JP6469235B2 - 電力変換装置及びこの電力変換装置を備えた空気調和装置 - Google Patents
電力変換装置及びこの電力変換装置を備えた空気調和装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6469235B2 JP6469235B2 JP2017538761A JP2017538761A JP6469235B2 JP 6469235 B2 JP6469235 B2 JP 6469235B2 JP 2017538761 A JP2017538761 A JP 2017538761A JP 2017538761 A JP2017538761 A JP 2017538761A JP 6469235 B2 JP6469235 B2 JP 6469235B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- inverter
- power conversion
- backflow prevention
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 56
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 54
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 50
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 49
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 38
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 21
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 claims description 13
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000010703 silicon Substances 0.000 claims description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 9
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 9
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 9
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 7
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 7
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 7
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 5
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 3
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 2
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 2
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- JMASRVWKEDWRBT-UHFFFAOYSA-N Gallium nitride Chemical compound [Ga]#N JMASRVWKEDWRBT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000005347 demagnetization Effects 0.000 description 1
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000016507 interphase Effects 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N silicon carbide Chemical compound [Si+]#[C-] HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P5/00—Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors
- H02P5/46—Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors for speed regulation of two or more dynamo-electric motors in relation to one another
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Control Of Multiple Motors (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
なお、以下、整流回路の出力からインバータの入力までの整流回路、直流リアクトル及び平滑コンデンサを総称して整流部と称し、整流部上の母線を直流母線と称することとする。
圧縮機側においては、高い出力を得るために圧縮機用モーターを毎秒数百回転といった高い回転数で駆動する。また、圧縮機用モーターは、一般的に誘導機、永久磁石同期モーター、ブラシレスDCモーターなどが用いられている。これらのモーターは、回転数が上昇するとモーター内部で発生する磁束による誘起電圧に起因して、モーターが必要とする電圧が上昇する。このため、それに応じて圧縮機用モーターを駆動するインバータの出力電圧(実効値)も高くする必要がある。そのインバータが出力可能な電圧は、インバータに入力される直流電圧に依存するため、インバータの出力電圧を高くするには、直流電圧も高くする必要がある。
一方、圧縮機用モーターは、モーター本体が圧縮機に内蔵されている構造であり、ファン用モーターと比較して直流電圧を高くしても電食が発生しにくい環境下にある。また、圧縮機用モーターは、構造的にモーター軸を筐体などを通じて接地できるため、放射ノイズに関してはファン用モーターと比較して考慮する必要性が低い。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る電力変換装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、電力変換装置101は、交流電源である商用電源1に接続される整流回路2、昇圧回路3、昇圧回路3の出力間に接続された平滑コンデンサ4、平滑コンデンサ4の両極間に接続された第1の電力変換手である例えば第1のインバータ5、整流回路2の出力側に接続された直流リアクトル6と平滑コンデンサ7、平滑コンデンサ7の両極間に接続された第2の電力変換手である例えば第2のインバータ8、及び制御部9を備えている。
図2は図1に示す昇圧回路の一例であるマルチレベルチョッパ回路の構成図である。
図2に示す昇圧回路3は、出力間に直列に接続された第1の逆流防止素子32、第2の逆流防止素子33、第1のスイッチング素子34及び第2のスイッチング素子35と、第2の逆流防止素子33と第1のスイッチング素子34との接続点に接続された整流回路2の正極側の直流母線に挿入されたリアクトル31と、第2の逆流防止素子33及び第1のスイッチング素子34に並列に接続されたコンデンサ36とにより構成されるマルチレベルチョッパ回路である。
これは、例えば、室内の温度が目標温度となるように空気調和装置の冷凍サイクルを圧縮機用モーター10の回転動作により制御する過程において、高い圧縮機の出力を得るために圧縮機用モーター10を毎秒数百回転といった高い回転数で駆動する必要がある。
圧縮機用モーター10に用いられる誘導機、永久磁石同期モーター、ブラシレスDCモーターなどは、回転数が上昇するとモーター内部で発生する磁束による誘起電圧に起因してモーターが必要とする電圧も上昇する。それに応じて圧縮機用モーター10を駆動する第1のインバータ5の出力電圧(実効値)も高くする必要がある。
図3は図2に示す昇圧回路における昇圧モード毎の第2の母線電圧のレベルを示す図である。
昇圧モードとして、例えば図3に示すように、第1の母線電圧Vdc1に対して昇圧を行わないMode0(昇圧無)と、第1の母線電圧Vdc1に対して僅かに、例えば20V程度を昇圧するMode1と、第1の母線電圧Vdc1に対して2倍に昇圧するMode2と、第1の母線電圧Vdc1に対して2倍を超える電圧に昇圧するMode3とがある。
制御部9は、前述のパラメータから昇圧モードを選択し、選択した昇圧モードに基づいて、各スイッチSW1、SW2のON・OFF時間のデューティ比を算出し、そのデューティ比に応じた駆動信号を生成し、生成した駆動信号に基づいて各スイッチSW1、SW2を制御する。
図4は図2に示す昇圧回路のスイッチングモードに対するスイッチSW1、SW2のON・OFF状態を示す図である。
スイッチングモードSM1〜SM4は、スイッチSW1をOFF、スイッチSW2をONするスイッチングモードSM1と、スイッチSW1をON、スイッチSW2をOFFするスイッチングモードSM2と、スイッチSW1、SW2をともにOFFするスイッチングモードSM3と、スイッチSW1、SW2をともにONするスイッチングモードSM4の4つのモードからなる。
図5は図2に示す昇圧回路の昇圧モード毎に設定されたスイッチングモードの組合せを示す図であり、以下にスイッチングモードの切り替えにより、各昇圧モードにおける昇圧動作を実現する。
この場合は、スイッチングモードがSM1→SM3→SM2→SM3→SM1の順に切り替わるようにスイッチSW1、SW2を制御し、この制御を繰り返し行う。
SM1においては、スイッチSW1がOFF、スイッチSW2がONとなる。これにより、リアクトル31→第2の逆流防止素子33→コンデンサ36→スイッチSW2の経路が導通し、第1の母線電圧Vdc1によってコンデンサ36が充電される。
なお、Mode1(微昇圧)においては、リアクトル31に流れる高調波電流の発生を抑制するために、望ましくはリアクトル31に流れる電流を検出するセンサーを備えるようにし、その検出電流が一定となる制御を行うようにしても良い。
この場合は、スイッチングモードSM1とSM2とが交互に切り替わるようにスイッチSW1、SW2を制御し、この制御を繰り返し行う。
SM1においては、スイッチSW1がOFF、スイッチSW2がONとなる。これにより、リアクトル31→第2の逆流防止素子33→コンデンサ36→スイッチSW2の経路が導通し、第1の母線電圧Vdc1によってコンデンサ36が充電される。
この場合は、スイッチングモードがSM1→SM4→SM2→SM4→SM1の順に切り替わるようにスイッチSW1、SW2を制御し、この制御を繰り返し行う。
SM1においては、スイッチSW1がOFF、スイッチSW2がONとなる。これにより、リアクトル31→第2の逆流防止素子33→コンデンサ36→スイッチSW2の経路が導通し、第1の母線電圧Vdc1によってコンデンサ36が充電される。
Mode3(倍超昇圧)においても、リアクトル31に流れる高調波電流の発生を抑制するために、望ましくはリアクトル31に流れる電流を検出するセンサーを備えるようにし、その検出電流が一定となる制御を行うようにしても良い。
図6は図1に示す昇圧回路の他の一例である昇圧チョッパ回路の構成図であり、以下に詳述する。
図6に示す昇圧回路3aは、リアクトル31、逆流防止素子37及びスイッチング素子38を備えた昇圧チョッパ回路である。スイッチング素子38は、スイッチSW3と、スイッチSW3に逆並列に接続された逆流防止素子38aとを備えている。スイッチSW3は、制御部9からの駆動信号に基づいてスイッチング動作を行い、整流回路2により整流された第1の母線電圧Vdc1を昇圧する。
なお、図6に示す昇圧回路3aの出力側の直流母線間には、昇圧回路3aにより昇圧された第2の母線電圧Vdc2を平滑化する平滑コンデンサ4が接続される。
第1のインバータ5は、例えば三相の場合、各相(u相、v相、w相)に2つのスイッチング素子が直列に接続され、各スイッチング素子に逆並列に接続された逆流防止素子がそれぞれ接続されて構成される。この第1のインバータ5は、昇圧回路3から平滑コンデンサ4を介して入力される第2の母線電圧Vdc2を、制御部9からの駆動信号に基づいて、圧縮機用モーター10の駆動に適切な周波数の三相交流電圧に変換し、圧縮機用モーター10に供給する。
このようなワイドバンドギャップ半導体を用いたスイッチング素子と逆流防止素子は、耐電圧性、許容電流がともに高く、これらの素子の小型化を実現できる。小型化されたスイッチング素子と逆流防止素子を用いることにより、これらの素子を組み込んだ半導体モジュールの小型化も可能となる。
スイッチング素子と逆流防止素子の両方がワイドバンドギャップ半導体を用いていることが望ましいが、何れか一方の素子がワイドバンドギャップ半導体によって形成されていても良い。
制御部9は、例えば、昇圧回路3、第1のインバータ5及び第2のインバータ8をそれぞれ制御する駆動信号を出力する機能を有し、記憶装置91と、その記憶装置91に記憶されたプログラムを実行するプロセッサ92とによって構成されている。前述の記憶装置91は、ランダムアクセスメモリ等の揮発性記憶装置91aと、フラッシュメモリ等の不揮発性の補助記憶装置91bとで構成されている。プロセッサ92は、記憶装置91の補助記憶装置91bから揮発性記憶装置91aを介してプログラムを入力し、駆動信号を出力するための演算処理を実行し、演算結果などのデータを一時的に揮発性記憶装置91aに保存する。
第1の母線電圧Vdc1を昇圧する場合は、商用電源1の実効値の大きさに関わらず、昇圧回路3、3aの昇圧動作により第2の母線電圧Vdc2を同一にできる。また、第1のインバータ5の入力側から圧縮機用モーター10までの構成と電圧レベルを共通化することで、商用電源1の実効値の大きさに関係なく、同一の定格出力に対する圧縮機用モーター10の設計を共通化できる。
ファン用モーター11は、前述した通り、第2のインバータ8へ入力する直流電圧が高いと、第2のインバータ8を構成するスイッチング素子がスイッチング動作することにより、モーター軸受の内部で放電が発生して軸電流が流れ電食が発生しやすい環境下にある。さらに、前述のように、放射ノイズ、キャリア周波数成分に起因する高調波鉄損の課題もある。このため、ファン用モーター11を駆動する第2のインバータ8においては、入力側の直流電圧は低い方が望ましい。
なお、例えば特許第5591215号公報に示されているように、第2のインバータ8に相当するインバータの制御によって、直流電圧の脈動を抑制する構成とすることで、直流リアクトル6及び平滑コンデンサ7を省略することができる。ここでは、前述の公報の詳細な説明については省略する。また、本実施の形態1では、整流回路2により整流された第1の母線電圧Vdc1を直流リアクトル6及び平滑コンデンサ7で平滑化するようにしているが、直流リアクトル6あるいは平滑コンデンサ7の何れかで第1の母線電圧Vdc1を平滑化しても良い。
また、現在、一般的にワイドバンドギャップ半導体と比較して珪素(Si)を材料とする半導体が安価であるため、第2のインバータ8を構成するスイッチング素子と逆流防止素子を、コストメリットを優先し、珪素(Si)を材料とする半導体で形成しても良い。
このようにすれば、出力が大きく損失の大きい圧縮機側は変換効率を優先し、損失の小さいファン側はコストメリットを優先することで、コスト対効率・性能を適正化することが可能となる。
なお、ファン用モーター11のモーター出力は、一般的に圧縮機用モーター10のモーター出力と比較して小さいために、整流回路2で整流された第1の母線電圧Vdc1のレベルで必要な性能が十分得られる。
本実施の形態2は、第1の母線電圧Vdc1を検出する電圧検出器を設け、この電圧検出器により検出された第1の母線電圧Vdc1に基づいて昇圧回路3における昇圧比を制御するようにしたものである。
図7は本発明の実施の形態2に係る電力変換装置の概略構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付し、実施の形態1と異なる制御部及び電圧検出器について主に説明する。また、本実施の形態2における昇圧回路3は、前述したマルチレベルチョッパ回路あるいは昇圧チョッパ回路の何れでも良い。
そこで、実施の形態2では、前述のMode2において、電圧検出器12により検出された第1の母線電圧Vdc1に基づいて第2の母線電圧Vdc2を2倍に昇圧する、即ち昇圧比を2にする。これにより、商用電源1に電圧変動が生じた場合においても、リアクトル31に流れる高調波成分を最小化でき、リアクトル31に発生する損失の低減できる。交流電源が商用電源1の場合には、電源系統に対する高調波成分の流出が抑制される。
また、電圧検出器12で検出した第1の母線電圧Vdc1に基づいて、第2の母線電圧Vdc2を2倍に昇圧する、即ち昇圧比を2にする。これにより、商用電源1の電圧に変動が生じた場合においても、精度良くリアクトル31、即ち母線電流に流れる高調波成分を最小化でき、商用電源1の電源系統に対する高調波成分の流出を抑制できる。
本実施の形態3は、実施の形態1、2の何れかの電力変換装置を空気調和装置に適用したものであり、以下、図8を用いて説明する。
図8は本発明の実施の形態3に係る空気調和装置の概略構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1、2と同様の部分には同じ符号を付している。
なお、前述の冷凍サイクルの構成は一例であり、この冷凍サイクルとは異なる冷凍サイクルであっても、実施の形態1、2に係る電力変換装置101、101aの何れかを適用できることはいうまでもない。また、膨張装置52を室外機40に備える構成でも良い。
冷房運転を行う際、予め、四方弁43により圧縮機41から吐出された冷媒が室外熱交換器44へ向かうように、かつ、室内熱交換器51から流出した冷媒が圧縮機41へ向かうように流路が切り替えられる。なお、暖房運転の際には、四方弁43により圧縮機41から吐出された冷媒が室内熱交換器51へ向かうように、かつ、室外熱交換器44から流出した冷媒が圧縮機41へ向かうように流路が切り替えられる。
本実施の形態4は、冷凍サイクルの冷媒が内部に流通する冷媒冷却器により、室外機に設けられた電力変換装置101又は101aの第1のインバータ5を冷却するようにしたものであり、以下、図9を用いて説明する。
図9は本発明の実施の形態4に係る空気調和装置の概略構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1、2、3と同様の部分には同じ符号を付している。
なお、前述の冷凍サイクルの構成は一例であり、その冷凍サイクルの冷媒が内部に流通する冷媒冷却器46を備えることが本発明の実施の形態4の目的であるため、必ずしも同じ冷凍サイクルの構成でなくても良い。
冷房運転を行う際、実施の形態3と同様に、予め、四方弁43により圧縮機41から吐出された冷媒が室外熱交換器44へ向かうように、かつ、室内熱交換器51から流出した冷媒が圧縮機41へ向かうように流路が切り替えられる。なお、暖房運転の際には、四方弁43により圧縮機41から吐出された冷媒が室内熱交換器51へ向かうように、かつ、室外熱交換器44から流出した冷媒が圧縮機41へ向かうように流路が切り替えられる。
Claims (9)
- 交流電源からの交流電圧を整流する整流回路と、
前記整流回路により整流された直流電圧を異なる複数の昇圧モードにより昇圧する昇圧回路と、
前記昇圧回路により昇圧された直流電圧を交流電圧へ変換し、当該交流電圧を圧縮機用モーターに出力して駆動する第1の電力変換手段と、
前記整流回路により整流された直流電圧を交流電圧へ変換し、当該交流電圧をファン用モーターに出力して駆動する第2の電力変換手段と、
第1の電力変換手段の出力可能な電圧か否かを判断する基準となる変調度に応じて、前記昇圧回路の昇圧モードを選択する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記圧縮機用モーターの電圧が飽和電圧以下となるように、前記変調度に応じて前記昇圧モードを選択して昇圧レベルを変更しながら、前記昇圧回路が出力可能な最大の昇圧レベルまで動作させるようにした
電力変換装置。 - 前記整流回路により整流された直流電圧を平滑化する直流リアクトル及び平滑コンデンサの少なくとも何れか一方を備え、
前記第2の電力変換手段は、平滑化された直流電圧が入力される請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記昇圧回路は、当該昇圧回路の出力間に直列に接続された第1の逆流防止素子、第2の逆流防止素子、第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子と、前記第2の逆流防止素子と前記第1のスイッチング素子との接続点に接続された前記整流回路の正極側の直流母線に挿入されたリアクトルと、前記第2の逆流防止素子及び前記第1のスイッチング素子に並列に接続されたコンデンサとを備えた請求項1又は2に記載の電力変換装置。
- 前記整流回路により整流された直流電圧を検出する電圧検出器を備え、
前記制御部は、
前記電圧検出器で検出された直流電圧に基づいて、前記昇圧回路により昇圧される直流電圧の昇圧比を制御する請求項1〜3の何れか1項に記載の電力変換装置。 - 前記昇圧比には、前記電圧検出器で検出された直流電圧を2倍にする昇圧比が含まれている請求項4に記載の電力変換装置。
- 前記第1の電力変換手段は、前記直流電圧を交流電圧へ変換する複数のスイッチング素子及び前記複数のスイッチング素子にそれぞれ逆並列に接続された複数の逆流防止素子を備え、
前記スイッチング素子及び前記逆流防止素子の少なくとも何れか一方がワイドバンドギャップ半導体で構成された請求項1〜5の何れか1項に記載の電力変換装置。 - 前記第2の電力変換手段は、前記直流電圧を交流電圧へ変換する複数のスイッチング素子及び前記複数のスイッチング素子にそれぞれ逆並列に接続された複数の逆流防止素子を備え、
前記スイッチング素子及び前記逆流防止素子が珪素半導体で構成された請求項1〜6の何れか1項に記載の電力変換装置。 - 請求項1〜7の何れか1項に記載の電力変換装置と、
前記圧縮機用モーターを駆動源として有し、当該圧縮機用モーターの駆動に応じて冷凍サイクルの冷媒を圧縮する圧縮機と
を備えた空気調和装置。 - 請求項8に記載の空気調和装置において、
前記冷凍サイクルの冷媒が内部に流通し、当該冷媒により前記第1の電力変換手段を冷却する冷媒冷却器を備えた空気調和装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2015/075498 WO2017042889A1 (ja) | 2015-09-08 | 2015-09-08 | 電力変換装置及びこの電力変換装置を備えた空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2017042889A1 JPWO2017042889A1 (ja) | 2018-04-19 |
JP6469235B2 true JP6469235B2 (ja) | 2019-02-13 |
Family
ID=58239219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017538761A Active JP6469235B2 (ja) | 2015-09-08 | 2015-09-08 | 電力変換装置及びこの電力変換装置を備えた空気調和装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6469235B2 (ja) |
WO (1) | WO2017042889A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018207360A1 (ja) * | 2017-05-12 | 2018-11-15 | 三菱電機株式会社 | 機械装置及び機械装置を有する空気調和装置 |
JP7012754B2 (ja) * | 2018-02-16 | 2022-01-28 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置およびこれを用いた空気調和装置 |
WO2021171570A1 (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-02 | 三菱電機株式会社 | コンバータ回路及びモータ駆動回路 |
WO2024176401A1 (ja) * | 2023-02-22 | 2024-08-29 | 三菱電機株式会社 | 室外機 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0814709A (ja) * | 1994-06-27 | 1996-01-19 | Nippondenso Co Ltd | 空調装置 |
JP2001057775A (ja) * | 1999-08-11 | 2001-02-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 昇圧コンバータ |
JP2004364491A (ja) * | 2003-05-09 | 2004-12-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 電源システム及び空気調和装置 |
JP5740837B2 (ja) * | 2010-05-10 | 2015-07-01 | 三菱電機株式会社 | 基準回路モジュール、三相インバータ回路、整流回路、pam回路、一石型pam回路、ハーフブリッジ/インターリーブ回路、および空気調和装置 |
JP2013009476A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Mitsubishi Electric Corp | 電力変換装置 |
-
2015
- 2015-09-08 JP JP2017538761A patent/JP6469235B2/ja active Active
- 2015-09-08 WO PCT/JP2015/075498 patent/WO2017042889A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2017042889A1 (ja) | 2018-04-19 |
WO2017042889A1 (ja) | 2017-03-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6336031B2 (ja) | 直流電源装置および、それを備えた電動機駆動装置、ならびに、それを備えた冷凍サイクル適用機器 | |
AU2011377665B2 (en) | Heat pump device, heat pump system, and inverter control method | |
EP2657626B1 (en) | Heat pump device, heat pump system, and method for controlling three-phase inverter | |
EP2629029B1 (en) | Heat pump device, heat pump system, and method for controlling three-phase inverter | |
JP5855025B2 (ja) | 逆流防止手段、電力変換装置及び冷凍空気調和装置 | |
JP6469235B2 (ja) | 電力変換装置及びこの電力変換装置を備えた空気調和装置 | |
KR20130042032A (ko) | 전력 변환 장치 및 냉동 공기 조화 장치 | |
JP5748694B2 (ja) | モータ駆動制御装置、及び冷凍空気調和装置 | |
JP6355819B2 (ja) | 電力変換装置及び冷凍サイクル装置 | |
JP2017208979A (ja) | 電源装置 | |
JP6545282B2 (ja) | 電力変換装置、及び、この電力変換装置を備えた空気調和装置 | |
JP7387038B2 (ja) | 電力変換装置、モータ駆動装置および空気調和機 | |
JP6182462B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP3898753B2 (ja) | ヒートポンプ | |
JP2017118755A (ja) | モータ駆動制御装置およびヒートポンプ機器 | |
JP7345674B2 (ja) | 電力変換装置、モータ駆動装置および冷凍サイクル適用機器 | |
JP7345673B2 (ja) | 電力変換装置、モータ駆動装置および冷凍サイクル適用機器 | |
JP5274376B2 (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
JP7183472B2 (ja) | 電動機駆動装置、空気調和機及び冷蔵庫 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171227 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190115 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6469235 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |