JP6468915B2 - 積層鋼板の整列方法及び積層鋼板用整列治具 - Google Patents
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Description
具体的には、ある特定のコア(1)が隣のコア(1)よりも、ある特定の押えブロック(111、112)側へはみ出していると、この特定の押えブロック(111、112)が特定のコア(1)に当たった時点で、特定以外の押えブロック(111、112)が前進不能となるという現象が起こる。
所定枚数の前記鋼板を、積層する工程と、積層された前記鋼板の外周に複数本のローラを配置する工程と、これらのローラを前記鋼板の中心に向かって押圧するローラ案内部材を、前記ローラの外側に取付ける工程と、回転手段で前記ローラ案内部材を回転させる工程とからなり、回転する前記ローラ案内部材に接触することで前記ローラが回され、これらのローラが前記鋼板の外周を周回しつつ前記鋼板を中心へ寄せるように、前記ローラを自転しつつ公転させることを特徴とする。
前記中心穴より僅かに小径のシャフトを備えるベースプレートと、前記シャフトより大径の大径穴を有すると共に、この大径穴の中心を通る放射軸に沿って延びる下部長穴が前記鋼板を囲うように複数個配置され前記ベースプレートに回転可能に載せられる下部保持部材と、前記シャフトに平行に配置され一端が前記下部長穴に挿入され積層状態の前記鋼板を囲う複数本のローラと、これらのローラの他端に嵌る上部長穴を備え前記下部保持部材に平行に配置される上部保持部材と、前記ローラの回転を許容しつつ、前記ローラを前記鋼板に押圧するローラ案内部材と、からなることを特徴とする。
積層型回転子11は、磁石12、12を備え、軸受13、13を介して、ハウジング14及びリッド15で回転自在に支持される。
積層型固定子20は積層型回転子11を囲うようにしてハウジング14に取付けられる。
図3に示すように、積層鋼板用整列治具30は、打ち抜き鋼板の中心穴(図2、符号22)より僅かに小径のシャフト31を備えるベースプレート32と、シャフト31より大径の大径穴33を有すると共に下部長穴34が複数個配置されベースプレート32に回転可能に載せられる下部保持部材35と、シャフト31の長手軸に平行に配置される複数本の棒状のローラ36、36と、これらのローラ36、36の他端(上端)に嵌る上部長穴38、38を備え下部保持部材35に平行に配置される上部保持部材39と、この上部保持部材39の浮き上がりを防止する蓋部材41と、この蓋部材41をシャフト31に固定するボルト42、42と、ローラ36、36の回転を許容しつつ、ローラ36、36を押圧するローラ案内部材50と、を備えている。
図6(a)に示すように、ベースプレート32に、下部リングプレート46と下部保持部材35を載せる。
図6(b)に示すように、ロボットハンド57、吸着手段、機械的装置又は人手により、中央穴22へシャフト31を通しながら、所定枚数の打ち抜き鋼板21を下部保持部材35上に積層する(積層工程)。シャフト31が中央穴22より僅かに小径であるため、シャフト31で打ち抜き鋼板21の径方向の位置決めがなされる。
機械的装置は、金型装置や搬送装置により打ち抜き鋼板21を自重で落下させるものであればよく、構造は任意である。
このような上部・下部保持部材35、39間に分割筒体51、51を水平に差し入れる。
図8(a)において、ボルト42、42で締め付けたことにより、2つの分割筒体51、51は、板ばねの役割を果たす。つまり、ローラ36を回転中心へ押圧する。
すると、図8(b)で、ローラ36とローラ案内部材50との間にフリクションが発生する。この状態で、ローラ案内部材50を回すと、ローラ36は打ち抜き鋼板21の外周面をころがり(自転し)ながら周回(公転)する。
この点、図9(a)であれば、ローラ36が周回するため、押力が特定の部位に集中する心配が無く、偏り無く打ち抜き鋼板21を移動させることができる。
また、段付き軸65は、上部に上部ねじ69を備え、この上部ねじ69に上部ナット71をねじ込むことができる。
Claims (10)
- 外周が正円である鋼板を積層し、整列させる積層鋼板の整列方法であって、
所定枚数の前記鋼板を、積層する工程と、
積層された前記鋼板の外周に複数本のローラを配置する工程と、
これらのローラを前記鋼板の中心に向かって押圧するローラ案内部材を、前記ローラの外側に取付ける工程と、
回転手段で前記ローラ案内部材を回転させる工程とからなり、
回転する前記ローラ案内部材に接触することで前記ローラが回され、これらのローラが前記鋼板の外周を周回しつつ前記鋼板を中心へ寄せるように、前記ローラを自転しつつ公転させることを特徴とする積層鋼板の整列方法。 - 前記ローラを配置する工程では、前記ローラが等ピッチで配置されていることを特徴とする請求項1記載の積層鋼板の整列方法。
- 前記ローラを配置する工程では、前記ローラの本数が、奇数であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の積層鋼板の整列方法。
- 前記整列された積層鋼板は、モータに内蔵される固定子であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の積層鋼板の整列方法。
- 中心穴を有し外周が正円である鋼板を積層し、整列させる作業に供する積層鋼板用整列治具であって、
前記中心穴より僅かに小径のシャフトを備えるベースプレートと、
前記シャフトより大径の大径穴を有すると共に、この大径穴の中心を通る放射軸に沿って延びる下部長穴が前記鋼板を囲うように複数個配置され前記ベースプレートに回転可能に載せられる下部保持部材と、
前記シャフトに平行に配置され一端が前記下部長穴に挿入され積層状態の前記鋼板を囲う複数本のローラと、
これらのローラの他端に嵌る上部長穴を備え前記下部保持部材に平行に配置される上部保持部材と、
前記ローラの回転を許容しつつ、前記ローラを前記鋼板に押圧するローラ案内部材と、からなることを特徴とする積層鋼板用整列治具。 - 前記ローラは、等ピッチで配置されていることを特徴とする請求項5記載の積層鋼板用整列治具。
- 前記ローラの本数は、奇数であることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の積層鋼板用整列治具。
- 前記ローラ案内部材は、円筒を複数個に分割して得られる複数個の分割筒体と、この分割体の両端に設けられボルト穴を有するフランジと、隣り合うフランジ同士を締結するボルトとからなることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項記載の積層鋼板用整列治具。
- 前記分割筒体の個数は、2であることを特徴とする請求項8記載の積層鋼板用整列治具。
- 前記整列された積層鋼板は、モータに内蔵される固定子であることを特徴とする請求項5〜9のいずれか1項記載の積層鋼板用整列治具。
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