JP6468597B2 - 吐出容器 - Google Patents

吐出容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6468597B2
JP6468597B2 JP2015093017A JP2015093017A JP6468597B2 JP 6468597 B2 JP6468597 B2 JP 6468597B2 JP 2015093017 A JP2015093017 A JP 2015093017A JP 2015093017 A JP2015093017 A JP 2015093017A JP 6468597 B2 JP6468597 B2 JP 6468597B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container body
outer container
discharge
inner container
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015093017A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016210426A (ja
Inventor
信也 前田
信也 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2015093017A priority Critical patent/JP6468597B2/ja
Publication of JP2016210426A publication Critical patent/JP2016210426A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6468597B2 publication Critical patent/JP6468597B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は、吐出容器、例えば粉末や粒状物の取り出しに適した吐出容器に関する。
この種の吐出容器として、容器体の頂板に複数の小径の吐出孔を形成しておき、この頂板側を下にして振ることにより、それら吐出孔から内容物を振り出すものがあった(特許文献1)。
特開平8−091405
特許文献1の容器では、容器体を振る動作をするので、吐出させようとする場所の外側へ内容物が飛び散ることがある。
また内容物が料理にかけるための粉末調味料などである場合には、料理から生ずる湯気により粉末が湿気を含み、小径の振出孔が詰まってしまう可能性もある。
さらに蓋をしないで容器を机の上などに置いておくと、容器を倒して内容物がこぼれるおそれがあった。
本発明の目的は、回転操作部の回転操作により吐出ノズルがシール口部側へ進退して当該シール口部を開閉させるように設けた、使い勝手のよい吐出容器を提供することである。
第1の手段は、
大径胴部14の上端側に設けた頂板26にシール口部Aを形成した外容器体2と、
小径胴部58の上側へ起立する吐出ノズル70を、シール口部Aの下面側に位置させて、外容器体2内に昇降自在に支持させた内容器体50と、
を具備し、
上記内容器体50に対してシール口部Aから離れる方向へ付勢力を作用させる付勢手段Bと、
上記外容器体2の底部4側に形成した回転操作部8と、
回転操作部8を一定角度回転させる度に上記付勢力に逆らって内容器体50を一定幅だけシール口部A側へ押し込む押動手段Dとを設け、
押し込まれた内容器体50が上記付勢力により元の高さに復帰するように形成し、
回転操作部8を一定方向へ回転させたときに、吐出ノズル70がシール口部A側へ進退して当該シール口部を開閉させることが可能に構成した。
本手段では、図1に示すように外容器体2の底部側に形成した回転操作部8を回転させることにより、その回転力を押動手段Dにより内容器体50をシール口部A側(図面上側)へ押し込み、内容器体50の吐出ノズル70がシール口部A側へ進退して当該シール口部を開閉させることが可能にすることを提案している。回転操作部8を回し続けると、吐出ノズル70の進退の動作を繰り返させることができる。
「シール口部」とは、常時は閉塞しており、吐出ノズルが突き当たることで開口する口部をいう。
本明細書において、“上”及び“下”という用語を用いるときには、特に断らない限り、図1の状態(正立状態)での向きをいうものとする。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
上記外容器体2の底部4は、外容器体2の大径胴部14と別体として、底板6から回転操作部8である筒体を起立してなり、この筒体を大径胴部14の下部に回転可能に嵌合させた。
本手段では、図1に示す如く、外容器体2の大径胴部14と有頂筒形の底部4とを別体に形成し、この底部の筒壁(筒体)で回転操作部8を形成することを提案している。大径胴部14に対して底部4を回転させればよいので、連続して回転操作をし易く、吐出ノズルの進退の動作を繰り返すことが容易である。
第3の手段は、第2の手段を有し、かつ
上記押動手段Dは、上記底板6の上面に周方向一方に向けた第1係合斜面S1を有する押圧突部12を、また内容器体50の底面54に周方向他方に向けた第2係合斜面S2を有する被押圧部56をそれぞれ設け、回転操作部8を回転させたときに第1係合斜面S1と第2係合斜面S2とが重なって押圧突部12が被押圧部56を乗り越えることで内容器体50を押圧するように構成しており、
外容器体2の大径胴部14と内容器体50とに回り止め手段Tを設けた。
本手段では、図1に示す、押動手段Dの好適な構造を提案している。即ち、外容器体2の底部に設けた押圧突部12と、内容器体の底面に設けた被押圧部56とで形成しているので、簡単な構造で確実に内容器体50をシール口部A側へ押し込むことができる。
第4の手段は、第1の手段から第3の手段のいずれかを有し、かつ
上記シール口部Aは、上記外容器体2の頂板26に穿設した挿通孔28の周囲へスリット弁体42を装着してなり、
スリット弁体42は、挿通孔28形成箇所に取り付けた弁筒44の上面に弾性膜46を張設し、この弾性膜46に吐出ノズル70の突き上げにより開口可能なスリット46aを穿設している。
本手段では、図1に示すように、シール口部Aの構成にスリット弁体42を用いることを提案している。これにより、吐出容器を誤って倒した場合でも内容物がこぼれることを防止できる。
第5の手段は、第1の手段から第4の手段のいずれかを有し、かつ
上記頂板26を含む外容器体2の頂部22を、上記外容器体2の大径胴部14から取り外すことが可能な蓋部材に形成して、この蓋部材の取り外し操作により、外容器体2の大径胴部14の上面を開放可能に設け、大径胴部14の上面から内容器体50を出し入れ可能とした。
本手段では、外容器体2の頂部22を、上記外容器体2の大径胴部14から取り外すことが可能な蓋部材に形成している。そして蓋部材の取り外し状態で内容器体50を詰め替えることができる。
第6の手段は、第1の手段から第5の手段のいずれかを有し、かつ
上記付勢手段Bは、上記内容器体50の頂壁66上面から突設した複数の弾性板部68を撓み状態で上記外容器体2の頂板26裏面に当接させてなる。
本手段では、図1及び図2に示すように、内容器体50の頂壁66上面から突設した複数の弾性板部68を撓ませて上記外容器体2の頂板26裏面に当接させることで、付勢手段Bを形成している。
第1の手段に係る発明によれば、回転操作部8を操作したときのみ、吐出ノズル70がシール口部A側へ進退するので、吐出物が粉末等である場合には湯気などによる吐出物の詰まりを、また吐出物が液体等である場合には乾燥による吐出物の固化や変質を防止できる。
第2の手段に係る発明によれば、倒立状態で大径胴部14を把持して回転操作部8を回転させ続けることで、吐出ノズル70がシール口部側へ進退する動作を繰り返すことが可能となり、従来技術のように容器から内容物を振り出すことが必要とないから、内容物の飛び散りを防止できる。
第3の手段に係る発明によれば、回転時に押圧突部12が被押圧部56を乗り越えるときの音と感触で吐出動作が行われたことを利用者が容易に認識できる。
第4の手段に係る発明によれば、シール口部Aは頂板の挿通孔28の周囲へスリット弁体42を装着してなるから、倒立状態としても、回転操作部8を回転させない限り、シール口部Aの外に吐出物がこぼれることがない。
第5の手段に係る発明によれば、上記頂板26を含む外容器体2の頂部22を、上記外容器体2の大径胴部14から取り外すことが可能な蓋部材として、この蓋部材の取り外し操作により、外容器体2の大径胴部14の上面を開放し、この上面から内容器体50を出し入れすることが可能としたから、内容器体の詰替えが容易である。
第6の手段に係る発明によれば、付勢手段Bは、上記内容器体50の頂壁66上面から突設した複数の弾性板部68で形成したから、部材数が増えることがない。
本発明の実施形態に係る吐出容器の縦断面図である。 図1の吐出容器の内容器体の構造を、II−II方向に見た概念図である。 図1の吐出容器のIII−III方向に見た横断面図である。 図1の吐出容器の吐出作業の第1段階であって、容器を倒立させて開蓋し、回転操作部8を回転させ始めた状態を示す図である。 上記吐出作業の第2段階であって、回転操作部8を回転させて吐出ノズルが外側へ出現した状態を示す図である。 上記吐出作業の第3段階であって、回転操作部8をさらに回転させて吐出ノズル70が内側へ戻った状態を示す図である。
図1から図6は、本発明の実施形態に係る吐出容器を示している。この吐出容器は、外容器体2と内容器体50とで形成される。これら各部材は、例えば合成樹脂材で形成することができる。
外容器体2は、本実施形態において、図1に示すように、底部4と、大径胴部14と、頂部22とで構成している。もっともこれらの構造は適宜変更することができる。
上記底部4は、円板状の底板6の周端部から回転操作部8である筒体を起立している。図示例では、この筒体の内面に係合凹溝10を周設している。また底部4の上面には押圧突部12を形成する。この押圧突部の構造については、説明の都合上、後述する。
上記大径胴部14は、上下両端開口の筒形であり、大径胴部14の外面の下側には、環状リブ16を周設しており、この環状リブより下方の胴部分を上記底部4の筒体内に回転自在に嵌合させるとともに、その筒体の上端を上記環状リブ16の下面に突き当てている。また大径胴部の下部には、上記係合凹溝10内へ回動可能に嵌合する抜止め用突条を形成している。また大径胴部14の上部外面には、ネジ部18を形成している。大径胴部14の内面には、適当数(図示例では図1の左右一対)の回り止め用縦溝20を縦設している。
上記頂部22は、大径胴部14の上面開口を覆う頂板26を有し、この頂板26の中央部にシール口部Aを形成している。本実施形態では、上記頂部22を、蓋本体23及び蓋体34からなる蓋部材として形成しているが、その構造は適宜変更することができる。
上記蓋本体23は、上記頂板26の外周部から垂下する外周壁部24を、上記大径胴部14の上部に嵌合(図示例では螺合)させている。上記頂板26の中央部には、挿通孔28を形成するとともに、その孔縁から筒状の孔壁28aを、また、その周囲から孔壁28aより高い支持筒29をそれぞれ起立している。支持筒29の内面には係止リブ30を横設している。また孔壁28aと支持筒29との間の頂板部分には、複数の透孔31を穿設するとともに、透孔同士の間の板部分を連結板部として孔壁を支持させている。
上記シール口部Aは、上記支持筒29内にスリット弁体42を装着することで形成される。スリット弁体42は、弁筒44の上端部に張設した弾性膜46に、十字状などの形状のスリット46aを穿設してなり、上記弁筒44を支持筒29の内面に嵌合するとともに、弁筒44の下端部内面を孔壁28aに当接させている。弁筒44の外面には、上記支持筒29の係止リブ30下面に係止する突起を設けている。弾性膜46は断面形状で下向きに弯曲してスリット46aを密閉しており、後述の吐出ノズル70の突き上げにより、スリット46aが開口するように設けている。
上記蓋体34は、天板36の外周縁から蓋周壁部38を垂下し、この蓋周壁部38と外周壁部24とをヒンジ32で連結している。天板36の中央部は、閉蓋時に弾性膜46と接する当接凹部37を形成し、スリット46aを押し下げている。当接凹部37は、スリット46aの可動部分の癒着を防止するための押さえ部として機能する。また天板36の裏面からは、当接凹部37を囲むシール筒部40を垂下して、このシール筒部40を支持筒29の外面に嵌合している。
内容器体50は、外容器体2内に昇降可能に支持されており、頂壁66から起立する吐出ノズル70を有し、この吐出ノズル70をシール口部Aの下側に位置させ、外容器体2に対して上下動することで吐出ノズル70がシール口部A側へ進退して当該シール口部を開閉させることが可能に構成している。
本実施形態では、上記内容器体50は、図1に示すように、本体部52と、内蓋60とで構成している。本体部52は、有底筒形であって、底面54に後述の被押圧部56を有し、筒壁である小径胴部58の上部外面にネジ部を有している。小径胴部58と大径胴部14とは同心軸状に配置されている。
上記内蓋60は、上記頂壁66の外縁部から内周壁部62を垂下し、この内周壁部62の内面を小径胴部58の上部に嵌合(図示例では螺合)させている。また内周壁部62の外面に縦リブ64を縦設し、この縦リブ64を上記大径胴部14の回り止め用縦溝20内に摺動可能に嵌合させて回り止め用手段Tを形成している。なお、図示の構成に代えて、内周壁部62の外面に回り止め用縦溝を、また大径胴部14の内面に縦リブをそれぞれ設けても構わない。
上記吐出ノズル70は、頂壁66の中央部から起立し、挿通孔28を介して弁筒44内部へ突入している。本実施形態では、挿通孔28の孔壁28aを吐出ノズル70の外面に近接又は密接させて、吐出操作の後に吐出容器を正立状態に戻したときに弁筒内部から粉体が下方へこぼれ落ちないようにしている。
上記頂壁66の上面からは、複数の弾性板部68を起立しており、これら弾性板部をそれぞれ撓ませた状態で弾性板部の先端部68bを外容器体2の頂板26下面外周部に摺動可能に当接させることで、内容器体50を下方へ付勢させる付勢手段Bを形成している。好適な図示例では、弾性板部68の基端部68aを上記頂壁66に連続成形させている。各基端部68aは、図2に示すように、小径胴部58の半径方向に配向しており、弾性板部68は、上方から見て、周方向一方へ延びる扇形状に形成している。図示例では、一対の弾性板部68を付設しているが、等角的な位置に3つ以上の弾性板部68を設けても構わない。
また本発明では、図3に示すように、内容器体50の底面54の中心から各被押圧部56までの距離を一定とし、また外容器体2の底板6の中心から押圧突部12までの距離も同じとして、同図にハッチングで示す押圧突部12が被押圧部56へ乗り上げることが可能に形成している。
また図示例の被押圧部56は、図1に示すように、内容器体50の底面54から下方突出する突部として形成されている。押圧突部12は周方向一方に向けた第1傾斜面S1を、また被押圧部56は周方向他方に向けた第2傾斜面S2を、それぞれ有している。これら押圧突部12及び被押圧部56により、内容器体をシール口部側へ押し込む押動手段Dを形成している。
押圧突部12及び被押圧部56は、図1に示す如く、側方(大径胴部及び小径胴部の径方向)からみて直角三角形状になっている。これにより図5に示す状態から、押圧突部12が被押圧部56を乗り越えたときに、付勢手段Bの付勢力により、内容器体50が元の位置に勢いよく戻る。それによって生ずる音或いは吐出容器を持つ手の感触により一度の吐出動作が終わったことが利用者に明瞭に認識される。
図示例では底板6からの押圧突部12の突出長及び内容器体50底面からの被押圧部56の突出長を同じ長さに形成している。押圧突部12の突出長及び被押圧部56の突出長の和は、図1に示す初期状態での吐出ノズル70の上端から弾性膜46までの距離よりも大きくするものとする。
押圧突部12は、等角的に離して周方向に複数個(図示例では2個)設けるとよく、その場合には、被押圧部56は、押圧突部12の個数の整数倍(図示例では4個)の数を等角的に設ける。
上記構成において、吐出作業を行うときには、図1の状態から、蓋体34を開いて、吐出容器を倒立状態として大径胴部14を把持し、図4の如く、回転操作部8を回転させる。これにより、押圧突部12の第1係合斜面S1と被押圧部56の第2係合斜面S2とが重なって、図5の如く押圧突部12が被押圧部56を乗り越えようとするので、内容器体50がシール口部A側へ押し込まれ、吐出ノズル70がシール口部A側へ進出して弾性膜46のスリット46aを押し広げる。押圧突部12が被押圧部56を乗り越えると、付勢手段Bの付勢力により、吐出ノズル70はシール口部Aから離れる。これによりスリット46aが閉じる。
このように、吐出ノズル70がシール口部A側へ進退するので、容器を振る動作をしなくても、吐出ノズル70がシール口部Aを押し広げた瞬間に内容物が効率的に外部へ吐出される。この作用の利点を述べると次の通りである。
(1)上記進退作は、人の手による振出動作と違って直線的な動きであり、かつ容器を持つ手の位置が動かないから、内容物が予期しない方向へ飛び散ることがない。
(2)回転操作部8を一方向へ回転させ続けるだけで、吐出ノズル70はシール口部A側への進退の動作を繰り返し、常時外気にさらされることがないので、吐出ノズル内に湿気が入って、内容物が詰まる可能性が少ない。
(3)押圧突部12が被押圧部56を乗り越えるときに音や感触が生ずる場合には、一回の吐出操作が終わったことを利用者が明瞭に認識できる。
また吐出作業を中断する場合には、蓋体34を閉めることを省略しても、シール口部Aのスリット46aが自動的に閉鎖するので、吐出容器を倒しても、内容物がこぼれることがない。
内容物を使い切ったときには、外容器体2の頂部22を大径胴部14から外して、内容器体50を詰め替えることができる。
2…外容器体 4…底部 6…底板 8…回転操作部(筒体) 10…係合凹溝
12…押圧突部 14…大径胴部 16…環状リブ
18…ネジ部 20…回り止め用縦溝 22…頂部(蓋部材) 23…蓋本体
24…外周壁部 26…頂板 28…挿通孔 28a…孔壁
29…支持筒 30…係止リブ 31…透孔
32…ヒンジ 34…蓋体 36…天板 37…当接凹部 38…蓋周壁部
40…シール筒部
42…スリット弁体 44…弁筒 46…弾性膜 46a…スリット
50…内容器体 52…本体部 54…底面 56…被押圧部
58…小径胴部 60…内蓋 62…内周壁部 64…縦リブ
66…頂壁 68…弾性板部 68a…基端部 68b…先端部
70…吐出ノズル
A…シール口部 B…付勢手段 D…押動手段
S1…第1係合斜面 S2…第2係合斜面
T…回り止め手段

Claims (6)

  1. 大径胴部(14)の上端側に設けた頂板(26)にシール口部(A)を形成した外容器体(2)と、
    小径胴部(58)の上側へ起立する吐出ノズル(70)を、シール口部(A)の下面側に位置させて、外容器体(2)内に昇降自在に支持させた内容器体(50)と、
    を具備し、
    上記内容器体(50)に対してシール口部(A)から離れる方向へ付勢力を作用させる付勢手段(B)と、
    上記外容器体(2)の底部(4)側に形成した回転操作部(8)と、
    回転操作部(8)を一定角度回転させる度に上記付勢力に逆らって内容器体(50)を一定幅だけシール口部(A)側へ押し込む押動手段(D)とを設け、
    押し込まれた内容器体(50)が上記付勢力により元の高さに復帰するように形成し、
    回転操作部(8)を一定方向へ回転させたときに、吐出ノズル(70)がシール口部(A)側へ進退して当該シール口部を開閉させることが可能に構成したことを特徴とする吐出容器。
  2. 上記外容器体(2)の底部(4)は、外容器体(2)の大径胴部(14)と別体として、底板(6)から回転操作部(8)である筒体を起立してなり、この筒体を大径胴部(14)の下部に回転可能に嵌合させたことを特徴とする、請求項1記載の吐出容器。
  3. 上記押動手段(D)は、上記底板(6)の上面に周方向一方に向けた第1係合斜面(S1)を有する押圧突部(12)を、また内容器体(50)の底面(54)に周方向他方に向けた第2係合斜面(S2)を有する被押圧部(56)をそれぞれ設け、回転操作部(8)を回転させたときに第1係合斜面(S1)と第2係合斜面(S2)とが重なって押圧突部(12)が被押圧部(56)を乗り越えることで内容器体(50)を押圧するように構成しており、
    外容器体(2)の大径胴部(14)と内容器体(50)とに回り止め手段(T)を設けたことを特徴とする、請求項2記載の吐出容器。
  4. 上記シール口部(A)は、上記外容器体(2)の頂板(26)に穿設した挿通孔(28)の周囲へスリット弁体(42)を装着してなり、
    スリット弁体(42)は、挿通孔(28)形成箇所に取り付けた弁筒(44)の上面に弾性膜(46)を張設し、この弾性膜(46)に吐出ノズル(70)の突き上げにより開口可能なスリット(46a)を穿設していることを特徴とする、請求項1から請求項3の何れかに記載の吐出容器。
  5. 上記頂板(26)を含む外容器体(2)の頂部(22)を、上記外容器体(2)の大径胴部(14)から取り外すことが可能な蓋部材に形成して、この蓋部材の取り外し操作により、外容器体(2)の大径胴部(14)の上面を開放可能に設け、大径胴部(14)の上面から内容器体(50)を出し入れ可能としたことを特徴とする、請求項1から請求項4の何れかに記載の吐出容器。
  6. 上記付勢手段(B)は、上記内容器体(50)の頂壁(66)上面から突設した複数の弾性板部(68)を撓み状態で上記外容器体(2)の頂板(26)裏面に当接させてなることを特徴とする、請求項1から請求項5の何れかに記載の吐出容器。
JP2015093017A 2015-04-30 2015-04-30 吐出容器 Active JP6468597B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015093017A JP6468597B2 (ja) 2015-04-30 2015-04-30 吐出容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015093017A JP6468597B2 (ja) 2015-04-30 2015-04-30 吐出容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016210426A JP2016210426A (ja) 2016-12-15
JP6468597B2 true JP6468597B2 (ja) 2019-02-13

Family

ID=57552283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015093017A Active JP6468597B2 (ja) 2015-04-30 2015-04-30 吐出容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6468597B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6942667B2 (ja) * 2018-03-29 2021-09-29 株式会社吉野工業所 衝撃器具、及び衝撃器具付き粉体容器

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52148285U (ja) * 1976-05-06 1977-11-10
JPS591569Y2 (ja) * 1980-11-17 1984-01-17 アルプス商事株式会社 調味料などの収納容器
JP3946488B2 (ja) * 2001-10-31 2007-07-18 株式会社吉野工業所 練状物等注出容器
JP4605346B2 (ja) * 2004-06-29 2011-01-05 株式会社吉野工業所 定量容器
DE102006017605A1 (de) * 2006-04-12 2007-10-18 Georg Menshen Gmbh & Co. Kg Behälterverschluss mit einliegender Kapsel
JP2008127070A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Kimukatsusha:Kk 調味料液同時注出容器
JP5688732B2 (ja) * 2010-12-28 2015-03-25 株式会社吉野工業所 中皿の上昇機構を備えた容器
JP3194661U (ja) * 2014-09-22 2014-12-04 株式会社トーヨー工芸工業 二重容器用液漏れ防止キャップ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016210426A (ja) 2016-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5985061B2 (ja) 自動充填及び定量吐出スポイト型容器キャップ
JP5650507B2 (ja) 吐出容器
EP0187567A2 (fr) Dispositif de bouchage de tubes, de flacons ou autres récipients à ouverture et fermeture commandées par rotation
JP5813580B2 (ja) 二重容器
JP6468597B2 (ja) 吐出容器
JP5069033B2 (ja) チューブ容器
JP2006213332A (ja) 2成分混合容器
JP6349221B2 (ja) 計量容器
JP6290060B2 (ja) 受皿付きポンプ容器
JP6683433B2 (ja) 吐出容器
JP6382071B2 (ja) 粉体吐出容器
KR101956395B1 (ko) 용기 덮개
JP6157261B2 (ja) ヒンジキャップ
JP2007145352A (ja) キャップ
JP5587584B2 (ja) 流動物押出用容器
JP5650455B2 (ja) 容器蓋
KR200478027Y1 (ko) 화장품 용기
US967764A (en) Blacking device.
JP6910716B2 (ja) 錠剤容器
JP4334820B2 (ja) 合成樹脂製の液はね防止ヒンジキャップ
JP6632801B2 (ja) 小出し可能な複合液出しキャップ
JP6730574B2 (ja) 容器
JP6052766B2 (ja) 液注出容器のキャップ
JP5180389B1 (ja) 液体収容容器
JP6436880B2 (ja) ヒンジキャップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181017

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6468597

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150