JP6465575B2 - 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業部 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前段部に記載された、吸込みノズルを備えた、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業部、すなわち、負圧を供給可能でかつ旋回可能に支持された吸込みノズルが設けられ、吸込みノズルヘッドにおける吸込み開口が、綾巻きパッケージに巻き上げられる糸端部を受容するために、パッケージフレームに回転可能に保持された綾巻きパッケージの表面の領域に位置決めされるようになっている、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業部に関する。
綾巻きパッケージを製造する繊維機械、特に自動綾巻きワインダの運転に関連して、例えば糸切れ、コントロールされたクリアラ切断又は供給ボビンの交換に基づく巻成中断時には、該当する作業部の、作業部固有の自動糸継ぎ装置を作動させることが一般的である。すなわち作業部計算機はこのような場合に、例えば特許文献1に詳しく記載されているように、最初に、いわゆる吸込みノズルの開口が、巻取り方向とは逆向きにゆっくりと回転する巻取りコイルの表面に接触させられ、吸込みノズルには負圧が供給されるように用いられる。負圧を供給された吸込みノズルはその開口で、綾巻きパッケージとして形成された巻取りパッケージの表面から上糸の糸端部を受容することを試みる。上糸の捕捉後に、吸込みノズルは、その出発位置に戻し旋回させられ、この出発位置において吸込みノズルの開口は糸継ぎ装置の下に位置決めされている。
この場合綾巻きパッケージと吸込みノズルとの間において延在する糸条は、糸継ぎ装置の上に配置された電子式のクリアラ及びこの領域に位置決めされたクランプ兼切断装置内に、並びに、糸ガイドプレート及び糸ガイド湾曲部材から成る相応なガイド輪郭を通して案内されて、糸継ぎ装置の下に位置する切断装置のシヤー内に、引き込まれる。
吸込みノズルとほぼ同時に、下側の出発位置に位置決めされたいわゆるグリッパ管が、上側の作業位置に旋回し、この際に、それまで例えば糸テンショナ内に保持されていて供給ボビン(Vorlagespule)から引き出された下糸を一緒にもたらす。上側の作業位置へのグリッパ管の内方旋回時に、同様に相応の糸ガイド輪郭に沿って案内された下糸は、開放した糸クランプ及び開放した切断装置内に滑り込む。次いで下糸及び上糸は、適正な長さに切断され、いわゆる開繊管内において準備され、糸継ぎ装置内において空気力によって互いに接続される。
上に述べた糸継ぎ方法は、実地において良好であることが証明されており、繊維工業において長い間使用されている。この公知の糸継ぎ方法に関連して、しかしながら時々、繰出し方向にゆっくりと回転する綾巻きパッケージの表面から上糸を受容する際に、問題が発生する。上糸を綾巻きパッケージの表面から受容するという小さくない問題は、例えば、綾巻きパッケージに巻き上げられた糸端部が綾巻きパッケージ表面に強く揉み込まれている、又は処理される糸が比較的毛羽だっているような場合に、しばしば発生する。
上糸受容時におけるこのような問題を小さくするもしくは排除するために、今まで既に、吸込みノズルの、特にその開口領域における種々様々な変更が提案されている。吸込みノズルヘッドの領域におけるこれらの変更によって、特に、負圧を供給される吸込みノズルの開口領域における流れ特性を改善することが望まれている。
例えば特許文献2に記載された巻取り機の作業部は、位置固定に取り付けられた、つまり旋回不能に支持された吸込みノズルを備えている。この吸込みノズルは、その開口領域の表面に付加部を有しており、この付加部は、レバー装置を介して、作業部の旋回可能に支持されたパッケージフレームに接続されていて、この付加部が、巻取りパッケージの直径に適合するように、つまり巻取りパッケージの表面に接触することなしに、効果的な糸捕捉のために、巻取りパッケージの表面の近傍に達するようになっている。
しかしながら特許文献2によって公知の作業部の構成、すなわち、位置固定の吸込みノズルと、吸込みノズルの開口領域の表面に可動に支持されていてレバー機構を介して制御される付加部と、を備えた作業部の構成は、今日の自動綾巻きワインダには適していない。
特許文献3は、原理的には、上に記載の吸込みノズルをさらに発展させたものである。すなわち、この特許明細書に記載された、位置固定に設けられた吸込みノズルは、その開口領域の上側に、同様に移動可能に支持された付加部を有している。しかしながらこの付加部には、該付加部を吸込み位置に位置決めするための駆動装置は接続されておらず、単に2つの小さな戻しばねが接続されている。そして必要な場合に、吸込み位置におけるシールエレメントの位置決めは、吸込みノズルにおける負圧によって、つまり糸切れ時に吸込みノズルに供給される負圧によって、空気力式に行われるようになっている。
しかしながら特許文献3は、有用であることが実証されておらず、従って実地においては使用されていない。
さらに、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業部に各1つの吸込みノズルを設けることが既に提案されており、この吸込みノズルでは、流れ状況ひいては糸受容能に対して、吸込みノズルの開口の領域に追加的な空気力式の装置が一体に形成又は配置されていることによって、ポジティブな影響が及ぼされるようになっている。
特許文献4には例えば巻取り機の作業部が記載されており、この作業部は、位置固定に設けられた吸込みノズルを備えており、この吸込みノズルのリップ状の開口領域は、その下側において幾分上方に向かって湾曲されていて、旋回可能なパッケージフレームにおいて回転可能に支持された綾巻きパッケージの表面の直ぐ下において終わっている。さらにこの吸込みノズルの開口領域は上側に複数の開口を有しており、これらの開口を通して、吸込みノズルの負圧供給時に追加的に空気が吸い込まれ、これによって吸込み作用が改善されるようになっている。
特許文献5に開示された作業部は、旋回可能に支持されていて負圧を供給可能な吸込みノズルを備えており、この吸込みノズルはその開口領域に、追加的な圧縮空気ノズルを備えている。これらの圧縮空気ノズルを介して、必要な場合に、追加的な空気流を、吸込みノズルの負圧流の方向で生ぜしめることができる。
このように構成された吸込みノズルは、確かにその作業能に関しては効果的であるが、しかしながら、このような追加的な圧縮空気ノズル及び負圧系への該圧縮空気ノズルの接続部の配置は、比較的手間が掛かり、ひいては費用がかかる。さらに、必要な圧縮空気は付加的なエネルギコストの原因となり、このことも同様に不都合である。
特許文献6に開示された作業部が備えている吸込みノズルは、通常の吸込みノズルのように、前方に向かって開放しているのではなく、その前側領域においてその上側に、横方向に延びる開口スリットを有している。この開口スリットの上には、アタッチメントが設けられており、このアタッチメントは、吸い込まれた糸が直ちに複数回変向されるように形成されている。糸のこのような複数回の変向によって、捕捉された糸をその搬送時及び糸スプライシング装置への挿通時に十分に張った状態で保持することが保証されるようになっている。
綾巻きパッケージを製造する今日の繊維機械は、その作業部の領域に綾巻きパッケージ駆動装置及び糸綾振り装置として、しばしば、例えば糸ガイドドラムとして形成された接触ローラを有することが公知である。
このような接触ローラでは、例えば糸切れ後に、綾巻きパッケージの表面からの糸端部の不都合な滑り出しを回避するため、もしくは効果的な糸スプライシングの後で、糸を糸ガイドドラムの溝内に新たに問題なく挿入できるようにするために、接触ローラは通常いわゆる滑り促進兼付着防止プレートを備えている。これらの滑り促進兼付着防止プレートは、それぞれ個々の接触ローラを部分的に取り囲み、かつ良好な糸ガイド手段を形成している。
しかしながらこのような滑り促進兼付着防止プレートは、吸込みノズルが上糸受容時に流れ技術的に最適な受容位置に位置決めされ得ることを、阻止してしまう。すなわち、接触ローラの領域においてこのような滑り促進兼付着防止プレートを使用しても、今まで特に困難な運転状態においては、上糸の受容時における問題をしばしばほとんど回避することができていない。
独国特許出願公開第4005752号明細書 独国特許出願公開第1560367号明細書 独国特許出願公告第2908731号明細書 欧州特許出願公開第0128121号明細書 独国特許発明第3206478号明細書 英国特許出願公開第2143548号明細書
ゆえに本発明の課題は、上に述べた公知技術を出発点として、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業部を改良して、作業部の吸込みノズルを適宜な手段と共働させて、綾巻きパッケージに巻き上げられた上糸の糸端部を、困難な運転状態においても、例えば毛羽立ったもしくは処理しにくい糸においても、エネルギを節約してかつ確実に受容できるようにすることである。
この課題は本発明によれば、請求項1に記載された、吸込みノズルを備えた作業部によって、解決される。すなわち本発明の構成では、冒頭に述べた作業部において、遮蔽装置が設けられており、該遮蔽装置は、吸込みノズルの運転位置において該吸込みノズルの吸込み開口と接触ローラとの間に、空気を吸い込む吸込み開口に向かう、吸込みノズルの下側面に沿った空気の流入を阻止するために、配置されている。
本発明の他の有利な態様は、従属請求項に記載されている。
吸込みノズルが、糸受容位置に位置決めされて負圧を供給される場合に、吸込みノズルの下において、吸込みノズルの吸込み開口に下から流入する吸込み空気流が発生することを阻止する遮蔽装置と共働する、吸込みノズルを備えた作業部には、次のような利点、すなわち、吸込みノズル内に流入する吸込み空気流が有利に集中するという利点がある。すなわち、吸込みノズルの吸込み開口の下に配置された装置は、吸込みノズルの下においても吸込み空気流が発生することを阻止し、その結果、上から吸込みノズルに流入する吸込み空気流がより強力になる。このように上から流入する吸込み空気流が強くなることは、綾巻きパッケージの表面からの糸端部剥離及び次いで行われる糸受容に対して極めてポジティブに作用する。さらに、吸込みノズルの吸込み開口と接触ローラとの間における吸込み空気流の発生を回避することによって、吸込みノズルのエネルギ需要を最適化することができる。すなわち、吸込みノズルの従来のエネルギ消費を維持しながら、糸端部受容時における吸込みノズルのエラー発生率を著しく低下させること、及び/又は吸込みノズルのエネルギ消費を著しく節減させることができ、しかもこの際に、糸端部受容時における吸込みノズルのエラー試行の数が増すことはない。
吸込みノズルの吸込み開口の下に配置された遮蔽装置によって、吸込みノズルの入口開口の領域において、全体として、綾巻きパッケージの繰出し方向とは逆向きの比較的強い吸込み空気流が得られ、この吸込み空流は、「剥離」を目的として、綾巻きパッケージの表面に載っている糸端部に対して作用する。繰出し方向とは逆向きに方向付けられたこの吸込み空気流によって、糸を綾巻きパッケージの表面から解離させること、並びに次いで負圧を供給された吸込みノズル内に確実に吸い込むことが保証される。
請求項2記載のように、好適な実施態様では、遮蔽装置は、吸込みノズルが糸受容位置に位置決めされている場合に、接触ローラに接触している。すなわち、上から流入する吸込み空気流の他には、横から流れ込む2つの吸込み空気流が生じており、このような横からの吸込み空気流は、綾巻きパッケージ表面の端面領域に位置している糸端部をも、吸込みノズルの入口開口の領域内に確実に吸い込み、次いで受容することができる。
請求項3記載のように、好適な実施態様では、遮蔽装置はシールエレメントを有しており、該シールエレメントは、吸込みノズルヘッドの下側面に設置されていて、吸込みノズルが糸受容位置に位置決めされている場合に、吸込みノズルの下に配置されたパッケージ駆動ローラと適合するようになっている。
このようなシールエレメントによって、吸込みノズルの下において、繰出し方向に方向付けられた下側の吸込み空気流が発生することは、確実に阻止することができる。
このように方向付けられた下側の吸込み空気流は、吸込みノズルによる糸受容との関連において不都合である。それというのは、糸端部はこのような下側の吸込み空気流によって、綾巻きパッケージの表面に接触させられるように押圧され、これによって糸受容が著しく困難になるからである。
相応の試みが行われたように、別の好適な実施態様では、請求項4記載のように、遮蔽装置は、旋回可能に支持されたシールエレメントを有しており、このシールエレメントは、例えば射出成形部材として又はダイカスト部材として安価に製造することができる。この旋回可能に支持されたシールエレメントは、好ましくは、一方では吸込みノズルが糸端部受容位置に位置決めされている場合に綾巻きパッケージの下に配置された接触ローラに接触しかつ他方では糸端部受容位置への吸込みノズルの内方旋回時にも後に行われる吸込みノズルの外方旋回時にも、作業部の領域において接触ローラの前に設けられた変位兼挿通輪郭部と衝突しないように、形成されかつ吸込みノズルの下に配置されている。従って、シールエレメントの選択された構成及び配置形態によって、シールエレメントは、吸込みノズルが糸端部受容位置に位置決めされている場合に、常に問題なく確実に接触ローラに接触することができる。
請求項5記載の好適な実施態様では、旋回可能に支持されたシールエレメントは、ばね手段によって押圧され、一方では常に確実に接触ローラに接触し、かつ他方では旋回運動可能に支持されていて、吸込みノズルの内方旋回時もしくは外方旋回時に、必要に応じて、一時的に後方に向かって又は一時的に前方に向かって離反旋回できるようになっている。
択一的な実施態様では、旋回可能に支持されたシールエレメントは、請求項6記載のように、吸込みノズルが運転位置に位置決めされている場合に重力に基づいて接触ローラに接触するように形成されていてもよい。このような構成は、旋回可能なシールエレメントの支承形態の極めて安価な変化態様である。
同様に極めて安価でかつ好適な態様では、請求項7記載のように、遮蔽装置は、弾性的なシールエレメントとして形成されている。
吸込みノズルの下に配置されたこのような弾性的なシールエレメントが、請求項8記載の好適な態様におけるように、ゴムから製造されたシールリップとして形成されていると、一方では、吸込みノズルが糸端部受容位置に位置決めされている場合に、吸込みノズルと接触ローラとの間における空間を常に十分に閉鎖し、ひいては当該領域において下側の吸込み空気流の発生を確実に阻止するということを、簡単に保証することができ、かつ他方では、このような弾性的なシールリップによって、吸込みノズルの内方旋回及び外方旋回に対しても不都合な影響が作用しなくなる。
さらに請求項9記載の態様では、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業部は、所属の別体の遮蔽装置を備えた吸込みノズルを有している。このような別体の遮蔽装置は、好ましくは、必要な場合に吸込みノズルと接触ローラとの間に位置決め可能な可動に支持されたシールエレメントを有しており、このシールエレメントは、その運転位置において接触ローラに位置決めされて、同様に吸込みノズルの吸込み開口と接触ローラとの間における吸込み空気流の発生を確実に阻止する。
吸込みノズルの吸込み開口の下に位置決め可能な、遮蔽装置のシールエレメントによって、吸込みノズルの入口開口の領域において、全体として、綾巻きパッケージの繰出し方向とは逆向きの比較的強い吸込み空気流が得られ、この吸込み空気流は、綾巻きパッケージの表面に載っている糸端部に対して「剥離」のために好適に作用する。繰出し方向とは逆向きに方向付けられたこのような吸込み空気流は、上糸を綾巻きパッケージの表面から解離すること、並びに次いで吸込みノズル内に確実に吸い込めることを、確実に保証する。
すなわち、請求項9記載の遮蔽装置においても、吸込みノズル内に上から流入する吸込み空気流は、集中して強力になり、このことは、糸の解離及び糸端部の受容に対して好適に作用し、側部からの有利な吸込み空気流が生ぜしめられる。
既に述べたように、このような別体の遮蔽装置を使用することによって、吸込みノズルのエネルギ需要に関してもさらに利点が得られる。
請求項9に記載した別体の遮蔽装置の正確な構成に関しては、極めて多くの種々様々な実施形態が可能である。
遮蔽装置の可動に支持されたシールエレメントは、例えば制御可能な駆動装置を用いて、必要な場合に、吸込みノズルと接触ローラとの間に規定されて位置決め可能であってよい。このことに関連して重要なことは、単に、遮蔽装置のシールエレメントが一方では、通常の巻成運転中に、作業部の巻成運転が妨げられないように位置決め可能であり、他方では、吸込みノズルが糸受容位置に位置決めされている場合に、吸込みノズルの下において下側の吸込み空気流が形成されることを確実に阻止することができるポジションに、確実に位置しているということである。
本発明による遮蔽装置を有していて、吸込みノズルを備えた、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業部を概略的に示す側面図である。 下側の吸込み空気流の発生を阻止する、吸込みノズルに配置された遮蔽装置の第1の実施形態を拡大して示す図である。 下側の吸込み空気流の発生を阻止する、吸込みノズルに配置された遮蔽装置の第2の実施形態を拡大して示す図である。 下側の吸込み空気流の発生を阻止する遮蔽装置のさらに別の実施形態を拡大して示す図である。 従来技術による吸込みノズルにおいて開口領域で発生する吸込み空気流の状態を概略的に示す図である。
次に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1には、綾巻きパッケージを製造する繊維機械、図示の実施形態では自動綾巻きワインダ1の1つの作業部2が、概略的に側面図で示されている。
このような自動綾巻きワインダ1の作業部(巻取り部とも呼ぶ)2では、公知のように、ゆえに詳しくは述べないが、例えばリング精紡機において製造されかつ比較的僅かな糸材料しか有していない紡績コップ3が、大きな体積の綾巻きパッケージ5に巻き返される。綾巻きパッケージ5は、その製造後に、例えばいわゆる綾巻きパッケージ交換装置のような自動式に作動するサービスユニット(図示せず)を用いて、機械長さの綾巻きパッケージ搬送装置7に引き渡され、次いで、機械端部側に配置されたパッケージチャージステーション又はこれに類したものに搬送される。
このような自動綾巻きワインダ1は通常さらに、コップ・巻管搬送システム6として形成された補給装置(Logistikeinrichtung)を有している。このコップ・巻管搬送システム6においては、搬送皿11に載って紡績コップ3もしくは空管34が循環する。図1には、巻管搬送システム6のうち、単にコップ供給区間24、可逆式に駆動可能な貯え区間25、巻取り部2に通じる横搬送区間26及び巻管戻し区間27だけが示されている。
さらに自動綾巻きワインダ1の各作業部2は、バスライン29を介して自動綾巻きワインダ1の中央制御ユニット30に接続されている作業部計算機28と、このような作業部2の整然とした運転のために必要な種々様々な別の装置とを有している。自体公知のこのような装置のうちの1つが、例えば巻取り装置4である。このような巻取り装置4は、旋回軸12を中心にして可動に支持されているパッケージフレーム8を有している。図1に示すように、パッケージフレーム8に自由回転可能に保持された綾巻きパッケージ5は、巻成運転中、その表面で接触ローラ9に載置もしくは接触している。
このような接触ローラは、例えば図1に示すように、例えば電動機33によって駆動されるパッケージ駆動ローラ9であってよい。電動機33は例えば制御ライン35を介して、同様に作業部計算機28に接続されている。
しかしながら、パッケージフレーム8は、自体公知のように、直接、綾巻きパッケージ駆動装置を備えていてもよい。このような場合に、回転する綾巻きパッケージ5はいわゆる支持ローラに接触していて、この支持ローラを摩擦力によって駆動するようになっている。
パッケージ形成プロセス中に糸16を綾振りするために、糸綾振り装置10が設けられている。図1において単に略示されているこのような糸綾振り装置10は、例えばフィンガ糸ガイド13から成っており、このフィンガ糸ガイド13は、電動機である駆動装置14によって駆動されて、綾巻きパッケージ5に巻き上げられる糸16を、綾巻きパッケージ5の両端面の間において綾振りする。制御ライン15を介して、糸ガイド駆動装置14も作業部計算機28に接続されている。
もちろん、図示の実施形態に記載されたパッケージ駆動装置又は支持ローラ及び所属の糸綾振り装置の代わりに、いわゆる糸ガイドドラムを使用することも可能である。
このような実地において有用性が示されている、好ましくは個別電動機によって駆動される糸ガイドドラムは、パッケージ形成運転中に綾巻きパッケージ5を摩擦によって駆動し、かつこの際に同時に糸ガイド溝によって巻き上げられる糸を綾振りする。
図1に示した作業部2は、さらに糸継ぎ装置42、好ましくは空気力式の糸スプライシング装置、下糸を取り扱うグリッパ管43、並びに吸込みノズル17を有しており、この吸込みノズル17によって、綾巻きパッケージ5に巻き上げられた上糸を受容して、糸継ぎ装置42に挿入することができる。
吸込みノズル17はこの場合好ましくは、後で図2及び図3を参照して述べるように、吸込みノズル17の吸込み開口18の下に設けられた遮蔽装置19A;19Bを備えており、この遮蔽装置19A;19Bはそのシールエレメント22A;22Bで、吸込みノズル17が糸端部受容位置に位置決めされた場合に、吸込みノズル17と接触ローラ9との間に下側の吸込み空気流SLSuが発生することを阻止する。もし、このような吸込み空気流SLSuが発生すると、吸込み空気流SLSuは下から吸込みノズル17の吸込み開口18内に流入してしまう。
遮蔽装置の択一的な構成が、図4に示されている。図4に示した実施形態では、作業部2の領域において別体の遮蔽装置19Cが設けられており、この遮蔽装置19Cの可動に支持されたシールエレメント22Cは、必要な場合に、吸込みノズル17の吸込み開口18の下に位置させることができ、この位置に位置決めされると、同様に吸込み空気流SLSuの発生を阻止する。
図2に示すように、吸込みノズル17はその吸込みノズルヘッド31の領域に、遮蔽装置19Aを備えており、この遮蔽装置19Aは、可動に支持されたシールエレメント22Aを有している。
好ましくは汎用の固定エレメントを用いて吸込みノズルヘッド31の下側面20に固定されたシールエレメント22Aは、この場合例えばばねエレメント21によって押圧され、これによって吸込みノズル17の内方旋回又は外方旋回時にその糸受容位置に対して要求に応じて適切に変位できるようになっている。すなわち吸込みノズル17は、問題なく、接触ローラ9の前に配置された変位兼挿通輪郭部(Abweis- und Einfaedelkonturen)32を通過することができる。さらにばねエレメント21は、吸込みノズル17が糸受容位置に位置決めされている場合にシールエレメント22Aを、繰出し方向Rabにゆっくりと回転する接触ローラ9に常に確実に接触させるように働く。吸込みノズル17が糸受容位置に位置決めされている場合に、例えばパッケージ駆動ローラである接触ローラ9に接触しているシールエレメント22Aは、この場合、従来先行技術において通常であるように(これに対しては図5参照)、吸込みノズル17の下につまり吸込みノズルヘッド31と接触ローラ9との間に、下側の吸込み空気流SLSuが発生することを、確実に阻止する。この吸込み空気流SLSuは、既に述べたように、吸込みノズル17の吸込みノズルヘッド31の吸込み開口18の領域における流れ状況に不都合な影響を及ぼすことがある。
図2においてさらに示されているように、接触ローラ9に位置決めされたシールエレメント22Aによって、吸込みノズル17の内部において生じる吸込み空気流SLSは、比較的強い上側の吸込み空気流SLSoを生ぜしめる。繰出し方向AWにおいてゆっくりと回転する綾巻きパッケージ5の表面に沿って擦過する、このような吸込み空気流SLSoは、一方では、綾巻きパッケージ5の表面からの糸端部の剥離を促進し、かつ他方では、剥離された上糸を吸込みノズル17内に確実に吸い込むのに役立つ。吸込みノズル17内に吸い込まれた上糸は、次いで、下方に向かって旋回する吸込みノズル17によって、作業部固有の空気力式の糸継ぎ装置42に確実に引き渡される。
シールエレメント22Aを押圧する上に述べたばねエレメント21の代わりに、しかしながらまた基本的には、シールエレメント22Aを重力に基づいて方向付けることも可能である。すなわちこの場合、シールエレメント22Aは吸込みノズルヘッド31の下側面20に配置されていて、シールエレメント22Aの自由に可動の部分が、重力によって下方に向かって旋回し、吸込みノズル17が糸端部受容位置に位置決めされている場合に、接触ローラ9に接触するようになっている。
完全を期すため及びいらだちを回避するために、図2〜図4に関してさらに述べると、糸綾振り装置10のフィンガ糸ガイド13はそれぞれ安全位置において示されている。
この安全位置においてフィンガ糸ガイド13は、糸端部受容位置に内方旋回する吸込みノズル17との衝突を回避するために、それぞれ外側の終端位置に位置決めされている。
紡績運転中に、糸綾振り装置10のフィンガ糸ガイド13はもちろん、図1に示すように、変位兼挿通輪郭部32の上において作動し、巻き上げられる糸16を綾巻きパッケージ5の表面にわたって綾振りする。
図3に示された遮蔽装置19Bは、その機能において、上で図2を参照して述べた遮蔽装置19Aにほぼ相当している。
図3に示した実施形態において、遮蔽装置19Bは、同様に吸込みノズルヘッド31の下側面20に配置されている。しかしながらこの場合遮蔽装置19Bのシールエレメント22Bは、例えばゴム材料のような弾性材料から製造されている。
弾性的なシールエレメント22Bもまた、既に遮蔽装置19Aとの関連において述べたように、吸込みノズル17の内方旋回又は外方旋回時に、接触ローラ9の前に取り付けられた変位兼挿通輪郭部32を問題なく回避することができる。
図3に示すように、糸受容位置に位置決めされた吸込みノズル17では、接触ローラ9に接触している弾性的なシールエレメント22Bは、確実に、吸込みノズル17の下において下側の吸込み空気流SLSuが生じ得ないようにするために働く。すなわち、図3に示した遮蔽装置19Bもその弾性的なシールエレメント22Bで、確実に、負圧を供給される吸込みノズル17の内部における吸込み空気流SLSが、下側の吸込み空気流SLSuを生ぜしめずに、比較的強い上側の吸込み空気流SLSoが発生するように働き、この上側の吸込み空気流SLSoは、糸受容時に、既に述べた利点を有している。
図4に略示した択一的な遮蔽装置19Cは、別個に配置されたシールエレメント22Cを有しており、このシールエレメント22Cは、必要な場合には、例えば駆動装置23によって吸込みノズル17の下に位置決めすることができ、これによって吸込みノズル17と接触ローラ9との間において下側の吸込み空気流SLSuの発生が確実に阻止される。
図4において単に略示された遮蔽装置19Cの正確な実施形態に関しては、部分的にまったく異なっている多くの実施形態を示すことができる。
別体のシールエレメント22Cは例えば、駆動装置23によって上から接触ローラ9における作業位置に押し込むことが可能である。しかしながらまた、シールエレメント22Cを駆動装置23によって必要に応じて内方旋回させるような構成も可能である。
例えば、シールエレメント22Cを2部分から形成するような構成も可能である。このような場合、両方の個別エレメントはそれぞれ側方から接触ローラ9における作業位置へと内方旋回することができる。
1つの別体のシールエレメント22Cを備えた遮蔽装置19Cの、図4に示した実施形態は、このような遮蔽装置がどのように正確に構成されているかを最終的に明示するものではなく、この場合に重要なことは単に、遮蔽装置19Cのシールエレメント22Cを巻成運転中に、巻成運転に対してまったく不都合な影響が及ぼされないように、位置決めできることであり、かつシールエレメント22Cの運転位置において、下側の吸込み空気流SLSuの発生が確実に回避されるように、シールエレメント22Cを糸端部受容時に位置決めできることを保証することである。
1 綾巻きオートワインダ、 2 作業部、 3 紡績コップ、 5 綾巻きパッケージ、 6 コップ・巻管搬送システム、 7 綾巻きパッケージ搬送装置、 8 パッケージフレーム、 9 接触ローラ、パッケージ駆動ローラ、 10 糸綾振り装置、 11 搬送皿、 13 フィンガ糸ガイド、 14 糸ガイド駆動装置、 15 制御ライン、 16 糸、 17 吸込みノズル、 18 吸込み開口、 19A,19B,19C 遮蔽装置、 20 下側面、 21 ばねエレメント、 22A,22B,22C シールエレメント、 24 コップ供給区間、 25 貯え区間、 26 横搬送区間、 27 巻管戻し区間、 28 作業部計算機、 30 中央制御ユニット、 31 吸込みノズルヘッド、 32 変位兼挿通輪郭部、 33 電動機、 34 空管、 35 制御ライン、 42 糸継ぎ装置、 43 グリッパ管

Claims (7)

  1. 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業部であって、負圧を供給可能でかつ旋回可能に支持された吸込みノズルが設けられ、吸込みノズルヘッドにおける吸込み開口が、綾巻きパッケージに巻き上げられる糸端部を受容するために、パッケージフレームに回転可能に保持された綾巻きパッケージの表面の領域に位置決めされるようになっている、作業部において、
    遮蔽装置(19A,19B,19C)が設けられており、該遮蔽装置(19A,19B,19C)は、前記吸込みノズル(17)の運転位置において該吸込みノズル(17)の前記吸込み開口(18)と接触ローラ(9)との間に、空気を吸い込む前記吸込み開口(18)に向かう、前記吸込みノズル(17)の下側面に沿った空気の流入を阻止するために、配置されており、
    前記遮蔽装置(19A,19B)は前記吸込みノズルヘッド(31)の下側面(20)に設置されていて、前記吸込みノズル(17)が糸受容位置に位置決めされている場合に、前記遮蔽装置(19A,19B)のシールエレメント(22)が、前記吸込みノズル(17)の下に配置された接触ローラ(9)と適合するようになっており、
    前記遮蔽装置(19A)は、旋回可能に支持されたシールエレメント(22A)として形成されていることを特徴とする、作業部。
  2. 前記遮蔽装置(19A,19B,19C)は、前記吸込みノズル(17)が糸受容位置に位置決めされている場合に、接触ローラ(9)に接触している、請求項1記載の作業部。
  3. 旋回可能に支持された前記シールエレメント(22A)は、ばね手段(21)によって押圧されている、請求項1又は2記載の作業部。
  4. 旋回可能に支持された前記シールエレメント(22A)は、前記吸込みノズル(17)が運転位置に位置決めされている場合に重力に基づいて前記接触ローラ(9)に接触するように形成されている、請求項1又は2記載の作業部。
  5. 前記遮蔽装置(19B)は、弾性的なシールエレメント(22B)として形成されている、請求項1又は2記載の作業部。
  6. 前記弾性的なシールエレメント(22B)は、ゴムから製造されたシールリップとして形成されている、請求項記載の作業部。
  7. 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業部であって、負圧を供給可能でかつ旋回可能に支持された吸込みノズルが設けられ、吸込みノズルヘッドにおける吸込み開口が、綾巻きパッケージに巻き上げられる糸端部を受容するために、パッケージフレームに回転可能に保持された綾巻きパッケージの表面の領域に位置決めされるようになっている、作業部において、
    遮蔽装置(19A,19B,19C)が設けられており、該遮蔽装置(19A,19B,19C)は、前記吸込みノズル(17)の運転位置において該吸込みノズル(17)の前記吸込み開口(18)と接触ローラ(9)との間に、空気を吸い込む前記吸込み開口(18)に向かう、前記吸込みノズル(17)の下側面に沿った空気の流入を阻止するために、配置されており、
    前記遮蔽装置(19C)はシールエレメント(22C)を有しており、該シールエレメント(22C)は、綾巻きパッケージを製造する前記繊維機械(1)の前記作業部(2)の領域に可動に支持されていて、必要な場合に前記吸込みノズル(17)の吸込み開口(18)の下において、前記接触ローラ(9)に接触するように位置決め可能であることを特徴とする、作業部。
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