JP6467273B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技を開始するために遊技者によって操作されるスタートレバーを備えた遊技機に関する。
遊技機の一例であるスロットマシンでは、遊技媒体としてメダルが用いられ、メダルをメダル投入口に投入、またはベットボタンを操作することでメダルをベットした後にスタートレバーを操作することで遊技を開始できる。
一般に、スタートレバーは、所定位置と開始位置との間で移動自在に設けられ、通常はバネなどの付勢により所定位置に保持されている。そして、スロットマシンでは、スタートレバーが開始位置へ移動した(到達した)ことが検知されると遊技が開始される。
遊技が開始されると、当選役抽選が行われ、複数種類の当選役のいずれかまたはハズレが決定されるとともに、外周に複数種類の図柄が配置されたリールが回転を開始する。回転中のリールはストップボタンを操作することで停止させることができる。そして、スロットマシンでは、リールが停止した際に当選役抽選により決定された当選役(当選役抽選に当選した当選役)に対応する図柄が表示された場合、すなわち、当選役抽選に当選した当選役が入賞した場合、入賞した当選役に対応付けされた処理が実行されて1回の遊技が終了する。他方、リールが停止した際に当選役が入賞しなかった場合は、リールの停止とともに1回の遊技が終了する。
スタートレバーは、例えばレバーシャフトとこのレバーシャフトの一端部に設けられた操作部材とレバーシャフトの他端部の被検出部の動きを検出するセンサとを備えている。スタートレバーは、操作部材の操作をレバーシャフトの他端部に設けられた被検出部材の動きに変換し、その動きをセンサにより検出して開始信号を出力する。出力された開始信号はスロットマシンの制御部に入力され、リールの回転を開始する。
このようなスタートレバーを備えた遊技機として例えば特許文献1〜6に記載のものが知られている。
特許文献1に記載の遊技機では、可動軸(レバーシャフト)に、円筒状で有弾性の軟質素材によりなるスペーサが遊嵌され、このスペーサの緩衝作用により、可動軸(レバーシャフト)やその支承部材の損傷を防止している。
特許文献2に記載の遊技機では、レバー本体(レバーシャフト)の操作部材よりの部分(先端部)をラバー部材で被覆することにより、当該レバー本体(レバーシャフト)の先端部と基部との当接の衝撃を緩和しかつ衝撃音を和らげている。
特許文献3に記載の遊技機では、レバーシャフトの先端部にゴムカバーを外嵌することにより、レバー操作の際にレバーシャフトの先端部と、レバーシャフトを収容する収容孔とが衝突することにより生じる衝撃力を緩和している。
特許文献4に記載の遊技機では、ツマミ部(操作部材)の操作により回動する検知片を検知センサによって検知することで所定の遊技が開始する始動操作部と、この始動操作部のケース部を支持する取付支持部を備えた支持部材とを具備し、始動操作部におけるツマミ部(操作部材)の静電気を、軸部を介して支持部材の取付支持部側に導通させてアースすることで、検知センサの誤作動や破損を防止している。
特許文献5に記載の遊技機では、スタートレバーを揺動可能に保持するレバーハウジングが、導電性を有する樹脂材料からなる1次成形部および電気絶縁性を有する樹脂材料からなる2次成形部を備え、レバーシャフトに静電気が印加された場合、静電気がレバーシャフトから1次成形部に流れることで、検知センサの誤作動等を防止している。
特許文献6に記載の遊技機では、金属製のレバーシャフトの端部にプラスチックのグリップ(操作部)を取付け(インサート成形し)、グリップが硬質の内核部と該内核部を被覆する軟質の被覆部からなることで、グリップの触感を向上し、耐久性に優れたスタートレバーとなる。
特開2010−148895号公報 特開2005−73838号公報 特開2005−13646号公報 特開2008−188281号公報 特開2014−46145号公報 特開2001−9160号公報
ところで、特許文献1〜3に記載の遊技機では、スタートレバーの操作時の衝撃を緩和するために、レバーシャフトに緩衝部材(被覆部材)を被覆しているが、この緩衝部材(被覆部材)が電気絶縁性を有する材料で形成されているか否かは不明である。
また、レバーシャフトに対して操作部材と被覆部材とが別体に設けられているので、遊技者の操作によって操作部材に印加された静電気が操作部材と被覆部材との間の隙間からレバーシャフトに導電し、この静電気がレバーシャフトを通じてセンサに放電することにより、センサが故障するという問題があった。
また、特許文献4に記載の遊技機では、レバーシャフトに印加された静電気を軸部を介して支持部材の取付支持部側に導通させてアースしており、また、特許文献5に記載の遊技機では、レバーシャフトに印加された静電気をレバーシャフトから1次成形部に流す(アースする)ようにしているが、そもそもレバーシャフトに静電気が印加されるのを防止するものではない。そのため、この静電気のアースが不完全である場合、静電気がレバーシャフトを通じてセンサに放電することにより、センサが故障する虞がある。
また、特許文献6に記載の遊技機では、レバーシャフトの端部にプラスチックのグリップ(操作部材)をインサート成形しているが、このグリップ(操作部材)に印加された静電気がレバーシャフトを通じてセンサに放電することにより、センサが故障する虞がある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、遊技者の操作によって操作部材に印加された静電気がレバーシャフトを通じてセンサに放電して、センサが故障するのを防止できるスタートレバーを備えた遊技機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技を開始するために遊技者によって操作されるスタートレバーを備えた遊技機において、
前記スタートレバーは、電導性を有する材料で形成されたレバーシャフトと、このレバーシャフトの先端部に設けられて遊技者が操作する操作部材と、前記レバーシャフトの外周部のうち、少なくとも前記遊技者が接触可能な部位を覆うカバー部材とを備え、
前記レバーシャフトに対して、前記操作部材と前記カバー部材とが電気絶縁性を有する材料によって一体成形されていることを特徴とする。
本発明においては、レバーシャフトに対して、操作部材とカバー部材とが電気絶縁性を有する材料によって一体成形されているので、操作部材とカバー部材との間に隙間が生じることがなく、レバーシャフトの一部が露出することがない。
したがって、遊技者の操作によって操作部材に印加された静電気がレバーシャフトに導電することがないので、この静電気がレバーシャフトを通じてセンサに放電することがなく、よって、センサがこの静電気によって故障するのを防止できる。
また、本発明の前記構成において、前記レバーシャフトの内部にその軸方向に延在し、かつ先端部に開口する空洞部が設けられ、この空洞部に、前記操作部材と前記カバー部材とを電気絶縁性を有する材料によって一体成形する際に、当該材料の一部が充填されているのが好ましい。
このような構成によれば、レバーシャフトの内部の空洞部に、操作部材とカバー部材とを電気絶縁性を有する材料によって一体成形する際の、当該材料の一部が充填されているので、レバーシャフトに対して操作部材を強固に固定できるとともに、前記材料がレバーシャフトの材料より比重が小さい場合、レバーシャフトの軽量化を図ることができる。
本発明によれば、遊技者の操作によって操作部材に印加された静電気がレバーシャフトに導電することがないので、この静電気がレバーシャフトを通じてセンサに放電することがなく、よって、センサがこの静電気によって故障するのを防止できる。
本発明の実施の形態に係る遊技機を示すもので、その斜視図である。 同、スタートレバーを示す斜視図である。 同、スタートレバーを示す側断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施の形態は本発明を遊技機の一つであるスロットマシンに適用した場合を例にとって説明するが、本発明はスロットマシンに限ることなく、スタートレバーを備えるその他の遊技機に適用してもよい。
まず、発明が適用されるスロットマシンMの概略構成について説明する。
図1はスロットマシンMを示す斜視図である。このスロットマシンMは、筐体1を備えており、この筐体1は、底板、左右の側板、天板および背板を備え、当該筐体1の正面側に開口する正面開口部を有する箱形に形成されている。なお、底板の上面には、各部品に電力を供給するための電源装置(図示略)を内蔵した電源ユニット等が設けられている。
また、前記筐体1の左右の側板には、筐体1の高さ方向略中央で水平となるように中板(図示略)が設けられており、この中板によって筐体1内は上下に分割されている。したがって、筐体1の前記正面開口部は、その上部を開口する開口上部とその下部を開口する開口下部との2つに区画されている。
筐体1の正面には、筐体1の正面開口部を開閉可能に閉塞する前扉3が設けられており、この前扉3は、前記開口上部を開閉可能に閉塞する上扉30と、前記開口下部を開閉可能に閉塞する下扉40とを備えている。
前記筐体1内には前記中板の上面に、交換ユニットが着脱可能に設けられている。この交換ユニットは、略直方体状に組まれた金属枠である枠体と、枠体に支持されたリールユニットと、枠体に固定された基板ユニットとを備えている。
リールユニットは、枠体に設けられた3個のステッピングモータと、各々のステッピングモータの出力軸に固定された3個の回転リールとを備えている。また、基板ユニットは、CPU、ROM、RAM、I/O等の電子部品を備えた基板を、基板ケースに収納したものである。そして、基板ユニットは、スロットマシンMの遊技を制御するための遊技制御装置として機能する。
上扉30には表示窓31が設けられており、この表示窓31の奥には、前記3個の回転リールが横一列に設けられている。各回転リールの外周面には複数種類の図柄が配列されており、回転リールが停止すると表示窓31を通して1リール当たり3個の図柄が表示される。スロットマシンMでは、横3本と斜め2本とからなる計5本の入賞有効ラインが設定されている。
そして、3個の回転リールが停止したときに入賞有効ライン上に停止した図柄の組み合わせによって当選役が入賞したか否かが表示される。
また、上扉30の表示窓31の上部および左右両側部には、報知などを行うためのランプ33a,33b,33cが設けられている。
また、上扉30にはその一方の縦方向の側縁部に上扉側蝶番が設けられている。一方、前記交換ユニットの枠体には枠体側蝶番が設けられており、この枠体側蝶番に前記上扉側蝶番を係合させることによって、上扉30は、交換ユニットの枠体に回動自在に取り付けられている。
なお、このスロットマシンMは、分離型筐体タイプの構造を有するものであり、遊技店における機種の交換時に、上扉30が回動自在に取り付けられた交換ユニットを交換するようになっており、機種の交換時に筐体1、下扉40および筐体1内の電源ユニットやホッパ装置等は、遊技店の島設備に取り付けられたままで、交換されないようになっている。また、スロットマシンMは、分離型筐体タイプに限られるものではなく、機種交換時にスロットマシン全体を交換するものであってもよい。この場合に、前扉3を上扉30と下扉40に分けない一体の構造としてもよい。また、上扉30と下扉40とに分ける場合に、上扉30を、筐体1の側板に回動自在に取り付けてもよい。
下扉40は筐体1の開口下部を開閉可能に閉塞するための扉である。下扉40は、外枠に中枠を嵌め込んで構成されている。
下扉40の一方の縦方向の側縁部に下扉側蝶番が設けられている。そして、この下扉側蝶番を、筐体1の一方の側板に設けられた筐体側蝶番と係合させることで、下扉40は、筐体1の一方の側板に回動自在に取り付けられている。また、上扉30の下端部には、下扉40の前面より後方側で下扉40の上端より下側に突出する係合部が設けられ、下扉40が閉じた状態で、上扉30を開放することができない構造になっている。
また、下扉40の上部には、スロットマシンMを操作するための操作部50が設けられている。操作部50には、クレジットされたメダルを払い出すための精算スイッチ52、ゲームを開始させるためのスタートレバー53、回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチ54、メダルを投入するためのメダル投入口42、メダル投入口42の下方のメダル通路内で発生したメダル詰まりを解消するリジェクトボタン55、最大数の3枚のメダルをゲームに投資するときに操作されるMAXベットスイッチボタン56等が設けられる他、遊技の演出等を選択するための比較的大型の操作盤57や、メダルのクレジット数やメダルの払い出し数等を表示する遊技情報表示部58が設けられている。操作盤57は操作部50の幅方向(左右方向)の略中央部に配置され、メダル投入口42およびリジェクトボタン55を挟んで、右側に遊技情報表示部58が配置されている。なお、操作盤57には、演出等の選択用の十字キー、決定ボタン、キャンセルボタン等を有している。
また、下扉40の下部には、スロットマシン内部よりメダルを排出するためのメダル払い出し口と、メダル払い出し口から排出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿43とが形成されている。また、操作部50とメダル受け皿43との間には透明の前パネル45が取り付けられている。
前記スタートレバー53は、遊技(ゲーム)を開始するために遊技者によって操作されるものであり、図2および図3に示すように、レバーシャフト60と、操作部材61と、カバー部材62とを備えている。
レバーシャフト60は電導性を有する金属等の材料で略円柱状に形成されたもので、その長手方向の所定の部位に径方向外側に突出する円板状のフランジ部60aが形成されている。このフランジ部60aより先端側(図3において左側)は大径部60bとなっており、後端側(図3において右側)は小径部60cとなっている。また、小径部60cより後端側は円錐台形状の円錐台部60dとなっており、この円錐台部60dより後端側には径方向外側に突出する円板状のフランジ部60eが設けられ、このフランジ部60eより後端側は円柱状の後端部60fとなっている。
また、大径部60bは、その先端側に径方向外側に突出する円板状のフランジ部60gと、このフランジ部60gより先端側に設けられた円柱状の先端部60hとを有している。
大径部60bの内部にはその軸方向に延在し、かつ先端面に開口する断面円形状の空洞部60iが設けられている。この空洞部60iは大径部60bの先端面(図3において左端面)から当該大径部60bの長手方向中央部より若干後端側まで延在して設けられている。また、大径部60bの先端部60hの外周面には、空洞部60iに連通する連通孔60jが径方向に延在して設けられている。
このような構成のレバーシャフト60の外周側には、ハウジング64が設けられている。このハウジング64の中央部には、レバーシャフト60の軸方向に延在する貫通孔65が設けられている。この貫通孔65は、ハウジング64の左端面から右方に向かうにしたがって漸次小径となる円錐面65aと、この円錐面65aより後端側(図3において右側)に円錐面65aと連続して設けられた円筒面65bと、この円筒面65bより後端側に設けられ当該円筒面65bより小径の円錐面65cとを備えており、この円錐面65cによって形成された孔がハウジング64の右端面に開口している。
ハウジング64の外周部には円板状のフランジ部64a,64bが軸方向に離間して設けられており、フランジ部64bに隣接して矩形板状のフランジ部64cが設けられている。
そして、フランジ部64a,64bが図1に示す下扉40を構成するプレート40aに設けられた取付孔の内周面に当接されたうえで、フランジ部64cがプレート40aに内側から固定されることによって、ハウジング64が下扉40に固定されている。
また、ハウジング64の右端部には内側に突出する円板状のフランジ部64dが設けられており、このフランジ部64dの中央部に前記円錐面65cで形成された孔が設けられている。
また、フランジ部64dの軸方向と直交する内側の面と、前記円筒面65bとの接続部は断面円弧状の円弧面65dとなっている。
また、ハウジング64の貫通孔65には、レバーシャフト60が挿通されている。
すなわち、レバーシャフト60の大径部60bが円錐面65aの内側に挿入され、フランジ部60aが円筒面65bの内側に挿入され、小径部60cが円筒面65bおよび円錐面65cの内側に挿通されている。小径部60cは左端部にフランジ部66aを有するスリーブ66に挿通されたうえで、円筒面65bおよび円錐面65cの内側に挿通されている。
フランジ部66aの外周部は断面円弧状の円弧面となっており、この円弧面が前記円弧面65dに摺動自在に係合している。
したがって、スリーブ66はそのフランジ部66aの外周部の円弧面を支点とし上下左右に揺動可能となっている。スリーブ66にはレバーシャフト60の小径部60cが挿通されており、レバーシャフト60の大径部60bは円錐面65aの内側に挿通されているので、当該レバーシャフト60はフランジ部66aの外周部の円弧面を支点として上下左右に揺動可能となっている。
また、レバーシャフト60の円錐台部60dの外周部には支持部材67が嵌め込まれており、この支持部材67の右端部がレバーシャフト60のフランジ部60eに当接されている。そして、支持部材67と前記フランジ部64dとの間にスプリング68が設けられ、このスプリング68の一端部(右端部)は支持部材67に当接され、他端部(左端部)はスリーブ66の外周部に嵌め込まれている。
したがって、フランジ部66aの外周部の円弧面を支点として上下左右に揺動可能となっているレバーシャフト60はスプリング68によって所定の位置(レバーシャフト60が水平となる位置)に保持され、この所定の位置からスプリング68に付勢力に抗して上下左右に揺動可能となっている。
また、前記ハウジング64の後端部(図3において右端部)には、円筒状のセンサホルダの先端部(図3において左端部)が嵌め込まれている。センサホルダ70はハウジング64と同軸に設けられており、このセンサホルダ70の後端部にセンサ保持部材71が爪部70aによって係合固定されている。このセンサ保持部材71の内部にセンサ72が保持されている。センサ72は、中央部に貫通孔を有するマスク部材73に当接しており、このマスク部材73の左側面にはセンサホルダ70の内周面に軸方向に延在して設けられた突条70bの端部が当接している。
このようにして、センサ72はセンサ保持部材71に固定され、マスク部材73の貫通孔を通してレバーシャフト60の後端部60fの動きを検出して開始信号をセンサ保持部材71に設けられた出力端子71a(図2参照)から出力し、出力された開始信号はスロットマシンMの制御部に入力され、回転リールの回転を開始するようになっている。
前記操作部材61は、遊技者が操作する際に操作されるもので、例えば遊技を開始する際に、手によって下方に揺動するように押えられるものである。
操作部材61は、電気絶縁性を有するABS樹脂等の樹脂によって球状に形成されている。
また、カバー部材62は、レバーシャフト60の外周部のうち、少なくとも遊技者が接触可能な部位を覆うもので、電気絶縁性を有するABS樹脂等の樹脂によって円筒状に形成されている。本実施の形態では、レバーシャフト60はその大径部60bがハウジング64の円錐面65aの内側に挿入されるので、操作部材61の首部から円錐面65aの内側の奥までは遊技者が接触可能となる。したがって、この接触可能となる部位の全体にカバー部材62が設けられている。具体的には、カバー部材62は操作部材とフランジ部60aとの間にあるレバーシャフト60の外周部の全てを覆っている。
また、レバーシャフト60に対して、操作部材61とカバー部材62とが電気絶縁性を有する樹脂等の材料によって一体成形、すなわちインサート成形されている。
インサート成形する場合、例えば、成形装置の金型内にレバーシャフト60を挿入したうえで、当該レバーシャフト60と金型との間に前記樹脂を充填して、レバーシャフト60と樹脂とを一体化することによって成形される。
金型の内面には操作部材61とカバー部材62の外面形状が付与されており、この金型の内面とレバーシャフト60の、フランジ部60aより先端側の外周面との間に樹脂を射出成形することによって、レバーシャフト60に対して、操作部材61とカバー部材62とを電気絶縁性を有する樹脂等の材料によって一体成形することができる。
また、レバーシャフト60の内部には、その軸方向に延在し、かつ先端部に開口する空洞部60iが設けられているので、操作部材61とカバー部材62とを電気絶縁性を有する材料(樹脂)によって一体成形する際、つまり前記射出成形の際に、この空洞部60iに前記材料(樹脂)の一部が充填される。また、レバーシャフト60の先端部60hには空洞部60iに連通する連通孔60jが設けられているので、前記樹脂の一部はこの連通孔60jからも空洞部60iに充填される。
このようにして形成されたスタートレバー53は、レバーシャフト60に対して、操作部材61とカバー部材62とが電気絶縁性を有する材料によって一体成形されているので、操作部材61とカバー部材62との間に隙間が生じることがなく、レバーシャフトの一部が露出することがない。
したがって、遊技者の操作によって操作部材61に印加された静電気がレバーシャフト60に導電することがないので、この静電気がレバーシャフト60を通じてセンサ72に放電することがなく、よって、センサ72がこの静電気によって故障するのを防止できる。
また、レバーシャフト60の内部の空洞部60iに、操作部材61とカバー部材62とを電気絶縁性を有する材料によって一体成形する際の、当該材料の一部が充填されており、さらに、レバーシャフト60の先端側に径方向外側に突出する円板状のフランジ部60gが設けられているので、レバーシャフト60に対して操作部材61を強固に固定できる。
M スロットマシン(遊技機)
53 スタートレバー
60 レバーシャフト
60i 空洞部
61 操作部材
62 カバー部材
72 センサ

Claims (2)

  1. 遊技を開始するために遊技者によって操作されるスタートレバーを備えた遊技機において、
    前記スタートレバーは、電導性を有する材料で形成されたレバーシャフトと、このレバーシャフトの先端部に設けられて遊技者が操作する操作部材と、前記レバーシャフトの外周部のうち、前記レバーシャフトの外周側に設けられたハウジングの中央部における、前記レバーシャフトの軸方向に延在する貫通孔の略底面部まで覆うカバー部材とを備え、
    前記レバーシャフトに対して、前記操作部材と前記カバー部材とが電気絶縁性を有する材料によって一体成形されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記レバーシャフトの内部にその軸方向に延在し、かつ先端部に開口する空洞部が設けられ、この空洞部に、前記操作部材と前記カバー部材とを電気絶縁性を有する材料によって一体成形する際に、当該材料の一部が充填されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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