにより操作される各種キーやボタンについて説明する。スタートキー201は、原稿の読み取り動作の開始を指示する時などに用いられる。スタートキー201の中央部には、緑と赤の2色を有するLED202があり、その色によってスタートキー201が使える状態であるか否かを示す。例えば、LED202が緑色に点灯している時、画像形成装置100は、スタートキー201の押下を検知したことに従って、ジョブをスタートすることができる。一方、LED202が赤色に点灯している間、画像形成装置100は、ジョブをスタートさせることができない。ストップキー203は、画像形成装置100が実行中の処理を停止させるためのキーである。テンキー204は、数字と文字のボタンで構成されており、コピー部数の設定や、タッチパネル200の画面切り替えなどを指示するのに用いられる。ユーザモードキー205は、画像形成装置100の設定を行う場合に押下される。
図3は、よく使うジョブの設定のソフトキーを表示する領域(第1領域)と、ジョブの設定履歴のソフトキーを表示する領域(第2領域)を含む表示領域を表示する画面の一例を示す図である。本実施形態では、上述の二領域を表示する画面をホーム画面300とする。ホーム画面300は、メニュー(第1領域)310および統合履歴(第2領域)320を備える。メニュー310は、デフォルトの設定値が設定された状態でアプリケーションを起動するアプリケーションボタン311〜313が表示される。図3では、一例として、コピーアプリケーションボタン311、スキャンして送信アプリケーションボタン312、保存ファイルの利用アプリケーションボタン313がメニュー310に表示される。また、メニュー310は、ユーザによって登録されたジョブの設定をデフォルトとしてアプリケーションを起動するソフトキーが表示される。本実施形態では、以下、上記のソフトキーをカスタムボタンと記載する。図3では、一例として、コピーアプリケーション311のデフォルト設定値から色の設定をカラーに変更し、ホチキスを行う設定を追加した設定値を登録したカスタムボタン314が表示される。また、コピーアプリケーション311のデフォルト設定から色の設定を白黒に変更し、原稿を125%拡大して印刷する設定値を登録したカスタムボタン315が表示される。
統合履歴320は、ユーザが画像形成装置100で実行したジョブの設定履歴をタイムライン表示する領域である。本実施形態では、統合履歴320には、ジョブの設定履歴をデフォルトとしてアプリケーションを起動するソフトキー321〜323が表示される。また、本実施形態では、上記ソフトキー321〜323を履歴ボタンと記載する。統合履歴320は、ジョブの種類に関係なく、実行されたジョブの設定履歴が新しい順に並び、統合履歴320の領域には最大3つまでの設定履歴が表示される。履歴ボタン323よりも古い設定履歴を表示する場合、ユーザは、統合履歴320の領域を上へのフリック操作によって確認することができる。履歴ボタン321〜323は、アプリケーション名、部数、色設定、原稿のサイズ、拡大率およびジョブ実行時刻が表示される。ホーム画面ボタン330は、ホーム画面300を表示するボタンであり、コピーアプリケーション等のアプリケーション画面が表示される際にも常に表示される。
次に、統合履歴320の履歴ボタンを管理するためのデータについて説明する。図4は、統合履歴320に表示される履歴情報を管理するデータの一例である。管理テーブル400は、ボタンID401、アプリケーションID402、ジョブ実行時刻403、設定値データ404を有する。また、管理テーブル400は、RAM113あるいはHDD114に記録されている。ボタンID401は、統合履歴320に登録された履歴ボタンを管理するための番号である。アプリケーションID402は、コピーアプリ、スキャンして送信アプリ、保存ファイルの利用アプリなどの、アプリ毎に割り当てられたアプリケーション種別の番号を示す。
本実施形態では、アプリケーションID402の「2001」は、コピーアプリを示し、「2002」はスキャンして送信アプリを示し、「2003」は、保存ファイルの利用アプリを示す。ジョブ実行時刻403は、ジョブが実行された時刻を示す。設定値データ404は、アプリケーションの設定値が記載されたファイル名を示す。なお、設定値データ404は、RAM113あるいはHDD114に記録されている。管理テーブル400の行毎にボタンID401、アプリケーションID402、ジョブ実行時刻403、設定値データ404が対応している。
次に、メニュー310のカスタムボタンを管理するためのデータについて説明する。図5は、メニュー310に表示されるカスタムボタンを管理するためのデータの一例である。管理テーブル500は、ボタンID501、アプリケーションID502、ボタン名称503、設定値データ504を有する。なお、管理テーブル500は、RAM113あるいはHDD114に記録されている。ボタンID501は、メニュー310に登録されたカスタムボタンを管理するための番号である。アプリケーションID502は、図4に示すアプリケーションID402と同様の内容である。ボタン名称503は、ユーザによって入力された名称を記録する。設定値データ504は、アプリケーションの設定値が記載されたファイル名を示す。なお、設定値データ504は、RAM113あるいはHDD114に記録されている。管理テーブル500の行毎にアプリケーションID502、ボタン名称503、設定値データ504が対応している。
次に、具体的な画面フローの一例について図6を用いて説明する。図6は、カスタムボタンが押下されたことでアプリケーション画面が表示され、設定を変更せずにジョブを実行すると、統合履歴320に設定履歴が履歴ボタンとして追加されないことを示した図の一例である。また、カスタムボタンが押下されたことでアプリケーション画面が表示され、設定を変更した後ジョブを実行することで、統合履歴320に履歴ボタン324が追加されることを示した図の一例である。
図6(A)において、メニュー310のカスタムボタン315をユーザに押下されると、コピーアプリケーション画面600が表示されることで、図6(B)に遷移する。図6(B)は、カスタムボタン315に登録された設定値が復元された画面になる。具体的には、カラー選択の設定が白黒、倍率が125%になる。図6(B)において、ユーザにスタートキー201が押下されるとジョブが実行される。ジョブが実行された後、ホーム画面ボタン330が押下されると、ホーム画面300が表示され、図6(D)に遷移する。図6(B)において、ジョブを実行する前にホーム画面ボタン330が押下されると、図3(A)に戻る。図6(D)は、ジョブを実行した履歴が統合履歴320に登録されず、図6(A)のときと統合履歴320に変更がない場合の画面例を示す。
また、図6(B)において、ユーザにカラー選択603が押下されると、カラー選択画面610が表示され、図6(C)に遷移する。図6(C)において、ユーザにカラーボタン611を押下されOKボタン613が押下されると、カラー選択の設定値がカラーに変更されてコピーアプリケーション画面600が表示され、図6(E)に遷移する。図6(E)では、カラー選択の設定値がカラーに変更されている。図6(E)において、ユーザにスタートキー201が押下されるとジョブが実行される。ジョブが実行された後、ホーム画面ボタン330が押下されると、ホーム画面300が表示され、図6(F)に遷移する。図6(F)では、カスタムボタン315の設定値から設定値が変更されたことによって、統合履歴320に履歴ボタン324が表示される。
次に、カスタムボタンが押下されてジョブが実行された際に、統合履歴320に履歴ボタンを登録するかしないかを判定する具体的な制御方法について、図7のフローチャートを用いて説明する。図7のフローチャートの処理は、HDD114またはROM112に記録されたプログラムをCPU111が実行することで実現される。
まず、ステップS700において、CPU111は、メニュー310に登録されたカスタムボタンが押下されたか否かを判定する。具体的には、図6(A)のメニュー310に表示されたソフトキーをユーザに押下された際に、押下されたソフトキーがカスタムボタン314あるいは315であるか否かを判定する。押下されたソフトキーがカスタムボタン314あるいは315である場合(Yes)、ステップS701に進む。そして、カスタムボタンが押下されたと判定するまでステップS700の処理を行う。
次に、ステップS701において、CPU111は、カスタムボタンの押下されたことを示す設定値をRAM113あるいはHDD114に記録する。本実施形態では、この設定項目をカスタムボタン押下のフラグとする。カスタムボタン押下のフラグが「1」の場合、カスタムボタンが押下されたことを示し、フラグが「0」の場合、押下されなかったことを示す。なお、本実施形態のステップS701では、カスタムボタン押下のフラグを「1」にして記録する。
次に、ステップS702において、CPU111は、カスタムボタンに登録されている設定値データを取得する。CPU111は、取得した設定値データを一時的にRAM113あるいはHDD114に記録する。次に、ステップS703において、CPU111は、表示しているアプリケーションとは異なるアプリ画面の表示を指示されたか否かを判定する。指示されたと判定した場合、ステップS710に進む。一方、指示されなかったと判定した場合、ステップS704に進む。具体的には、図6(B)において、ユーザにホーム画面330が押下された場合、ホーム画面300が表示される。このとき、コピーアプリケーション画面600からホーム画面300に遷移したため、CPU111は、別機能を示す別のアプリ画面に遷移したと判定する。また、図6(B)において、ユーザにカラー選択603を押下された場合、コピーアプリケーションの設定値を変更する画面(つまり、同じ機能での設定値を変更する画面)であるため、別機能を示す別のアプリ画面に遷移したと判定しない。
次に、ステップS704において、CPU111は、設定されているジョブの設定値データとステップS702において一時的に記録された設定値データを比較することで設定値に変更があったか否かを判定する。ここで、具体的に比較する方法を示すために、まず、設定値データについて図8を用いて説明する。図8(A)は、アプリケーションの設定値データの一例としてカスタムボタン314の設定値の構造を示す図である。設定値データ800は、コード801はアプリケーションの種別を示す。コード802およびコード803は、具体的な設定値を示す。例えば、コード802は、カラー選択の設定値が白黒であることを示す。また、コード803は、原稿の拡大率を示す。図6(C)において、ユーザにカラー611が押下された後、OKボタン613が押下された場合、図8(A)のコード802は、図8(B)のコード804に変更される。設定値が変更された場合、設定項目に記載される設定値の文字列が変更される。設定値データの比較は、設定値データの文字列に差分があるか否かによって判定する。差分があったと判定した場合(Yes)、ステップS705に進む。そして、ステップS705において、CPU111は、カスタムボタン押下のフラグを「0」にして記録する。一方、ステップS704で差異がなかった場合(No)、設定値に変更がないと判定し、ステップS706に進む。
次に、ステップS706において、ユーザにスタートキー201が押下されたか否かを判定する。スタートキー201が押下されたと判定した場合、ステップS707に進む。また、スタートキー201が押下されていないと判定した場合、ステップS703に戻る。次に、ステップS707において、CPU111は、実行されたジョブに設定された設定値データを取得する。具体的には、CPU111は、実行されたジョブの設定値データをRAM113あるいはHDD114に記録する。次に、ステップS708において、CPU111は、RAM113あるいはHDD114に記録されるカスタムボタン押下のフラグが「1」であるか否かを判定する。「1」であると判定した場合、ステップS710に進む。一方、「0」であると判定した場合、ステップS709に進む。
次に、ステップS709において、CPU111は、統合履歴に設定履歴を登録する。つまり、CPU111は、新規の統合履歴のボタンIDを作成する。そして、実行されたジョブのアプリケーション種別に対応するアプリケーションID、ジョブが実行された時刻およびステップS706において取得した設定値データのファイル名を管理テーブル400に記録する。そして、ステップS707において取得した設定値データをRAM113あるいはHDD114に記録する。次に、ステップS710において、CPU111は、RAM113あるいはHDD114に記録されるカスタムボタン押下のフラグを「0」にして記録する。
以上、本実施形態によれば、カスタムボタンに登録されたジョブが実行される場合、統合履歴320には履歴ボタンは残らない。そして、コピーやスキャンして送信などのアプリケーションやカスタムボタンに登録された設定値が変更されてジョブが実行された場合、統合履歴320に履歴ボタンを残すことが可能となる。これにより、不必要なジョブの設定履歴を統合履歴320に登録されなくなることで、ユーザが統合履歴320を用いる際の利便性が向上する。
(第2実施形態)
本実施形態において、前提となる装置のハードウェア構成は、第1実施形態と同様であるため、その詳細な説明は省略し、第1実施形態との差分を中心に説明する。第1実施形態では、メニュー310に登録されたカスタムボタンを押下し、カスタムボタンに登録された設定値でジョブが実行されることで、統合履歴320に履歴ボタンを残さないようにした。本実施形態では、第1実施形態の制御に加えて、カスタムボタンを押下し、カスタムボタンに登録された設定値でジョブが実行されるとき、統合履歴320に実行されたジョブの設定値と同じ設定の履歴ボタンがあった場合、履歴ボタンを削除する処理を行う。
図9は、カスタムボタンが押下されてから、ジョブが実行され、統合履歴320に履歴ボタンが削除されていることを示した画面フロー図の一例である。図9(A)において、ユーザにメニュー310に登録されたカスタムボタン900を押下された場合、カスタムボタンに登録されていた設定値をデフォルト設定としてコピーアプリケーションが起動され、図9(B)に遷移する。図9(B)において、ユーザにスタートキー201が押下されたあと、ホーム画面ボタン330が押下されると図9(C)に遷移する。図9(C)において、図9(A)では表示されていた履歴ボタン321が表示されておらず、履歴ボタン322および323が上部に移動している。
次に、図9の画面フローにおける具体的な制御方法について、図10のフローチャートを用いて説明する。なお、図10のステップS1000〜ステップS1009は、図7のステップS700〜ステップS709の内容と同じであり、図10のステップS1012と図7のステップS710の内容は同様であるため説明を省略する。
ステップS1000〜ステップS1008において、CPU111は、第1実施形態におけるステップS700〜ステップS708と同様の処理を行う。そして、ステップS1008において、カスタムボタン押下のフラグが1であると判定したことにより、ステップS1010に進む。次に、ステップS1010において、CPU111は、ステップS1002で取得したジョブの設定値データと同じ設定値の履歴が統合履歴320にあるか否かを判定する。具体的には、実行したジョブのアプリケーション種別を示すアプリケーションIDが、図4の管理テーブル400のアプリケーションID402に存在するか否かを検索する。その後、該当した行の設定値データとステップS1002で取得したジョブの設定値データを比較する。設定値データに差分がある場合、ステップS1012に進む。一方、差分がいない場合、ステップS1011に進む。
次に、ステップS1011において、CPU111は、ステップS1010で該当した同じ設定値の履歴を統合履歴320から削除する。CPU111は、図4の管理テーブル400から該当した行のボタンID401、アプリケーションID402、ジョブ実行時刻403および設定値データ404を削除する。次に、ステップS1012において、CPU111は、第1実施形態におけるステップS710と同様の処理を行い、カスタムボタンの押下フラグを0にする。
以上、本実施形態によれば、カスタムボタンに登録されたジョブが実行される際、統合履歴320に実行されたジョブの設定値と同様の設定履歴があれば、同様の設定履歴を削除し、統合履歴320から履歴ボタンを表示することがなくなる。これにより、統合履歴320からユーザにとって不必要な履歴ボタンを削除され、ユーザが統合履歴320を用いる際の利便性が向上する。
なお、上記実施形態ではコピー、スキャンして送信などの複数の機能を有する画像形成装置の一例として説明したが、これに限定されるものではない。このうち一部の機能のみを有する画像形成装置にも本発明を適用することができる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピューターにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。

Claims (8)

  1. 第1領域と第2領域を含む表示領域を表示する表示手段と、
    前記第2領域にジョブの設定値を履歴として登録する登録手段と、
    前記登録したジョブの設定値を復元する復元手段と、
    前記ジョブの設定値が変更されたか否かを判定する判定手段と、
    前記ジョブを実行する実行手段と
    を備え、
    前記登録手段は、前記実行手段が実行したジョブの設定値が、前記復元手段により前記第1領域に登録された前記ジョブの設定値を復元した設定値であり、かつ前記判定手段により前記ジョブの設定値が変更されたと判定された場合、前記ジョブの設定値を履歴として前記第2領域に登録する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記登録手段は、前記実行手段が実行したジョブの設定値が、前記復元手段により前記第1領域に登録された前記ジョブの設定値を復元した設定値である場合であっても、前記判定手段により前記ジョブの設定値が変更されていないと判定された場合は、前記ジョブの設定値を履歴として前記第2の領域に登録しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1領域に登録された前記ジョブの設定値が選択されたことを示す第1フラグと前記第1領域に登録された前記ジョブの設定値が選択されていないことを示す第2フラグを記憶する記憶手段
    をさらに備え、
    前記判定手段は、前記記憶手段に記憶されたフラグに応じて前記ジョブの設定値が変更されたか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記判定手段は、前記記憶手段に記憶されたフラグが前記第1フラグである場合、前記ジョブの設定値が変更されていないと判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記記憶手段は、前記ジョブの設定値が変更された場合、前記第1フラグから前記第2フラグに変更して記憶し、
    前記判定手段は、前記記憶手段に記憶されたフラグが前記第2フラグである場合、前記ジョブの設定値が変更されたと判定する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記登録手段は、前記判定手段により前記実行されたジョブの設定値と、前記実行手段によるジョブの実行の前に前記第2領域に登録された履歴の設定値とが同じであると判定された場合、前記第2領域に登録された履歴を削除する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 第1領域と第2領域を含む表示領域を表示する表示手段を備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記第2領域にジョブの設定値を履歴として登録する登録工程と、
    前記登録したジョブの設定値を復元する復元工程と、
    前記ジョブの設定値が変更されたか否かを判定する判定工程と、
    前記ジョブを実行する実行工程と
    を有し、
    前記登録工程では、前記実行工程で実行したジョブの設定値が前記復元工程で前記第1領域に登録された前記ジョブの設定値を復元した設定値であり、かつ前記判定工程で前記ジョブの設定値が変更されたと判定された場合、前記ジョブの設定値を履歴として前記第2領域に登録する
    ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  8. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置の各手段としてコンピューターを機能させるためのプログラム。
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JP7185104B1 (ja) * 2022-06-29 2022-12-06 京セラ株式会社 画像処理装置、制御方法、及び制御プログラム

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