JP2016210618A - テークアップパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット - Google Patents

テークアップパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2016210618A
JP2016210618A JP2016090627A JP2016090627A JP2016210618A JP 2016210618 A JP2016210618 A JP 2016210618A JP 2016090627 A JP2016090627 A JP 2016090627A JP 2016090627 A JP2016090627 A JP 2016090627A JP 2016210618 A JP2016210618 A JP 2016210618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
package
take
suction device
thin plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2016090627A
Other languages
English (en)
Inventor
バルドゥーイン マックス
Balduin Max
バルドゥーイン マックス
ホルト ウテ
Ute Holt
ホルト ウテ
マルクス アレクサンダー
Alexander Marx
マルクス アレクサンダー
ライマン ミヒャエル
Michael Reimann
ライマン ミヒャエル
シェルター デトレフ
Detlef Schelter
シェルター デトレフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saurer Spinning Solutions GmbH and Co KG
Original Assignee
Saurer Germany GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saurer Germany GmbH and Co KG filed Critical Saurer Germany GmbH and Co KG
Publication of JP2016210618A publication Critical patent/JP2016210618A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/08Automatic end-finding and material-interconnecting arrangements
    • B65H67/081Automatic end-finding and material-interconnecting arrangements acting after interruption of the winding process, e.g. yarn breakage, yarn cut or package replacement
    • B65H67/085Automatic end-finding and material-interconnecting arrangements acting after interruption of the winding process, e.g. yarn breakage, yarn cut or package replacement end-finding at the take-up package, e.g. by suction and reverse package rotation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/70Other constructional features of yarn-winding machines
    • B65H54/72Framework; Casings; Coverings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H57/00Guides for filamentary materials; Supports therefor
    • B65H57/12Tubes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Abstract

【課題】テークアップパッケージからの上糸の取り込みが最適化される糸吸い込み装置。
【解決手段】テークアップパッケージ5を製造する繊維機械の糸吸込み装置21であって、この糸吸込み装置21が、巻取り装置4の領域に位置不変に配置されていて、成形金属薄板22と、可動に支承された下側の成形金属薄板23とを有しており、この下側の成形金属薄板23が、ローラ34を巡るように旋回可能であり、これによって、テークアップパッケージ5の表面の領域における上糸を取り込むために、上側の成形金属薄板22と下側の成形金属薄板23とが、相互間に、負圧を作用させることができるサクションノズル輪郭部を形成するようになっており、上側の成形金属薄板22が、テークアップパッケージ5に面した案内輪郭部27を有している糸吸込み装置に関する。案内輪郭部27が少なくとも前方の縁部および/または面が構造部を有しているように形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、テークアップパッケージを製造する繊維機械の糸吸込み装置であって、この糸吸込み装置が、巻取り装置の領域に位置不変に配置されていて、上側の成形金属薄板と、可動に支承された下側の成形金属薄板とを有しており、この下側の成形金属薄板が、ローラを巡るように旋回可能であり、これによって、テークアップパッケージの表面の領域における上糸を取り込むために、上側の成形金属薄板と下側の成形金属薄板とが、相互間に、負圧を作用させることができるサクションノズル輪郭部を形成するようになっており、上側の成形金属薄板が、テークアップパッケージに面した案内輪郭部を有している糸吸込み装置に関する。
テークアップパッケージを製造する繊維機械の運転に関しては、巻取り中断の場合に、たとえば糸裂断時にまたはコントロールされたクリヤラ切断時に、該当する作業ユニットの作業ユニットコンピュータを介して作業ユニット固有の糸スプライシング装置を作動させることが一般的である。
このためには、上糸の糸端が、たとえば綾巻きパッケージとして形成されたテークアップパッケージの表面から取り込まれて、たとえば巻取り機の糸スプライシング装置に移送され、次いで、この糸スプライシング装置で上糸が下糸に継がれなければならない。
これは、作業ユニットにおいて、たとえば1回の糸裂断後に運転を自動的に継続させることができるようにするために、テークアップパッケージから連れ戻される上糸だけでなく、たとえば給糸ボビンから到来する下糸も常に必要となることを意味している。
未公開の独国特許出願番号第102014009203.8号明細書には、糸経路を取り囲む糸案内通路が記載されている。この糸案内通路は、給糸ボビンの解舒位置と作業ユニットの巻取り装置との間に延在している。
下糸を捕捉するために、糸案内通路の下側の端部は解舒補助装置を有している。この解舒補助装置は、たとえば鉛直に移動可能に支承された基部を有している。この基部は給糸ボビンに被さるように降下可能である。
同明細書によれば、上糸を捕捉するための糸吸込み装置は、巻取り装置の領域に位置不変に配置された装置である。この装置は、共に可動に支承された上側・下側の旋回金属薄板を有している。上側の旋回金属薄板は、付加的に、以下で案内輪郭部と呼ぶ前縁部を備えて形成されている。両旋回金属薄板は、それぞれローラを巡るように旋回することができ、これによって、両旋回金属薄板の間に、テークアップパッケージの表面の領域における上糸を捕捉するサクションノズル輪郭部が形成される。
さらに、糸案内通路には、必要な場合に負圧を作用させることができる。その際には、流れ方向が明確に設定可能となり、これによって、1回の巻取り中断後に糸端を糸スプライシング装置に移送することができる。
しかしながら、この公知の糸吸込み装置では、テークアップパッケージの表面から上糸を取り込む際に時折困難が生じてしまう。この困難は、特に上糸の捕捉のために、テークアップパッケージが摩擦によって巻き方向と逆方向に回動させられ、これによって、糸端がテークアップパッケージの表面内に「押し込まれて(eingebuegelt)」しまう場合に生じる。
前述した先行技術から出発して、本発明の課題は、テークアップパッケージからの上糸の取込みが最適化されるように形成された糸吸込み装置を開発することである。
この課題は、本発明によれば、請求項1の特徴部に記載の特徴によって解決される。
本発明の有利な態様は、従属請求項の対象である。
前述した課題を解決するために、請求項1によれば、糸吸込み装置の案内輪郭部が、この案内輪郭部の少なくとも前方の縁部および/または面が構造部を有しているように形成されている。
案内輪郭部のこの構造化に基づき、空気速度分布内に、目的に適った所望の渦流/乱流が発生させられる。この渦流/乱流に基づき高い周波数で変調された空気力によって、テークアップパッケージの糸巻取り方向に対して横方向への付加的な力成分が形成される。
案内輪郭部の表面障害物によって、上側の成形金属薄板の背後で規定の領域に、テークアップパッケージに巻き上げられた上糸に対する有利な剥離域が形成される。旋回輪郭部の境界層へのエネルギの供給によって、有効な空隙が増加させられる。なぜならば、境界層がより小さくなるからである。
テークアップパッケージの表面に対する空気のより乱れた速度分布ひいては不均質な速度分布の結果、テークアップパッケージの表面における空気流速を全体的に有利に増加させることが達成される。
この空気案内によって、巻き上げられ、場合により「押し込まれて」しまった糸端をテークアップパッケージから最終的により良好に解離すると共に連行することができる空気流れが、テークアップパッケージの表面に生じる。
いま、テークアップパッケージの表面に、糸捕捉のための最適な条件が与えられていることによって、上糸が捕捉されるまでに必要となる試みが全体的により少なくて済む。したがって、繊維機械全体の生産性が向上させられ、効率が改善され、最終的には、総合的に考えて、負圧要求にもプラスの影響が与えられる。
本発明の範囲内では、構造化の種々異なる変化態様が可能である。たとえば、専ら案内輪郭部の前方の縁部が本発明により形作られていてよい。この場合には、案内輪郭部の前方の縁部だけを構造化するかまたは案内輪郭部の複数の縁部を構造化することも同じく可能である。しかしながら、案内輪郭部の面だけが本発明により構造化されていてもよい。さらに、両構造化が互いに組み合わされてもよい。つまり、1つの相応の案内輪郭部が、縁部の構造化部だけでなく、面の構造化部も有していてよい。
また、本願の範囲内では、構造部が、均一にまたは不均一に形成されていてもよい。
請求項2に記載の好適な態様では、案内輪郭部の少なくとも前方の縁部の構造部が、ギザ歯によって形成されている。
請求項3に記載したように、1つの択一的な態様では、案内輪郭部の少なくとも前方の縁部の構造部が、波形部によって形成されている。
剥離域に乱流/渦流を発生させるために、縁構造化部は、尖ったギザ歯および/または丸み付けられた波形部によって達成されてよい。
本発明の別の態様では、請求項4によれば、面の構造部が、パーフォレーションによって形成される。
案内輪郭部面を孔抜きすることによって、同じく空気流れ内に渦流が生じる。
面のパーフォレーションが縁構造化部に組み合わされて利用されると、こうして、案内輪郭部の構造化された縁部の作用を一層強化させることができ、乱流強度が増加する。
本発明を、図面に示した実施の形態に基づき以下に説明する。
糸案内通路と糸吸込み装置とを備えた、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットを概略的に示す図である。 上糸の糸端を取り込む間の糸吸込み装置を側面図で一部断面して示す図である。 糸吸込み装置の本発明による案内輪郭部を示す図である。 糸吸込み装置の本発明による択一的な案内輪郭部を示す図である。
図1には、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット1が斜視図で示してある。この作業ユニット1は、巻取り装置4の領域で糸案内通路6の端側に配置された本発明に係る糸吸込み装置21を備えている。
全般的に公知であるように、綾巻きパッケージを製造する前述のような繊維機械、たとえば自動綾巻きワインダは、通常、前述のような多数の同一の作業ユニット1を有している。これらの作業ユニット1では、給糸ボビン2、つまり、一般的にリング精紡機で生産され、比較的少ない糸材料しか有していない紡績コップが、大きな体積のテークアップパッケージ5、一般的に綾巻きパッケージに巻き返される。
次いで、完成したテークアップパッケージ5は、同じく公知であるように、自動的に作業するサービスユニット、たとえば、いわゆる「綾巻きパッケージ交換器」によって、機械長さの綾巻きパッケージ搬送装置に引き渡され、機械端側に配置されたパッケージ移載ステーションまたはこれに類するものに搬送される。
図示のように、供給された給糸ボビン2は、作業ユニット1の領域でそれぞれ解舒位置ASに位置決めされ、この解舒位置ASでテークアップパッケージ5に巻き返される。
この目的のために、個々の作業ユニット1は、種々異なる糸監視/処理装置を有している。これらの糸監視/処理装置は、巻返し過程の間に給糸ボビン2の糸29の糸欠点を監視し、糸29をテークアップパッケージ5に巻き上げる前に、検知した糸欠点を完全除去することを保証している。
前述のような自動綾巻きワインダの作業ユニット1は、たとえば、巻取り装置4と、好ましくは空圧式に作業する糸スプライシング装置の形態の糸継ぎ装置8と、糸テンサ9と、糸クリヤラ10と、糸張力センサ35とを有している。選択的には、前述のような作業ユニット1は、さらに、ワキシング装置(図示せず)を備えていてよい。
作業ユニット1の巻取り装置4は、それぞれ、旋回軸線30を中心として可動に支承されたパッケージフレーム11と、綾巻きパッケージ駆動装置とを有している。
図示の実施の形態では、この綾巻きパッケージ駆動装置が、ローラ34、好ましくは糸ガイドドラムとして形成されている。このローラ34は、テークアップパッケージ5を摩擦接続的に回転させると同時に、このテークアップパッケージ5に向かって走行する糸29を往復運動させるために働く。
ローラ34は、本実施の形態では、制御可能な駆動装置37に接続されている。すなわち、この駆動装置37は、ローラ34をその回転軸線24を中心として整然と回転させる。
図1に示した実施の形態によれば、解舒位置ASに位置決めされた給糸ボビン2と、巻取り装置4との間に、糸走路を取り囲む糸案内通路6が延在している。この糸案内通路6には、必要な場合に規定されて、たとえば機械固有の負圧システムの負圧を作用させることができる。
糸案内通路6は、入口側に、たとえば伸縮可能に形成されたサクション基部19の形態の解舒補助装置3を備えている。すなわち、サクション基部19は、双方向矢印36により概略的に図示したにすぎない駆動装置によって鉛直な方向に移動可能に支承されていて、必要な場合に、たとえば下糸の糸端を取り込むために、少なくとも部分的に給糸ボビン2に被さるように降下させることができる。
糸案内通路6は、糸走行方向Fで見て、サクション基部19のあとに、糸テンサ9のための取付け区分33と、この取付け区分33に続いて、糸継ぎ装置8のための比較的大きな取付けハウジング18とを有している。
さらに、糸案内通路6は、取付け区分32,31を備えている。この取付け区分32,31は、糸走行方向Fで見て、取付けハウジング18のあとに配置されている。取付け区分32には、糸クリヤラ10が据え付けられていて、取付け区分31には、糸張力センサ35が据え付けられている。
この領域では、糸案内通路6に、ワキシング装置のための取付けハウジング(図示せず)が組み込まれていてもよい。
出口側には、糸案内通路6が、本発明に係る糸吸込み装置21を有している。この糸吸込み装置21において、本実施の形態では、上側の成形金属薄板22が上側の旋回金属薄板として形成されている。この形態では、糸吸込み装置21が、規定されて制御可能な上側の成形金属薄板22と、規定されて制御可能な下側の成形金属薄板23とを有している。
より見やすくするという理由から図1に示していない下側の成形金属薄板23は、アクチュエータ39によって旋回可能である。このアクチュエータ39は、好ましくはステッピングモータとして形成されていて、支承装置38に取り付けられている。
上側の成形金属薄板22は、好ましくは同じくステッピングモータとして形成された相応のアクチュエータ(図示せず)によって位置決め可能である。
図1でさらに明らかなように、糸吸込み装置21は、開口26を介して糸案内通路6に接続されている。
この糸案内通路6自体は、糸吸込み装置21の下側において、サクション空気管片14が接続された吸込み開口28を介して、繊維機械の機械長さのサクション空気通路17に接続されている。
サクション空気管片14と、糸継ぎ装置8の取付けハウジング18をサクション空気通路17に接続するサクション空気管片12,13とには、たとえばシャッタディスク15を介して、必要な場合に負圧を作用させることができる。
すなわち、回転可能に支承されたシャッタディスク15は、規定通りに位置決め可能な複数の吸込み開口16を有している。これらの吸込み開口16は、シャッタディスク15の位置に応じて、複数のサクション空気管片12,13,14のうちの1つまたはそれ以上のサクション空気管片を空圧的に一貫してサクション空気通路17に接続するために働く。
図2には、上糸の糸端を取り込む間の作業ユニット1の巻取り装置4が側面図で示してある。
糸吸込み装置21により取り囲まれたローラ34には、綾巻きパッケージとして形成されていて、パッケージフレーム11に回転可能に支承されたテークアップパッケージ5が載置されている。このテークアップパッケージ5は、ローラ34によってゆっくりと方向Rに、すなわち、通常の巻き方向と逆方向に摩擦接続的に回転させられる。
明らかなように、ローラ34によりゆっくりと繰出し方向Rに回転するテークアップパッケージ5の表面の領域には、上側の成形金属薄板22が案内輪郭部27でもって位置決めされていて、下側の成形金属薄板23がその前縁部でもって位置決めされている。
上側の成形金属薄板22の駆動が、矢印20’によってシンボリックに図示してあるのに対して、下側の成形金属薄板23のための駆動は、矢印39’によって図示してある。すでに前述したように、好ましくは、上側の成形金属薄板22の駆動装置(図示せず)も下側の成形金属薄板23の駆動装置39もステッピングモータとして形成されている。
この運転状態で、たとえば吸込み管片13とシャッタディスク15とを介して機械長さのサクション空気通路17に接続された糸案内通路6は、さらに、この糸案内通路6の、図1に示した下側の開口25の領域において、相応の装置によって閉鎖されている。
このような状況では、糸案内通路6内に、通常の糸走行方向と逆方向に向けられた負圧流れ7が生じる。この負圧流れ7によって、上糸の糸端が、テークアップパッケージ5の表面から上側の成形金属薄板22と下側の成形金属薄板23との間に取り込まれ、糸案内通路6を介して糸継ぎ装置8の領域に確実に移送され、そこで、この糸継ぎ装置8内に挿入される。
図3には、上糸の糸端を取り込む間の糸吸込み装置21の斜視的な拡大図が示してある。
案内輪郭部27がギザ歯を備えて形成されているので、上糸の取込みのために、案内輪郭部27がテークアップパッケージ5の表面の直ぐ近くに位置すると、案内輪郭部27の背後で空気流れ内に乱流が生じ、これによって、テークアップパッケージ5の表面に対する空気流速が全体的に増加する。より高い流速によって、テークアップパッケージ5に巻き取られた糸29をより容易に捕捉することができ、糸継ぎ装置8に搬送することができる。
図4には、案内輪郭部27の面がパーフォレーションを備えている別の好適な実施の形態が示してある。

Claims (4)

  1. テークアップパッケージ(5)を製造する繊維機械の糸吸込み装置(21)であって、該糸吸込み装置(21)は、巻取り装置(4)の領域に位置不変に配置されていて、上側の成形金属薄板(22)と、可動に支承された下側の成形金属薄板(23)とを有しており、該下側の成形金属薄板(23)は、ローラ(34)を巡るように旋回可能であり、これによって、前記テークアップパッケージ(5)の表面の領域における上糸を取り込むために、前記上側の成形金属薄板(22)と前記下側の成形金属薄板(23)とが、相互間に、負圧を作用させることができるサクションノズル輪郭部を形成するようになっており、前記上側の成形金属薄板(22)は、前記テークアップパッケージ(5)に面した案内輪郭部(27)を有している糸吸込み装置において、
    前記案内輪郭部(27)は、該案内輪郭部(27)の少なくとも前方の縁部および/または面が構造部を有しているように形成されていることを特徴とする、テークアップパッケージを製造する繊維機械の糸吸込み装置。
  2. 前記案内輪郭部(27)の前記少なくとも前方の縁部の前記構造部は、ギザ歯によって形成されている、請求項1記載の糸吸込み装置。
  3. 前記案内輪郭部(27)の前記少なくとも前方の縁部の前記構造部は、波形部によって形成されている、請求項1記載の糸吸込み装置。
  4. 前記案内輪郭部(27)の前記面の前記構造部は、パーフォレーションによって形成されている、請求項1記載の糸吸込み装置。
JP2016090627A 2015-04-28 2016-04-28 テークアップパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット Ceased JP2016210618A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102015005393.0 2015-04-28
DE102015005393.0A DE102015005393A1 (de) 2015-04-28 2015-04-28 Arbeitsstelle einer Auflaufspulen herstellenden Textilmaschine

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016210618A true JP2016210618A (ja) 2016-12-15

Family

ID=57135682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016090627A Ceased JP2016210618A (ja) 2015-04-28 2016-04-28 テークアップパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2016210618A (ja)
DE (1) DE102015005393A1 (ja)
IT (1) ITUA20162907A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017122851A1 (de) * 2017-10-02 2019-04-04 Maschinenfabrik Rieter Ag Vorrichtung zum Ansetzen eines Fadens an einer Arbeitsstelle einer Textilmaschine mit einer Saugdüse und mit einem Zubringerorgan
DE102018125622A1 (de) * 2018-10-16 2020-04-16 Saurer Spinning Solutions Gmbh & Co. Kg Verfahren zum Betreiben einer Spulvorrichtung

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2857113A (en) * 1953-11-03 1958-10-21 Reiners Walter Dr Ing Suction nozzle for catching thread ends
IT1229739B (it) * 1989-05-16 1991-09-07 Savio Spa Procedimento per la realizzazione di pettini da applicare a bocchette aspiranti per la captazione del bandolo di filati avvolti in confezione e pettini perfezionati cosi' ottenuti.
DE102006039735A1 (de) * 2006-08-24 2008-02-28 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Saugdüse für eine Arbeitsstelle einer Kreuzspulen herstellenden Textilmaschine
DE102011114765A1 (de) * 2011-10-01 2013-04-04 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Kammleiste für eine Saugdüse einer Arbeitsstelle einer Kreuzspulen herstellenden Textilmaschine
DE102014009203A1 (de) 2014-06-20 2015-12-24 Saurer Germany Gmbh & Co. Kg Arbeitsstelle einer Kreuzspulen herstellenden Textilmaschine

Also Published As

Publication number Publication date
ITUA20162907A1 (it) 2017-10-07
DE102015005393A1 (de) 2016-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5557002B2 (ja) 糸巻取機
JP5545593B2 (ja) 糸巻取機
JP6895774B2 (ja) 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット用の糸スプライシング装置
JP2016008144A (ja) 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業部
JP6296773B2 (ja) 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業部用の巻取り装置
JP4277227B2 (ja) 自動ワインダーにおける巻取パッケージの口出し方法及び自動ワインダー
JP4147432B2 (ja) 糸端引出し装置
JP2012218922A (ja) 糸巻取機及び糸引き出し方法
JP2010047360A (ja) 繊維機械
JP2016016957A (ja) 糸巻取機及び糸巻取方法
JP2016210618A (ja) テークアップパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット
EP2749516B1 (en) Yarn guiding-out device and yarn winding machine
EP2484618B1 (en) Yarn winder
JP2016210619A (ja) テークアップパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット
JP2016016958A (ja) 糸巻取機及び糸巻取方法
EP2749515A2 (en) Yarn pooling device and spinning unit
JP2010077577A (ja) 繊維機械及びシャッター弁
JP7030609B2 (ja) 巻取装置におけるボビン交換をサポートするための補助装置
JP4180565B2 (ja) テクスチャード加工機械
JP2016016959A (ja) 糸巻取機及び糸巻取方法
EP3025996B1 (en) Yarn winding machine with a yarn joining device, and yarn joining method
JP2014009052A (ja) 繊維機械
EP3312116B1 (en) Yarn winding device and package rotation stopping method
CN111056374B (zh) 卷绕装置的运行方法
EP3095742A1 (en) Yarn winding machine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200415

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200729

A045 Written measure of dismissal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20201222